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特開2023-143571マスクの内側に張り付ける肌荒れ防止シール
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  • 特開-マスクの内側に張り付ける肌荒れ防止シール 図1
  • 特開-マスクの内側に張り付ける肌荒れ防止シール 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023143571
(43)【公開日】2023-10-06
(54)【発明の名称】マスクの内側に張り付ける肌荒れ防止シール
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20230928BHJP
   A62B 18/08 20060101ALI20230928BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A62B18/08 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022070402
(22)【出願日】2022-03-23
(71)【出願人】
【識別番号】522162727
【氏名又は名称】西田 妙子
(72)【発明者】
【氏名】西田 妙子
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185BA07
2E185CC32
(57)【要約】
【課題】ここから発明の課題を簡潔に記載して下さい。
マスク生活により肌荒れが生じた際にそれらを保護しなければならない。肌荒れを防止することにより発生してしまう息苦しさやムレや隙間などをなくしていかなければならない。
不織布マスクでの使用を可能にしなければならない。
【解決手段】ここから発明の解決手段を簡潔に記載して下さい。
保護手段をシールにすることにより肌荒れ箇所のみを保護することができる。関係のない範囲を覆うことがなくなり厚み・隙間・息苦しさを無くすことができる。コンパクトなシールなので一枚のコストを下げる事ができ、そのため使い捨てできるので清潔を保てる。マスクに直接貼り付けるのでズレることもない。また不織布マスクで使用できる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウレタン素材や綿素材・シルクなど肌への負担が少ない素材で出来ているシールであり、マスクの内側に張り付ける事が可能な大きさである。
【請求項2】
肌へ触れる部分は肌への負担が少ない素材で尚且つ保護薬などの成分を含ませることも可能になっているシール。
【請求項3】
片面は粘着するようになっており、粘着面はフイルムで保護されている。
【請求項4】
シールは使用時にフイルムから剥がして使用する。
【請求項5】
シールははさみで大きさを調整することもできる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマスクの着用による摩擦、ムレなどから生じる肌の荒れを保護する役割を果たす保護材に関する。
【背景技術】
【0002】
片面は粘着素材になっており、もう片面は肌の負担が少ない素材になっている。大きさは手のひらサイズ~1円玉サイズまであり、粘着部分はフイルムで管理されている。使用時にはフイルムから剥がし、マスクと肌の接触部分に張り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】登録6081183(商願2017-169463)
【特許文献2】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】ネットショップe-monoplus市場 商品番号BHETC120
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のモイストファイバーマスクによれば、肌に優しい素材を使用することにより、肌が弱い場合であってもそのリスクを軽減できる可能性がある。しかし現在の世間状況からして不織布マスクの推進度は高く、不織布以外のマスクを使用しづらくなっている。職業によっては(医療系など)不織布マスク以外が禁止になっていることもあり、上記の商品を使用したくてもできない人が存在する。
またマスク内全体が荒れている場合ではなく、摩擦箇所のみのピンポイントの荒れの場合全てを不織布マスク以外で覆う必要はない。
洗濯可能だが経年劣化や長期使用による細菌繁殖の可能性もある。
【0006】
上記のマスク荒れ防止によれば、肌に優しい性質の素材を肌と不織布マスクの間に挟むことによって肌荒れを防ごうとしている。確かに間に挟むことによって摩擦部分が保護され皮膚は守られるが、マスク全体に挟むことにより厚みが増し、息苦しさも増幅する。また、隙間やズレが発生しマスクの機能が低下する可能性もある。
摩擦箇所のみのピンポイントの荒れの場合関係のない箇所まで保護することになる上厚みが増す。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る保護シートはマスク全体を覆うのではなく、荒れている部分のみに保護の効果を発揮させる為、サイズを小さくし尚且つズレを生じさせないように反対面に粘着性を持たせマスク部分に張り付けることにより固定させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明においては、マスクで荒れた部分のみをカバーすることができる為息苦しさや不要箇所への余計な負担を無くすことができる。
【0009】
厚みが無くなる事で隙間などがなくなり、マスクの効果を軽減することなく使用できる。
【0010】
不織布マスクの内部に直接貼り付けられるので世間体や職業なども気にせずに使用できる。
【0011】
シールは使い捨てのため清潔を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に係るフイルムシートとシールの側面図である。
図2】シール単体の裏表の図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1図2は本発明関わる実施例を示す。図1においては粘着保護の為フイルムに張り付け保管できるようにする。大小の大きさを用意する。表面素材を纏い、裏面には粘着性を持たせる。
【符号の説明】
【0014】
1 フイルムシート
2 保護シール
3 肌への接触面・肌の保護素材面
4 マスクへの接着面・粘着素材面
図1
図2