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特開2023-143577特殊焦点及びフィルムスクリーンプロジェクションシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023143577
(43)【公開日】2023-10-06
(54)【発明の名称】特殊焦点及びフィルムスクリーンプロジェクションシステム
(51)【国際特許分類】
   G03B 21/14 20060101AFI20230928BHJP
   G03B 21/60 20140101ALI20230928BHJP
   H04N 5/74 20060101ALI20230928BHJP
【FI】
G03B21/14 E
G03B21/60
H04N5/74 Z
H04N5/74 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022076769
(22)【出願日】2022-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】518440899
【氏名又は名称】パテントフレア株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 学
【テーマコード(参考)】
2H021
2K203
5C058
【Fターム(参考)】
2H021BA01
2H021BA12
2K203FA62
2K203FA67
2K203FA75
2K203FA79
2K203FA82
2K203FB02
2K203FB09
2K203GC15
2K203GC16
2K203GC30
2K203HB23
2K203KA19
2K203KA27
2K203KA88
2K203MA35
5C058EA02
5C058EA03
5C058EA31
(57)【要約】
【課題】従来のディスプレー(映像出力装置)技術と異なる技術のディスプレーを提供することにより、デバイスの製造価格の削減、従来になかった映像表現、表示方法の実現などに寄与する。
【解決手段】従来のプロジェクター(投影機)と比較して、大幅に短い距離、斜め方向からの投影で、焦点(ピント)が合うように設計する。プロジェクターとスクリーンを小型化、一体化し、インターネット通信回線接続、入力装置(キーボード、タッチパネルなど)を装備する。
これらの要件を満たすことにより、PC、モバイル端末などのデバイスの製造価格の削減、AR(拡張現実)、3D(立体映像)などで、従来と異なる映像表現、表示技術などの実現に寄与する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(条件1)焦点の距離
プロジェクターからスクリーンへの投影光が、従来と比較して大幅に短い距離で映像の焦点(ピント)が合うように設計する。
(条件2)投影光の入射角度
プロジェクターからスクリーンへ正面からではなく、斜め方向から投影して映像の焦点(ピント)が合うように設計する。
(条件1)(条件2)を満たすことにより、プロジェクターとスクリーンを離れた位置にある2つのものではなく、1つの装置として一体化する方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した装置を小型化し、インターネット通信回線と入力装置(キーボード、タッチパネルなど)と接続することにより、PC、モバイル端末、ウェアラブル端末の画面(ディスプレー)として利用する方法。
従来、PC、モバイル端末などのデバイスは、画面(ディスプレー)の背後に光源があるバックライト方式であったが、この方式ではなく、画面(ディスプレー)の前方の光源から投影する(照射する)フロントライト方式の画面(ディスプレー)のデバイスとして利用する方法。
【請求項3】
プロジェクターが投影するスクリーンを、従来一般的であった白色の布地や壁を使用する、又はプロジェクションマッピングのように立体物を使用するのではなく、フラットディスプレー素材である光学機能性フィルム(調光フィルム)を使用する方法。
フラットディスプレー用のガラス、窓ガラス、鏡、壁などに透明のフィルムを貼付し、このフィルムをスクリーンとして、プロジェクターで投影し、映像を再生する方法。
(このフィルムは、フラットディスプレー素材として使用させるもので、透明色だが、感光剤が積層されており、映像などを投影すると光源の光の波長に対して発色するため映像を映し出すことができる。)
【請求項4】
請求項1、請求項2、請求項3に記載の方法を使用した装置、機器。
【請求項5】
請求項4に記載の装置、機器を使用した役務、事業。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクターの技術とディスプレー(映像出力装置)の技術の応用技術に関する。
【背景技術】
【0002】
プロジェクター(投影機)の技術
【0003】
ディスプレー(映像出力装置)の技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のディスプレー(映像出力装置)技術と異なる技術で、映像を出力することにより、従来になかった映像表現、表示方法、映像出力装置の提供、デバイス製造価格の削減などに寄与する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(条件1)
プロジェクター(映像出力装置)からスクリーン(映像表示装置)の位置が従来と比較して非常に近い距離(短い投影光)で、映像の焦点(ピント)が合うように設計する。
(条件2)
プロジェクターからスクリーンに対して正面方向から投影するのではなく、斜め方向から投影して映像の焦点(ピント)が合うように設計する。
(条件3)
プロジェクターとスクリーンをセットで小型化し、インターネット通信回線、入力装置(キーボード、タッチパネルなど)と接続することで、PC、モバイル端末、ウェアラブル端末などのデバイスとして使用する。
(条件4)
プロジェクターが投影するスクリーンを一般的な白色の布地や板ではなく、フラットディスプレー素材に使用される光学機能性フィルム(調光フィルム)をフラットディスプレー用のガラスなどに貼付し、このフィルムに投影し、映像を表示する。
(条件1)から(条件4)を満たすことにより、従来のディスプレーと比較して、デバイスの製造価格の削減、AR(拡張現実)、3D(立体映像)などで従来と異なる映像表現、表示技術の実現に寄与する。