IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ パナソニックIPマネジメント株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-貯水タンク 図1
  • 特開-貯水タンク 図2
  • 特開-貯水タンク 図3
  • 特開-貯水タンク 図4
  • 特開-貯水タンク 図5
  • 特開-貯水タンク 図6
  • 特開-貯水タンク 図7
  • 特開-貯水タンク 図8
  • 特開-貯水タンク 図9
  • 特開-貯水タンク 図10
  • 特開-貯水タンク 図11
  • 特開-貯水タンク 図12
  • 特開-貯水タンク 図13
  • 特開-貯水タンク 図14
  • 特開-貯水タンク 図15
  • 特開-貯水タンク 図16
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023147449
(43)【公開日】2023-10-13
(54)【発明の名称】貯水タンク
(51)【国際特許分類】
   F24F 6/00 20060101AFI20231005BHJP
【FI】
F24F6/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022054948
(22)【出願日】2022-03-30
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】松下 雄次
(72)【発明者】
【氏名】石黒 真衣
【テーマコード(参考)】
3L055
【Fターム(参考)】
3L055BA01
3L055DA02
(57)【要約】
【課題】貯水タンクを運ぶときに、貯水タンクに滴下する水の入り口である貯水蓋の孔から飛び出し、水が漏れることを抑制する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】本体ケース1内に着脱自在に設けられ、上方が開口し、水を貯水する横長の貯水ケース60と、貯水ケース60の上方の開口を覆う横長の貯水蓋61と、を備え、貯水蓋61は、貯水蓋61の上方から滴下する水滴を受ける下方に凹んだ受け部64と、受け部64に設けられた孔65と、を有している。孔65は、貯水蓋61における長手方向の一方側に配置され、貯水蓋61において、貯水蓋61の孔65と、貯水蓋61における長手方向の一方側の貯水ケース60の側面との間には、貯水ケース60内の水が揺れ、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、孔へ跳ねることを抑制する水跳抑制部66を設けたことを特徴とする貯水タンク。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体ケース内に着脱自在に設けられ、上方が開口し、水を貯水する横長の貯水ケースと、
前記貯水ケースの上方の前記開口を覆う横長の貯水蓋と、を備え、
前記貯水蓋は、
前記貯水蓋の上方から滴下する水滴を受ける下方に凹んだ受け部と、
前記受け部に設けられた孔と、を有し、
前記孔は、前記貯水蓋における長手方向の一方側に配置され、
前記貯水蓋において、前記貯水蓋の前記孔と、前記貯水蓋における長手方向の一方側の前記貯水ケースの側面との間には、前記貯水ケース内の水が揺れ、前記貯水ケースの側面に当り跳ねた水が、前記孔へ跳ねることを抑制する水跳抑制部を設けたことを特徴とする貯水タンク。
【請求項2】
前記水跳抑制部は、前記貯水蓋において上方に膨らんだ膨張部分を有することを特徴とする請求項1に記載の貯水タンク。
【請求項3】
前記膨張部分における前記貯水蓋の短手方向の寸法は、前記孔における前記貯水蓋の短手方向の寸法より大きいことを特徴とする請求項2に記載の貯水タンク。
【請求項4】
前記水跳抑制部は、前記貯水蓋における前記孔と前記膨張部分との間である前記貯水蓋の下面から下方に延びる第1突起部分を有することを特徴とする請求項2または3に記載の貯水タンク。
【請求項5】
前記第1突起部分は、前記貯水蓋の短手方向が長辺である横長平板形状であり、
前記第1突起部分における前記貯水蓋の短手方向の寸法は、
前記孔における前記貯水蓋の短手方向の寸法より大きいことを特徴とする請求項4に記載の貯水タンク。
【請求項6】
前記第1突起部分の下端は、前記孔より下方に配置されていることを特徴とする請求項4または5に記載の貯水タンク。
【請求項7】
前記受け部は、前記貯水蓋における長手方向の一方側から他方側に向かって傾斜する傾斜面である第1傾斜面と、
前記第1傾斜面と隣り合い前記貯水蓋における短手方向の一方側から他方側に向かって傾斜する傾斜面である第2傾斜面と、
前記第1傾斜面と隣り合い前記貯水蓋における短手方向の他方側から一方側に向かって傾斜する傾斜面である第3傾斜面と、を有し、
前記受け部は、前記貯水蓋における短手方向の一方側寄りに設けられ、
前記孔は、前記第3傾斜面に設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の貯水タンク。
【請求項8】
前記受け部の周縁部から下方に延びる第2突起部分を有し、
前記第1突起部分の一部は、前記受け部の周縁部から下方に延び、
前記第2突起部分と前記第1突起部分の一部とによって環形状となることを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の貯水タンク。
【請求項9】
前記貯水ケースの底面は、
前記受け部の前記孔の下方から前記貯水ケースの長手方向における他方側へ徐々に下がる傾斜面である傾斜底部と、
前記貯水ケースの長手方向における一方側の前記傾斜底部の端から前記貯水ケースの長手方向における一方側へ延びる水平面である水平底部と、を有していることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の貯水タンク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和装置内で滴下する水を貯水し、空気調和装置から取り外し、水を貯水した状態でシンク等へ持ち運びができる貯水タンクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の貯水タンクは、除湿された水分をためて利用することを前提とし、貯水タンクは上面に除湿機の運転により除湿された水分を取り込むための孔と、手で持つための取っ手と、側面に除湿された水分を排水するための排水用開口部と、を備えていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-203137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来例の貯水タンクは、貯水タンクを運ぶ際に、貯水タンク内の水が揺れ、貯水タンクの側面に当り、跳ねた水が上面の孔から飛び出し、水が漏れるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして、この目的を達成するために、本発明は、本体ケース内に着脱自在に設けられ、上方が開口し、水を貯水する横長の貯水ケースと、前記貯水ケースの上方の前記開口を覆う横長の貯水蓋と、を備え、前記貯水蓋は、前記貯水蓋の上方から滴下する水滴を受ける下方に凹んだ受け部と、前記受け部に設けられた孔と、を有し、前記孔は、前記貯水蓋における長手方向の一方側に配置され、前記貯水蓋において、前記貯水蓋の前記孔と、前記貯水蓋における長手方向の一方側の前記貯水ケースの側面との間には、前記貯水ケース内の水が揺れ、前記貯水ケースの側面に当り跳ねた水が、前記孔へ跳ねることを抑制する水跳抑制部を設けたことを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0006】
以上のように本発明は、貯水タンクを運ぶときに、貯水タンクに滴下する水の入り口である貯水蓋の孔から飛び出し、水が漏れることを抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の実施の形態1の空気調和装置の斜視図
図2】同空気調和装置の扉を開いた状態の斜視図
図3】同空気調和装置の構造を示す断面図
図4】同空気調和装置の貯水部の斜視図
図5】同空気調和装置の内部構造を示す斜視図
図6】同空気調和装置の貯水部の斜視図
図7】同空気調和装置の貯水部の平面図
図8】同空気調和装置の貯水部の平面図
図9】同空気調和装置の給水手段の斜視図
図10】同空気調和装置の貯水タンクの斜視図
図11】同空気調和装置の貯水タンクの斜視図
図12】同空気調和装置の貯水タンクの断面図
図13】同空気調和装置の錠剤投入機構の斜視図
図14】同空気調和装置の錠剤投入機構の錠剤投入ケース内を示す斜視図
図15】同空気調和装置の貯水タンクを示す斜視図
図16】同空気調和装置の貯水タンクを示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1図2は、本発明の実施の形態1の空気調和装置の斜視図である。なお、図1は、空気調和装置を前面側から見た図である。図2は、扉を開いて貯水部を取り外した空気調和装置を前面側から見た図である。図3は、実施の形態1の空気調和装置を側面から見た断面図である。
【0010】
なお、以下では、図1に示すように空気調和装置が設置された状態(以下「設置状態」ともいう)での鉛直方向を上下方向として、水平方向を左右方向として記載する場合がある。また、以下では、設置状態において、空気調和装置の、扉3が設けられている側の面を「前面」とし、空気調和装置の前面に対向する面を「背面」とし、空気調和装置の前面側から見て右側の側面を「右側面」、左側の側面を「左側面」とする。
【0011】
以下、空気調和装置の詳細な構成について説明する。図1に示すように、本実施の形態の空気調和装置においては、略箱形状の本体ケース1を備え、本体ケース1の両側面には、略四角形状の吸気口2を有している。本体ケース1の前面には、開閉可能な扉3を備え、扉3を開くと後述する本体ケース1内の空気浄化ユニット7の一部を取り出すことが出来る。本体ケース1の天面には、開閉式の吹出口4を備えている。
【0012】
図2図3に示すように、本体ケース1内には、仕切り板5と、送風機6と、空気浄化ユニット7と、風路8と、制御部9と、を備えている。
【0013】
仕切り板5は、本体ケース1の中央に設けられた板であり、後述する隔壁と共に本体ケース1の前面側と背面側を隔てるものであり、背面側は風路8となる。
【0014】
送風機6は、空気を送風する、即ち吸気口2から本体ケース内に空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹出口4から吹き出すものである。送風機6は、本体ケース1内の中央に設けられ、モータ部10と、モータ部10により回転するファン部11と、それらを囲むケーシング部12とを備えている。
【0015】
本実施の形態における送風機6の動作は、本体ケース1に備えられた操作部1Aによって決定されるものである。図1図2図3に示すように、操作部1Aは、本体ケース1の天面に設けられた開閉式のカバー1Bによって覆われている。本発明の空気調和装置の使用者は、操作部1Aに備えられた風量切り替えボタン(図示せず)を操作することによって送風機6の風量を段階的に調節可能であり、その操作した情報は制御部9へと信号として送られる。
【0016】
ファン部11は、シロッコファンで、モータ部10から水平方向に延びたモータ軸13に固定され、モータ部10は、ケーシング部12に固定されている。ケーシング部12は、ケーシング部12の本体ケース1における上面側に吐出口14を備え、ケーシング部12の本体ケース1における背面側に吸込口15を有している。
【0017】
図4は実施の形態1の空気調和装置の貯水容器を本体ケース内に配置した状態での斜視図である。図5は実施の形態1の空気調和装置の構成部品の一部を取り除き内部の構造を示す斜視図である。図6は実施の形態1の空気調和装置の貯水部の斜視図である。
【0018】
図2図3図4図5図6に示すように、空気浄化ユニット7は、給水手段からの水を電解槽に貯水し、錠剤投入機構により電解槽内の水に電解促進錠剤を投入し、電気分解して次亜塩素酸を含んだ水を生成し、生成した次亜塩素酸を含んだ水を、送風機により吸気口から本体ケース内に吸い込んだ空気に接触させて吹出口から散布する装置である。
【0019】
空気浄化ユニット7は、貯水部16と、電解部17と、水供給部18と、活性酸素種補給部19と、水補給部20と、を備えている。
【0020】
貯水部16は、水を貯水し除菌を行う。貯水部16は、貯水容器21と、給水手段22と、気液接触手段23と、を有する。
【0021】
図7は実施の形態1の空気調和装置の貯水部の平面図である。図8は実施の形態1の空気調和装置の貯水部の構成部品の一部を取り除き内部の構造を示す平面図である。
【0022】
図4図6図7図8に示すように、貯水容器21は、本体ケース1の下部に配置され、天面を開口した箱形状をしており、水を貯水できる構造となっており、隔壁24と、給水区画25と、除菌区画26と、を有する。
【0023】
図4に示すように、隔壁24は、貯水容器21において、本体ケース1の前面側(風路8外)と本体ケース1の背面側(風路8)とを仕切る板であり、貯水容器21の底面から上方に延び、その上端は貯水容器21の上端より上方に配置されている。
【0024】
図6図7図8に示すように、隔壁24の上端の一部の面は仕切り板5の壁面に面で接しており、これによって本体ケース1の前面側(風路8外)と本体ケース1の背面側(風路8)とは、互いに空気の出入りがないように隔てられている。
【0025】
給水区画25は、略椀形状であり、給水手段22から供給された水を貯水する区画であり、本体ケース1の下部に配置された状態の貯水容器21において隔壁24よりも本体ケース1の前面側に位置し、給水手段22を保持可能な構造をしており、底部には円柱形状の突起27を有している。
【0026】
除菌区画26は、略椀形状であり、所定の濃度の次亜塩素酸を含んだ水を貯水する区画であり、隔壁24の前面側と背面側にまたがるように設けられており、隔壁24の水面より下方に設けられた開口(図示せず)により連通している。除菌区画26は、除菌区画26の水位を検知する第1の水量検知手段28と、第2の水量検知手段29とを有している。
【0027】
第1の水量検知手段28は、除菌区画26内の水位が目標水位より低い渇水水位より低下したことを検知する。なお、目標水位とは、本発明の空気調和装置の空気浄化動作において、構成部品毎に設定されている最大水量の水位を指す。渇水水位とは、本発明の空気調和装置の空気浄化動作において、構成部品毎に設定されている最小水量の水位を指す。
【0028】
第1の水量検知手段28は、除菌区画26における隔壁24の背面側に位置し、浮力を有する第1フロート部分28aと、第1フロート部分28aの位置を検知する第1検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0029】
第1フロート部分28aは、除菌区画26内に配置されており、第1検知センサーは、本体ケース1の壁部における第1フロート部分28aの近傍に埋め込まれている。
【0030】
第1検知センサーは、除菌区画26内の水位が低下し、渇水水位より低下した際、それに伴う第1フロート部分28aの浮動により、第1フロート部分28aを検知できなくなる。この時、第1検知センサーは、除菌区画26内の水位が渇水水位より低下したことを示す信号を制御部9に送る。
【0031】
第2の水量検知手段29は、除菌区画26内の水位が目標水位に達したことを検知する。
第2の水量検知手段29は、除菌区画26における隔壁24の前面側に位置し、浮力を有する第2フロート部分29aと、第2フロート部分29aの位置を検知する第2検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0032】
第2フロート部分29aは、除菌区画26内に配置され、第2検知センサーは、本体ケース1の壁部における第2フロート部分29aの近傍に埋め込まれている。
【0033】
第2検知センサーは、除菌区画26内の水位が上昇し、目標水位に達した際、それに伴う第2フロート部分29aの浮動により、第2フロート部分29aを検知する。この時、第2検知センサーは、除菌区画26内の水位が目標水位に達したことを示す信号を制御部9に送る。
【0034】
図9は、実施の形態1の空気調和装置の給水手段の斜視図である。
【0035】
図2図9に示すように、給水手段22は、給水区画25に設置され、給水区画25に着脱可能な構造となっており、給水区画25の水位が一定になるよう自動給水をするものである。給水手段22は、水を貯水する中空形状であるタンク30と、タンク30の上部に取手30aを設け、この取手30aはタンク30と一体となっており、取手30aを持った状態で給水区画25へと着脱を行う。
【0036】
タンク30は、給水区画25に装着した状態において、底面中央に円形状のタンク開口(図示せず)を備え、このタンク開口は中心軸方向が上下方向に延びた円筒形状で、タンク開口の外周に着脱可能なキャップ31により密閉できる構造となっている。
【0037】
キャップ31は、中心軸方向が上下方向に延びた円筒形状で、貯水容器21に装着した状態における底面中央には円筒形状で上下方向に開口したキャップ開口31aを有しており、キャップ開口31aには蓋開口を開閉する水栓31bを備えている。
【0038】
水栓31bは、円柱形状の軸(図示せず)と、キャップ開口31aを塞ぐように軸の一方に備えられた開閉弁(図示せず)と、軸を自身の中心に通すように設けられたコイル状のばね(図示せず)と、軸の他方に備えられたばね止め部分(図示せず)と、を備えている。
【0039】
給水区画25にタンク30を設置すると、給水区画25の突起27にばね止め部分が当たり、このばね止め部分がばねを縮めながら上方へ移動する。それに伴い、開閉弁も上方に移動し、キャップ31のキャップ開口31aから開閉弁が離れることにより、キャップ31のキャップ開口31aからタンク30内の水が給水区画25へ流れ込むものである。ここで、キャップ開口31aの下端まで給水区画25に水が溜まると、キャップ開口31aの下端からタンク30内に空気が入ることが無くなるので、タンク30内の水が給水区画25に流れ込まない。つまり、給水区画25の水が減ると、キャップ開口31aの下端まで水位が増え、このキャップ開口31aの下端で水位が一定に保たれるため、常に一定の水位を維持することができる。
【0040】
図6図7に示すように、気液接触手段23は、除菌区画26における隔壁24の背面側に位置し、除菌区画26に貯水された水と、送風機6によって本体ケース1内に吸込まれた室内空気とを接触させる部材である。気液接触手段23は、フィルター32と、フィルター枠33と、駆動部(図示せず)とを有している。
【0041】
フィルター32は、保水性を有し、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられた構成である。フィルター32は、フィルター32の一端が除菌区画26の水に浸漬するように、フィルター枠33に装着されている。
【0042】
フィルター枠33は、貯水容器21に設けられた軸受け部(図示せず)に回転支持されている。フィルター32とフィルター枠33とは、駆動部によって回転する構造となっている。
【0043】
図10は、実施の形態1の空気調和装置の電解槽の斜視図である。図11は、実施の形態1の空気調和装置の電解槽の構成部品の一部を取り除き内部の構造を示す斜視図である。
図12は、実施の形態1の空気調和装置の電解槽の側面から見た断面図である。
【0044】
図2図10図11図12に示すように、電解部17は、貯水タンク34内の水を電気分解して次亜塩素酸を含んだ水を生成するものである。
【0045】
電解部17は、貯水タンク34と、錠剤投入機構35と、電解ユニット36と、を備えている。
【0046】
貯水タンク34は、貯水容器21の上方に設けられており、天面が開口した略箱形状をしている。貯水タンク34は、貯水タンク34内に水供給部18によって貯水部16から輸送される水を貯水する。貯水タンク34は、貯水タンク34の水位を検知する第3の水量検知手段37と、第4の水量検知手段38とを有している。
【0047】
第3の水量検知手段37は、貯水タンク34内の水位が渇水水位以上になったこと、また渇水水位より低下したことを検知する。第3の水量検知手段37は、浮力を有する第3フロート部分37aと、第3フロート部分37aの位置を検知する第3検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0048】
第3フロート部分37aは、貯水タンク34に配置され、本体ケース1の壁部における第3フロート部分37aの近傍に埋め込まれている。
【0049】
第3検知センサーは、貯水タンク34内の水位が渇水水位より低い水位から上昇し、渇水水位に達した際、それに伴う第3フロート部分37aの浮動により、第3フロート部分37aを検知する。この時、第3検知センサーは、貯水タンク34内の水位が渇水水位以上になったことを示す信号を制御部9に送る。
【0050】
また、第3検知センサーは、貯水タンク34内の水位が低下し、渇水水位より低下した際、それに伴う第3フロート部分37aの浮動により、第3フロート部分37aを検知できなくなる。この時、第3検知センサーは、貯水タンク34内の水位が渇水水位より低下したことを示す信号を制御部9に送る。
【0051】
第4の水量検知手段38は、貯水タンク34内の水位が目標水位に達したことを検知する。第4の水量検知手段38は、浮力を有する第4フロート部分38aと、第4フロート部分38aの位置を検知する第4検知センサー(図示せず)とで構成されている。
【0052】
第4フロート部分38aは、貯水タンク34に配置され、本体ケース1の壁部における第4フロート部分38aの近傍に埋め込まれている。
【0053】
第4検知センサーは、貯水タンク34内の水位が上昇し、目標水位に達した際、それに伴う第4フロート部分38aの浮動により、第4フロート部分38aを検知する。この時、第4検知センサーは、貯水タンク34内の水位が目標水位に達したことを示す信号を制御部9に送る。
【0054】
図13は、実施の形態1の空気調和装置の錠剤投入機構の斜視図である。図14は、実施の形態1の空気調和装置の錠剤投入機構の錠剤投入ケース内を示す斜視図である。
【0055】
図2図13図14に示すように、錠剤投入機構35は、貯水タンク34の上方に設置され、錠剤投入ケース39と、錠剤投入ケース39内に設けた錠剤投入部材40と、錠剤投入ケース39の上部に着脱自在に設けられた錠剤投入カバー41とを備えている。錠剤投入ケース39から錠剤投入カバー41を外し、錠剤投入ケース39内に電解促進錠剤42を入れておくと、錠剤投入部材40が回動し、自動的に電解促進錠剤42は錠剤投入ケース39の底面の開口39aより貯水タンク34へと落下する。なお、例として電解促進錠剤42には塩化ナトリウムを用いることができる。
【0056】
図10に示すように、電解ユニット36は、貯水タンク34の水に第1の電極(図示せず)、第2の電極(図示せず)を浸らせ、これら第1の電極と第2の電極とに電圧を印加し、錠剤投入機構35によって投入される後述する電解促進錠剤42が入った貯水タンク34内の水を電気化学的に処理し、次亜塩素酸を生成するものである。なお、電解促進溶剤の一例は、塩化ナトリウムであり、電解ユニット36によって、塩化ナトリウム水溶液を電気化学的に電気分解することで、活性酸素種(本実施の形態では一例として次亜塩素酸とする)を含む電解水を生成する。
【0057】
ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ酸素分子と、その関連物質とのことである。例えば、活性酸素種には、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシラジカル、あるいは過酸化水素といった所謂狭義の活性酸素だけでなく、オゾン、次亜塩素酸(次亜ハロゲン酸)等といった所謂広義の活性酸素が含まれる。また、本実施の形態では、活性酸素種(ここでは次亜塩素酸)を含む電解水を生成することを、活性酸素種(ここでは次亜塩素酸)を発生させると表現する場合がある。
【0058】
図4図5図6に示すように、水供給部18は、貯水部16から電解部17へと水を輸送するものである。水供給部18は、給水区画25の水に浸漬するように設けられた水供給ポンプ43と、水供給ポンプ43に接続された水供給水路44と、を有している。
【0059】
水供給ポンプ43は、汲み上げ式のポンプであり、給水手段22から給水区画25へと給水された水を水供給水路44へと移動させ、貯水タンク34へと輸送するものである。
【0060】
水供給水路44は、両端を開口とした円筒管であり、一端は水供給ポンプ43と接続されており、他端は貯水タンク34の天面の上方に位置している。
【0061】
図4図5図11図12に示すように、活性酸素種補給部19は、貯水タンク34から水を貯水部16へと輸送するものである。活性酸素種補給部19は、活性酸素種連通部19aと、活性酸素種ポンプユニット19bと、を有する。
【0062】
活性酸素種連通部19aは、貯水タンク34と除菌区画26と連通する流路であり、活性酸素種ポンプユニット19bは、貯水タンク34内の水を活性酸素種連通部19aに供給する機構である。
【0063】
図6図7に示すように、水補給部20は、給水区画25の水を除菌区画26へ輸送するものである。水補給部20は、給水区画25の水に浸漬するように設けられた水補給ポンプ51と、水補給ポンプ51に接続された水補給水路52である。
【0064】
水補給ポンプ51は、汲み上げ式のポンプであり、給水手段22から給水区画25へと給水された水を水補給水路52へと移動させ、除菌区画26へと輸送するものである。
【0065】
水補給水路52は、両端を開口とした円筒管であり、一端は水補給ポンプ51と接続されており、他端は除菌区画26の隔壁24の前面側の水面の直上に位置している。
【0066】
即ち、本体ケース1は、給水区画25の水を除菌区画26へ輸送する水補給部20を有している構成である。
【0067】
これによって、貯水タンク34から輸送される次亜塩素酸を含んだ水と給水区画25水を任意の割合で混合することが可能となり、除菌区画26の次亜塩素酸の濃度を所定の濃度へと調整可能となる。
【0068】
図3に示すように、風路8は、吸気口2と吹出口4とを連通し、この風路8には、吸気口2から順に、気液接触手段23、送風機6、吹出口4を備えている。モータ部10によってファン部11が回転すると、吸気口2から風路8内に入った外部の空気は、順に、気液接触手段23、送風機6、吹出口4を介して、吹き出される。
【0069】
制御部9は、本体ケース1内に設けられており、第1の水量検知手段28と第2の水量検知手段29と第3の水量検知手段37と第4の水量検知手段38と、操作部1A、から信号を受け取り、電解ユニット36と、水供給部18と、活性酸素種補給部19と、水補給部20と、錠剤投入機構35の動作を制御するものであり、除菌区画26の次亜塩素酸を含んだ水の濃度と水量を調整するものである。また、制御部9は、操作部1Aから伝えられた送風機6の風量を示す信号より、除菌区画26内の次亜塩素酸を含んだ水の次亜塩素酸の消費量と、水量の減少量とを推定可能である。
【0070】
上記構成の装置における除菌区画26の次亜塩素酸を含んだ水の濃度と水量の調整の一例を示す。
【0071】
制御部9は、第3の水量検知手段37により貯水タンク34内の水位が渇水水位より低下していることを検知した際には、水供給ポンプ43を動作させ、水供給水路44を介して給水区画25から貯水タンク34への水の輸送が開始する。次に、制御部9は、第3の水量検知手段37により渇水水位までの水位上昇が検知されると、錠剤投入機構35を動作させ、貯水タンク34へと電解促進錠剤42を投入させる。次に、制御部9は、貯水タンク34の水位が更に上昇し、第4の水量検知手段38により目標水位までの水位上昇が検知されると、水供給ポンプ43の動作を停止させる。次に、制御部9は、電解ユニット36の動作を開始させ、所定の時間が経過した後に停止させる。これにより、一定の濃度の次亜塩素酸を含んだ水が生成され、貯水タンク34において保持される。
【0072】
制御部9は、操作部1Aから送られた送風機6の風量を示す信号より、除菌区画26内の次亜塩素酸が所定量消費されたと推定した際には、活性酸素種ポンプ45を動作させ、活性酸素種前輸送水路46を介して貯水タンク34から供給槽47への次亜塩素酸を含んだ水の輸送が開始する。所定の時間経過後、制御部9は、活性酸素種ポンプ45の動作を停止させる。供給槽47へと輸送された次亜塩素酸を含んだ水は、落下開口50により徐々に活性酸素種後輸送水路48へと移動し、活性酸素種後輸送水路48を介して除菌区画26へと輸送される。
【0073】
制御部9は、操作部1Aから送られた送風機6の風量を示す信号より、除菌区画26内の水量が所定量減少したと推定した際には、水補給ポンプ51を動作させ、給水区画25から除菌区画26への水の輸送が開始する。第2の水量検知手段29により目標水位までの水位の上昇が検知されると、制御部9は、水補給ポンプ51の動作を停止させる。活性酸素種補給部19から輸送された次亜塩素酸を含んだ水と、水補給部20から輸送された水との混合により、除菌区画26の次亜塩素酸の濃度は所定の濃度へと調整される。
【0074】
これらの制御により、除菌区画26には決められた範囲の水量と決められた範囲の濃度の次亜塩素酸を含んだ水が保持される。これより、安定した除菌性能を奏する空気調和装置を提供することができる。
【0075】
図3図11図15図16に示すように、貯水タンク34は、本体ケース1内に、ねじ(図示せず)によって着脱自在に固定され、上方が開口した横長の貯水ケース60と、貯水ケース60の上方の開口を覆う横長の貯水蓋61と、を備えている。貯水タンク34のお手入れ時には、扉3を開け、本体ケース1内に貯水タンク34を固定しているねじを外し、貯水タンク34を取り出し、シンク等に運ぶことが出来る。この時、貯水タンク34は、貯水ケース60内に水を貯水し、貯水ケース60に貯水蓋61を装着した状態である。貯水蓋61は、下方が開口した薄皿形状であり、略横長平板形状の天板部62と、天板部62の周縁から下方に延びる環形状の縁部63とを有する。貯水ケース60の上端部に貯水蓋61を装着すると、貯水蓋61の縁部63の内面と、貯水ケース60の上端部の外面とが接触し、貯水ケース60の上端部に貯水蓋61が固定される。更に、貯水蓋61の天板部62には、貯水蓋61の上方から滴下する水滴を受ける下方に凹んだ受け部64と、受け部64に設けられた孔65と、を有し、受け部64と孔65とは、貯水蓋61における長手方向の一方側に配置されている。
【0076】
本実施形態における特徴は、貯水蓋61において、貯水蓋61の孔65と、貯水蓋61における長手方向の一方側の貯水ケース60の側面との間には、貯水ケース60を運ぶときに、貯水ケース60内の水が揺れ、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、孔65へ跳ねることを抑制する水跳抑制部66を設けた点である。具体的には、水跳抑制部66は、貯水蓋61において上方に膨らんだ膨張部分67である。
【0077】
以上の構成において、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合には、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水は、主に水跳抑制部66である膨張部分67内に入る。膨張部分67は、貯水蓋61において上方に膨らんだ形状であるので、膨張部分67内に入った水は、膨張部分67内から下方に落下し易くなる。結果として、貯水ケース60を運ぶときに、水が揺れ、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、受け部64の孔65へ跳ね、孔65から水が飛び出ることを抑制できる。
【0078】
また、膨張部分67における貯水蓋61の短手方向の寸法は、孔65における貯水蓋61の短手方向の寸法より大きい。膨張部分67は、底面が開口した細長四角の箱形状であり、膨張部分67の長手方向が、貯水蓋61の短手方向である。この膨張部分67の長手方向の寸法が、孔65における貯水蓋61の短手方向の寸法より大きい。
【0079】
これにより、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合には、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水は、水跳抑制部66である膨張部分67を回り込むことなく、主に水跳抑制部66である膨張部分67内に更に入り易くなる。膨張部分67内に入った水滴は、膨張部分67の側面に沿って下方へ滴下する。結果として、貯水ケース60を運ぶときに、水が揺れ、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、受け部64の孔65へ跳ねることを抑制できる。なお、膨張部分67の長手方向の寸法は、貯水ケース60の短手方向の内面から内面までの寸法より僅かに小さい寸法である。
【0080】
また、水跳抑制部66は、貯水蓋61における孔65と膨張部分67との間である貯水蓋61の下面から下方に延びる第1突起部分68を有する。具体的には、第1突起部分68は、貯水蓋61の短手方向が長辺である横長平板形状である。第1突起部分68における貯水蓋61の短手方向の寸法は、孔65における貯水蓋61の短手方向の寸法より大きい。
【0081】
これにより、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合に、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、水跳抑制部66である膨張部分67内に入らずに、直接、貯水蓋61の孔65に向かって跳ねた水は、第1突起部分68に当たり易くなる。結果として、貯水ケース60を運ぶときに、水が揺れ、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、受け部64の孔へ跳ねることを抑制できる。なお、第1突起部分68の長手方向の寸法は、貯水ケース60の短手方向の内面から内面までの寸法より僅かに小さい寸法である。
【0082】
また、第1突起部分68の貯水蓋61における長手方向の一方側の面は、膨張部分67の孔65寄りの長辺の側面と同一面である。膨張部分67内に当たった水滴の一部は、膨張部分67の孔65寄りの長辺の側面に沿って下方へ滴下し、更に、第1突起部分68の貯水蓋61における長手方向の一方側の面に沿って滴下する。
【0083】
また、第1突起部分68の下端は、孔65より下方に配置されている。これにより、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合に、貯水ケース60の側面に当り跳ねた水が、水跳抑制部66である膨張部分67内に入らずに、直接、貯水蓋61の孔65に向かって跳ねた水が、第1突起部分68に更に当たり易くなる。
【0084】
また、下方に凹んだ受け部64は、第1傾斜面69と、第2傾斜面70と、第3傾斜面71と、第4傾斜面72と、を有している。第1傾斜面69は、貯水蓋61における長手方向の一方側から他方側に向かって傾斜する傾斜面である。第2傾斜面70は、第1傾斜面と隣り合い貯水蓋61における短手方向の一方側から他方側に向かって傾斜する傾斜面である。第3傾斜面71は、第1傾斜面69と隣り合い貯水蓋61における短手方向の他方側から一方側に向かって傾斜する傾斜面である。第1傾斜面69は、第2傾斜面70と第3傾斜面71とを連結する面である。第4傾斜面72は、第2傾斜面70と第3傾斜面71とを連結し、上下方向に延びる面である。第1傾斜面69と、第2傾斜面70と、第3傾斜面71と、第4傾斜面72と、は一体的に形成されている。受け部64は、貯水蓋61における短手方向の一方側寄りに設けられ、孔65は、第3傾斜面に設けられている。これにより、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合に、貯水蓋61における短手方向の一方側である貯水ケース60の長辺側の側面(受け部64に近い側の貯水ケース60の長辺側の側面)に当り跳ねた水が、受け部64に跳ねた場合に、第2傾斜面70に当たり、第3傾斜面71の孔65に跳ねることを抑制できる。
【0085】
また、受け部64の周縁部から下方に延びる第2突起部分73を有し、第1突起部分68の一部は、受け部64の周縁部から下方に延び、第2突起部分73と、第1突起部分68の一部と、によって環形状となる。これにより、これにより、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合に、貯水蓋61における短手方向の他方側である貯水ケース60の長辺側の側面(受け部64から遠い側の貯水ケース60の長辺側の側面)に当り跳ねた水が、受け部64に跳ねた場合に、第2突起部分73に当たり、第3傾斜面71の孔65に跳ねることを抑制できる。
【0086】
また、貯水ケース60の底面は、受け部64の孔65の下方から貯水ケース60の長手方向における他方側へ徐々に下がる傾斜面である傾斜底部74と、貯水ケース60の長手方向における一方側の傾斜底部74の端から貯水ケース60の長手方向における一方側へ延びる水平面である水平底部75と、を有している。これにより、貯水ケース60を運ぶ際に水が揺れた場合に、水は、傾斜底部74に沿って貯水ケース60の長手方向における一方側へ移動し、更に水平底部75に沿って移動するので、貯水ケース60の側面に当たった水は、上方へ跳ね易いので、水跳抑制部66である膨張部分67内に入り易くなり、受け部64の孔65へ跳ねることを抑制できると考えられる。
【産業上の利用可能性】
【0087】
本発明にかかる空気調和装置は、家庭用や事務所用などに使用される空気調和装置等として有用である。
【符号の説明】
【0088】
1 本体ケース
1A 操作部
1B カバー
2 吸気口
3 扉
4 吹出口
5 仕切り板
6 送風機
7 空気浄化ユニット
8 風路
9 制御部
10 モータ部
11 ファン部
12 ケーシング部
13 モータ軸
14 吐出口
15 吸込口
16 貯水部
17 電解部
18 水供給部
19 活性酸素種補給部
19a 活性酸素種連通部
19b 活性酸素種ポンプユニット
20 水補給部
21 貯水容器
22 給水手段
23 気液接触手段
24 隔壁
25 給水区画
26 除菌区画
27 突起
28 第1の水量検知手段
28a 第1フロート部分
29 第2の水量検知手段
29a 第2フロート部分
30 タンク
30a 取手
31 キャップ
31a キャップ開口
31b 水栓
32 フィルター
33 フィルター枠
34 貯水タンク
35 錠剤投入機構
36 電解ユニット
37 第3の水量検知手段
37a 第3フロート部分
38 第4の水量検知手段
38a 第4フロート部分
39 錠剤投入ケース
39a 開口
40 錠剤投入部材
41 錠剤投入カバー
42 電解促進錠剤
43 水供給ポンプ
44 水供給水路
45 活性酸素種ポンプ
46 活性酸素種前輸送水路
47 供給槽
48 活性酸素種後輸送水路
50 落下開口
51 水補給ポンプ
52 水補給水路
60 貯水ケース
61 貯水蓋
62 天板部
63 縁部
64 受け部
65 孔
66 水跳抑制部
67 膨張部分
68 第1突起部分
69 第1傾斜面
70 第2傾斜面
71 第3傾斜面
72 第4傾斜面
73 第2突起部分
74 傾斜底部
75 水平底部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16