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特開2023-131898紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置
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  • 特開-紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023131898
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 31/38 20060101AFI20230914BHJP
   G07D 11/16 20190101ALI20230914BHJP
   B65H 5/06 20060101ALI20230914BHJP
   B65H 29/40 20060101ALI20230914BHJP
【FI】
B65H31/38
G07D11/16
B65H5/06 B
B65H29/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022036905
(22)【出願日】2022-03-10
(71)【出願人】
【識別番号】000001432
【氏名又は名称】グローリー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】古山 晃大
【テーマコード(参考)】
3E141
3F049
3F054
3F106
【Fターム(参考)】
3E141AA01
3E141AA05
3E141BA08
3E141FC15
3F049AA03
3F049CA02
3F049CA22
3F049LA08
3F049LB04
3F054AA03
3F054AC06
3F054BA02
3F054BB03
3F054BF08
3F054BH01
3F054BH07
3F106EA05
3F106LA08
3F106LB04
(57)【要約】
【課題】軸部材への取り付けや交換の作業を容易化できる紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置を提供することにある。
【解決手段】軸部材16cに取り付けられ、回転して紙葉類を叩く紙葉類叩き回転体3であって、軸部材16cに巻き付けられる帯状の基部31と、基部31の表面から延び、紙葉類に接触可能な複数の接触部32と、帯状の基部31の一方の端部に設けられた係合部33と、基部の他方の端部に設けられ係合部33と係合可能な被係合部34と、を備え、基部31が軸部材16cに巻き付けられて係合部33と被係合部34とが係合することにより軸部材16cに取り付けられる。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸部材に取り付けられ、回転して紙葉類を叩く紙葉類叩き回転体であって、
前記軸部材に巻き付けられる帯状の基部と、
前記基部の表面から延び、前記紙葉類に接触可能な複数の接触部と、
帯状の前記基部の一方の端部に設けられた係合部と、
前記基部の他方の端部に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部と、を備え、
前記基部が前記軸部材に巻き付けられて前記係合部と前記被係合部とが係合することにより前記軸部材に取り付けられる、紙葉類叩き回転体。
【請求項2】
前記基部における前記軸部材と接触する接触面及び前記接触面の反対側の面のうちの少なくとも一方に凹部が形成されている請求項1に記載の紙葉類叩き回転体。
【請求項3】
前記係合部は突起であり、前記被係合部は孔部であり、
前記突起は、前記孔部に挿入されて係合される請求項1または2に記載の紙葉類叩き回転体。
【請求項4】
前記突起は、前記孔部に挿入された状態で前記基部における前記軸部材との接触面から突出し、前記軸部材の表面に形成された凹部に挿入された状態となる請求項3に記載の紙葉類叩き回転体。
【請求項5】
前記突起は、抜け止め部材が備えられ、
前記抜け止め部材は、前記孔部に挿入され回転することにより前記孔部からの離脱が抑制された状態となるように構成されている請求項3または4に記載の紙葉類叩き回転体。
【請求項6】
請求項1から4の何れか一項に記載の紙葉類叩き回転体を備える紙葉類処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来としては、紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置として、特許文献1及び2に記載のものがあった。特許文献2には、紙葉類叩き回転体を回転軸に着脱可能に取り付けるために、切り欠きが設けられており、結束バンドなどを紙葉類叩き回転体の上から巻きつけることで回転軸に固定される紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6532662号公報
【特許文献2】国際公開第2020/148871号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
経年劣化や破損が生じた場合、紙葉類叩き回転体を交換する必要がある。特許文献2に開示された装置では、紙葉類叩き回転体は、結束バンドで回転軸に固定される。そうすると、紙葉類叩き回転体の交換の際には、結束バンドの切断及び再結束の作業が必要となる。すなわち、特許文献2の装置には、作業効率の改善の余地がある。
【0005】
したがって、本発明の目的は、軸部材への取り付けや交換の作業を容易化できる紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置を提供することにある 。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る紙葉類叩き回転体の特徴は、軸部材に取り付けられ、回転して紙葉類を叩く紙葉類叩き回転体であって、前記軸部材に巻き付けられる帯状の基部と、前記基部の表面から延び、前記紙葉類に接触可能な複数の接触部と、帯状の前記基部の一方の端部に設けられた係合部と、前記基部の他方の端部に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部と、を備え、前記基部が前記軸部材に巻き付けられて前記係合部と前記被係合部とが係合することにより前記軸部材に取り付けられる点にある。
【0007】
本構成によると、紙葉類叩き回転体の交換時において、紙葉類叩き回転体を取り外す際に軸部材への固定のための結束バンドなどを外す必要が無い。また、紙葉類叩き回転体を軸部材へ取り付ける際にも、結束バンドなどを使用せずに、係合部と被係合部とによって軸部材に固定することができる。従って、軸部材への取り付けや交換の作業を容易化できる。
【0008】
本発明においては、前記基部における前記軸部材と接触する接触面及び前記接触面の反対側の面のうちの少なくとも一方に凹部が形成されていると好適である。
【0009】
本構成によると、紙葉類叩き回転体を軸部材へ巻き付ける際に、凹部によって基部が曲がりやすくなる。基部が曲がりやすくなることで紙葉類叩き回転体を軸部材へ巻き付けやすくなる。また、紙葉類叩き回転体を軸部材へ巻き付けた際に、凹部が広がったり狭まったりする。これにより、基部の外周面または内周面の長さが調整されるので、係合部を被係合部に係合しやすくなり、軸部材への取り付けや交換の作業を容易化できる。
【0010】
本発明においては、前記係合部は突起であり、前記被係合部は孔部であり、前記突起は、前記孔部に挿入されて係合されると好適である。
【0011】
本構成によると、突起を孔部に挿入するという簡単な作業で、紙葉類叩き回転体を軸部材へ固定することができる。従って、軸部材への取り付けや交換の作業を更に容易化できる。
【0012】
本発明においては、前記突起は、前記孔部に挿入された状態で前記基部における前記軸部材との接触面から突出し、前記軸部材の表面に形成された凹部に挿入された状態となると好適である。
【0013】
本構成によると、突起が軸部材の表面に形成された凹部に挿入されることで、軸部材と基部を係止することができ、軸部材と基部とが滑って軸部材が空回りすることを防ぐことができる。
【0014】
本発明においては、前記突起は、抜け止め部材が備えられ、前記抜け止め部材は、前記孔部に挿入され回転することにより前記孔部からの離脱が抑制された状態となるように構成されていると好適である。
【0015】
本構成によると、突起が孔部に挿入された後に回転することで、抜け止め部材が被係合部に係合されるので、係合部と被係合部との係合がしっかりする。
【0016】
本発明に係る紙葉類処理装置の特徴は、請求項1から6の何れか一項に記載の紙葉類叩き回転体を備える点にある。
【0017】
本構成によると紙葉類叩き回転体の交換時において、紙葉類叩き回転体を取り外す際に軸部材への固定のための結束バンドなどを外す必要が無い。また、紙葉類叩き回転体を軸部材へ取り付ける際にも、結束バンドなどを使用せずに、係合部と被係合部とによって軸部材に固定することができる。従って、軸部材への取り付けや交換の作業を容易化できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、紙葉類処理装置の構成を示す紙葉類処理装置の縦断面右側面図である。
図2図2は、紙葉類処理装置の要部を示す縦断面側面図である。
図3図3は、軸部材に取り付けられた状態の紙葉類叩き回転体の側面図である。
図4図4は、軸部材に取り付けられる前の状態の紙葉類叩き回転体の側面図である。
図5図5は、別実施形態における係合部と被係合部とを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置について、図面に基づいて説明する。紙葉類処理装置は、紙葉類に対して処理を施す装置である。紙葉類処理装置は、紙葉類叩き回転体を備えている。
【0020】
紙葉類叩き回転体は、軸部材に取り付けられ、回転して紙葉類を叩き、その作用により紙葉類を集積させる。紙葉類は、例えば、紙幣、証券、商品券、投票用紙など、定型の薄いシート状、札状の物体である。なお紙葉類の材質は、紙に限られない。紙葉類処理装置は、例えば、貨幣入出金機や、証券処理装置、投票用紙処理装置である。
【0021】
本実施形態では、紙葉類処理装置は、銀行や店舗で用いられる貨幣入出金機である。貨幣入出金機は、紙幣(紙葉類の一例)が投入され、投入された紙幣を内部に集積し、オペレータの操作に応じて表裏を揃えた状態で紙幣を投出する装置である。
【0022】
なお、以下の説明では、紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置に関し、図1図2に示される矢印Uの方向を「上方」、矢印Dの方向を「下方」、矢印Fの方向を「前方」、矢印Bの方向を「後方」とする。図1図2における紙面垂直方向を「左右方向」とする。
【0023】
〔紙葉類処理装置〕
図1に示すように、紙葉類処理装置1は、略直方体形状の筐体11を有し、紙幣類の入出処理等を行う。紙葉類処理装置1は、投入部12と、投出部13と、紙葉類を集積する複数の集積部14と、リジェクト券を集積するリジェクト部15と、紙葉類を搬送する搬送部16と、紙葉類叩き回転体3と、を備える。投入部12は、紙幣類を外部から投入する投入口12aを有する。投出部13は、紙葉類を外部に投出する投出口13aを有する。
【0024】
搬送部16は、複数のベルトとローラ、及びこれらを駆動するモータを有しており、紙葉類を搬送する。搬送部16は、投入部12と接続されている。投入口12aから投入された紙葉類は、搬送部16によって、所定の間隔を空けて1枚ずつ搬送される。
【0025】
搬送部16は、紙葉類を識別する識別部16aを備えている。搬送された紙葉類は、金種、真偽、正損、表裏などを識別部16aによって識別される。識別された紙葉類は、搬送部16に接続された複数の集積部14またはリジェクト券を集積するリジェクト部15に搬送される。リジェクト券は折れや破れ等を有する状態の悪い紙葉類を含む。
【0026】
図2に示すように、搬送部16は複数の集積部14と接続されている。搬送部16の終端部16bは、集積部14の内部に位置する。搬送部16によって搬送された紙葉類は、種類毎に分けられて、集積部14に集積される。複数の集積部14は、搬送部16を介して投出部13と接続されている。
【0027】
図2に示すように、集積部14は、紙葉類を積層状態で保持する底部14aと、上面部14bと、が設けられている。搬送部16の終端部16bには、筐体11左右方向に延びる軸部材16cと、軸部材16cの外周部に取り付けられ、軸部材16cと供に時計回りの方向に回転する紙葉類叩き回転体3と、が備えられている。紙葉類叩き回転体3は、軸部材16cの延びる方向に間隔を設けて複数設けられている。紙葉2は、搬送部16の終端部16bから集積部14に突入し、積層状態で集積される前に、集積部14の上部で浮遊状態となり、ゆっくりと下方に落ちていく。紙葉2が底部14aに落ちる途中で後続の紙葉2が集積部14に突入すると、紙葉2同士が接触し、集積不良の原因となる。紙葉2は、紙葉類叩き回転体3に叩かれることで、後続の紙葉2が集積部14に突入する前に底部14aに集積される。
【0028】
投出部13は、筐体11の外部に面しており、投出口13aと、紙葉類を集積した状態で保持する保持部を備えている。投出口13aから積層状態の紙葉2が投出される。
【0029】
〔紙葉類叩き回転体〕
図3は、紙葉類叩き回転体3の取付状態を示している。紙葉類叩き回転体3は、軸部材16cの回転中心軸Xの周りに回転して紙葉類を叩く部材である。紙葉類叩き回転体3は、軸部材16cの外周面に沿って巻き付けられる帯状の基部31と、基部31の表面から回転中心軸Xから離れる方向に延び、紙葉類に接触可能な複数の棒状の接触部32と、帯状の基部31の一方の端部に設けられた係合部33と、基部31の他方の端部に設けられ係合部33と係合可能な被係合部34と、を備える。接触部32は、回転方向に間隔を設けて8本設けられている。基部31と接触部32と係合部33と被係合部34とはゴムで一体成型されている。
【0030】
図4は、紙葉類叩き回転体3の取付前状態を示している。基部31は、帯状であり、取付前状態において、一方方向に延びている。基部31における軸部材16cと接触する接触面31aに凹部35が形成されている。凹部35は、接触面31aから離れるに従って、狭くなる先細り形状となっている。複数の接触部32は、接触面31aの反対側の面31bから間隔を空けて接触面31aと反対方向へ延びている。
【0031】
図4に示すように、基部31は、帯状の基部31の一方側の端部である第1端部31cと、他方側の端部である第2端部31dと、第1端部31cと第2端部31dに挟まれた中間部31eと、を備える。係合部33は、第1端部31cに形成されている。本実施形態では、係合部33は、接触部32が延びる方向と反対方向へ突出する突起33aである。被係合部34は第2端部31dに形成されている。本実施形態では、被係合部34は、孔部34aである。突起33aは、接触部32が延びる方向と反対方向の側の端部に突起33aの外径よりも大きい抜け止め部材33bが設けられている。言い換えると、抜け止め部材33bは、突起33aの回転中心軸Xの側の端部に設けられる。抜け止め部材33bの外径は、孔部34aの外径よりも大きくなっている。抜け止め部材33bは、先端側に向かって狭まる傾斜面を有している。突起33aは、ゴムの弾性変形によって、孔部34aに挿入できるようになっている。突起33aは、孔部34aに挿入されて固定される。
【0032】
図3、4に示すように、第1端部31c及び第2端部31dは、中間部31eより薄くなっている。第1端部31c及び第2端部31dを重ねた際の厚みは中間部31eとほぼ等しくなるように形成されている。これによって、取付状態において、紙葉類叩き回転体3の接触面31aの反対側の面31bに段差ができない。段差ができないことで、取付状態において、接触部32が回転中心軸Xからみて適切に放射状に延びることになる。
【0033】
軸部材16cは、軸部材16cの外周部の表面に凹部17が形成されている。紙葉類叩き回転体3の突起33aは、孔部34aに挿入された状態で、基部31における軸部材16cとの接触面31aから回転中心軸Xの側に突出し、凹部17に挿入された状態となる。
【0034】
図3、4に示すように、基部31の面31bの長さL2は、接触面31aにおける平坦面の長さL1の合計よりも大きい。長さL1の合計は、軸部材16cの外周面の周方向の長さとほぼ等しい。基部31は、取付状態において、凹部35が狭まるように変形する。これにより、基部31は、軸部材16cの外周面に密着可能となる。
【0035】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、凹部35は、基部31における軸部材16cと接触する接触面31aに形成されている例が説明された。凹部35は、基部31における軸部材16cと接触する接触面31a及び接触面31aの反対側の面31bのうちの少なくとも一方に形成されていればよい。
【0036】
凹部35が、接触面31aの反対側の面31bに形成されている場合、基部31の接触面31aの周方向の長さは、軸部材16cの外周面の周方向の長さとほぼ等しい。基部31は、取付状態において、凹部35が広がるように変形する。これにより、基部31は、軸部材16cの外周面に密着可能である。
【0037】
(2)抜け止め部材33b及び孔部34aの形状は、上述した例に限られない。抜け止め部材33bは、孔部34aに挿入され回転することにより孔部34aからの離脱が抑制された状態となるように構成されてもよい。
【0038】
図5の例では、抜け止め部材33bが十字形状であり、孔部34aがX字形状である。すなわち、孔部34aは、抜け止め部材33bの十字形状を45度回転させた形状である。抜け止め部材33bを45度回転させると、抜け止め部材33bが孔部34aに挿入可能となる。抜け止め部材33bが孔部34aを通過した後、ゴムの弾性により元の形状に復帰する。そうすると、抜け止め部材33bが孔部34aを通過できなくなる。これにより、孔部34aからの抜け止め部材33bの離脱が防止される。
【0039】
抜け止め部材33b及び孔部34aは、三角形、四角形(正方形、長方形)、長円形など、他の形状であってもよい。
【0040】
(3)上記実施形態では、接触部32が、回転方向に間隔を設けて8本設けられている例が説明された。接触部32は、設置場所に合わせて、2~16本であってもよい。
【0041】
(4)上記実施形態では、紙葉類叩き回転体3は、集積部14に設けられている。紙葉類叩き回転体3は、紙葉類を集積する場所であれば、筐体11の外部に通じる投出部13やリジェクト部15に備えられていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、紙葉類を集積するために用いられる紙葉類叩き回転体及び紙葉類処理装置に利用できる。
【符号の説明】
【0043】
1 :紙葉類処理装置
3 :紙葉類叩き回転体
16c :軸部材
17 :凹部
31 :基部
31a :接触面
31b :面
32 :接触部
33 :係合部
33a :突起
33b :抜け止め部材
34 :被係合部
34a :孔部
35 :凹部
図1
図2
図3
図4
図5