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公報発行日 2023年1月31
公報URL https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-14461 ログイン済みの方はこのURLへ
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※ 共同出願を含む
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【課題】減肉部の位置が不明であっても減肉位置と減肉状態を判定することができ、かつアルミニウムへの適用が可能である減肉離隔検出手段を提供する。
【解決手段】減肉離隔検出システムが、励磁コイルと検出コイルを有するプローブと、パルス電流発生器と、データ解析装置とを備える。励磁コイルは、試験体の表面に平行な単一方向Xの平行磁束を発生させ、検出コイルは、試験体の表面に直交する直交磁束を検出する。ステップS1では、異なる減肉量ΔTを有する複数の基準試験体における第2ピーク電圧差ΔV2と検出距離Lとの関係を示す複数の検量線MLを作成する。ステップS2では、実試験体に対し複数のプローブ位置XLiで第2ピーク電圧差ΔV2を算出する。ステップS3では、プローブ相対距離ΔXLと複数の第2ピーク電圧差ΔV2から検量線MLを用いて、実試験体の減肉位置と減肉状態を判定する。
【選択図】図4
本願発明者は、矩形のパルス電流を印加して試験体の表面に平行な単一方向の平行磁束を発生させ、表面に直交する直交磁束を検出することで、以下の新規の知見を得た。
(1)検出した検出電圧は、パルス電流の印加後に順に、最も高い第1ピーク電圧と、最も低い第1ボトム電圧と、第1ピーク電圧の次に高い第2ピーク電圧と、第1ボトム電圧と第2ピーク電圧の中間の一定の収束電圧と、を有する再現性の高い変化を示す。
(2)異なる減肉量を有する複数の試験体において、第2ピーク電圧と収束電圧の差である第2ピーク電圧差と、プローブから減肉開始点までの距離である検出距離との関係は、異なる減肉量毎に単一の2次曲線で表せる相関を示す。
(3)試験体の減肉部の形状(例えば、段差、スロープ、貫通孔)の影響は少ない。
(4)試験体の減肉部の体積変化の大小が第2ピーク電圧差の大小に影響している。
本発明は、上述した新規の知見に基づくものである。
本発明によれば、異なる減肉量を有する複数の基準試験体における、第2ピーク電圧差と検出距離との関係を示す複数の検量線を予め求めて記憶する。
次いで、実試験体に対し複数のプローブ位置で検出コイルに生じる検出電圧を検出してそれぞれの第2ピーク電圧差を算出する。
プローブ相対距離は、それぞれの検量線における検出距離の差に相当するので、それぞれの第2ピーク電圧差を有しかつ検出距離の差がプローブ相対距離と一致する検量線を選択することで、実試験体の減肉位置と減肉状態を判定することができる。
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