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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023141427
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】地震保安システム
(51)【国際特許分類】
   G01F 3/22 20060101AFI20230928BHJP
   G08B 21/10 20060101ALI20230928BHJP
   G08C 15/00 20060101ALI20230928BHJP
   G01V 1/00 20060101ALI20230928BHJP
【FI】
G01F3/22 B
G08B21/10
G08C15/00 C
G08C15/00 D
G01V1/00 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022047751
(22)【出願日】2022-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000556
【氏名又は名称】弁理士法人有古特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】内村 一哉
(72)【発明者】
【氏名】横畑 光男
【テーマコード(参考)】
2F030
2F073
2G105
5C086
【Fターム(参考)】
2F030CC13
2F030CE09
2F030CE17
2F030CF11
2F073AA01
2F073AA08
2F073AA11
2F073AB01
2F073BB01
2F073BB07
2F073BC02
2F073CC03
2F073CC08
2F073CD11
2F073DD06
2F073DD07
2F073DE07
2F073DE08
2F073DE13
2F073EE01
2F073FF01
2F073FG01
2F073FG02
2F073GG01
2F073GG09
2G105AA03
2G105BB01
2G105EE01
2G105JJ05
2G105MM02
5C086AA13
5C086AA48
5C086BA01
5C086CA21
5C086DA08
5C086EA11
5C086EA40
5C086EA45
(57)【要約】
【課題】地震による被害を需要家宅ごとに推定し易く、復旧作業の優先順位を決定し易い地震保安システムを提供する。
【解決手段】地震保安システムは、ガス機器に流れるガスを計測する計測部、加速度を検出する加速度センサ、前記計測部および前記加速度センサが収納される本体部、前記加速度センサによる検出結果に基づき地震の大きさを示す地震指標値および前記本体部の初期位置を基準とした傾きを算出する算出部、および、外部との通信を行う通信部、を含み、複数の需要家宅の各々に設置されるガスメータと、前記通信部を介して前記地震指標値および前記傾きを受信するセンターサーバと、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガス機器に流れるガスを計測する計測部、
加速度を検出する加速度センサ、
前記計測部および前記加速度センサが収納される本体部、
前記加速度センサによる検出結果に基づき地震の大きさを示す地震指標値および前記本体部の初期位置を基準とした傾きを算出する算出部、および、
外部との通信を行う通信部、を含み、複数の需要家宅の各々に設置されるガスメータと、
前記通信部を介して前記地震指標値および前記傾きを受信するセンターサーバと、を備える、地震保安システム。
【請求項2】
前記センターサーバは、前記地震指標値および前記傾きを基に各々の前記ガスメータの復旧作業の優先順位を決定する、請求項1に記載の地震保安システム。
【請求項3】
前記センターサーバは、前記地震指標値の大きさに拘わらず、前記傾きが閾値以上である前記ガスメータの復旧作業の優先順位を、前記傾きが前記閾値未満である前記ガスメータの復旧作業の優先順位よりも上げる、請求項1又は2に記載の地震保安システム。
【請求項4】
前記センターサーバは、前記優先順位が所定値以上である前記ガスメータについてガス事業者に通知する、請求項2又は3に記載の地震保安システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地震保安システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、需要家宅ごとに設けられ、感震器が内蔵されたガスメータが知られている(特許文献1)。特許文献1のガス保安システムでは、感震器は地震の発生時に検出した加速度が所定レベル以上である場合に監視センターに信号を送信する。監視センターは各需要家宅の感震器から信号を受信し、当該信号が所定レベル以上である需要家宅の積算数を基にガス供給停止信号を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003-141660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、感震器は加速度が上記所定レベルとして例えば震度5相当以上になるときに信号を発信するものであるため、監視センターは需要家宅ごとに震度5相当の地震が発生したか否かについての判別しかできなかった。その結果、監視センターは需要家宅ごとの被害を推定することが難しく、復旧作業の優先順位を決定することが困難であった。
【0005】
本発明は、地震による被害を需要家宅ごとに推定し易く、復旧作業の優先順位を決定し易い地震保安システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の地震保安システムは、ガス機器に流れるガスを計測する計測部、加速度を検出する加速度センサ、前記計測部および前記加速度センサが収納される本体部、前記加速度センサによる検出結果に基づき地震の大きさを示す地震指標値および前記本体部の初期位置を基準とした傾きを算出する算出部、および、外部との通信を行う通信部、を含み、複数の需要家宅の各々に設置されるガスメータと、前記通信部を介して前記地震指標値および前記傾きを受信するセンターサーバと、を備えるものである。
【0007】
本発明に従えば、算出部により地震指標値および本体部の傾きが算出される。センターサーバはガスメータから受信した地震指標値および本体部の傾きに基づき需要家宅ごとの地震による被害をより正確に推定することができる。これにより、センターサーバは需要家宅ごとの被害に応じて復旧作業の優先順位を決定し易くなる。これによって、センターサーバは復旧作業を早急に行うべきガスメータについてガス事業者に通知することができる。
【0008】
上記発明において、前記センターサーバは、前記地震指標値および前記傾きを基に各々の前記ガスメータの復旧作業の優先順位を決定してもよい。
【0009】
上記構成に従えば、地震指標値および本体部の傾きに基づき復旧作業の優先順位を適切に決定することができる。
【0010】
上記発明において、前記センターサーバは、前記地震指標値の大きさに拘わらず、前記傾きが閾値以上である前記ガスメータの復旧作業の優先順位を、前記傾きが前記閾値未満である前記ガスメータの復旧作業の優先順位よりも上げてもよい。
【0011】
上記構成に従えば、地震により著しく傾いたが存在する場合は、そのガスメータが設置された需要家宅に大きな被害が発生している可能性があり、そのような需要家宅におけるガスメータの復旧作業を優先的に行うことができる。
【0012】
上記発明において、前記センターサーバは、前記優先順位が所定値以上である前記ガスメータについてガス事業者に通知してもよい。
【0013】
上記構成に従えば、ガス事業者は早急に復旧作業を行うべきガスメータについて知ることができる。これにより、ガス事業者は上記ガスメータの復旧作業を早急に行うことができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、地震による被害を需要家宅ごとに推定し易く、復旧作業の優先順位を決定し易い地震保安システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施形態に係る地震保安システムを示すブロック図である。
図2図1の地震保安システムにおけるガスメータの構成要素を示すブロック図である。
図3】ガスメータの本体部の傾きを説明するための図である。
図4】各ガスメータの復旧作業の優先順位を決定する際に用いられる優先順位決定ロジックを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態に係る地震保安システムについて図面を参照しながら説明する。以下に説明する地震保安システムは本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除および変更が可能である。
【0017】
図1は本発明の一実施形態に係る地震保安システム100を示すブロック図である。図2図1の地震保安システム100におけるガスメータ13の構成要素を示すブロック図である。図3はガスメータ13の本体部15の傾きを説明するための図である。
【0018】
図1に示すように、地震保安システム100はセンターサーバ10および複数の需要家宅20を含む。なお、図1では4つの需要家宅20を例示しているが、地震保安システム100において需要家宅20は複数であればよく、3つ以下であってもよく、5つ以上であってもよい。
【0019】
各需要家宅20には、一例として、2つのガス容器11と、切替器12と、ガスメータ13と、2つのガス機器14とが設けられる。また、需要家宅20の例としては、病院、学校、自治体施設、介護施設、一般家庭および商業施設等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、ガスを使用し得る建物であれば需要家宅20に包含される。
【0020】
ガス容器11はガスボンベとも呼ばれ、当該ガス容器11内にはLPガス(液化石油ガス)等のガスが充填されている。以下の説明では、LPガスを単にガスと記載する。なお、ここでのガス供給は、ガス容器11からガス機器14へガスを供給する態様を例示しているが、地下に埋設された導管を通じて各需要家宅20へガスを供給する態様としてもよい。切替器12は2つのガス容器11のうち一方のガス容器11内のガスが需要家宅20に供給されるようにガス供給路の切り替えを行う。これにより、2つのガス容器11のうち一方のガス容器11内でガス切れが生じても、他方のガス容器11内のガスがガス機器14に供給され得る。
【0021】
ガスメータ13はガス機器14に供給されるガスの流量を測定する。なお、ガスメータ13は何らかの異常を検知したときにガス供給路を遮断する遮断弁等を備えていてもよい。
【0022】
ガスメータ13は通信部13aを有する。通信部13aはセンターサーバ10に対して無線により通信を行う機能を有する。通信部13aとセンターサーバ10との無線通信方式としては、例えばインターネットやLAN、又はLPWA(Low Power Wide Area)等の通信ネットワークを用いることができる。通信部13aは、需要家宅20におけるガスの使用量の情報を、使用された日付情報、当該需要家宅20を特定するIDおよび当該需要家宅20の所在地域情報と併せてセンターサーバ10に定期的に送信する。なお、通信部13aは、ガスメータ13に内蔵せず、外付けの子機として構成し、ガスメータ13と通信するようにしてもよい。
【0023】
ガス機器14は、例えばガスコンロ、ガス給湯器、又はガスファンヒーター等であるが、これらに限定されるものではなく、ガスを消費する機器であればガス機器14に包含される。
【0024】
センターサーバ10は、優先順位決定部1と、記憶部2と、通知部3と、通信部4とを有する。センターサーバ10の上記構成要素のうち優先順位決定部1および通知部3は、CPU(Central Processing Unit)とプログラムを記憶したメモリ(ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))とを含むマイクロコントローラ、又は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等により機能的に実現される。記憶部2としては各種メモリ又はハードディスク等を用いることができる。
【0025】
優先順位決定部1は各ガスメータ13から送られてきた後述の地震指標値およびガスメータ13の本体部15の傾きの情報を通信部4を介して受信する。なお、優先順位決定部1による処理については後で詳述する。
【0026】
記憶部2は、優先順位決定部1が地震指標値および傾きに基づき各ガスメータ13の復旧作業の優先順位を決定する際に用いる優先順位テーブルTp(図4)を記憶する。なお、優先順位テーブルTpについては後述する。
【0027】
通知部3は、優先順位決定部1により決定された優先順位が所定値以上であるガスメータ13についてガス事業者に通知する。これにより、ガス事業者は復旧作業の優先順位が高いガスメータ13について知ることができる。
【0028】
図2に示すように、ガスメータ13は上述の通信部13aの他に計測部13b、加速度センサ13c、各種データを記憶する記憶部13d、算出部13e、および筐体である本体部15を有する。なお、ガスメータ13は、このような本体部15の他に、計測部13bで計測されるガスが流れる管路、および、遮断弁などを有する。
【0029】
計測部13bは需要家宅20におけるガス使用量を計測する。具体的には、計測部13bは需要家宅20におけるガス容器11からガス機器14に供給されるガスの流量を計測する。一例として、計測部13bは、ガスが流れる管路内での超音波の伝搬速度から流量を計測する超音波式流量計であってもよい。
【0030】
加速度センサ13cは例えば圧電素子等を用いた公知のセンサである。加速度センサ13cは本体部15内に設けられる。具体的には、加速度センサ13cは例えば本体部15内に設けられたプリント配線基板である制御基板に設けることができる。加速度センサ13cは、地震をはじめとする振動が生じた際に、例えば相互に直交する3軸の各加速度軸における加速度をそれぞれ検出する。
【0031】
算出部13eは加速度センサ13cにより検出された各加速度に基づき地震指標値を算出する。算出部13eは、地震指標値として例えば建物に対してどの程度の被害が生じるかを数値化したものとして一般に用いられるSI(Spectral Intensity)値、震度、マグニチュード、振幅又は変位等、地震の規模を比較可能な各種値を算出することができる。
【0032】
加速度センサ13cは、ガスメータ13の設置時には図3に示すようにガスメータ13が初期姿勢Psの状態で配置される。加速度センサ13cは、ガスメータ13が初期姿勢Psのときに3軸のうちの1軸が重力加速度方向に沿うように配置される。地震等の振動が生じると、初期姿勢Psであったガスメータ13の姿勢が変わり得る。図3では、振動により姿勢が変化したガスメータ13の姿勢を傾斜姿勢Pzで示している。
【0033】
ガスメータ13は振動を受けると例えば水平面Lhを基準として傾き(傾き角度)αを成すように傾く。これに伴い、ガスメータ13が有する加速度センサ13cも傾きαだけ傾く。このとき、重力加速度方向に係る加速度軸の方向が変わることに起因して、検出される加速度センサ13cの重力加速度方向に係る加速度軸の加速度が当該加速度センサ13cの傾きに応じて変化する。算出部13eは、ガスメータ13が初期姿勢Psのときに加速度センサ13cにより検出された加速度と、傾斜姿勢Pzのときに加速度センサ13cにより検出された加速度との差に応じて、当該加速度センサ13cの傾きαを算出する。なお、図3ではガスメータ13の傾きを2次元的に例示したが、当該ガスメータ13は3次元的にも傾くことがあり得る。
【0034】
図4は各ガスメータ13の復旧作業の優先順位を決定する際に用いられる優先順位決定ロジックTpを示す図である。
【0035】
センターサーバ10の優先順位決定部1は、ガスメータ13の算出部13eにより算出された上記地震指標値および上記傾きに基づき、優先順位決定ロジックTpを用いて各ガスメータ13の復旧作業の優先順位を決定する。以下、詳しく説明する。
【0036】
図4の優先順位決定ロジックTpには、ガスメータ13の傾きと地震指標値とに応じた、ガスメータ13の復旧作業の優先順位が定められる。詳細には、優先順位決定ロジックTpにおいて、地震指標値および傾きがそれぞれ大きくなるほど、復旧作業の優先順位が高く設定される。優先順位決定ロジックTpには、優先順位を規定する複数の領域P1,P2,P3,P4,P5が設定される。各領域は地震指標値の範囲および傾きの範囲を有する。領域P2は領域P1よりも復旧作業の優先順位が高く、領域P3は領域P2よりも復旧作業の優先順位が高い。同様に、領域P4は領域P3よりも復旧作業の優先順位が高く、領域P5は領域P4よりも復旧作業の優先順位が高い。領域P5に係る優先順位は最高位である。
【0037】
優先順位決定部1は、算出部13eにより算出された地震指標値および上記傾きの値が優先順位テーブルTpにおける領域P1,P2,P3,P4,P5のうちの何れの領域に該当するかを判別し、各ガスメータ13の復旧作業の優先順位を決定する。
【0038】
ここで、優先順位決定ロジックTpにおける傾きには閾値K1が設定される。閾値K1は例えば30°~45°の範囲に1つ設定される。傾きが閾値K1以上になる場合の領域は一律で例えばP5に設定される。すなわち、傾きが閾値K1以上になれば早急な復旧作業が必要であるとして、地震指標値の大きさに拘わらず、復旧作業の優先順位が最高位とされる。優先順位決定部1は、算出部13eにより算出された傾きが閾値K1以上である場合には、地震指標値に拘わらず、そのガスメータ13の復旧作業の優先順位を最高位とすることができる。
【0039】
優先順位決定部1は、地震指標値の大きさに拘わらず、傾きが閾値K1以上であるガスメータ13の復旧作業の優先順位を、傾きが閾値K1未満であるガスメータ13の復旧作業の優先順位よりも上げてもよい。また、優先順位決定部1は、優先順位が閾値K1以上であるガスメータ13についてガス事業者に通知してもよい。
【0040】
以上述べたように、本実施形態の地震保安システム100によれば、算出部13eにより地震指標値およびガスメータ13の本体部15の傾きが算出される。センターサーバ10はガスメータ13から受信した地震指標値および本体部15の傾きに基づき需要家宅20ごとの地震による被害を推定することができる。これにより、センターサーバ10は需要家宅20ごとの被害に応じて復旧作業の優先順位を決定し易くなる。
【0041】
(変形例)
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば以下の通りである。
【0042】
上記実施形態では、優先順位決定部1は、地震指標値の大きさに拘わらず、傾きが閾値K1以上であるガスメータ13の復旧作業の優先順位を、傾きが閾値K1未満であるガスメータ13の復旧作業の優先順位よりも上げた。その上で、傾きが閾値K1以上であるガスメータ13の復旧作業の優先順位の各々に対して、さらに各地震指標値の大きさに基づき優劣を付与してもよい。
【0043】
また、上記実施形態では、ガスメータ13は、需要家宅20のガス機器14にて使用されたガスの流量の情報を無線通信によりセンターサーバ10に送ることとしたが、これに限定されるものではない。ガスメータ13はガスの流量の情報を有線通信によりセンターサーバ10に送る態様としてもよい。
【0044】
また、上記実施形態では、2つのガス容器11および2つのガス機器14を例示したが、これに限定されるものではなく、ガス容器11は1つ又は3つ以上でもよく、ガス機器14は1つ又は3つ以上でもよい。
【0045】
さらに、上記実施形態では、ガス容器11にガスの一例としてのLPガス(液化石油ガス)を充填したが、これに限定されるものではなく、ガス容器11に酸素等の他のガスを充填してもよい。
【符号の説明】
【0046】
1 優先順位決定部
2 記憶部
3 通知部
10 センターサーバ
11 ガス容器
13 ガスメータ
13a 通信部
13b 計測部
13c 加速度センサ
13d 記憶部
13e 算出部
14 ガス機器
15 本体部
20 需要家宅
100 地震保安システム
図1
図2
図3
図4