(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023135571
(43)【公開日】2023-09-28
(54)【発明の名称】はしごの転倒と滑り事故防止突っ張り棒
(51)【国際特許分類】
E06C 7/42 20060101AFI20230921BHJP
【FI】
E06C7/42
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022062097
(22)【出願日】2022-03-15
(71)【出願人】
【識別番号】592207027
【氏名又は名称】親和精密株式会社
(72)【発明者】
【氏名】木下 東翼
【テーマコード(参考)】
2E044
【Fターム(参考)】
2E044AA01
2E044BA01
2E044BB01
2E044BC02
2E044CA01
2E044CB04
(57)【要約】
【課題】はしごには、滑りと倒れる危険性がいつもあります。長いはしごには下にあるアウトリガーや人が支えても人の2倍以上高いはしごではささえきれません。それに立てかける角度が適正でないと滑り防止効果はありません。
【解決手段】はしごは適正な角度が大切です転倒してからでは間に合わない。はしごの設置角度をずれなくすれば良いのです。それにははしごと同じ長さの左右セットの突っ張り棒をはしごの高い位置に金具で繋ぎ、はしごの先端を突くようにハの字で支えてその下の両端を適正な間隔で支える位置で鎖をカラビナで調節して左右を繋ぐと適正な位置と角度がたもてるので転倒と滑りが防止出来る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
はしごの先端の左右の継手を通じてハシゴと同じ長さ同じ段数の突っ張りぼうを転倒防止にはしごの左右にハの字になって支える、その棒の下端同士を長さが調節出来る鎖で繋げて、広がることを防止することで、より一層安全にハシゴの転倒を防止して、安全作業の出来る、はしご突っ張り棒
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、はしごの転倒と滑りによる事故を防止する考案である。
【背景技術】
【0002】
高所に上る必要がある時、はしごを利用しますが非常にきけんです。年間の労働災害がおびただしい数発生しています。その対策として色々な対策としてはしごのアウトリガーも有りますが不十分であった。
【0003】
はしごの作業は、安全規定で介助者がはしごの下を支えなければなりません。はしごの先端の高いところに人の傾いた体重は、てこの原理で支える人の高さとはしごの高さの比率倍下の支える力が必要です。高いはしごでの人の体重を支える事は無理です。なので、高いはしごの倒れる対策としては欠点があった。
【0004】
労働安全規定通り守って居ても事故が起きています。それしか方法が無いのが実状です
【0005】
この改善策としてはしごのアウトリガーが付いたはしごも有りますが、やはり低いはしごにしか効果はありません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、はしごを支える点は高いところを支えなければいけない点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、はしごが横滑りした時一番効果的に支えるためには支える棒がはしごと同じ長さで真横から支えることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の突っ張り棒は、加重の一番少ない場所を支えて金具で繋がっているので突っ張り棒の重量を軽く出来るという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
はしごは長くなると2段3段と伸び縮みするので下側が外に内側は中に収納されるので外付ける事ができない、アウトリガーは、外側に外付けできる下側にしかつけられない。本孝案の突っ張り棒は、先端に付けるので一番内側のはしごに継ぎ手を段の重なる外に延長すれば取り付けられる。長さの調節もはしごと同じ段にして長さ調節をねじなどで、固定することで実現した。
【実施例0009】
図1は、本発明突っ張り棒の実施例の正面図であって、1~5は、
図2と同様である。はしごの先端と突っ張り棒は金具でつながっており、左右セットの下端はカラビナで長さ調節して繋がっている。
【0010】
図2は実施例の側面図で突っ張り棒が左右の倒れだけでなく角度が適正でない、すべる対策としても効果的な事が分かる図です。
【0011】
図3は2段はしごの実施例で4の突っ張り棒の長さ調節の固定ねじがついています。
【0012】
図4ははしごを使用後はしごの長さを収縮させた状態を表しています。
はしごは適正な角度あれば高く昇る事に問題はないが少しのトラブルが適正位置を変えると修正出来なくなって事故になる。本案件の突っ張り棒は適正な位置を確実に保持するので信頼できる。