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▶ 久保 幸示の特許一覧

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  • 特開-バット立て用具及び傘たて用具 図1
  • 特開-バット立て用具及び傘たて用具 図2
  • 特開-バット立て用具及び傘たて用具 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023133047
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】バット立て用具及び傘たて用具
(51)【国際特許分類】
   A63B 60/60 20150101AFI20230914BHJP
【FI】
A63B60/60
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022057468
(22)【出願日】2022-03-10
(71)【出願人】
【識別番号】522126420
【氏名又は名称】久保 幸示
(72)【発明者】
【氏名】久保 幸示
(57)【要約】
【課題】バット立て用具として、軽量で学童野球の幼少選手でも持ち運びが容易に出来、また運動広場に容易に設置出来る。バット立て用具を提供する。
【解決手段】底板のある筒状の器を用いて、持ち運びし易い為の持ち手部分、器天端部にバットを垂直に立てる為の複数の孔を備えた天端板、底板の破損変形の防止やバットの垂直自立を補助する為のクッション材を設けた事を特徴とする。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
底板のある筒状の器を用いて、器天端部にバットを垂直に立てる為の複数の孔を備えた天端板を設けた事を特徴とするバット立て用具。
【請求項2】
上記請求項1に記載した筒状器の底板部に破損変形の防止、バットの垂直自立を補助する為のクッション材を設けた事を特徴とするバット立て用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、野球やソフトボールをする時、容易にバットを立て掛けて整頓出来るバット立て用具及び傘立て用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に野球やソフトボールする所は設備の整った高いフェンスで囲まれ観客席を設けた野球場と運動広場のように多目的に利用可能な場所になる。設備の整った野球場にはダッグアウトがありベンチ、ヘルメット置き場、バット立て用具が揃っている。しかし、運動広場は利用用途が多種の為バット立て用具など設置されている所が少ない。その為、運動広場で野球する時には選手は数本のバットをおもに地面に倒して並べて置くかフェンスがある所はフェンスに並べて立て掛けるように置く現状であった。その為、地面に置いているバットに躓く危険や立て掛けているバットにボールが当たりバットが倒れて散乱しバットが傷つく問題があった。
【0003】
運動広場で練習や試合をする場合にバットの整頓をする為には、従来のバット立て用具を持ち込み設置し使用していた。
(特許文献1参照)(特許文献2参照)(非特許文献1参照)
大きいバット立て用具や重たいバット立て用具は運び込むのに一人で行えず人手も時間も掛かってしまう。その為、出来るだけ持ち込み易い大きさや重さのバット立て用具を使用する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11-9746号公報
【特許文献2】特開2006-95157号公報
【0005】
【非特許文献1】ミズノBASEBALL&SOFTBALL カタログ2022 ミズノ株式会社 P.245
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、特許文献1は用具が大きくて重い欠点があり、運動広場では良く特許文献2の軽量の組み立て式のバット立て用具が使われている。しかし、組み立て式バット立て用具の多くは連結部にねじを使用しており使用回数が多くなれば劣化し折れる事や緩み抜け落ちる問題があった。
また、キャスター付きバット立て用具(非特許文献1参照)も使われているが運動広場に向かう路が凹凸でこれを持ち上げる場合に重い欠点がある。
【0007】
本発明は、バット立て用具として、軽量で学童野球の幼少選手でも持ち運びが容易に出来、また運動広場に容易に設置出来る。バット立て用具を提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、底板のある筒状の器を用いて、持ち運びし易い為の持ち手部分、器天端部にバットを垂直に立てる為の複数の孔を備えた天端板、底板の破損変形の防止やバットの垂直自立を補助する為のクッション材を設けた事を特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のバット立て用具は軽量で持ち運びし易く、尚且つ置き場所に大きなスペースをとらないで容易に設置出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】 本発明のバット立て用具の斜視図である。
図2】 平面図である。
図3図1のX-X´の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を実施する為の形態について説明する。
図1~3の符号1、底板のある筒状の器を本体にし、符号2の天端板。そして、図3の符号5、クッション材とで構成される。
【0012】
図1~3の符号2、天端板に符号3の複数の孔を用いて符号6のバットを差し込み入れ立てる。
【0013】
図3の符号5、クッション材が符号6のバット下部の滑り止めの役目を果たしバットの垂直自立の補助となる。また、底板部分の破損変形の防止の役割も果たす。
【0014】
図1~3の符号3、複数の孔を用いて符号6のバットと共にその他の孔には雨傘、日傘も差し込み入れ立てる事も可能である。
【符号の説明】
【0015】
1 本体
2 天端板
3 孔
4 持ち手
5 クッション材
6 バット
図1
図2
図3