(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023132016
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置、システム、および、方法
(51)【国際特許分類】
H04N 7/14 20060101AFI20230914BHJP
B33Y 50/00 20150101ALI20230914BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20230914BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20230914BHJP
【FI】
H04N7/14 110
B33Y50/00
H04N7/15
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022037098
(22)【出願日】2022-03-10
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-08-09
(71)【出願人】
【識別番号】000220262
【氏名又は名称】東京瓦斯株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】中井 雅裕
【テーマコード(参考)】
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5C164FA09
5C164FA10
5C164UA01S
5C164VA13P
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】ユーザが家庭用の3Dプリンタおよび3Dスキャナを容易に利用する。
【解決手段】本発明の一態様は、3Dプリンタおよび3Dスキャナのサポートサービスを提供する装置であって、ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる事前表示部と、前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する完成品画像転送部と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
3Dプリンタおよび3Dスキャナのサポートサービスを提供する装置であって、
ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる事前表示部と、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する完成品画像転送部と
を備えた3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置。
【請求項2】
前記ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナは、
3Dデータの出品および売買を管理するサーバと通信可能である、請求項1に記載の3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置。
【請求項3】
前記ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナは、
3Dデータを販売するサーバと通信可能である、請求項1に記載の3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置。
【請求項4】
前記ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナは、
写真データから3Dデータを作成するサーバと通信可能である、請求項1に記載の3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置。
【請求項5】
前記ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナは、
写真データから立体物を造形するサーバと通信可能である、請求項1に記載の3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置。
【請求項6】
前記ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナは、
他のユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナと通信可能である、請求項1に記載の3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置。
【請求項7】
3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置と、ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナと、アドバイザーの端末と、を含むシステムであって、
前記3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置は、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナと前記アドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる事前表示部と、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する完成品画像転送部と
を備えた3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供システム。
【請求項8】
3Dプリンタおよび3Dスキャナのサポートサービスを提供する装置が実行する方法であって、
ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせるステップと、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させるステップと、
前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送するステップと
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置、システム、および、方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、3Dスキャナが測定した3Dデータをもとに立体物を造形することができる3Dプリンタが知られている。現在は業務用の3Dプリンタや3Dスキャナが多いが、今後、家庭用の3Dプリンタや3Dスキャナの普及が想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一般の家庭においてユーザが3Dプリンタや3Dスキャナを利用する場合、3Dプリンタや3Dスキャナの操作が分からず、専門家によるアドバイスを必要とすることが生じると考えられる。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザが家庭用の3Dプリンタおよび3Dスキャナを容易に利用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、3Dプリンタおよび3Dスキャナのサポートサービスを提供する装置であって、ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる事前表示部と、前記ユーザの3Dプリンタまたは3Dスキャナの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する完成品画像転送部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザが家庭用の3Dプリンタおよび3Dスキャナを容易に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供システムの全体の構成図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナについて説明するための図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置の機能ブロック図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係るサポートサービスの処理のシーケンス図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナの通信例(例1)である。
【
図6】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナの通信例(例2)である。
【
図7】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナの通信例(例3)である。
【
図8】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナの通信例(例4)である。
【
図9】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナの通信例(例5)である。
【
図10】本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<全体の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供システム1の全体の構成図である。3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供システム(以下、サポートサービス提供システムともいう)1は、3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置(以下、サポートサービス提供装置ともいう)10と、ユーザ20の3Dプリンタ21および3Dスキャナ22と、アドバイザー30のアドバイザー端末31と、を含む。以下、それぞれについて説明する。
【0010】
サポートサービス提供装置10は、ユーザ20に対して、3Dプリンタおよび3Dスキャナのサポートサービスを提供するサーバである。サポートサービス提供装置10は、1つまたは複数のコンピュータから構成される。サポートサービス提供装置10は、任意のネットワークを介して、3Dプリンタ21、3Dスキャナ22、アドバイザー端末31とデータを送受信することができる。
【0011】
具体的には、サポートサービス提供装置10は、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22とアドバイザー30のアドバイザー端末31に映像および音声の双方向通信をさせる。また、サポートサービス提供装置10は、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる。また、サポートサービス提供装置10は、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の撮影装置が撮影した、3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、アドバイザー30のアドバイザー端末31へ転送する。
【0012】
ユーザ20は、家庭用の3Dプリンタ21および3Dスキャナ22を利用する者であり、サポートサービス提供装置10が提供するサポートサービスを受ける者である。
【0013】
3Dプリンタ21は、通信機能を備えた3Dプリンタである。3Dプリンタ21は、3Dデータをもとに立体物を造形する。3Dプリンタ21は、任意のネットワークを介して、サポートサービス提供装置10、アドバイザー端末31とデータを送受信することができる。
【0014】
3Dスキャナ22は、通信機能を備えた3Dスキャナである。3Dスキャナ22は、物体の3次元形状を測定して3Dデータを生成する。3Dスキャナ22は、任意のネットワークを介して、サポートサービス提供装置10、アドバイザー端末31とデータを送受信することができる。
【0015】
なお、
図1では、3Dプリンタ21と3Dスキャナ22とを別々の機器として説明したが、3Dプリンタ21と3Dスキャナ22とを1つの機器(例えば、3Dスキャナ機能付きの3Dプリンタ)として実装してもよい。
【0016】
アドバイザー30は、ユーザ20に対して、3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の操作等についてアドバイスをする者である。
【0017】
アドバイザー端末31は、アドバイザー30がユーザ20に対して3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の操作等についてアドバイスをするときに用いる端末である。例えば、アドバイザー端末31は、パーソナルコンピュータ等である。アドバイザー端末31は、任意のネットワークを介して、サポートサービス提供装置10、3Dプリンタ21、3Dスキャナ22とデータを送受信することができる。
【0018】
<3Dプリンタおよび3Dスキャナ>
図2は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタ21および3Dスキャナ22について説明するための図である。3Dプリンタ21および3Dスキャナ22は、制御装置201と、記憶装置202と、表示装置203と、撮影装置204と、音声入出力装置205と、インタフェース装置206と、を備えることができる。
【0019】
制御装置201は、3Dプリンタ21および3Dスキャナ22を制御するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。
【0020】
記憶装置202は、3Dプリンタ21および3Dスキャナ22が取り扱うデータを記憶するメモリである。
【0021】
表示装置203は、3Dデータから造形される立体物等を表示するモニタ・ディスプレイ機能である。
【0022】
撮影装置204は、3Dデータから造形された立体物等を撮影するカメラ機能である。
【0023】
音声入出力装置205は、ユーザ20の音声等を入力、および、アドバイザー30の音声等を出力するマイク機能およびスピーカー機能である。
【0024】
インタフェース装置206は、ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うための通信機能である。
【0025】
<機能ブロック>
図3は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置10の機能ブロック図である。サポートサービス提供装置10は、双方向通信部101と、事前表示部102と、完成品画像転送部103と、を備える。また、サポートサービス提供装置10は、プログラムを実行することで、双方向通信部101、事前表示部102、完成品画像転送部103、として機能する。以下、それぞれについて説明する。
【0026】
双方向通信部101は、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22とアドバイザーのアドバイザー端末31に映像および音声の双方向通信(例えば、ビデオ通話サービス、Web会議サービス等)をさせる。そのため、ユーザ20は、パソコン不要で、アドバイザー30と会話をしながら、アドバイザー30に映像を見せたり、アドバイザー30からの映像を見たりすることができる。
【0027】
事前表示部102は、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の表示装置203に3Dデータ(例えば、後述する3Dデータの出品および売買を管理するサーバ40においてユーザ20が購入した3Dデータ)から造形される立体物を表示させる。そのため、ユーザ20は、実際に3Dプリンタ21が立体物を造形する前に、どのような立体物が造形されるかを見ることができる。
【0028】
完成品画像転送部103は、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の撮影装置204が撮影した、3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、アドバイザーのアドバイザー端末31へ転送する。そのため、ユーザ20は、実際に3Dプリンタ21が造形した立体物がどのような立体物であったかをアドバイザー30に見せることができる。
【0029】
<方法>
図4は、本発明の一実施形態に係るサポートサービスの処理のシーケンス図である。
【0030】
ステップ1(S1)において、3Dプリンタ21または3Dスキャナ22は、3Dプリンタおよび3Dスキャナのサポートサービスの提供をサポートサービス提供装置10に要求する。
【0031】
ステップ2(S2)において、サポートサービス提供装置10は、S1の要求に応じて、ユーザ20の3Dプリンタ21または3Dスキャナ22とアドバイザー30のアドバイザー端末31に映像および音声の双方向通信を開始させる。
【0032】
<3Dプリンタの場合>
ステップ11(S11)において、サポートサービス提供装置10は、3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の表示装置203に3Dデータから造形される立体物を表示させる。なお、サポートサービス提供装置10は、アドバイザー30のアドバイザー端末31に3Dデータから造形される立体物を表示(S11と同様の表示)させて、アドバイザー30が3Dデータの品質を把握できるようにしてもよい。
【0033】
ステップ12(S12)において、サポートサービス提供装置10は、3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の撮影装置204が撮影した、3Dデータから造形された立体物の画像(完成品の画像)を取得する。
【0034】
ステップ13(S13)において、サポートサービス提供装置10は、S12において取得した、3Dデータから造形された立体物の画像(完成品の画像)をアドバイザー30のアドバイザー端末31へ転送する。そのため、アドバイザー30は、完成品の画像を見ながら、3Dプリンタ21での造形の方法をユーザ20にアドバイスすることができる。
【0035】
<3Dスキャナの場合>
ステップ21(S21)において、サポートサービス提供装置10は、3Dプリンタ21または3Dスキャナ22の撮影装置204が撮影した、スキャン対象の画像(具体的には、スキャンの対象となる物体の3次元形状を測定している状況が撮影された画像)を取得する。
【0036】
ステップ22(S22)において、サポートサービス提供装置10は、S21において取得した、スキャン対象の画像をアドバイザー30のアドバイザー端末31へ転送する。そのため、アドバイザー30は、スキャン対象の画像を見ながら、3Dスキャナ22での測定の方法をユーザ20にアドバイスすることができる。
【0037】
以下、3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の通信例を説明する。
【0038】
図5は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の通信例(例1)である。
【0039】
図5に示されるように、ユーザ20の3Dプリンタ21および3Dスキャナ22は、3Dデータの出品および売買を管理するサーバ40と通信可能である。サーバ40は、ユーザが出品した3Dデータを他のユーザが購入する売買の管理を行う。ユーザ20は、サーバ40からダウンロードした3Dデータを用いて3Dプリンタ21で立体物を造形させたり、3Dスキャナ22が生成した3Dデータをサーバ40にアップロードしたりすることができる。
【0040】
図6は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の通信例(例2)である。
【0041】
図6に示されるように、ユーザ20の3Dプリンタ21および3Dスキャナ22は、3Dデータを販売するサーバ40と通信可能である。サーバ40は、任意の3Dデータをユーザに販売する。ユーザ20は、サーバ40からダウンロードした3Dデータを用いて3Dプリンタ21で立体物を造形することができる。
【0042】
図7は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の通信例(例3)である。
【0043】
図7に示されるように、ユーザ20の3Dプリンタ21および3Dスキャナ22は、写真データから3Dデータを作成するサーバと通信可能である。サーバ40は、ユーザ20から取得した写真データをもとに3Dデータを作成する。ユーザ20は、サーバ40からダウンロードした3Dデータを用いて3Dプリンタ21で立体物を造形することができる。
【0044】
図8は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の通信例(例4)である。
【0045】
図8に示されるように、ユーザ20(例えば、商品を販売する者)の3Dプリンタ21および3Dスキャナ22は、写真データから立体物を造形するサーバ40と通信可能である。サーバ40は、顧客から取得した写真データをもとに3Dデータを作成し、ユーザ20(例えば、商品を販売する者)が当該3Dデータを用いて3Dプリンタで立体物を造形することができる。
【0046】
図9は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタ21および3Dスキャナ22の通信例(例5)である。
【0047】
図9に示されるように、ユーザ(例えば、ユーザ20A)の3Dプリンタ(例えば、3Dプリンタ21A)および3Dスキャナ(例えば、3Dスキャナ22A)は、他のユーザ(例えば、ユーザ20B)の3Dプリンタ(例えば、3Dプリンタ21B)または3Dスキャナ(例えば、3Dスキャナ22B)と通信可能である。サーバ40は、各ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナから受信したデータを各ユーザの3Dプリンタおよび3Dスキャナへ送信する。ユーザは、他のユーザから受け取った3Dデータを用いて3Dプリンタ21で立体物を造形させたり、3Dスキャナ22が生成した3Dデータを他のユーザへ送ったりすることができる。
【0048】
<効果>
このように、本発明の一実施形態では、ユーザは、家庭用の3Dプリンタおよび3Dスキャナを利用するときにアドバイザーからのアドバイスを受けることができる。
【0049】
<ハードウェア構成>
図10は、本発明の一実施形態に係る3Dプリンタおよび3Dスキャナサポートサービス提供装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。サポートサービス提供装置10は、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003を有する。CPU1001、ROM1002、RAM1003は、いわゆるコンピュータを形成する。また、サポートサービス提供装置10は、補助記憶装置1004、表示装置1005、操作装置1006、I/F(Interface)装置1007、ドライブ装置1008を有する。なお、サポートサービス提供装置10の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続されている。
【0050】
CPU1001は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムを実行する演算デバイスである。
【0051】
ROM1002は、不揮発性メモリである。ROM1002は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムをCPU1001が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM1002はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
【0052】
RAM1003は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM1003は、補助記憶装置1004にインストールされている各種プログラムがCPU1001によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
【0053】
補助記憶装置1004は、各種プログラムや、各種プログラムが実行される際に用いられる情報を格納する補助記憶デバイスである。
【0054】
表示装置1005は、サポートサービス提供装置10の内部状態等を表示する表示デバイスである。
【0055】
操作装置1006は、サポートサービス提供装置10の管理者がサポートサービス提供装置10に対して各種指示を入力する入力デバイスである。
【0056】
I/F装置1007は、ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うための通信デバイスである。
【0057】
ドライブ装置1008は記憶媒体1009をセットするためのデバイスである。ここでいう記憶媒体1009には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記憶媒体1009には、EPROM (Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
【0058】
なお、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記憶媒体1009がドライブ装置1008にセットされ、該記憶媒体1009に記録された各種プログラムがドライブ装置1008により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置1004にインストールされる各種プログラムは、I/F装置1007を介して、ネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
【0059】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0060】
1 3Dプリンタおよびスキャナサポートサービス提供システム
10 3Dプリンタおよびスキャナサポートサービス提供装置
20 ユーザ
21 3Dプリンタ
22 3Dスキャナ
30 アドバイザー
31 アドバイザー端末
40 サーバ
101 双方向通信部
102 事前表示部
103 完成品画像転送部
201 制御装置
202 記憶装置
203 表示装置
204 撮影装置
205 音声入出力装置
206 インタフェース装置
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM
1004 補助記憶装置
1005 表示装置
1006 操作装置
1007 I/F装置
1008 ドライブ装置
1009 記憶媒体
【手続補正書】
【提出日】2023-06-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
3Dプリンタのサポートサービスを提供する装置であって、
ユーザの3Dプリンタとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、
前記ユーザの3Dプリンタの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる事前表示部と、
前記ユーザの3Dプリンタの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する完成品画像転送部と
を備えたサポートサービス提供装置。
【請求項2】
前記ユーザの3Dプリンタは、
3Dデータの出品および売買を管理するサーバと通信可能である、請求項1に記載のサポートサービス提供装置。
【請求項3】
前記ユーザの3Dプリンタは、
3Dデータを販売するサーバと通信可能である、請求項1に記載のサポートサービス提供装置。
【請求項4】
前記ユーザの3Dプリンタは、
写真データから3Dデータを作成するサーバと通信可能である、請求項1に記載のサポートサービス提供装置。
【請求項5】
前記ユーザの3Dプリンタは、
写真データから立体物を造形するサーバと通信可能である、請求項1に記載のサポートサービス提供装置。
【請求項6】
前記ユーザの3Dプリンタは、
他のユーザの3Dプリンタと通信可能である、請求項1に記載のサポートサービス提供装置。
【請求項7】
サポートサービス提供装置と、ユーザの3Dプリンタと、アドバイザーの端末と、を含むシステムであって、
前記サポートサービス提供装置は、
前記ユーザの3Dプリンタと前記アドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、
前記ユーザの3Dプリンタの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させる事前表示部と、
前記ユーザの3Dプリンタの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する完成品画像転送部と
を備えたサポートサービス提供システム。
【請求項8】
3Dプリンタのサポートサービスを提供する装置が実行する方法であって、
ユーザの3Dプリンタとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせるステップと、
前記ユーザの3Dプリンタの表示装置に3Dデータから造形される立体物を表示させるステップと、
前記ユーザの3Dプリンタの撮影装置が撮影した3Dデータから造形された立体物の画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送するステップと
を含む方法。
【請求項9】
3Dスキャナのサポートサービスを提供する装置であって、
ユーザの3Dスキャナとアドバイザーの端末に映像および音声の双方向通信をさせる双方向通信部と、
前記ユーザの3Dスキャナの撮影装置が撮影した、スキャンの対象となる物体の3次元形状を測定している状況が撮影された画像を取得して、前記アドバイザーの端末へ転送する画像転送部と
を備えたサポートサービス提供装置。