(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023133028
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】複数党協力システム方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/26 20120101AFI20230914BHJP
【FI】
G06Q50/26
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022038701
(22)【出願日】2022-03-11
(71)【出願人】
【識別番号】000211569
【氏名又は名称】中松 義郎
(72)【発明者】
【氏名】中松 義郎
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC37
(57)【要約】 (修正有)
【課題】各党が独自でありながら、複数の政党を結合する方法とシステム及び方法を提供する。
【解決手段】異なる政党A及び政党Bが、共同で選挙を協力して戦う目的のため、共通の統一ブランドを定め、投票者はその統一ブランドに投票し、また統一ブランドの立候補者を立てる。異なる政党A及び政党Bが、共同で選挙を協力して戦うため、バーチャル政党を建て、投票者はこのバーチャル政党に投票する。立候補者はそのバーチャル政党所属を届け出る。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
政党の独立を保ちつつ協力を増大さすため、複数の政党を結合する方法とシステムであって、両派を跨ぐ統一ブランドや共通のバーチャル政党や共同党を設ける事により、前記統一ブランドや前記バーチャル政党や前記共同党など結合体に、又は/及びそれに属する人に、投票する事を特徴とするシステムと方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、異なる政党の協力方法に関する。
【背景技術】
【0002】
各政党は夫々党を伸す努力をしているが党間の協力が進んでいない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、選挙の場合、候補者は1つの政党に所属しその政党の下で政党得票数で当選が決まる。複数の政党が協力する時、投票では有権者は1つの党にしか投票できない。候補者が異なる政党の協力を得るためには無所属として戦うしか現状はない。つまり複数の党が協力して候補者を立てる事が出来ないという課題がある。
異なる政党の結合を増大させたり、異なる政党同士の主義主張が同じ部分で共同で選挙を行う等の、投票をより多くくみ上げる融通の利くシステムは現状は存在しないので、新たなシステムが必要である。
これが本発明解決しようとする課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本課題を解決する手段として、
異なる政党を結合する選挙投票システム方法であって、複数の政党にまたがる候補者へ投票可能とする選挙システム及び方法である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、
1. 1つの党が他の党との結合を強める手段となる。
2.党が夫々独立しながら1党以上複数党の票を得る事が出来る。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図2】本発明第1実施例の統一ブランドによる候補選定フロー図である。
【
図3】本発明第2実施例のバーチャル政党による候補選定フロー図である。
【
図4】本発明第3実施例の共同党によるフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0008】
図1は、公知の選挙時の比例代表選挙による、政党での候補者選定である。候補者は、1つの政党に属し、投票者はこれに投票する。
【0009】
[第1実施形態]
本発明第1実施例は、
図2に示す如く、異なる政党A,Bが、共同で選挙を協力して戦う目的のため、共通の統一ブランドを定め、投票者はその統一ブランドに投票する。又、前記統一ブランドの立候補者を立てる。
【0010】
[第2実施形態]
本発明の第2実施例は、
図3に示す如く、異なる政党A,Bが、共同で選挙を協力して戦うため、バーチャル政党を建て、投票者はこのバーチャル政党に投票する。立候補者はそのバーチャル政党所属を届け出る。
【0011】
[第3実施形態]
本発明の第3実施例は、
図4に示す如く、異なる政党A,Bが、共同で選挙を協力して戦うため、共同政党を建て、投票者はこの共同政党に投票し、立候補者はその共同政党所属を届け出る。
【産業上の利用可能性】
【0012】
各党が独立を保ちつつ各党間の協力を増進し連携を深め得る画期的な発明であり、産業上の利用可能性極めて大である。
【手続補正書】
【提出日】2022-03-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、異なる政党の協力方法に関する。
【背景技術】
【0002】
各政党は夫々党を伸す努力をしているが党間の協力が進んでいない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、選挙の場合、候補者は1つの政党に所属しその政党の下で政党得票数で当選が決まる。複数の政党が協力する時、投票では有権者は1つの党にしか投票できない。候補者が異なる政党の協力を得るためには無所属として戦うしか現状はない。つまり複数の党が
協力して候補者を立てる事が出来ないという課題がある。
異なる政党の結合を増大させたり、異なる政党同士の主義主張が同じ部分で共同で選挙を行う等の、投票をより多くくみ上げる融通の利くシステムは現状は存在しないので、新たなシステムが必要である。
これが本発明解決しようとする課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本課題を解決する手段として、異なる政党を結合する選挙投票システム方法であって、複数の政党にまたがる候補者へ投票可能とする選挙システム及び方法である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、
1. 1つの党が他の党との結合を強める手段となる。
2.党が夫々独立しながら1党以上複数党の票を得る事が出来る。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図2】本発明第1実施例の統一ブランドによる候補選定フロー図である。
【
図3】本発明第2実施例のバーチャル政党による候補選定フロー図である。
【
図4】本発明第3実施例の共同党によるフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0008】
図1は、公知の選挙時の比例代表選挙による、政党での候補者選定である。候補者は、1つの政党に属し、投票者はこれに投票する。
【0009】
[第1実施形態]
本発明第1実施例は、
図2に示す如く、異なる政党A,Bが、共同で選挙を協力して戦う目的のため、共通の統一ブランドを定め、投票者はその統一ブランドに投票する。又、前記統一ブランドの立候補者を立てる。
【0010】
[第2実施形態]
本発明の第2実施例は、
図3に示す如く、異なる政党A,Bが、共同で選挙を協力して戦うため、バーチャル政党を建て、投票者はこのバーチャル政党に投票する。立候補者はそのバーチャル政党所属を届け出る。
【0011】
[第3実施形態]
本発明の第3実施例は、
図4に示す如く、異なる政党A,Bが、共同で選挙を協力して戦うため、共同政党を建て、投票者はこの共同政党に投票し、立候補者はその共同政党所属を届け出る。複数の党又は両党が推薦しあい、又は互いに推薦人を出すこと、又はそれぞれの公認の候補者を相互推薦することも本発明に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0012】
各党が独立を保ちつつ各党間の協力を増進し連携を深め得る画期的な発明であり、産業上の利用可能性極めて大である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
政党の独立を保ちつつ協力を増大さすため、両派を跨ぐ統一ブランドや共通のバーチャル政党や共同党を設けたり、両党が互いに推薦しあったり、互いに推薦人を出したり、それぞれの公認の候補者を相互推薦する事により、それに投票する事を特徴とする複数の政党を結合する方法とシステム。