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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023143033
(43)【公開日】2023-10-06
(54)【発明の名称】ブレーキ操作機構
(51)【国際特許分類】
   B60T 7/04 20060101AFI20230928BHJP
   B60T 7/06 20060101ALI20230928BHJP
   B60T 13/74 20060101ALI20230928BHJP
   G05G 1/30 20080401ALI20230928BHJP
   G05G 1/46 20080401ALI20230928BHJP
【FI】
B60T7/04 B
B60T7/06 D
B60T13/74 D
G05G1/30 E
G05G1/46
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022050222
(22)【出願日】2022-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】000003609
【氏名又は名称】株式会社豊田中央研究所
(71)【出願人】
【識別番号】000110321
【氏名又は名称】トヨタ車体株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】弁理士法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金子 貴範
(72)【発明者】
【氏名】和田 錦一
(72)【発明者】
【氏名】安藤 敏広
【テーマコード(参考)】
3D048
3D124
3J070
【Fターム(参考)】
3D048BB25
3D048BB27
3D048CC41
3D048HH42
3D048HH44
3D048HH53
3D124AA34
3D124BB01
3D124CC11
3D124DD06
3D124DD09
3D124DD29
3D124DD70
3J070AA32
3J070BA11
3J070CB02
3J070CC04
3J070CC61
3J070DA01
(57)【要約】
【課題】手動ブレーキと電動ブレーキを備える車両において、電動ブレーキ動作時に、手動ブレーキのブレーキペダルが動かないようにする。
【解決手段】伝達ロッド44は、ブレーキペダル12の動きと、電動アクチュエータ14の動きをブレーキ装置のマスタシリンダ16に伝達する。ブレーキペダル12に固定された係合ピン50が、伝達ロッド44の腕部48に形成された長穴形状の係合穴52と係合している。プレーキペダル12が踏み込まれると係合ピン50を介して伝達ロッド44が駆動され、この動きがマスタシリンダ16に伝達する。電動アクチュエータ14のアクチュエータアーム32が伝達ロッド44の基部46を押すと、この動きがマスタシリンダ16に伝達する。このとき、係合ピン50は、係合穴52に対して相対移動し、伝達ロッド44の動きがブレーキペダル12に伝わらず、ブレーキペダル12は動かない。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のブレーキを作動させる電動アクチュエータと、
ブレーキペダルの動きと、前記電動アクチュエータの動きを前記ブレーキのマスタシリンダに伝達する伝達ロッドと、
前記ブレーキペダルと前記伝達ロッドを係合する係合機構と、
を備え、
前記係合機構は,前記ブレーキペダルと前記伝達ロッドの一方に形成された長穴形状の係合穴と、他方に設けられて前記係合穴に係合する係合ピンと、を有し、さらに前記係合機構は、前記ブレーキペダルが踏まれたときには、前記係合ピンが前記係合穴の第1の端に当接して前記ブレーキペダルの動きを前記伝達ロッドに伝え、前記電動アクチュエータが動作したときには、前記係合ピンが前記係合穴の前記第1の端から離れて前記伝達ロッドの動きが前記ブレーキペダルに伝わらない、
ブレーキ操作機構。
【請求項2】
請求項1に記載のブレーキ操作機構であって、前記伝達ロッドは、基部と、前記基部から互いに平行に延びる2本の腕部とを有し、2本の前記腕部の間に前記電動アクチュエータの動作子が位置し、当該動作子が前記基部を押して前記伝達ロッドが動かされ、2本の前記腕部にそれぞれ前記係合穴が形成されている、ブレーキ操作機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のブレーキを操作する機構に関し、特に自動ブレーキに対応可能な機構に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両の既存のブレーキ装置(22)に、ブレーキペダル(9)を動作させるアクチュエータ(2)を後付けし、前方の監視結果に基づきアクチュエータ(2)によってブレーキ装置(22)を作動させる衝突回避装置が示されている。なお、( )内の符号は、下記特許文献1で用いられた符号であり、本願の実施形態の説明で用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-59304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1においては、ブレーキペダルを介してアクチュエータによってブレーキ装置を動作させている。このため、アクチュエータによりブレーキ装置を動作させるときにブレーキペダルも動くため、運転者が違和感を覚える場合がある。
【0005】
本発明は、アクチュエータによるブレーキ装置の動作時にブレーキペダルが動かないブレーキペダル操作機構を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るブレーキ操作機構は、車両のブレーキを作動させる電動アクチュエータと、ブレーキペダルの動きと電動アクチュエータの動きをブレーキのマスタシリンダに伝達する伝達ロッドと、ブレーキペダルと伝達ロッドを係合する係合機構とを備える。係合機構は,ブレーキペダルと伝達ロッドの一方に形成された長穴形状の係合穴と、他方に設けられて係合穴に係合する係合ピンとを有する。さらに、係合機構は、ブレーキペダルが踏まれたときには、係合ピンが係合穴の第1の端に当接してブレーキペダルの動きを伝達ロッドに伝える。一方、電動アクチュエータが動作したときには、係合ピンが係合穴の第1の端から離れて伝達ロッドの動きがブレーキペダルに伝わらない。
【0007】
さらに、前記のブレーキ操作機構の伝達ロッドは、基部と、基部から互いに平行に延びる2本の腕部とを有するものとすることができる。2本の腕部の間に電動アクチュエータの動作子が位置し、当該動作子が基部を押して伝達ロッドが動かされる。また、2本の腕部にそれぞれ係合穴が形成されてよい。
【発明の効果】
【0008】
ブレーキペダルと伝達ロッドを係合する係合機構を、長穴形状の係合穴と係合穴に係合する係合ピンからなる機構としたことにより、電動アクチュエータによるブレーキ作動時に、ブレーキペダルが動かないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本実施形態のブレーキ操作機構の一部を破断して示す側面図である。
図2図1に示すブレーキ操作機構の正面やや斜め側方から見た斜視図である。
図3図1に示すブレーキ操作機構の側方やや斜め上方から見た一部を破断して示す斜視図である。
図4図1に示すブレーキ操作機構の一部を破断して示す平面図である。
図5】連結具を示す側面図である。
図6】連結具を示す斜視図である。
図7】ブレーキ操作機構の動作の説明図である。
図8】ブレーキランプの点灯制御を示す図である。
図9】他の実施形態のブレーキ操作機構の要部説明図である。
図10】さらに他の実施形態のブレーキ操作機構の要部説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。以下の説明において、ブレーキを操作する運転者の側を正面、正面の反対側を背面と記す。図1図4は、本実施形態の車両のブレーキ操作機構10の概略構成を示す図である。図1は一部を破断して示す側面図、図2は正面やや斜め側方から見た斜視図、図3は側方やや斜め上方から見た一部を破断して示す斜視図、図4は一部を破断して示す平面図である。
【0011】
ブレーキ操作機構10は、運転者によって操作されるブレーキペダル12と、制御装置の指令に基づき電動駆動される電動アクチュエータ14と、ブレーキペダル12と電動アクチュエータ14の動きを、ブレーキ装置のマスタシリンダ16に伝達する伝達ロッド18を備える。なお、図2以降の各図において、マスタシリンダ16は図示を省略している。
【0012】
ブレーキペダル12は、車両の車体、例えばトーボード(不図示)に固定されたペダルブラケット20に支持されたペダル軸22によって、ペダルブラケット20に対して回動可能に支持されている。より詳細には、ブレーキペダル12は、ペダル軸22に回動可能に支持されたペダルアーム24と、ペダルアーム24の先端部に固定されたペダルパッド26を含む。運転者は、ペダルパッド26を踏んでブレーキ装置を操作する。ペダルブラケット20は、板金を折り曲げて概略コの字形に形成され、コの字形の開口が正面を向くように配置される。ペダル軸22は、ペダルブラケット20のコの字形の内側に配置され、両端がペダルブラケット20に支持されている。運転者がペダルパッド26を踏み込むと、ペダル軸22を中心にしてペダルアーム24が回動し、この動きが伝達ロッド18を介してマスタシリンダ16に伝達される。
【0013】
電動アクチュエータ14は、ペダルブラケット20に固定されたアクチュエータベース28に固定されたアクチュエータ本体30と、アクチュエータ本体30に内蔵された電気モータ(不図示)により回動駆動される動作子であるアクチュエータアーム32とを含む。アクチュエータアーム32は、電気モータに関連した出力軸34に固定され、出力軸34と一体に電気モータにより駆動される。アクチュエータベース28は、ペダルブラケット20のコの字形の内側に配置されて左右両側においてペダルブラケット20に固定された横部材36と、横部材36の正面側に配置されて横部材36に固定された縦部材38とを含む。アクチュエータ本体30は、アクチュエータベース28の縦部材38に固定されている。アクチュエータアーム32が、図1において時計回りに駆動されると、この動きが伝達ロッド18を介してマスタシリンダ16に伝達される。
【0014】
伝達ロッド18は、マスタシリンダ16、特にマスタシリンダのピストン40と係合するプッシュロッド42と、プッシュロッド42とねじ結合する連結具44を含む。連結具44は、後に詳述するように、プッシュロッド42とブレーキペダル12を連結し、またプッシュロッド42とアクチュエータアーム32を係合させる。連結具44の詳細が図5,6に示されている。連結具44は、基部46と、基部46から互いに平行に、正面側に向けて延びる2本の腕部48とを有している。基部46の背面側には、ねじ穴46aが形成されており、ねじ穴46aに、プッシュロッド42に形成されたねじ軸42a(図4参照)がねじ結合している。ねじ軸42aには、さらにナット49(図4参照)がねじ結合しており、基部46と共にダブルナットを構成して、プッシュロッド42と連結具44を回り止めしている。
【0015】
連結具44の2本の腕部48は間隔を開けて配置されており、2本の腕部48の間にペダルアーム24の一部が位置している。2本の腕部48には、ペダルアーム24に固定された係合ピン50と係合する係合穴52が形成されている。係合ピン50と係合穴52は、ブレーキペダル12と伝達ロッド18を係合する係合機構を構成する。係合穴52は、腕部48が延びる方向に長い長穴であり、係合ピン50は係合穴52の範囲で腕部48、つまり連結具44に対して相対移動可能である。2本の腕部48の間には、さらに、アクチュエータアーム32の一部が位置している。アクチュエータアーム32の端部は連結具44の基部46の正面側の面46bに当接可能である(以下、面46bを当接面46bと記す。)。電動アクチュエータ14が動作するとき、アクチュエータアーム32が基部46に当接して、連結具44を押す。
【0016】
図7は、ブレーキ操作機構10の動作を説明する模式図である。(a)はブレーキが作動していない状態、(b)は自動ブレーキなど電動アクチュエータによりブレーキが作動している状態、(c)は手動ブレーキ、つまり運転者が足によってブレーキを操作している状態を示す。また、(a)~(c)の各図において、上側が平面図、下側が側面図である。
【0017】
ブレーキが作動していない状態では、係合ピン50は、係合穴52の、背面側の端(第1の端)52aに近接して、または接している。また、アクチュエータアーム32は、基部46の当接面46bに近接して、または接している。
【0018】
電動アクチュエータによりブレーキが作動する場合には、アクチュエータアーム32が、図7の各側面図において時計回りに回動されて(矢印A)、アクチュエータアーム32の先端部が当接面46bに当接して、連結具44を背面側へ、つまりマスタシリンダ16に向けて移動させる(矢印B)。連結具44の移動と共に、プッシュロッド42が移動して、マスタシリンダ16のピストン40を押す。これによりブレーキが作動する。このとき、係合穴52の第1の端52aは係合ピン50から離れ、連結具44が移動する一方、係合ピン50の位置は維持される。係合ピン50が固定されているペダルアーム24、そしてブレーキペダル12も動かない。したがって、運転者は、ブレーキペダル12が独自に動くという違和感を覚えることがない。
【0019】
ブレーキペダル12によってブレーキが作動する場合には、ブレーキペダル12が踏み込まれることによって、係合ピン50が背面側へと移動し(矢印C)、係合穴52の第1の端52aを押して、連結具44をマスタシリンダ16に向けて移動させる(矢印D)。これにより、ブレーキが作動する。このとき、アクチュエータアーム32と基部46の当接面46bは離れる。
【0020】
図8は、自動ブレーキ装置と手動ブレーキ装置を備えた車両のブレーキランプの制御に関する説明図である。自動ブレーキ装置は、車両前方の障害物などの監視を行うライダ(LIDAR:light detection and ranging)などの前方監視装置と、前方監視装置の監視結果に基づき車両のブレーキを作動させる自動ブレーキ制御装置56を含む。自動ブレーキ制御装置56は、電動アクチュエータ14を制御してマスタシリンダ16を駆動し、ブレーキ作動時は、ブレーキランプ54を点灯させる。また、制動力が第1の所定値以上のときのみブレーキランプ54を点灯させるようにしてよい。さらに、制動力が、第1の所定値以上、第2の所定値未満であるときには連続的な点灯とし、第2の所定値以上のときには点滅させるなど、制動力によって点灯の態様を変えるようにしてもよい。
【0021】
手動ブレーキ装置は、運転者の足がブレーキペダル12を踏み込むことにより作動する。ブレーキペダル12が踏み込まれるとマスタシリンダ16が駆動される。また、ブレーキペダル12の近傍には、ブレーキスイッチ58が配置され、ブレーキペダル12が踏み込まれると、ブレーキスイッチ58が押下されてブレーキランプ54が点灯する。
【0022】
自動ブレーキ制御装置56にブレーキスイッチ58からの信号を入力することにより、運転者のブレーキ操作に対する介入意図を検知することができる。
【0023】
図9は、他の実施形態のブレーキ操作機構70を示す斜視図である。前述のブレーキ操作機構10と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。ブレーキ操作機構70は、電動アクチュエータ72のアクチュエータ本体74がペダルブラケット20の外側に配置され、固定されている。アクチュエータ本体74の出力軸がカップリング76を介してアーム軸78に接続されている。アーム軸78の先端は、ペダルブラケット20に固定されたベアリング80に支持されている。アーム軸78には、アクチュエータアーム82が結合されている。アクチュエータアーム82は、前述のアクチュエータアーム32と同様の機能を有し、アクチュエータ本体74に内蔵された電気モータ(不図示)により駆動されて、伝達ロッド18を介してマスタシリンダ16を駆動する。
【0024】
図10は、さらに他の実施形態のブレーキ操作機構90を一部を破断した状態で示す側面図である。前述のブレーキ操作機構10と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。ブレーキ操作機構90は、伝達ロッド18を駆動する動作子の構成がブレーキ操作機構10と相違する。電動アクチュエータ92は、伝達ロッド18を動作させる動作子としてアクチュエータアーム94と共に中間レバー96を有する。電動アクチュエータ92は、中間レバー96を介して伝達ロッド18を駆動する。中間レバー96は、ペダル軸22に回動可能に支持され、ペダル軸22側から連結具44の2本の腕部48の間を通って反対側に延びている。アクチュエータアーム94が図10において時計回りに回動すると、アクチュエータアーム94の先端部が中間レバー96の先端部に当接して、中間レバー96を反時計回りに回動させる。回動する中間レバー96が、伝達ロッド18を介してマスタシリンダ16を駆動する。
【0025】
中間レバー96に関し、ペダル軸22(支点)から伝達ロッド18に接する点(作用点)までの距離が、ペダル軸22からアクチュエータアーム94が当接する点(力点)までの距離より短い。このため、直接伝達ロッド18を駆動する場合に比して、より小出力の、つまり小形の電気モータにより駆動することができ、電動アクチュエータ92を小形とすることができる。また、アクチュエータアーム94が当接する点の変位よりも、伝達ロッド18に接する点の変位が小さくなるので、制動力の細かな調整が可能になる。
【0026】
既存の車両のブレーキ操作機構のプッシュロッドと、プッシュロッドとブレーキペダルを連結する連結具とを、上述のプッシュロッド42および連結具44と交換し、電動アクチュエータを追加装着することで、既存の車両に電動ブレーキを装備することができる。このとき、電動アクチュエータ14によるブレーキ作動時にブレーキペダル12は動かない。
【0027】
上述した各実施形態において、伝達ロッド18に長穴の係合穴52を設け、ブレーキペダル12に係合ピン50を設けるように構成したが、これとは逆に伝達ロッド側に係合ピンを、ブレーキペダル側に長穴の係合穴を設けるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0028】
10,70,90 ブレーキ操作機構、12 ブレーキペダル、14,72,92 電動アクチュエータ、16 マスタシリンダ、18 伝達ロッド、20 ペダルブラケット、22 ペダル軸、24 ペダルアーム、28 アクチュエータベース、30,74 アクチュエータ本体、32,82,94 アクチュエータアーム(動作子)、34 出力軸、42 プッシュロッド、44 連結具、46 基部、46b 当接面、48 腕部、50 係合ピン(係合機構)、52 係合穴(係合機構)、52a 第1の端、76 カップリング、96 中間レバー。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10