(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023146607
(43)【公開日】2023-10-12
(54)【発明の名称】美容健康機器及びそれに用いられる身体用ローラーヘッド
(51)【国際特許分類】
A61H 23/02 20060101AFI20231004BHJP
【FI】
A61H23/02 354
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022053870
(22)【出願日】2022-03-29
(71)【出願人】
【識別番号】515145607
【氏名又は名称】アーリーバード株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(72)【発明者】
【氏名】南野 平太
【テーマコード(参考)】
4C074
【Fターム(参考)】
4C074AA03
4C074AA04
4C074AA05
4C074BB01
4C074BB05
4C074CC01
4C074CC11
4C074DD02
4C074EE02
4C074EE03
4C074FF01
4C074GG01
(57)【要約】
【課題】一台で様々な部位に効果的な施術を行うことができ、利便性を向上させた美容健康機器及びそれに用いられる身体用ローラーヘッドを提供する。
【解決手段】使用者の筋肉に所定の刺激を付与する美容健康機器Xであって、使用者が把持する持ち手部hが設けられたハウジングAと、ハウジングAに格納された駆動機構Bと、駆動機構Bに設けられ、使用者の身体に当接される施術ヘッド群Cと、駆動機構B及び施術ヘッド群Cの双方に設けられ、それぞれを着脱可能に連結する着脱手段Dと、を備え、駆動機構Bは、施術ヘッド群Cを所定の方向に沿って往復振動させる伝達ユニットWを有し、施術ヘッド群Cは、使用者の筋膜の癒着を剥がすための筋膜リリースヘッドC1と、筋膜リリースヘッドC1と別体に構成され、その一端に使用者の身体上を転動するローラー部C2aが設けられた身体用ローラーヘッドC2と、を有し、駆動機構Bには、着脱手段Dを介して、筋膜リリースヘッドC1及び身体用ローラーヘッドC2の何れか一方が、互いに換装可能に装着される。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の筋肉に所定の刺激を付与する美容健康機器であって、
前記使用者が把持する持ち手部が設けられたハウジングと、前記ハウジングに格納された駆動機構と、前記駆動機構に設けられ、前記使用者の身体に当接される施術ヘッド群と、前記駆動機構及び前記施術ヘッド群の双方に設けられ、それぞれを着脱可能に連結する着脱手段と、を備え、
前記駆動機構は、前記施術ヘッド群を所定の方向に沿って往復振動させる伝達ユニットを有し、
前記施術ヘッド群は、前記使用者の筋膜の癒着を剥がすための筋膜リリースヘッドと、前記筋膜リリースヘッドと別体に構成され、その一端に前記使用者の身体上を転動するローラー部が設けられた身体用ローラーヘッドと、を有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドの何れか一方が、互いに換装可能に装着される、美容健康機器。
【請求項2】
前記ローラー部の回転軸方向は、前記身体用ローラーヘッドを前記駆動機構に取付けた状態において、前記施術ヘッド群の往復振動方向と平行とならないように構成されている、請求項1に記載の美容健康機器。
【請求項3】
前記ハウジングには、前記使用者に向かって赤色LEDを発光する、LEDランプが設けられている、請求項1又は2に記載の美容健康機器。
【請求項4】
前記着脱手段は、前記駆動機構及び前記施術ヘッド群の何れか一方に設けられ、前記施術ヘッド群の振動方向に沿って延びる筒状体と、他方に設けられ、前記筒状体に挿通されて嵌合する軸状体と、を有する、請求項3の何れかに記載の美容健康機器。
【請求項5】
前記LEDランプは、前記駆動機構に設けられた前記着脱手段の外周を囲って設けられている、請求項4に記載の美容健康機器。
【請求項6】
前記筒状体の内周面及び前記軸状体の外周面の少なくとも何れか一方には、その径方向に向かって隆起し、弾性素材により形成された隆起部が設けられ、
前記施術ヘッド群は、前記軸状体が前記筒状体に挿通されることで、前記隆起部が、前記筒状体の内周面又は前記軸状体の外周面を押圧することで、前記駆動機構に装着される、請求項4又は5に記載の美容健康機器。
【請求項7】
前記駆動機構は、前記伝達ユニットを介した前記施術ヘッド群の振動周波数を可変可能に構成されている、請求項1~6の何れかに記載の美容健康機器。
【請求項8】
前記施術ヘッド群は、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドと別体に構成され、その端部に洗体ブラシが設けられた、洗体ヘッドを有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記各ヘッドの何れかが、互いに換装可能に装着される、請求項1~7の何れかに記載の美容健康機器。
【請求項9】
前記施術ヘッド群は、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドと別体に構成され、その端部に、微弱電流を発生させることが可能な電流発生装置が設けられた、EMSヘッドを有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記各ヘッドの何れかが、互いに換装可能に装着される、請求項1~7の何れかに記載の美容健康機器。
【請求項10】
前記施術ヘッド群は、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドと別体に構成され、その端部に、前記施術ヘッド群の往復振動方向を軸に回転可能且つ表面に所定のマッサージオイルが塗布されるオイルマッサージ突起部が設けられた、オイルマッサージヘッドを有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記各ヘッドの何れかが、互いに換装可能に装着される、請求項1~7の何れかに記載の美容健康機器。
【請求項11】
請求項1~10の何れかに記載の美容健康機器に用いられる身体用ローラーヘッドであって、
その一端に設けられ、前記使用者の身体上を転動する前記ローラー部と、その他端に設けられ、前記駆動機構に着脱可能に連結する前記着脱手段と、に加え、前記着脱手段に着脱可能に取付けられる、略細長棒状体の取手部をさらに含む、身体用ローラーヘッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筋肉に振動等の刺激を与えることでマッサージ効果を得るための美容健康機器及びそれに用いられる身体用ローラーヘッドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、身体の軟部組織をリラックスさせるリハビリツールとして、筋膜リリースガンが注目を集めている。
【0003】
筋膜リリースガンは、ハンディ型のマッサージ機器であり、その前端部分が高速で振動することで、前端部分(ヘッド)と当接した所定の部位に高周波の衝撃が作用し、筋膜の癒着を剥がす、即ち筋膜リリースを行うことができる。
これにより、所定の部位の凝りが解消される。
【0004】
このような筋膜リリースガンに関する発明として、例えば、特許文献1には、マッサージの効果及び作業の効率が高め、稼働時の安定性させた、筋膜リリースガンに関する発明が記載されている。
【0005】
また、特許文献2には、マッサージできる筋肉の面積を広げて、筋肉のリラックス効率を向上させることができる筋膜リリースガンに関する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3232352号公報
【特許文献2】実用新案登録第3236067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記した特許文献1及び特許文献2に記載の筋膜リリースガンは、ヘッドの形状や大きさを変更することができないため、一台で様々な部位に効果的な施術を行うことができない、という問題があった
【0008】
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、一台で様々な部位に効果的な施術を行うことができ、利便性を向上させた美容健康機器及びそれに用いられる身体用ローラーヘッドを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、使用者の筋肉に所定の刺激を付与する美容健康機器であって、
前記使用者が把持する持ち手部が設けられたハウジングと、前記ハウジングに格納された駆動機構と、前記駆動機構に設けられ、前記使用者の身体に当接される施術ヘッド群と、前記駆動機構及び前記施術ヘッド群の双方に設けられ、それぞれを着脱可能に連結する着脱手段と、を備え、
前記駆動機構は、前記施術ヘッド群を所定の方向に沿って往復振動させる伝達ユニットを有し、
前記施術ヘッド群は、前記使用者の筋膜の癒着を剥がすための筋膜リリースヘッドと、前記筋膜リリースヘッドと別体に構成され、その一端に前記使用者の身体上を転動するローラー部が設けられた身体用ローラーヘッドと、を有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドの何れか一方が、互いに換装可能に装着される。
【0010】
本発明によれば、駆動機構に、着脱手段を介して、筋膜リリースヘッド及び身体用ローラーヘッドの何れか一方が、互いに換装可能に装着されることで、使用者は、本美容健康機器一台で、筋膜リリースのみならず、身体用ローラーヘッドによる身体マッサージを行うことが可能となる。
【0011】
本発明の好ましい形態では、前記ローラー部の回転軸方向は、前記身体用ローラーヘッドを前記駆動機構に取付けた状態において、前記施術ヘッド群の往復振動方向と平行とならないように構成されている。
【0012】
このような構成とすることで、使用者は、自身の手を動かさなくとも、伝達ユニットによる身体用ローラーヘッドの往復振動動作でもって、身体に当接させたローラー部を転動させることができ、より容易な身体マッサージが可能となる。
【0013】
本発明の好ましい形態では、ハウジングには、使用者に向かって赤色LEDを発光する、LEDランプが設けられている。
【0014】
このような構成とすることで、特に、身体用ローラーヘッドを取付けた状態において、使用者は、自身の顔面をマッサージしながら、赤色LEDを顔面に照射させ、ニキビ・しわ・しみ・くすみ跡等を改善させることが可能となる。
【0015】
本発明の好ましい形態では、前記着脱手段は、前記駆動機構及び前記施術ヘッド群の何れか一方に設けられ、前記施術ヘッド群の振動方向に沿って延びる筒状体と、他方に設けられ、前記筒状体に挿通されて嵌合する軸状体と、を有する。
【0016】
このような構成とすることで、簡易な構成で、容易に駆動機構と施術ヘッド群との着脱作業・換装作業を行うことが可能となる。
【0017】
本発明の好ましい形態では、LEDランプは、前記駆動機構に設けられた前記着脱手段の外周を囲って設けられている。
【0018】
このような構成とすることで、身体用ローラーヘッドによりマッサージを行っている顔面に、無駄なく確実に赤色LEDを照射することができ、美容効果をより向上させることが可能となる。
【0019】
本発明の好ましい形態では、前記筒状体の内周面及び前記軸状体の外周面の少なくとも何れか一方には、その径方向に向かって隆起し、弾性素材により形成された隆起部が設けられ、前記施術ヘッド群は、前記軸状体が前記筒状体に挿通されることで、前記隆起部が、前記筒状体の内周面又は前記軸状体の外周面を押圧することで、前記駆動機構に装着される。
【0020】
このような構成とすることで、着脱作業・換装作業の容易性を維持しつつ、施術ヘッド群を取付けた際の取付け強度を向上させることが可能となる。
【0021】
本発明の好ましい形態では、前記駆動機構は、前記伝達ユニットを介した前記施術ヘッド群の振動周波数を可変可能に構成されている。
【0022】
このような構成とすることで、使用者は、所望の部位の凝りの度合い等に合わせて、適切な振動周波数を選択することができ、本美容健康機器の利便性が向上する。
【0023】
本発明の好ましい形態では、前記施術ヘッド群は、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドと別体に構成され、その端部に洗体ブラシが設けられた洗体ヘッドを有し、前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記各ヘッドの何れかが、互いに換装可能に装着される。
【0024】
このような構成とすることで、使用者は、筋膜リリースや身体マッサージのみならず、適宜ボディソープ等を身体に塗布したうえで、本美容健康機器により、身体マッサージを行いながら、洗体ブラシにより身体を洗うことが可能となる。
【0025】
本発明の好ましい形態では、前記施術ヘッド群は、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドと別体に構成され、その端部に、微弱電流を発生させることが可能な電流発生装置が設けられたEMSヘッドを有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記各ヘッドの何れかが、互いに換装可能に装着される。
【0026】
このような構成とすることで、使用者は、筋膜リリースや身体マッサージのみならず、本美容健康機器により、身体マッサージを行いながら、電流発生装置C4aによるマッサージを行うことが可能となる。
【0027】
本発明の好ましい形態では、前記施術ヘッド群は、前記筋膜リリースヘッド及び前記身体用ローラーヘッドと別体に構成され、その端部に、前記施術ヘッド群の往復振動方向を軸に回転可能且つ表面に所定のマッサージオイルが塗布されるオイルマッサージ突起部が設けられた、オイルマッサージヘッドを有し、
前記駆動機構には、前記着脱手段を介して、前記各ヘッドの何れかが、互いに換装可能に装着される。
【0028】
このような構成とすることで、使用者は、筋膜リリースや顔面マッサージのみならず、本美容健康機器により、身体をマッサージしながら、オイルマッサージ突起部によるオイルマッサージを行うことが可能となる。
【0029】
また、本発明は、上記の美容健康機器に用いられる身体用ローラーヘッドであって、
その一端に設けられ、前記使用者の身体上を転動する前記ローラー部と、その他端に設けられ、前記駆動機構に着脱可能に連結する前記着脱手段と、に加え、前記着脱手段に着脱可能に装着される、略細長棒状体の取手部をさらに含む。
【0030】
本発明によれば、使用者は、取手部を把持し、振動動作を伴わない、従来のローラー部による身体マッサージを、手軽に行うことが可能となる。
【発明の効果】
【0031】
本発明によれば、一台で様々な部位に効果的な施術を行うことができ、利便性を向上させた美容健康機器及びそれに用いられる身体用ローラーヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【
図1】本発明の実施形態に係る美容健康機器の斜視図である。
【
図2】本発明の実施形態に係るハウジングを示す図であって、(a)背面図、(b)底面図である。
【
図3】本発明の実施形態に係るハウジングの内部の概略構造を示すPP´線断面図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る施術ヘッド群を示す平面図である。
【
図5】本発明の実施形態に係る美容健康機器の使用方法の説明図である。
【
図6】本発明の実施形態に係る美容健康機器の使用方法の説明図である。
【
図7】本発明の実施形態に係る美容健康機器の使用方法の説明図である。
【
図8】本発明の実施形態に係る美容健康機器の使用方法の説明図である。
【
図9】本発明の実施形態に係る他の施術ヘッド群を示す図である。
【
図10】本発明の実施形態に係る他の施術ヘッド群を示す図である。
【
図11】本発明の実施形態に係る他の施術ヘッド群を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る美容健康機器について説明する。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。
また、これらの図において、符号1は、本実施形態に係る美容健康機器を示す。
【0034】
図1に示すように、美容健康機器Xは、使用者の筋肉に所定の刺激を付与するものであって、使用者が把持する持ち手部が設けられたハウジングAと、ハウジングAに格納された駆動機構Bと、駆動機構Bに設けられ、使用者の身体に当接される施術ヘッド群Cと、駆動機構B及び施術ヘッド群Cの双方に設けられ、それぞれを着脱可能に連結する着脱手段Dと、を備えている。
なお、本実施形態における「身体」は、頭部や顔面、胴部、脚部等、人体の全身のことを意味している。
【0035】
なお、
図1では、施術ヘッド群Cの内、後述する筋膜リリースヘッドC1が装着された状態を示している。
また、以下説明の便宜上、
図1に示すx軸方向を前方、z軸方向を上方と称することとする。
【0036】
ハウジングAは、その前面が前方に山なりに湾曲するように形成された第一ハウジングA1と、第一ハウジングA1から前方に向かって突設された、略円筒状の第二ハウジングA2と、を有している。
また、第一ハウジングA1における、第二ハウジングA2よりも下方の部分が、使用者が把持する持ち手部hとして構成されている。
【0037】
ハウジングAについて、さらに詳述すれば、
図2(a)に示すように、第一ハウジングA1の底面には、施術ヘッド群Cの振動周波数の可変や電源のON・OFFの制御、後述するLEDランプLの点灯を実行するための操作ボタンA11と、後述するバッテリーをB1充電するための充電端子A12と、が設けられている。
また、
図2(b)に示すように、第一ハウジングA1の背面には、施術ヘッド群Cの振動周波数を段階的に表示する表示部A13が設けられている。
【0038】
操作ボタンA11は、後述する制御部B2を介して、施術ヘッド群Cの振動周波数を、複数の段階に可変可能に構成されており、複数の段階には、それぞれに所定の振動周波数が設定されている。
充電端子A12は、例えばUSB端子が好適に用いられるが、これに限定されない。
表示部A13は、本実施形態においては、操作ボタンA11により可変可能な振動周波数の段階数に対応して、4つのLEDランプとして構成されている。
【0039】
なお、第一ハウジングA1は、正面視(或いは背面視)における前面の面積が、後面の面積よりも大きくなるように、その側面が傾斜している。
また、第一ハウジングA1は、
図2(a)に示すように、前面だけでなく後面も、後方に山なりに湾曲するように形成されている。
これにより、使用者がハウジングAを把持した際の、手へのフィット感が向上する。
【0040】
図3に示すように、駆動機構Bは、施術ヘッド群Cを所定の方向に沿って往復振動させる伝達ユニットWと、伝達ユニットWに電力を供給するバッテリーB1と、操作ボタンA11を介して、伝達ユニットWの動作等を制御する制御部B2と、を有している。
なお、
図3において、バッテリーB1や制御部B2、後述する駆動モータW1、軸受W24、軸受W32、操作ボタンA11、充電端子A12、表示部A13については、断面で示していない。
【0041】
伝達ユニットWは、駆動モータW1と、偏心輪部W2と、連接ロッドW3と、を含む。
【0042】
駆動モータW1は、例えばブラシレスモータが好適に用いられ、第一ハウジングA1の上部に格納された駆動モータ本体W11と、下方に突出されたモータ軸W12と、により構成されている。
【0043】
なお、駆動モータ本体W11は、第一ハウジングA1の上部に設けられた第一支持板t1により支持されている。
また、第一支持板t1には、その略中央に貫通孔が設けられ、モータ軸W12は、この貫通孔に挿通されている。
【0044】
偏心輪部W2は、モータ軸W12が連結される偏心輪部本体W21と、偏心輪部本体W21の中程に形成された偏心接続軸W22と、偏心輪部本体W21の下方から突設された回転軸W23と、回転軸W23を支持する軸受W24と、により構成されている。
偏心接続軸W22の中心軸は、モータ軸W12に対して偏心しており、回転軸W23の中心軸は、モータ軸W12と略同軸上に配置されている。
【0045】
なお、軸受W24は、第一ハウジングA1の中程に設けられた第二支持板t2により支持されている。
また、第二支持板t2には、その略中央に溝部が設けられ、軸受W24は、この溝部に嵌め込まれている。
【0046】
連接ロッドW3は、前後方向に延びる略四角柱状の連接ロッド本体W31と、連接ロッド本体W31の両端に設けられた軸受W32と、により構成されている。
後方の軸受W32は、偏心接続軸W22に取付けられ、前方の軸受W32は、着脱手段Dを構成する筒状体D1に取付けられる。
【0047】
上記した構成により、伝達ユニットWは、筒状体D1を前後方向に沿って往復振動させるスライダクランク機構として構成されている。
【0048】
バッテリーB1は、第一ハウジングA1における持ち手部hの内部に固定されている。
制御部B2は、バッテリーB1の後方に隣接して設けられた薄型基板である。
【0049】
なお、バッテリーB1は、導線(図示せず)を介して、駆動モータW1及び制御部B2それぞれに、電気的に接続されることで、駆動モータW1及び制御部B2それぞれに、電力を供給する。
また、制御部B2は、導線を介して、駆動モータW1に電気的に接続されることで、駆動モータW1の回転動作を制御する。
【0050】
ハウジングAの内部構造について、さらに詳述すれば、第二ハウジングA2の前端部には、使用者に向かって赤色LEDを発光する、LEDランプLが設けられている。
【0051】
LEDランプLは、筒状体D1の外周を囲って設けられた隔壁A21により形成された格納空間Rの内部に格納されており、筒状体D1の外周に沿って、所定の間隔を置いて複数配置されている。
また、LEDランプLは、格納空間Rの前端部を閉塞する半透明の発光窓A22を介して、外部に赤色LEDを発光する。
なお、LEDランプLは、導線(図示せず)を介して、制御部B2に電気的に接続されている。
【0052】
図4に示すように、施術ヘッド群Cは、使用者の筋膜の癒着を剥がすための筋膜リリースヘッドC1と、筋膜リリースヘッドC1と別体に構成され、その一端に使用者の身体上を転動するローラー部C2aが設けられた身体用ローラーヘッドC2と、を有している。
また、上記した施術ヘッド群Cが有する各ヘッドには、その後端に、着脱手段Dを構成する軸状体D2が設けられている。
【0053】
着脱手段Dは、上記したように、筒状体D1と、軸状体D2と、を有している。
【0054】
筒状体D1は、
図3に示すように、前後方向に沿って延びる、略円筒状の筒状体本体D1aと、筒状体本体D1aの後端に連接され、軸受W32に支持される、断面略L字状の円柱状体である連結片D1bと、により構成されている。
【0055】
筒状体本体D1aの内周面には、後述する隆起部D2bが嵌合する嵌合溝gが形成されている。
【0056】
軸状体D2は、
図4に示すように、筒状体本体D1aに挿通される、略円柱状の軸状体本体D2aと、軸状体本体D2aの外周面に設けられる隆起部D2bと、軸状体本体D2aの前方端部から延設される段付き軸部D2cと、により構成されている。
【0057】
隆起部D2bは、弾性素材により形成された略リング状体であり、軸状体本体D2aの外周面に固着されることで、径方向外方に向かって隆起している。
また、隆起部D2bは、軸状体本体D2aの軸方向に所定の間隔を空けて複数(本実施形態においては2か所)設けられている。
【0058】
なお、筋膜リリースヘッドC1には、ウレタン等の硬質スポンジ体により構成された、略円球状の筋膜リリースヘッド本体C1aと、軸状体D2と、が設けられている。
また、身体用ローラーヘッドC2には、一対のローラー部C2aと、各ローラー部C2aから延びるローラー軸部C2bと、各ローラー軸部C2bと軸状体D2とを連結する連結軸C2cと、軸状体D2と、が設けられている。
【0059】
以下、
図5~
図8を用いて、美容健康機器Xの使用方法について説明する。
【0060】
使用者は、身体の凝りをほぐしたい場合には、
図1に示した状態、即ち、筒状体D1に筋膜リリースヘッドC1を装着した状態で、操作ボタンA11を押圧操作し、駆動機構Bの電源のONにする。
これにより、
図5に示すうように、筋膜リリースヘッドC1は、伝達ユニットW(及び筒状体D1)を介して、前後方向に沿って高速で振動する。
なお、駆動機構Bの電源のONにした際に、LEDランプLが点灯する。
【0061】
そして、使用者は、この状態とした美容健康機器Xを、持ち手部Hにより把持し、筋膜リリースヘッド本体C1aを、凝りをほぐしたい所望の部位に当接させる。
これにより、筋膜リリースヘッド本体C1aが、所望の部位に繰り返し衝突し、筋膜の癒着を剥がす、即ち筋膜リリースが行われる。
【0062】
また、使用者は、操作ボタンA11を所定の回数押圧操作することで、モータ軸W12の回転速度を段階的に上昇させ、これに伴い、筋膜リリースヘッドC1の振動周波数を上昇させることができる。
これにより、筋膜リリースヘッド本体C1aにおける、所望の部位への衝突時の力と単位時間当たりの衝突回数が上昇する。
【0063】
なお、本実施形態においては、例えば、予め設定された振動周波数の段階を四段階とし、操作ボタンA11を押圧する毎に、振動周波数が一段階ずつ上昇していく構成とすることができる。
また、本実施形態においては、例えば、操作ボタンA11の一定時間の長押しにより、駆動機構Bの電源のON・OFFが制御される構成とすることができ、電源をONした際に、一段階目の振動周波数で、伝達ユニットWが往復振動する構成とすることができる。
【0064】
また、本実施形態においては、例えば、振動周波数の上記各段階(即ち、操作ボタンA11の押圧回数)に合わせて、表示部A13の各LEDランプが、下から一つずつ点灯していく構成とすることができる。
また、本実施形態においては、例えば、電源をONした状態で、常時LEDランプLが点灯する構成とすることができるし、LEDランプLの点灯・消灯を制御する操作ボタンが、別途設けられていても良い。
【0065】
使用者は、身体マッサージを行いたい場合には、
図6に示すように、筋膜リリースヘッドC1(軸状体D2)を筒状体D1(筒状体本体D1a)から引抜き、身体用ローラーヘッドC2の軸状体D2を筒状体D1(筒状体本体D1a)に押し込む。
これにより、隆起部D2bが、筒状体本体D1aの内周面を押圧する態様で、軸状体本体D2aが筒状体本体D1aに嵌め込まれ、筋膜リリースヘッドC1が、身体用ローラーヘッドC2に換装される。
【0066】
次に、使用者は、操作ボタンA11を押圧操作し、駆動機構Bの電源のONにすることで、筋膜リリースヘッドC1が装着された場合と同様に、
図7に示すように、身体用ローラーヘッドC2が前後方向に沿って高速で振動する。
【0067】
そして、使用者は、この状態とした美容健康機器Xを、持ち手部Hにより把持し、自身の身体上で、各ローラー部C2aを転動させる。
これにより、各ローラー部C2aが、使用者の身体を一定の間隔で押圧しながら転動するため、効果的な身体マッサージを行うことができる。
【0068】
ここで、
図7に示すように、各ローラー部C2aの回転軸方向d2は、身体用ローラーヘッドC2を駆動機構Bに取付けた状態において、前後方向(施術ヘッド群の往復振動方向d1)と、平面視で交差するように(平行とならないように)構成されている。
これにより、使用者は、自身の手を動かさなくとも、一方のローラー部C2aの側面を自身の身体に当接させることで、身体用ローラーヘッドC2の前後方向の振動でもって自動的に、一方のローラー部C2aにおける、回転軸方向d2の時計周り・反時計回りの微小回転が、身体上で繰返し行われる。
【0069】
なお、使用者は、操作ボタンA11を押圧操作し、身体用ローラーヘッドC2の振動動作を停止させることで、各ローラー部C2aによる、振動動作を伴わない身体マッサージを行うこともできる。
【0070】
ここで、
図8に示すように、身体用ローラーヘッドC2は、各ローラー部C2aと、ローラー軸部C2bと、連結軸C2cと、軸状体D2と、に加え、軸状体D2に着脱可能に取付けられる、略細長棒状体の取手部Hをさらに含む。
【0071】
取手部Hは、使用者が把持する取手部本体H1と、取手部本体H1の一端に連接され、軸状体D2が押し込まれる、略円筒状の筒状体H2と、により構成されている。
【0072】
このように構成することで、使用者は、
図8(a)から
図8(b)に示すように、身体用ローラーヘッドC2の軸状体D2を、筒状体H2の内部に押し込むことで、軸状体D2を筒状体H2に連結することができる。
これにより、使用者は、取手部本体H1を把持し、振動動作を伴わない、各ローラー部C2aによる身体マッサージを、手軽に行うことができる。
【0073】
本実施形態によれば、使用者は、美容健康機器X一台で、筋膜リリースのみならず、身体用ローラーヘッドC2による身体マッサージを行うことが可能となる。
【0074】
また、ローラー部C2aの回転軸方向d2が、施術ヘッド群Cの往復振動方向d1と平行とならないように構成されていることで、使用者は、自身の手を動かさなくとも、伝達ユニットWによる身体用ローラーヘッドC2の往復振動動作でもって、身体に当接させたローラー部C2aを転動させることができ、より容易な身体マッサージが可能となる。
【0075】
また、LEDランプLにより、特に、身体用ローラーヘッドC2を取付けた状態において、使用者は、顔面へのマッサージを行いながら、赤色LEDを顔面に照射させ、顔面上のニキビ・しわ・しみ・くすみ跡等を改善させることが可能となる。
【0076】
また、着脱手段Dが、駆動機構Bに設けられる筒状体D1と、施術ヘッド群Cに設けられる軸状体D2と、を有することで、簡易な構成で、容易に駆動機構Bと施術ヘッド群Cとの着脱作業・換装作業を行うことが可能となる。
【0077】
また、LEDランプLが、筒状体D1の外周を囲って設けられていることで、身体用ローラーヘッドC2によりマッサージを行っている顔面に、無駄なく、確実に赤色LEDを照射することができ、美容効果をより向上させることが可能となる。
【0078】
また、軸状体D2の外周面に、その径方向に向かって隆起し、弾性素材により形成された隆起部D2bが設けられていることで、着脱作業・換装作業の容易性を維持しつつ、施術ヘッド群Cを取付けた際の取付け強度を向上させることが可能となる。
【0079】
また、駆動機構Bが、伝達ユニットWを介した施術ヘッド群Cの振動周波数を可変可能に構成されていることで、使用者は、所望の部位の凝りの度合い等に合わせて、適切な振動周波数を選択することができ、美容健康機器Xの利便性が向上する。
【0080】
また、身体用ローラーヘッドC2が、取手部Hをさらに含むことで、使用者は、取手部Hを把持し、振動動作を伴わない、従来のローラー部C2aによる身体マッサージを、手軽に行うことが可能となる。
【0081】
なお、上述の実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0082】
例えば、本実施形態においては、筒状体D1が駆動機構Bに、軸状体D2が施術ヘッド群Cに、それぞれ設けられている例を示したが、軸状体D2が駆動機構Bに、筒状体D1が施術ヘッド群Cに、それぞれ設けられていても良い。
また、本実施形態においては、隆起部D2bが軸状体D2の外周面に設けられている例を示したが、筒状体D1の内周面に設けられていても良い。
【0083】
さらに、施術ヘッド群Cは、筋膜リリースヘッドC1や身体用ローラーヘッドC2だけでなく、その使用目的に合わせて、種々の形状や機能を有したヘッドを有していても良い。
【0084】
以下、
図9~
図11を用いて、施術ヘッド群Cが有していても良い、筋膜リリースヘッドC1及び身体用ローラーヘッドC2以外のヘッドについて説明する。
なお、以下に示す各ヘッドは、全て、駆動機構Bに対して互いに換装可能となるように、その後端に、筋膜リリースヘッドC1及び身体用ローラーヘッドC2と同様に、軸状体D2が設けられている。
【0085】
図9(a)に示すように、施術ヘッド群Cは、その前端部に洗体ブラシC3aが設けられた洗体ヘッドC3を有している。
なお、
図9(a)は洗体ヘッドC3の平面図である。
【0086】
洗体ブラシC3aは、例えば全体として、シリコン等の柔軟性を有する素材により形成される。
【0087】
図9(b)及び(c)に示すように、施術ヘッド群Cは、その前端部に微弱電流を発生させることが可能な電流発生装置C4aが設けられたEMSヘッドC4を有している。
なお、
図9(b)はEMSヘッドC4の平面図、
図9(c)はEMSヘッドC4の底面図である。
【0088】
電流発生装置C4aの上面は、山なり湾曲した形状を呈しており、上面全体が、微弱電流が流れる電極として構成されており、電流発生装置C4aの内部には、上面に微弱電流を流すための電圧を印加する制御回路やバッテリー等が内蔵されている。
また、電流発生装置C4aの底面には、制御回路に電圧を印加する制御信号は発信する操作ボタンC4a1と、バッテリーの充電を行うための充電端子C4a2と、微弱電流の強度を表示する3つのLEDランプである表示部C4a3と、が設けられている。
さらに、操作ボタンC4a1は、微弱電流の強度を、複数の段階に可変可能に構成されており、複数の段階には、それぞれに所定の電流強度が設定されている。本実施形態においては、3段階に可変可能であり、段階に応じて、各表示部C4a3が点灯する。
【0089】
図10(a)及び(b)に示すように、施術ヘッド群Cは、その前端部にツボ押し面状体C5aが設けられたツボ押しヘッドC5を有している。
なお、
図10(a)はツボ押しヘッドC5の平面図、
図10(b)はツボ押しヘッドC5の側面図である。
【0090】
ツボ押し面状体C5aは、所定の金属素材により形成され、側面視で前方に向かって滑らかに湾曲している。
また、ツボ押しヘッドC5には、軸状体D2の前端から延設され、前端が山なり形状となされた延設部C5bと、ツボ押し面状体C5aの後面と延設部C5bの前端とを連結する、側面視で略くの字状且つ細長棒状体の連結ロッドC5cと、が設けられている。
【0091】
図10(c)及び(d)に示すように、施術ヘッド群Cは、その前端部にツボ押し突起部C6aが設けられたツボ押しヘッドC6を有している。
なお、
図10(c)はツボ押しヘッドC6の平面図、
図10(d)はツボ押しヘッドC6の側面図である。
【0092】
ツボ押し突起部C6aは、所定の金属素材により形成され、正面視で略T字状を呈している。
また、ツボ押しヘッドC6には、軸状体D2の前端から延設され、前端が山なり形状となされた延設部C6bが設けられている。
【0093】
図11(a)及び(b)に示すように、施術ヘッド群Cは、その前端部に一対のツボ押し突起部C7aが設けられたツボ押しヘッドC7を有している。
なお、
図11(a)はツボ押しヘッドC7の平面図、
図11(b)はツボ押しヘッドC7の側面図である。
【0094】
ツボ押し突起部C7aは、所定の金属素材により形成され、その前端に向って山なりに湾曲した形状を呈している。
また、ツボ押しヘッドC7には、軸状体D2の前端から延設された延設部C7bと、各ツボ押し突起部C7aと延設部C7bとを連結する、正面視で略U字状の且つ細長棒状体の連結ロッドC7cと、が設けられている。
【0095】
図11(c)及び(d)に示すように、施術ヘッド群Cは、その前端部にオイルマッサージ突起部C8aが設けられたオイルマッサージヘッドC8を有している。
なお、
図11(c)はオイルマッサージヘッドC8の平面図、
図11(d)はオイルマッサージヘッドC8の側面図である。
【0096】
オイルマッサージ突起部C8aは、所定の金属素材により形成され、正面視で略T字状を呈している。
また、オイルマッサージ突起部C8aは、前後方向を軸に回転可能に構成され、その左右方向に延びる部分の一側面は、上下に波打つ波状面として構成されている。
また、オイルマッサージヘッドC8には、軸状体D2の前端から延設され、オイルマッサージ突起部C8aを回転可能に支持する延設部C8bが設けられている。
【0097】
使用者は、洗体ヘッドC3を、着脱手段Dを介して伝達ユニットWに取付けることで、適宜ボディソープ等を身体に塗布したうえで、洗体ヘッドC3全体の振動動作により身体マッサージを行いながら、洗体ブラシC3aにより身体を洗うことが可能となる。
【0098】
また、使用者は、EMSヘッドC4を、着脱手段Dを介して伝達ユニットWに取付けることで、EMSヘッドC4全体の振動動作により身体マッサージを行いながら、電流発生装置C4aによるEMSマッサージを行うことが可能となる。
【0099】
また、使用者は、ツボ押しヘッドC5~C7を、着脱手段Dを介して伝達ユニットWに取付けることで、ツボ押しヘッドC5~C7全体の振動動作により、ツボ押し面状体C5aやツボ押し突起部C6a、C7aよる身体の所望の部位のツボ押しを、容易に行うことが可能となる。
【0100】
また、使用者は、オイルマッサージヘッドC8を、着脱手段Dを介して伝達ユニットWに取付けることで、適宜マッサージオイルを腹部や臀部等に塗布したうえで、オイルマッサージヘッドC8全体の振動動作により腹部や臀部等をマッサージしながら、オイルマッサージ突起部C8aによるオイルマッサージを行うことが可能となる。
なお、使用者は、オイルマッサージ突起部C8aの波状面を身体に当接させながら、オイルマッサージ突起部C8aを、腹部や臀部上で滑らせる。このとき、オイルマッサージ突起部C8aが、身体の形状に合わせて回転するため、スムーズなマッサージ動作が可能となる。
【符号の説明】
【0101】
X 美容健康機器
A ハウジング
A1 第一ハウジング
A2 第二ハウジング
L LEDランプ
B 駆動機構
W 伝達ユニット
B1 バッテリー
B2 制御部
C 施術ヘッド群
C1 筋膜リリースヘッド
C2 身体用ローラーヘッド
D 着脱手段
D1 筒状体
D2 軸状体