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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023139521
(43)【公開日】2023-10-04
(54)【発明の名称】建具
(51)【国際特許分類】
   E05D 3/02 20060101AFI20230927BHJP
   E05D 7/10 20060101ALI20230927BHJP
【FI】
E05D3/02
E05D7/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022045089
(22)【出願日】2022-03-22
(71)【出願人】
【識別番号】390005267
【氏名又は名称】YKK AP株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000176
【氏名又は名称】弁理士法人一色国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山口 琢二
(72)【発明者】
【氏名】高木 翔平
(72)【発明者】
【氏名】松村 心互
【テーマコード(参考)】
2E030
【Fターム(参考)】
2E030AB01
2E030BB03
2E030CA01
2E030CC01
2E030JA01
2E030JB01
2E030JC01
(57)【要約】
【課題】戸体から丁番を介して伝達される外力が作用しても縦枠が変形しにくい建具を提供する。
【解決手段】建物に取り付けられる枠体と、前記枠体が有する縦枠に丁番を介して回動自在に取り付けられる戸体とを有する建具であって、前記丁番は、前記縦枠において見込み面を形成する見込み面部に固定される枠側板部と、前記枠側板部の室外側の端に設けられ上方に延びる回動軸を有する軸部とを有する枠側部材と、前記戸体に固定されて前記回動軸と係合して回動する戸体側部材とを有し、前記枠側板部は、前記見込み面部に、上下方向に間隔を空けて配置される複数の固定具により固定される金属製の固定板とともに当該見込み面部を挟持して前記縦枠に固定され、前記複数の固定具のうちの少なくとも1つの前記固定具の位置は、前記軸部の先端と同じ高さ、または、前記軸部の先端よりも高い。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物に取り付けられる枠体と、前記枠体が有する縦枠に丁番を介して回動自在に取り付けられる戸体と、を有する建具であって、
前記丁番は、前記縦枠において見込み面を形成する見込み面部に固定される枠側板部と、前記枠側板部の室外側の端に設けられ上方に延びる回動軸を有する軸部と、を有する枠側部材と、
前記戸体に固定されて前記回動軸と係合して回動する戸体側部材と、
を有し、
前記枠側板部は、前記見込み面部に、上下方向に間隔を空けて配置される複数の固定具により固定される金属製の固定板とともに当該見込み面部を挟持して前記縦枠に固定され、
前記複数の固定具のうちの少なくとも1つの前記固定具の位置は、前記軸部の先端と同じ高さ、または、前記軸部の先端よりも高いことを特徴とする建具。
【請求項2】
請求項1に記載の建具であって、
前記固定板の室内側の縁は、前記枠側板部の室内側の縁よりも室内側に位置することを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記複数の固定具のうちの少なくとも1つの前記固定具の位置は、前記軸部の下端よりも低いことを特徴とする建具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に取り付けられる枠体に丁番を介して回動自在に取り付けられる戸体を有する建具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、建物の開口部に設けられた枠体の内側に配置される戸体が、丁番により開閉可能に枠体に連結されている建具は知られている(例えば、特許文献1参照)。この建具は、丁番を構成し上方に向かって突出する軸部を有する枠体側羽根板が、枠体を構成する縦枠の見込み面に直接取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018―127861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の建具は、丁番を構成し上方に向かって突出する軸部を有する枠体側羽根板が、縦枠の見込み面に直接取り付けられているので、戸体を閉じた時や戸体を開いた状態で大きな外力による衝撃が作用すると、戸体が支持されている枠体側羽根板が縦枠の見込み面を面外方向に押圧する、或いは、面内方向において回転するモーメントが作用して、縦枠が変形してしまう虞があるという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、戸体から丁番を介して伝達される外力が作用しても縦枠が変形しにくい建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための主たる発明は、建物に取り付けられる枠体と、前記枠体が有する縦枠に丁番を介して回動自在に取り付けられる戸体と、を有する建具であって、前記丁番は、前記縦枠において見込み面を形成する見込み面部に固定される枠側板部と、前記枠側板部の室外側の端に設けられ上方に延びる回動軸を有する軸部と、を有する枠側部材と、前記戸体に固定されて前記回動軸と係合して回動する戸体側部材と、を有し、前記枠側板部は、前記見込み面部に、上下方向に間隔を空けて配置される複数の固定具により固定される金属製の固定板とともに当該見込み面部を挟持して前記縦枠に固定され、前記複数の固定具のうちの少なくとも1つの前記固定具の位置は、前記軸部の先端と同じ高さ、または、前記軸部の先端よりも高いことを特徴とする建具である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、戸体から丁番を介して伝達される外力が作用しても縦枠が変形しにくい建具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る建具の横断面図である。
図2】枠側部材の固定部を示す平面図である。
図3】丁番の構成及び丁番の取り付け部を示す図である。
図4】枠側部材と固定板との配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る建具1の一例として、図1に示すように、建物の躯体に固定され開口1aを形成する枠体2と、枠体2に丁番4を介して開閉自在に取り付けられている戸体としての扉3を有する建具1を例に挙げて説明する。
【0010】
本実施形態の建具1は、図1に示すように、扉3が、枠体2を構成する左側の縦枠20に丁番4を介して開閉自在に取り付けられている。以下の説明においては、建物等に取り付けられた状態の建具1を、室内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。また、見込み方向において、扉3が開く際に移動する側を室外側、反対側であって、戸当たりが設けられている側を室内側とし、また、枠体2の内側となる開口1a側を内周側、枠体2において開口1aとは反対の外側を外周側として説明する。
【0011】
縦枠20は、図2に示すように、見込み方向における室外側に配置されるアルミニウム製の金属縦枠21と、見込み方向における室内側に配置される合成樹脂製の樹脂縦枠22とが係合されて接合された複合枠材である。また、金属縦枠21及び樹脂縦枠22は、いずれも上下方向(長手方向)を押し出し方向とする押し出し形材である。
【0012】
金属縦枠21は、断面が見込み方向に長いほぼ矩形状をなし上下方向に貫通する見込み面21bを有しており、扉3は、中空部21aを形成し、枠体2が形成する開口1a側となる内周側にて見込み面21bを形成する見込み面部21cに丁番4を介して開閉自在に取り付けられている。扉3は、上下方向に適宜間隔を空けて設けられている3つの丁番4により金属縦枠21に取り付けられている。以下では、最も上に設けられている丁番4を例に挙げて説明するが、他の丁番4も同様である。
【0013】
各丁番4は、図3に示すように、鉛直方向に延びる回動軸40aを備え金属縦枠21に取り付けられる枠側部材40と、扉3に取り付けられる扉側部材41と、を有している。枠側部材40は、見込み面部21cの見込み面21bと対面して当接される平板状をなす枠側板部40bと、枠側板部40bの室外側の端に設けられ、上方に延びる回動軸40aを有する軸部40cと、を有している。枠側板部40bには、金属縦枠21に固定するための皿ビス6が挿通される、皿もみされた挿通孔40eが設けられている。
【0014】
軸部40cは、円柱状をなし枠側板部40bと繋がる軸基部40dと、軸基部40dから上方に突出する回動軸40aとを有している。回動軸40aは、直径が軸基部40dの直径より小さく形成されるとともに、軸基部40dと同軸に形成されている。
【0015】
扉側部材41は、扉3の側面3aと対面して当接される平板状をなす扉側板部41aと、扉側板部41aの室外側の端に設けられ、枠側部材40の回動軸40aが挿通される軸受け孔41bを有する軸受け部41cと、を有している。扉側板部41aには、扉3に固定するためのビスが挿通される挿通孔41dが設けられている。
【0016】
軸受け部41cは、上端が閉塞された円筒状をなし扉側板部41aと繋がっており、軸受け孔41bは、下端が解放されて上方に窪ませて設けられており、その内径は、回動軸40aの直径より僅かに大きく形成されている。また、軸受け孔41bの深さは、回動軸40aにおける軸基部40dからの上方への突出量より深く形成されている。
【0017】
枠側部材40と扉側部材41とは、枠側部材40の回動軸40aが、扉側部材41の軸受け孔41bに挿入されて、軸受け部41cが軸基部40d上に載置されている。このとき、回動軸40aの上端40gは、軸受け部41cとは接触していない。
【0018】
扉側部材41が取り付けられた扉3は、扉側部材41が回動軸40a周りに回動することにより、枠側部材40を介して縦枠20に回動自在に支持されている。
【0019】
扉側板部41aは、扉3の側面3aに直接ビス止めされており、枠側板部40bは、中空部21a内に設けられ、見込み面部21cに固定具としてのビス7により固定されている固定板5に、見込み面部21cの挿通孔21dに挿通される皿ビス6により固定されている。
【0020】
固定板5は、例えば鋼製(溶融亜鉛メッキ鋼板)の長方形状をなす平板であり、長手方向が金属縦枠21の長手方向に沿うように配置される。固定板5には、長手方向における両端部側に各々ビス7が螺合される2つのビス孔5aと、長手方向における中央部に皿ビス6が螺合される4つのビス孔5bが設けられている。固定板5は、長手方向における中央を通る直線を軸に線対称となる形状をなしている。
【0021】
固定板5は、中空部21a内にて見込み面部21cと対面して当接され、見込み面部21cに設けられている2つの挿通孔21dに挿通するビス7が螺合されて取り付けられている。このとき、固定板5に設けられている4つのビス孔5bと、見込み面部21cに設けられている4つの挿通孔21eとは重なっている。
【0022】
枠側部材40は、枠側板部40bに設けられている4つの挿通孔40eにそれぞれ挿通された皿ビス6が、見込み面部21cの挿通孔21eに挿通されて固定板5に設けられているビス孔5bに螺合されて金属縦枠21に取り付けられている。すなわち、見込み面部21cは、図2に示すように、固定板5と枠側板部40bとに挟まれており、皿ビス6が螺合されて、固定板5と枠側板部40bとが枠側板部40bを挟持することにより、枠側部材40が金属縦枠21に取り付けられている。
【0023】
枠側部材40が金属縦枠21に取り付けられた状態では、図4に示すように、固定板5を枠側板部40bに固定している上側のビス7は、枠側部材40が有する回動軸40aの上端40gよりも高い位置に配置されており、下側のビス7は、枠側部材40が有する軸部40cの下端40hよりも低い位置に配置されている。また、固定板5の室内側の縁5cは、枠側板部40bの室内側の縁40fよりも室内側に位置している。
【0024】
本実施形態の建具1によれば、扉3を回動自在に取り付ける丁番4において、縦枠20の見込み面部21cに固定される枠側板部40bは、金属製の固定板5とともに見込み面部21cを挟持して皿ビス6により固定されているので、見込み面部21cが固定板5に補強される。このため、扉3から丁番4を介して伝達される外力による見込み面部21cの変形を抑制することが可能である。
【0025】
また、扉3から伝達される外力は、丁番4を介して枠体2に伝達される。このため、扉3の面内方向に作用するモーメントが生じると、回動軸40aと扉側部材41との係合部を中心として枠側板部40bに外力が作用する。このため、枠側板部40bとともに見込み面部21cを挟持している固定板5を見込み面部21cに固定するビス7を、上下方向に間隔を空けて配置し、上側のビス7の位置を回動軸40aの上端40gよりも高くすることにより、枠側板部40bの面内方向に作用するモーメントに対しても見込み面部21cの変形を抑制することが可能となる。このため、扉3から伝達される外力が作用しても縦枠20が変形しにくい建具1を提供することが可能となる。
【0026】
また、固定板5の室内側の縁5cは、取り付けられた丁番4の枠側板部40bにおける室内側の縁40fよりも室内側に位置するので、扉3に外力が作用して、枠側板部40bの室内側の縁40fが見込み面部21cを固定板5側に押圧するように作用したとしても、見込み面部21cが押し込まれるような変形が固定板5により規制される。このため、より変形しにくい縦枠20を備えた建具1を提供することが可能となる。
【0027】
また、固定板5を見込み面部21cに固定する2本のビス7のうちの少なくとも1つビス7の位置は、軸部40cの下端40hよりも低いので、丁番4の枠側板部40bが固定される固定板5は、上下に広く間隔を空けた2本のビス7により固定される。このため、固定板5及び枠側板部40bの面内方向における回転がより抑制されるので、扉3から伝達される外力による見込み面部21cの変形をより抑制することが可能である。
【0028】
上記実施形態においては、固定板5を枠側板部40bに固定している上側のビス7の中心が、回動軸40aの上端40gより上に位置している例について説明したが、上側のビス7の位置は、回動軸40aの上端40gと同じ高さ、または、回動軸40aの上端40gよりも高い位置に設けられていれば構わない。また、上側のビス7の位置は、ビス7の中心ではなく、ビス7の頭部の下端が、回動軸40aの上端40gと同じ高さ、または、回動軸40aの上端40gよりも高い位置であっても構わない。
【0029】
上記実施形態においては、固定板5が2本のビス7により枠側板部40bに固定されている例について説明したが、これに限るものではない。例えば、固定板5が3本以上のビス7により固定されており、それらのビス7のうち少なくとも1本が、回動軸40aの上端40gよりも高い位置に配置されていれば構わない。このとき、複数のビス7のうち少なくとも1本が、軸部40cの下端40hよりも低い位置に配置されていることがより好ましい。
【0030】
上記実施形態においては、扉3が丁番4を介して取り付けられる枠体2が、金属縦枠21と樹脂縦枠22とが係合されて接合された複合枠材が枠組みされている例について説明したが、枠体を構成する枠材は、複合枠材に限らず、金属或いは樹脂等の単一の部材で構成された枠体であっても構わない。
【0031】
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態には、少なくとも以下の発明が含まれる。
【0032】
建物に取り付けられる枠体と、前記枠体が有する縦枠に丁番を介して回動自在に取り付けられる戸体と、を有する建具であって、前記丁番は、前記縦枠において見込み面を形成する見込み面部に固定される枠側板部と、前記枠側板部の室外側の端に設けられ上方に延びる回動軸を有する軸部と、を有する枠側部材と、前記戸体に固定されて前記回動軸と係合して回動する戸体側部材と、を有し、前記枠側板部は、前記見込み面部に、上下方向に間隔を空けて配置される複数の固定具により固定される金属製の固定板とともに当該見込み面部を挟持して前記縦枠に固定され、前記複数の固定具のうちの少なくとも1つの前記固定具の位置は、前記軸部の先端と同じ高さ、または、前記軸部の先端よりも高いことを特徴とするである。
【0033】
このような建具によれば、戸体を回動自在に取り付ける丁番において、縦枠の見込み面部に固定される枠側板部は、金属製の固定板とともに見込み面部を挟持して、固定具により固定されているので、見込み面部が固定板に補強される。このため、戸体から伝達される外力による見込み面部の変形を抑制することが可能である。
【0034】
また、戸体から伝達される外力は、丁番を介して枠体に伝達される。このため、戸体の面内方向に作用するモーメントが生じると、回動軸と戸体側部材との係合部を中心として枠側板部に外力が作用する。このため、枠側板部とともに見込み面部を挟持している固定板を見込み面部に固定している固定具を、上下方向に間隔を空けて複数配置し、そのうちの1つの位置を回動軸の先端と同じ高さ、または回動軸の先端よりも高い位置に配置することにより、戸体の面内方向に作用するモーメントに対しても見込み面部の変形を抑制することが可能となる。このため、戸体から丁番を介して伝達される外力が作用しても縦枠が変形しにくい建具を提供することが可能となる。
【0035】
かかる建具であって、前記固定板の室内側の縁は、前記枠側板部の室内側の縁よりも室内側に位置することを特徴とする。
【0036】
このような建具によれば、固定板の室内側の縁は、取り付けられた丁番の枠側板部における室内側の縁よりも室内側に位置されるので、戸体に外力が作用して、枠側板部の室内側が見込み面部を固定板側に押圧するように作用したとしても、見込み面部が押し込まれるような変形が固定板により規制される。このため、より変形しにくい縦枠を備えた建具を提供することが可能となる。
【0037】
かかる建具であって、前記複数の固定具のうちの少なくとも1つの前記固定具の位置は、前記軸部の下端よりも低いことを特徴とする。
【0038】
このような建具によれば、固定板を見込み面部に固定する複数の固定具のうちの少なくとも1つの固定具の位置は、軸部の下端よりも低いので、丁番の枠側板部が固定される固定板は、上下に広く間隔を空けた2つの固定具により固定されることになる。このため、固定板及び枠側板部の面内方向における回転がより抑制されるので、戸体から伝達される外力による見込み面部の変形をより抑制することが可能である。
【符号の説明】
【0039】
1 建具、2 枠体、3 扉、4 丁番、5 固定板、5c 固定板の室内側の縁、
7 ビス、20 縦枠、21b 見込み面、21c 見込み面部、
40 枠側部材、40b 枠側板部、40c 回動軸、40c 軸部
40f 枠側部材の室内側の縁、40g 回動軸の先端、40h 軸部の下端
41 扉側部材、
図1
図2
図3
図4