(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023142595
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】重量物のハンドリング装置
(51)【国際特許分類】
B66F 19/00 20060101AFI20230928BHJP
【FI】
B66F19/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022049555
(22)【出願日】2022-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】000168506
【氏名又は名称】鉱研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】宇都 巨貴
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で、雨や雪に影響されることなく全天候での運転が可能な重量物のハンドリング装置を提供する。
【解決手段】軸方向と交差する方向に旋回可能な支柱2と、重量物7を吊り上げる吊り上げアーム3との間にアーム機構4と釣り合い機構5とが掛け渡されている。アーム機構4は、相互に回動可能に連結された第1アーム11及び第2アーム12を備え、第1アーム11が支柱2に回動可能に取り付けられ、第2アーム12が吊り上げアーム3に回動可能に連結されている。釣り合い機構5は、一端が支柱2に連結された引張りコイルばね17と、支柱2に回転可能に設けられた第1リール21と第2アーム12との間に掛け渡された第1ワイヤ18と、引張りコイルばね17の他端と吊り上げアーム3に回転可能に設けられた第2リール24との間に掛け渡された第2ワイヤ19とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸方向と交差する方向に旋回可能な支柱と、重量物を吊り上げる吊り上げアームとの間にアーム機構と釣り合い機構とが掛け渡されており、
前記アーム機構は、相互に回動可能に連結された第1アーム及び第2アームを備え、前記第1アームが前記支柱に回動可能に取り付けられ、前記第2アームが前記吊り上げアームに回動可能に連結されており、
前記釣り合い機構は、一端が前記支柱に連結された引張りコイルばねと、前記支柱に回転可能に設けられた第1リールと前記第2アームとの間に掛け渡された第1ワイヤと、前記引張りコイルばねの他端と前記吊り上げアームに回転可能に設けられた第2リールとの間に掛け渡された第2ワイヤとを備えていることを特徴とする重量物のハンドリング装置。
【請求項2】
前記吊り上げアームに相互に噛合した大ギアと小ギアとが取り付けられ、前記大ギアに前記第2リールが取り付けられ、前記小ギアに吊り上げレバーが取り付けられ、吊り上げレバーへの操作によって小ギアが回転することを特徴とする請求項1に記載の重量物のハンドリング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボーリングロッドや矢板等の重量物を工事現場の所定位置に移動させるための重量物のハンドリング装置に関し、特に雨降りや降雪等の天候に左右されることなく運転することが可能な全天候型のハンドリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、鉄筋等の重量物を工事現場の所定位置に搬送する従来のハンドリング装置が開示されている。このハンドリング装置は、付け根旋回部と、付け根旋回部に回動可能に取り付けた第1アームと、第1アームに回動可能に取り付けた肘旋回部と、肘旋回部に回動可能に取り付けた第2アームと、重量物を把持するために第2アームの先端部に取り付けた把持部と、把持部を水平方向及び上下方向に回動させる操作部材とを備えている。
【0003】
従来のハンドリング装置は、把持部によって重量物を把持して重量物の重量を負担させることにより、作業者の重量負担が軽減するものである。かかる把持部を回動させるため、従来のハンドリング装置は、電動モータ、油圧モータ等の動力源を第1アームや第2アームの内部に備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のハンドリング装置は、重量物を把持した把持部を回動させるための電動力や油圧力等の動力源を組み込む必要がある。このため、構造が複雑になるばかりでなく、動力源の相互調整が必要であり、操作性が低下する問題がある。
また、雨や雪が降っている現場では、動力源への悪影響があり、作動させることができなくなる問題も有している。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するためのなされたものであり、構造が簡単で、雨や雪に影響されることなく全天候での運転が可能な重量物のハンドリング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の重量物のハンドリング装置は、軸方向と交差する方向に旋回可能な支柱と、重量物を吊り上げる吊り上げアームとの間にアーム機構と釣り合い機構とが掛け渡されており、前記アーム機構は、相互に回動可能に連結された第1アーム及び第2アームを備え、前記第1アームが前記支柱に回動可能に取り付けられ、前記第2アームが前記吊り上げアームに回動可能に連結されており、前記釣り合い機構は、一端が前記支柱に連結された引張りコイルばねと、前記支柱に回転可能に設けられた第1リールと前記第2アームとの間に掛け渡された第1ワイヤと、前記引張りコイルばねの他端と前記吊り上げアームに回転可能に設けられた第2リールとの間に掛け渡された第2ワイヤとを備えていることを特徴とする。
【0008】
本発明においては、前記吊り上げアームに相互に噛合した大ギアと小ギアとが取り付けられ、前記大ギアに前記第2リールが取り付けられ、前記小ギアに吊り上げレバーが取り付けられ、吊り上げレバーへの操作によって小ギアが回転することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、引張りコイルばねが重量物の荷重と釣り合うように伸びて重量物9の荷重とバランスさせるため、小さな操作力で重量物をハンドリングすることができ、構造が簡単で良好な操作が可能なハンドリング装置とすることができる。また、重量物のハンドリングを行うための電動力や油圧力が不要とできるため、雨や雪に影響されることなく全天候でのハンドリングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施形態の重量物のハンドリング装置の全体を示す正面図である。
【
図2】第1ワイヤの繰り出し操作による動きを線図で示す模式図である。
【
図3】第1ワイヤの巻取り操作による動きを線図で示す模式図である。
【
図4】
図2及び
図3の動作の後に、吊りフックに重量物を引っ掛けるための動作を示す正面図である。
【
図5】
図2及び
図3の動作の後に、吊りフックに重量物を引っ掛けるための動作を示す正面図である。
【
図6】
図2及び
図3の動作の後に、吊りフックに重量物を引っ掛けるための動作を示す正面図である。
【
図7】
図2及び
図3の動作の後に、吊りフックに重量物を引っ掛けるための動作を示す正面図である。
【
図8】(A)、(B)は重量物を吊り上げる動作を示す正面図である。
【
図9】重量物の吊り上げ時における動作範囲を示す正面図である。
【
図10】(A)、(B)はボーリングロッドへの適用を示す側面図である。
【
図11】ボーリングロッドが2重管の場合の吊り上げ状態を示す正面図である。
【
図12】支柱の旋回機構の一例を示す部分破断正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は本発明の一実施形態における重量物のハンドリング装置1(以下、ハンドリング装置1)の全体を示す。ハンドリング装置1は、支柱2と、吊り上げアーム3と、支柱2及び吊り上げアーム3との間に掛け渡されたアーム機構4及び釣り合い機構5とを備えている。
【0012】
支柱2は自走式の移動装置6に立設されており、移動装置6が建築工事現場等の作業場所に移動することにより一体となって移動し、これによりハンドリング装置1の全体が移動する。
吊り上げアーム3はボーリングロッドや矢板等の重量物7を釣り上げる部材であり、重量物7を吊り上げるための吊りフック8が下端部に取り付けられている。
【0013】
アーム機構4は連結ヒンジ9によって相互に回動可能に連結された第1アーム11及び第2アーム12を備えている。第1アーム11は連結ヒンジ9から支柱2の方向に延びており、その延設端部が支柱2の長さ方向中間部分に取り付けられた支柱側ヒンジ13に回動可能に連結されている。この第1アーム11は第2アーム12の方向に延びている。
第2アーム12は連結ヒンジ9から吊り上げアーム3の方向に延びている。第2アーム12の延設端部にはアーム側ヒンジ14が取り付けられ、このアーム側ヒンジ14に吊り上げアーム3が回動可能に連結されている。
【0014】
釣り合い機構5は引張りコイルばね17のばね力によって重量物7の重量との釣り合いを行う機構である。釣り合い機構5は、引張りコイルばね17と、第1ワイヤ18と、第2ワイヤ19とを備えている。
引張りコイルばね17は支柱側の端部が支柱2の上部に設けたばね側ヒンジ20に係止されて同ヒンジ20から延びている。
【0015】
第1ワイヤ18は支柱2及び第2アーム12の間に設けられている。第1ワイヤ18における支柱2側の端部は、支柱2に設けた第1リール21に巻回されており、第1リール21の回転で第1リール21に巻き取られると共に第1リール21から繰り出される。第1リール21は作業者による操作がなされる調整レバー22を備えており、調整レバー22への操作によって第1リール21が回転動作する。
第1ワイヤ18における第2アーム側の端部は第2アーム12に連結されている。この連結は第2アーム12の長さ方向端部に設けた係止ヒンジ23に係止されることによりなされる。この第1ワイヤ18は引張りコイルばね17を貫通するように配置されており、この貫通状態で第1ワイヤ18は第1リール21と第2アームとの間に掛け渡されている。
【0016】
第2ワイヤ19は引張りコイルばね17の他端部(延設端部)17aに連結された状態で第2アーム12に沿って配置されることにより吊り上げアーム3側に延びている。吊り上げアーム3には第2リール24が回転可能に設けられ、第2ワイヤ19はこの第2リール24に巻回されている。第2リールが回転することにより、第2ワイヤ19は第2リール24に巻き取られる共に第2リール24から繰り出される。以上により第2ワイヤ19は引張りコイルばね17と第2リール24との間に掛け渡された状態となっている。
【0017】
吊り上げアーム3に対しては、相互に噛合した大ギア27及び小ギア28が配置されている。第2リール24が大ギア27に組み付けられることにより大ギア27と共に回転する。小ギア28には、吊り上げレバー29が取り付けられ、吊り上げレバー29への操作によって小ギア28が回転し、大ギア27が追従回転する。このように大ギア27及び吊り上げレバー29を備えた小ギア28を設けることにより、小さな操作力で第2リール24を回転させることが可能となる。
【0018】
符号30は、支柱2を旋回させるための旋回機構である。旋回機構30としては、例えばスイベル機構等の公知の構造を用いることができる。
図12は旋回機構30の一例を示すが、これに限定されるものではない。
図12に示す形態では、支柱2が移動装置6に立設されたパイプ状の下部支柱2aと、下部支柱2aに上方から差し込まれた上部支柱2bによって形成されている。上部支柱2bには外方に突出する鍔部2cが形成されており、鍔部2cが下部支柱2aの上端面に接触した状態となっている。この構造では、旋回力が作用することにより上部支柱2bが旋回し、これにより上部支柱2b(支柱2)が軸方向と交差する方向に旋回する。
このような旋回機構30を設けることにより支柱2は軸方向と交差する方向に旋回可能となり、重量物7を支柱2の回りに旋回できるため、重量物7の支柱2周りの移動が容易となり、作業現場における操作性が向上する。また、ベアリング等を用いないため、全天候でのハンドリングが可能となる。
【0019】
なお、支柱2と第1アーム11との間及び第1アーム11と第2アーム12との間には、ばね式のショックアブソーバ31、32が掛け渡されており、引張りコイルばね17による揺動を抑制することが可能となっている。ショックアブソーバ31、32は必要がなければ省略しても良い。
【0020】
図2及び
図3は、この実施形態の動作を模式的に示している。
図2は吊りフック8を支柱2から遠ざける方向(右方向)の動作であり、
図3は吊りフック8を支柱2側に引き寄せる方向(左方向)の動作である。これらの図において、符号11(1)、12(1)、17(1)、19(1)は、動作前における第1アーム11、第2アーム12、引張りコイルばね17、第2ワイヤ19のそれぞれの基準位置、
図2における符号11(2)、12(2)、17(2)、19(2)は動作後の第1アーム11、第2アーム12、引張りコイル17、第2ワイヤ19の移動位置、
図3における符号11(3)、12(3)、17(3)は動作後の第1アーム11、第2アーム12、引張りコイル17。第2ワイヤ19の移動位置である。また、θ1は第1アーム11が水平線となす角度、θ2は第1アーム11と第2アーム12とがなす角度である。
【0021】
図2では、基準位置に対し調整レバー22への操作によって第1リール21から第1ワイヤ18を繰り出す。第1ワイヤ18の繰り出しにより第1アーム11が支柱側ヒンジ13を中心に時計方向に回動して基準位置11(1)から位置11(2)に変位する。これに伴って、第2アーム12が基準位置12(1)から位置12(2)に移動し、第2アーム12に連結されている吊り上げアーム3の吊りフック8(
図1参照)が下降しながら右方向へ移動して支柱2から遠ざかる。これにより吊りフック8の位置及び高さを重量物7に合わせることができる。
【0022】
図3では、基準位置に対し調整レバー22への操作によって第1リール21に第1ワイヤ18を巻き取る。第1ワイヤ18の巻き取りによって第1アーム11が支柱側ヒンジ13を中心に反時計方向に回動して基準位置11(1)から位置11(3)に変位する。これに伴って、第2アーム12が基準位置12(1)から位置12(3)に移動し、第2アーム12に連結されている吊り上げアーム3の吊りフック8(
図1参照)が上昇しながら左方向へ移動して支柱2に引き寄せられる。これにより吊りフック8の位置及び高さを重量物7に合わせることができる。
【0023】
以上の
図2、
図3の動作によって重量物7の吊り上げ可能位置に合うように吊りフック8を移動させることができる。
図4~
図7は、
図2、
図3に続いて吊りフック8を重量物7の位置に高さ調整する動作を示す。
【0024】
図4の実線は、第1アーム11の水平線との角度θ1が約20°、第1アーム11と第2アームとの角度θ2が約110°の状態であり、この状態で第1ワイヤ18を巻き取りまたは繰り出すことにより鎖線のように第2アーム12を移動させる。これにより重量物7の高さ位置に吊りフック8を合わせて重量物7を引っ掛ける。
同様に、
図5の実線は、θ1が約30°、θ2が約100°の状態、
図6の実線はθ1が約45°、θ2が約90°の状態、
図7の実線は、θ1が約55°、θ2が約90°の状態であり、これらの実線状態で第1ワイヤ18を巻き取りまたは繰り出して鎖線のように吊りフック8を移動させて重量物8の高さ位置に合わせることにより重量物7を引っ掛ける。
【0025】
図8は、
図2~
図7に示す動作によって吊りフック8を重量物7に引っ掛けた後、重量物7を吊り上げる動作を示す。
図8(A)の実線状態は吊りフック8を重量物7に引っ掛けた状態であり、この状態に対し、吊り上げレバー29を操作して第2ワイヤ19を第2リール24に巻き取る。この巻き取りによって第2アーム12が反時計方向に回動して重量物7を吊り上げる。重量物7の吊り上げによって第2ワイヤ19に重量物7の荷重がかかって引張りコイルばね17が伸長し、第2アーム12が時計方向に回動して重量物7が下がる。
図8(B)はこの状態を示す
【0026】
図8(B)の状態では、さらに、第2ワイヤ19を第2リール24に巻き取る。このことにより重量物7が吊り上げられる。この状態では、重量物7の荷重を引張りコイルばね17の伸びによってバランスさせた状態となる。このため軽い力で吊り上げレバー29を上下及び左右に操作して重量物7を移動させることができる。このように引張りコイルばね17の伸びによって重量物7の荷重をバランスさせることにより重量物7の荷重をキャンセルできるため、重量物7のハンドリングを小さな力で簡単に行うことができる。
【0027】
図9は、重量物7の荷重を引張りコイルばね17がバランスさせることが可能な範囲を示し、ハッチングで示す範囲S1では、無重力に近い感覚で重量物7を移動させることができる。範囲S1の外側の範囲S2では、小さな力で操作することによって重量物7を移動させることが可能な範囲を示す。
【0028】
図10及び
図11は重量物としてのボーリングロッド40を吊り上げための構造の一例である。
図10はボーリングロッド40を把持するロッドホルダ41を示す。ロッドホルダ41はフック受け44に開閉可能に取り付けられた一対のチャックレバー42、43と、一対のチャックレバー42、43の開閉をロックするロックピン45とを備えている。受けフック44には吊りフック8が係脱可能に引っ掛けられる。同図(A)で示すように、チャックレバー42、43の間にボーリングロッド40を差し入れ、チャックレバー42、43を閉じてボーリングロッド40を把持した後、ロックピン45によってチャックレバー42、43を閉止状態とすることによりボーリングロッド40が把持状態となる。これにより吊りフック8によるボーリングロッド40の吊り上げができる。その後、吊り上げレバー29を操作して旋回機構30による支柱の旋回及び
図2、
図3に示す第1アーム11、第2アーム12の動作によってボーリングロッド40を掘削機のドリルヘッド(図示省略)に移動させるハンドリングを行うことができる。
【0029】
図11はボーリングロッド40がインナーロッド46とアウターロッド47とから二重管の場合の吊り上げ構造を示す。インナーロッド46におけるアウターロッド47から抜け出ている部分に脱落防止具48を取り付け、脱落防止具48とロッドホルダ41とを連結ケーブル49によって連結する。これによりボーリングロッド40の吊り上げ時にボーリングロッド40が傾いてもインナーロッド46の脱落を防止することができる。
【0030】
このような本発明によれば、引張りコイルばね19が重量物7の荷重と釣り合うように伸びて重量物9の荷重とバランスさせる構造のため、小さな操作力で重量物をハンドリングすることができる。このため構造が簡単で良好な操作が可能なハンドリング装置とすることができる。また、重量物のハンドリングを行うための電動力や油圧力が不要することができるため、雨や雪に影響されることなく全天候でのハンドリングが可能となる。
【符号の説明】
【0031】
1 ハンドリング装置
2 支柱
3 吊り上げアーム
4 アーム機構
5 釣り合い機構
6 移動装置
7 重量物
8 吊りフック
9 連結ヒンジ
11 第1アーム
12 第2アーム
13 支柱側ヒンジ
14 アーム側ヒンジ
17 引張りコイルばね
18 第1ワイヤ
19 第2ワイヤ20
21 第1リール
22 調整レバー
23 係止ヒンジ
27 大ギア
28 小ギア
29 吊り上げレバー
30 旋回機構
31 32 ショックアブソーバ