(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023147589
(43)【公開日】2023-10-13
(54)【発明の名称】電力変換装置
(51)【国際特許分類】
H02M 3/28 20060101AFI20231005BHJP
H02J 7/35 20060101ALI20231005BHJP
【FI】
H02M3/28 H
H02J7/35 K
H02M3/28 U
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022055169
(22)【出願日】2022-03-30
(71)【出願人】
【識別番号】501428545
【氏名又は名称】株式会社デンソーウェーブ
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】弁理士法人サトー
(72)【発明者】
【氏名】村上 陽太郎
【テーマコード(参考)】
5G503
5H730
【Fターム(参考)】
5G503AA01
5G503AA06
5G503BA01
5G503BB01
5G503DA16
5G503GA01
5G503GB03
5G503GB06
5H730AA14
5H730AS04
5H730AS08
5H730BB14
5H730BB27
5H730BB61
5H730BB86
5H730DD04
5H730DD16
5H730EE04
5H730EE07
5H730EE12
5H730FD01
5H730FD31
5H730FG22
(57)【要約】
【課題】太陽光発電部との連携を適切に行うことで、電力変換効率の低下を防止できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置7を、系統電力線2より供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換回路5、及び太陽光パネル3が太陽光により発生させた直流電力の電圧を変換してAC/DC変換回路5の直流出力端子に供給するDC/DC変換回路6と、蓄電池4との間に配置し、直流電力の電圧を双方向に変換する。電力変換装置7の制御部9は、太陽光パネル3が発生させる電力に応じて直流出力端子のバス電圧を変化させるように電源部8を制御し、具体的には、太陽光パネル3が発生させる電力が閾値を下回るとバス電圧を通常よりも低下させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
系統電力線より供給される交流電力を直流電力に変換する交流直流変換器、及び太陽光発電部が太陽光により発生させた直流電力の電圧を変換して、前記交流直流変換器の直流出力端子に供給する直流直流変換器と、電力を蓄電する蓄電部との間に配置され、直流電力の電圧を双方向に変換する絶縁コンバータ部と、
前記太陽光発電部が発生させる電力に応じて、前記直流出力端子の電圧を変化させるように前記絶縁コンバータ部を制御する制御部とを備える電力変換装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記太陽光発電部が発生させる電力が閾値を下回ると、前記直流出力端子の電圧を通常よりも低下させる請求項1記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記太陽光発電部が発生させる電力が閾値を下回ると、前記絶縁コンバータ部のスイッチング周波数を通常よりも低下させる請求項2記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記絶縁コンバータ部は共振型コンバータであり、
前記制御部は、低下させる前記直流出力端子の電圧に応じた前記絶縁コンバータ部のスイッチング周波数と、前記絶縁コンバータ部の共振周波数とを比較して、より高い方の周波数を選択してスイッチング動作させる請求項3記載の電力変換装置。
【請求項5】
系統電力線より供給される交流電力を直流電力に変換する交流直流変換器、及び太陽光発電部が太陽光により発生させた直流電力の電圧を変換する第1直流直流変換器と、電力を蓄電する蓄電部との間に配置され、直流電力の電圧を双方向に変換する絶縁コンバータ部と、
前記第1直流直流変換器と前記絶縁コンバータ部との間に配置され、前記第1直流直流変換器により変換された電圧を変換して、前記交流直流変換器の直流出力端子に供給する第2直流直流変換器と、
前記太陽光発電部が発生させる電力に応じて、前記直流出力端子の電圧を変化させるように前記第2直流直流変換器を制御する制御部とを備える電力変換装置。
【請求項6】
前記絶縁コンバータ部は、DAB(Double Active Bridge)コンバータである請求項1から5の何れか一項に記載の電力変換装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光により電力を発生させる太陽光発電部を備えるシステムに適用される電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、カーボンニュートラルが推進されている流れの中で、電源装置の高効率化への関心が高まっている。特に、自然エネルギーへの注目が高いが、中でも太陽光発電システムに関しては商用、家庭向けを問わず広く普及が進んでいる。家庭用の太陽光発電システムでは、系統電源に連系させることで、家庭内の電力使用状況に応じて買電や太陽光による発電電力の売電ができる。しかし、このシステムでは、系統電源に停電が発生した際に感電を防止するため、太陽光発電側に配置されているパワーコントローラ;パワコンの動作を停止させる必要があり、災害時に電気が使えないという問題がある。
【0003】
そこで、災害時でも電力が供給できるように、蓄電池や電気自動車又はハイブリッド電気自動車に搭載されている大容量の電池を利用するV2H(Vehicle to Home)システムも提案され、発売されている。このシステムでは、
図6に示すように、車両に搭載されている電池の充放電器に、停電時のみ使用する自立放電機能を持たせている。そして、停電の発生時には、分電盤内で系統電源から電化製品への電力供給を切り離し、自立放電ラインと接続することで家庭内にある電化製品に交流電力を供給する。
【0004】
太陽光発電側のパワコンは、非常時においても、自立放電ラインの交流波形を検出することで、あたかも系統電源が正常であると認識し、正常時と同様に発電した電力を負荷に供給する。上記の動作を継続するため、車両側の充放電器は、系統電源と同様に歪のない正弦波を出力しなければならない。しかし、上記パワコンとの相性や電化製品の使用状況によっては、歪んだ交流波形を出力してしまう。すると、パワコンは動作を停止するため、電力を供給できなくなる。
【0005】
このような問題を解決するため、特許文献1に開示されているように、非常時に太陽光発電側のパワコンと連携させるため、パワコンと充放電器とを一体化するという技術がある。すなわち、車両側に搭載されていた充放電器を、家庭側に配置されるシステムに取り込んだ構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1のシステム構成では、直流のバス電圧を太陽光発電側のパワコンに合わせる必要がある。一般に、太陽光発電により供給される電力の電圧は400Vを超えることが多く、車両側に搭載される電池の電圧は、400Vを下回ることが多い。そのため、上記の電池を充電する際の降圧量が大きくなり、降圧変換する際に発生する損失が大きくなることで、システムの電力変換効率が低下してしまう。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、太陽光発電部との連携を適切に行うことで、電力変換効率の低下を防止できる電力変換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の電力変換装置によれば、絶縁コンバータ部は、系統電力線より供給される交流電力を直流電力に変換する交流直流変換器、及び太陽光発電部が太陽光により発生させた直流電力の電圧を変換して交流直流変換器の直流出力端子に供給する直流直流変換器と、電力を蓄電する蓄電部との間に配置され、直流電力の電圧を双方向に変換する。
【0010】
そして、制御部は、太陽光発電部が発生させる電力に応じて直流出力端子の電圧を変化させるように絶縁コンバータ部を制御する。このように構成すれば、時間の経過に伴い太陽光発電部が発生させる電力が変化しても、絶縁コンバータ部により交流直流変換器の直流出力端子の電圧を変化させることで、蓄電部に充電したり、蓄電部より放電させる際の電力変換効率が最適となるように制御できる。
【0011】
具体的には、例えば請求項2記載の電力変換装置のように、制御部は、太陽光発電部が発生させる電力が閾値を下回ると、直流出力端子の電圧を通常よりも低下させる。これにより、絶縁コンバータ部における変換前後の電位差を縮小して、電力変換効率の低下を極力防止できる。
【0012】
請求項3記載の電力変換装置によれば、制御部は、太陽光発電部が発生させる電力が閾値を下回ると、絶縁コンバータ部のスイッチング周波数を通常よりも低下させる。これにより、絶縁コンバータ部において発生するスイッチング損失を低減できるので、効率を更に向上させることができる。
【0013】
請求項4記載の電力変換装置によれば、絶縁コンバータ部を共振型コンバータとして、制御部は、低下させる直流出力端子の電圧に応じた絶縁コンバータ部のスイッチング周波数と、絶縁コンバータ部の共振周波数とを比較して、より高い方の周波数を選択してスイッチング動作させる。これにより、スイッチング周波数を過剰に低下させて、回路素子の寿命を低下させることを回避できる。
【0014】
請求項5記載の電力変換装置によれば、絶縁コンバータ部を、系統電力線より供給される交流電力を直流電力に変換する交流直流変換器、及び太陽光発電部が太陽光により発生させた直流電力の電圧を変換する第1直流直流変換器と、電力を蓄電する蓄電部との間に配置し、直流電力の電圧を双方向に変換する。
【0015】
また、第2直流直流変換器を、第1直流直流変換器と絶縁コンバータ部との間に配置し、第1直流直流変換器により変換された電圧を変換して、交流直流変換器の直流出力端子に供給する。そして、制御部は、太陽光発電部が発生させる電力に応じて、前記直流出力端子の電圧を変化させるように第2直流直流変換器を制御する。このように、制御部が、請求項1の絶縁コンバータ部に替えて第2直流直流変換器を制御することで、請求項1と同様の効果が得られる。
請求項6記載の電力変換装置によれば、絶縁コンバータ部をDABコンバータとする。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】第1実施形態であり、電力変換システムの構成を示す図
【
図2】電力変換装置の制御部による処理内容を示すフローチャート
【
図3】時間の経過に伴い
図2の処理に対応して変化する発電電力量、バス電圧及びスイッチング周波数の一例を示すタイムチャート
【
図4】トランスの両側にある共振回路を含んだ等価回路を示す図
【
図5】第2実施形態であり、電力変換システムの構成を示す図
【発明を実施するための形態】
【0017】
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の電力変換システムであるV2Hシステムの構成を示す。V2Hシステム1は、系統電力線2、太陽光発電部である太陽光パネル3、蓄電部である蓄電池4の間で電力を変換して伝送するものである。尚、蓄電池4については、電気自動車に搭載される走行駆動用モータに駆動用電源供給するバッテリでも、電気自動車に搭載されないバッテリでも良い。
【0018】
V2Hシステム1は、系統電力線2に接続されるAC/DC変換回路5、及び太陽光パネル3に接続されるDC/DC変換回路6と、蓄電池4との間に配置される電力変換装置7を備えている。電力変換装置7は、電源部8及び制御部9からなる。電源部8は、共振型の絶縁コンバータであり、絶縁部であるトランス11を備え、その両側には、スイッチング素子である例えばNチャネルMOSFET_Q1~Q4をHブリッジ接続したフルブリッジ回路12V、12Pがそれぞれ接続されている。すなわち、電源部8はDAB(Double Active Bridge)コンバータでもある。尚、図中左側は車両側であるからV側と称し、図中右側は系統電力線2側であるからP側と称する場合がある。また、特にV側、P側を区別する必要がない場合には、符号に「V、P」を付すことを省略する。
【0019】
フルブリッジ回路12Vを構成するFET_Q1及びQ3の共通接続点は、コイル13Vを介してトランス11のV側コイルの一端に接続されている。また、FET_Q2及びQ4の共通接続点は、コンデンサ14Vを介して上記V側コイルの他端に接続されている。フルブリッジ回路12Pを構成するFET_Q1及びQ3の共通接続点は、コンデンサ14Pを介してトランス11のP側コイルの一端に接続されている。また、FET_Q2及びQ4の共通接続点は、コイル13Pを介して上記P側コイルの他端に接続されている。
【0020】
フルブリッジ回路12には、平滑コンデンサ15が並列に接続されている。平滑コンデンサ15Vには、FET_Q5及びQ6の直列回路が並列に接続されている。FET_Q5及びQ6の共通接続点は、インダクタ16を介して蓄電池4の正側端子に接続されている。FET_Q5及びQ6並びにインダクタ16は、昇降圧チョッパ25を構成している。また、トランス11並びにフルブリッジ回路12V及び12PをDABコンバータ26とすると、電源部8は、昇降圧チョッパ25とDABコンバータ26とを組み合わせて構成されている。
【0021】
DC/DC変換回路6の直流出力端子は、制御部9の電流計17を介してAC/DC変換回路5の直流出力端子、及び電圧計測部18に接続されている。電流計17の計測結果は、電流計測部19により取得される。電圧計測部18は、上記の直流出力端子の電圧を計測し、電流計測部19は、DC/DC変換回路6より前記直流出力端子に流れる電流を計測する。
【0022】
電圧計測部18及び電流計測部19の出力端子は、電力演算部20の入力端子にそれぞれ接続されており、電力演算部20は、DC/DC変換回路6より出力される電力を演算する。その検算結果は動作モード判断部21に入力され、動作モード判断部21は、入力される電力値によって電源部8の動作モードを判断する。その判断結果は、電源制御部22に入力される。電源制御部22は、入力される動作モードに応じて電源部8の各FETQ1~Q6のスイッチング動作を制御する。尚、以下では、DC/DC変換回路6の直流出力端子の電圧を、「バス電圧」と称することがある。
【0023】
次に、本実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、制御部9は、電力演算部20において太陽光パネル3の発電電力を計測すると(S1)、その発電電力を閾値と比較する(S2)。尚、図中のPVはPhotovoltaic;太陽光パネルを意味する。閾値は、例えば10W程度に設定する。
【0024】
そして、発電電力が閾値を超えていれば(Yes)、時間帯は昼間であると判断されるため、電源部8を通常モードで動作させる(S3)。すなわち、バス電圧及び電源部8のスイッチング周波数を通常の値とする。例えば、電圧は380V、スイッチング周波数は200kHzとする。
【0025】
一方、発電電力が閾値を超えていなければ(No)、時間帯は夜間であると判断されるため、電源部8を高効率モードで動作させる(S4)。すなわち、バス電圧及び電源部8のスイッチング周波数を通常モードの値よりも低下させる。例えば、バス電圧は340V、スイッチング周波数は180kHzに低下させる。
図3は、時間の経過に伴い、
図2の処理に対応して変化する発電電力量、バス電圧及びスイッチング周波数の一例を示している。
【0026】
次に、高効率モードにおいて低下させるスイッチング周波数の制約条件について説明する。
図4は、トランス11の両側にある共振回路を含んだ等価回路を示す。コイル13VのインダクタンスをLr1,トランス11のV側コイルのインダクタンスをLm1、コンデンサ14Vの容量をC1とし、P側の対応する定数をそれぞれ、Lr2,Lm2,C2とする。
【0027】
スイッチング周波数をfとすると、蓄電池4を放電させる際のスイッチング周波数fは、通常は以下の範囲内になるように制御する。
1/{2π×(Lr1+Lm1)×C1}<f<1/(2π×Lr1×C1)
そして、低下させるバス電圧に基いて算出したスイッチング周波数をf’dとすると、周波数f’dと周波数[1/{2π×(Lr1+Lm1)×C1}]とを比較し、より高い値を選択する。
【0028】
また、蓄電池4を充電する際のスイッチング周波数fは、通常は以下の範囲内になるように制御する。
1/{2π×(Lr2+Lm2)×C2}<f<1/(2π×Lr2×C2)
そして、低下させるバス電圧に基いて算出したスイッチング周波数をf’cとすると、周波数f’cと周波数[1/{2π×(Lr2+Lm2)×C2}]とを比較し、より高い値を選択する。
【0029】
以上のように本実施形態によれば、電力変換装置7を、系統電力線2より供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換回路5、及び太陽光パネル3が太陽光により発生させた直流電力の電圧を変換してAC/DC変換回路5の直流出力端子に供給するDC/DC変換回路6と、蓄電池4との間に配置し、直流電力の電圧を双方向に変換する。
【0030】
そして、電力変換装置7の制御部9は、太陽光パネル3が発生させる電力に応じて直流出力端子のバス電圧を変化させるように電源部8を制御する。具体的には、制御部9は、太陽光パネル3が発生させる電力が閾値を下回ると、バス電圧を通常よりも低下させる。これにより、電源部8における変換前後の電位差を縮小して、電力変換効率の低下を極力防止でき、蓄電池4に充電したり、蓄電池4より放電させる際の電力変換効率が最適となるように制御できる。
【0031】
また、制御部9は、太陽光パネル3が発生させる電力が閾値を下回ると、電源部8のスイッチング周波数を通常よりも低下させる。これにより、電源部8において発生するスイッチング損失を低減できるので、効率を更に向上させることができる。
【0032】
また、電源部8を共振型のDABコンバータとして、制御部9は、低下させるバス電圧に応じた電源部8のスイッチング周波数f’と、電源部8の共振周波数fとを比較して、より高い方の周波数を選択してスイッチング動作させる。これにより、スイッチング周波数を過剰に低下させて、回路素子の寿命を低下させることを回避できる。
【0033】
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
図5に示す第2実施形態のV2Hシステム31において、DC/DC変換回路32は、第1実施形態の電力変換装置7に相当するが、
図2に示す処理は行わず、常に通常モードで動作する構成である。そして、AC/DC変換回路5と、DC/DC変換回路6との間に、もう1つのDC/DC変換回路33を追加している。DC/DC変換回路33は、単方向変換で降圧動作を行う構成である。
【0034】
このように構成すれば、DC/DC変換回路32の動作モードを第1実施形態のように切り替えない場合であっても、夜間と判断される場合に、DC/DC変換回路33によってステップS4のようにバス電圧を低下させることで、変換効率が低下することを防止できる。
【0035】
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
スイッチング素子は、NチャネルMOSFETに限ることなく、電源側にPチャネルMOSFETを使用したり、IGBTを用いても良い。
バス電圧やスイッチング周波数、動作モードを切り替える際の閾値については、個別の設計に応じて適宜設定すれば良い。
【符号の説明】
【0036】
図面中、1はV2Hシステム、2は系統電力線、3は太陽光パネル、4は蓄電池、5はAC/DC変換回路、6はDC/DC変換回路、7は電力変換装置、8は電源部、9は制御部、11はトランス、12はフルブリッジ回路、25は昇降圧チョッパ、26はDABコンバータを示す。