(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023013897
(43)【公開日】2023-01-26
(54)【発明の名称】電動羽根車式浮遊装置
(51)【国際特許分類】
B64C 39/00 20060101AFI20230119BHJP
B64D 27/24 20060101ALI20230119BHJP
【FI】
B64C39/00
B64D27/24
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021137543
(22)【出願日】2021-07-14
(71)【出願人】
【識別番号】518440899
【氏名又は名称】パテントフレア株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 学
(57)【要約】
【課題】従来の回転翼式装置(ヘリコプター、ドローンなど)は、羽根車が露出しており、羽根車上方の空気を下方へ移動させることで、浮力(揚力)を得ていた。
そのため、降雨や降雪などの際、羽根車に当たり、操縦が難しくなり、悪天候時には使用できないという課題があった。
【解決手段】この課題に対して、従来の装置とは異なる構造と浮力(揚力)を得る原理の装置を提供する。
平板の下側の羽根車からの気流によって浮力(揚力)を得るため、降雨や降雪などの際でも直接羽根車に当たることがない。
装置の浮力(揚力)の働きに支障はなく、悪天候時に使用できないという課題を解決する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(装置の構造)
平板の下側に電動式羽根車が設置されている。
(装置の働き)
羽根車を回転させて平板の下側に気流(風の流れ)を生じさせる。
羽根車からの気流は平板の下側だけに生じるため、平板下側の気流速度が、平板上側の気流速度よりも速くなる。
この時、流体力学の法則により、平板には揚力が働く。
この原理を利用して空中を浮遊する方法。
(尚、平板の材料や形状、羽根車の数量や形状は限定されない)
【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した装置。
【請求項3】
請求項2に記載の装置を使用した役務、事業。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体力学の応用技術に関する。
【背景技術】
【0002】
揚力の原理
【0003】
羽根車の種類
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の回転翼式装置(ヘリコプター、ドローンなど)は、羽根車が露出しており、羽根車上方の空気を下方へ移動させることで、浮力(揚力)を得ていた。
そのため、降雨や降雪などの際、羽根車に当たり、操縦が難しくなり、悪天候時には使用できないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題に対して、従来の装置とは異なる構造と浮力(揚力)を得る原理の装置を提供する。
平板の下側の羽根車からの気流によって浮力(揚力)を得るため、降雨や降雪などの際でも直接羽根車に当たることがない。
装置の浮力(揚力)の働きに支障はなく、悪天候時に使用できないという課題を解決する。