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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023137226
(43)【公開日】2023-09-29
(54)【発明の名称】給水タンク
(51)【国際特許分類】
   F24F 6/00 20060101AFI20230922BHJP
【FI】
F24F6/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022043334
(22)【出願日】2022-03-18
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】牧田 芳隆
(72)【発明者】
【氏名】松下 雄次
(72)【発明者】
【氏名】村松 隆
(72)【発明者】
【氏名】石黒 真衣
(72)【発明者】
【氏名】中野 直人
(72)【発明者】
【氏名】松本 一真
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 稜太
【テーマコード(参考)】
3L055
【Fターム(参考)】
3L055DA02
(57)【要約】
【課題】空気調和機に使用される給水タンクにおいて、タンク容量の減少を抑え、シンクから引き出し易くなるという効果を得ることができる。
【解決手段】貯水容器21に装着された状態において、タンク部61の上面に設けられた第一取っ手部62と、タンク部61の上面における長辺側の一方側の側面である一方長辺側面Cにおいてタンク部61のタンク開口を有する面寄り、及びタンク部61の上面の短辺側の側面である各々の短辺側面D寄りに設けられた2つの第二一方側取っ手部64と、を有している。第二一方側取っ手部64は、タンク部61における内方に凹んだ窪みであり、給水タンク60が貯水容器21に装着された状態において、第一取っ手部62は上方から掴むことができ、給水タンク60を第一取っ手部62を掴み持ち上げた状態において、第二一方側取っ手部64と他方長辺側面Bとを下方向から掴むことができる。
【選択図】図15
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水を貯水する貯水容器に着脱自在に設けられる給水タンクであって、
奥行方向が短く横長の略箱形状を有して前記貯水容器に装着された状態において底面にタンク開口を有するタンク部と、
前記タンク開口に設けられ前記タンク部内の水を前記貯水容器に供給する給水蓋部と、
前記貯水容器に装着された状態において前記タンク部の上面に設けられた第一取っ手部と、
前記タンク部の前記上面における長辺側の一方側の側面である一方長辺側面において前記タンク部の前記タンク開口を有する面寄り、及び前記タンク部の前記上面の短辺側の側面である各々の短辺側面寄りに設けられた2つの第二一方側取っ手部と、を有し、
前記タンク部において前記タンク開口を有する面と、前記一方長辺側面と、前記タンク部の前記上面における長辺側の他方側の側面である他方長辺側面と、を除くすべての面において自立可能な構造とし、
前記第二一方側取っ手部は、前記タンク部における内方に凹んだ窪みであり、
前記給水タンクが前記貯水容器に装着された状態において、前記第一取っ手部は上方から掴むことができ、
前記給水タンクを前記第一取っ手部を掴み持ち上げた状態において、前記第二一方側取っ手部と前記他方長辺側面とを下方向から掴むことができることを特徴とする給水タンク。
【請求項2】
前記第二一方側取っ手部は、前記給水タンクが前記貯水容器に装着された状態において、横方向に長い形状であることを特徴とする請求項1に記載の給水タンク。
【請求項3】
前記他方長辺側面において前記タンク部において前記タンク開口を有する面寄り、及び各々の前記短辺側面寄りに設けられた2つの第二他方側取っ手部と、を有し、
前記第二他方側取っ手部は、前記タンク部における内方に凹んだ窪みであり、
前記給水タンクを前記第一取っ手部を掴み持ち上げた状態において、前記第二一方側取っ手部と前記第二他方側取っ手部とを下方向から掴むことができることを特徴とする請求項1に記載の給水タンク。
【請求項4】
前記第二他方側取っ手部は、前記給水タンクが前記貯水容器に装着された状態において、横方向に長い形状であることを特徴とする請求項3に記載の給水タンク。
【請求項5】
前記タンク部の前記一方長辺側面において前記第二一方側取っ手部より前記上面寄り、及び各々の前記短辺側面寄りに設けられた2つの第三一方側取っ手部を有し、
前記第三一方側取っ手部は、前記タンク部における内方に凹んだ窪みであり、
前記給水タンクを前記第一取っ手部を掴み持ち上げた状態において、前記第三一方側取っ手部と前記他方長辺側面とを横方向から掴むことができることを特徴とする請求項1から4に記載の給水タンク。
【請求項6】
前記第三一方側取っ手部は、前記給水タンクが前記貯水容器に装着された状態において、上下方向に長い形状であることを特徴とする請求項5に記載の給水タンク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は空気調和機に使用される、給水タンクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の空気調和機の給水タンクにおいては、第一取っ手部が、給水タンクのタンクキャップと反対側の面に位置し、第二取っ手部は、給水タンクの側方に位置していた。それにより、給水後、給水タンクのキャップ面を上に向けた状態から第二取っ手部を持ち90度回転させた後、第一取っ手部を持ち、運んで本体ケースにセットする構成になっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6089203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来の空気調和機の給水タンクにおいては、2つの貫通孔を有し、貫通孔に指を通して握ることが出来る取っ手部が2つ存在することで、タンク容量が減少してしまうという課題を有していた。また、給水するために狭いシンクに置くと、給水タンクを回転させることができない場合に、シンクから給水タンクを引き出すために手をかける部分が1か所しかなく、シンクから引き出しづらいという課題を有していた。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、タンク容量の減少を抑え、シンクから引き出し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、この目的を達成するために、本発明に係る給水タンクは、水を貯水する貯水容器に着脱自在に設けられる給水タンクであって、奥行方向が短く横長の略箱形状を有して前記貯水容器に装着された状態において底面にタンク開口を有するタンク部と、前記タンク開口に設けられ前記タンク部内の水を前記貯水容器に供給する給水蓋部と、前記貯水容器に装着された状態において前記タンク部の上面に設けられた第一取っ手部と、前記タンク部の前記上面における長辺側の一方側の側面である一方長辺側面において前記タンク部の前記タンク開口を有する面寄り、及び前記タンク部の前記上面の短辺側の側面である各々の短辺側面寄りに設けられた2つの第二一方側取っ手部と、を有し、前記タンク部において前記タンク開口を有する面と、前記一方長辺側面と、前記タンク部の前記上面における長辺側の他方側の側面である他方長辺側面と、を除くすべての面において自立可能な構造とし、前記第二一方側取っ手部は、前記タンク部における内方に凹んだ窪みであり、前記給水タンクが前記貯水容器に装着された状態において、前記第一取っ手部は上方から掴むことができ、前記給水タンクを前記第一取っ手部を掴み持ち上げた状態において、前記第二一方側取っ手部と前記他方長辺側面とを下方向から掴むことができることを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、水を貯水する貯水容器に着脱自在に設けられる給水タンクであって、奥行方向が短く横長の略箱形状を有して前記貯水容器に装着された状態において底面にタンク開口を有するタンク部と、前記タンク開口に設けられ前記タンク部内の水を前記貯水容器に供給する給水蓋部と、前記貯水容器に装着された状態において前記タンク部の上面に設けられた第一取っ手部と、前記タンク部の前記上面における長辺側の一方側の側面である一方長辺側面において前記タンク部の前記タンク開口を有する面寄り、及び前記タンク部の前記上面の短辺側の側面である各々の短辺側面寄りに設けられた2つの第二一方側取っ手部と、を有し、前記タンク部において前記タンク開口を有する面と、前記一方長辺側面と、前記タンク部の前記上面における長辺側の他方側の側面である他方長辺側面と、を除くすべての面において自立可能な構造とし、前記第二一方側取っ手部は、前記タンク部における内方に凹んだ窪みであり、前記給水タンクが前記貯水容器に装着された状態において、前記第一取っ手部は上方から掴むことができ、前記給水タンクを前記第一取っ手部を掴み持ち上げた状態において、前記第二一方側取っ手部と前記他方長辺側面とを下方向から掴むことができることを特徴とする構成にしたことにより、タンク容量の減少を抑え、シンクから引き出し易くなるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施の形態1の空気調和装置の斜視図
図2】同空気調和装置の扉を開いた状態の斜視図
図3】同空気調和装置の構造を示す断面図
図4】同空気調和装置の貯水部の斜視図
図5】同空気調和装置の内部構造を示す斜視図
図6】同空気調和装置の貯水部の斜視図
図7】同空気調和装置の貯水部の平面図
図8】同空気調和装置の貯水部の平面図
図9】同空気調和装置の給水タンクの斜視図
図10】同空気調和装置の電解槽の斜視図
図11】同空気調和装置の電解槽の斜視図
図12】同空気調和装置の電解槽の断面図
図13】同空気調和装置の錠剤投入機構の斜視図
図14】同空気調和装置の錠剤投入機構の錠剤投入ケース内を示す斜視図
図15】同空気調和装置の給水タンクの斜視図
図16】同空気調和装置の給水タンクの斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0010】
(実施の形態1)
図1図2は、本発明の実施の形態1の空気調和装置の斜視図である。なお、図1は、空気調和装置を前面側から見た図である。図2は、扉を開いて貯水部を取り外した空気調和装置を前面側から見た図である。図3は、実施の形態1の空気調和装置を側面から見た断面図である。
【0011】
なお、以下では、図1に示すように空気調和装置が設置された状態(以下「設置状態」ともいう)での鉛直方向を上下方向として、水平方向を左右方向として記載する場合がある。また、以下では、設置状態において、空気調和装置の、扉3が設けられている側の面を「前面」とし、空気調和装置の前面に対向する面を「背面」とし、空気調和装置の前面側から見て右側の側面を「右側面」、左側の側面を「左側面」とする。
【0012】
以下、空気調和装置の詳細な構成について説明する。図1に示すように、本実施の形態の空気調和装置においては、略箱形状の本体ケース1を備え、本体ケース1の両側面には、略四角形状の吸気口2を有している。本体ケース1の前面には、開閉可能な扉3を備え、扉3を開くと後述する本体ケース1内の空気浄化ユニット7の一部を取り出すことが出来る。本体ケース1の天面には、開閉式の吹出口4を備えている。
【0013】
図2図3に示すように、本体ケース1内には、仕切板5と、送風機6と、空気浄化ユニット7と、風路8と、制御部9と、を備えている。
【0014】
仕切板5は、本体ケース1の中央に設けられた板であり、後述する隔壁と共に本体ケース1の前面側と背面側を隔てるものであり、背面側は風路8となる。
【0015】
送風機6は、空気を送風する、即ち吸気口2から本体ケース内に空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹出口4から吹き出すものである。送風機6は、本体ケース1内の中央に設けられ、モータ部10と、モータ部10により回転するファン部11と、それらを囲むケーシング部12とを備えている。
【0016】
本実施の形態における送風機6の動作は、本体ケース1に備えられた操作部1Aによって決定されるものである。図1図2図3に示すように、操作部1Aは、本体ケース1の天面に設けられた開閉式のカバー1Bによって覆われている。本発明の空気調和装置の使用者は、操作部1Aに備えられた風量切り替えボタン(図示せず)を操作することによって送風機6の風量を段階的に調節可能であり、その操作した情報は制御部9へと信号として送られる。
【0017】
ファン部11は、シロッコファンで、モータ部10から水平方向に延びたモータ軸13に固定され、モータ部10は、ケーシング部12に固定されている。ケーシング部12は、ケーシング部12の本体ケース1における上面側に吐出口14を備え、ケーシング部12の本体ケース1における背面側に吸込口15を有している。
【0018】
図4は実施の形態1の空気調和装置の貯水容器を本体ケース内に配置した状態での斜視図である。図5は実施の形態1の空気調和装置の構成部品の一部を取り除き内部の構造を示す斜視図である。図6は実施の形態1の空気調和装置の貯水部の斜視図である。
【0019】
図2図3図4図5図6に示すように、空気浄化ユニットは、給水手段からの水を電解槽に貯水し、錠剤投入機構により電解槽内の水に電解促進錠剤を投入し、電気分解して次亜塩素酸を含んだ水を生成し、生成した次亜塩素酸を含んだ水を、送風機により吸気口から本体ケース内に吸い込んだ空気に接触させて吹出口から散布する装置である。
【0020】
空気浄化ユニット7は、貯水部16と、電解部17と、水供給部18と、活性酸素種補給部19と、水補給部20と、を備えている。
【0021】
貯水部16は、水を貯水し除菌を行う。貯水部16は、貯水容器21と、給水タンク60と、気液接触手段23と、を有する。
【0022】
図7は実施の形態1の空気調和装置の貯水部の平面図である。図8は実施の形態1の空気調和装置の貯水部の構成部品の一部を取り除き内部の構造を示す平面図である。
【0023】
図4図6図7図8に示すように、貯水容器21は、本体ケース1の下部に配置され、天面を開口した箱形状をしており、水を貯水できる構造となっており、隔壁24と、給水区画25と、除菌区画26と、を有する。
【0024】
図4に示すように、隔壁24は、貯水容器21において、本体ケース1の前面側(風路8外)と本体ケース1の背面側(風路8)とを仕切る板であり、貯水容器21の底面から上方に延び、その上端は貯水容器21の上端より上方に配置されている。
【0025】
図6図7図8に示すように、隔壁24の上端の一部の面は仕切板5の壁面に面で接しており、これによって本体ケース1の前面側(風路8外)と本体ケース1の背面側(風路8)とは、互いに空気の出入りがないように隔てられている。
【0026】
給水区画25は、略椀形状であり、給水タンク60から供給された水を貯水する区画であり、本体ケース1の下部に配置された状態の貯水容器21において隔壁24よりも本体ケース1の前面側に位置し、給水タンク60を保持可能な構造をしており、底部には給水タンク60を保持する位置に円柱形状の突起27を有している。
【0027】
除菌区画26は、略椀形状であり、所定の濃度の次亜塩素酸を含んだ水を貯水する区画であり、隔壁24の前面側と背面側にまたがるように設けられており、隔壁24の水面より下方に設けられた開口(図示せず)により連通している。除菌区画26は、除菌区画26の水位を検知する第1の水量検知手段28と、第2の水量検知手段29とを有している。
【0028】
第1の水量検知手段28は、除菌区画26内の水位が目標水位より低い渇水水位より低下したことを検知する。なお、目標水位とは、本発明の空気調和装置の空気浄化動作において、構成部品毎に設定されている最大水量の水位を指す。渇水水位とは、本発明の空気調和装置の空気浄化動作において、構成部品毎に設定されている最小水量の水位を指す。
【0029】
第1の水量検知手段28は、除菌区画26における隔壁24の背面側に位置し、浮力を有する第1フロート部分28aと、第1フロート部分28aの位置を検知する第1検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0030】
第1フロート部分28aは、除菌区画26内に配置されており、第1検知センサーは、本体ケース1の壁部における第1フロート部分28aの近傍に埋め込まれている。
【0031】
第1検知センサーは、除菌区画26内の水位が低下し、渇水水位より低下した際、それに伴う第1フロート部分28aの浮動により、第1フロート部分28aを検知できなくなる。この時、第1検知センサーは、除菌区画26内の水位が渇水水位より低下したことを示す信号を制御部9に送る。
【0032】
第2の水量検知手段29は、除菌区画26内の水位が目標水位に達したことを検知する。
第2の水量検知手段29は、除菌区画26における隔壁24の前面側に位置し、浮力を有する第2フロート部分29aと、第2フロート部分29aの位置を検知する第2検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0033】
第2フロート部分29aは、除菌区画26内に配置され、第2検知センサーは、本体ケース1の壁部における第2フロート部分29aの近傍に埋め込まれている。
【0034】
第2検知センサーは、除菌区画26内の水位が上昇し、目標水位に達した際、それに伴う第2フロート部分29aの浮動により、第2フロート部分29aを検知する。この時、第2検知センサーは、除菌区画26内の水位が目標水位に達したことを示す信号を制御部9に送る。
【0035】
図9は、実施の形態1の空気調和装置の給水手段の斜視図である。
【0036】
図2図9に示すように、給水タンク60は、給水区画25に設置され、給水区画25に着脱可能な構造となっており、給水区画25の水位が一定になるよう自動給水をするものである。給水タンク60は、水を貯水する中空形状であるタンク部61と、タンク部61の上部に第一取っ手部62を設け、この第一取っ手部62はタンク部61と一体となっており、第一取っ手部62を持った状態で給水区画25へと着脱を行う。
【0037】
タンク部61は、給水区画25に装着した状態において、底面中央に円形状のタンク開口(図示せず)を備え、このタンク開口は中心軸方向が上下方向に延びた円筒形状で、タンク開口の外周に着脱可能な給水蓋部63により密閉できる構造となっている。
【0038】
給水蓋部63は、中心軸方向が上下方向に延びた円筒形状で、貯水容器21に装着した状態における底面中央には円筒形状で上下方向に開口したキャップ開口63aを有しており、キャップ開口63aには蓋開口を開閉する水栓63bを備えている。
【0039】
水栓63bは、円柱形状の軸(図示せず)と、キャップ開口63aを塞ぐように軸の一方に備えられた開閉弁(図示せず)と、軸を自身の中心に通すように設けられたコイル状のばね(図示せず)と、軸の他方に備えられたばね止め部分(図示せず)と、を備えている。
【0040】
給水区画25にタンク部61を設置すると、給水区画25の突起27にばね止め部分が当たり、このばね止め部分がばねを縮めながら上方へ移動する。それに伴い、開閉弁も上方に移動し、給水蓋部63のキャップ開口63aから開閉弁が離れることにより、給水蓋部63のキャップ開口63aからタンク部61内の水が給水区画25へ流れ込むものである。ここで、キャップ開口63aの下端まで給水区画25に水が溜まると、キャップ開口63aの下端からタンク部61内に空気が入ることが無くなるので、タンク部61内の水が給水区画25に流れ込まない。つまり、給水区画25の水が減ると、キャップ開口63aの下端まで水位が増え、このキャップ開口63aの下端で水位が一定に保たれるため、常に一定の水位を維持することができる。
【0041】
図6図7に示すように、気液接触手段23は、除菌区画26における隔壁24の背面側に位置し、除菌区画26に貯水された水と、送風機6によって本体ケース1内に吸込まれた室内空気とを接触させる部材である。気液接触手段23は、フィルター32と、フィルター枠33と、駆動部(図示せず)とを有している。
【0042】
フィルター32は、保水性を有し、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられた構成である。フィルター32は、フィルター32の一端が除菌区画26の水に浸漬するように、フィルター枠33に装着されている。
【0043】
フィルター枠33は、貯水容器21に設けられた軸受け部(図示せず)に回転支持されている。フィルター32とフィルター枠33とは、駆動部によって回転する構造となっている。
【0044】
図10は、実施の形態1の空気調和装置の電解槽の斜視図である。図11は、実施の形態1の空気調和装置の電解槽の構成部品の一部を取り除き内部の構造を示す斜視図である。
図12は、実施の形態1の空気調和装置の電解槽の側面から見た断面図である。
【0045】
図10図11図12に示すように、電解部17は、電解槽34内の水を電気分解して次亜塩素酸を含んだ水を生成するものである。
【0046】
電解部17は、電解槽34と、錠剤投入機構35と、電解ユニット36と、を備えている。
【0047】
電解槽34は、貯水容器21の上方に設けられており、天面が開口した略箱形状をしている。電解槽34は、電解槽34内に水供給部18によって貯水部16から輸送される水を貯水する。電解槽34は、電解槽34の水位を検知する第3の水量検知手段37と、第4の水量検知手段38とを有している。
【0048】
第3の水量検知手段37は、電解槽34内の水位が渇水水位以上になったこと、また渇水水位より低下したことを検知する。第3の水量検知手段37は、浮力を有する第3フロート部分37aと、第3フロート部分37aの位置を検知する第3検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0049】
第3フロート部分37aは、電解槽34に配置され、本体ケース1の壁部における第3フロート部分37aの近傍に埋め込まれている。
【0050】
第3検知センサーは、電解槽34内の水位が渇水水位より低い水位から上昇し、渇水水位に達した際、それに伴う第3フロート部分37aの浮動により、第3フロート部分37aを検知する。この時、第3検知センサーは、電解槽34内の水位が渇水水位以上になったことを示す信号を制御部9に送る。
【0051】
また、第3検知センサーは、電解槽34内の水位が低下し、渇水水位より低下した際、それに伴う第3フロート部分37aの浮動により、第3フロート部分37aを検知できなくなる。この時、第3検知センサーは、電解槽34内の水位が渇水水位より低下したことを示す信号を制御部9に送る。
【0052】
第4の水量検知手段38は、電解槽34内の水位が目標水位に達したことを検知する。第4の水量検知手段38は、浮力を有する第4フロート部分38aと、第4フロート部分38aの位置を検知する第4検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0053】
第4フロート部分38aは、電解槽34に配置され、本体ケース1の壁部における第4フロート部分38aの近傍に埋め込まれている。
【0054】
第4検知センサーは、電解槽34内の水位が上昇し、目標水位に達した際、それに伴う第4フロート部分38aの浮動により、第4フロート部分38aを検知する。この時、第4検知センサーは、電解槽34内の水位が目標水位に達したことを示す信号を制御部9に送る。
【0055】
図13は、実施の形態1の空気調和装置の錠剤投入機構の斜視図である。図14は、実施の形態1の空気調和装置の錠剤投入機構の錠剤投入ケース内を示す斜視図である。
【0056】
図13図14に示すように、錠剤投入機構35は、電解槽34の上方に設置され、錠剤投入ケース39と、錠剤投入ケース39内に設けた錠剤投入部材40と、錠剤投入ケース39の上部に着脱自在に設けられた錠剤投入カバー41とを備えている。錠剤投入ケース39から錠剤投入カバー41を外し、錠剤投入ケース39内に電解促進錠剤42を入れておくと、錠剤投入部材40が回動し、自動的に電解促進錠剤42は錠剤投入ケース39の底面の開口39aより電解槽34へと落下する。なお、例として電解促進錠剤42には塩化ナトリウムを用いることができる。
【0057】
電解ユニット36は、電解槽34の水に第1の電極(図示せず)、第2の電極(図示せず)を浸らせ、これら第1の電極と第2の電極とに電圧を印加し、錠剤投入機構35によって投入される後述する電解促進錠剤42が入った電解槽34内の水を電気化学的に処理し、次亜塩素酸を生成するものである。なお、電解促進溶剤の一例は、塩化ナトリウムであり、電解ユニット36によって、塩化ナトリウム水溶液を電気化学的に電気分解することで、活性酸素種(本実施の形態では一例として次亜塩素酸とする)を含む電解水を生成する。
【0058】
ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素分子と、その関連物質とのことである。例えば、活性酸素種には、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシラジカル、あるいは過酸化水素といった所謂狭義の活性酸素だけでなく、オゾン、次亜塩素酸(次亜ハロゲン酸)等といった所謂広義の活性酸素が含まれる。また、本実施の形態では、活性酸素種(ここでは次亜塩素酸)を含む電解水を生成することを、活性酸素種(ここでは次亜塩素酸)を発生させると表現する場合がある。
【0059】
図4図5図6に示すように、水供給部18は、貯水部16から電解部17へと水を輸送するものである。水供給部18は、給水区画25の水に浸漬するように設けられた水供給ポンプ43と、水供給ポンプ43に接続された水供給水路44と、を有している。
【0060】
水供給ポンプ43は、汲み上げ式のポンプであり、給水タンク60から給水区画25へと給水された水を水供給水路44へと移動させ、電解槽34へと輸送するものである。
【0061】
水供給水路44は、両端を開口とした円筒管であり、一端は水供給ポンプ43と接続されており、他端は電解槽34の天面の上方に位置している。
【0062】
図4図5図11図12に示すように、活性酸素種補給部19は、電解槽34から水を貯水部16へと輸送するものである。活性酸素種補給部19は、活性酸素種連通部19aと、活性酸素種ポンプユニット19bと、を有る。
【0063】
活性酸素種連通部19aは、電解槽34と除菌区画26と連通する流路であり、活性酸素種ポンプユニット19bは、電解槽34内の水を活性酸素種連通部19aに供給する機構である。
【0064】
図6図7に示すように、水補給部20は、給水区画25の水を除菌区画26へ輸送するものである。水補給部20は、給水区画25の水に浸漬するように設けられた水補給ポンプ51と、水補給ポンプ51に接続された水補給水路52である。
【0065】
水補給ポンプ51は、汲み上げ式のポンプであり、給水タンク60から給水区画25へと給水された水を水補給水路52へと移動させ、除菌区画26へと輸送するものである。
【0066】
水補給水路52は、両端を開口とした円筒管であり、一端は水補給ポンプ51と接続されており、他端は除菌区画26の隔壁24の前面側の水面の直上に位置している。
【0067】
即ち、本体ケース1は、給水区画25の水を除菌区画26へ輸送する水補給部20を有している構成である。
【0068】
これによって、電解槽34から輸送される次亜塩素酸を含んだ水と給水区画25水を任意の割合で混合することが可能となり、除菌区画26の次亜塩素酸の濃度を所定の濃度へと調整可能となる。
【0069】
図3に示すように、風路8は、吸気口2と吹出口4とを連通し、この風路8には、吸気口2から順に、気液接触手段23、送風機6、吹出口4を備えている。モータ部10によってファン部11が回転すると、吸気口2から風路8内に入った外部の空気は、順に、気液接触手段23、送風機6、吹出口4を介して、吹き出される。
【0070】
制御部9は、本体ケース1内に設けられており、第1の水量検知手段28と第2の水量検知手段29と第3の水量検知手段37と第4の水量検知手段38と、操作部1A、から信号を受け取り、電解ユニット36と、水供給部18と、活性酸素種補給部19と、水補給部20と、錠剤投入機構35の動作を制御するものであり、除菌区画26の次亜塩素酸を含んだ水の濃度と水量を調整するものである。また、制御部9は、操作部1Aから伝えられた送風機6の風量を示す信号より、除菌区画26内の次亜塩素酸を含んだ水の次亜塩素酸の消費量と、水量の減少量とを推定可能である。
【0071】
上記構成の装置における除菌区画26の次亜塩素酸を含んだ水の濃度と水量の調整の一例を示す。
【0072】
制御部9は、第3の水量検知手段37により電解槽34内の水位が渇水水位より低下していることを検知した際には、水供給ポンプ43を動作させ、水供給水路44を介して給水区画25から電解槽34への水の輸送が開始する。次に、制御部9は、第3の水量検知手段37により渇水水位までの水位上昇が検知されると、錠剤投入機構35を動作させ、電解槽34へと電解促進錠剤42を投入させる。次に、制御部9は、電解槽34の水位が更に上昇し、第4の水量検知手段38により目標水位までの水位上昇が検知されると、水供給ポンプ43の動作を停止させる。次に、制御部9は、電解ユニット36の動作を開始させ、所定の時間が経過した後に停止させる。これにより、一定の濃度の次亜塩素酸を含んだ水が生成され、電解槽34において保持される。
【0073】
制御部9は、操作部1Aから送られた送風機6の風量を示す信号より、除菌区画26内の次亜塩素酸が所定量消費されたと推定した際には、活性酸素種ポンプ45を動作させ、活性酸素種前輸送水路46を介して電解槽34から供給槽47への次亜塩素酸を含んだ水の輸送が開始する。所定の時間経過後、制御部9は、活性酸素種ポンプ45の動作を停止させる。供給槽47へと輸送された次亜塩素酸を含んだ水は、落下開口50により徐々に活性酸素種後輸送水路48へと移動し、活性酸素種後輸送水路48を介して除菌区画26へと輸送される。
【0074】
制御部9は、操作部1Aから送られた送風機6の風量を示す信号より、除菌区画26内の水量が所定量減少したと推定した際には、水補給ポンプ51を動作させ、給水区画25から除菌区画26への水の輸送が開始する。第2の水量検知手段29により目標水位までの水位の上昇が検知されると、制御部9は、水補給ポンプ51の動作を停止させる。活性酸素種補給部19から輸送された次亜塩素酸を含んだ水と、水補給部20から輸送された水との混合により、除菌区画26の次亜塩素酸の濃度は所定の濃度へと調整される。
【0075】
これらの制御により、除菌区画26には決められた範囲の水量と決められた範囲の濃度の次亜塩素酸を含んだ水が保持される。これより、安定した除菌性能を奏する空気調和装置を提供することができる。
【0076】
本実施の形態における特徴は、給水タンク60の形状である。図15図16に示すように給水タンク60は、タンク部61と、給水蓋部63と、第一取っ手部62と、2つの第二一方側取っ手部64と、を有している。
【0077】
タンク部61は、奥行方向が短く横長の略箱形状であり、タンク部61内に水を貯水できる構造である。貯水容器21に装着された状態において底面にタンク開口を有する。タンク開口には、着脱自在な給水蓋部63が設けられている。
【0078】
給水蓋部63は、給水蓋部63に設けられた弁機構が開くことによって、タンク部61内の水を貯水容器21に供給する。
【0079】
第一取っ手部62は、図2のように貯水容器21に装着された状態において、タンク部61の上面に設けられている。タンク部61の上面の中央部には、底面(タンク開口を有する面E)側に凹んだ窪み部61aを有し、窪み部61aの上部には、タンク部61における長手方向に延びる筒形状の第一取っ手部62を有している。第一取っ手部62の下方には、貫通孔61bを有している。給水タンク60が貯水容器21に装着された状態において、第一取っ手部62は上方から貫通孔61bを介して握ることが出来る。
【0080】
本体ケース1の扉を開けると、貯水容器21に給水タンク60が装着されており、図16の向きで給水タンク60が見える。給水タンク60が貯水容器21に装着された状態において、タンク部61の前面(他方長辺側面B)が見え、タンク部61の背面(一方長辺側面C)は本体ケース1の仕切板5に対向しているので、見えない状態である。タンク部61の底面(タンク開口を有する面E)は、貯水容器21内の水に浸漬した状態である。タンク部61における左右の側面(短辺側面D)は各々、本体ケース1の左右側面の内面に対向している。タンク部61の上面(第一取っ手部を有する面A)の上方には空間を有している。
【0081】
第二一方側取っ手部64は、タンク部61における内方に凹んだ窪み形状である。第二一方側取っ手部64は、貯水容器21に装着された状態において、タンク部61の上面における長辺側の一方側の側面である一方長辺側面Cにおいてタンク部61のタンク開口を有する面E寄り、及びタンク部61の上面の短辺側の側面である各々の短辺側面D寄りに設けられている。すなわち、第二一方側取っ手部64は、貯水容器21に装着された状態において、タンク部61の背面(一方長辺側面C)においてタンク部61の底面(タンク開口を有する面)寄り、及びタンク部61における各々の左右の側面(短辺側面D)寄りに設けられている。つまり、給水タンク60には、2つの第二一方側取っ手部64が設けられている。更に、タンクの第一取っ手部62を掴み、給水タンク60持ち上げた状態において、第二一方側取っ手部64と前面(他方長辺側面B)とを下方向から掴むことができる構成である。なお、貯水容器に装着された状態の給水タンク60において、底面(タンク開口を有する面E)と、背面(一方長辺側面C)と、タンク部61の前面(上面における長辺側の他方側の側面である他方長辺側面B)と、を除くすべての面において自立可能な構造である。つまり、タンクは、貯水容器に装着された状態の給水タンク60において、上面(第一取っ手部を有する面A)と、各々の左右の側面(短辺側面D)において自立可能な構造である。
【0082】
このように、第二一方側取っ手部64は内方に凹んだ窪み形状であることから、第一取っ手部62と比較してタンク容量の減少を抑えることができるという効果を奏する。
【0083】
また、給水するためにシンクに置くと、給水タンク60を回転させることが出来ない場合に、第二一方側取っ手部64を掴むことで、シンクから引き出し易くなるという効果を奏する。
【0084】
また、第二一方側取っ手部64は、給水タンク60が貯水容器に装着された状態において、横方向に長い形状である。
【0085】
これにより給水するためにタンク開口を有する面Eを上にして給水タンク60をシンクに置くと、給水タンク60を回転させることが出来ない場合に、第二一方側取っ手部64と前面(他方長辺側面B)を同時に掴む際に、人差し指、中指、薬指、小指を第二一方側取っ手部64の窪みにかけることができ、シンクから引き出しやすくなるという効果を奏する。
【0086】
また、給水タンク60は、2つの第二他方側取っ手部65を有している。第二他方側取っ手部65は、タンク部61における内方に凹んだ窪み形状である。第二他方側取っ手部65は、貯水容器21に装着された状態の給水タンク60において、タンク部61の上面における長辺側の側面である他方長辺側面Bにおいてタンク部61においてタンク開口を有する面E寄り、及びタンク部61の上面の短辺側の側面である各々の短辺側面D寄りに設けられている。すなわち、第二他方側取っ手部65は、貯水容器21に装着された状態において、タンク部61の前面(他方長辺側面B)においてタンクの底面(タンク開口を有する面E)寄り、及びタンク部61における各々の左右の側面(短辺側面D)寄りに設けられている。つまり、給水タンク60には、2つの第二他方側取っ手部65が設けられ、給水タンク60を第一取っ手部62を掴み持ち上げた状態において、第二一方側取っ手部64と第二他方側取っ手部65とを下方向から掴むことができる構成である。
【0087】
これにより、給水するためにタンク開口を有する面Eを上にして給水タンク60をシンクに置くと、給水タンク60を回転させることが出来ない場合に、第二一方側取っ手部64と第二他方側取っ手部65を同時に掴むことで、シンクから引き出しやすくなるという効果を奏する。
【0088】
また、第二他方側取っ手部65は、給水タンク60が貯水容器に装着された状態において、横方向に長い形状である。
【0089】
これにより給水するためにタンク開口を有する面Eを上にして給水タンク60をシンクに置くと、給水タンク60を回転させることが出来ない場合に、第二一方側取っ手部64と第二他方側取っ手部65を同時に掴む際に向かって手前側の窪みに親指を、奥側の窪みに残りの指をかけることができ、シンクから引き出しやすくなるという効果を奏する。
【0090】
図15において、給水タンク60は、2つの第三一方側取っ手部66を有している。第三一方側取っ手部66は、タンク部61における内方に凹んだ窪み形状である。貯水容器に装着された状態の給水タンク60において、第三一方側取っ手部66は、タンク部の背面(一方長辺側面C)における、第二一方側取っ手部64より上面(第一取っ手部を有する面A)寄り、及び各々の左右の側面(短辺側面D)寄りに設けられている。つまり、給水タンク60には、2つの第三一方側取っ手部66が設けられ、給水タンク60を第一取っ手部62を掴み持ち上げた状態において、2つの第三一方側取っ手部66と前面(他方長辺側面B)を横方向から掴むことができる。
【0091】
これにより、給水するためにタンク開口を有する面Eを上にして給水タンク60をシンクに置き、給水タンク60を90度回転させて第一取っ手部62を掴みたい場合に、第三一方側取っ手部66を横から掴み、回転させることができる。これにより、第一取っ手部62を掴むことができ、シンクから引き出すことが出来る。
【0092】
また、第三一方側取っ手部66が二つあることにより、給水するためにシンクを置き、給水タンク60を90度回転させて第一取っ手部を掴みたい場合に、右回転でも左回転でもお客様のやりやすい方向に回転することができるという効果を奏する。
【0093】
また、第三一方側取っ手部66は、給水タンク60が貯水容器に装着された状態において、上下方向に長い形状である。これにより、給水するためにタンク開口を有する面Eを上にして給水タンク60をシンクに置き、給水タンク60を90度回転させるために横から第三一方側取っ手部66を掴みたい場合に、四本の指先が第三一方側取っ手部66内に入り易く、指をかけやすいという効果を奏する。
【産業上の利用可能性】
【0094】
本発明にかかる空気調和機に使用される給水タンクは、家庭用や事務所用などに使用される空気調和機等に有用である。
【符号の説明】
【0095】
1 本体ケース
1A 操作部
1B カバー
2 吸気口
3 扉
4 吹出口
5 仕切板
6 送風機
7 空気浄化ユニット
8 風路
9 制御部
10 モータ部
11 ファン部
12 ケーシング部
13 モータ軸
14 吐出口
15 吸込口
16 貯水部
17 電解部
18 水供給部
19 活性酸素種補給部
19a 活性酸素種連通部
19b 活性酸素種ポンプユニット
20 水補給部
21 貯水容器
23 気液接触手段
24 隔壁
25 給水区画
26 除菌区画
27 突起
28 第1の水量検知手段
28a 第1フロート部分
29 第2の水量検知手段
29a 第2フロート部分
32 フィルター
33 フィルター枠
34 電解槽
35 錠剤投入機構
36 電解ユニット
37 第3の水量検知手段
37a 第3フロート部分
38 第4の水量検知手段
38a 第4フロート部分
39 錠剤投入ケース
39a 開口
40 錠剤投入部材
41 錠剤投入カバー
42 電解促進錠剤
43 水供給ポンプ
44 水供給水路
45 活性酸素種ポンプ
46 活性酸素種前輸送水路
47 供給槽
48 活性酸素種後輸送水路
50 落下開口
51 水補給ポンプ
52 水補給水路
60 給水タンク
61 タンク部
61a 窪み部
61b 貫通孔
62 第一取っ手部
63 給水蓋部
63a キャップ開口
63b 水栓
64 第二一方側取っ手部
65 第二他方側取っ手部
66 第三一方側取っ手部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16