(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023142755
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】表示装置及び表示装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
G09F 13/12 20060101AFI20230928BHJP
【FI】
G09F13/12
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022049814
(22)【出願日】2022-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】308036402
【氏名又は名称】株式会社JVCケンウッド
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(72)【発明者】
【氏名】矢ケ部 俊之
(72)【発明者】
【氏名】榎本 徳明
【テーマコード(参考)】
5C096
【Fターム(参考)】
5C096AA12
5C096BA01
5C096CA02
5C096CA14
5C096CA29
5C096CB01
5C096CC07
5C096EB02
5C096EB16
5C096FA03
5C096FA11
5C096FA12
5C096FA17
(57)【要約】
【課題】コストを抑制しつつ、必要な仕様に応じた表示を可能とする表示装置及び表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】表示装置10は、光を透過する高透光部31bと光の透過率が低い低透光部31aとを含む外装基材31と、高透光部31bの表面に設けられ、高透光部31bよりも光の透過率が低い第1塗装層32と、高透光部31bの表面に設けられ、第1塗装層32よりも光の透過率が高い第2塗装層33と、第1塗装層32及び第2塗装層33を含む外装基材31の表面に設けられ、第2塗装層33よりも光の透過率が低い第3塗装層34と、を有している。第3塗装層34は、第1塗装層32及び第2塗装層33の表面に形成される面と残余の面とが面一に構成されている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品の外装パネルの表面に現れる表示を行う表示装置において、
光を透過する高透光部と、前記高透光部よりも光の透過率が低い低透光部とを含む外装基材と、
前記高透光部の表面において一部の領域を除くように設けられ、前記高透光部よりも光の透過率が低い第1塗装層と、
前記高透光部の表面において前記一部の領域に設けられ、前記第1塗装層よりも光の透過率が高い第2塗装層と、
前記第1塗装層及び前記第2塗装層を含む前記外装基材の表面に設けられ、前記第2塗装層よりも光の透過率が低い第3塗装層と、を有し、
前記第3塗装層は、
前記第1塗装層及び前記第2塗装層を含む前記外装基材の表面に面一に形成されている
表示装置。
【請求項2】
前記外装基材の裏面側と向かい合うように一定の距離だけ離間して配置され、前記高透光部に向けて光を照射する光源をさらに有する
請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記光源は、
光を出射する発光素子と、
前記高透光部と対向するように配置され、前記発光素子から出射された光を面状に均一化して出射する拡散板と、
前記発光素子及び前記拡散板の周囲に配置され、前記低透光部への光を規制する遮蔽板と、を有する
請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
製品の外装パネルの表面に現れる表示を行う表示装置の製造方法において、
光を透過する高透光部と前記高透光部よりも光の透過率が低い低透光部とを含む外装基材に対して、
前記高透光部よりも光の透過率が低い第1塗装層を、前記高透光部の表面に一部の領域を除くように形成し、
前記第1塗装層よりも光の透過率が高い第2塗装層を、前記高透光部の表面における前記一部の領域に形成し、
前記第2塗装層よりも光の透過率が低い第3塗装層を、前記第1塗装層及び前記第2塗装層を含む前記外装基材の表面に面一に形成する
表示装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電化製品を含む各種の製品の外装パネルに、文字又は図柄などの情報を表示する手法が採られている。このような製品では、何もしないと外装パネルの表面には何も現れないが、電源投入などの操作に応じて外装パネルの表面に表示が現れるという仕様が求められることがある。
【0003】
なお、特許文献1には、自動車の外装樹脂部品の表面に光の絵柄を浮かび上がらせる手法が開示されている。また、特許文献2には、加飾パネル上に文字などを表示する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015-9764号公報
【特許文献2】特開2021-149052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような仕様については、ソフトウェア的な処理を用いることで実現することができるが、液晶パネルなどを搭載する必要があり、コストの上昇を招いてしまうという不都合がある。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、コストを抑制しつつ、製品仕様に応じた表示を可能とする表示装置及び表示装置の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1又はそれ以上の実施形態の第1の態様によれば、製品の外装パネルの表面に現れる表示を行う表示装置において、光を透過する高透光部と、高透光部よりも光の透過率が低い低透光部とを含む外装基材と、高透光部の表面において一部の領域を除いて設けられ、高透光部よりも光の透過率が低い第1塗装層と、高透光部の表面において一部の領域に設けられ、第1塗装層よりも光の透過率が高い第2塗装層と、第1塗装層及び第2塗装層を含む外装基材の表面に設けられ、第2塗装層よりも光の透過率が低い第3塗装層と、を有し、第3塗装層は、第1塗装層及び第2塗装層を含む外装基材の表面に面一に形成されている表示装置が提供される。
【0008】
1又はそれ以上の実施形態の第2の態様によれば、製品の外装パネルの表面に現れる表示を行う表示装置の製造方法において、光を透過する高透光部と高透光部よりも光の透過率が低い低透光部とを含む外装基材に対して、高透光部よりも光の透過率が低い第1塗装層を、高透光部の表面に一部の領域を除くように形成し、第1塗装層よりも光の透過率が高い第2塗装層を、高透光部の表面における一部の領域に形成し、第2塗装層よりも光の透過率が低い第3塗装層を、第1塗装層及び第2塗装層を含む外装基材の表面に面一に形成する表示装置の製造方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、外装基材に対して所要の塗装層を設けることで、光が透過する範囲と光が透過しない範囲とを区別することができる。これにより、コストを抑制しつつ、必要な仕様に応じた表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、本実施形態に係る表示装置の要部を示す図である。
【
図3】
図3は、表示装置の製造工程を示す図である。
【
図4】
図4は、表示装置の製造工程を示す図である。
【
図5】
図5は、表示装置の製造工程を示す図である。
【
図6】
図6は、表示装置の製造工程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、
図1及び
図2を参照し、本実施形態に係る表示装置10について説明する。この表示装置10は、製品の外装パネル30の表面に、所定の情報が現れるように表示を行う装置である。製品は、例えば電化製品であり、壁に掛けて使用することができる程度の大きさと可搬性とを備えている。製品は、電化製品以外の製品であってもよく、車両の内装部品又は外装部品であってもよい。表示装置10が表示する情報として、
図1には「ABC」の文字が示されているが、これに限られるものではなく、その他の文字、図形、記号、模様、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
【0012】
表示装置10は、光源20と、外装パネル30とを主体に構成されている。
【0013】
光源20は、外装パネル30の裏面側に配置されており、例えば製品本体40(
図1では図示を省略)に取り付けられている。光源20は、外装パネル30に対して一定の距離だけ離間した状態で、外装パネル30の裏面と向き合うように配置されている。
【0014】
光源20は、外装パネル30の所要の領域に向けて光を照射する装置である。光源20は、発光素子21、拡散板22、及び遮蔽板23を備えている。
【0015】
発光素子21は、光を出射する素子であり、例えばLED(Light Emitting Diode)である。
【0016】
拡散板22は、外装パネル30と対向するように配置されている。拡散板22は、発光素子21から出射された光を面状に均一化して出射する。
【0017】
遮蔽板23は、一方の端面が開放された箱体であり、発光素子21及び拡散板22を収容している。発光素子21及び拡散板22の周りを遮蔽板23が囲むことで、外装パネル30の所要の領域以外の領域へと光が拡散してしまうことを規制している。
【0018】
外装パネル30は、製品本体40の表側を覆う部材であり、製品の意匠面を構成している。外装パネル30は、製品本体40を掃除するなどの保守作業の観点から、製品本体40に対して開閉可能に取り付けられている。
【0019】
外装パネル30は、外装基材31と、第1塗装層32と、第2塗装層33と、第3塗装層34とで構成されている。
【0020】
外装基材31は、外装パネル30を造形する基材である。外装基材31は、低透光部31aと、高透光部31bとで構成されている。低透光部31a及び高透光部31bは、それぞれ外装基材31の一部を造形しており、外装基材31を面に沿ってみたときに、低透光部31aから造形される領域と、高透光部31bによって造形される領域とが区別される。低透光部31aと高透光部31bとは、樹脂材料を用いた二色成形によって一体に成形されている。
【0021】
低透光部31aは、外装基材31の主要な部分を造形しており、有色不透明又は無色不透明に構成されている。もっとも、低透光部31aは、高透光部31bと比較して光の透過率が低ければよく、有色不透明又は無色不透明に限らない。ただし、外装パネル30から不要な光が透過することを抑制するため、低透光部31aは、有色不透明又は無色不透明のように、光を透過しない構成であることが好ましい。
【0022】
高透光部31bは、外装基材31のうち、表示範囲Rd(
図1参照)に対応する部分を造形している。表示範囲Rdは、表示する情報である「ABC」の文字及びその周囲を含むように設定されている。高透光部31bは、有色透明又は無色透明に構成されているが、光を透過する構成であればこれに限らない。
【0023】
前述した光源20は、外装パネル30のうち高透光部31bに向けて光を照射するように、高透光部31bと向き合う位置に配置にされている。1つの高透光部31bに対して1つの光源20を設けてもよいし、複数の光源20を設けてもよい。
【0024】
本実施形態では、「ABC」の文字の全部を含むように、1つの高透光部31bが設定されている。しかしながら、「A」、「B」及び「C」の各文字をそれぞれ含むように、互いに独立した3つの高透光部31bを設けてもよい。
【0025】
第1塗装層32は、高透光部31bの表面に設けられている。第1塗装層32は、高透光部31bの表面の全域には設けられておらず、その表面における一部の領域を除くように設けられている。この一部の領域は、「ABC」の文字の形状に対応している。第1塗装層32は、高透光部31bよりも光の透過率が低く構成されている。例えば、第1塗装層32は、グレーなどの有色の塗料で形成されている。
【0026】
第2塗装層33は、高透光部31bの表面に設けられている。第2塗装層33は、高透光部31bの表面において、第1塗装層32が設けられていない領域を設けられている。すなわち、第2塗装層33は、上述した一部の領域、すなわち「ABC」の文字の形状を描くように設けられている。第2塗装層33は、第1塗装層32よりも光の透過率が高く構成されている。例えば、第2塗装層33は、光透過性の透明ウレタン樹脂で形成されている。
【0027】
第1塗装層32と第2塗装層33との光の透過率の差が大きい程、外装パネル30に表示される「ABC」の文字と、その文字周囲とのコントラストが強くなる。第1塗装層32及び第2塗装層33の各光透過率は、表示態様を考慮して決定することができる。
【0028】
第3塗装層34は、第1塗装層32及び第2塗装層33を含む外装基材31の表面に設けられている。この第3塗装層34は、第1塗装層32及び第2塗装層33の表面に形成される面と、残余の面、すなわち低透光部31aの表面に形成される面とが面一になるように構成されている。これにより、外装パネル30の表面は、凹凸がない一様な面に形成される。第1塗装層32及び第2塗装層33における第3塗装層34の厚さtaは、低透光部31aにおける第3塗装層34の厚さtbよりも薄くなっている。第3塗装層34は、第2塗装層33よりも光の透過率が低く構成されている。例えば、第3塗装層34は、製品の外観に対応する色、例えば乳白色などの有色の塗料で形成されている。
【0029】
なお、外装パネル30を保護する観点から、第3塗装層34の上にコート層をさらに設けてもよい。
【0030】
つぎに、
図3から
図6を参照し、表示装置10の製造方法を説明する。まず、
図3に示すように、二色成形によって低透光部31aと高透光部31bとが一体に成形された外装基材31を用意する。そして、高透光部31bよりも光の透過率が低いグレーなどの有色の塗料を高透光部31bの表面に塗布する。これにより、高透光部31bの表面全域に第1塗装層32が形成される。
【0031】
つぎに、
図4に示すように、高透光部31bの表面全域に形成された第1塗装層32のうち、一部の領域32aにある第1塗装層32を除去する。第1塗装層32が除去された一部の領域32aでは、高透光部31bが露出する。上述したように、第1塗装層32が除去された一部の領域32aは、「ABC」の文字の形状と対応する。
【0032】
図5に示すように、第1塗装層32よりも光の透過率が高い透明ウレタン樹脂を、第1塗装層32を含む高透光部31bの表面に塗布する。塗布された透明ウレタン樹脂は、第1塗装層32が設けられていない領域に入り込み、これにより、高透光部31bの表面に第2塗装層33が形成される。なお、第1塗装層32の表面にも透明ウレタン樹脂が塗布されるが、その厚みは僅かであるため、実質的には無いものとして扱うことができる。
【0033】
つぎに、
図6に示すように、第2塗装層33よりも光の透過率が低い乳白色などの有色の塗料を、第1塗装層32及び第2塗装層33を含む外装基材31の表面に塗布する。これにより、第1塗装層32及び第2塗装層33を含む外装基材31の表面に、第3塗装層34が形成される。この場合、第1塗装層32及び第2塗装層33における第3塗装層34の厚さtaが、低透光部31aにおける第3塗装層34の厚さtbよりも厚くなるように、塗料が塗布される。これにより、第3塗装層34は、第1塗装層32及び第2塗装層33の表面に形成される面と、残余の面、すなわち低透光部31aの表面に形成される面とが面一となるように仕上げられる。
【0034】
以上の工程を経て外装パネル30が製造されると、この外装パネル30は、製品本体40の表側を覆うように、製品本体40に対して取り付けられる。このとき、製品本体40には、高透光部31bと向き合う位置に光源20が配置されている。これにより、外装パネル30と一体化された表示装置10が製造される。
【0035】
本実施形態に係る表示装置10によれば、
図2に示すように、製品の電源をオンすることで、或いは、製品の電源をオンした後で所定の表示オン操作を行うことで、光源20が点灯する。発光素子21から出射された光は、拡散板22によって均一化されて面状の光として出射する。また、発光素子21及び拡散板22は箱状の遮蔽板23によって囲まれている。これにより、光源20から射出された光は、外装基材31のうち高透光部31bに対して照射される。
【0036】
高透光部31bを透過した光の一部は、第1塗装層32へと到達する。しかしながら、その光の多くは第1塗装層32を透過することができない。また、第1塗装層32を透過した光であっても、その先には第3塗装層34が存在するため、第3塗装層34を透過して、外装パネル30の表側へと射出する光は殆ど無くなってしまう。
【0037】
また、高透光部31bを透過した光の一部は第2塗装層33へ到達し、その光の多くは第2塗装層33を透過する。第3塗装層34は光の透過率が低いため、第2塗装層33を透過した光の一部は第3塗装層34を透過することができない。一方で、第3塗装層34の厚さtaは比較的薄いため、第2塗装層33を透過した光の一部は第3塗装層34を透過する。これにより、第3塗装層34を透過して、外装パネル30の表側へと射出する光が存在する。
【0038】
第3塗装層34を透過した光が、製品を利用する利用者の眼に到達すると、利用者は、製品の外装パネル30に浮かび上がるように現れる「ABC」の文字を視認することができる。一方、製品の電源をオフすることで、或いは、製品の電源をオンしたまま所定の表示オフ操作を行うことで、光源20が消灯する。このため、上記のように外装パネル30の表側へと射出する光が無くなるので、利用者は「ABC」の文字を視認することができない。
【0039】
また、第3塗装層34は、第2塗装層33よりも光の透過率が低い乳白色などの有色の塗料によって形成されている。このため、利用者は、第3塗装層34よりも裏側にある構造、具体的には、「ABC」の文字を形作る第2塗装層33、及びその周囲を形作る第1塗装層32を視認することができない。このため、光源20の消灯時に、「ABC」の文字が透けて見えてしまうといった事態を抑制することができる。加えて、光源20の点灯時には、外装パネル30の表面に「ABC」の文字が唐突に現れるような印象を受けるので、減り張りのある表示を行うことができる。
【0040】
このように本実施形態の表示装置10によれば、光源20が点灯しなければ外装パネル30の表面には何も現れないが、光源20が点灯すれば外装パネル30の表面に表示が現れるという仕様を簡単な構成で実現することができる。これにより、コストを抑制しつつ、製品仕様に応じた表示を行うことができる。
【0041】
また、本実施形態において、光源20は、外装基材31の裏面側に一定の距離だけ離間して配置されている。この構成によれば、外装基材31から光源20へと衝撃が伝わることを抑制することができるので、電気的な部品である光源20を保護することができる。外装パネル30を製品本体40に対して開閉するとき、或いは製品を誤って落としてしまったときに、外装パネル30に衝撃が加わることが考えられるが、その際の衝撃から光源20を保護することができる。
【0042】
また、本実施形態において、光源20は、光を出射する発光素子21と、高透光部31bと対向するように配置される拡散板22と、発光素子21及び拡散板22の周囲に配置される遮蔽板23と、を有している。この構成によれば、発光素子21から出射する光を、外装パネル30の高透光部31bに対して効果的に照射することができる。
【0043】
また、本実施形態に係る表示装置10の製造方法によれば、上記の作用及び効果を有する表示装置10を提供することができる。
【0044】
なお、上述の実施形態では、第1塗装層32を高透光部31bの表面の全域に塗布した後に、第1塗装層32の一部を除去している。しかしながら、高透光部31bの表面に第1塗装層32を塗布する際に、「ABC」の文字に相当する領域(一部の領域)を除外するように、第1塗装層32を塗布してもよい。また、各塗装層を形成する場合、塗料を塗布する方法の他、印刷などといった代替的な手法を用いてもよい。
【0045】
以上詳述した実施形態は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
【符号の説明】
【0046】
10 表示装置
20 光源
21 発光素子
22 拡散板
23 遮蔽板
30 外装パネル
31 外装基材
31a 低透光部
31b 高透光部
32 第1塗装層
33 第2塗装層
34 第3塗装層