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特開2023-138895膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具
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  • 特開-膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023138895
(43)【公開日】2023-10-03
(54)【発明の名称】膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具
(51)【国際特許分類】
   A61M 25/01 20060101AFI20230926BHJP
   A61M 25/00 20060101ALI20230926BHJP
   A61M 25/16 20060101ALI20230926BHJP
【FI】
A61M25/01
A61M25/00 530
A61M25/16
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022063663
(22)【出願日】2022-03-18
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-09-25
(71)【出願人】
【識別番号】521130480
【氏名又は名称】田尻 隆由
(72)【発明者】
【氏名】田尻 隆由
【テーマコード(参考)】
4C267
【Fターム(参考)】
4C267AA03
4C267AA31
4C267BB02
4C267BB04
4C267BB40
4C267CC26
4C267HH09
(57)【要約】
【課題】膀胱用留置カテーテル内のつまりを解消するものを提供する。
【解決手段】シャフトの先端を数本に分けて曲げ(1)膀胱用留置カテーテルの側孔(カテーテル孔)から本発明の先端が出てしまうのを防止するためストッパーを設け(3)、使用しやすいように持ち手部分に滑り止めを施した(4)、膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具を特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャフトの先端を数本に分けて曲げ(1)、膀胱用留置カテーテルの側孔(カテーテル孔)から、本発明の先端が出てしまうのを防止するためストッパー(3)を設け、使用しやすいように持ち手部分に滑り止めを施した(4)、膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャフトの先端を数本に分けて曲げ、膀胱用留置カテーテルの側孔(カテーテル孔)から、本発明の先端が出てしまうのを防止するためストッパーを設け、使用しやすいように持ち手部分に滑り止めを施した、膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具。
【0002】
従来、在宅介護など、医療機関以外で膀胱用留置カテーテルを使用している場合、膀胱用留置カテーテル内のつまりが生じるとおこる、血圧上昇、頭痛、動悸などの辛い危険な症状が起きても、訪問看護の看護師や往診の医師など医療従事者に来てもらい、膀胱用留置カテーテルを取り替えてもらうまで我慢して待つしかなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。従来、在宅看護や医療機関以外の状況下で、膀胱用留置カテーテルを使用している時につまりが生じてしまった場合、血圧上昇、頭痛、動悸など、辛い危険な状況になっても、医療従事者の方が来て、膀胱用留置カテーテルを交換してもらうまで、我慢するほかなかった。本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
シャフトの先端を数本に分けて曲げ、膀胱用留置カテーテルの側孔(カテーテル孔)から本発明の先端が出てしまうのを防止するためストッパーを設け、使用しやすいように持ち手部分に滑り止めを施す。本発明は、以上の構成よりなる、膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具である。
【発明の効果】
【0005】
膀胱用留置カテーテルのなかにつまりが生じた場合、つまりを迅速に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。シャフトの先端を数本に分けて曲げ(1)膀胱用留置カテーテルの側孔(カテーテル孔)から、本発明の先端が出てしまうのを防止するためストッパーを設け(3)、使用しやすいように持ち手部分に滑り止めを施した(4)、膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具。使用する場合、滑り止めを施した持ち手(4)を持ちながら、ゆっくり膀胱用留置カテーテルチューブ内にストッパー(3)まで入れ、滑り止めを施した持ち手(4)をゆっくり回転させながら抜いていくことにより、つまりを取り除くことができる。
【符号の説明】
【0008】
1 ホイッパー状のもの
2 シャフト
3 ストッパー
4 滑り止めを施した持ち手
図1
【手続補正書】
【提出日】2023-06-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端(1)が数本に分けて曲げられたシャフト(2)と、前記シャフトの末端に接続され、膀胱用留置カテーテルの側孔から前記先端が出てしまうのを防止するためのストッパー(3)と、前記ストッパーの基端に接続され、滑り止めを施した持ち手(4)を備えたことを特徴とする、膀胱用留置カテーテルチューブ内つまり除去具。