IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社東芝の特許一覧 ▶ 東芝電機サービス株式会社の特許一覧

特開2023-141625情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
<>
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図1
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図2
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図3
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図4
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図5
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図6
  • 特開-情報処理装置、情報処理方法及びプログラム 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023141625
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/36 20060101AFI20230928BHJP
   H04L 69/08 20220101ALI20230928BHJP
【FI】
G06F13/36 310E
G06F13/36 320A
H04L69/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022048034
(22)【出願日】2022-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(71)【出願人】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】君島 和彦
(72)【発明者】
【氏名】斗成 聡一
(72)【発明者】
【氏名】渕 敦司
(72)【発明者】
【氏名】高橋 清浩
(72)【発明者】
【氏名】梶原 愛弓
(72)【発明者】
【氏名】松前 学
(72)【発明者】
【氏名】井上 篤
(72)【発明者】
【氏名】阿部 克成
(57)【要約】
【課題】ベースユニットを効果的に接続することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、第1のメモリと、第2のメモリと、プロセッサと、を備える。第1のメモリは、第1のデータを格納する。第2のメモリは、第2のデータを格納する。プロセッサは、第1の規格に従って第1の装置から前記第1のデータを受信し、受信された前記第1のデータを前記第1のメモリに格納し、第1の規格と異なる第2の規格に従って第2の装置に前記第1のメモリに格納されている前記第1のデータを供給し、前記第2の規格に従って前記第2の装置から前記第2のデータを受信し、受信された前記第2のデータを前記第2のメモリに格納し、前記第1の規格に従って前記第1の装置に前記第2のメモリに格納されている前記第2のデータを供給する。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のデータを格納する第1のメモリと、
第2のデータを格納する第2のメモリと、
第1の規格に従って第1の装置から前記第1のデータを受信し、
受信された前記第1のデータを前記第1のメモリに格納し、
第1の規格と異なる第2の規格に従って第2の装置に前記第1のメモリに格納されている前記第1のデータを供給し、
前記第2の規格に従って前記第2の装置から前記第2のデータを受信し、
受信された前記第2のデータを前記第2のメモリに格納し、
前記第1の規格に従って前記第1の装置に前記第2のメモリに格納されている前記第2のデータを供給する、
プロセッサと、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記第1の規格に基づく第1の周期に従って前記第1の装置から前記第1のデータを受信し、
前記第2の規格に基づく第2の周期に従って前記第2の装置に前記第1のメモリに格納されている前記第1のデータを供給し、
前記第2の規格に基づく第3の周期に従って前記第2の装置から前記第2のデータを受信し、
前記第1の規格に基づく第4の周期に従って前記第1の装置に前記第2のメモリに格納されている前記第2のデータを供給する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2の装置は、所定の設備とデータを送受信する装置であり、
前記第1のデータ及び前記第2のデータは、前記所定の設備に関連する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1のデータは、前記所定の設備の制御に関連し、
前記第2のデータは、前記所定の設備の動作に関連する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記所定の設備は、水処理に関連する、
請求項3又は4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、デイジーチェーン接続で前記第2の装置に接続する、
請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
プロセッサによって実行される情報処理方法であって、
第1の規格に従って第1の装置から第1のデータを受信し、
受信された前記第1のデータを第1のメモリに格納し、
第1の規格と異なる第2の規格に従って第2の装置に前記第1のメモリに格納されている前記第1のデータを供給し、
前記第2の規格に従って前記第2の装置から第2のデータを受信し、
受信された前記第2のデータを第2のメモリに格納し、
前記第1の規格に従って前記第1の装置に前記第2のメモリに格納されている前記第2のデータを供給する、
情報処理方法。
【請求項8】
プロセッサによって実行されるプログラムであって、
前記プロセッサに、
第1の規格に従って第1の装置から第1のデータを受信する機能と、
受信された前記第1のデータを第1のメモリに格納する機能と、
第1の規格と異なる第2の規格に従って第2の装置に前記第1のメモリに格納されている前記第1のデータを供給する機能と、
前記第2の規格に従って前記第2の装置から第2のデータを受信する機能と、
受信された前記第2のデータを第2のメモリに格納する機能と、
前記第1の規格に従って前記第1の装置に前記第2のメモリに格納されている前記第2のデータを供給する機能と、
を実現させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
水処理などの設備を制御するためのI/Oシステムが提供されている。I/Oシステムは、設備とデータを送受信するベースユニットを備える。
【0003】
I/Oシステムは、拡張インターフェースを用いて複数のベースユニットをデイジーチェーン接続することがある。
【0004】
従来、I/Oシステムは、互換性のないベースユニット同士を接続することができないという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2017-68663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の課題を解決するため、ベースユニットを効果的に接続することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、情報処理装置は、第1のメモリと、第2のメモリと、プロセッサと、を備える。第1のメモリは、第1のデータを格納する。第2のメモリは、第2のデータを格納する。プロセッサは、第1の規格に従って第1の装置から前記第1のデータを受信し、受信された前記第1のデータを前記第1のメモリに格納し、第1の規格と異なる第2の規格に従って第2の装置に前記第1のメモリに格納されている前記第1のデータを供給し、前記第2の規格に従って前記第2の装置から前記第2のデータを受信し、受信された前記第2のデータを前記第2のメモリに格納し、前記第1の規格に従って前記第1の装置に前記第2のメモリに格納されている前記第2のデータを供給する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係るI/Oシステムの構成例を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態に係る新機種コントローラベースユニットの構成例を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態に係る旧機種新機種I/O変換アダプタの動作例を示すフローチャートである。
図4図4は、実施形態に係る旧機種新機種I/O変換アダプタの動作例を示すフローチャートである。
図5図5は、実施形態に係るI/Oシステムの変形例を示すブロック図である。
図6図6は、実施形態に係るI/Oシステムの変形例を示すブロック図である。
図7図7は、実施形態に係るI/Oシステムの変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態に係るI/Oシステムは、所定の設備にデータを送受信する。たとえば、I/Oシステムは、制御データなどを所定の設備に入力する。また、I/Oシステムは、所定の設備の状態などを示すデータを所定の設備から受信する。
【0010】
たとえば、所定の設備は、ポンプ、沈殿設備、又は、濾過設備など水処理に関連する設備である。なお、所定の設備は、特定の構成に限定されるものではない。
【0011】
図1は、I/Oシステム301の構成例を示すブロック図である。図1が示すように、I/Oシステム301は、旧機種コントローラベースユニット10乃至40及び新機種コントローラベースユニット100並びに110などを備える。
【0012】
旧機種コントローラベースユニット10は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット20に接続する。旧機種コントローラベースユニット20は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット30に接続する。旧機種コントローラベースユニット30は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット40に接続する。
【0013】
旧機種コントローラベースユニット40は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット100に接続する。新機種コントローラベースユニット100は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット110に接続する。
【0014】
旧機種コントローラベースユニット10は、所定の設備と接続する。旧機種コントローラベースユニット10は、所定の設備にデータを送受信する。旧機種コントローラベースユニット10は、下流のベースユニット(旧機種コントローラベースユニット20乃至40及び新機種コントローラベースユニット100並びに110)に対して所定の設備からのデータを供給する。また、旧機種コントローラベースユニット10は、下流のベースユニットからのデータを所定の設備に供給する。
【0015】
ここでは、旧機種コントローラベースユニット10に近いベースユニットを上流のベースユニットと呼称する。また、新機種コントローラベースユニット110に近いベースユニットを下流のベースユニットと呼称する。
【0016】
図1が示すように、旧機種コントローラベースユニット10は、旧機種コントローラ電源1、旧機種コントローラCPU11及び旧機種コントローラ拡張インターフェース12などを備える。
【0017】
旧機種コントローラ電源1は、旧機種コントローラCPU11及び旧機種コントローラ拡張インターフェース12などに対して電力を供給する。
【0018】
旧機種コントローラCPU11(第2の装置)は、旧機種コントローラベースユニット10全体を制御する。旧機種コントローラCPU11は、所定の設備に対するデータの送受信を管理する。また、旧機種コントローラCPU11は、旧規格(第2の規格)に従って動作する。即ち、旧機種コントローラCPU11は、旧規格に従って下流のベースユニットとデータを送受信する。
【0019】
たとえば、旧機種コントローラCPU11は、所定の設備からデータを受信する。旧機種コントローラCPU11は、旧機種コントローラ拡張インターフェース12を通じて、受信されたデータを下流のベースユニットに送信する。
【0020】
また、旧機種コントローラCPU11は、所定の設備へデータを送信する。旧機種コントローラCPU11は、旧機種コントローラ拡張インターフェース12を通じて、下流のベースユニットからのデータを所定の設備に送信する。
【0021】
旧機種コントローラ拡張インターフェース12は、ベースユニットを拡張するためのインターフェースである。旧機種コントローラ拡張インターフェース12は、デイジーチェーン接続で複数のベースユニットに接続する。
【0022】
ここでは、旧機種コントローラ拡張インターフェース12は、下流のベースユニットからのデータを旧機種コントローラCPU11に供給する。また、旧機種コントローラ拡張インターフェース12は、旧機種コントローラCPU11からのデータを下流のベースユニットに供給する。
【0023】
旧機種コントローラベースユニット20は、拡張されたベースユニットである。旧機種コントローラベースユニット20は、オペレータから入力された操作などのデータ又は図示されない他の外部装置(自身に接続する外部装置)から入力されたデータなどを上流のベースユニット(ここでは、旧機種コントローラベースユニット10)に供給する。また、旧機種コントローラベースユニット20は、上流のベースユニットからのデータをオペレータに表示し又は他の外部装置へ供給する。
【0024】
図1が示すように、旧機種コントローラベースユニット20は、旧機種コントローラ電源2、旧機種コントローラ拡張インターフェース22及び旧機種コントローラI/O23などを備える。
【0025】
旧機種コントローラ電源2は、旧機種コントローラ拡張インターフェース22及び旧機種コントローラI/O23などに対して電力を供給する。
【0026】
旧機種コントローラ拡張インターフェース22は、上流のベースユニット(ここでは、旧機種コントローラベースユニット10)からのデータを下流のベースユニット(ここでは、旧機種コントローラベースユニット30並びに40及び新機種コントローラベースユニット100並びに110)に供給する。
【0027】
また、旧機種コントローラ拡張インターフェース22は、下流のベースユニットからのデータを上流のベースユニットに供給する。
【0028】
旧機種コントローラI/O23は、オペレータ又は他の外部装置などとデータを送受信するためのインターフェースである。また、旧機種コントローラI/O23は、旧機種コントローラ拡張インターフェース22を通じて、旧機種コントローラベースユニット10とデータを送受信する。
【0029】
たとえば、旧機種コントローラI/O23は、モニタなどに接続する。旧機種コントローラI/O23は、モニタを通じて、旧機種コントローラベースユニット10からのデータをオペレータなどに表示する。
【0030】
また、旧機種コントローラI/O23は、他の外部装置に接続する。旧機種コントローラI/O23は、旧機種コントローラベースユニット10からのデータを他の外部装置に供給する。
【0031】
また、旧機種コントローラI/O23は、旧機種コントローラ拡張インターフェース22を通じて、オペレータから入力されたデータ又は他の外部装置からのデータを旧機種コントローラベースユニット10へ供給する。
【0032】
旧機種コントローラベースユニット30は、旧機種コントローラベースユニット20からさらに拡張されたベースユニットである。
【0033】
図1が示すように、旧機種コントローラベースユニット30は、旧機種コントローラ電源3、旧機種コントローラ拡張インターフェース32及び旧機種コントローラI/O33などを備える。
【0034】
旧機種コントローラ電源3、旧機種コントローラ拡張インターフェース32及び旧機種コントローラI/O33は、旧機種コントローラ電源2、旧機種コントローラ拡張インターフェース22及び旧機種コントローラI/O23とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
【0035】
旧機種コントローラベースユニット40は、旧機種コントローラベースユニット30からさらに拡張されたベースユニットである。
【0036】
図1が示すように、旧機種コントローラベースユニット40は、旧機種コントローラ電源4、旧機種コントローラ拡張インターフェース42及び旧機種コントローラI/O43などを備える。
【0037】
旧機種コントローラ電源4、旧機種コントローラ拡張インターフェース42及び旧機種コントローラI/O43は、旧機種コントローラ電源2、旧機種コントローラ拡張インターフェース22及び旧機種コントローラI/O23とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
【0038】
新機種コントローラベースユニット100は、旧機種コントローラベースユニット40からさらに拡張されたベースユニットである。新機種コントローラベースユニット100は、オペレータから入力された操作などのデータ又は図示されない他の外部装置(自身に接続する外部装置)から入力されたデータなどを上流のベースユニット(ここでは、旧機種コントローラベースユニット10乃至40)に供給する。また、新機種コントローラベースユニット100は、上流のベースユニットからのデータをオペレータに表示し又は他の外部装置へ供給する。
【0039】
図1が示すように、新機種コントローラベースユニット100は、新機種コントローラ電源101、旧機種新機種I/O変換アダプタ102及び新機種コントローラI/O103などを備える。
【0040】
新機種コントローラ電源101は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102及び新機種コントローラI/O103などに対して電力を供給する。
【0041】
新機種コントローラI/O103(第1の装置)は、オペレータ又は他の外部装置などとデータを送受信するためのインターフェースである。また、新機種コントローラI/O103は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102を通じて、上位のベースユニットとデータを送受信する。新機種コントローラI/O103は、新規格(第1の規格)に従って動作する。即ち、新機種コントローラI/O103は、新規格に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102とデータを送受信する。
【0042】
たとえば、新機種コントローラI/O103は、モニタなどに接続する。新機種コントローラI/O103は、モニタを通じて、旧機種コントローラベースユニット10からのデータをオペレータなどに表示する。
【0043】
また、新機種コントローラI/O103は、他の外部装置に接続する。新機種コントローラI/O103は、旧機種コントローラベースユニット10からのデータを他の外部装置に供給する。
【0044】
また、旧機種コントローラI/O23は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102などを通じて、オペレータから入力されたデータ又は他の外部装置からのデータを旧機種コントローラベースユニット10へ供給する。
【0045】
旧機種新機種I/O変換アダプタ102(情報処理装置)は、上流のベースユニット(ここでは、旧機種コントローラベースユニット10乃至40)からのデータを下流のベースユニット(ここでは、新機種コントローラベースユニット110)に供給する。
【0046】
また、旧機種新機種I/O変換アダプタ102は、下流のベースユニットからのデータを上流のベースユニットに供給する。
【0047】
また、旧機種新機種I/O変換アダプタ102は、旧規格に従って旧機種コントローラベースユニット10から供給されたデータを新規格に従うデータに変換する。旧機種新機種I/O変換アダプタ102は、変換されたデータを新機種コントローラI/O103に供給する。
【0048】
また、旧機種新機種I/O変換アダプタ102は、新規格に従って新機種コントローラI/O103から供給されたデータを旧規格に従うデータに変換する。旧機種新機種I/O変換アダプタ102は、変換されたデータを上位のベースユニットに供給する。
旧機種新機種I/O変換アダプタ102については、後に詳述する。
【0049】
新機種コントローラベースユニット110は、新機種コントローラベースユニット100からさらに拡張されたベースユニットである。
【0050】
図1が示すように、新機種コントローラベースユニット110は、新機種コントローラ電源111、旧機種新機種I/O変換アダプタ112及び新機種コントローラI/O113などを備える。
【0051】
新機種コントローラ電源111、旧機種新機種I/O変換アダプタ112及び新機種コントローラI/O113は、新機種コントローラ電源101、旧機種新機種I/O変換アダプタ102及び新機種コントローラI/O103とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
【0052】
次に、旧機種コントローラCPU11、旧機種新機種I/O変換アダプタ102及び新機種コントローラI/O103について説明する。
【0053】
図2は、旧機種コントローラCPU11、旧機種新機種I/O変換アダプタ102及び新機種コントローラI/O103の構成例を示すブロック図である。
【0054】
旧機種コントローラCPU11と旧機種新機種I/O変換アダプタ102とは、旧機種コントローラ拡張インターフェース12乃至42を介して互いに接続する。図2では、旧機種コントローラ拡張インターフェース12乃至42は、省略されている。
【0055】
新機種コントローラI/O103は、I/O入力モジュール222及びI/O出力モジュール223などを備える。
【0056】
I/O入力モジュール222は、入力データを入力し旧機種新機種I/O変換アダプタ102に供給するモジュールである。
【0057】
入力データ(第1のデータ)は、オペレータから入力されるデータ又は他の外部装置から入力されるデータである。たとえば、入力データは、所定の設備の制御に関連するデータである。たとえば、入力データは、所定の設備の運転、停止若しくは緊急停止、又は、設定値(回転数など)などに関するデータである。また、入力データは、デジタルデータ、アナログデータ、パルス又は伝送出力などから構成される。
【0058】
また、I/O入力モジュール222は、入力データとしてアナログデータを入力するアナログ入力モジュールと、入力データとしてデジタルデータを入力するデジタル入力モジュールとから構成されるものであってもよい。
【0059】
I/O入力モジュール222は、新規格に従って動作する。即ち、I/O入力モジュール222は、新規格に従って入力データを旧機種新機種I/O変換アダプタ102に供給する。ここでは、I/O入力モジュール222は、新規格に基づく周期(新機種入力データ読込周期、第1の周期)に従って入力データを旧機種新機種I/O変換アダプタ102に供給する。
【0060】
I/O出力モジュール223は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102から出力データを受信し出力するモジュールである。
【0061】
出力データ(第2のデータ)は、オペレータに表示されるデータ又は他の外部装置へ出力されるデータである。たとえば、出力データは、所定の設備の動作に関連するデータである。たとえば、出力データは、所定の設備の運転ログ(動作時間、故障、電流、流量、水位、又は、圧力など)などに関するデータである。また、出力データは、デジタルデータ、アナログデータ、パルス又は伝送出力などから構成される。
【0062】
また、I/O出力モジュール223は、出力データとしてアナログデータを出力するアナログ出力モジュールと、出力データとしてデジタルデータを出力するデジタル出力モジュールとから構成されるものであってもよい。
【0063】
I/O出力モジュール223は、新規格に従って動作する。即ち、I/O出力モジュール223は、新規格に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102から出力データを受信する。ここでは、I/O出力モジュール223は、新規格に基づく周期(新機種出力データ書込周期、第3の周期)に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102から出力データを受信する。
【0064】
なお、新機種入力データ読込周期と新機種出力データ書込周期とは、同一であってもよいし、異なってもよい。
【0065】
次に、旧機種コントローラCPU11について説明する。
旧機種コントローラCPU11は、I/O入力データレジスタ202及びI/O出力データレジスタ203などを備える。
【0066】
I/O入力データレジスタ202は、入力データを格納するレジスタである。I/O入力データレジスタ202は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102から入力データを受信して、格納する。
【0067】
I/O入力データレジスタ202は、旧規格に従って動作する。即ち、I/O入力データレジスタ202は、旧規格に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102から入力データを受信する。ここでは、I/O入力データレジスタ202は、旧規格に基づく周期(旧機種入力データ読込周期、第2の周期)に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102から入力データを受信する。
【0068】
I/O出力データレジスタ203は、出力データを格納するレジスタである。たとえば、I/O出力データレジスタ203は、旧機種コントローラCPU11の制御に従って出力データを格納する。I/O出力データレジスタ203は、出力データを旧機種新機種I/O変換アダプタ102に供給する。
【0069】
I/O出力データレジスタ203は、旧規格に従って動作する。即ち、I/O出力データレジスタ203は、旧規格に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102に出力データを供給する。ここでは、I/O出力データレジスタ203は、旧規格に基づく周期(旧機種出力データ書込周期、第4の周期)に従って旧機種新機種I/O変換アダプタ102に出力データを受信する。
【0070】
なお、I/O入力データレジスタ202とI/O出力データレジスタ203とは、一体的に構成されるものであってもよい。
【0071】
また、旧機種入力データ読込周期と旧機種出力データ書込周期とは、同一であってもよいし、異なってもよい。
【0072】
ここでは、旧機種入力データ読込周期は、新機種入力データ読込周期と異なるものとする。また、旧機種出力データ書込周期は、新機種出力データ書込周期と異なるものとする。
【0073】
次に、旧機種新機種I/O変換アダプタ102について説明する。
旧機種新機種I/O変換アダプタ102は、プロセッサ211、I/Oデータメモリ212及びI/Oデータメモリ213などを備える。プロセッサ211は、I/Oデータメモリ212及びI/Oデータメモリ213に接続する。
【0074】
プロセッサ211は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102全体を制御する。プロセッサ211は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102などを介して、デイジーチェーン接続で旧機種コントローラCPU11に接続する。プロセッサ211は、新機種コントローラI/O103と旧機種コントローラCPU11との間で入力データ及び出力データを中継する。
【0075】
I/Oデータメモリ212(第1のメモリ)は、I/O入力モジュール222からの入力データを格納する。
【0076】
また、I/Oデータメモリ213(第2のメモリ)は、I/O出力データレジスタ203からの出力データを格納する。
【0077】
なお、I/Oデータメモリ212とI/Oデータメモリ213とは、一体的に構成されるものであってもよい。
【0078】
次に、旧機種新機種I/O変換アダプタ102が実現する機能について説明する。旧機種新機種I/O変換アダプタ102が実現する機能は、プロセッサ211が内部メモリ、又は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102のメモリなどに格納されるプログラムを実行することで実現される。
【0079】
まず、プロセッサ211は、入力データを中継する機能を有する。
【0080】
前述の通り、I/O入力モジュール222は、新規格に従って入力データを供給する。また、I/O入力データレジスタ202は、旧規格に従って入力データを受信する。
【0081】
プロセッサ211は、新規格に従って入力データを受信し、旧規格に変換して出力する。
プロセッサ211は、新機種入力データ読込周期に従って、I/O入力モジュール222から入力データを受信する。入力データを受信すると、プロセッサ211は、受信された入力データをI/Oデータメモリ212に格納する。
【0082】
ここで、プロセッサ211は、所定の量の入力データをI/Oデータメモリ212に格納するまで待機してもよい。
【0083】
入力データをI/Oデータメモリ212に格納すると、プロセッサ211は、旧機種入力データ読込周期に従って、I/Oデータメモリ212からI/O入力データレジスタ202に入力データを供給する。
【0084】
なお、プロセッサ211は、旧機種コントローラCPU11からのリクエストに応じて、入力データをI/O入力データレジスタ202に供給してもよい。
【0085】
次に、プロセッサ211は、出力データを中継する機能を有する。
【0086】
前述の通り、I/O出力データレジスタ203は、旧規格に従って出力データを供給する。また、I/O出力モジュール223は、新規格に従って入力データを受信する。
【0087】
プロセッサ211は、旧規格に従って出力データを受信し、新規格に変換して出力する。
プロセッサ211は、旧機種出力データ書込周期に従って、I/O出力データレジスタ203から出力データを受信する。出力データを受信すると、プロセッサ211は、受信された出力データをI/Oデータメモリ213に格納する。
【0088】
ここで、プロセッサ211は、所定の量の出力データをI/Oデータメモリ213に格納するまで待機してもよい。
【0089】
出力データをI/Oデータメモリ213に格納すると、プロセッサ211は、新機種出力データ書込周期に従って、I/Oデータメモリ213からI/O出力モジュール223に出力データを供給する。
【0090】
なお、プロセッサ211は、新機種コントローラI/O103からのリクエストに応じて、出力データをI/O出力モジュール223に供給してもよい。
【0091】
次に、旧機種新機種I/O変換アダプタ102の動作例について説明する。
【0092】
まず、旧機種新機種I/O変換アダプタ102が入力データを中継する動作例について説明する。
図3は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102が入力データを中継する動作例について説明するためのフローチャートである。
【0093】
旧機種新機種I/O変換アダプタ102のプロセッサ211は、オペレータの操作などによって起動する(S11)。起動すると、プロセッサ211は、I/O入力モジュール222が無応答であるかを判定する(S12)。
【0094】
I/O入力モジュール222が無応答でないと判定すると(S12、NO)、プロセッサ211は、新機種入力データ読込周期に従って、I/O入力モジュール222から入力データを受信する(S13)。
【0095】
入力データを受信すると、プロセッサ211は、受信された入力データをI/Oデータメモリ212に格納する(S14)。
【0096】
I/Oデータメモリ212に入力データを格納すると、プロセッサ211は、旧機種入力データ読込周期に従って、I/Oデータメモリ212からI/O入力データレジスタ202に入力データを供給する(S15)。
【0097】
入力データを供給すると、プロセッサ211は、S12に戻る。
【0098】
I/O入力モジュール222が無応答であると判定すると(S12、YES)、プロセッサ211は、エラーを出力する(S16)。たとえば、プロセッサ211は、表示部などを通じてエラーを表示する。また、プロセッサ211は、停止してもよい。
【0099】
エラーを出力すると、プロセッサ211は、動作を終了する。
【0100】
次に、旧機種新機種I/O変換アダプタ102が出力データを中継する動作例について説明する。
図4は、旧機種新機種I/O変換アダプタ102が出力データを中継する動作例について説明するためのフローチャートである。
【0101】
旧機種新機種I/O変換アダプタ102のプロセッサ211は、オペレータの操作などによって起動する(S21)。起動すると、プロセッサ211は、I/O出力モジュール223が無応答であるかを判定する(S22)。
【0102】
I/O出力モジュール223が無応答でないと判定すると(S22、NO)、プロセッサ211は、旧機種出力データ書込周期に従って、I/O出力データレジスタ203から出力データを受信する(S23)。
【0103】
出力データを受信すると、プロセッサ211は、受信された出力データをI/Oデータメモリ213に格納する(S24)。
【0104】
I/Oデータメモリ213に出力データを格納すると、プロセッサ211は、新機種出力データ書込周期に従って、I/Oデータメモリ213からI/O出力モジュール223に出力データを供給する(S25)。
【0105】
出力データを供給すると、プロセッサ211は、S22に戻る。
【0106】
I/O出力モジュール223が無応答であると判定すると(S22、YES)、プロセッサ211は、エラーを出力する(S26)。たとえば、プロセッサ211は、表示部などを通じてエラーを表示する。また、プロセッサ211は、停止してもよい。
【0107】
エラーを出力すると、プロセッサ211は、動作を終了する。
【0108】
なお、プロセッサ211は、S12乃至S16とS22乃至S26とを同時並行で実行する。
【0109】
また、プロセッサ211は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などから構成されるものであってもよい。また、プロセッサ211は、FPGA(Field Programmable Gate Array)などから構成されるものであってもよい。
【0110】
また、プロセッサ211は、新規格に基づくデータサイズでI/O入力モジュール222から入力データを受信するものであってもよい。また、プロセッサ211は、新規格に基づくデータサイズでI/O出力モジュール223に出力データを供給するものであってもよい。
【0111】
また、プロセッサ211は、旧規格に基づくデータサイズでI/O入力データレジスタ202に入力データを供給するものであってもよい。また、プロセッサ211は、旧規格に基づくデータサイズでI/O出力データレジスタ203から出力データを受信するものであってもよい。
【0112】
次に、I/Oシステムの変形例について説明する。
図5は、変形例であるI/Oシステム302の構成例を示すブロック図である。図5が示す例では、新機種コントローラベースユニット100及び110は、旧機種コントローラベースユニットの間に接続されている。
【0113】
図5が示すように、旧機種コントローラベースユニット10は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット20に接続する。旧機種コントローラベースユニット20は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット100に接続する。新機種コントローラベースユニット100は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット110に接続する。
【0114】
新機種コントローラベースユニット110は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット30に接続する。旧機種コントローラベースユニット30は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット40に接続する。
【0115】
次に、I/Oシステムのさらに他の変形例について説明する。
図6は、さらに他の変形例であるI/Oシステム303の構成例を示すブロック図である。図6が示す例では、旧機種コントローラベースユニット10に接続されているベースユニットが2系統に分かれている。
【0116】
ここでは、旧機種コントローラ拡張インターフェース12は、2系統のベースユニットを接続する。
【0117】
図6が示すように、旧機種コントローラベースユニット10は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット20に接続する。旧機種コントローラベースユニット20は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット30に接続する。旧機種コントローラベースユニット30は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット40に接続する。
【0118】
また、旧機種コントローラベースユニット10は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット100に接続する。新機種コントローラベースユニット100は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット110に接続する。
【0119】
次に、I/Oシステムのさらに他の変形例について説明する。
図7は、さらに他の変形例であるI/Oシステム304の構成例を示すブロック図である。図7が示す例では、2つの旧機種コントローラベースユニットに下流のベースユニットが接続されている。
【0120】
図7が示すように、I/Oシステム304は、旧機種コントローラベースユニットプライマリ10A、旧機種コントローラベースユニットセカンダリ10B、旧機種コントローラベースユニット20’、30並びに40及び新機種コントローラベースユニット100並びに110などを備える。
【0121】
旧機種コントローラベースユニットプライマリ10Aと旧機種コントローラベースユニットセカンダリ10Bとは、旧機種コントローラトラッキングケーブル134を介して互いに接続する。
【0122】
旧機種コントローラベースユニットプライマリ10A及び旧機種コントローラベースユニットセカンダリ10Bは、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット20’に接続する。
【0123】
旧機種コントローラベースユニット20’は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット30に接続する。旧機種コントローラベースユニット30は、旧機種コントローラ拡張ケーブル14を介して旧機種コントローラベースユニット40に接続する。
【0124】
旧機種コントローラベースユニット40は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット100に接続する。新機種コントローラベースユニット100は、新機種コントローラ拡張ケーブル104を介して新機種コントローラベースユニット110に接続する。
【0125】
旧機種コントローラベースユニットプライマリ10Aは、旧機種コントローラプライマリ電源1A、旧機種コントローラプライマリCPU11A及び旧機種コントローラ拡張インターフェースプライマリ12Aなどを備える。
【0126】
旧機種コントローラプライマリ電源1A、旧機種コントローラプライマリCPU11A及び旧機種コントローラ拡張インターフェースプライマリ12Aは、旧機種コントローラ電源1、旧機種コントローラCPU11及び旧機種コントローラ拡張インターフェース12とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
【0127】
旧機種コントローラベースユニットセカンダリ10Bは、旧機種コントローラセカンダリ電源1B、旧機種コントローラセカンダリCPU11B及び旧機種コントローラ拡張インターフェースセカンダリ12Bなどを備える。
【0128】
旧機種コントローラセカンダリ電源1B、旧機種コントローラセカンダリCPU11B及び旧機種コントローラ拡張インターフェースセカンダリ12Bは、旧機種コントローラ電源1、旧機種コントローラCPU11及び旧機種コントローラ拡張インターフェース12とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
【0129】
旧機種コントローラベースユニット20’は、旧機種コントローラ電源2、旧機種コントローラI/O23及び旧機種コントローラ二重化拡張インターフェース24などを備える。
【0130】
旧機種コントローラ二重化拡張インターフェース24は、上流のベースユニットとしての旧機種コントローラベースユニットプライマリ10A及び旧機種コントローラベースユニットセカンダリ10Bに接続する。また、旧機種コントローラ二重化拡張インターフェース24は、下流のベースユニットとしての旧機種コントローラベースユニット30並びに40及び新機種コントローラベースユニット100並びに110に接続する。
【0131】
以上のように構成されたI/Oシステムは、新規格に従って、新機種コントローラI/Oから入力データを受信する。I/Oシステムは、旧規格に従って、旧機種コントローラCPUに入力データを供給する。
【0132】
また、I/Oシステムは、旧規格に従って、旧機種コントローラCPUから出力データを受信する。I/Oシステムは、新規格に従って、新機種コントローラI/Oに出力データを供給する。
【0133】
その結果、I/Oシステムは、新規格で動作するコントローラI/Oと旧規格で動作するコントローラCPUとの間でデータを中継することができる。よって、I/Oシステムは、旧機種コントローラCPUのエンジニアリングツールを改変することなく、新規格で動作するベースユニットを接続することができる。また、旧機種コントローラにおいて、新機種I/Oシステムをあたかも旧機種I/Oシステムとして認識することができる。
【0134】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0135】
1…旧機種コントローラ電源、1A…旧機種コントローラプライマリ電源、1B…旧機種コントローラセカンダリ電源、2…旧機種コントローラ電源、3…旧機種コントローラ電源、4…旧機種コントローラ電源、10…旧機種コントローラベースユニット、10A…旧機種コントローラベースユニットプライマリ、10B…旧機種コントローラベースユニットセカンダリ、11…旧機種コントローラCPU、11A…旧機種コントローラプライマリCPU、11B…旧機種コントローラセカンダリCPU、12…旧機種コントローラ拡張インターフェース、12A…旧機種コントローラ拡張インターフェースプライマリ、12B…旧機種コントローラ拡張インターフェースセカンダリ、14…旧機種コントローラ拡張ケーブル、20…旧機種コントローラベースユニット、20’…旧機種コントローラベースユニット、22…旧機種コントローラ拡張インターフェース、23…旧機種コントローラI/O、24…旧機種コントローラ二重化拡張インターフェース、30…旧機種コントローラベースユニット、32…旧機種コントローラ拡張インターフェース、33…旧機種コントローラI/O、40…旧機種コントローラベースユニット、42…旧機種コントローラ拡張インターフェース、43…旧機種コントローラI/O、100…新機種コントローラベースユニット、101…新機種コントローラ電源、102…旧機種新機種I/O変換アダプタ、103…新機種コントローラI/O、104…新機種コントローラ拡張ケーブル、110…新機種コントローラベースユニット、111…新機種コントローラ電源、112…旧機種新機種I/O変換アダプタ、113…新機種コントローラI/O、134…旧機種コントローラトラッキングケーブル、202…I/O入力データレジスタ、203…I/O出力データレジスタ、211…プロセッサ、212…I/Oデータメモリ、213…I/Oデータメモリ、222…I/O入力モジュール、223…I/O出力モジュール、301…I/Oシステム、302…I/Oシステム、303…I/Oシステム、304…I/Oシステム。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7