(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023148417
(43)【公開日】2023-10-13
(54)【発明の名称】紫外線照射装置、紫外線照射装置アセンブリ、及び、照明器具
(51)【国際特許分類】
A61L 9/20 20060101AFI20231005BHJP
F21S 8/02 20060101ALI20231005BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20231005BHJP
F21V 33/00 20060101ALI20231005BHJP
A61L 2/10 20060101ALI20231005BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20231005BHJP
F21Y 101/00 20160101ALN20231005BHJP
【FI】
A61L9/20
F21S8/02 400
F21S2/00 600
F21V33/00 400
A61L2/10
F21Y115:10
F21Y101:00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022056414
(22)【出願日】2022-03-30
(71)【出願人】
【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】五島 悟
【テーマコード(参考)】
3K014
4C058
4C180
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014RB00
4C058AA01
4C058BB06
4C058KK02
4C058KK13
4C058KK23
4C058KK33
4C180AA07
4C180AA10
4C180DD03
4C180HH17
4C180HH19
(57)【要約】
【課題】 所定の機能を発揮し得る取付対象に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象の所定の機能の発揮を許容する、紫外線照射装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態に係る紫外線照射装置は、紫外線を照射する光源部と、筐体とを有する。筐体は、本体と、窓部と、取付部とを有する。本体には、光源部が取り付けられる。窓部は、本体に設けられ、光源部からの光を通す。取付部は、本体に設けられ、所定の機能を発揮し得る取付対象に取り付ける。取付部が取付対象に取り付けられた状態で筐体の本体は、取付対象の所定の機能の発揮を許容するように形成される。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紫外線を照射する光源部と;
前記光源部が取り付けられる本体と、前記本体に設けられ前記光源部からの光を通す窓部と、前記本体に設けられ所定の機能を発揮し得る取付対象に取り付けられる取付部とを有し、前記取付部が前記取付対象に取り付けられた状態で前記本体が前記取付対象の所定の機能の発揮を許容するように形成される筐体と;
を有する、紫外線照射装置。
【請求項2】
前記筐体の前記本体は、前記取付対象の所定の機能の発揮を許容する開口を有する状態に形成される、
請求項1に記載の紫外線照射装置。
【請求項3】
前記筐体の前記本体は、円柱状であり、
前記開口は、円形状であり、
前記光源部は、曲線部を有する、
請求項2に記載の紫外線照射装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の紫外線照射装置と;
前記紫外線照射装置が取り付けられ、所定の機能を発揮し得る取付対象と;
を有する、紫外線照射装置アセンブリ。
【請求項5】
可視光を照射する第1の光源部の外側を囲う筒状部を有する照明器具本体と;
紫外線を照射する第2の光源部と、前記第2の光源部が取り付けられる本体と、前記本体に設けられ前記第2の光源部からの光を通す窓部と、前記本体に設けられ前記筒状部に取り付けられる取付部とを有し、前記取付部が前記筒状部に取り付けられた状態で前記本体は前記第1の光源部から照射される光を前記本体の外側に通すように形成された開口を備える紫外線照射装置と;
を有する、照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、紫外線照射装置、紫外線照射装置アセンブリ、及び、照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
紫外線は、物質(空気を含む)の除菌、殺菌等、波長に応じて種々の用途があり、紫外線照射装置の需要が高まってきている。そして、紫外線照射装置は、照明器具、空調、カメラ等の他の機能部品と組み合わせて使用されるケースが増えてきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、所定の機能を発揮し得る取付対象に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象の所定の機能の発揮を許容する、紫外線照射装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る紫外線照射装置は、紫外線を照射する光源部と、筐体とを有する。筐体は、本体と、窓部と、取付部とを有する。本体には、光源部が取り付けられる。窓部は、本体に設けられ、光源部からの光を通す。取付部は、本体に設けられ、所定の機能を発揮し得る取付対象に取り付ける。取付部が取付対象に取り付けられた状態で筐体の本体は、取付対象の所定の機能の発揮を許容するように形成される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、所定の機能を発揮し得る取付対象に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象の所定の機能の発揮を許容する、紫外線照射装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1は、天井部材(天井板)に形成した埋込孔に、第1実施形態に係る照明器具を取り付けた状態を示す概略的な側面図である。
【
図4】
図4は、
図3中の矢印IVで示す方向から照明器具を見た概略的な下面図である。
【
図5】
図5は、
図1の照明器具から紫外線照射装置を取り外した照明器具本体を示す側面図である。
【
図6】
図6は、
図3の照明器具から取り外した紫外線照射装置を示す概略的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態の紫外線照射装置(114)は、光源部(174)と筐体(176)とを有する。光源部(174)は、紫外線を照射する。筐体(176)は、本体(182)と、窓部(184)と、取付部(286)とを有する。本体(182)には、光源部(174)が取り付けられる。窓部(184)は本体(182)に設けられ、光源部(174)からの光を通す。取付部(286)は、本体(182)に設けられ所定の機能を発揮し得る取付対象(112)に取り付けられる。取付部(286)が取付対象(112)に取り付けられた状態で本体(182)は取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容するように形成される。
実施形態に係る紫外線照射装置(114)は、所定の機能を発揮し得る取付対象(112)に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容することができる。
【0009】
実施形態の紫外線照射装置(114)の筐体(176)の本体(182)は、取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容する開口(282a)を有する状態に形成される。
このため、紫外線照射装置(114)の開口(282a)により、取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容することができる。
【0010】
実施形態の筐体(176)の本体(182)は、円柱状であり、開口(282a)は、円形状である。光源部(174)は、曲線部を有する。
紫外線照射装置(114)は、円形状の開口(282a)により取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容しながら、適宜の状態に、紫外線照射を行うことができる。
【0011】
実施形態の紫外線照射装置アセンブリ(110)は、紫外線照射装置(114)と、紫外線照射装置(114)が取り付けられ、所定の機能を発揮し得る取付対象(112)とを有する。
実施形態に係る紫外線照射装置アセンブリ(110)は、所定の機能を発揮し得る取付対象(112)に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容することができる。このため、取付対象(112)の所定の機能の発揮と、紫外線照射装置(114)の紫外線照射機能とを両立した紫外線照射装置アセンブリ(110)が提供される。
【0012】
実施形態の紫外線照射装置アセンブリ(110)の取付対象(112)は、照明器具本体であり、取付対象(112)の所定の機能は、照明機能である。
このため、取付対象(112)である照明器具本体所定の機能である照明機能の発揮と、紫外線照射装置(114)の紫外線照射機能とを両立した紫外線照射装置アセンブリ(110)が提供される。
【0013】
実施形態の紫外線照射装置(114)の筐体(176)の本体(182)は、取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容する開口(282a)を有する。紫外線照射装置アセンブリ(110)としての照明器具は、開口(282a)を通して照明器具の外側に光を照射する。
このように、紫外線照射装置(114)は、開口(282a)を通して取付対象(112)の所定の機能の発揮を許容することができる。
【0014】
実施形態の照明器具(110)は、照明器具本体(112)と、紫外線照射装置(114)とを有する。照明器具本体(112)は、可視光を照射する第1の光源部(128)の外側を囲う筒状部(122)を有する。紫外線照射装置(114)は、第2の光源部(174)と、筐体(176)とを有する。第2の光源部(174)は、紫外線を照射する。筐体(176)は、本体(182)と、窓部(184)と、取付部(286)とを有する。本体(182)には、第2の光源部(174)が取り付けられる。窓部(184)は、本体(182)に設けられ第2の光源部(174)からの光を通す。取付部(286)は、本体(182)に設けられ筒状部(122)に取り付けられる。取付部(286)が筒状部(122)に取り付けられた状態で本体(182)は第1の光源部(128)から照射される光を本体(182)の外側に通すように形成された開口(282a)を備える。
実施形態に係る照明器具(110)は、照明機能を発揮し得る照明器具本体(112)の筒状部(122)に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、照明器具本体(112)の所定の機能の発揮を許容することができる。このため、照明器具本体(112)の所定の機能である照明機能の発揮と、紫外線照射装置(114)の紫外線照射機能とを両立した照明器具(110)が提供される。
【0015】
実施形態の照明器具(110)は、第1のコネクタ部(162)と、第2のコネクタ部(194)と、配線(164)とを有する。第1のコネクタ部(162)は、照明器具本体(112)の筒状部(122)の一方の端部又はその端部の近傍に設けられる。第2のコネクタ部(194)は、第2の光源部(174)に設けられ、第1のコネクタ部に着脱可能で、第1のコネクタ部(162)に接続された状態で第1のコネクタ部(162)に第2の光源部(174)を電気的に接続する。配線(164)は、第1のコネクタ部(162)に電気的に接続され、照明器具本体(112)の筒状部(122)の一方の端部(132a)又はその近傍の内側から、筒状部(122)の他方側の端部に向けて延出する。
実施形態に係る配線(164)は、照明器具本体(112)の筒状部(122)の一方の端部(132a)又はその近傍の内側から、筒状部(122)の他方側の端部に向けて延出する。このため、例えば天井部材等に照明器具本体(112)を取り付ける場合に配線(164)が邪魔になることが抑制される。
【0016】
実施形態の照明器具本体(112)は、第1の光源部(128)用の第1の電源(154)と、第2の光源部(174)用の第2の電源(156)とを有する。
照明器具本体(112)の第1の光源部(128)及び第2の光源部(174)は、電源(154,156)から電力の供給を受けることができる。
【0017】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
一実施形態に係る紫外線照射装置アセンブリとして、照明機能を発揮する照明器具本体112を含む照明器具110を例にして説明する。すなわち、第1実施形態に係る紫外線照射装置アセンブリの一例として照明器具110について、
図1から
図6を参照して説明する。なお、照明器具110は、紫外線照射装置が取り付けられる機能部材(取付部材)の一例である。紫外線照射装置114は、スピーカーや、スプリンクラーや、カメラなど、例えば、天井や壁面に配設される機能部材(取付部材)に取付けられることで、紫外線照射装置アセンブリ110を構成してもよい。
【0019】
図1は、天井部材(天井板)102に形成された例えば円形状(円柱状)の埋込孔104に照明器具110が取り付けられた状態を示す側面図である。
図2は、照明器具110の中心軸Cを含む断面図である。
図3は、照明器具110を示す概略的な斜視図である。
図4は、
図3中の矢印IVで示す方向から照明器具110を見た概略的な下面図である。
図5は、
図1に示す照明器具110から紫外線照射装置114を取り外した状態を示す側面図である。
図6は、
図3に示す照明器具110から取り外した紫外線照射装置114を示す概略的な斜視図である。
【0020】
図1に示すように、本実施形態に係る照明器具110は、例えば天井部材(天井板)102に形成された例えば円形状の埋込孔104に埋め込み設置されるダウンライトである。なお、本実施形態では、照明器具110の光照射方向の前側が下側、光照射方向に対して反対の後側が上側、前後方向が上下方向である。また、本実施形態に係る照明器具110には、上下方向に仮想の器具中心軸Cを規定する。
【0021】
図1から
図4に示すように、本実施形態に係る照明器具110は、照明器具本体112と、照明器具本体112に着脱可能に取り付けられる紫外線照射装置(紫外線照射ユニット)114とを有する。
【0022】
照明器具本体112は、筒状部(基体)122と、固定部124と、電源ユニット126とを有する。
【0023】
筒状部122は、第1の光源428a(
図4参照)を有する第1の光源部128の外側を囲う筒状に形成される。筒状部122は、例えば円筒状に形成され、中心軸Cが規定される。
筒状部122に対して、第1の光源部128は、着脱可能である。
図1に示す照明器具本体112に対して、第1の光源部128は、中心軸Cに沿って筒状部122の下側から上側に例えば螺合することにより筒状部122に固定される。第1の光源部128は、紫外線照射装置114が照明器具本体112から取り外された状態で、筒状部122に対して着脱可能である。なお、第1の光源部128は、紫外線照射装置114が照明器具本体112に取り付けられた状態で、筒状部122に対して着脱可能であってもよい。
【0024】
本実施形態では、筒状部122は、一端(下端)と他端(上端)とを有する円筒状の基体132と、基体132の他端側に設けられる枠体134とを有する。
【0025】
基体132の一端には、天井部材102の埋込孔104の内径よりも大きい外径を有するフランジ部132aが設けられる。なお、基体132の他端の外径は、天井部材102の埋込孔104の内径よりも小さい。
【0026】
フランジ部132aは、例えば円環状又は略円環状に形成される。フランジ部132aは、天井部材102の下面102aと接触していても、離間していてもよい。
【0027】
なお、
図2に示すように、筒状部122の基体132は、その内周面に後述する取付部286(
図6参照)が取り付けられる被取付部232bを有する。本実施形態では、被取付部232bは、基体132の内周面に対して径方向内方に突出する。被取付部232bの形成位置は、取付部286に対応する位置に形成される。
【0028】
図1から
図5に示すように、筒状部122の枠体134は、基体132とともに、第1の光源部128を支持する筒状に形成される。
【0029】
筒状部122の基体132の外側(外周面)の下端部近傍には、例えば3つなど、複数の固定部124が設けられる。固定部124は、中心軸Cの軸回りに、例えば120°おきに配置される。
【0030】
固定部124は、例えば板ばねによって構成されている。固定部124の基端部は、筒状部122の基体132の外側(外周面)の下端部近傍に取り付けられる。固定部124の先端側は、筒状部122の外側から径方向外方に付勢されている。固定部124の先端部近傍には、天井部材102の上面に引っ掛けられる引っ掛け部124aが形成される。
【0031】
筒状部122の枠体134と電源ユニット126との間は、連結部140で連結されている。
【0032】
電源ユニット126は、筒状部122に連結され、筒状部122の中心軸Cと交差する方向に延びる。
【0033】
電源ユニット126は、ベース部材152と、ベース部材152に固定される第1の電源154と、ベース部材152に固定される第2の電源156とを有する。第1の電源154は、第1の光源部128に電力を供給する電源であり、第2の電源156は、第2の光源部174に電力を供給する電源である。なお、第1の電源154が、第1の光源部128と、第2の光源部174と、に電力を供給する構成としてもよく、その場合、電源ユニット126は、第2の電源156を備えていなくてもよい。
【0034】
本実施形態では、ベース部材152は、天井部材102の上面に例えば平行又は略平行に配置される平板152aと、平板152aに対して折り曲げられて形成されるタブ152bとを有する。平板152aとタブ152bとは、例えば直交する。このため、ベース部材152は、単に平板152aとして形成される場合よりも、第1の電源154及び第2の電源156が固定された状態での変形が抑制される。
【0035】
そして、ベース部材152は、枠体134と、連結部140で連結されている。ベース部材152の平板152aの下面、すなわち、天井部材102の上面に対向する面には、例えば第1の電源154が固定される。ベース部材152の平板152aの上面には、例えば第2の電源156が固定される。このように、第1の電源154及び第2の電源156は、平板152aの上下に固定される。なお、ベース部材152の平板152aに対する第1の電源154と第2の電源156との配置は、反対であってもよい。また、第1の電源154と、第2の電源156と、は平板152aの同じ側に配置されてもよい。例えば、第1の電源154及び第2の電源156は、共に平板152aの上側もしくは下側に固定されてもよい。
【0036】
また、ベース部材152の平板152aの法線が向く方向は、水平方向であってもよい。この場合、第1の電源154及び第2の電源156は、筒状部122から平板152aを見て、平板152aの左右に固定される。
【0037】
第1の電源154は、筒状部122の中心軸Cの近傍を通す図示しない第1のケーブル束(配線)により、第1の光源部128に電気的に接続される。なお、第1のケーブル束の一端は第1の電源154に固定され、他端は枠体134に固定される。
【0038】
図1、
図3、
図5に示すように、筒状部122の基体132のフランジ部132a又はその近傍には、第1のコネクタ部162が設けられる。第1のコネクタ部162は、例えば、基体132の内側と外側とを貫通するとともに、フランジ部132aの上下を貫通する。なお、第1のコネクタ部162は、基体132の内側と外側、及び、フランジ部132aの上下に貫通せず、フランジ部132aの下面に設けられることも好適である。
【0039】
第1のコネクタ部162と第2の電源156との間は、例えばケーブル束(配線)164により電気的に接続される。ケーブル束164の一端は、第1のコネクタ部162に電気的に接続され、ケーブル束164の他端は、第2の電源156に電気的に接続される。なお、ケーブル束164は、第1のコネクタ部162から、筒状部122の基体132の内側を通して筒状部122の基体132の他端に向けて延出される。ケーブル束164の他端は、筒状部122の基体132の他端から筒状部122の枠体134の外側に延出される。そして、ケーブル束164の他端は、枠体134の外側を通して、第2の電源156に電気的に接続される。
なお、ケーブル束164は、断面が円形状のケーブル束として図示したが、適宜のフレキシブルフラットケーブル等、種々のケーブル/ケーブル束を用いてもよい。
【0040】
図1から
図4、
図6に示すように、紫外線照射装置114は、紫外線を照射する第2の光源172を有する第2の光源部174と、筐体176とを有する。紫外線照射装置114は、照明器具本体112に取り付けられて使用される。このため、第2の光源部174及び筐体176は、重量が軽いものが好ましい。
【0041】
筐体176は、本体182と、窓部184と、取付部286とを有する。なお、第2の光源172として紫外線が用いられる。このため、筐体176は、耐紫外線性を有する素材で形成される。
【0042】
本実施形態では筐体176の本体182は、基体132のフランジ部132aを覆うように形成される。本実施形態では、本体182は、円柱状(円環状(ドーナツ状))に形成される。すなわち、円柱状の本体182は、本体182の中心部に円柱状(円形状)の開口282aを有する。
【0043】
開口282aは、紫外線照射装置114が照明器具本体112に適切に取り付けられた状態で、第1の光源部128の第1の光源428aからの光を通すように形成される。このため、本体182の開口282aは、取付対象である照明器具本体112の所定の機能である光の照射といった機能の発揮を許容するように形成される。なお、紫外線照射装置114は、取付対象の機能を全く阻害しないように配設されることが望ましいが、取付対象の機能の少なくとも一部が開口282aを介して発揮されるのであれば、紫外線照射装置114は取付対象の機能の一部を阻害するように配設されてもよい。
【0044】
本実施形態では、開口282aは、空間として形成されるほか、例えば第1の光源428aからの光を透過させるアクリル板、ガラス等の透明、半透明等の板材で形成されていてもよい。また、開口282aには、適宜の色が付されたカラーフィルター、光を適宜の領域に照射するためのレンズ等が配置されていてもよい。すなわち、開口282aは、所定の機能を発揮できるのであれば、単なる空間でなく、適宜の物質が存在していてもよい。
【0045】
筐体176の本体182には、第2の光源部174が取り付けられる。第2の光源部174は、ベース192と、ベース192に設けられる第2のコネクタ部194とを有する。ベース192は、略円環状の板状に形成される。ベース192の一方の面(下方側の面)には、第2の光源172が設けられる。ベース192のうち、第2の光源172が設けられる側とは反対側の面(上方側の面)には、第1のコネクタ部162と電気的に接続される第2のコネクタ部194が設けられる。このため、ベース192は、第2の光源部174の例えば基板や電極として用いられる。
【0046】
本体182には、窓部(貫通孔)184が設けられる。窓部184は、第2の光源部174の第2の光源172からの光を通す。本実施形態では、窓部184は、略直線状に形成され、略矩形状に形成される。なお、窓部184は、第2の光源172から照射された光を外部に取り出す照射窓であり、貫通孔の形態に限定されない。例えば、窓部184は、第2の光源172から照射された光のスペクトルの少なくとも一部を吸収するフィルタ部材を備えていてもよい。また、窓部184は、保護ガラスや、多孔質の保護部材などを備えており、紫外線照射装置114内に、例えば、人の指が入らないように構成されていてもよい。またさらに、窓部184は、円弧状に設けられていてもよいし、紫外線照射装置114の下面側の全体に設けられていてもよい。
【0047】
図2及び
図6に示す取付部286は、開口282aの上端から上方に突出するとともに、径方向外方に突出する爪部として形成される。取付部286は、例えば基体132の内周面に形成される被取付部232bに係合される。被取付部232bは、本実施形態では、筒状部122の内周面に、径方向内方に突出する例えば3つの凸部として形成されている。取付部286と被取付部232bとの関係は、爪部と凸部との関係に限らず面ファスナなど、係脱可能な係合関係を形成するものであればよい。また、取付部286と被取付部232bとの関係は、係合関係に限らず、磁石による磁着させるなど、適宜のものが用いられ得る。
【0048】
本実施形態に係る紫外線を照射する第2の光源172は、非LED(Light Emitting Diode)のランプ(例えば、水銀ランプ、メタルハライドランプ、蛍光形紫外線ランプ、エキシマランプ等)であってもよく、LEDであってもよい。第2の光源172は、例えば、UV-LEDを用いた発光基板である。第2の光源172は、波長が380nm以下の紫外線を照射する。本実施形態の紫外線は、人体への影響が少ない例えば222nmを主波長とする紫外線(深紫外線UV-C)を用いてもよい。また、紫外線のみが第2の光源172から照射されても良いし、紫外線とともに波長が380nmより大きい可視光が第2の光源172から照射されても良い。第2の光源172が点灯されると、少なくとも対象物に紫外線を照射することができる。なお、第2の光源172は、直線状に形成されていてもよいし、円弧状(つまり、曲線部を有する)に形成されていてもよい。第2の光源172としてLEDを用いる場合は、LED実装基板を円弧状に形成することで、曲線部を有する第2の光源172を構成することができる。本実施形態のように、紫外線照射装置114の本体182が円環状(ドーナツ状)に構成されている場合、第2の光源172も円弧状もしくは円環状に構成することで、第2の光源172の発光部を大きく設けることが可能となり、紫外線照射装置114から照射される紫外線を増加させることが可能となる。
【0049】
本実施形態に係る照明器具本体112を天井部材102の埋込孔104に取り付ける場合、作業者は、まず、電源ユニット126を天井部材102の下側から埋込孔104の上側に通す。そして、作業者は、固定部124を筒状部122の基体132に弾性変形させて近づけ、固定部124が筒状部122の基体132の外周面に沿う状態で筒状部122の枠体134及び基体132を、天井部材102の埋込孔104に挿入する。作業者が固定部124を開放すると、固定部124の引っ掛け部124aは、バネ付勢力によって天井部材102の上面102bよりも上方で側方に展開する。このため、固定部124の引っ掛け部124aは、筒状部122を上方に引き上げ、筒状部122の一方の端部のフランジ部132aが天井部材102の下面に当接又は近接する状態で、照明器具本体112の全体を天井部材102に支持する。なお、引っ掛け部124aにより、照明器具本体112が天井部材102から脱落することが防止されている。このようにして、照明器具本体112は、天井部材102の埋込孔104に支持される。
【0050】
本実施形態では、埋込孔104に対して、基体132を上方に移動させることにより、固定部124の引っ掛け部124aを天井部材102の上面102bに引っ掛ける例について説明した。例えば、埋込孔104に対して、基体132を螺合により固定してもよい。この場合、板バネとしての固定部124の代わりに、例えば基体132の外周面に雄ネジ部が、埋込孔104に雌ネジ部が形成される。
【0051】
照明器具本体112に第1の光源部128を適切に取り付けた状態のとき、作業者が図示しないスイッチを操作することにより、第1の電源154から第1の光源部128に電力を供給すると、第1の光源428aが点灯する。このとき、第1の光源428aは、第1の光源部128の下側を所定範囲に照明する。
また、作業者が図示しないスイッチを操作することにより、第1の電源154から第1の光源部128への電力の供給を遮断すると、第1の光源428aが消灯する。
【0052】
作業者は、この状態で、紫外線照射装置114を照明器具本体112に取り付ける。このとき、作業者は、例えば紫外線照射装置114の取付部286を筒状部122の内側に配置し、いわゆるスナップフィットさせたり、紫外線照射装置114の筐体176を例えば中心軸Cの軸回りに時計回りに回転させたりして被取付部232bに対して取付部286を係合させる。このとき、第2のコネクタ部194と第1のコネクタ部162とを接続する。このとき、照明器具110が形成される。なお、紫外線照射装置11は、照明器具本体112を天井部材102の埋込孔104に取り付ける際に、既に照明器具本体112に取付けられていてもよい。また、紫外線照射装置114は、被取付部232bに対して取付部286を取付けた際に、電気的接続も完了するように構成されていてもよい。この場合、第2のコネクタ部194と、第1のコネクタ部162と、の接続は不要である。このように、照明器具110が備える可視光を照射する第1の光源部128は、天井部材102の下面102aより上方に位置するように、紫外線照射装置114が備える紫外光を照射する第2の光源部174は、天井部材102の下面102aより下方に位置するように取付けられる。この構成により、室内に効率良く紫外線を照射することが可能となる。
【0053】
なお、作業者が照明器具本体112の筒状部122に対して、紫外線照射装置114の筐体176を例えば中心軸Cの軸回りに反時計回りに回転させることで、被取付部232bに対して取付部286の係合を解除することができる。このため、照明器具本体112に対して、紫外線照射装置114が取り外される。
【0054】
本実施形態では、取付部286は、突起を有する例について説明したが、例えば螺合により、紫外線照射装置114が照明器具本体112に取り付けられる構造であってもよい。なお、照明器具本体112がGX53タイプのソケットを有し、紫外線照射装置114がGX53タイプの口金を有し、これらが嵌合される構造であってもよい。
【0055】
照明器具本体112に対して紫外線照射装置114を適切に取り付けた状態のとき、作業者が図示しないスイッチを操作することにより、第1の電源154から第1の光源部128に電力を供給し、第1の光源428aを点灯させるとともに、第2の電源156から第2の光源部174に電力を供給し、第2の光源172を点灯させる。すなわち、照明器具110は、第1の光源428a及び第2の光源172の両方を同時期に点灯させる。
【0056】
このとき、第1の光源428aは、第1の光源部128の下側を所定範囲に照明する。このときの第1の光源428aの照明範囲は、紫外線照射装置114を照明器具本体112から取り外した状態と例えば同じ又は略同じである。このため、紫外線照射装置114を照明器具本体112に取り付けることにより、照明器具本体112の機能を阻害することを防止し、又は、照明器具本体112の機能を阻害する可能性を低減する。したがって、紫外線照射装置114を照明器具本体112に取り付けた状態において、取付対象である照明器具本体112の所定の機能である照明機能の発揮を許容することができる。
【0057】
また、第2の光源172は、第2の光源部174の下側を所定範囲に照明する。第2の光源172は、例えば、有人環境で人体に有害とされず、空間及び/又は物体表面を除菌する効果が高いとされている範囲の波長の紫外線(深紫外線UV-C)を照射する。このため、第2の光源172から照射される紫外線により、例えばある空間の空気を除菌しながら、テーブル、壁面、床面等の物体の表面が除菌される。
【0058】
作業者が図示しないスイッチを操作することにより、第1の電源154から第1の光源部128への電力の供給を遮断し、第1の光源428aが消灯するとともに、第2の電源156から第2の光源部174への電力の供給を遮断し、第2の光源172が消灯する。このように、本実施形態では、照明器具本体112に紫外線照射装置114を取り付けた状態での第1の光源428a及び第2の光源172の発光タイミングは、同時期である。また、例えば、第1の光源172及び第2の光源172が消灯した状態から1回スイッチが操作されると、第1の光源172及び第2の光源172が点灯し、スイッチが操作されると、第2の光源172が点灯したまま第1の光源172が消灯し、再びスイッチが操作されると、第1の光源172及び第2の光源172が消灯するようになっていてもよい。
【0059】
なお、第1の光源428aのためのスイッチと、第2の光源172のためのスイッチとをそれぞれ別系統としてもよい。この場合、例えば、第1の光源428aが点灯しているときに第2の光源172を点灯させ、第1の光源428aが点灯しているときに第2の光源172を消灯させ、第1の光源428aが消灯しているときに第2の光源172を点灯させることができる。
【0060】
ここで、紫外線照射機能を有する例えば矩形ブロック状などの装置を照明器具本体112に固定する場合、照明器具本体112の照明機能を発揮するように、第1の光源部128の第1の光源428aを避けた位置に配置される。このため、照明器具本体112と紫外線照射機能を有する装置とを有する照明器具としては、全体的に大型化し易い。本実施形態に係る紫外線照射装置114は、照明器具本体112の照明機能を発揮しつつ、紫外線照射装置114の紫外線照射機能を発揮する場合に、照明器具110として大型化を抑制することができる。また、照明器具本体112など、他の機能部品と組み合わせた際に、その機能部品から提供される機能を阻害する可能性を低減する紫外線照射装置を提供することができる。
【0061】
なお、本実施形態では、紫外線照射装置114の筐体176は、円環状である例について説明した。筐体176は、略C字状、略三日月状など、種々の形状が許容される。このとき、開口282aは、第1の光源428aからの照明光(例えば可視光)の遮蔽を抑制し、照明光を通す大きさかつ形状に形成される。紫外線照射装置114の筐体176は例えば三日月状の2つを合わせて、略環状(略円形状)としてもよい。
【0062】
照明器具本体112の第1の光源部128はそれぞれ下側を照明するように、水平方向に複数並べられる場合がある。この場合、複数の第1の光源部128の第1の光源428aの光をそれぞれ通し、第1の光源428aからの光の遮蔽を抑制するように、紫外線照射装置114の開口282aは、照明器具本体112の筒状部122の形状に合わせて、略矩形状に形成されてもよい。この場合、開口282aは、各第1の光源428aからの光の照射範囲ごとに区画されてもよく、区画がなくてもよい。
【0063】
本実施形態では、照明器具110は、天井部材(天井板)102に埋め込み設置されるダウンライトを例にして説明したが、照明器具110は、埋め込み式に限られない。例えば、いわゆるシーリングライトのように天井から下側に突出するように設置されてもよく、いわゆるペンダントライトのように天井から吊るされてもよい。また、照明器具110は、いわゆるブラケットライトのように天井ではなく、壁に設置されることも好適である。また、照明器具110は、フットライトとして用いられることも好適である。
その他、第1の光源部128の下端を筒状部122のフランジ部132aよりも下側に配置し、第1の光源部128に紫外線照射装置114を直接取り付けてもよい。この場合も、開口282aは、第1の光源428aの照明機能を発揮し、本体182により第1の光源428aからの光が遮蔽され難く、第1の光源428aの照明機能の発揮に問題が生じないように設けられる。このため、紫外線照射装置114の本体182が取り付けられる取付対象は、筒状部122に限らず、第1の光源部128であってもよい。
【0064】
本実施形態に係る紫外線照射装置アセンブリでは、紫外線照射装置114とともに用いる、所定の機能を発揮し得る取付対象として、例えば照明器具本体112を例にした照明器具110について説明した。すなわち、紫外線照射装置114は、照明器具本体112の第1の光源428aからの光の遮蔽を抑制して光を通し、照明器具本体112の第1の光源428aの点灯による適宜の範囲の照明という機能の発揮を許容するように形成される。
【0065】
したがって、本実施形態によれば、所定の機能としての照明機能を発揮し得る取付対象である照明器具本体112に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象である照明器具本体112の所定の機能である照明機能の発揮を許容する、紫外線照射装置114を提供することができる。
【0066】
本実施形態では、窓部184は、略直線状に形成され、略矩形状に形成される例について説明した。例えば、窓部184が円環状に形成され、第2の光源172が円環状など、窓部184及び第2の光源172が曲線状に形成されることも好適である。また、窓部184及び第2の光源172は、円環状でなく、円弧の一部として形成されることも好適である。
【0067】
所定の機能を発揮し得る取付対象として、照明器具本体112とともに、又は、照明器具本体112の代わりに、所定の範囲を撮影する機能を発揮し得るカメラの周囲に紫外線照射装置114を配置し、紫外線照射装置アセンブリ110を形成してもよい。この場合、筐体176の開口282aは、カメラの光軸を通す空間として形成されてもよく、フィルタ等が配置されてもよい。
また、所定の機能として電気信号を空気の振動に変換するスピーカーの外周に紫外線照射装置114を配置し、紫外線照射装置アセンブリ110を形成してもよい。また、所定の機能として火災発生時に散水し消火を行うスプリンクラーの外周に紫外線照射装置114を配置し、紫外線照射装置アセンブリ110を形成してもよい。
【0068】
また、所定の機能を発揮し得る取付対象として、所定の空間の温度、湿度、気流、清浄度などを調整する機能を発揮し得る空調装置の空気の取入口、排出口、空気の温度、湿度、清浄度等を図る各種センサーの機能の発揮を許容するように、紫外線照射装置114が取り付けられることも好適である。この場合、開口282aには、例えばルーバー等が配置されていてもよい。このため、例えばどの領域から空気を吸気するか、どの領域に空気を排気するか等、適宜に設定可能である。
【0069】
ここでは、所定の機能を有する取付対象として、照明器具本体112、カメラ、スピーカー、スプリンクラー、空調装置を例にして説明したが、PC、タブレット端末、その他、所定の機能を有する取付対象で、紫外線照射装置114がその所定の機能の発揮を許容するものであれば、種々のものが用いられ得る。
【0070】
このように、紫外線照射装置114の筐体176は、取付対象の所定の機能を阻害し難く、所定の機能の発揮を許容するように形成される。このため、所定の機能を発揮し得る取付対象112に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象112の所定の機能の発揮を許容する、紫外線照射装置114、及び、紫外線照射装置114を有する紫外線照射装置アセンブリ110を提供することができる。
【0071】
以上述べた少なくともひとつの実施形態によれば、所定の機能を発揮し得る取付対象112に取り付けられた状態で紫外線照射を行えるとともに、取付対象の所定の機能の発揮を許容する、紫外線照射装置を提供できる。さらには、上述した少なくともひとつの実施形態によれば、紫外線照射装置を有する紫外線照射装置アセンブリ、及び、紫外線照射装置を有する照明器具を提供することができる。
【0072】
上述した実施形態では、紫外線照射装置114の開口282aを介して、取付対象である照明器具本体112の所定の機能である光の照射といった機能の発揮を許容する形態を示したが、機能の発揮を許容する形態は、この形態に限定されるものではない。例えば、紫外線照射装置114を、取付対象から提供される機能に影響を与えない場所(機能の提供領域の範囲外や、機能の提供領域の周辺部で提供される機能が弱い・低い領域)に取付けることで、機能の発揮を許容してもよい。例えば、取付対象が長尺な照明装置(例えば、ベースライト)の場合は、長尺な照明装置の一端側に紫外線照射装置114を配設することで、機能の発揮を許容する。この場合、紫外線照射装置114は、開口282aを備えていなくてもよい。
【0073】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0074】
102…天井部材、104…埋込孔、110…照明器具、112…照明器具本体、114…紫外線照射装置、122…筒状部、124…固定部、126…電源ユニット、128…第1の光源部、428a…第1の光源、132…基体、132a…フランジ部、232b…被取付部、134…枠体、140…連結部、154…第1の電源、156…第2の電源、162…第1のコネクタ部、164…ケーブル束、172…第2の光源、174…第2の光源部、176…筐体、182…本体、282a…開口、184…窓部、286…取付部、192…ベース、194…第2のコネクタ部。