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  • 特開-餃子入り即席カツプ麺 図1
  • 特開-餃子入り即席カツプ麺 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023134315
(43)【公開日】2023-09-27
(54)【発明の名称】餃子入り即席カツプ麺
(51)【国際特許分類】
   A23L 7/113 20160101AFI20230920BHJP
   A23L 35/00 20160101ALI20230920BHJP
   A23L 7/109 20160101ALI20230920BHJP
   A21C 11/24 20060101ALI20230920BHJP
【FI】
A23L7/113
A23L35/00
A23L7/109 Z
A21C11/24 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022062098
(22)【出願日】2022-03-14
(71)【出願人】
【識別番号】505396372
【氏名又は名称】塩島 芳春
(72)【発明者】
【氏名】塩島 芳春
【テーマコード(参考)】
4B031
4B036
4B046
【Fターム(参考)】
4B031CA01
4B031CA07
4B031CH09
4B031CH14
4B036LE05
4B036LF11
4B036LF19
4B036LH22
4B036LP01
4B036LP14
4B036LP19
4B036LP24
4B036LT29
4B046LA01
4B046LA09
4B046LB06
4B046LB20
4B046LC20
4B046LE01
4B046LE05
4B046LE11
4B046LE19
4B046LG29
4B046LP10
4B046LP38
4B046LP71
4B046LP75
4B046LP80
(57)【要約】
【課題】 子供及び高齢者が市販の即席カツプ麺と餃子を同時に食する場合、量が多くて食べ残す場合がありロスが多くて経済的にもマイナス面が指摘されていた、また、麺類だけ食すると栄養面で偏りがあり特に子供には問題があった。
【解決手段】 麺類と餃子の量をそれぞれ従来の半分程度に減らした、餃子入り即席カツプ麺を製品化することで、量とコスト、及び栄養面も満足できるものを作ることである、すなわち素材は同じ小麦粉を使い、麺部と餃子の皮は同じ圧延材でこしのある材料を使う、叉餃子の皮はロスの少ない四角形にして其の皮に具材をのせて、そのあとに麺類と餃子を高温で蒸し上げることで製造工程も共用出来てロスも少なく安価な製品化が図れる。これからの時代にマツチした製法といえる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
家庭で作る市販品の即席麺に於いて、特に高齢者や子供が即席麺と餃子も同時に食べたい場合、市販の即席麺と市販の餃子を同時に食するには量が多くて食べ残す場合があり、叉、費用も割高になりどちらか一品にすると栄養面においても偏りが起こりがちと考えられた。特に麺類のたんぱく質と餃子の具材の万能栄養剤を同時に摂取する方法として、従来の50%程度の麺に、同じく50%程度の餃子を同じ即席麺カツプにいれて、従来と同じように熱湯を注ぎ食することができる即席カツプ麺を特徴としたものである。
【請求項2】
麺の部位と餃子の部位を同量の50%に材料取りする為には、麺材を帯状に圧延する際のローラの外部の形状が、半分は麺状にあと半分は四角状に切断が出来ることを特徴とした圧延ローラであること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭等で食する市販されている即席カツプ麺に関することであり、特に小さな子供や高齢者で食事量が少ない方が、カツプ麺も食べたい、叉出来れば同時に餃子も食べたいという場合通常2人前の食事量を食するわけであり、麺か餃子のどちらかを食べ残すことになり無駄食い?となることが多々ありました、叉栄養面においても麺類の炭水化物と、餃子に豊富な万能栄養素と出来れば両方を摂取したい場合にどうしてもどちらかに偏る傾向があつた。
がこれらを改善する餃子入りカツプ麺である。
【背景技術】
【0002】
従来市販されている即席カツプ麺、及び焼き餃子又は蒸し餃子はほとんど大の大人がほぼ満足できる量の食材が容器に詰められてある。
【0003】
カツプ麺等の製造方法は麺材料の粉体投入から最終工程までほとんど全自動の機械にて製造されており、餃子は大体が手作業のようですが中にはかなり機械化された工場で製造されているようです、例えば餃子の皮上に具材を自動で載せて、あとは自動の蒸し機にて完成、容器詰めまでと。すなわち一度具材の量を設定すると途中変更は面倒のようである。
【0004】
以上の様に従来の即席めん及び蒸し餃子の製造ラインは夫々決まった量の製品を多量に製造していることがわかる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
子供及び高齢者が市販の即席カツプ麺と餃子を同時に食する場合、量が多くてどちらかを食べ残すロスが多く不経済であった、また一流メーカーの製造ラインは専用の多量生産方式の為製品量の調整は困難であった。また、餃子の製造ラインも同様に数量の調整は困難であった。
【問題を解決する手段】
【0006】
本発明は、まず、麺と餃子の皮を同じ小麦粉の粉体から完成までほとんど共用できる工程、設備を活用して、材料のロス、設備の有効活用を図り、製品の量は現在品の夫々50%の具材をカツプ内に入れて、食する場合は好みのタレ汁をカツプ内にいれてその上から熱湯を注いで3分乃至5分経てば最適な餃子入りカツプ麺を適量食することができる。
【0007】
まず、カツプ麺及び餃子の皮の素材となる小麦粉は同じ粉体の粉に食塩とかんすい水等を入れる、その後混合、練り込み、こねる等を機械で行い、麺のこしを強くする、すなわちこれが即席麺および餃子の皮となる。
【0008】
次に麺生地を回転する2個のローラーの中を通して薄いめん帯をつくる、この作業は生地を強くするために2~3回繰り返す場合がある。
【0009】
次に麺の圧延工程を通す、今工程は、最終的に麺のこしをつよくすることと、厚さを1ミリ程度に薄くすることと、大事なことは、ここで麺の部分は細く一定の長さに切断すること、また半分は餃子の皮を作るために四角い形状のものを6枚程度取り出すために一個のローラーには切り刃があり、所定の板取ができる。
以上で麺と餃子の皮の素材は完成である。
【0010】
ラーメンの素材はとりあえずそのまま保存として、餃子の皮は別の機械に移動してそのテーブル上に四角い皮が並びその上に別途調理済の餃子の具材が適量配給される、すると作業員が手作業で四角い皮を二つ折りして、あとの3面部に水をつけて圧着して次の工程に流す。今時点では具材は火を通してあり調理済である。
【0011】
次にカツプ麺材と具材入り餃子は蒸し機の中に投入して蒸熱処理をします。
今工程は蒸気で約100度で5分程度で完成です。また、カツプの中は麺を下に餃子を上に6個程度のせます。
【0012】
製造工程は終了して、出荷前のカツプ容器への箱詰め作業で、餃子用のダシ汁をカツプ麺の横に添えたり、注意書きを添えたりで完成です。
【0013】
以上で完成で後は従来品と同じように、カツプの蓋をあけて熱湯を注いで3乃至5分経過で食することができます。
【発明の効果】
【0014】
上述のように、本発明は子供及び高齢者の小食を希望する方には、通常の半分程度の量でカツプ麺と餃子の両方を余すことなく、また、経済的に食事することが出来て栄養面においても満足のいくもである。
【発明を実施する為の最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図1図3 に基ずいて説明する。
【0016】
図1、に於いては、餃子入り即席カツプ麺の製造工程の概略図を示す。
【0017】
図2,に於いては、麺類と餃子の皮を同一の麺帯から分断する工程を示す。
【0018】
図3、に於いては、餃子を作るテーブルを示す。
【以上工程の簡単な図面説明】
【0019】

図1]に於いて、1,は小麦粉等に塩等を入れた容器を示す、
2,は小麦粉と調味料等を混合練り込む装置をしめす、
3,は練り込んだ麺帯を定寸に切断する装置をしめす、
4,は四角に切断した餃子の皮に具材を乗せて餃子を作るテーブル、
5,は麺と餃子を高温で蒸し上げる装置を示す、
6,は蒸上げた麺と餃子を乾燥、冷却する装置を示す、
7,は完成した麺と餃子をカツプに詰める工程を示す、
図2]に於いて 8,麺帯切断機で、麺部と餃子部の材料を定寸に切断するローラー、
9,は切断済の麺と餃子の皮を示す、
10,は麺帯を圧延した切断前の材料を示す、
図3]に於いて11,は切断した四角い餃子の皮を示す、
12,は餃子の皮に具材を乗せたところ示す、
13、は餃子に具材をのせて皮を閉じたところを示す、
14,は皮を閉じた餃子を目視検査をする工程を示す、
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2022-05-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭等で食する市販されている即席カツプ麺に関することであり、特に小さな子供や高齢者で食事量が少ないかたが、カツプ麺も食べたい、叉出来れば同時に餃子も食べたいという場合通常2人前の食事量を食するわけであり、麺か餃子のどちらかを食べ残すことになり無駄食い?となることが多々ありました、叉栄養面においても麺類の炭水化物と、餃子に豊富な万能栄養素と出来れば両方を摂取したい場合にどうしてもどちらかに偏る傾向があつた。がこれらを改善する餃子入りカツプ麺である。
【背景技術】
【0002】
従来市販されている即席カツプ麺、及び焼き餃子叉は蒸し餃子はほとんど大の大人がほぼ満足できる量の食材が詰められている。
【0003】
カツプ麺等の製造方法は麺材料の粉体投入から最終工程までほとんど全自動の機械にて製造されており、餃子は大体が手作業のようですが中にはかなり機械化された工場で製造されているようです、例えば餃子の皮上に具材を自動で載せて、あとは自動の蒸し機にて完成、容器詰めまでを、すなわち一度具材の量を設定すると、途中変更は面倒のようである。
【0004】
以上の様に従来の即席めん及び蒸し餃子の製造ラインは夫々決つた量の製品を多量に製造していることが分かつた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
子供及び高齢者が市販の即席カツプ麺と餃子を同時に食する場合、量が多くてどちらかを食べ残すロスが多くて不経済であつた、また一流メーカ-の製造ラインは専用の多量生産方式の為製品量の調整は困難であつた、また、餃子の製造ラインも同様に困難であつた
【問題を解決する手段】
【0006】
本発明は、まず、麺と餃子の皮を同じ小麦粉の粉体から完成までほとんど共用出来る工程、設備を活用して、材料のロス、設備の有効活用を図り、製品の量は現在品の夫々50%の具材をカツ内に入れて、食する場合は好みのタレ汁をカツプ内に入れてその上から熱湯を注いで3分乃至5分経てば最適な餃子入りカツプ麺を適量食することができる。
【0007】
まず、カツプ麺及び餃子の皮の素材となる小麦粉は同じ粉体の粉に食塩とかんすい水等を入れる、その後混合、練り込み、こねる等を機械で行い、麺のこしを強くする、すなわちこれが即席麺および餃子の皮となる。
【0008】
次に麺生地を回転する2個のローラ-の中を通して薄いめん帯をつくる、この作業は生地を強くするために2~3回繰り返す場合がある。
【0009】
次に麺の圧延工程を通す、今工程は、最終的に麺のこしをつよくすることと、厚さを1ミリ程度に薄くすることと、大事なことは、ここで麺の部分は細く一定の長さに切断すること、また半分は餃子の皮を作るために四角い形状のものを6枚程度取り出すために一個のローラ-には切り刃があり、所定の板取ができる。
以上で麺と餃子の皮の素材は完成である。
【0010】
ラ-メンの素材はとりあえずそのまま保存として、餃子の皮は別の機械に移動してそのテーブル上に四角い皮が並びその上に別途調理済の餃子の具材が適量配給される、すると作業員が手作業で四角い皮を二つ折りして、あとの3面部に水をつけて圧着して次の工程に流す。今時点では具材は火を通してあり調理済である。
【0011】
次にカツプ麺材と具材入り餃子は蒸し機の中に投入して蒸熱処理をします。
今工程は蒸気で約100度で5分程度で完成です。また、カツプの中は麺を下に餃子を上に6個程度のせます。
【0012】
製造工程は終了して、出荷前のカツプ容器への箱詰め作業で、餃子用のダシ汁をカツプ麺の横に添えたり、注意書きを添えたりで完成です。
【0013】
以上で完成で後は従来品と同じように、カツプの蓋をあけて熱湯を注いで3乃至5分経過で食することができます。
【発明の効果】
【0014】
上述のように、本発明は子供及び高齢者の小食を希望する方には、通常の半分程度の量でカツプ麺と餃子の両方を余すことなく、また、経済的に食事することが出来て栄養面においても満足のいくもである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1、においては、餃子入り即席カツプ麺の製造工程の略図を示す。
図2図2,においては、麺類と餃子の皮を同一の麺帯から分断する工程を示す。
図3図3、においては、餃子を造るテーブルを示す。
【発明を実施する為の最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態を図1図3にもとずいて説明する。
【0017】
図3、に於いては、餃子を作るテーブルを示す。
【0018】
〔以上工程の簡単な図面説明〕
図1〕に於いて、1,は小麦粉等に塩等を入れた容器を示す、
2,は小麦粉と調味料等を混合練り込む装置をしめす、
3,は練り込んだ麺帯を定寸に切断する装置をしめす、
4,は四角に切断した餃子の皮に具材を乗せて餃子を作るテーブル、 5,は麺と餃子を高温で蒸し上げる装置を示す、
6,は蒸上げた麺と餃子を乾燥、冷却する装置を示す、
7,は完成した麺と餃子をカツプに詰める工程を示す、
図2〕に於いて 8,麺帯切断機で、麺部と餃子部の材料を定寸に切断するローラ-、 9,は切断済の麺と餃子の皮を示す、
10,は麺帯を圧延した切断前の材料を示す、
図3〕に於いて11,は切断した四角い餃子の皮を示す、
12,は餃子の皮に具材を乗せたところ示す、
13、は餃子に具材をのせて皮を閉じたところを示す、
14,は皮を閉じた餃子を目視検査をする工程を示す、