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特開2023-136459芯保持装置及びこの芯保持装置を備えたシャープペンシル
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  • 特開-芯保持装置及びこの芯保持装置を備えたシャープペンシル 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023136459
(43)【公開日】2023-09-29
(54)【発明の名称】芯保持装置及びこの芯保持装置を備えたシャープペンシル
(51)【国際特許分類】
   B43K 21/22 20060101AFI20230922BHJP
【FI】
B43K21/22 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022042138
(22)【出願日】2022-03-17
(71)【出願人】
【識別番号】000108328
【氏名又は名称】ゼブラ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000626
【氏名又は名称】弁理士法人英知国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】阿部 成雄
(72)【発明者】
【氏名】小出 茜
【テーマコード(参考)】
2C353
【Fターム(参考)】
2C353FA04
2C353FE05
2C353FG06
(57)【要約】
【課題】 より短い芯をしっかりと保持する。
【解決手段】 芯保持装置30であって、芯Xを挿通して前方へ導く筒状の芯保持ホルダー31と、この芯保持ホルダー31の外周面を覆う外筒32とを備え、芯保持ホルダー31の前端側には、芯Xの外周面を保持するように前方へ向かって徐々に内周面が縮径された芯保持部31bと、芯保持部31bを周方向に分離する切込み部31dとが設けられている。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
芯を挿通して前方へ導く筒状の芯保持ホルダーと、この芯保持ホルダーの外周面を覆う外筒とを備え、
前記芯保持ホルダーの前端側には、前記芯の外周面を保持するように前方へ向かって徐々に内周面が縮径された芯保持部と、前記芯保持部を周方向に分離する切込み部とが設けられていることを特徴とする芯保持装置。
【請求項2】
前記芯保持部は、前記芯保持ホルダーの周壁肉厚を、前方へ向かって徐々に径方向内側へ厚くすることで形成されることを特徴とする請求項1記載の芯保持装置。
【請求項3】
前記芯保持部から前方へ向かって内周面を徐々に拡径しながら周壁肉厚を薄くした拡径部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の芯保持装置。
【請求項4】
前記拡径部は、凸曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3記載の芯保持装置。
【請求項5】
前記切込み部は、前記芯保持ホルダーの前端から前記芯保持部の後方側へ延設されていることを特徴とする請求項1~4何れか1項記載の芯保持装置。
【請求項6】
前記外筒は、前記芯保持ホルダーの外周面との間に隙間を有し、この隙間により前記芯保持ホルダーの径方向の撓みを可能にしていることを特徴とする請求項1~5何れか1項記載の芯保持装置。
【請求項7】
前記芯保持ホルダーには、最前端部まで外周面を前方へ徐々に縮径した縮径傾斜部が設けられることを特徴とする請求項1~6何れか1項記載の芯保持装置。
【請求項8】
請求項1~7何れか1項記載の芯保持装置を備えたシャープペンシル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、挿通される芯をその外周側から保持する芯保持装置、及びこの芯保持装置を備えたシャープペンシルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、シャープペンシルは、例えば特許文献1に記載されるように、最前端側で芯を送り出す部分に、芯を挿通して前方へ導くガイド管を備えている。
この従来技術によれば、例えば芯が折れた場合に、この折れ芯の後端側を前記ガイド管に保持するとともに前端側を前記ガイド管から突出させることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001-180181
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来技術によれば、前記ガイド管による折れ芯に対する保持力が弱いため、筆記しようとすると折れ芯が回転してしまう場合がある。また、折れ芯が短すぎると、前記ガイド管から容易に抜けてしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
芯を挿通して前方へ導く筒状の芯保持ホルダーと、この芯保持ホルダーの外周面を覆う外筒とを備え、前記芯保持ホルダーの前端側には、前記芯の外周面を保持するように前方に向かって徐々に内周面が縮径された芯保持部と、前記芯保持部を周方向に分離する切込み部とが設けられていることを特徴とする芯保持装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、より短い芯をしっかりと保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明に係る芯保持装置の一例を備えたシャープペンシルを示す側面図である。
図2】同芯保持装置の分解斜視図である。
図3】同芯保持装置の要部拡大縦断面図である。
図4】同芯保持装置に芯が挿通されている状態を示す縦断面図である。
図5】同芯保持装置に先行芯及び後続芯が挿通されている状態を示す縦断面図である。
図6】芯保持ホルダーの他例を示す斜視図である。
図7】芯保持装置の他例を示す要部拡大縦断面図である。
図8】芯保持装置の他例を示す要部拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、芯を挿通して前方へ導く筒状の芯保持ホルダーと、この芯保持ホルダーの外周面を覆う外筒とを備え、前記芯保持ホルダーの前端側には、前記芯の外周面を保持するように前方へ向かって徐々に内周面が縮径された芯保持部と、前記芯保持部を周方向に分離する切込み部とが設けられている(図1図5参照)。
【0009】
第2の特徴として、前記芯保持部は、前記芯保持ホルダーの周壁肉厚を、前方へ向かって徐々に径方向内側へ厚くすることで形成される(図7及び図8参照)。
【0010】
第3の特徴として、前記芯保持部から前方へ向かって内周面を徐々に拡径しながら周壁肉厚を薄くした拡径部が設けられている(図3図5参照)。
【0011】
第4の特徴として、前記拡径部は、凸曲面状に形成されている(図3図5参照)。
【0012】
第5の特徴として、前記切込み部は、前記芯保持ホルダーの前端から前記芯保持部の後方側へ延設されている。
【0013】
第6の特徴として、前記外筒は、前記芯保持ホルダーの外周面との間に隙間を有し、この隙間により前記芯保持ホルダーの径方向の撓みを可能にしている(図3図5参照)。
【0014】
第7の特徴として、前記芯保持ホルダーには、最前端部まで外周面を前方へ徐々に縮径した縮径傾斜部が設けられる(図3図5参照)。
【0015】
第8の特徴として、上記芯保持装置を備えてシャープペンシルを構成した(図1参照)。
【0016】
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明において、「前」とは、芯保持ホルダー31の軸方向の一方側であって芯Xが突出する方向を意味し、「後」とは、前記一方側に対する逆方向側を意味する。
【0017】
図1は、本発明に係る芯保持装置を備えたシャープペンシルを示す。
このシャープペンシル1は、長尺状の軸筒10と、この軸筒10の前端側に接続された先口20と、先口20の前端側に装着された芯保持装置30と、軸筒10の後端から突出するノック部40と、軸筒10内に収納された図示しない芯繰り出し機構及び芯タンクとを備え、ノック部40を進退させる操作により、前記芯繰り出し機構が前記芯タンク内の芯Xを繰り出し、この芯Xを先口20及び芯保持装置30内へ挿通させて外部へ突出させる。
【0018】
軸筒10は、図示例によれば、単一の筒状部材であるが、複数の筒状部材を連結した態様とすることも可能である。
【0019】
先口20は、先細筒状の部材であり、軸筒10の前端側に着脱可能に螺合接続される。この先口20の前端側には、後述する芯保持装置30が装着される。
なお、この先口20は、他例としては、軸筒10と一体の部材とすることも可能である。
【0020】
前記芯繰り出し機構は、前記芯タンク内の芯Xを繰り出す周知の機構であり、他例としては、回転操作により芯を繰り出す態様や、サイドノック操作により芯を繰り出す態様とすることが可能である。
【0021】
芯保持装置30は、芯Xを挿通して前方へ導く筒状の芯保持ホルダー31と、この芯保持ホルダー31の外周面を覆う外筒32とを備える(図4及び図5参照)。
【0022】
芯保持ホルダー31は、硬質金属材料から長尺な略円筒状に形成される。この芯保持ホルダー31は、その後端側部分が、先口20に圧入されることで、先口20及び軸筒10と同芯状に固定される。
なお、芯保持ホルダー31の材質は、例えば合成樹脂材料(硬質又は軟質である場合を含む)など、芯保持ホルダー31の径方向の撓みを可能にするものであれば、金属以外の材料とすることも可能である。
また、芯保持ホルダー31を先口20に固定する手段は、前記圧入以外に、接着や、溶接、カシメ、嵌合等とすることが可能である。
【0023】
芯保持ホルダー31には、この芯保持ホルダー31の最前端部まで外周面を前方へ徐々に縮径した縮径傾斜部31aが設けられる。
そして、この縮径傾斜部31aには、芯Xの外周面を保持するように内周面が縮径された芯保持部31bと、芯保持部31bから前方へ向かって内周面を徐々に拡径しながら周壁肉厚を薄くした拡径部31cとが設けられる(図3参照)。
さらに、この芯保持ホルダー31には、その周壁前端から芯保持部31bよりも後側の部分にわたって長尺状に延設された切込み部31d(図2参照)が設けられている。
【0024】
縮径傾斜部31aは、例えば、芯保持ホルダー31の原材となる金属製円筒状部材について、最前端部まで外周面を前方へ徐々に縮径した部分である(図3参照)。この縮径傾斜部31aは、例えば、金型を用いた絞り加工により形成すればよい。
芯保持ホルダー31の内周面において、縮径傾斜部31aよりも後側の部分は、芯Xの外周面よりも若干大きな径に形成される。
また、芯保持ホルダー31の外周面において、縮径傾斜部31aよりも後側の部分は、後述する外筒32の筒部32aの内周面よりも若干小さな径に形成される。
【0025】
芯保持部31bは、縮径傾斜部31aの内周面の前端側でその内径が最小になる部分である。この芯保持部31bは、芯Xの外周面に適宜な圧接力で接するように、芯Xの外径よりも若干小さな内径に形成される。
【0026】
拡径部31cは、芯保持部31bよりも前側で前方へ向かって内周面を徐々に拡径しながら周壁肉厚を薄くしている。
より詳細に説明すれば、この拡径部31cは、芯保持部31bから前方へ行くにしたがって徐々に拡径する凸曲面状(別表現をすれば、縦断面凸曲線状)に形成される。図3に示す一例によれば、この拡径部31cの最前端部は、芯保持ホルダー31の最前端部に位置する。
【0027】
切込み部31dは、芯保持ホルダー31の周壁において、周方向に間隔を置いて複数(図示例によれば、等間隔に2つ)設けられる。
各切込み部31dは、芯保持ホルダー31の最前端部から後方へ略直線状に延設される。この切込み部31dの後端部は、図4及び図5に示す一例によれば、先口20内に入り込んだ位置である。
各切込み部31dは、芯保持部31bを含む芯保持ホルダー31の前側部分を、周方向に分離している。
【0028】
また、外筒32は、硬質金属材料から長尺な略円筒状に形成され、その後端側部分が、芯保持ホルダー31後端側の圧入部分よりも前側で、先口20に圧入されている。そして、この外筒32は、先口20、軸筒10及び芯保持ホルダー31等と同芯状に固定される。
この外筒32は、芯保持ホルダー31の外周面に近接する円筒状の筒部32aと、この筒部32aの前端側で縮径された縮径部32bとを有する。
なお、外筒32の材質の他例としては、例えば合成樹脂材料など、適度な強度を確保できるものであれば、金属以外の材料とすることも可能である。
また、外筒32を先口20に固定する手段は、前記圧入以外に、接着や、溶接、カシメ、嵌合等とすることが可能である。
【0029】
筒部32aは、芯保持ホルダー31の径方向の撓みを可能にするとともに、その撓み量を規制するように、芯保持ホルダー31外周面との間に隙間s1を有する。この隙間s1は、筒部32aの後端部まで連続している。
隙間s1の径方向寸法は、芯保持ホルダー31において、縮径傾斜部31aよりも後ろ側が略一定であり、縮径傾斜部31aの部分では、前方へ行くにしたがって大きくなる。
【0030】
縮径部32bは、筒部32aの前端から径方向の内側へ突出する環状の突起である。
この縮径部32bの内径は、芯保持ホルダー31の前端外径よりも小さく、且つ芯Xの外径よりも大きく形成される。
【0031】
また、縮径部32bは、芯保持ホルダー31の前端部よりも前側に位置する(図3参照)。この縮径部32bの内周面と、挿通される芯Xの外周面との間には、芯Xが縮径部32bに当接し損傷するのを阻むように、隙間s2が確保される。
【0032】
次に上記構成のシャープペンシル1について、その作用効果を詳細に説明する。
ノック部40がノック操作され軸筒10内の芯Xが前進すると、この芯Xは、芯保持装置30内を通過して、芯保持装置30前端から前方へ突出する(図4参照)。
この状態で、筆記が行われ、芯Xの前端側に筆圧等による径方向の力成分が加わると、芯Xの前端側は径方向へ若干撓む。この撓みは、芯保持ホルダー31の前端側が径方向へ撓んで外筒32内周面に当接することで規制されるため、芯Xがこの撓みにより折れたり、芯Xが縮径部32bに強く圧接されて損傷したりするのを防ぐことができる。
【0033】
また、図5に示すように、先行芯X1と、この先行芯X1に後方から接触する後続芯X2が、芯保持装置30に挿入されている状態では、切込み部31dを有する芯保持ホルダー31の周壁に縮径方向の弾性的な復元力が生じる。このため、先行芯X1は、縮径しようとする芯保持部31bによって圧接されしっかりと保持される。
よって、短くなった先行芯X1により筆記を行った場合でも、先行芯X1が回転してしまったり、先行芯X1が芯保持ホルダー31から抜けてしまったりするのを防ぐことができる。
【0034】
また、短くなった先行芯X1(例えば、折れ芯等)を。芯保持装置30に対し前方側から挿入しようとした場合は、この先行芯X1の後端部は、芯保持ホルダー31の前端に引っ掛かることなく、拡径部31cに導かれて、スムーズに後方へ移動する。
また、拡径部31cは、芯保持部31bに保持されて前方へ突出する芯Xを傷つけないという作用も奏する。
【0035】
このように、本実施態様の発明によれば、芯保持ホルダー31の周壁肉厚を前方へ向かって徐々に薄くすることで、芯保持ホルダー31の前端近くに拡径部31cを配置しているため、芯保持部31bの位置も、比較的前端寄りに配置することができる。したがって、より短い芯を保持可能である。
【0036】
<変形例>
上記実施態様によれば、拡径部31cを上述した凸曲面状に形成したが、この拡径部31cは、前方へ向かって内周面を徐々に拡径しながら周壁を薄くするものであればよく、他例としては、凹曲面状や、円錐面状、R面取り状、C面取り状等とすることが可能である。
【0037】
また、上記実施態様によれば、切込み部31dを芯保持ホルダー31の最前端部から後方へ延設するようにしたが、この切込み部31dは、芯保持ホルダー31を、少なくとも芯保持部31bの部分で周方向に分離して、径方向に弾性変形し易くするものであればよい。
したがって、例えば、図6に示す芯保持ホルダー31’のように、前後方向へわたる長孔状の切込み部31d’を有する態様とすることも可能である。
【0038】
また、上記実施態様によれば、芯保持ホルダー31が円筒状の外筒32に挿入された構成としたが、他例としては、外筒32が、シャープペンシル1の他の部分であってもよい。例えば、先口20の前端側に貫通孔を設け、この貫通孔を外筒32の内周面として機能させ、この貫通孔内に隙間s1を確保して芯保持ホルダー31を設けた態様とすることも可能である。
【0039】
また、上記実施態様の芯保持装置30は、芯保持部31bを形成するために、芯保持ホルダー31の周壁肉厚を前方へ向かって徐々に径方向内側へ厚くしたが、他例としては、図7に示す芯保持装置30S1のようにして、芯保持部31bを形成することが可能である。
芯保持装置30S1は、上記芯保持装置30において、芯保持ホルダー31を芯保持ホルダー31S1に置換したものである。
芯保持ホルダー31S1は、その周壁の前端側の肉厚を、前方へ向かって徐々に径方向内側へ厚くすることで、芯保持部31bを形成している。
図7に示す芯保持装置30S1によれば、芯保持部31bをより前端側に配置することができ、ひいては、より短い折れ芯を保持することができる。
【0040】
さらに、他例としては、図8に示す芯保持装置30S2のようにしてもよい。この芯保持装置30S2は、上記芯保持装置30において、芯保持ホルダー31を芯保持ホルダー31S2に置換したものである。
芯保持ホルダー31S2は、上記芯保持ホルダー31S1において、芯保持部31bから前方へ向かって内周面を徐々に拡径しながら周壁肉厚を薄くした拡径部31cを有する。
図8に示す芯保持装置30S2によれば、芯保持部31bにより前端側で折れ芯を保持することができる上、拡径部31cにより、前方からの芯Xの挿入を容易にしたり、芯Xの損傷を防いだりすることができる。
【0041】
本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0042】
1:シャープペンシル
10:軸筒
20:先口
30:芯保持装置
31:芯保持ホルダー
32:外筒
31a:縮径傾斜部
31b:芯保持部
31c:拡径部
31d:切込み部
X:芯
s1,s2:隙間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8