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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023141686
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 8/02 20060101AFI20230928BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20230928BHJP
   F21V 15/01 20060101ALI20230928BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20230928BHJP
【FI】
F21S8/02 430
F21V23/00 160
F21V15/01 100
F21V15/01 300
F21V23/00 120
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022048137
(22)【出願日】2022-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001461
【氏名又は名称】弁理士法人きさ特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】森本 喬太
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼月 努
(72)【発明者】
【氏名】田辺 快全
(72)【発明者】
【氏名】池谷 博文
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 康弘
【テーマコード(参考)】
3K014
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014BA03
(57)【要約】
【課題】施工時の作業性を向上させることができる照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の照明装置は、光源部、および、一面の側に光源部が配置されたベースプレートを有する器具本体と、光源部を点灯させるための点灯電力を生成するとともに光源部に対して点灯電力を供給する電源部、および、電源部を収容した電源筐体を有する電源装置と、一端がベースプレートに固定された第1連結部材と、一端が電源筐体に固定され、弾性部材またはボールジョイントで構成された第2連結部材とを有し、第1連結部材の他端と第2連結部材の他端とが接続されて器具本体と電源装置とを連結する連結部材と、を備えたものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源部、および、一面の側に前記光源部が配置されたベースプレートを有する器具本体と、
前記光源部を点灯させるための点灯電力を生成するとともに前記光源部に対して前記点灯電力を供給する電源部、および、前記電源部を収容した電源筐体を有する電源装置と、
一端が前記ベースプレートに固定された第1連結部材と、一端が前記電源筐体に固定され、弾性部材またはボールジョイントで構成された第2連結部材とを有し、前記第1連結部材の他端と前記第2連結部材の他端とが接続されて前記器具本体と前記電源装置とを連結する連結部材と、を備えた
照明装置。
【請求項2】
前記電源装置から供給される点灯電力の経路となる給電線を備え、
前記給電線は、結束部材によって前記第2連結部材の下方に保持されている
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記第1連結部材は、弾性変形を伴いながら、前記給電線とともに湾曲し、かつ、前記給電線とともにねじれるように構成されている
請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記電源装置は、前記電源筐体を有する電源部配置部と、前記電源部配置部の一端側に設けられ、外部電線を接続する端子台を有する端子台配置部と、前記電源部配置部の他端側に設けられ、前記第2連結部材が固定される連結部材固定部と、を備えた
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記第1連結部材は、
平板形状の主部と、
前記主部の側方端部に設けられた側部と、
前記主部および前記側部のうち少なくともいずれかの下端部に1つ以上設けられた脚部と、を備え、
前記脚部が前記ベースプレートに固定される
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記第2連結部材は、
長尺状の弾性変形部と、
前記弾性変形部の一端側に設けられた第1連結部材固定部と、
前記弾性変形部の他端側に設けられた電源筐体固定部と、を備え、
前記第1連結部材固定部が前記第1連結部材の前記主部に固定されている
請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
前記第1連結部材は、
前記電源装置が前記器具本体から離れる向きに応力が発生すると、前記器具本体から離れる向きに傾くように変位する
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記ベースプレートの他面側に配置された収容ケースを備え、
前記器具本体は、
前記収容ケースの前記ベースプレートとは反対側に配置された蓋部と、
前記蓋部の一端側に設けられ、規制片孔が形成された傾斜部と、
前記規制片孔の前記蓋部とは反対側の端部に設けられた張出部と、を備え、
前記器具本体が組み立てられた状態で、前記規制片孔には、前記主部に形成された規制片が貫挿されており、
前記第1連結部材の変位量が大きくなるにしたがって、前記規制片は、前記規制片孔の前記張出部側の周縁部に当接するまで、前記蓋部側から前記張出部側に向かって前記規制片孔の内部を移動する
請求項5に従属する請求項7に記載の照明装置。
【請求項9】
前記第1連結部材は、前記第2連結部材を介して加わる応力に耐え得る剛性を有する
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、器具本体と電源装置とが結合された照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、器具本体と電源装置とが結合された照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、内部にLEDを収めた器状である器具本体の外底面に、LEDに電力を供給する電源装置を、アーム部を介して器具本体の外周の外側領域に位置するように設けており、さらに、複数の放熱フィンを器具本体の外底面に設け、この放熱フィンにアーム部を結合させて、器具本体の外周の外側領域に突出するようにアーム部を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4853278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている従来の照明装置では、LEDを収めた器具本体と、器具本体の外周の外側領域に配置される電源装置とは、アーム部を介して結合されている。しかしながら、アーム部は角度および方向が一定となるように固定されているため、照明装置それ自体に柔軟性および融通性が欠けており、作業者が天井に設けられた取付開口へ照明装置を設置する際に、取付開口を通過させ難く、施工時の作業がし難いという課題があった。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、施工時の作業性を向上させることができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る照明装置は、光源部、および、一面の側に前記光源部が配置されたベースプレートを有する器具本体と、前記光源部を点灯させるための点灯電力を生成するとともに前記光源部に対して前記点灯電力を供給する電源部、および、前記電源部を収容した電源筐体を有する電源装置と、一端が前記ベースプレートに固定された第1連結部材と、一端が前記電源筐体に固定され、弾性部材またはボールジョイントで構成された第2連結部材とを有し、前記第1連結部材の他端と前記第2連結部材の他端とが接続されて前記器具本体と前記電源装置とを連結する連結部材と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、一端がベースプレートに固定された第1連結部材と、一端が電源筐体に固定され、弾性部材またはボールジョイントで構成された第2連結部材とを有し、第1連結部材の他端と第2連結部材の他端とが接続されて器具本体と電源装置とを連結する連結部材を備えている。そのため、器具本体と電源装置とを連結しても、柔軟性および融通性を確保することができるので、作業者が天井に設けられた取付開口へ照明装置を設置する際に、取付開口を通過させ易く、施工時の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施の形態1に係る照明装置を上方から見た斜視図である。
図2】実施の形態1に係る照明装置を下方から見た斜視図である。
図3】実施の形態1に係る照明装置の四面図である。
図4】実施の形態1に係る照明装置の第1の分解斜視図である。
図5】実施の形態1に係る照明装置の第2の分解斜視図である。
図6】実施の形態1に係る器具本体の分解斜視図である。
図7】実施の形態1に係る連結部材の斜視図である。
図8】実施の形態1に係る連結構造を説明する斜視図である。
図9】実施の形態1に係る連結部材の作用を説明する第1の図である。
図10】実施の形態1に係る連結部材の作用を説明する第2の図である。
図11】実施の形態1に係る連結部材の作用を説明する第3の図である。
図12】実施の形態3に係る照明装置の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、および配置等は、適宜変更することができる。なお、各図中の矢印Zは上下方向を表しており、矢印Xは水平方向かつ照明装置の長手方向を表しており、矢印Yは水平方向かつ照明装置の短手方向を表している。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明装置1を上方から見た斜視図である。図2は、実施の形態1に係る照明装置1を下方から見た斜視図である。図3は、実施の形態1に係る照明装置1の四面図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は下面図、(d)は側面図である。図4は、実施の形態1に係る照明装置1の第1の分解斜視図である。図5は、実施の形態1に係る照明装置1の第2の分解斜視図である。図6は、実施の形態1に係る器具本体2の分解斜視図である。
【0011】
本開示の照明装置1は、例えば天井裏である収納空間9に埋め込まれて設置され、カバー22を室内空間である照明空間8に露出させて設置される天井埋込型である(後述する図9参照)。照明装置1は、ダウンライト器具またはダウンライトとも称されるものである。
【0012】
図1図3に示すように、照明装置1は、器具本体2と、電源装置3と、器具本体2と電源装置3とを連結する連結部材4とを備えている。器具本体2は、図4および図6に示すように、光源である発光素子200が実装された光源基板201を有する光源部20と、光源基板201が一面230側に配置されたベースプレート23と、ベースプレート23の他面232側に配置された収容ケース24および放熱フィン25と、収容ケース24および放熱フィン25のベースプレート23とは反対側に設けられたカバープレート26とを備えている。
【0013】
実施の形態1では、発光素子200は、例えば、発光ダイオード(LED)が使用される。ただし、それに限定されず、発光素子200は、LEDの他、レーザ、有機EL、または量子ドットなどの採用が可能である。
【0014】
実施の形態1において、発光素子200が実装された光源基板201は、一般汎用品であり、材質は紙フェノール基板、ガラスエポキシ基板(FR4)、ガラスコンポジット基板(CEM)、またはメタルコア基板などの採用が可能である。光源基板201の外形形状は、真円または楕円などの円形状、あるいは多角形状をなしている。ただし、光源基板201は、長尺状であってもよい。光源基板201の数量は、単数および複数のいずれでもよい。光源基板201は、一面に発光素子200が配置されており、他面に発光素子200と接続される配線パターンが形成されている。なお、配線パターンは、光源基板201の一面に形成してもよい。また、電源装置3から供給される点灯電力の経路となる給電線5を接続するための光源基板端子202が、光源基板201の一面に実装されている。なお、光源基板端子202は、光源基板201の他面に実装してもよい。
【0015】
光源基板201が一面230側に配置されるベースプレート23は、アルミ材、ガラス材、または鋼板など、発光素子200からの発熱を十分に放散できる熱伝導率を有している素材を用いて形成されることが好ましい。なお、ベースプレート23は、表面にメッキ加工などを施したり、塗装によって塗膜を形成したりすることによって、さらに放熱性を向上させてもよい。ベースプレート23の外形形状は、真円または楕円などの円形状、あるいは多角形状をなしている。ただし、ベースプレート23は、長尺状であってもよい。
【0016】
収容ケース24は、給電線5を収容するものであり、第1ケース240と第2ケース242とで構成されている。収容ケース24のベースプレート23への取り付け方法は、かしめによる方法、あるいは、ネジ、リベット、接着剤、または速結バンドなどの取付部材を用いる方法を採用することができる。ベースプレート23だけで発光素子200が発する熱を十分に放散できない場合は、ベースプレート23の他面232に放熱部として機能する放熱フィン25を設け、放熱性を向上させることができる。発光素子200もしくは光源基板201は、ベースプレート23の中央に配置すれば均一な光拡散ができ、中央から変位させて配置すれば指向性を有する配光特性を得ることもできる。
【0017】
光源基板201とベースプレート23との接続は、熱伝導性のよいシリコーン接着剤または両面テープを施した放熱シートなどを用いた接着による接続、光源基板201に貫通孔を設けてネジまたはリベットなどの固定具を用いる接続、あるいは、かしめによる機械的な接続であってもよい。なお、図示は省略するが、光源基板201とベースプレート23との電気絶縁を維持したり、光源基板201からベースプレート23への熱伝達を促進させたりする目的で、光源基板201とベースプレート23との間に、機能性のシートを配置してもよい。
【0018】
ベースプレート23に配置された発光素子200から発する光はグレア感があり、使用者に眩しさを感じさせてしまう。そのため、図6に示すように、拡散性を有するカバー22が、発光素子200の照射側を覆うように配置されている。これによって使用者の眩しさを軽減する優しい光を提供することができる。カバー22は、透光性を有する汎用の樹脂材料を用いて形成され、例えば、ポリカーボネートあるいはアクリルなどが用いられる。なお、カバー22の材料として、樹脂材料に代えてガラス材料を用いてもよい。ガラス材料は、万が一に発光素子200が想定以上の温度になっても発火類焼を防ぐことができる不燃材料である点において好ましい。
【0019】
カバー22には取付爪220が形成されており、取付爪220が光源部保持部材21のカバー取付孔211に嵌め込まれることによって、カバー22の中央部に設けられた透光部210に配置される。光源部保持部材21は、光源部20をベースプレート23の一面230に保持する目的で、ベースプレート23に対して取り付けられる。光源部保持部材21にはネジ孔212が形成されており、ネジ孔212、およびベースプレート23に形成されたネジ孔231にネジ6がねじ込まれ、光源部保持部材21が、ベースプレート23に固定される。なお、光源部20とベースプレート23との接続には、ネジ止めの他、かしめ、または接着剤などを用いた接着、あるいはスナップフィットなどの方法が採用できる。また、図2に示すように、カバー22の周囲には反射面29が設けられており、反射面29の外周側には、照明装置1を保持し設置面に取り付けるための取付バネ28を有する意匠枠27が設けられている。
【0020】
カバープレート26は、図4に示すように、収容ケース24および放熱フィン25を覆う蓋部260と、蓋部260の一端側に設けられ、規制片孔262が形成された傾斜部261と、傾斜部261の蓋部260とは反対側の端部に設けられた張出部263とを備えている。また、蓋部260にはネジ孔265が形成されており、ネジ孔265および第1ケース240に形成されたネジ孔241、並びにネジ孔265および第2ケース242に形成されたネジ孔243にネジ6がそれぞれねじ込まれ、カバープレート26が、収容ケース24に固定される。なお、カバープレート26と収容ケース24との接続には、ネジ止めの他、かしめ、または接着剤などを用いた接着、あるいはスナップフィットなどの方法が採用できる。
【0021】
電源装置3は、図1および図2に示すように、電源筐体30と電源部35とを備えている。電源部35は、電源回路を構成する電源回路部品(図示は省略)が実装された電源基板36と、外部電力が供給される端子台37とを備えている。電源筐体30は、電源部35および端子台37が配置された電源シャーシ31と、電源回路部品(図示は省略)および電源基板36を覆うように電源シャーシ31に固定された電源カバー32とを備えている。電源筐体30を構成する電源シャーシ31は、電源部配置部310と、電源部配置部310の一端側に設けられた端子台配置部311と、電源部配置部310の他端側に設けられた連結部材固定部312とを備えている。電源部配置部310には、電源回路部品(図示は省略)が実装された電源基板36が取り付けられている。端子台配置部311には、照明装置1の外部に設けられる外部電線を接続する端子台37が取り付けられている。端子台37は、外部電線を接続することができるように、一部は電源筐体30に覆われていない。外部電線と端子台37とを介して、電源装置3に商用交流電力などの外部電力が供給される。そして、電源装置3に供給された外部電力は、電源部35によって発光素子200を点灯させるのに適した点灯電力へ変換される。電源装置3には、点灯電力を出力するための出力端子(図示は省略)が設けられ、出力端子と、一端がこの出力端子に接続される給電線5とを介して、光源基板201へ点灯電力が供給される。図5に示すように、給電線5は、編組チューブなどである保護部材51で覆われている。また、給電線5の他端には、電線コネクタなどである給電線端子50が接続されている。そして、給電線端子50は、光源基板201に設けられた光源基板端子202と嵌合することによって、光源基板201と電気的に接続される。
【0022】
電源装置3は、図1および図2に示すように、金属製の外郭である電源筐体30によって取り囲まれており、万が一の故障に際しても外部への類焼などを防止する構成としている。なお、電源筐体30の内部に配置される電源部35は、絶縁シート(図示は省略)などで覆われており、電源部35と電源筐体30とは、電気的な絶縁が維持されるようになっている。電源装置3の外観形状は長尺状の直方体をなし、電源部35の電源基板36は概ね長方形をなす。電源基板36の形状は、多角形状の他、円形を含む楕円形状などでもよい。電源筐体30の材質は、電源部35の不具合への対応発火を考慮して、不燃性の材料を用いることが好ましい。例えば、鋼板、銅、鉄、またはアルミなどの金属材料、あるいはガラス材料を採用することができる。
【0023】
照明装置1において、光源部20が配置された器具本体2と電源装置3とは別体であり、電源装置3は器具本体2の外側へ配置される。照明装置1は、電源別置型とも称され、給電線5の保護あるいは施工性への配慮という観点から、器具本体2と電源装置3とが機械的に結合されていることが好ましい。従来技術(特許文献1)の照明装置では、電源装置に接続されたアーム部が直接的にベースプレートあるいは放熱フィンに固定されることによって、器具本体と電源装置とが連結されていた。そして、アーム部によって器具本体と連結された電源装置は、器具本体に対して水平または一定の浅い角度を保ちながら器具本体の外側に配置されていた。しかしながら、従来技術のように、アーム部が、器具本体に対して電源装置の固定姿勢を維持するような形状の場合、電源装置の質量はそのほとんどが器具本体へ加わり、器具本体あるいは天井にとっての応力負担となっていた。
【0024】
そこで、実施の形態1に係る照明装置1は、連結部材4を備えている。連結部材4は、図1および図2に示すように、器具本体2のベースプレート23に取り付けられる接続部材40(以下、第1連結部材とも称する)と、接続部材40と電源筐体30とを結合する弾性部材41(以下、第2連結部材とも称する)とを備えている。弾性部材41は、図5に示すように、結束部材52で給電線5と結束されている。ここで、結束部材52は、結束バンド、結束タイ、およびケーブルタイなどである。弾性部材41は、弾性を有し、かつ外的衝撃にも強く、剛性のあるものがよく、厚みは薄いものがよい。弾性部材41の材質は金属製であり、ステンレス、アルミ、鋼板、銅、またはマグネシウムなどが好ましい。弾性部材41の形状は、長方形、正方形、楕円、または三角形などでもよく、コの字状あるいは四角形状などに加工して剛性を強くしてもよい。実施の形態1に係る弾性部材41は板バネで構成されており、従来技術のアーム部に代わるものである。この弾性部材41を用いることにより、器具本体2に対する電源装置3の姿勢を柔軟に変化させることができるので、器具本体2に対する応力負担を軽減することができる。
【0025】
図7は、実施の形態1に係る連結部材4の斜視図であり、(a)は接続部材40の斜視図、(b)は弾性部材41が接続部材40に取り付けられた状態の斜視図である。図8は、実施の形態1に係る連結構造を説明する斜視図である。図9は、実施の形態1に係る連結部材4の作用を説明する第1の図である。図10は、実施の形態1に係る連結部材4の作用を説明する第2の図である。図11は、実施の形態1に係る連結部材4の作用を説明する第3の図であり、(a)は接続部材40の移動規制構造を説明する斜視図であり、(b)は接続部材40の移動規制構造を説明する断面図である。
【0026】
弾性部材41は、図7および図8に示すように、長尺状の弾性変形部410と、弾性変形部410の一端側に設けられ、弾性変形部410と直交する接続部材固定部411(以下、第1連結部材固定部とも称する)と、弾性変形部410の他端側に設けられた電源筐体固定部414とを備えている。なお、接続部材固定部411は、弾性変形部410と略直交していればよい。弾性変形部410は、接続部材固定部411と電源筐体固定部414との間に設けられ、弾性を有する。接続部材固定部411には、ネジ孔412が形成されている。また、接続部材固定部411には、接続部材40側の固定ガイドおよび器具本体2側の回動規制の機能を有する第1屈曲片413が弾性変形部410とは反対側に突出するように設けられている。電源筐体固定部414には、ネジ孔415が形成されている。また、電源筐体固定部414には、電源筐体30側の固定ガイドおよび電源装置3側の回動規制の機能を有する第2屈曲片416が、上方に突出するように設けられている。
【0027】
そして、図8に示すように、第2屈曲片416が、連結部材固定部312に形成された弾性部材挿入部313に挿入され、さらに、ネジ孔415、および連結部材固定部312に形成されたネジ孔314にネジ6がねじ込まれ、弾性部材41が、連結部材固定部312に固定される。そして、図7および図8に示すように、ネジ孔412、および主部400に形成されたネジ孔401にネジ6がねじ込まれ、弾性部材41が接続部材40に固定される。なお、弾性部材41と連結部材固定部312との接続、および弾性部材41と接続部材40との接続には、ネジ止めの他、かしめ、または接着剤などを用いた接着、あるいはスナップフィットなどの方法が採用できる。
【0028】
接続部材40は、図7に示すように、平板形状の主部400と、主部400の側方端部に設けられ、主部400と直交する側部404と、側部404の下端部に設けられ、主部400および側部404と直交する脚部405と、を備えている。なお、側部404は、主部400と略直交していればよい。また、脚部405は、主部400および側部404と略直交していればよい。また、実施の形態1では、脚部405は、2つの側部404にそれぞれ設けられているが、それに限定されず、脚部405は、主部400および側部404のうち少なくともいずれかに1つ以上設けられていればよい。
【0029】
主部400には、ネジ孔401、通線部402、および規制片403が形成されている。ネジ孔401は、弾性部材41を固定するための固定具であるネジ6がねじ込まれる。通線部402は、主部400の下端の一部から上方に向かって切り欠いて形成され、電源部35と光源部20とを電気的に接続する給電線5を器具本体2の内部、具体的には収容ケース24の内部へ通過させるために設けられた貫通部である。なお、通線部402は、主部400の一部を開口した貫通孔であってもよい。規制片403は、主部400から上方に向かって突出する突出片であり、図11に示すように、器具本体2が組み立てられた状態で、カバープレート26の傾斜部261に形成された規制片孔262に貫挿される。規制片403は、単数であっても複数であってもよい。図7に示すように、脚部405にはネジ孔406が形成されている。そして、図4に示すように、ネジ孔406、およびベースプレート23に形成されたネジ孔233にネジ6がねじ込まれ、接続部材40が、ベースプレート23に固定される。なお、接続部材40とベースプレート23との接続には、ネジ止めの他、かしめ、または接着剤などを用いた接着、あるいはスナップフィットなどの方法が採用できる。接続部材40の形状は、プレート状だと加工数が少ないため安価に構成できる。また、接続部材40は、弾性部材41からの応力が直接加わるため、ある程度の剛性を有する形状であることが好ましい。接続部材40は、例えば、コの字形状、四角形状、楕円形状、またはH形状など、剛性のある形状が好ましい。
【0030】
このように、接続部材40とベースプレート23とを接続することで、接続部材40に接続された弾性部材41が器具本体2に固定される。ここで、弾性部材41を器具本体2に固定する際、例えば、薄型に加工され、アルミのように軽量でありながら比較的硬度が低い材料で構成されている放熱フィン25あるいはベースプレート23に対して弾性部材41を直接接続すると、施工時および使用時に弾性部材41を介して接続部分に加わる応力により接続部分が破壊される恐れがある。そのため、弾性部材41は、薄型に加工され、アルミのように軽量でありながら比較的硬度が低い材料で構成されている放熱フィン25あるいはベースプレート23には直接接続しないことが好ましい。
【0031】
そこで、実施の形態1は、器具本体2と弾性部材41とを接続するために、接続部材40を用いる連結構造を提供する。この接続部材40は、弾性部材41を介して加わる応力に耐え得る剛性を有することが好ましい。剛性は、弾性部材41の構造あるいは形状に由来するものでもよいし、硬度が高い材料の使用に由来するものでもよい。接続部材40は、例えば、鋼板、鉄、アルミ、ステンレス、銅、またはマグネシウムなどの材料を用いて形成することができる。このように、接続部材40は、弾性部材41を介して加わる応力を緩和するように、器具本体2と弾性部材41とを接続する。
【0032】
上記のように連結部材4によって連結された器具本体2と電源装置3とは、互いに接続された状態で、柔軟に相互の姿勢を変更することができる。
【0033】
いわゆるダウンライトとも称される天井埋込型の照明装置1の場合、図9に示すように、天井7に設けられた取付開口70から天井裏である収納空間9へ器具本体2を配置する。天井7に設けられた取付開口70を隠すために、器具本体2には意匠枠27が設けられている。また、意匠枠27には取付バネ28が設けられており、器具本体2が取付開口70の内部に配置された状態で、取付バネ28が天井7を係止する。そうすることによって、器具本体2が取付開口70の内部に配置された状態を維持するとともに、器具本体2が落下したり、垂下したりすることを防止する。
【0034】
図9に示すように、弾性部材41は、弾性変形を伴いながら、給電線5とともに湾曲させることができるように構成されている。実施の形態1において、照明装置1が収納空間9に設置された状態では、電源装置3は、第1方向(矢印X方向)を基準として、下方(矢印DZ2の向き)に約15°程度傾斜して配置される。なお、電源装置3は、上方(矢印DZ1の向き)にも約20°程度傾斜させることができる。電源装置3を上方(矢印DZ1の向き)に傾斜させた場合に、給電線5がカバープレート26の張出部263に近付くが、給電線5は、結束部材52によって弾性部材41の下方に保持されている。そのため、給電線5が直接カバープレート26に接触することはない。このように、弾性部材41は、給電線5を保護する機能も有する。
【0035】
また、図10に示すように、弾性部材41は、弾性変形を伴いながら、給電線5とともにねじることができるように構成されている。電源装置3は、第1方向(紙面直交方向)を基準として、側方(矢印DY1、DY2の向き)に移動させることができる。さらに、電源装置3は、第1方向(紙面直交方向)を軸とした回転方向(矢印Drの向き)に傾斜させることができる。
【0036】
このように、器具本体2と電源装置3とが弾性変形可能な弾性部材41によって接続されているため、電源装置3は、第3方向(矢印Z方向)の成分を有する向きへの移動、第2方向(矢印Y方向)の成分を有する向きへの移動、および、第1方向(矢印X方向)を軸とする回転移動が可能となる。このため、施工時に、作業者が天井7に設けられた取付開口70を通過させて天井裏である収納空間9へ照明装置1を配置するといった一連の作業がし易くなる。また、照明装置1を天井裏に配置した状態で弾性部材41が柔軟に動くので、電源装置3の質量によって器具本体2と連結部材4との接続部に加わる応力が緩和される。そのため、器具本体2、電源装置3、弾性部材41、および接続部材40のいずれにとっても負担にならない。そして、照明装置1が配置される天井7へ加わる応力も緩和でき、天井7に対する負担を低減できる。
【0037】
図11に示すように、カバープレート26の傾斜部261には、規制片孔262が形成されており、器具本体2が組み立てられた状態で、規制片孔262には、接続部材40が有する規制片403が貫挿される。そして、電源装置3が器具本体2から離れる向きに応力が発生すると、弾性部材41と接続部材40とによって応力は分散される。接続部材40に分散された応力は、接続部材40を器具本体2から離れる向き(矢印DXの向き)に傾くように変位(移動)させる。変位量が大きくなるにしたがって、規制片403は蓋部260側から張出部263側に向かって規制片孔262の内部を移動するが、規制片403が規制片孔262の張出部263側の周縁部(図示は省略)に当接すると、接続部材40の変位(移動)は止まる。規制片403の変位量(寸法)L2は、規制片孔262の第1方向(矢印DX方向)に沿った長さ寸法から、規制片403の厚さ寸法を減じた値を上限として規制されるため、器具本体2と接続部材40との接続部分に対する応力負担の増大を防止できる。
【0038】
そして、規制片孔262は、カバープレート26の傾斜部261に形成されているので、器具本体2が組み立てられた状態で、規制片孔262に貫挿する接続部材40の規制片403は、カバープレート26の蓋部260よりも低く形成することができる。このため、接続部材40および器具本体2の高さ寸法を小さくでき、照明装置1を小型化することができる。
【0039】
以上、実施の形態1に係る照明装置1は、光源部20、および、一面の側に光源部20が配置されたベースプレート23を有する器具本体2と、光源部20を点灯させるための点灯電力を生成するとともに光源部20に対して点灯電力を供給する電源部35、および、電源部35を収容した電源筐体30を有する電源装置3と、一端がベースプレート23に固定された第1連結部材と、一端が電源筐体30に固定され、弾性部材41またはボールジョイントで構成された第2連結部材とを有し、第1連結部材の他端と第2連結部材の他端とが接続されて器具本体2と電源装置3とを連結する連結部材4と、を備えたものである。
【0040】
実施の形態1に係る照明装置1によれば、一端がベースプレート23に固定された第1連結部材と、一端が電源筐体30に固定され、弾性部材41で構成された第2連結部材とを有し、第1連結部材の他端と第2連結部材の他端とが接続されて器具本体2と電源装置3とを連結する連結部材4を備えている。そのため、器具本体2と電源装置3とを連結しても、柔軟性および融通性を確保することができるので、作業者が天井7に設けられた取付開口70へ照明装置1を設置する際に、取付開口70を通過させ易く、施工時の作業性を向上させることができる。
【0041】
また、従来技術(特許文献1)の照明装置では、器具本体と電源装置とが結合された状態で結合姿勢が固定されているため、照明装置の器具本体は、天井に設けられた取付開口へ取り付けた状態で、器具枠部に対して応力が加わり続ける状態となるため、照明装置あるいは天井へ負担がかかり続け、最悪の場合は照明装置あるいは天井を損傷させてしまう恐れがあった。さらに、放熱フィンあるいはプレート部などに固定されるアーム部は、電源装置の質量が大きい場合には、アーム部が固定される部分へ応力が加わり続ける状態となるため、アルミ材などで構成された放熱フィンあるいはプレート部の場合、最悪の場合、アーム部の固定が維持されずにアーム部が放熱フィンあるいはプレート部から外れる恐れがあった。加えて、LEDからの発熱および電源装置からの発熱が、アーム部を介してお互いに悪影響を及ぼす懸念があり、LEDおよび電源回路を構成する部品の寿命を短くしてしまう恐れがあった。
【0042】
実施の形態1に係る照明装置1は、天井7に設置した状態では、器具本体2と電源装置3とを連結する連結部材4の第2連結部材が弾性変形し、電源装置3が収納空間9側の天井面へ直接触れる。このため、連結部材4が固定される器具本体2および電源装置3への応力が分散されるとともに、天井7に対する応力負担も軽減された状態で、電源装置3を収納空間9側の天井面へ配置することができる。また、第2連結部材が弾性変形することによって、電源装置3の質量による器具本体2に対する応力が分散される。そのため、器具本体2と接続部材40との接続部分への応力負担が軽減されるので、器具本体2に対する連結部材4の固定部分が損傷するおそれが抑制され、連結部材4と器具本体2との接続が安定的かつ持続的に保たれる。さらに、器具本体2と電源装置3との相互の熱伝導は、連結部材4で抑制されたものに限定されるため、光源部20および電源装置3のそれぞれが発熱することによる熱的な相互干渉を少なくすることができ、照明装置1の長寿命化にも貢献する。
【0043】
また、実施の形態1に係る照明装置1は、電源装置3から供給される点灯電力の経路となる給電線5を備え、給電線5は、結束部材52によって弾性部材41の下方に保持されている。
【0044】
実施の形態1に係る照明装置1によれば、給電線5が直接カバープレート26に接触することはなく、弾性部材41は、給電線5を保護する機能も有する。
【0045】
また、実施の形態1に係る照明装置1において、第1連結部材は、弾性変形を伴いながら、給電線5とともに湾曲し、かつ、給電線5とともにねじれるように構成されている。
【0046】
実施の形態1に係る照明装置1によれば、施工時に、作業者が天井7に設けられた取付開口70を通過させて天井裏である収納空間9へ照明装置1を配置するといった一連の作業がし易くなる。また、照明装置1を天井裏に配置した状態で弾性部材41が柔軟に動くので、電源装置3の質量によって器具本体2と連結部材4との接続部に加わる応力が緩和される。そのため、器具本体2、電源装置3、弾性部材41、および接続部材40のいずれにとっても負担にならない。そして、照明装置1が配置される天井7へ加わる応力も緩和でき、天井7に対する負担を低減できる。
【0047】
また、実施の形態1に係る照明装置1は、ベースプレート23の他面232側に配置された収容ケース24を備え、器具本体2は、収容ケース24のベースプレート23とは反対側に配置された蓋部260と、蓋部260の一端側に設けられ、規制片孔262が形成された傾斜部261と、規制片孔262の蓋部260とは反対側の端部に設けられた張出部263と、を備え、器具本体2が組み立てられた状態で、規制片孔262には、主部400に形成された規制片403が貫挿されており、第1連結部材の変位量が大きくなるにしたがって、規制片403は、規制片孔262の張出部263側の周縁部に当接するまで、蓋部260側から張出部263側に向かって規制片孔262の内部を移動する。
【0048】
実施の形態1に係る照明装置1によれば、規制片403の変位量(寸法)L2は、規制片孔262の第1方向(矢印X方向)に沿った長さ寸法から、規制片403の厚さ寸法を減じた値を上限として規制されるため、器具本体2と接続部材40との接続部分に対する応力負担の増大を防止できる。
【0049】
実施の形態2.
以下、実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
【0050】
実施の形態1では、連結部材4の第2連結部材を構成する部材として、板バネを採用した。実施の形態2では、連結部材4の第2連結部材を構成する部材として、弾性を有するが、板バネ以外の線バネあるいはスプリングバネといった他のバネを採用する。このようにしても、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
【0051】
実施の形態3.
以下、実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
【0052】
実施の形態1および2では、連結部材4の第2連結部材に、弾性を有する部材を採用した。それに対して、実施の形態3では、連結部材4の第2連結部材に、ボールジョイントといった弾性変形を伴わない部材(図示は省略)を採用する。このようにしても、実施の形態1および2と同じ効果を得ることができる。
【0053】
図12は、実施の形態3に係る照明装置1の正面図である。実施の形態1および2では、連結部材4の第2連結部材に、弾性を有する部材を採用した。それに対して、実施の形態3では、図12に示すように連結部材4bの第2連結部材として、ボールジョイントといった弾性変形を伴わない部材を採用する。第2連結部材は、球体(ボール)と支持体(棒体)とを一体形成したスタッド43と、球体が外れないように包むソケット42とからなるボールジョイントである。ソケット42は、第1連結部材である接続部材40の主部400に取り付けられる。スタッド43の球体が設けられていない側の端部は、電源シャーシ31の連結部材固定部312に取り付けられる。そして、スタッド43の球体がソケット42に装着されることによって、器具本体2と電源装置3とが連結される。器具本体2と電源装置3とを連結しても、回動可能な連結部材4bによって柔軟性および融通性を確保することができるので、作業者が天井7に設けられた取付開口70へ照明装置1を設置する際に、取付開口70を通過させ易く、施工時の作業性を向上させることができる。すなわち、実施の形態1および実施の形態2と同様の効果を得ることができる。なお、連結部材4bは、ソケット42を電源シャーシ31の連結部材固定部312に取り付け、スタッド43の球体が設けられていない側の端部を接続部材40の主部400に取り付け、スタッド43の球体をソケット42に装着する構成としてもよい。
【符号の説明】
【0054】
1 照明装置、2 器具本体、3 電源装置、4 連結部材、4b 連結部材、5 給電線、6 ネジ、7 天井、8 照明空間、9 収納空間、20 光源部、21 光源部保持部材、22 カバー、23 ベースプレート、24 収容ケース、25 放熱フィン、26 カバープレート、27 意匠枠、28 取付バネ、29 反射面、30 電源筐体、31 電源シャーシ、32 電源カバー、35 電源部、36 電源基板、37 端子台、40 接続部材、41 弾性部材、42 ソケット、43 スタッド、50 給電線端子、51 保護部材、52 結束部材、70 取付開口、200 発光素子、201 光源基板、202 光源基板端子、210 透光部、211 カバー取付孔、212 ネジ孔、220 取付爪、230 一面、231 ネジ孔、232 他面、233 ネジ孔、240 第1ケース、241 ネジ孔、242 第2ケース、243 ネジ孔、260 蓋部、261 傾斜部、262 規制片孔、263 張出部、265 ネジ孔、310 電源部配置部、311 端子台配置部、312 連結部材固定部、313 弾性部材挿入部、314 ネジ孔、400 主部、401 ネジ孔、402 通線部、403 規制片、404 側部、405 脚部、406 ネジ孔、410 弾性変形部、411 接続部材固定部、412 ネジ孔、413 第1屈曲片、414 電源筐体固定部、415 ネジ孔、416 第2屈曲片。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12