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特開2023-143834データの正確性を検証するための事業者データ三角化のシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023143834
(43)【公開日】2023-10-06
(54)【発明の名称】データの正確性を検証するための事業者データ三角化のシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/06 20120101AFI20230928BHJP
【FI】
G06Q50/06
【審査請求】有
【請求項の数】13
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023044853
(22)【出願日】2023-03-22
(31)【優先権主張番号】17/701776
(32)【優先日】2022-03-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】521117355
【氏名又は名称】アーカディア パワー インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100107515
【弁理士】
【氏名又は名称】廣田 浩一
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・タッカー
(72)【発明者】
【氏名】ジェイソン・ライリー
(72)【発明者】
【氏名】サン・プラブ
(72)【発明者】
【氏名】ルーベン・ガルシア
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC06
(57)【要約】      (修正有)
【課題】エネルギー消費及び請求を含むエネルギー事業者のデータの正確性を検証するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】方法は、サーバで、エネルギー事業者のユーザーのための事業者請求書及び間隔データを受信し、サーバと通信接続されたデータベースシステムに、受信した事業者請求書及び間隔データを保存する。受信した事業者請求書は、請求書の日付範囲及び料金を含み、受信した間隔データは、エネルギー事業者がコストを決定するために使用するデータを含む。方法はまた、サーバで、計算エンジンが、受信した事業者請求書及び間隔データに基づいてモデル請求書を決定し、モデル請求書が前記事業者請求書と一致するかどうかを決定し、エネルギー事業者によって発行された事業者請求書の正確性を決定し、正確性の決定に基づいて、モデル請求書が事業者請求書と一致する場合に、事業者請求書、間隔データ及び料金が正確であると検証する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバで、エネルギー事業者のユーザーのための、事業者請求書及び間隔データを受信し、前記サーバと通信接続されたデータベースシステムに受信した前記事業者請求書及び前記間隔データを保存する工程であって、受信した前記事業者請求書は、請求書の日付範囲及び料金を含み、受信した前記間隔データは、コストを決定するために前記エネルギー事業者によって使用されるデータを含む工程と;
前記サーバの計算エンジンで、受信した前記事業者請求書及び前記間隔データに基づきモデル請求書を決定する工程と;
前記サーバで、前記モデル請求書が前記事業者請求書と一致するかを決定することで、前記エネルギー事業者によって発行された事業者請求書の正確性を決定する工程と;
正確性決定に基づき、前記モデル請求書が前記事業者請求書と一致する場合に、前記サーバで、前記事業者請求書、前記間隔データ、及び前記料金が正確であることを検証する工程と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記事業者請求書及び前記間隔データを受信する工程が、
前記サーバで、前記エネルギー事業者のための前記ユーザーのログインクレデンシャル情報を受信する工程と;
前記サーバで、受信した前記エネルギー事業者のための前記ユーザーのログインクレデンシャル情報を用いて、前記エネルギー事業者から、前記事業者請求書、前記事業者請求書の日付範囲、エネルギー使用量、過去の請求情報、前記間隔データ、スマートメータのデータ、料金情報、過去の請求金額、及びエネルギーコストからなる群から選択される少なくとも1つの情報に定期的にアクセスする工程と;
前記サーバと通信接続されたデータベースシステムに、定期的にアクセスされる情報を保存する工程と、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記モデル請求書を決定する工程が、
前記サーバの計算エンジンで、前記サーバの料金モデル、前記料金に基づく前記データベースシステムから受信した料金データ、前記日付範囲の開始日、前記日付範囲の終了日、前記ユーザーの利用可能なスマートメータのデータ、及び前記ユーザーによるエネルギー使用量に基づき、前記モデル請求書を決定する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記料金モデルを用いて、前記サーバで、料金レート額、地理的な地域、季節、使用時間、需要の決定、オプションプログラム、ネットメータリングポリシー、及び各料金の資格要件からなる群から選択される少なくとも1つに基づき、1以上のルールを適用する工程を更に含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記サーバの前記計算エンジンで、アプリケーションプログラムインターフェース(API)を提供し、複数の様々なエネルギー事業者に亘ってコストを計算する工程を更に含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記正確性決定に基づき前記モデル請求書が前記事業者請求書と一致しない場合、前記サーバで通信用インターフェースを介して、通知を送信する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記正確性決定に基づき前記モデル請求書が前記事業者請求書と一致しない場合、前記方法は、
前記サーバで、前記モデル請求書と前記事業者請求書との総エネルギー使用量を比較する工程と;
前記モデル請求書の前記総エネルギー使用量が対応する前記事業者請求書のエネルギー使用量と一致しない場合、前記サーバで、1以上の操作を実施し、前記間隔データが不完全であるか、不整列であるかを決定する工程と、
を更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記モデル請求書と前記事業者請求書との間で前記総エネルギー使用量に差がない場合、前記方法は、
前記サーバで、前記モデル請求書のエネルギーコスト及び対応する前記事業者請求書のエネルギーコストを比較する工程と;
前記事業者請求書のエネルギーコストが対応する前記モデル請求書のエネルギーコストと一致しない場合、前記サーバで、1以上の操作を実施し、前記料金が更新されたかどうかを決定する工程と、
を更に含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記料金が更新されたかどうかを決定するための、前記サーバでの前記1以上の操作の少なくとも1つは、
前記サーバで、前記サーバと通信接続された前記データベースシステムの料金データベースにおいて前記料金が更新されたかどうかを決定する工程を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記モデル請求書と前記事業者請求書との間で前記エネルギーコストに差がない場合、前記方法は、
前記サーバで、前記事業者請求書に記載された各個別コストと、前記モデル請求書に記載された対応するコストとを比較する工程と;
前記事業者請求書に記載された個別コストの1以上が前記モデル請求書に記載された対応するコストと一致しない場合、前記サーバで、1以上の操作を実施し、コスト不一致を決定する工程と、
を更に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記1以上の操作が前記コスト不一致を決定しない場合、前記方法が、
前記サーバで、前記エネルギー事業者による請求操作の誤りがあるかどうかを決定する工程と、
を更に含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記決定する工程が、
前記サーバで、前記エネルギー事業者によるレート更新があるかどうかを決定する工程と;
前記サーバで、前記コスト不一致が、決定された前記レート更新に基づくかどうかを決定する工程と;
前記コスト不一致が、決定された前記レート更新に基づく場合、前記サーバで、通知を送信する工程と;
前記サーバと通信接続された前記データベースシステムで、決定された前記レート更新を保存する工程と、
を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記決定する工程が、
前記サーバで、エネルギー事業者請求プロセスへの更新があるかどうかを決定する工程と;
前記サーバで、前記コスト不一致が、前記エネルギー事業者請求プロセスへの決定された更新に基づくかどうかを決定する工程と;
前記コスト不一致が、前記エネルギー事業者請求プロセスへの決定された更新に基づく場合、前記サーバで、通知を送信する工程と;
前記サーバと通信接続された前記データベースシステムに、前記エネルギー事業者請求プロセスへの決定された更新を保存する工程と、
を含む請求項11に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
現在、エネルギー事業者(energy utilities)は、電力やその他のエネルギーを顧客に提供している。顧客によるエネルギー使用量に関する情報は、エネルギー事業者の代理によって読み取られたり、エネルギー事業者に送信したりできるインターバルメータを使用して記録される。記録されたエネルギー使用量は、顧客のエネルギー請求書を生成するために使用されることができる。請求の誤りは、エネルギー事業者によって、及び/又は不正確な間隔データ(interval data)によって、誤ったエネルギーレート及び/又は料金が適用されることから発生することがある。
【発明の概要】
【0002】
開示された主題の実装によれば、サーバで、エネルギー事業者のユーザーのための事業者請求書(utility bill)及び間隔データを受信し、前記サーバと通信接続されたデータベースシステムに、受信した前記事業者請求書及び前記間隔データを保存するための方法を提供することができる。受信した前記事業者請求書は、請求書の日付範囲及び料金を含むことができる。受信した前記間隔データは、コストを決定するために前記エネルギー事業者によって使用されるデータを含むことができる。前記サーバの計算エンジンは、受信した前記事業者請求書及び前記間隔データに基づきモデル請求書を決定することができる。前記サーバは、前記モデル請求書が前記事業者請求書と一致するかを決定することで、前記エネルギー事業者によって発行された事業者請求書の正確性を決定することができる。前記サーバは、正確性決定に基づき、前記モデル請求書が前記事業者請求書と一致する場合に、前記事業者請求書、前記間隔データ、及び前記料金が正確であることを検証することができる。
【0003】
開示された主題の追加の特徴、利点、及び実装は、以下の詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲を考慮して、規定又は明らかにすることができる。更に、上記の概要及び以下の詳細な説明はいずれも例示的なものであり、特許請求の範囲を制限することなく、更なる説明を提供することを意図していることを理解する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【0004】
開示された主題の更なる理解を提供するために含まれる添付図面は、本明細書に組み込まれ、その一部を構成する。図面はまた、開示された主題の実装を図示し、詳細な説明と共に、開示された主題の実装の原理を説明する役割を果たす。開示された主題及びそれが実施される様々な方法を基本的に理解するために必要である以上に、詳細な構造的詳細を示す試みはなされていない。
【0005】
図1図1は、開示された主題の実装に従って、エネルギー消費及び請求を含むエネルギー事業者のデータ正確性を決定する例示的方法を示す。
【0006】
図2図2は、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図3図3は、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4A】4Aは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4B図4Bは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4C図4Cは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4D図4Dは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4E図4Eは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4F図4Fは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
図4G図4Gは、開示された主題の実装に従って、図1の例示的方法の任意の追加操作を示す。
【0007】
図5図5は、開示された主題の実装に従って、エネルギー生成システム、サーバ、データベース、及び顧客デバイスのネットワーク配置を示す。
【0008】
図6図6は、開示された主題の実装に従って、図5に示されるネットワーク配置とインターフェースで接続することができるデバイスを示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
開示された主題の実装は、エネルギー事業者のデータの正確性を決定するシステム及び方法を提供する。データは、エネルギー事業者によって事業者請求書を生成するために使用されることができ、ユーザーの事業者請求書の正確性を検証するために使用されることができる。インターバルメータ及び/又はスマートメータによって記録された間隔、及び/又はデータベースシステムに保存された料金記録は、データ及び/又は事業者請求書の正確性を検証するために使用されることができる。間隔データ、料金データ、及び事業者請求書データのデータセットを三角化すること(triangulating)によって、開示された主題の実装は、各データセットの正確性を検証することができる。
【0010】
正確性を検証するために、間隔データ及び料金モデルを使用して、モデル請求書を決定し、事業者請求書を「ミラーリング」することができる。モデル請求書がエネルギー事業者によって発行された事業者請求書と一致する場合、3つのデータセット(即ち、間隔データ、料金データ、及び事業者請求書データ)は、正確であると検証されることができる。モデル請求書が事業者請求書と一致しない場合、不正確性の原因が特定されることができる。幾つかの実装では、正確性スコアが生成されることができる。
【0011】
開示された主題の実装は、インターバルメータデータ、料金データ、及び/又は事業者請求書を含む、データの正確性を検証する。間隔データは、サーバの計算エンジンに提供されることができ、計算エンジンは、エネルギー事業者によって事業者請求書を生成するためのプロセスを「ミラーリング」及び/又は複製することができ、モデル請求書を決定することができる。モデル請求書とエネルギー請求書との間の不一致は、使用されている間隔データが異なり(即ち、事業者から取得された間隔データが正しくない)、料金モデルが正しくない及び/又は期限切れである、エネルギー事業者の事業者請求システムがユーザーの事業者請求書を計算するときに誤りを起こした等を示すことができる。
【0012】
開示された主題の実装は、アプリケーションプログラムインターフェース(API)を介して、様々な事業者のユーザーに、データを提供することができ、それによって事業者請求書に使用されるデータの正確性を決定することができる。
【0013】
間隔データ、料金データ、及び事業者請求書データのデータセットを経時で継続的に三角化することは、検証された使用量、エネルギーレート、及び/又は料金に基づくエネルギー事業者の顧客の請求の正確性及び/又はエネルギー事業者によるデータ収集の正確性の増加をもたらすことができる。検証されたデータの正確性は、実際に使用されたエネルギーの量と、そのようなエネルギーを特定の時間に使用するためのコストをユーザーが決定することを助けることができる。ユーザーは、間隔データ、料金データ、及び事業者請求書データに関する正確なデータを有する場合、エネルギー消費時間、エネルギー消費量等を調整することができる。
【0014】
開示された主題の実装によれば、図1は、エネルギー消費及び請求を含む、エネルギー事業者のデータ正確性を決定する、例示的方法100を示す。操作110で、サーバは、エネルギー事業者のユーザー用の事業者請求書及び間隔データを受信し、サーバと通信接続されたデータベースに、受信した事業者請求書及び間隔データを保存することができる。サーバは、図5に示され、以下に記載されるサーバ50であることができる。図5に示されるように、通信ネットワーク7を介して、事業者30の電気事業者顧客ポータル32から、サーバ50によって、事業者請求書を受信することができる。幾つかの実装では、事業者請求書は、デバイス20から受信することができる。エネルギー事業者は、図5に示される事業者30であることができる。図5に示されるように、受信した事業者請求書は、スクレイピングされた請求データ60に保存されることができ、間隔データは、スクレイピングされた間隔データ62に保存されることができる。
【0015】
幾つかの実装では、間隔データは、インターバルメータ36から受信されることができ、インターバルメータ36は、事業者30によって顧客(即ち、ユーザー)に提供されるエネルギー使用量(例えば、電気の使用量)を監視することができる。インターバルメータ36は、スマートメータ又はその他の適切なインターバルメータであることができる。間隔データは、エネルギー消費のきめの細かい記録であることができ、これは、毎日実施されることができ、1日を通して一定の間隔で作成される読み取り値を有する。間隔データは、インターバルメータ36によって収集されることもできる。各間隔期間の終了時に、インターバルメータ36は、間隔期間にどのくらいエネルギーが使用されたかを記録することができる。即ち、図2に関連して後述されるように、間隔データは、通信ネットワーク7を介して事業者30に送信されることができ、サーバ50は、ユーザーのログインクレデンシャル情報を使用して、通信ネットワーク7を介して間隔データを取得することができる。
【0016】
操作110で受信した事業者請求書は、請求書の日付範囲及び料金を含むことができる。受信した間隔データは、事業者請求書のコストを決定するためにエネルギー事業者によって使用されるデータを含むことができる。料金は、ユーザーの所在地、ユーザーが商用顧客であるか居住用顧客であるか等に基づいて決定されることができる。
【0017】
幾つかの実装では、操作110の事業者請求書及び間隔データの受信は、任意に図2に示される操作を含むことができる。操作111で、サーバは、エネルギー事業者のユーザーのログインクレデンシャル情報を受信することができる。例えば、サーバ50のサーバは、ログインクレデンシャル情報を使用して、電気事業者顧客ポータル32及び/又は電気事業者データベース34にアクセスすることができる。操作112では、サーバは、エネルギー事業者用の受信したユーザーのログインクレデンシャル情報を使用して、エネルギー事業者(例えば、電気事業者顧客ポータル32及び/又は電気事業者データベース34)から、事業者請求書、事業者請求書の日付範囲、エネルギー使用量、過去の請求情報、間隔データ、スマートメータのデータ、料金情報、過去の請求金額、及び/又はエネルギーコストに定期的にアクセスすることができる。操作113で、操作112での定期的なアクセスを介して取得された情報は、サーバに通信接続されたデータベースシステム(例えば、図5に示されるように、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)に保存されることができる。
【0018】
即ち、開示された主題の実装では、ユーザーは、図5に示される事業者30の電気事業者顧客ポータル32及びサーバ50で、事業者ログインクレデンシャル情報を共有することができる。サーバ50は、電気事業者顧客ポータル32を介して、事業者30が公開するデータにアクセスすることができ、そのデータは、データベースシステム(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)に取得される及び保存されることができる。例えば、サーバ50は、エネルギー事業者30によってユーザーへ請求される料金の概要を取得することができ、これは、ユーザーの最新の請求書及び過去の請求情報を有する1以上のドキュメント及び/又はデータを含むことができる。
【0019】
サーバ50は、ユーザーのログインクレデンシャル情報を使用して、電気事業者顧客ポータル32を介して事業者30でユーザーのアカウントにアクセスすることができる。ユーザーのアカウントデータは、サーバ50のサーバにダウンロードされることができ、データベースシステム(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)に保存されることができる。取得されたデータの少なくとも一部は、1つ以上の用途で使用するために正規化され、保存されることができる(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62において)。
【0020】
例えば、ユーザーの請求書は、間隔データ、ユーザーに割り当てられた料金、ユーザーの光熱費、過去の支払額等と共にサーバ50のサーバによって取得されることができる。間隔データを抽出及び/又は取得する場合、サーバ50のサーバは、データベースシステム(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)でデータを保存する前に、世界標準時のデータを正規化することができ、それによってデータが事業者(例えば、事業者30及びその他のエネルギー事業者)間で一貫した形式になる。新しい事業者請求書及び間隔データが事業者30の電気事業者顧客ポータル32で利用可能になるときに、それらを獲得するために、データ取得を定期的に実施することができる。
【0021】
図1の操作120で、サーバの計算エンジンは、操作110から受信した事業者請求書及び間隔データに基づきモデル請求書を決定することができる。計算エンジンは、図5に示される計算エンジン56であることができ、モデル請求書を決定することができるハードウェア及び/又はソフトウェアを含むことができる。開示された主題の実装は、事業者請求書を生成するためにエネルギー事業者によって使用されることができるデータの正確性を決定するために、モデル請求書を決定することができる。
【0022】
幾つかの実装では、図1の操作120は、任意に、図3に示される操作を含むことができる。図3の操作121で、サーバの計算エンジン(例えば、図5に示される計算エンジン56)は、サーバの料金モデル(例えば、図5に示される料金モデル58)、料金に基づくデータベースから受信した料金データ(例えば、料金モデル58及び/又はスクレイピングされた請求データ60に保存されることができる)、日付範囲の開始日、日付範囲の終了日、ユーザーの利用可能なスマートメータのデータ、及び/又はエネルギー使用量に基づき、モデル請求書を決定することができる。計算エンジン56は、事業者請求書を生成する際にエネルギー事業者によって使用されものと同じルールを使用してモデル請求書を決定することができる。計算エンジン56は、料金、日付範囲の開始日、実行日の終了日、エネルギー使用量等を使用し、モデル請求書を決定することができる。
【0023】
幾つかの実装では、図3に示される操作122は、任意に実施されることができる。料金モデルを用いて、サーバは、料金レート(tariff rate)額、地理的な地域、季節、使用時間、需要の決定、オプションプログラム、ネットメータリングポリシー、及び/又は各料金の資格要件に基づき、1以上のルールを適用することができる。料金モデルは、図5に示される料金モデル58であることができ、ユーザーの事業者請求書に対して事業者30によって適用される料金をモデル化するためのハードウェア及び/又はソフトウェアを含むことができる。
【0024】
幾つかの実装では、サーバの計算エンジン(例えば、計算エンジン56)は、アプリケーションプログラムインターフェース(API)を提供し、複数の様々なエネルギー事業者にわたってコストを計算することができる。他の企業、サーバ、及び/又はデバイスは、APIを使用して、データベースシステム(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)で保存されることができるユーザーの事業者データにアクセスすることができる。
【0025】
操作130で、サーバは、モデル請求書が事業者請求書と一致するかを決定することで、エネルギー事業者によって発行された事業者請求書の正確性を決定することができる。操作140で、サーバは、モデルの請求書が正確性決定に基づいて事業者請求書と一致する場合に、事業者請求書、間隔データ、及び料金が正確であると検証することができる。正確性の決定における操作は、図4A図4Gに示され、以下で述べられることができる。
【0026】
図4A図4Gは、開示された主題の実装に従って、方法100の任意の操作を示す。サーバ(例えば、サーバ50)は、図1に示される操作130で、正確性決定に基づきモデル請求書が事業者請求書と一致しない場合、通信用インターフェースを介して、通知を送信することができる。図4Aに示されるように、操作150で、正確性決定に基づきモデル請求書が事業者請求書と一致しない場合、サーバは、モデル請求書と事業者請求書との間の総エネルギー使用量を比較することができる。操作152で、モデル請求書の総エネルギー使用量が対応する事業者請求書のエネルギー使用量と一致しない場合、サーバは、1以上の操作を実施し、間隔データが不完全であるか、不整列であるかを決定することができる。
【0027】
例えば、使用量に関するモデル請求書と事業者請求書との間に不一致がある場合、サーバは間隔データとの不一致がある、及び/又はスクレイパーが誤ったデータを捉えたと決定することができる。例えば、サーバが、間隔の長さが時間の経時で変化するかどうか、又は同じままであるかどうかを決定することができる。別の例では、間隔が正確に記録され、同じタイムゾーン(例えば、世界標準時)を有するかどうかをサーバが決定することができる。更に別の例では、サーバが、各間隔期間に読み取り値(即ち、間隔データ)があるかどうかを決定することができる。他の例では、サーバは、間隔データが連続しているかどうか、又はゼロ(0)の読み取り値(即ち、間隔データがない)があり、その後データ及び/又はエネルギー使用量が増加した間隔が続くかどうかを決定することができる。サーバは、間隔の正確性を確認し、事業者請求書の正確性を決定することができる。
【0028】
図4Bに示されるように、操作154で、モデル請求書と事業者請求書との間で総エネルギー使用量に差がない場合、サーバは、モデル請求書のエネルギーコスト及び対応する事業者請求書のエネルギーコストを比較することができる。操作156で、事業者請求書のエネルギーコストが対応するモデル請求書のエネルギーコストと一致しない場合、サーバは、1以上の操作を実施し、料金が更新されたかどうかを決定することができる。即ち、事業者請求書のエネルギーコストが対応するモデル請求書のエネルギーコストと一致しない場合、料金が事業者によって更新され(例えば、事業者30の電気事業者データベース34における料金レートの更新)、データベースシステムの一部であることができる料金データベース(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)に新しいレートが追加されていないことが理由で、サーバは、不一致があるかどうかを決定することができる。幾つかの実装では、比較の結果は、データベースシステム(例えば、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62)に保存され、タイムスタンプが付けられることができる。比較の結果を用いて、モデル請求書の決定に使用される料金の正確性を決定することができる。データベースシステムの料金データベース(例えば、料金モデル58)が新しい料金レートで更新される間に、タイムスタンプは、サーバ50のサーバが、誤って返されたAPI呼び出しを行ったユーザーのデバイスと通信することを可能にすることがある。
【0029】
幾つかの実装では、図4Cに示される操作158は、図4Bの操作156の後に実施されることができる。操作158では、料金が更新されたかどうかを決定するためのサーバでの一つ以上の操作の少なくとも1つは、サーバに通信接続される料金データベースに、料金が更新されたかどうかをサーバで決定することを含むことができる。
【0030】
幾つかの実装では、図4Dに示されるような操作は、図4Bの操作156の後に実施されることができる。操作160で、モデル請求書と事業者請求書との間でエネルギーコストに差がない場合、サーバは、事業者請求書に記載された各個別コストとモデル請求書に記載された対応するコストとを比較することができる。操作162で、事業者請求書に記載された個別コストの1以上がモデル請求書に記載された対応するコストと一致しない場合、サーバは、1以上の操作を実施し、コスト不一致を決定することができる。
【0031】
幾つかの実装では、図4Eに示される操作は、図4Dに示される操作162の後に実施されることができる。操作164で、1以上の操作がコスト不一致を決定しない場合、サーバは、エネルギー事業者による請求操作の誤りがあるかどうかを決定することができる。
【0032】
幾つかの実装では、図4Eの操作164でのエネルギー事業者による請求操作の誤りがあるかどうかを決定することは、図4Fに示される操作を含むことができる。操作166で、サーバは、エネルギー事業者によるレート更新があるかどうかを決定することができる。操作168で、サーバは、コスト不一致が決定されたレート更新に基づくかどうかを決定することができる。操作170で、コスト不一致が決定されたレート更新に基づく場合、サーバは、通知を送信することができる。操作172で、決定されたレート更新は、サーバと通信接続されたデータベースシステムに保存されることができる。
【0033】
幾つかの実装では、図4Eの操作164でのエネルギー事業者による請求操作の誤りがあるかどうかの決定は、図4Gに示される操作を含むことができる。操作174で、サーバは、エネルギー事業者請求プロセスに更新があるかどうかを決定することができる。操作176で、サーバは、コスト不一致がエネルギー事業者請求プロセスへの決定された更新に基づくかどうかを決定することができる。操作178で、コスト不一致がエネルギー事業者請求プロセスへの決定された更新に基づく場合、サーバは、通知を送信することができる。操作180で、エネルギー事業者請求プロセスへの決定された更新は、サーバに通信接続されたデータベースに保存されることができる。幾つかの実装では、図4A~4Gに示されている操作で不一致が識別されない場合、不一致は、事業者の請求システムの誤りであることがあり、サーバ50は、1つ以上の操作を実施し、解決のために誤りのデータを事業者30及び/又は管理事業者コミッションで集めることができる。
【0034】
図5は、開示された主題の実装に従って、エネルギー生成システム、サーバ、データベース、及び顧客デバイスのネットワーク配置を示す。事業者30(即ち、電気事業者)は、パワーグリッドを介して一人以上の顧客に提供される電気を生成することができる。事業者30は、電気事業者顧客ポータル32を提供するサーバを含むことができ、顧客が事業者30でアカウント情報にアクセスすることを可能にすることがある。アカウント情報は、例えば、事業者請求書、支払い情報、使用エネルギー量、住所、及び連絡先情報等を含むことができる。事業者30のサーバは、1つ以上のハードウェアサーバ及び/又はクラウドサーバであることができる。電気事業者顧客ポータル32を提供する事業者30のサーバは、電気事業者データベース34に通信接続されていることができ、とりわけ、一人以上の顧客の過去の事業者請求書明細書を保存することができる。事業者30は、通信ネットワーク7を介してサーバ50に通信接続されることができる。
【0035】
サーバ50は、計算エンジン56、料金モデル58、スクレイピングされた請求データ60、及び/又はスクレイピングされた間隔データ62を含む、及び/又はそれらに通信接続されることができる、1以上のハードウェアサーバ、クラウドサーバ等であることができる。
【0036】
計算エンジン56は、図1図4Gに関連して上述したように、モデル請求書を決定することができる、及び/又は事業者請求書の正確性を決定することができるハードウェア及び/又はソフトウェアであることができる。料金モデル58は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はデータベースであることができ、これらは、料金データ、日付範囲の開始日、日付範囲の終了日、ユーザーの利用可能なスマートメータのデータ、及び/又はエネルギー使用量に基づいてモデル請求書を決定するために計算エンジン56によって使用されることができる。料金モデル58は、料金(即ち、料金の値)、及び料金の適用ルールを含むことができるハードウェア、ソフトウェア、及び/又はデータベースであることができる。
【0037】
スクレイピングされた請求データ60は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はデータベースであることができ、料金、日付範囲の開始日と終了日、請求情報、エネルギー使用量データ、その他のデータ等を保存することができる1以上のハードウェア記憶装置を含むことができる。スクレイピングされた間隔データ62は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はデータベースであることができ、事業者請求書、インターバルメータ36等からスクレイピングされることができる間隔データを保存することができる1以上のハードウェア記憶装置を含むことができる。
【0038】
事業者30、サーバ50、及び顧客デバイス20(図6に関連して後述される)は、通信ネットワーク7を介して通信接続されることができる。ネットワーク7は、ローカルネットワーク、広域ネットワーク、インターネット、又は任意の他の適切な通信ネットワーク又は複数のネットワークであることができ、有線及び/又は無線ネットワークを含む任意の適切なプラットフォームに実装されることができる。
【0039】
現在開示されている主題の実施形態は、様々な構成要素及びネットワークアーキテクチャで実装及び使用できる。図6は、デスクトップ又はラップトップコンピュータ、又はスマートフォン、タブレット等のモバイルコンピューティングデバイスであることができる例示的デバイス20である。幾つかの実装では、デバイス20を使用して、事業者30でアカウントを管理し、サーバ50等から通知及び/又はデータ検証情報等を受信することができる。デバイス20は、デバイス20の主要構成要素を相互接続するバス21を含むことができ、主要構成要素は、中央プロセッサ24、ランダムアクセスメモリー(RAM)、リードオンリーメモリー(ROM)、フラッシュRAM等のメモリ27、ディスプレイスクリーン等のユーザーディスプレイ22、キーボード、マウス、タッチスクリーン等の1以上のコントローラ及び関連するユーザー入力デバイスを含むことができるユーザー入力インターフェース26、ハードドライブ、フラッシュストレージ等の固定記憶装置23、光ディスク、フラッシュドライブ等を制御及び受信するために動作するリムーバブル媒体構成要素25、及び適切なネットワーク接続を介して1以上の遠隔装置と通信するために動作するネットワークインターフェース29が挙げられる。
【0040】
バス21は、前に記載されたように、中央プロセッサ24とRAM、ROM、及びその他のメモリを含むことができる1以上のメモリ構成要素との間のデータ通信を可能にする。通常、RAMは、オペレーティングシステムとアプリケーションプログラムがロードされるメインメモリである。ROM又はフラッシュメモリの構成要素には、他のコードの中に、周辺構成要素との相互作用等の基本的なハードウェア動作を制御する基本入出力システム(BIOS)を含むことができる。デバイス20に常駐するアプリケーションは、一般に、ハードディスクドライブ(例えば、固定記憶装置23)、光学ドライブ、フロッピーディスク、又はその他の記憶媒体等のコンピュータが読み取り可能な媒体に保存され、それを介してアクセスされる。
【0041】
固定記憶装置23は、デバイス20と一体になることもできるが、分離されて他のインターフェースを介してアクセスされることもできる。ネットワークインターフェース29は、有線又は無線接続を介して遠隔サーバへの直接接続を提供することができる。ネットワークインターフェース29は、デジタル携帯電話、WiFi、Bluetooth(R)、近距離無線通信等を含む、当業者によって容易に理解される任意の適切な技術及びプロトコルを用いて、このような接続を提供することができる。例えば、ネットワークインターフェース29は、以下で更に詳細に説明されるように、コンピュータが一つ以上のローカル、広域、又は他の通信ネットワークを介して他のコンピュータと通信することを可能にすることがある。
【0042】
他の多くのデバイス又は構成要素(示されず)が同様の方法で接続されることができる(例えば、センサー、エネルギー使用モニター等)。逆に、図5~6に示された構成要素の全ては、本開示を実践するために存在する必要はない。構成要素は、示されたものとは異なる方法で相互接続されることがある。図5~6に示されるようなデバイス20の操作は、当技術分野では容易に知られており、本出願では詳細には議論していない。本開示を実装するコードは、メモリ27、固定記憶装置23、リムーバブル媒体25の1以上等のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に、又は遠隔の記憶場所に保存されることができる。
【0043】
より一般的には、現在開示されている主題の様々な実装は、コンピュータが実装したプロセス及びそれらのプロセスを実施するための装置の形態で含まれる、又は具体化されることができる。フロッピーディスク、CD-ROM、ハードドライブ、USB(ユニバーサルシリアルバス)ドライブ、又はその他の任意の機械読み取り可能な記憶媒体等の非一時的及び/又は有形の媒体に具体化された命令を含むコンピュータプログラムコードを有するコンピュータプログラム製品の形態で、実装を具体化することもでき、それによって、コンピュータプログラムコードがコンピュータにロードされて実行されると、コンピュータは開示された主題の実装を実行するための装置となる。例えば、記憶媒体に保存される、コンピュータにロードされる及び/又はコンピュータによって実行される、又は電気配線やケーブルで、光ファイバーを介して、又は電磁放射を介して等何らかの伝送媒体を介して、伝送されるかにかかわらず、実装をコンピュータプログラムコードの形態で具体化することもでき、それによって、コンピュータプログラムコードがコンピュータにロードされて実行されると、コンピュータは開示された主題の実装を実行するための装置となる。汎用マイクロプロセッサに実装される場合、コンピュータプログラムコードセグメントは、特定の論理回路を作成するようにマイクロプロセッサを構成する。
【0044】
幾つかの構成では、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に保存されたコンピュータが読み取り可能な命令のセットが、汎用プロセッサによって実装されることができ、汎用プロセッサ又は汎用プロセッサを含むデバイスを、命令を実装又は実行するように構成された特別な目的のデバイスに変換することができる。実装は、ハードウェア及び/又はファームウェアにおける開示された主題の実装に従って、技術の全部又は一部を具体化する汎用マイクロプロセッサ及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)等のプロセッサを含むことができるハードウェアを使用して実装されることができる。プロセッサは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、又は電子情報を保存し得るその他のデバイス等のメモリに接続されることができる。メモリは、開示された主題の実装に従って技術を実施するためにプロセッサによって実行されるように適応された命令を保存することができる。
【0045】
前述の説明は、説明の目的で、特定の実装を参照して記載されている。しかしながら、上記の説明的な議論は、網羅的であることや、開示された主題の実装を開示された正確な形式に限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮すると、多くの修正や変更が可能である。これらの実装は、開示された主題の実装の原理とその実用的な用途を説明するために選択及び記載され、それによって当業者が、それらの実装を利用できるようにするだけでなく、意図された特定の用途に適した様々な修正を加えた様々な実装を利用可能にする。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図4F
図4G
図5
図6
【外国語明細書】