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特開2023-139620軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン
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  • 特開-軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン 図1
  • 特開-軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン 図2
  • 特開-軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン 図3
  • 特開-軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023139620
(43)【公開日】2023-10-04
(54)【発明の名称】軸流ファンのハウジングおよび軸流ファン
(51)【国際特許分類】
   F04D 29/52 20060101AFI20230927BHJP
   F04D 29/58 20060101ALI20230927BHJP
   F04D 25/08 20060101ALI20230927BHJP
【FI】
F04D29/52 D
F04D29/58 S
F04D29/58 P
F04D25/08 303
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022045237
(22)【出願日】2022-03-22
(71)【出願人】
【識別番号】000228730
【氏名又は名称】ニデックアドバンスドモータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(74)【代理人】
【識別番号】100188673
【弁理士】
【氏名又は名称】成田 友紀
(74)【代理人】
【識別番号】100179833
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 将尚
(74)【代理人】
【識別番号】100189348
【弁理士】
【氏名又は名称】古都 智
(72)【発明者】
【氏名】加藤 義彦
【テーマコード(参考)】
3H130
【Fターム(参考)】
3H130AA13
3H130AB26
3H130AB52
3H130AC19
3H130BA66A
3H130BA97A
3H130CA08
3H130CA23
3H130DA02Z
3H130DD02Z
3H130EA01A
3H130EA02A
3H130EA06A
3H130EA07A
3H130EB01A
3H130EB03A
3H130EB04A
(57)【要約】      (修正有)
【課題】大型化することなく冷却効率を向上させることができる軸流ファンのハウジングおよび軸流ファンを提供する。
【解決手段】軸方向に空気を流す軸流ファンのハウジングであって、空気が流れる風洞部を内側面に備える枠部と、内側面から径方向内側に延びる複数の静翼部と、静翼部の径方向内側で支持されるモータハウジング部と、モータハウジング部の軸方向一方側で支持されるモータ部と、を備える。静翼部の一部は、モータハウジング部の軸方向他方側の面に設けられている。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸方向に空気を流す軸流ファンのハウジングであって、
空気が流れる風洞部を内側面に備える枠部と、
前記内側面から径方向内側に延びる複数の静翼部と、
前記静翼部の径方向内側で支持されるモータハウジング部と、
前記モータハウジング部の軸方向一方側で支持されるモータ部と、を備え、
前記静翼部の一部は、前記モータハウジング部の軸方向他方側の面に設けられている、
軸流ファンのハウジング。
【請求項2】
前記静翼部は、
前記モータハウジング部の外周部よりも径方向内側に位置する第1部分と、
前記モータハウジング部の外周部よりも径方向外側に位置する第2部分と、
を有する、
請求項1に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項3】
前記第1部分と前記第2部分と前記モータハウジング部は一体である、
請求項2に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項4】
前記静翼部は、中心軸側から径方向外側に向かうにつれて周方向一方側に向かう方向に湾曲し、
前記第1部分と前記第2部分は、連続的に繋がり湾曲する、
請求項2又は3に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項5】
前記第1部分における周方向一方側の第1側面は、軸方向他方側の先端から軸方向一方側に向かうにつれて周方向一方側に向かう方向に軸方向に対して傾斜し、
前記第1部分における周方向他方側の第2側面は、軸方向に対して平行である、
請求項2から4のいずれか一項に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項6】
周方向で隣り合う前記第1部分の間に位置し、前記モータハウジング部の軸方向他方側の面よりも軸方向他方側に突出するリブ部を有する、
請求項2から5のいずれか一項に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項7】
前記リブ部における周方向一方側の第3側面は、軸方向他方側の先端から軸方向一方側に向かうにつれて周方向一方側に向かう方向に軸方向に対して傾斜し、
前記リブ部における周方向他方側の第4側面は、軸方向に対して平行である、
請求項6に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項8】
軸方向に見て、前記リブ部は、前記第1部分と同一形状である、
請求項6に記載の軸流ファンのハウジング。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の軸流ファンのハウジングと、
前記モータ部によって回転するインペラと
を備える軸流ファン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸流ファンのハウジングおよび軸流ファンに関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器の小型化、高速化が進みにつれ、機器からの発熱が大きくなってきている。そこで、軸流ファンを使用してこの電子機器を冷却する事が広く行われている。しかし、近年の電子機器の冷却にはこれまで以上に高い風量-静圧特性が求められ、ファンを駆動するモータの発熱も多くなっている。
【0003】
モータ部分の温度が高くなると、モータに使用する電子部品や軸受等が高温に曝されることになり、部品の劣化や寿命の低下につながる可能性がある。そのため、モータ部分の温度を下げることは品質の向上に欠かせない。
【0004】
特許文献1には、モータベース部における軸受支持部と反対側の面に、放熱フィンが配置された軸流ファンが開示されている。特許文献1に開示された軸流ファンでは、回路基板からの熱を放熱フィンによって効率よく放熱させ、スポーク部に伝導させないようにしている。特許文献1に開示された軸流ファンでは、放熱効果をさらに向上させ、ケーシングの変形を防止することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2015-094228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された軸流ファンでは、放熱フィンを設けることで軸方向の寸法が長くなり大型化するという問題が生じる。また、放熱フィンは局所的に配置されているため、冷却効率が十分とはいえない。
【0007】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、大型化することなく冷却効率を向上させる提供する軸流ファンのハウジングおよび軸流ファンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の軸流ファンのハウジングの一つの態様は、軸方向に空気を流す軸流ファンのハウジングであって、空気が流れる風洞部を内側面に備える枠部と、前記内側面から径方向内側に延びる複数の静翼部と、前記静翼部の径方向内側で支持されるモータハウジング部と、前記モータハウジング部の軸方向一方側で支持されるモータ部と、を備え、前記静翼部の一部は、前記モータハウジング部の軸方向他方側の面に設けられている。
【0009】
本発明の軸流ファンの一つの態様は、上記の軸流ファンのハウジングと、前記モータによって回転するインペラとを備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一つの態様によれば、軸流ファンのハウジングおよび軸流ファンにおいて、大型化することなく冷却効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本実施形態の軸流ファンを上側から見た図である。
図2図2は、本実施形態の軸流ファンを示す図であって、図1におけるII-II断面図である。
図3図3は、本実施形態の軸流ファンを下側から見た図である。
図4図4は、本実施形態の軸流ファンを下側から見た部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る軸流ファンについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
【0013】
図1に示すように、本実施形態の軸流ファン10は、例えば、電子機器を空冷するための電動式冷却ファンとして用いられる。
【0014】
図1から図3に示すように、軸流ファン10は、インペラ20と、ハウジング70と、回路基板80と、を有する。インペラ20は、一方向に延びる中心軸J周りに回転可能である。
【0015】
各図に示すXYZ座標系において、Z軸方向は、中心軸Jが延びる方向と平行な方向であり上下方向とする。X軸方向は、Z軸方向と直交する水平方向とする。Y軸方向は、Z軸方向およびX軸方向の両方と直交する水平方向とする。
以下の説明においては、Z軸方向、すなわち中心軸Jと平行な方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。Z軸方向と平行な方向を「上下方向」と呼ぶ。また、Z軸方向の正の側を「上側」と呼び、Z軸方向の負の側を「下側」と呼ぶ。本実施形態において、「上側」は軸方向一方側に相当し、「下側」は軸方向他方側に相当する。なお、上下方向、水平方向、上側および下側は、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係および方向を限定しない。
【0016】
インペラ20は、インペラカップ21と、複数の翼22と、を有する。インペラカップ21は、下側に開口する筒状である。複数の翼22は、インペラカップ21の外周面に周方向に沿って複数(図1では5つ)配置されている。
【0017】
ハウジング70は、枠部50と、複数の静翼部60と、モータハウジング部40と、モータ部30と、リブ部43とを備えている。図2に示すように、モータ部30は、インペラ20の径方向内側に配置され、中心軸J周りにインペラ20を回転させる。より詳細には、モータ部30は、インペラカップ21の内部に配置される。本実施形態においてモータ部30は、インペラ20を、例えば、上側から視て反時計回りの向きに回転させる。以下の説明においては、周方向において翼22が進む側、すなわち上側から視て反時計回りに進む側を「下流側」と呼ぶ場合があり、周方向において翼22が進む側と逆側、すなわち上側から視て時計回りに進む側を「上流側」と呼ぶ場合がある。各図において示す矢印DRは、インペラ20の回転する向きを示している。なお、本実施形態において下流側は、周方向他方側に相当し、上流側は周方向一方側に相当する。
【0018】
モータ部30は、シャフト31と、ステータ34と、ロータカップ32と、ロータマグネット33と、を有する。シャフト31は、中心軸Jを中心として軸方向に延びている。シャフト31は、後述するステータ支持部41の径方向内側に挿入されている。シャフト31は、ベアリングを介してステータ支持部41の径方向内側面に回転可能に支持されている。シャフト31の上端には、ロータカップ32が固定されている。ステータ34は、シャフト31を周方向に囲む環状である。ステータ34は、ステータ支持部41の外周面に固定されている。ステータ34の固定方法は、嵌め合わせ、接着、圧入等、特に限定されない。ステータ34は、回路基板80と電気的に接続されている。
【0019】
ロータカップ32は、下側に開口する筒状であり、ステータ34の径方向外側に配置されている。ロータカップ32の上部は、インペラカップ21の径方向内側に配置されている。ロータカップ32は、インペラカップ21に固定されている。なお、ロータカップ32、インペラカップ21およびシャフト31の固定構造は、これに限定されない。ロータマグネット33は、ロータカップ32の内周面に固定されている。ロータマグネット33は、例えば、円筒状である。ロータマグネット33は、ステータ34の径方向外側において、ステータ34と径方向に隙間を介して対向している。
【0020】
モータハウジング部40は、モータ部30を上側で支持する。モータハウジング部40は、インペラ20の下側においてモータ部30を支持する。モータハウジング部40は、収容部42と、ステータ支持部41と、を有する。収容部42は、上側に開口するカップ状である。収容部42は、回路基板80を収容する。収容部42は、モータ部30の下側に配置されている。
【0021】
収容部42は、底面部42aと、筒部42bと、を有する。底面部42aは、径方向に拡がる。筒部42bは、底面部42aの径方向外縁から上側に延びたカップ状である。筒部42bは、回路基板80の径方向外側を周方向に囲んでいる。ステータ支持部41は、底面部42aから上側に延びている。ステータ支持部41は、中心軸Jを中心とした円筒状である。
【0022】
回路基板80は、径方向に拡がる板状である。回路基板80は、筒部42bの径方向内側に配置されている。回路基板80は、モータ部30の下側に配置され、少なくとも一部においてモータ部30と軸方向に重なっている。回路基板80は、例えば、モータハウジング部40に固定されている。回路基板80には、ステータ34のコイルが接続されている。これにより、回路基板80は、モータ部30と電気的に接続されている。
【0023】
図2および図3に示すように、枠部50は、軸方向に延びる角筒状である。枠部50は、インペラ20およびモータ部30を径方向外方から周方向に囲んでいる。枠部50は、周壁部51を有する。周壁部51は、軸方向に伸びる筒状である。枠部50は、周壁部51における円筒面からなる内側面51Aにより風洞部52を構成する。すなわち、枠部50は、空気が流れる風洞部52を内側面51Aに備える。
【0024】
図3および図4に示すように、複数の静翼部60は、それぞれ枠部50における内側面51Aから径方向内側に延びる。複数の静翼部60は、周方向に沿って等間隔に配置されている。図3では、静翼部60は、11個設けられている。静翼部60は、枠部50における内側面51Aと、モータハウジング部40とを繋いでいる。静翼部60は、風洞部52を径方向に横切って配置されている。
これにより、モータ部30で生じた熱は、モータハウジング部40におけるステータ支持部41および収容部42を介して、モータハウジング部40よりも径方向外側の静翼部60に伝わる。静翼部60に伝わった熱は、風洞部52を流れる空気によって効率的に放熱される。
【0025】
静翼部60は、下側から軸方向に見て、中心軸J側から径方向外側に向かうにつれて周方向一方側である上流側に向かう方向に湾曲している。静翼部60は、下側から軸方向に見て、中心軸J側から径方向外側に向かうにつれて周方向の反時計回り側に向かう方向に湾曲している。
これにより、静翼部60が径方向に直線状に延びる場合と比較して、静翼部60の表面積を大きくできる。このため、静翼部60における放熱面積が大きくなりモータ部30で生じた熱をより効率的に放熱することができる。
【0026】
静翼部60は、第1部分61と、第2部分62と、を有する。第1部分61は、モータハウジング部40の筒部42bにおける外周部40Aよりも径方向内側に位置する。第1部分61は、モータハウジング部40における下側の面に設けられている。第1部分61は、底面部42aから下側に突出する。
これにより、モータ部30で生じた熱は、モータハウジング部40の下側においても静翼部60に伝わり、風洞部52を流れる空気によって一層効率的に放熱される。
【0027】
第2部分62は、モータハウジング部40の筒部42bにおける外周部40Aよりも径方向外側に位置する。第1部分61と第2部分62とモータハウジング部40とは一体である。第1部分61と第2部分62とモータハウジング部40とは、一体成形された成形体である。第1部分61と第2部分62とは、軸方向で底面部42aから下側において連続的に繋がり、中心軸J側から径方向外側に向かうにつれて周方向の反時計回り側に向かう方向に湾曲している。
これにより、風洞部52を流れ静翼部60で整流された空気が第1部分61および第2部分62を連続的、且つ、円滑に流れやすくなり、モータ部30で生じた熱をさらに効率的に放熱することができる。
【0028】
第2部分62における下流側の面および上流側の面は、いずれも上側に向かうにつれて上流側に向かう方向に傾斜している。図4に示すように、第1部分61は、第1側面61aと、第2側面61bと、を有する。第1側面61aは、第1部分61における上流側に位置する。第1側面61aは、下側の先端から上側に向かうにつれて上流側に向かう方向に、軸方向に対して傾斜している。第2側面61bは、第1部分61における下流側に位置する。第2側面61bは、軸方向に対して平行である。
これにより、第2部分62における翼面を流れる空気が第1部分61に流れ込みやすくなる。従って、モータ部30で生じた熱をモータハウジング部40の下側においてより放熱することができる。
【0029】
リブ部43は、モータハウジング部40の下側の面から下側に突出する。リブ部43は、底面部42aから下側に突出する。リブ部43は、周方向で隣り合う第1部分61同士の間に位置する。モータハウジング部40の下側の面から下側に突出するリブ部43が設けられることで、モータハウジング部40の下側の面における放熱面積が大きくなり、モータ部30で生じた熱の放熱をより促進することができる。
【0030】
リブ部43は、第3側面43aと、第4側面43bと、を有する。第3側面43aは、リブ部43における上流側に位置する。第3側面43aは、下側の先端から上側に向かうにつれて上流側に向かう方向に、軸方向に対して傾斜している。第4側面43bは、リブ部43における下流側に位置する。第4側面43bは、軸方向に対して平行である。
これにより、静翼部60における翼面を流れる空気がリブ部43に流れ込みやすくなる。従って、モータ部30で生じた熱をモータハウジング部40の下側においてより放熱することができる。
【0031】
軸方向に下側から見たリブ部43は、第1部分61と同一形状である。
これにより、モータハウジング部40の下側の面における放熱特性をより均一化できる。また、第1部分61と第2部分62とモータハウジング部40の設計効率化、これらを一体成形する際に用いられる金型の設計効率化および製造コストの低減を実現することができる。
【0032】
本実施形態によれば、静翼部60の一部が、モータハウジング部40の下側の面に設けられていることで、軸流ファン10を大型化させることなく、モータ部30で生じた熱に対する冷却効率を向上させることが可能になる。
【0033】
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0034】
例えば、上記実施形態では、静翼部60、モータハウジング部40および枠部50が、一体成形された成形体である構成を例示したが、この構成に限定されない。例えば、別途作製した静翼部60をモータハウジング部40および枠部50の少なくともいずれか一方に固定する構成であってもよい。
【0035】
上記実施形態では、軸方向に下側から見たリブ部43が、第1部分61と同一形状である構成を例示したが、この構成に限定されず、リブ部43が第1部分61と異なる形状であってもよい。リブ部43は、例えば、中心軸Jを中心として、複数の第1部分61に繋がる円環状のリブであってもよい。この構成を採る場合、リブ部は一つまたは複数設ければよい。
【符号の説明】
【0036】
10…軸流ファン、 20…インペラ、 30…モータ部、 40…モータハウジング部、 40A…外周部、 43…リブ部、 43a…第3側面、 43b…第4側面、 50…枠部、 51A…内側面、 52…風洞部、 60…静翼部、 61a…第1側面、 61b…第2側面、 70…ハウジング
図1
図2
図3
図4