IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 旭トステム外装株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-出隅部材 図1
  • 特開-出隅部材 図2
  • 特開-出隅部材 図3
  • 特開-出隅部材 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023133567
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】出隅部材
(51)【国際特許分類】
   E04F 13/08 20060101AFI20230914BHJP
   E04F 19/02 20060101ALI20230914BHJP
【FI】
E04F13/08 101Q
E04F19/02 Q
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023127226
(22)【出願日】2023-08-03
(62)【分割の表示】P 2019211446の分割
【原出願日】2019-11-22
(71)【出願人】
【識別番号】305003542
【氏名又は名称】旭トステム外装株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100165157
【弁理士】
【氏名又は名称】芝 哲央
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100160794
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 寛明
(72)【発明者】
【氏名】浅見 英昭
(57)【要約】
【課題】建物の出隅部に配置され、好ましい意匠性を有する出隅部材を提供すること。
【解決手段】躯体としての柱材6との間に通気層を介して配置され隣接して所定の角度をなす一対の側端面2aを有する一対の壁材2により形成される出隅部に、一対の側端面2aを覆うように上下方向に延びて配置される出隅部材1。一対の側端面2aにそれぞれ対向して配置され一対の側端面2a側から通気層側まで延びて所定の角度をなして連続する一対の第1面13a、13bを有するため、壁材2の厚みが実際よりも厚く視認されると共に出隅部をコンパクトに構成できる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
躯体との間に通気層を介して配置され隣接して所定の角度をなす一対の側端面を有する一対の壁材により形成される出隅部に、前記一対の側端面を覆うように上下方向に延びて配置され、
前記一対の側端面にそれぞれ対向して配置され前記一対の側端面の建物外側方向の端部に対向する位置から前記通気層に対向する位置まで延びて所定の角度をなして連続する一対の第1面を有する、出隅部材。
【請求項2】
前記一対の第1面は、前記一対の側端面の建物外側方向の端部に対向する位置から前記通気層に配置される下地材に対向する位置まで延びて連続する、請求項1に記載の出隅部材。
【請求項3】
前記一対の壁材の裏面にそれぞれ対向して配置される一対の第2面を有し、
前記一対の第2面は、先端側に屈曲して前記一対の壁材の裏面と当接する一対の屈曲部を有する、請求項1又は2に記載の出隅部材。
【請求項4】
単一部材からなる、請求項1から3いずれかに記載の出隅部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、出隅部材に関する。
【背景技術】
【0002】
建物の外壁を金属サイディング材や窯業サイディング材等の外装材により構成した場合における、出隅部の納まりに関して、様々な技術が提案されている。例えば、乾式壁材の端部をカバーすると共に、雨水等を流下させる樋としても機能する隅部材に関する技術が開示されている(例えば、後述の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10-280566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術は、建物の出隅部に筒状の流水路を形成するものであるが、流水路が形成された出隅部が建物の外観から突出するため、意匠性の観点から好ましくない。
【0005】
本開示は、建物の出隅部に配置され、好ましい意匠性を有する出隅部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、躯体との間に通気層を介して配置され隣接して所定の角度をなす一対の側端面を有する一対の壁材により形成される出隅部に、前記一対の側端面を覆うように上下方向に延びて配置され、前記一対の側端面にそれぞれ対向して配置され前記一対の側端面の建物外側方向の端部に対向する位置から前記通気層に対向する位置まで延びて所定の角度をなして連続する一対の第1面を有する、出隅部材に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本開示の第1実施形態に係る出隅部材を示す斜視図である。
図2】本開示の第1実施形態に係る出隅部材を示す断面図である。
図3】本開示の第2実施形態に係る出隅部材を示す斜視図である。
図4】本開示の第2実施形態に係る出隅部材を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係る出隅部材1は、一対の壁材2により形成される出隅部に配置される。一対の壁材2は、建物における躯体としての柱材6との間に、厚みL1、L2を有する通気層を介して配置される。上記通気層には下地材としての胴縁4が複数配置される。胴縁4は釘やビス等の固定具により柱材6に固定される。壁材2は、通気金具31を介して胴縁4に固定される。
【0009】
上記出隅部は、図2に示すように、一対の壁材2の隣接する一対の側端面2aが所定の角度をなすように配置されて形成される。一対の側端面2aは、互いの裏面2bに当接することなく、端部が隣接する。一対の側端面2aは、隣接する端部同士が当接することなく所定の間隔を空けて隣接する。一対の側端面2aは、躯体形状に応じた所定の角度をなす。本実施形態では、一対の側端面2aは柱材6の方向に凹み状に略90度の角度をなして隣接する。
【0010】
出隅部材1は、上記出隅部における一対の側端面2aを覆うように、上下方向に延びて配置される。出隅部材1は、例えば単一部材からなる長尺状の部材である。出隅部材1は、図2に示すように、第1面13a、13bと、第2面12a、12bと、ガイド片14a、14bと、を有する。第1面13a、13bは、折曲部15を介して連続し、第2面12a、12bの先端には屈曲部11a、11bが設けられる。出隅部材1は、横断面において対称構造を有する。出隅部材1を構成する材料は特に制限されず、建物の外装に用いられる公知の材料を用いることができる。
【0011】
第1面13a、13bは、一対の側端面2aにそれぞれ対向して配置される面である。第1面13a、13bは、折曲部15を介し、一対の側端面2aのなす角と同様の角度をなして連続する。本実施形態では、第1面13a、13bは、略90度の角度をなして連続する。第1面13a、13bの建物外部方向の端部は、それぞれガイド片14a、14bと連続する。
【0012】
第1面13a、13bは、側端面2a側から、胴縁4が配置される厚みL1、L2を有する通気層側まで延びて連続する。第1面13a、13bは、側端面2aの建物外側方向の端部に対向する位置から、側端面2aの建物内側方向の端部に対向する位置を超え、通気層に配置される下地材としての胴縁4の側端面に対向する位置にまで延びて連続する。本明細書中で対向する、とは、面同士の間に一定の間隔を有している場合と、面同士の間に間隔を有さず当接している場合とを含む。上記のように第1面13a、13bが通気層側まで延びて連続することで、壁材2の厚みは、実際の壁材2の厚みに相当する側端面2aの幅方向の長さよりも厚く視認される。壁材2の厚みは、第1面13a、13bの幅方向の長さと同様の厚みであるかのように視認される。
【0013】
第2面12a、12bは、一対の壁材2の一対の裏面2bにそれぞれ対向して配置される面である。第2面12a、12bは、一対の壁材2との間に所定の間隔を空けて配置される。第2面12a、12bは、胴縁4と当接して配置される。第2面12a、12bは、胴縁4に固定されていてもよい。第2面12a、12bの先端側には、屈曲部11a、11bが設けられる。第2面12a、12bの基端側は、第1面13a、13bと連続する。
【0014】
屈曲部11a、11bは、第2面12a、12bの先端側に設けられる。屈曲部11a、11bは、第2面12a、12bと連続し、第2面12a、12bに対して壁材2の方向に略垂直に屈曲する。屈曲部11a、11bが設けられることで、壁材2と第2面12a、12bとの間には、空間S1、S2が形成される。屈曲部11a、11bの壁材2の方向に延びる屈曲長さである、第2面12a、12bと壁材2との間隔は、通気金具31の厚みと略等しい。このため、空間S1、S2に通気金具31を配置できる。
【0015】
屈曲部11a、11bは、先端が壁材2の裏面2bに当接する。壁材2の表面側から、壁材2とガイド片14a、14bとの隙間を通じて雨水や湿気等の水分が裏面2b側に侵入する可能性がある。しかし、上記侵入した水分は屈曲部11a、11bに遮られ、柱材6を含む躯体側に到達することなく、下方に流下する。
【0016】
ガイド片14a、14bは、第1面13a、13bの建物外側方向の端部が壁材2方向に略垂直に屈曲されて形成される。ガイド片14a、14bは、一対の壁材2の表面に対向して配置される。ガイド片14a、14bにより、壁材2の配置が規制され、壁材2の位置決めを容易に行える。ガイド片14a、14bにより、一対の側端面2aが外部から視認不能に完全に被覆される。
【0017】
(出隅部材の製造方法)
出隅部材1の製造方法は特に制限されないが、例えば1枚の長方形状の金属板をベンディング加工することにより製造できる。出隅部材1は、例えば、以下のような手順で製造できる。まず、金属板を180°の角度で折り返して屈曲部11aを形成する。次に、金属板を上記折り返した箇所から90°の角度で屈曲して第2面12aを形成する。次に、金属板を任意の位置で90°の角度で屈曲して第1面13aの一部を形成する。次に、金属板を任意の位置で90°の角度で屈曲すると共に任意の位置で180°の角度で折り返してガイド片14aを形成する。次に、金属板を上記ガイド片14aを形成するため90°の角度で屈曲した箇所から90°の角度で屈曲して第1面13aを形成する。次に、金属板を折曲部15で90°の角度で屈曲して第1面13bを形成する。同様の手順で、ガイド片14b、第1面13bの一部、第2面12b、屈曲部11bを形成する。上記製造した出隅部材1に対し、耐候性や耐腐食性、意匠性を高めるため、公知の材料によって表面処理や塗装を行ってもよい。
【0018】
壁材2は、建物の外壁を構成する。壁材2は、特に制限されないが、例えばパネル状の外壁材である。壁材2としては、例えば、窯業系サイディング材や金属サイディング材が用いられる。
【0019】
通気金具31は、壁材2を胴縁4に固定する。通気金具31は壁材2と係合可能であり、前面には1つ以上の固定孔31aが設けられる。通気金具31を壁材2と係合させ、固定孔31aからネジやビス等の固定具を挿通させて胴縁4に対して固定することで、壁材2を胴縁4に固定できる。通気金具31と、上記固定具の一部であるネジやビス等の頭部は、壁材2と胴縁4との間に設けられる空間S1及びS2に配置される。通気金具31の厚みは、例えば5mm程度である。
【0020】
下地材としての胴縁4は、壁材2を柱材6等の躯体に対して固定する。本実施形態では、胴縁4は柱材6等の躯体に対して垂直に取付られる縦胴縁である。胴縁4と通気金具31とにより、図2に示すように、壁材2と柱材6との間には、厚さL1、L2を有する通気層が形成される。上記通気層により、建物の通気性を確保でき、内部結露や壁材2の吸水による劣化を抑制できる。
【0021】
上記第1実施形態に係る出隅部材1によれば、以下の効果が奏される。出隅部材1を、躯体としての柱材6との間に通気層を介して配置され隣接して所定の角度をなす一対の側端面2aを有する一対の壁材2により形成される出隅部に、一対の側端面2aを覆うように上下方向に延びて配置されるものとした。出隅部材1を、一対の側端面2aにそれぞれ対向して配置され一対の側端面2aの建物外側方向の端部に対向する位置から前記通気層に対向する位置まで延びて所定の角度をなして連続する一対の第1面13a、13bを有するものとした。上記により、壁材2の厚みは、実際の壁材2の厚みに相当する側端面2aの幅方向の長さよりも厚く、第1面13a、13bの幅方向の長さと同様であると視認される。上記に加え、隣接して所定の角度をなす一対の側端面2aが、同様に所定の角度をなして連続する第1面13a、13bで覆われることで、出隅部をコンパクトに構成できる。これにより、出隅部材1が配置される出隅部の好ましい意匠性が得られる。
【0022】
出隅部材1を、一対の壁材2の裏面2bにそれぞれ対向して配置される一対の第2面12a、12bを有し、一対の第2面12a、12bは、先端側に壁材2の裏面2bと当接する屈曲部11a、11bを有するものとした。上記により、出隅部材と壁材2との隙間から侵入する水分は、屈曲部11a、11bに遮られるため通気層内に侵入することが防止される。従って、建物の柱材6を含む躯体側に対する防水効果が得られる。このため、シーリング材等による防水施工を省略あるいは最小限のものにできる。上記に加え、屈曲部11a、11bの壁材2の方向に延びる屈曲長さを通気金具31の厚みと同様の長さに調整できる。上記により、所望の厚みを有する通気金具31を下地材としての胴縁4と壁材2との間に配置できる。
【0023】
出隅部材1を、単一部材からなるものとした。上記により、出隅部材1を隙間を有さずに構成できるため、建物の柱材6を含む躯体側に対する防水効果が得られる。また、出隅部材1の製造に係るコストを低減できる。
【0024】
[第2実施形態]
以下の説明では、第1実施形態と共通する構成について記載を省略する場合がある。第2実施形態に係る出隅部材1は、図3図4に示すように、第1実施形態と同様の構成を有する。第2実施形態の出隅部材1は、配置される出隅部を構成する通気層及び通気金具32の構成が第1実施形態と異なる。
【0025】
一対の壁材2は、躯体としての柱材6との間に厚みL1、L2を有する通気層を介して配置される。上記通気層は、通気金具32により形成される。上記通気層には、スペーサ5が配置される。
【0026】
通気金具32は、壁材2を躯体としての柱材6に固定する。通気金具32は、通気金具31と同様、壁材2と係合可能であり、前面には1つ以上の固定孔32aが設けられる。通気金具32を壁材2と係合させ、固定孔32aからネジやビス等の固定具を挿通させて柱材6に対して固定することで、壁材2を柱材6に固定できる。通気金具32の厚みは、通気金具31の厚みよりも厚く、例えば15mm程度である。通気金具32により、躯体と壁材2との間に胴縁を設けずに、十分な厚みを有する通気層を形成できる。
【0027】
下地材としてのスペーサ5は、壁材2と柱材6との間に形成される通気層内に配置される。スペーサ5は、通気金具32を用いて壁材2を柱材6に固定する際の下地として用いられる。スペーサ5は、例えば垂直方向に延びる部材であり、柱材6と当接して固定される。スペーサ5の厚みと、屈曲部11a、11bの厚みとの合計は、通気金具32の厚みと同一である。従って、柱材6にスペーサ5を固定し、出隅部材1を配置した後に壁材2を配置することで、柱材6と壁材2との間に通気金具32が配置される空間を確保できる。
【0028】
出隅部材1における一対の第1面13a、13bは、一対の側端面2aに対向するように配置される。第1面13a、13bは、側端面2aの建物外側方向の端部に対向する位置から、側端面2aの建物内側方向の端部に対向する位置を超え、それぞれ厚みL1、L2を有する通気層に対向する位置にまで延びて連続する。折曲部15は、第1実施形態における場合よりも柱材6と近接するように配置される。出隅部材1は、建物の通気層の厚みL1、L2が多少異なる場合においても、折曲部15と躯体との距離を調整することで出隅部に配置できる。
【0029】
上記第1実施形態及び第2実施形態で説明した通り、出隅部材1は、屈曲部11a、11bを有する。これにより、屈曲部11a、11bの屈曲長さと同様の厚みを有する通気金具31と、胴縁4とを組み合わせて通気層を形成することができる。同時に、任意の厚みを有する通気金具32により通気層を形成することもできる。
【0030】
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。しかし、本開示は、上記実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
【0031】
上記実施形態に係る出隅部材1を、横断面において対称構造を有するものとして説明した。しかし、これに限定されない。出隅部材1の構成は非対称構造であってもよい。例えば出隅部を構成する隣接する壁材や通気層の厚み等の構成が異なる場合、これに応じて出隅部材1の構成を変更し、非対称構造を有する出隅部材1としてもよい。
【0032】
上記実施形態に係る単一部材からなる出隅部材1を、金属板をベンディング加工することで製造されるものとして説明した。しかし、これに限定されない。単一部材からなる出隅部材1は溶接等、他の方法により製造されてもよい。出隅部材1における屈曲部11a、11b、ガイド片14a、14b及び第1面13a、13bの一部は、ベンディング加工により他の箇所よりも厚みが厚く構成されているが、溶接等の他の方法を用いて全て同一の厚みを有する部材としてもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 出隅部材、11a、11b 屈曲部、12a、12b 第2面、13a、13b 第1面、2 壁材、2a 側端面、2b 裏面、4 胴縁(下地材)、5 スペーサ(下地材)、6 柱材(躯体)
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2023-08-03
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
躯体との間に通気層を介して配置され隣接して所定の角度をなす一対の側端面を有する一対の壁材により形成される出隅部に、前記一対の側端面を覆うように上下方向に延びて配置される出隅部材であり、
前記一対の側端面にそれぞれ対向して配置され前記出隅部材の建物外側方向の端部から前記通気層に対向する位置まで延びる平面が所定の角度をなして連続する一対の第1面を有する、出隅部材。
【請求項2】
前記一対の第1面は、前記一対の側端面の建物外側方向の端部に対向する位置から前記通気層に配置される下地材に対向する位置まで延びて連続する、請求項1に記載の出隅部材。
【請求項3】
前記一対の壁材の裏面にそれぞれ対向して配置される一対の第2面を有し、
前記一対の第2面は、先端側に屈曲して前記一対の壁材の裏面と当接する一対の屈曲部を有する、請求項1又は2に記載の出隅部材。
【請求項4】
単一部材からなる、請求項1から3いずれかに記載の出隅部材。