(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023133214
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】ディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
G02F 1/13357 20060101AFI20230914BHJP
G09F 9/00 20060101ALI20230914BHJP
G02F 1/1335 20060101ALI20230914BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20230914BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20230914BHJP
【FI】
G02F1/13357
G09F9/00 323
G09F9/00 336F
G02F1/1335 500
F21S2/00 481
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023034501
(22)【出願日】2023-03-07
(31)【優先権主張番号】202210237864.X
(32)【優先日】2022-03-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】510134581
【氏名又は名称】群創光電股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Innolux Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110003063
【氏名又は名称】弁理士法人牛木国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】葉 祖銘
(72)【発明者】
【氏名】何 文魁
【テーマコード(参考)】
2H291
2H391
3K244
5G435
【Fターム(参考)】
2H291FA13Z
2H291FA22X
2H291FA22Z
2H291FA28X
2H291FA28Z
2H291FA42Z
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2H291FD04
2H291LA24
2H391AA03
2H391AA18
2H391AB04
2H391AB05
2H391AB34
2H391AC13
2H391AC42
2H391EA13
3K244AA01
3K244BA08
3K244CA02
3K244DA01
3K244DA13
3K244DA16
3K244GA01
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3K244GA04
5G435AA17
5G435AA18
5G435BB04
5G435BB05
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5G435EE26
5G435FF13
(57)【要約】
【課題】ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ装置は、基板、遮光層、複数の第一発光素子、および、複数の第二発光素子を有する。遮光層は、基板上に設置される。第一発光素子は、基板上に設置される。第二発光素子は、遮光層と基板の間に設置される。第二発光素子の一つは、第一発光素子の相隣する任意の二個の間に、交錯して設置される。
【選択図】
図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイ装置であって、
基板と、
前記基板上に設置される遮光層と、
前記基板上に設置される複数の第一発光素子、および、
前記遮光層と前記基板の間に設置される複数の第二発光素子、を有し、前記複数の第二発光素子の一つは、前記第一発光素子の相隣する任意の二個の間に、交錯して設置されることを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項2】
前記第一発光素子の相隣する二個は、第一方向で、第一延伸線を有し、且つ、前記第二発光素子は、第二方向で、第二延伸線を有し、前記第一延伸線は、前記第二延伸線と交錯することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記第一延伸線、および、前記第二延伸線は、互いに垂直であることを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記複数の第二発光素子は、前記複数の第一発光素子周辺に設置されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記複数の第二発光素子は、前記複数の第一発光素子の少なくとも一側に設置されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
さらに、前記複数の第一発光素子、および、前記複数の第二発光素子上に設置される光学層、および、前記光学層と部分的に重複する光転換層を有することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記光転換層は、前記複数の第二発光素子と前記光学層の間に設置されることを特徴とする請求項6に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記光転換層は、一部の前記第一発光素子と前記光学層の間に設置されることを特徴とする請求項6に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記光学層は、単層構造、あるいは、多層構造を有することを特徴とする請求項6に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記光転換層はさらに、前記光学層の上表面上に設置されることを特徴とする請求項6に記載のディスプレイ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ装置に関するものであって、特に、非ディスプレイ領域に、発光素子を設置するディスプレイ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型パソコン、モニター、テレビ等のディスプレイパネルを有する電子装置は、現代社会において、必須の生活必需品になっている。このような携帯型電子製品の活力ある発展に伴い、消費者は、このような製品の品質、機能、および、価格に対し、高い期待を持っている。
【0003】
ディスプレイ装置の進化中、高解像度の要求を満たすとともに、高い生産性を達成するため、これらのディスプレイ装置は、絶えず、縮小化され、発光装置の製造プロセスで、多くの未解決問題を生じる。現有のディスプレイ装置は、一般的に、ユーザーのニーズを満たしているが、それらは、全ての関連において、十分に満足できるものではない。よって、依然として、ディスプレイ装置の構造を改善して、製品要件に符合するディスプレイ装置を製造することが必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述の問題を解決するディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のいくつかの実施形態によると、ディスプレイ装置を提供する。ディスプレイ装置は、基板、遮光層、複数の第一発光素子、および、複数の第二発光素子を有する。遮光層は、基板上に設置される。第一発光素子は、基板上に設置される。第二発光素子は、遮光層と基板の間に設置される。第二発光素子の一つが、第一発光素子の相隣する任意の二個の間に、交錯して設置される。
【0006】
本発明の特徴や長所をさらに、わかりやすくするため、いくつかの実施形態が以下で記述され、詳細な記述が、添付図面とともに提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、ディスプレイ装置のディスプレイ領域の周辺と中心の輝度の差異が減少するので、ディスプレイ装置の輝度が不均一な問題が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1A】本発明のいくつかの実施形態によるディスプレイ装置の断面図である。
【
図1B】本発明のいくつかの実施形態による
図1Aのディスプレイ装置の部分的な拡大図である。
【
図2】本発明のその他の実施形態によるディスプレイ装置の断面図である。
【
図3】本発明の各種実施形態によるディスプレイ装置の上面図である。
【
図4】本発明の各種実施形態によるディスプレイ装置の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下は、本発明の実施形態によるディスプレイ装置の詳細な記述である。理解できることは、以下の開示は、多くの異なる実施形態、あるいは、例が提供されて、本発明の異なる特徴を実行することである。素子、および、配置の特定の例が以下で記述されて、簡潔な方式で、本開示をはっきりと記述する。もちろん、これらは、単なる例であり、制限を意図するものではない。このほか、異なる実施形態は、わかりやすくするため、類似、および/または、対応する参照符号を用いて、類似、および/または、対応する素子を示す。しかし、類似、および/または、対応する参照符号は、はっきり、且つ、わかりやすくするためだけに用いられ、異なる実施形態間の任意の相互関係を意味するのではない。
【0010】
理解すべきことは、本発明の図面は、尺寸通り描かれておらず、実際、素子の尺寸は、任意に拡大、あるいは、縮小されて、本発明の特徴を鮮明にしていることである。
【0011】
このほか、“一層が、もう一層上にある、もう一層上に位置する”と記述されるとき、この層が、もう一つの層と直接接触する状況を指す。あるいは、この層が、もう一つの層と直接接触しない状況も指す。この場合、この層ともう一つの層の間に、一個、あるいは、それ以上の中間層を設置する。
【0012】
このほか、理解すべきことは、明細書や請求項中で使用されるたとえば、“第一”、“第二”等の序数は、素子を修飾するものであり、それらの素子が、任意の前の序数を含んだり、表したりすることを意図せず、ある素子と別の素子の順序、あるいは、製造方法の順序を表すものでもない。これらの序数の使用は、一素子と、同じ名称を有するある素子、あるいは、別の素子と、はっきりと区分するためだけに用いられる。請求項と明細書は、同じ用語を使用しなくてもよく、たとえば、明細書中の第一素子は、請求項中の第二素子であることがある。
【0013】
ここで用いられる“約”というのは、通常、所定値、あるいは、所定範囲の10%、5%、3%、2%、1%、あるいは、0.5%内のことを意味する。ここの所定値は、近似値であり、つまり、“約”の特定の記述がないとき、“約”の意味を含む。さらに、“一範囲は、第一値以上であり、且つ、範囲は、第二値以下である”というのは、その範囲が、第一値、第二値、および、それらの間の数値を有することを意味する。
【0014】
別に定義されない限り、ここで用いられる全用語(技術、および、科学用語を含む)は、当業者により普通に理解されるものと同じ意義を有する。さらに理解できることは、たとえば、辞書により通常定義される用語は、相関技術の上下文中で、同じ意味を有すると解釈されるべきであり、特に定義されない限り、理想化、または、過度に正式な意味として解釈されない。
【0015】
本発明の実施形態によると、光学顕微鏡(OM)、走査型電子顕微鏡(SEM)、膜厚プロファイラー(α-step)、エリプソメーター、あるいは、その他の適当な方法が用いられて、素子間の間隔や距離、あるいは、各素子の幅、厚さ、高さ、あるいは、面積を測定する。詳細には、いくつかの実施形態によると、走査型電子顕微鏡が用いられて、測定される素子を含む断面構造図を得るとともに、素子間の間隔や距離、あるいは、各素子の幅、厚さ、高さ、あるいは、面積を測定する。
【0016】
理解すべきことは、以下の実施形態において、本発明の精神を逸脱しないかぎり、いくつかの異なる実施形態における特徴は、代替、結合、および、再結合されて、その他の実施形態を完成させることである。実施形態間の特徴は、精神に反する、あるいは、互いに衝突しない限り、任意に再結合して、用いることができる。
【0017】
本発明のいくつかの実施形態によると、ディスプレイ装置が提供される。ディスプレイ装置は、基板と遮光層の間(すなわち、ディスプレイ装置の非ディスプレイ領域中)に設置される第二発光素子を有する。第二発光素子は、ディスプレイ領域中の第一発光素子の相隣する二個の間に、交錯して設置される。よって、ディスプレイ装置のディスプレイ領域の周辺と中心の間の輝度の差異が減少して、ディスプレイ装置の不均一な輝度の問題が改善される。
【0018】
理解すべきことは、ディスプレイ装置以外に、本発明の実施形態は、各種電子装置、たとえば、発光装置、接触制御装置、感知装置、アンテナ装置、スプライシング装置、あるいは、それらの組み合わせに適用されるが、本発明は、それらに制限されないことである。電子装置は、曲げられる、あるいは、可撓型の電子装置である。電子装置は、たとえば、発光ダイオード、液晶、蛍光体、りん光体、その他の適当なディスプレイ媒体、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。発光ダイオードは、たとえば、有機発光ダイオード(OLED)、無機発光ダイオード(LED)、ミニ発光ダイオード(mini LED)、マイクロ発光ダイオード(micro LED)、量子ドット(QD)発光ダイオード(たとえば、QLED、QDLED)、その他の適当な材料、あるいは、任意のアレンジ、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。ディスプレイ装置は、たとえば、スプライシング装置を有するが、本発明は、それらに制限されない。本発明の概念と原理は、非自己発光の液晶ディスプレイ(LCD)にも適用されるが、本発明は、それらに制限されない。
【0019】
アンテナ装置は、たとえば、液晶アンテナ、あるいは、別のタイプのアンテナであるが、本発明は、それらに制限されない。アンテナ装置は、たとえば、スプライシングアンテナ装置を有すが、本発明は、それらに制限されない。注意すべきことは、電子装置は、前述の任意のアレンジ、あるいは、組み合わせであるが、本発明は、それらに制限されないことである。このほか、電子装置の形状は、長方形、円形、多角形、曲線縁を有する形状、あるいは、その他の適当な形状である。電子装置は、周辺システム、たとえば、駆動システム、制御システム、光源システム、シェルフシステム等を有して、ディスプレイ装置、アンテナ装置、あるいは、スプライシング装置をサポートする。本発明の電子装置は、たとえば、ディスプレイ装置であるが、本発明は、それらに制限されない。
【0020】
図1Aは、本発明のいくつかの実施形態によるディスプレイ装置10の断面図である。
図1Aを参照すると、ディスプレイ装置10は、基板102、および、基板102上に設置される遮光層122を有する。いくつかの実施形態において、遮光層122は、基板102の少なくとも一側に設置される。たとえば、遮光層122は、基板102の一側、両側、あるいは、三側に設置される。一実施形態において、
図1Aに示されるように、遮光層122は、基板102周辺に設置される。注意すべきことは、
図1Aにおいて、遮光層122により被覆されない基板102の部分は、ここで、ディスプレイ装置10の“ディスプレイ領域R1”と称し、且つ、遮光層122により被覆される基板102の部分は、ここで、ディスプレイ装置10の“非ディスプレイ領域R2”と称する。
【0021】
いくつかの実施形態によると、基板102は、フレキシブル基板、剛性基板、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。いくつかの実施形態によると、基板102の材料は、ガラス、石英、サファイヤ、セラミック、ポリイミド(PI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、その他の適当な材料、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。さらに、いくつかの実施形態によると、基板102は、金属-ガラスファイバー複合材シート、あるいは、金属セラミック複合材シートを有するが、本発明は、それらに制限されない。このほか、基板102の光線透過率は制限されず、つまり、基板102は、透明な基板、半透明基板、あるいは、非透明基板である。さらに、基板102は、ディスプレイ装置10の駆動基板である。
【0022】
本発明の各種実施形態において、遮光層122は、ユーザーが、裸眼で、光の通過を見ることができない遮光材料として定義され、たとえば、約3.5より大きい光学密度(optical density)の材料、あるいは、JIS K 7150の標準のテスト方法に基づいた、50W、10lmの光線に対し、約0%の光線透過率の材料である。いくつかの実施形態において、遮光層122の材料は、黒色フォトレジスト、黒色印刷インク、黒色樹脂、任意のその他の適当な遮光材料、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。
【0023】
図1Aに示されるように、ディスプレイ装置10はさらに、複数の第一発光素子104A、および、複数の第二発光素子104Bを有する。第一発光素子104Aは、基板102上に設置され、且つ、第二発光素子104Bは、基板102と遮光層122の間に設置される。詳細には、第一発光素子104Aは、遮光層122により被覆されない基板102の領域に設置される。つまり、第一発光素子104Aは、ディスプレイ装置10のディスプレイ領域R1中に設置される。第二発光素子104Bは、基板102の遮光層122により被覆される領域に設置される。つまり、第二発光素子104Bは、ディスプレイ装置10の非ディスプレイ領域R2に設置される。
【0024】
いくつかの実施形態において、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bは、ミニ発光ダイオード(mini LED)、マイクロ発光ダイオード(micro LED)、および、発光ダイオードである。さらに、いくつかの実施形態において、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bは、それぞれ、青色光、赤色光、緑色光、白色光、あるいは、紫外線光を発光する。一実施形態において、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bは、青色光を発光する。
【0025】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、接着層106を有する。接着層106は、基板102、第一発光素子104A、および、第二発光素子104B上に形成される。第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bは、接着層106中に封入されて、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bを、湿気や酸素から保護する。
【0026】
いくつかの実施形態において、接着層106は、透明、あるいは、半透明であり、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bの光抽出(light extraction)率が減少するのを回避する。接着層106は、有機材料、無機材料、あるいは、それらの組み合わせを有する。いくつかの実施形態において、無機材料は、窒化ケイ素、酸化ケイ素、酸窒化ケイ素、酸化アルミニウム、任意のその他の適当なパッケージ材料、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。いくつかの実施形態において、有機材料は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、たとえば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ベンゾシクロブテン(BCB)、ポリイミド、ポリエステル、ポリジメチルシロキサン (PDMS)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、任意のその他の適当な保護材、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。いくつかの実施形態において、接着層106は、適当な方法、たとえば、化学気相蒸着(CVD)、スピンオンコート、あるいは、それらの組み合わせにより形成される。
【0027】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、輝度向上フィルム108を有する。輝度向上フィルム108は、接着層106上に設置される。輝度向上フィルム108は、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bにより発射される光線が、輝度向上フィルム108を通過後に、相対的に集中した光源を形成することができるようにする。一実施形態において、輝度向上フィルム108は、青色の輝度向上フィルムである。
【0028】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、輝度向上フィルム108上に形成される色変換層110を有する。いくつかの実施形態によると、色変換層110は、中で分散した色変換材料を有するポリマー材料を有する。色変換材料は、たとえば、任意の適当な量子ドット(QD)材、りん光体(phosphor)材料、あるいは、蛍光体材料である。一実施形態において、色変換層110は、りん光体材料を有する。いくつかの実施形態において、上記のポリマー材料は、透明ポリマー材料である。特に、透明ポリマー材料は、200nm~1100nmの間の波長を有する光線に対して、高透過率を有する。たとえば、透明ポリマー材料は、90%より大きい光線透過率、あるいは、95%より大きい光線透過率を有する。たとえば、透明ポリマー材料は、ポリメチルメタクリエート(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレン(PP)、ナイロン(登録商標)(polyamide、PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、エポキシ樹脂、シリコン等、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。
【0029】
いくつかの実施形態によると、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bが、青色光、あるいは、紫外線光を発射するとき、製品要件にしたがって、適当な量子ドット材料、りん光材料、あるいは、蛍光体材料が、色変換層110に加えられて、赤、緑や白色等の所望の色の光線を発射する。
【0030】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、第一発光素子104A、および、第二発光素子104B上に設置される光学層112を有する。さらに、いくつかの実施形態によると、光学層112はさらに、色変換層110上に設置される。いくつかの実施形態によると、
図1Aに示されるように、光学層112は、色変換層110を被覆する。いくつかの実施形態において、光学層112は、拡散板であり、下層を通過する光線を拡散させて、均一な面光源を生成する。いくつかの実施形態において、光学層112は、単層構造、あるいは、多層構造を有する。一実施形態において、光学層112が多層構造を有するとき、多層構造は、同じ単一層構造をスタックすることにより形成される。いくつかの実施形態において、輝度向上フィルム108がさらに、光学層112上に形成される。
【0031】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、光転換層114を有する。光転換層114は、光学層112と部分的に重複して設置される。いくつかの実施形態によると、光転換層114と光学層112は、基板102の法線方向で、部分的に重複する。詳細には、いくつかの実施形態において、
図1Aに示されるように、光転換層114は、光学層112の下表面112Lに設置される。一実施形態において、光転換層114は、光学層112の一部の下表面112Lに形成される。さらに特に、光転換層114が、光学層112の下表面112Lの辺縁に設置されて、光転換層114が、光学層112と部分的に重複するように設置される。さらに、いくつかの実施形態において、光転換層114は、第二発光素子104Bと光学層112の間に設置される。いくつかの実施形態において、光転換層114はさらに、一部の第一発光素子104Aと光学層112の間に設置される。
【0032】
いくつかの実施形態によると、光転換層114は、光転換インクを有する。詳細には、光転換インクは、光転換材料、および、硬化材料を有する。たとえば、いくつかの実施形態において、光転換材料は、任意の適当な量子ドット材料、あるいは、蛍光体材料を有し、且つ、硬化材料は、(メタ)クリル-ベース材、あるいは、エポキシ樹脂ベース材を有する。本発明のいくつかの実施形態によると、光学層112は、色変換層110、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bを被覆する。ディスプレイ装置10の非ディスプレイ領域R2中に位置する第二発光素子104Bにより発射される光線は、色変換層110以外の空間を通過して、色変換層110を通過せず、光線の一部が、所望の色に転換されない。よって、光学層112の下表面112Lの辺縁上に、光転換層114を設置するのは、ディスプレイ装置10の非ディスプレイ領域R2に位置する第二発光素子104Bの光変換効率を改善して、ディスプレイ装置10のディスプレイ領域R1の周辺が、不必要な色を表示するのを防止する。いくつかの実施形態において、光転換層114は、インクジェット印刷(inkjet printing)により、光学層112の下表面112L上の所定領域(たとえば、下表面112Lの辺縁)にコートされる。
【0033】
図1Aにおいて、基板102、第一発光素子104A、第二発光素子104B、接着層106、輝度向上フィルム108、色変換層110、光学層112、および、光転換層114により形成される構造は、ここで、まとめて、“バックライトモジュール116”と称される。
【0034】
図1Aを引き続き参照すると、いくつかの実施形態によると、ディスプレイ装置10はさらに、ケース118を有し、且つ、バックライトモジュール116は、ケース118上に設置される。いくつかの実施形態において、ケース118の材料は、金属、プラスチック、セラミック、その他の適当な材料、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、フレーム部材120を有する。フレーム部材120は、ケース118上に設置されるとともに、バックライトモジュール116を囲む。いくつかの実施形態によると、フレーム部材120の材料は、金属、プラスチック、あるいは、それらの組み合わせを有する。たとえば、材料は、アルミニウム、ステンレス鋼、あるいは、亜鉛メッキ鋼を有するが、本発明は、それらに制限されない。さらに、プラスチックは、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)コポリマー等、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。
【0035】
いくつかの実施形態によると、
図1Aに示されるように、光学層112と、光転換層114の色変換層110を被覆しない部分が、フレーム部材120上に設置されるとともに、フレーム部材120と接触して、第二発光素子104Bから発射される光線が、光転換層114を通過して、光転換が不完全になる問題を回避できるようにする。
【0036】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10の遮光層122は、バックライトモジュール116、および、フレーム部材120上に設置される。上記のように、基板102の遮光層122により被覆される領域は、ディスプレイ装置10の非ディスプレイ領域R2と称され、且つ、第二発光素子104Bは、非ディスプレイ領域R2中に設置される。基板102の遮光層122により被覆されない領域は、ディスプレイ装置10のディスプレイ領域R1と称され、且つ、第一発光素子104Aは、ディスプレイ領域R1中に設置される。
【0037】
いくつかの実施形態において、ディスプレイ装置10はさらに、偏光板124、偏光板128、および、液晶層126を有する。偏光板124、偏光板128、および、液晶層126は、バックライトモジュール116上、および、遮光層122上に設置される。
図1Aに示されるように、液晶層126は、偏光板124と偏光板128の間に挟まれる。つまり、偏光板124、および、偏光板128は、液晶層126の両側(すなわち、上表面と下表面)に設置される。
【0038】
いくつかの実施形態によると、偏光板124、および、偏光板128の材料は、ポリビニルアルコール(PVA)、あるいは、その他の適当な材料を有するが、本発明は、それらに制限されない。その他の実施形態において、偏光板124、および、偏光板128は、それぞれ、ワイヤグリッド偏光子(WGP)である。
【0039】
いくつかの実施形態によると、液晶層126は、液晶分子(図示しない)を有する。いくつかの実施形態において、液晶層126に対して、異なる電界を加えることにより、液晶分子のアラインメント方向を変化させて、表示されるイメージを調整する。いくつかの実施形態において、液晶層126の材料は、ネマチック(nematic)液晶、スメクティック液晶(smectic)、コレステリック(cholesteric)液晶、青相(blue-phase)液晶、その他の適当な液晶材料、あるいは、それらの組み合わせを有するが、本発明は、それらに制限されない。しかし、その他の実施形態によると、液晶層126は、電界を加える、あるいは、その他の調整により、異なるプロパティ(たとえば、誘電率)を有する変調材料により代替される。
【0040】
次に、
図1Bを参照すると、
図1Bは、本発明のいくつかの実施形態による
図1Aのディスプレイ装置10の部分的拡大図である。いくつかの実施形態によると、光転換層114の厚さT1は、約1μm~約10μmの間である。光転換層114の厚さT1が、厚すぎる場合(たとえば、約10μmより大きい)、光転換層114の材料は、特定波長の光線を吸収するので、光転換層114を通過する光線の色に影響を与える。光転換層114の厚さT1が、薄すぎる場合(たとえば、約1μmより小さい)、光転換層114の光交換効率は低すぎて、所望の光転換効果を達成することができない。
【0041】
いくつかの実施形態によると、光転換層114の外縁と基板102、接着層106、輝度向上フィルム108、あるいは、色変換層110の少なくとも一つの側壁間の距離D1は、約0.3mm~約0.5mmの間である。つまり、光転換層114の基板102、接着層106、輝度向上フィルム108、あるいは、色変換層110の少なくとも一つから、外向けに延伸する部分の長さは、
図1Bに示されるように、距離D1である。
【0042】
いくつかの実施形態によると、遮光層122の内縁の基板102の法線方向とディスプレイ領域R1の最外部の周辺の第一発光素子104Aとの間の距離D2は、約0.3mm~約 0.5mmである。距離D2が長すぎる、たとえば、約0.5mmより大きい場合、輝度不足のせいで、ディスプレイ領域R1周辺の暗帯がさらに目立つ。距離D2が短かすぎる、たとえば、約0.3mmより小さい場合、非ディスプレイ領域R2中の第二発光素子104Bの設置空間は制限される。基板102の遮光層122により被覆される部分は、ディスプレイ装置10の非ディスプレイ領域R2に属する。よって、非ディスプレイ領域R2の境界(つまり、ディスプレイ領域R1と非ディスプレイ領域R2の間の境界)とディスプレイ領域R1の最外部の周辺の第一発光素子104Aの間の距離も、距離D2である。
【0043】
一方、いくつかの実施形態によると、非ディスプレイ領域R2の境界(すなわち、遮光層122の内縁、ディスプレイ領域R1と非ディスプレイ領域R2の境界)の基板102の法線方向と第二発光素子104B間の距離D3は、約0mm~約0.2mmの間である。距離D3が長すぎる、たとえば、約0.2mmより大きい場合、輝度不足のせいで、ディスプレイ領域R1周辺の暗帯がさらに目立つ。一実施形態において、非ディスプレイ領域R2の境界と第二発光素子104Bの間の距離Dが、約0mmであるとき、第二発光素子104Bの側壁は、非ディスプレイ領域R2の境界とアラインされるので、ディスプレイ領域R1の周辺の輝度が増加する。つまり、ディスプレイ領域R1周辺の暗帯が目立つ問題が軽減される。
【0044】
図1Bに示されるように、第一発光素子104Aと第二発光素子104Bの間の距離D4は、上記の距離D2と距離D3の合計である。いくつかの実施形態において、第一発光素子104Aと第二発光素子104Bの間の距離D4は、約0.3mm~約0.7mmの間である。第一発光素子104Aと第二発光素子104Bの間の距離Dが長すぎる、たとえば、約0.7mmより大きい場合、輝度不足のせいで、ディスプレイ領域R1周辺の暗帯がさらに目立つ。第一発光素子104Aと第二発光素子104Bの間の距離D4が、短すぎる、たとえば、約0.3mmより小さい場合、第一発光素子104Aと第二発光素子104Bの間で、十分な空間を保留して、第一発光素子104Aを確実に、ディスプレイ領域R1中に設置し、且つ、第二発光素子104Bを確実に、非ディスプレイ領域R2中に設置することができない。
【0045】
いくつかの実施形態によると、光転換層114の外縁から内縁の長さL1は、約2.15mm~約2.55mmの間である。いくつかの実施形態において、
図1Bに示されるように、光転換層114の外縁は、基板102の法線方向で、光学層112の辺縁とアラインされるが、本発明は、それらに制限されない。光転換層114の外縁から内縁の長さL1が、長すぎる場合(たとえば、約2.55mmより大きい)、光転換層114は、ディスプレイ領域R1中の第一発光素子104Aにより発射される光線に著しく影響するとともに、望まない色の光線を生じる。反対に、光転換層114の外縁から内縁までの長さL1が、短ぎる場合(たとえば、約2.15mmより小さい)、色変換層110を通過せずに、第二発光素子104Bから発射される光線は、効果的に転換されず、装置10のディスプレイ領域R1周辺で、色が不均一である現象を生じる。
【0046】
次に、
図2を参照すると、
図2は、本発明のその他の実施形態によるディスプレイ装置20の断面図である。
図2に示されるディスプレイ装置20は、
図1に示されるディスプレイ装置10に類似するが、ディスプレイ装置20中の光学層112の上表面112U上に、追加の光転換層114がさらに設置される。光学層112の上表面112U上に設置される光転換層114の材料とサイズは、光学層112の下表面112Lに設置される光転換層114と同じであり、よって、説明を省略する。さらに、光学層112の上表面112Uに設置される光転換層114の位置は、光学層112の下表面112L上に設置される光転換層114の位置と同じである。つまり、上表面112U上に設置される光転換層114は、基板102の法線方向で、下表面112L上の光転換層114とアラインされる。
【0047】
図3、および、
図4は、本発明の各種実施形態によるディスプレイ装置10とディスプレイ装置30の上面図である。注意すべきことは、
図1Aの断面は、
図3の線C-C’に沿って得たものであることである。さらに、明瞭にするため、
図3、および、
図4中の多くの素子、および、層は省略されて、説明される実施形態の記述を容易にする。
【0048】
図3に示されるように、第二発光素子104Bは、第一発光素子104Aの相隣する二個の間に交錯して(千鳥に)設置される。特に、第二発光素子104Bは、ディスプレイ領域R1の最外部の周辺の二個の相隣する第一発光素子104Aの間に交錯して設置される。詳細には、いくつかの実施形態によると、ディスプレイ領域R1の最外部の周辺の二個の相隣する第一発光素子104Aの間に、A方向で、延伸線E1を有し、且つ、非ディスプレイ領域R2中の第二発光素子104Bの一つは、B方向で、延伸線E2を有する。いくつかの実施形態において、延伸線E1と延伸線E2の延伸方向は異なり、延伸線E1と延伸線E2は、互いに交錯する。いくつかの実施形態において、延伸線E1と延伸線E2は、互いに垂直である。延伸線E1と延伸線E2が、互いに垂直であるとき、A方向とB方向も、互いに垂直である。
【0049】
いくつかの実施形態によると、
図3に示されるように、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bは、A方向で交錯して設置される。同様に、いくつかの実施形態によると、第一発光素子104A、および、第二発光素子104Bは、B方向で交錯して設置される。
【0050】
本発明により提供される実施形態によると、ディスプレイ装置10の非ディスプレイ領域R2中の第二発光素子104B、および、ディスプレイ装置10のディスプレイ領域R1中の第一発光素子104Aは、交錯して設置され、ディスプレイ領域R1の周辺の輝度の不均一問題をさらに軽減し、よって、ディスプレイ領域R1周辺で、輝度が不十分な暗帯を生成するのを回避する。
【0051】
図3を引き続き参照すると、いくつかの実施形態によると、第二発光素子104Bが、第一発光素子104A周辺に設置される。その他の実施形態において、第二発光素子104Bが、第一発光素子104Aの少なくとも一側上に設置される。輝度が不十分な暗帯が、ディスプレイ領域R1の周辺の一側で発生するとき、第二発光素子104Bが、その一側に設置されて、輝度不足の問題を補償する。同様に、複数の側で、ディスプレイ領域R1周辺に、不十分な輝度の暗帯がない場合、第二発光素子104Bは、両側、三側、あるいは、各側に設置される。
【0052】
さらに、いくつかの実施形態によると、B方向で、二個の相隣する第一発光素子104Aの間のピッチP1と二個の相隣する第二発光素子104Bの間のピッチP3は、等しい。その他の実施形態において、ピッチP1とピッチP3は、異なる。ピッチP1とピッチP3が同じである実施形態において、第一発光素子104Aと第二発光素子104BのB方向のピッチP2は、ピッチP1とピッチP3の二分の一である。同様に、いくつかの実施形態によると、A方向で、二個の相隣する第一発光素子104Aの間のピッチP4と二個の相隣する第二発光素子104Bの間のピッチP6は、等しい。その他の実施形態において、ピッチP4とピッチP6は、異なる。ピッチP4とピッチP6が同じである実施形態において、第一発光素子104Aと第二発光素子104Bの間のA方向のピッチP5は、ピッチP4とピッチP6の二分の一である。
【0053】
次に、
図4を参照すると、
図4のディスプレイ装置30は、
図3のディスプレイ装置10に類似するが、ディスプレイ装置30のディスプレイ領域R1中の第一発光素子104Aは、互いに、交錯して設置される。詳細には、いくつかの実施形態によると、第一発光素子104Aは、A方向で、相隣する第一発光素子104Aと交錯して設置され、且つ、第一発光素子104Aは、B方向でも、相隣する第一発光素子104Aと交錯して設置される。よって、
図4に示されるように、同じカラム、あるいは、ロウ中に位置する第一発光素子104Aと、一カラムに隣接、あるいは、一ロウに相隣する第一発光素子104Aは、互いに、交錯する。
【0054】
注意すべきことは、
図3、および、
図4はそれぞれ、第一発光素子104Aが、ディスプレイ領域R1中に、異なる配列方式で、基板102上に設置されることを説明しているが、本発明は、この限りではないことである。その他の実施形態において、第一発光素子104Aは、ディスプレイ領域R1中で、任意の方式で、基板102上に設置される。
【0055】
上記のように、本発明のいくつかの実施形態によると、ディスプレイ装置は、ディスプレイ領域に位置する第一発光素子、および、非ディスプレイ領域に位置する第二発光素子を有する。第二発光素子は、第一発光素子の相隣する二個の間に、交錯して設置される。この方法により、ディスプレイ装置のディスプレイ領域の周辺と中心の輝度の差異が減少するので、ディスプレイ装置の輝度が不均一な問題が軽減する。このほか、いくつかの実施形態によると、ディスプレイ装置はさらに、光学層の下表面に設置される光転換層を有する。光学層の下表面の辺縁上に、光転換層を設置することは、ディスプレイ装置の非ディスプレイ領域中に位置する第二発光素子の光交換効率を改善して、ディスプレイ装置のディスプレイ領域の周辺が、不必要な色を表示するのを防止する。
【0056】
本発明のいくつかの実施形態、および、それらの長所が詳細に記述されているが、注意すべきことは、本発明の精神と範囲を逸脱しない限り、各種変化、置換、および、修正が可能であることである。たとえば、当業者なら理解できるように、ここで開示される多くの特徴、機能、プロセス、および、材料は、本発明の範囲内で変化する。さらに、本発明の範囲は、明細書中で記述される特定の実施形態のプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、および、ステップに制限することを意図しない。当業者なら、本発明から分かるように、現行の、あるいは、将来発展するプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、あるいは、ステップは、ここで開示される対応する実施形態が、ほぼ同じ機能を実行する、あるいは、ほぼ同じ結果を達成すれば、本発明にしたがって用いることができる。したがって、本発明の保護範囲は、このようなプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、あるいは、ステップを有する。さらに、添付のクレームの範囲は、広義の解釈が認められるべきであり、このような修正、および、類似する配置すべてを包含する。
【符号の説明】
【0057】
10、20、30…ディスプレイ装置
102…基板
104A…第一発光素子
104B…第二発光素子
106…接着層
108…輝度向上フィルム
110…色変換層
112…光学層
112L…下表面
112U…上表面
114…光転換層
116…バックライトモジュール
118…ケース
120…フレーム部材
122…遮光層
124、128…偏光板
126…液晶層
A、B…方向
C-C’…断面線
D1、D2、D3、D4…距離
E1、E2…延伸線
L1…長さ
P1~P6…ピッチ
R1…ディスプレイ領域
R2…非ディスプレイ領域
T1…厚さ