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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023141891
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】インテークマニホールド接続構造
(51)【国際特許分類】
   F02M 35/104 20060101AFI20230928BHJP
   F02F 1/42 20060101ALI20230928BHJP
【FI】
F02M35/104 B
F02F1/42 D
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022048460
(22)【出願日】2022-03-24
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-07-19
(71)【出願人】
【識別番号】000000170
【氏名又は名称】いすゞ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100166006
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 通博
(74)【代理人】
【識別番号】100124084
【弁理士】
【氏名又は名称】黒岩 久人
(74)【代理人】
【識別番号】100154070
【弁理士】
【氏名又は名称】久恒 京範
(74)【代理人】
【識別番号】100153280
【弁理士】
【氏名又は名称】寺川 賢祐
(72)【発明者】
【氏名】大橋 伸匡
【テーマコード(参考)】
3G024
【Fターム(参考)】
3G024AA09
3G024DA02
3G024FA11
3G024GA26
3G024GA29
3G024HA13
3G024HA20
(57)【要約】
【課題】インテークマニホールドを通過する空気の温度上昇を抑え、かつ、空気の流動特性も容易に調整可能なインテークマニホールド接続構造を提供する。
【解決手段】インテークマニホールド接続構造100は、エンジン内に空気を吸気するための吸気ポートが形成されたシリンダヘッド1と、前記シリンダヘッドに接続され前記前記吸気ポートに空気を導くインテークマニホールド2と、前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとの間に配置されるアダプタ3と、を備え、前記アダプタ3は、前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとによって挟まれるプレート状のプレート部31と、前記プレート部31から突出するように形成され前記吸気ポートに挿入される筒状部32であって、前記インテークマニホールド2からの前記空気が通過する筒状部32を有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン内に空気を吸気するための吸気ポートが形成されたシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドに接続され前記前記吸気ポートに空気を導くインテークマニホールドと、
前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとの間に配置されるアダプタと、
を備え、
前記アダプタは、
前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとによって挟まれるプレート状のプレート部と、
前記プレート部から突出するように形成され前記吸気ポートに挿入される筒状部であって、前記インテークマニホールドからの前記空気が通過する筒状部と、
を有する、インテークマニホールド接続構造。
【請求項2】
前記アダプタは、前記プレート部と、前記筒状部とが一体的に成形された樹脂部品である、
請求項1に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項3】
前記筒状部の先端は、前記筒状部の軸線方向に対して傾斜するように形成されている、
請求項1又は2に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項4】
前記プレート部に複数の前記筒状部が形成されており、
前記複数の筒状部は、
第1断面形状の第1筒状部と、
前記第1断面形状の断面積と異なる断面積を有する第2断面形状の第2筒状部と、を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項5】
前記インテークマニホールドは、固定ボルトによって前記シリンダヘッドに接続されるフランジ部を有し、
前記固定ボルトの頭部と、前記フランジ部における前記シリンダヘッド側の面とは反対側の面との間に配置された断熱ワッシャをさらに備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項6】
前記フランジ部には、前記断熱ワッシャの輪郭と同一の形状に形成され、前記断熱ワッシャが嵌め込まれる凹部が形成されている、
請求項5に記載のインテークマニホールド接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インテークマニホールド接続構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、エンジンのシリンダヘッドに対して、ガスケットを介してインテークマニホールドが接続される構成が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】公開実用新案公報平3-106150号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンの動作中、シリンダヘッドは高温になるため、シリンダヘッドの熱がインテークマニホールドに伝わるのを防止する必要がある。一方、シリンダヘッドにおいては、吸気ポート内の空気の流れを容易に変更できないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、インテークマニホールドを通過する空気の温度上昇を抑え、かつ、空気の流動特性も容易に調整可能なインテークマニホールド接続構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態は、エンジン内に空気を吸気するための吸気ポートが形成されたシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに接続され前記前記吸気ポートに空気を導くインテークマニホールドと、前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとの間に配置されるアダプタと、を備え、前記アダプタは、前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとによって挟まれるプレート状のプレート部と、前記プレート部から突出するように形成され前記吸気ポートに挿入される筒状部であって、前記インテークマニホールドからの前記空気が通過する筒状部と、を有する、インテークマニホールド接続構造を提供する。
【0007】
前記アダプタは、前記ガスケット部と、前記筒状部とが一体的に成形された樹脂部品であってもよい。
【0008】
前記筒状部の先端は、前記筒状部の軸線方向に対して傾斜するように形成されていてもよい。
【0009】
前記プレート部に複数の前記筒状部が形成されており、前記複数の筒状部は、第1断面形状の第1筒状部と、前記第1断面形状の断面積と異なる断面積を有する第2断面形状の第2筒状部と、を有してもよい。
【0010】
前記インテークマニホールドは、固定ボルトによって前記シリンダヘッドに接続されるフランジ部を有してもよく、インテークマニホールド接続構造は、前記固定ボルトの頭部と、前記フランジ部における前記シリンダヘッド側の面とは反対側の面との間に配置された断熱ワッシャをさらに備えてもよい。
【0011】
前記フランジ部には、前記断熱ワッシャの輪郭と同一の形状に形成され、前記断熱ワッシャが嵌め込まれる凹部が形成されていてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、インテークマニホールドを通過する空気の温度上昇を抑え、かつ、空気の流動特性も容易に調整可能なインテークマニホールド接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】インテークマニホールド接続構造を示す断面図である。
図2】アダプタの外観を模式的に示す斜視図である。
図3】インテークマニホールド接続構造の変形例を示す断面図である。
図4】断面形状の異なる筒状部の一例を示す模式図である。
図5】変形例であるアダプタの断面図である。
図6図5のアダプタが装着された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態のインテークマニホールド接続構造100について説明する。図1はインテークマニホールド接続構造100を示す断面図である。
【0015】
インテークマニホールド接続構造100は、例えばディーゼルエンジンに設けられており、シリンダヘッド1と、インテークマニホールド2と、アダプタ3とを備える。
【0016】
シリンダヘッド1は、エンジンの一部を構成する金属製の部品である。シリンダヘッド1は、エンジン内に取り込まれる空気を吸気する吸気ポート11を有する。図1では、1つの吸気ポート11のみが示されているが、シリンダヘッド1には複数の吸気ポート11が形成されている。
【0017】
インテークマニホールド2は、シリンダヘッド1に接続される部品である。インテークマニホールド2は、金属製の部品又は射出成形に適した材料を用いて成形された樹脂部品である。インテークマニホールド2は、導管部21とフランジ部22とを有する。
【0018】
導管部21は、シリンダヘッド1の吸気ポート11に空気を導く流路21aを形成する。フランジ部22は、導管部21の端部に形成されている。フランジ部22は、インテークマニホールド2をシリンダヘッド1に接続するための構造部である。フランジ部22には、固定ボルト4が挿入される通し孔が形成されている。フランジ部22は、固定ボルト4を締め付けることによって、シリンダヘッド1に取り付けられる。
【0019】
(アダプタ3)
図2は、アダプタ3の外観を模式的に示す斜視図である。アダプタ3は、シリンダヘッド1とインテークマニホールド2との間に配置される。アダプタ3は、プレート部31と、筒状部32とを有する。
【0020】
アダプタ3は、一例として、プレート部31と筒状部32とが一体的に成形された樹脂部品である。アダプタ3の材質は、熱伝導率が低いものであることが好ましい。具体的には、アダプタ3の材質は、例えば、シリンダヘッド1を構成する金属材料の熱伝導率の100分の1以下の熱伝導率であることが好ましく、500分の1以下の熱伝導率であることがより好ましい。
【0021】
シリンダヘッド1は、エンジンの動作中に高温になるため、インテークマニホールド2にはシリンダヘッド1からの熱が伝わり易い。インテークマニホールド2が高温になると、インテークマニホールド2を通過する空気の温度も上昇し、エンジンの吸気温度が上昇して、エンジン熱効率が低減する。本実施形態のように、熱伝導率の低い材料で形成されたアダプタ3がシリンダヘッド1とインテークマニホールド2との間に設けられている場合、インテークマニホールド2が高温になるのを防止できる。したがって、エンジンの吸気温度の上昇が抑えられ、エンジンの燃焼効率が向上する。
【0022】
プレート部31は、プレート状に形成されており、シリンダヘッド1とアダプタ3とによって挟まれる部分である。プレート部31には、固定ボルト4(図1参照)が通される通し孔31hが形成されている。なお、図2では一部の孔31hのみが図示されている。図1では図示していないが、プレート部31とシリンダヘッド1との間、及び、プレート部31とインテークマニホールド2との間には、シール部品(ガスケット)が配置される。
【0023】
筒状部32は、プレート部31から突出するように設けられた筒状の部分である。筒状部32は、プレート部31の厚み方向に延在し、プレート部31から離れる向きに突出している。筒状部32の内孔32aは、プレート部31を貫通するように伸びている。
【0024】
図1に示すように、アダプタ3は、筒状部32がシリンダヘッド1の吸気ポート11に挿入されるように配置される。筒状部32の内孔32aは、インテークマニホールド2から送り出された空気が通過する流路の一部を形成している。
【0025】
内孔32aの内径は特定の寸法に限定されるものではない。ただし、具体的な一例として、例えば、内孔32aのうちインテークマニホールド2に隣接する部分(入口部分)の内径が流路21aの内径と同一であり、かつ、内孔32aのうちシリンダヘッド1に隣接する部分(出口部分)の内径が吸気ポート11の内径と同一であってもよい。このような構成によれば、部材どうしの接続部で流路の内径が変わらないので、空気を円滑に流すことができる。
【0026】
本実施形態の構成によれば、シリンダヘッド1に取り付けられるアダプタ3の内孔32aの形状が適宜変更されることで、空気が流れる流路の断面形状を変更できる。したがって、シリンダヘッド1自体の吸気ポート11の形状を変更することなく、流路の断面形状を変更し、空気の流動特性を調整することができる。
【0027】
(作用効果)
以上説明したように、本実施形態のインテークマニホールド接続構造100では、シリンダヘッド1とインテークマニホールド2との間にアダプタ3が配置されているので、インテークマニホールド2が高温になることが防止される。したがって、エンジンの吸気温度の上昇が抑えられ、エンジンの熱効率が向上する。また、本実施形態の構成では、アダプタ3の筒状部32がシリンダヘッド1の吸気ポート11に挿入されるようになっている。したがって、筒状部32の内部の形状を変更することによってエンジンに取り込まれる空気の流動特性を容易に調整することができる。
【0028】
<変形例1>
図3は、インテークマニホールド接続構造の変形例を示す断面図である。図3に示すように、インテークマニホールド2と固定ボルト4との間に、断熱ワッシャ5が設けられてもよい。断熱ワッシャ5は、アダプタ3と同様、一例として、シリンダヘッド1を構成する金属材料の熱伝導率の100分の1以下の熱伝導率である。
【0029】
断熱ワッシャ5は、固定ボルト4の頭部4aと、インテークマニホールド2のフランジ部22におけるシリンダヘッド側の面とは反対側の面との間に配置されている。断熱ワッシャ5が設けられていることにより、固定ボルト4の頭部4aはインテークマニホールド2のフランジ部22に接触していない。
【0030】
断熱ワッシャ5が配置されるフランジ部22の面はフラットに形成されていてもよいが、図3の例では、フランジ部22に凹部22aが形成されている。凹部22aは、断熱ワッシャ5が嵌め込まれる構造部である。凹部22aの形状(輪郭形状)は、一例として断熱ワッシャ5の輪郭と同一の形状に形成されていてもよい。「同一の形状」には実質的に同一の形状も含まれる。例えば、寸法誤差や、組み立て時の作業性を考慮して、一方の形状のサイズが他方の形状のサイズよりも僅かに大きく形成されている場合も、「同一の形状」に含まれる。
【0031】
具体例として、断熱ワッシャ5の輪郭が円形の場合、凹部22aも円形に形成される。断熱ワッシャ5を配置しやすいように、凹部22aのサイズが断熱ワッシャ5のサイズよりも一回り大きく形成されていてもよい。
【0032】
図3の構成のように、凹部22aに断熱ワッシャ5が配置される構成によれば、組み立て時に、断熱ワッシャ5を配置する作業を行いやすい。
【0033】
図3に示した構成によれば、断熱ワッシャ5が設けられているので、シリンダヘッド1から固定ボルト4に伝わった熱がインテークマニホールド2に伝わり難くなる。その結果、インテークマニホールド2が高温になることがより防止され、エンジンの熱効率がより向上する。
【0034】
<変形例2>
図2のようにアダプタ3が複数の筒状部32を有する場合、筒状部32は全て同一の形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。図4は、断面形状の異なる筒状部の一例を示す模式図である。
【0035】
アダプタは、図4に示すように、断面形状の異なる第1筒状部32-1と第2筒状部32-2とを有していてもよい。一例として、第1筒状部32-1は、断面積が相対的に小さい第1断面形状を有し、第2筒状部32-2は、断面積が相対的に大きい第2断面形状を有する。
【0036】
具体的には、第1筒状部32-1の内部には流路の内側に向かって突出した突起部32bが形成されており、第2筒状部32-2の内部には流路の内側に向かって突出した突起部32cが形成されている。
【0037】
このように、第1筒状部32-1と第2筒状部32-2との内部に互いに形状の異なる突起部32b及び突起部32cを設けることで、流路の断面形状を容易に変更できる。したがって、シリンダヘッド1のある吸気ポート11の吸気特性と別の吸気ポート11の吸気特性とを異ならせる必要がある場合、シリンダヘッド1自体を加工することなく対応することができる。
【0038】
<変形例3>
筒状部32の先端面は、図1及び図2の例のように筒状部32の軸線方向に垂直であってもよいが、本発明はこれに限定されない。図5は、変形例であるアダプタ3’の断面図である。図6は、図5のアダプタ3’が装着された状態を示す断面図である。
【0039】
アダプタ3’は、プレート部31及び筒状部32’を有する。筒状部32’の先端は、軸線方向Axに対して傾斜するように形成されている。このように筒状部32’の先端が傾斜した構成によれば、筒状部32’をシリンダヘッド1の吸気ポート11に挿入しやすいため、アダプタ3’をシリンダヘッド1に取り付けやすいという利点がある。
【0040】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
【符号の説明】
【0041】
1 シリンダヘッド
2 インテークマニホールド
3 アダプタ
3’ アダプタ
4 固定ボルト
4a 頭部
5 断熱ワッシャ
11 吸気ポート
21 導管部
21a 流路
22 フランジ部
22a 凹部
31 プレート部
31h 孔
32 筒状部
32’ 筒状部
32-1 第1筒状部
32-2 第2筒状部
32a 内孔
32b 突起部
32c 突起部
100 インテークマニホールド接続構造
Ax 軸線方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-05-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジン内に空気を吸気するための吸気ポートが形成された金属製のシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドに接続され前記吸気ポートに空気を導くインテークマニホールドと、
前記シリンダヘッドよりも熱伝導率の低い材料で形成され、前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとの間に配置されるアダプタと、
を備え、
前記アダプタは、
前記シリンダヘッドと前記インテークマニホールドとによって挟まれるプレート状のプレート部と、
前記プレート部から突出するように形成され前記吸気ポートに挿入される筒状部であって、前記筒状部の先端は、前記筒状部の軸線方向に対して傾斜するように形成され、前記インテークマニホールドからの前記空気が通過する筒状部と、
を有し、
前記筒状部の前記先端は、前記シリンダヘッドの上下方向の下方側の突出量が上方側の突出量よりも大きくなるように傾斜して形成されている、
インテークマニホールド接続構造。
【請求項2】
前記アダプタは、前記プレート部と、前記筒状部とが一体的に成形された樹脂部品である、
請求項1に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項3】
前記プレート部に複数の前記筒状部が形成されており、
前記複数の筒状部は、
第1断面形状の第1筒状部と、
前記第1断面形状の断面積と異なる断面積を有する第2断面形状の第2筒状部と、を有する、
請求項1又は2に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項4】
前記インテークマニホールドは、固定ボルトによって前記シリンダヘッドに接続されるフランジ部を有し、
前記固定ボルトの頭部と、前記フランジ部における前記シリンダヘッド側の面とは反対側の面との間に配置された断熱ワッシャをさらに備える、
請求項1からのいずれか一項に記載のインテークマニホールド接続構造。
【請求項5】
前記フランジ部には、前記断熱ワッシャの輪郭と同一の形状に形成され、前記断熱ワッシャが嵌め込まれる凹部が形成されている、
請求項に記載のインテークマニホールド接続構造。