(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023131380
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】旋動式破砕機および旋動式破砕機用の補修部品
(51)【国際特許分類】
B02C 2/04 20060101AFI20230914BHJP
【FI】
B02C2/04 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022036102
(22)【出願日】2022-03-09
(71)【出願人】
【識別番号】000142595
【氏名又は名称】株式会社栗本鐵工所
(74)【代理人】
【識別番号】100130513
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 直也
(74)【代理人】
【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二
(74)【代理人】
【識別番号】100130177
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 弥一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100187827
【弁理士】
【氏名又は名称】赤塚 雅則
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 智
【テーマコード(参考)】
4D063
【Fターム(参考)】
4D063BB06
4D063BB17
4D063GA07
4D063GB02
4D063GC05
4D063GC25
4D063GC27
4D063GD02
4D063GD12
(57)【要約】
【課題】摺動部分の摩耗時の交換や補修を簡便にかつ低コストで行うことが可能な旋動式破砕機を提供する。
【解決手段】表面にバウルライナ4が形成された筒状のバウル5と、垂直方向の軸心周りに回転する回転軸13に対し傾斜した状態で回転する主軸17と、主軸17によって揺動回転するように設けられ、バウルライナ4と対向する表面にマントル7が形成されたマントルコア19と、底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部27が形成され、マントルコア19の下側に設けられる摺動部材23と、摺動部材23の球面部27を下側から摺動可能に支持するスラスト部28と、を有する構成とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面にバウルライナ(4)が形成された筒状のバウル(5)と、
垂直方向の軸心周りに回転する回転軸(13)に対し傾斜した状態で回転する主軸(17)と、
前記主軸(17)によって揺動回転するように設けられ、前記バウルライナ(4)と対向する表面にマントル(7)が形成されたマントルコア(19)と、
底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部(27)が形成され、前記マントルコア(19)の下側に設けられる摺動部材(23)と、
前記摺動部材(23)の前記球面部(27)を下側から摺動可能に支持するスラスト部(28)と、
を有する旋動式破砕機。
【請求項2】
前記摺動部材(23)が、前記マントルコア(19)の下面に固定される固定部(24)と、前記固定部(24)の下側に設けられ、当該固定部(24)に対して周方向に相対回転可能な摺動部(25)と、を有し、前記球面部(27)が前記摺動部(25)の底面に形成されている請求項1に記載の旋動式破砕機。
【請求項3】
前記マントルコア(19)の下面に平坦部(20)が形成されており、前記摺動部材(23)が前記平坦部(20)に臨むように設けられている請求項1または2に記載の旋動式破砕機。
【請求項4】
前記マントルコア(19)の下面の前記摺動部材(23)および前記スラスト部(28)の外周側に、前記マントルコア(19)に対して着脱可能なオイルフェンス(31)を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の旋動式破砕機。
【請求項5】
底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部(27)が形成され、マントルコア(19)の下側に設けられる摺動部材(23)と、
前記摺動部材(23)の前記球面部(27)を下側から摺動可能に支持するスラスト部(28)と、
を有する旋動式破砕機用の補修部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、旋動式破砕機および旋動式破砕機用の補修部品に関する。
【背景技術】
【0002】
ジョークラッシャなどの破砕機によって一次破砕された被砕物を所望の粒径とするためにさらに細かく破砕(二次、三次、四次破砕)する際に、旋動式破砕機(コーンクラッシャ)が用いられることがある。この旋動式破砕機は、例えば下記特許文献1に示すように、旋動するマントルコア8の表面に設けられたマントル9とバウル21の表面に設けられたバウルライナ10との間に一次破砕された被砕物を噛み込ませることによって、さらに細かく破砕する。
【0003】
このタイプの旋動式破砕機においては、バウルライナ10と旋動運動するマントル9との間で出口隙間を円周上に沿って連続的に変化させることによって破砕を行っている。すなわち、出口隙間が最小となる部分で破砕を行い、周方向に対向する出口隙間が最大となる部分から被砕物Pが破砕された破砕物の排出が行われる。破砕物の粒径は、マントル9とバウルライナ10との間の間隔を変えることによって調整される。
【0004】
マントルコア8の底面部(クラッシングヘッド)は、下向きに突出した半球状となっている。この底面部は、フレーム1(下部フレーム3)の上面に設けられたスラストシート16に回転摺動自在に支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に係る旋動式破砕機においては、マントルコア8の底面部とスラストシート16が回転摺動することによりこの底面部が次第に摩耗するため、マントルコア8の交換や補修が必要となる。ところが、このマントルコア8は大型の部材であるため取扱いが難しく、しかも、その大型の部材の底面に半球状の加工を行うのは難易度が高くコスト高になる問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、旋動式破砕機の摺動部分の摩耗時の交換や補修を簡便にかつ低コストで行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、本発明においては、
表面にバウルライナが形成された筒状のバウルと、
垂直方向の軸心周りに回転する回転軸に対し傾斜した状態で回転する主軸と、
前記主軸によって揺動回転するように設けられ、前記バウルライナと対向する表面にマントルが形成されたマントルコアと、
底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部が形成され、前記マントルコアの下側に設けられる摺動部材と、
前記摺動部材の前記球面部を下側から摺動可能に支持するスラスト部と、
を有する旋動式破砕機を構成した。
【0009】
このようにすると、摩耗が生じたときに大型のマントルコアの代わりに相対的に小型の摺動部材のみ交換や補修をすればよいため、その作業を簡便にかつ低コストで行うことができる。
【0010】
前記構成においては、
前記摺動部材が、前記マントルコアの下面に固定される固定部と、前記固定部の下側に設けられ、当該固定部に対して周方向に相対回転可能な摺動部と、を有し、前記球面部が前記摺動部の底面に形成されているのが好ましい。
【0011】
このようにすると、摩耗が生じる摺動部をマントルコアに固定する必要がないため、交換や補修のための作業をスムーズに行うことができる。
【0012】
前記各構成においては、
前記マントルコアの下面に平坦部が形成されており、前記摺動部材が前記平坦部に臨むように設けられているのが好ましい。
【0013】
このようにすると、平坦に加工されたマントルコアの下面に摺動部材を取り付ければよいため、底面が球面状の場合と比較してその取付作業をスムーズに行うことができる。
【0014】
前記各構成においては、
前記マントルコアの下面の前記摺動部材および前記スラスト部の外周側に、前記マントルコアに対して着脱可能なオイルフェンスを有するのが好ましい。
【0015】
このようにすると、マントルコアの下面とオイルフェンスが摺動しないため、摩耗に伴うオイルフェンスの交換頻度を減らすことができる。また、装着された状態のオイルフェンスを一旦取り外すことによって、その内周側に設けられた摺動部材およびスラスト部の交換や補修のための作業をスムーズに行うことができる。
【0016】
また、上記の課題を解決するため、本発明においては、
底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部が形成され、マントルコアの下側に設けられる摺動部材と、
前記摺動部材の前記球面部を下側から摺動可能に支持するスラスト部と、
を有する旋動式破砕機用の補修部材を構成した。
【0017】
このようにすると、摩耗が生じたマントルコアの補修作業をスムーズに行うことができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明では、大型のマントルコアの下面に球面部を形成する代わりに、相対的に小型の摺動部材に球面部を形成し、この球面部が摩耗したときに摺動部材のみを交換または補修すればよい構成としたので、旋動式破砕機の摺動部分の摩耗時の交換や補修を簡便にかつ低コストで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明に係る旋動式破砕機の一実施形態を示す断面図
【
図3】
図2に示す旋動式破砕機の要部の第一変形例を示す断面図
【
図4】
図2に示す旋動式破砕機の要部の第二変形例を示す断面図
【
図5】
図2に示す旋動式破砕機の要部の第三変形例を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明に係る旋動式破砕機(コーンクラッシャ)の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す旋動式破砕機は、上部フレーム2と下部フレーム3から構成される機体フレーム1を備えている。
【0021】
上部フレーム2の内側には、内側表面に破砕用のバウルライナ4が形成された円筒状のバウル5が設けられている。上部フレーム2とバウル5の間には、その周方向の全周に亘る環状の油圧シリンダ6が設けられている。この油圧シリンダ6は、上部油圧室6aと下部油圧室6bを有する複動形である。両油圧室6a、6bに作動油を給排することによってバウル5を上下動させて、バウルライナ4と後述するマントル7との間の隙間sの大きさを調節することができる。
【0022】
上部フレーム2とバウル5との間には、パッキン8、9が設けられている。また、上部フレーム2の上端に固定され上部油圧室6aを密閉するパッキンリテーナ10とバウル5との間にも同様にパッキン11が設けられている。これらのパッキン8、9、11によって作動油の漏れを防止している。また、ダストシール12によって、油圧シリンダ6内への粉塵の侵入を防止している。
【0023】
下部フレーム3の中央には、垂直方向の軸心周りに回転する回転軸13を回転自在に保持する筒部14と、その筒部14から水平方向外向きに延設された保持部15が形成されている。
【0024】
回転軸13には、垂直方向から傾斜した傾斜穴16が形成されている。傾斜穴16には、主軸17の下部が回転自在に挿入されている。主軸17は、回転軸13に対して傾斜した状態で回転する。傾斜穴16の内面と主軸17の外面との間には、インナブッシュ18が設けられている。主軸17には、この主軸17の回転に伴って揺動回転するマントルコア19が設けられている。マントルコア19のバウルライナ4と対向する表面には、破砕用のマントル7が形成されている。また、マントルコア19の下面には、水平面に沿う平坦部20が形成されている。
【0025】
回転軸13は、筒部14の下部に設けられた軸受(図示せず)によって支持されており、駆動源(図示せず)からプーリ21、かさ歯車(図示せず)などを介して駆動力を与えられて回転する。回転軸13の外面と筒部14の内面との間には、アウタブッシュ22が設けられている。回転軸13が回転すると、この回転軸13に対し傾斜する主軸17に設けられたマントル7(マントルコア19)は旋動する。
【0026】
マントルコア19の下側には、摺動部材23が設けられている。
図2に詳細に示すように、摺動部材23は、マントルコア19の下面に固定される固定部24と、固定部24に対して周方向に相対回転可能な摺動部25とを有している。固定部24は、上下面が平坦な鋼板からなる円環状の部材であり、その上面はマントルコア19に形成された平坦部20に臨むようにボルト26によって固定されている。摺動部25は、樹脂材からなる円環状の部材であって、その上面は固定部24の下面に沿う平坦面となっている。摺動部25の底面には、下向きに突出した球面の一部からなる球面部27が形成されている。摺動部25は、固定部24および後述するスラスト部28のいずれにも固定されておらず、単に両者の間に挟まっているだけなので、マントルコア19の揺動に伴ってその円環の中心軸周りに自在に回転することができる。また、摺動部25の材料は、砲金などの金属材でもよい。
【0027】
摺動部材23(摺動部25に形成された球面部27)は、機体フレーム1の筒部14の上部にボルト29で固定された鋳鋼製のスラスト部28によって回転自在に支持されている。スラスト部28の上面には、摺動部材23(摺動部25)に形成された球面部27を受ける球面凹部30が形成されている。マントル7(マントルコア19)の旋動時には、摺動部25に形成された球面部27とスラスト部28の球面凹部30との間で摺動が生じる。また、スラスト部28の材料は、他の金属材や樹脂材でもよい。
【0028】
摺動部材23およびスラスト部28の外周側には、摺動部材23を潤滑する潤滑油が外側に漏れるのを防止するオイルフェンス31が設けられている。オイルフェンス31は、マントルコア19の下面から下向きに延設された周方向断面がL字形の部材であって、その上端がマントルコア19の下面に形成された平坦部20に、ボルト32で着脱可能に固定されている。また、オイルフェンス31は、いずれの部材にも固定されていない摺動部25が旋動時において逸脱しそうになった場合に、その逸脱を防止する作用を有する。
【0029】
本実施形態においては、摺動部材23とオイルフェンス31の両方が平坦部20に固定された構成としたが、いずれか一方のみが平坦部20に固定された構成、または、マントルコア19の底面に平坦部20が形成されていない構成とされる可能性もある。
【0030】
図1に示すように、バウル5の上端部には、防塵カバー33が設けられている。
【0031】
防塵カバー33の内側には、被破砕物Pを投入するためのホッパ34が設けられている。このホッパ34に被破砕物Pを投入して回転軸13を回転させると、主軸17を介してマントルコア19が旋動回転する。すると、マントル7とバウルライナ4との間に岩石などの被破砕物Pが噛み込まれ、所定の大きさに破砕された破砕物P’がマントル7とバウルライナ4との間の隙間sから排出される。破砕に伴ってマントル7とバウルライナ4が摩耗して両者の間の隙間sの大きさが変化するが、そのときは油圧シリンダ6を動作させることでマントル7に対してバウルライナ4を昇降させて、その隙間sの大きさを所定値に保つ。
【0032】
上記の旋動式破砕機は、マントルコア19とは別部材である摺動部材23(摺動部25)の底面に球面部27を形成したので、この球面部27に摩耗が生じたときに大型のマントルコア19の代わりに相対的に小型の摺動部材23のみ交換や補修をすればよい。このため、その作業を簡便にかつ低コストで行うことができる。
【0033】
また、上記の旋動式破砕機は、摺動部材23を固定部24と摺動部25の2部材で構成し、固定部24をマントルコア19に固定したので、固定部24の下側に設けられた摺動部25の摺動安定性を向上することができる。
【0034】
また、上記の旋動式破砕機は、マントルコア19の下面に平坦部20を形成し、摺動部材23およびオイルフェンス31をこの平坦部20に取り付ける構成としたので、球面上に摺動部材23とオイルフェンス31を取り付ける場合と比較して、その作業をスムーズに行うことができる。
【0035】
また、上記の旋動式破砕機は、オイルフェンス31をマントルコア19の下面に着脱可能に設けたので、マントルコア19とオイルフェンス31が摺接する構成と違い、オイルフェンス31の摩耗が防止される。このため、オイルフェンス31の長寿命化を図ることができる。また、オイルフェンス31を取り外すことにより、その内側に設けられた摺動部材23およびスラスト部28の交換や補修のための作業をスムーズに行うことができる。
【0036】
上記において説明した、底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部27が形成され、マントルコア19の下側に設けられる摺動部材23と、摺動部材23の球面部27を下側から摺動可能に支持するスラスト部28は、上記の旋動式破砕機用の補修部材として準備しておくこともできる。このようにすると、摩耗した部品の交換が必要となった際に、速やかにその作業を行うことができる。
【0037】
上記の旋動式破砕機の第一変形例の要部を
図3に示す。この第一変形例においては、摺動部材23を一部材で構成した点のみ上記と相違し、その他の点は上記と共通する。この摺動部材23は、その上面がマントルコア19に形成された平坦部20に臨むようにボルト26によって直接固定されている。この第一変形例においても、摺動部材23の底面に形成された球面部27に摩耗が生じたときに、大型のマントルコア19の代わりに相対的に小型の摺動部材23のみ交換や補修をすればよい。このため、その作業を簡便にかつ低コストで行うことができる。
【0038】
上記の旋動式破砕機の第二変形例の要部を
図4に示す。この第二変形例においては、底面に曲率を有するマントルコア19に摺動部材23およびオイルフェンス31を設けた点のみ上記と相違し、その他の点は上記と共通する。この第二変形例においても、摺動部材23の底面に形成された球面部27に摩耗が生じたときに、大型のマントルコア19の代わりに相対的に小型の摺動部材23のみ交換や補修をすればよい。このため、その作業を簡便にかつ低コストで行うことができる。
【0039】
上記の旋動式破砕機の第三変形例の要部を
図5に示す。この第三変形例は、表面にバウルライナ4が形成された筒状のバウル5と、垂直方向の軸心周りに回転する回転軸13に対し傾斜した状態で回転する主軸17と、主軸17によって揺動回転するように設けられ、バウルライナ4と対向する表面にマントル7が形成され、底面に下向きに突出した球面の一部からなる球面部35が形成されたマントルコア19と、マントルコア19の球面部35を下側から摺動可能に支持するスラスト部28と、スラスト部28の外周側に、マントルコア19に対して着脱可能なオイルフェンス31を有する旋動式破砕機である。
【0040】
この第三変形例に係る旋動式破砕機は、マントルコア19の下面とオイルフェンス31が摺動しないため摩耗が生じず、オイルフェンス31の交換頻度を減らすことができる。また、装着された状態のオイルフェンス31を一旦取り外すことによって、その内周側に設けられたスラスト部28の交換や補修のための作業をスムーズに行うことができる。
【0041】
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およびすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0042】
1 機体フレーム
2 上部フレーム
3 下部フレーム
4 バウルライナ
5 バウル
6 油圧シリンダ
6a 上部油圧室
6b 下部油圧室
7 マントル
8、9、11 パッキン
10 パッキンリテーナ
12 ダストシール
13 回転軸
14 筒部
15 保持部
16 傾斜穴
17 主軸
18 インナブッシュ
19 マントルコア
20 平坦部
21 プーリ
22 アウタブッシュ
23 摺動部材
24 固定部
25 摺動部
26、29、32 ボルト
27、35 球面部
28 スラスト部
30 球面凹部
31 オイルフェンス
33 防塵カバー
34 ホッパ
s 隙間
P 被破砕物
P’ 破砕物