(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023014920
(43)【公開日】2023-01-31
(54)【発明の名称】虫エサ取付器
(51)【国際特許分類】
A01K 97/00 20060101AFI20230124BHJP
【FI】
A01K97/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021119146
(22)【出願日】2021-07-19
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-01-12
(71)【出願人】
【識別番号】321005940
【氏名又は名称】堀井 美由起
(72)【発明者】
【氏名】堀井 美由起
【テーマコード(参考)】
2B109
【Fターム(参考)】
2B109FA02
(57)【要約】
【課題】活きのよい虫エサが暴れまわるのを防ぎ、誰でも簡単に、且つ、手を汚すこと
なく、噛みつかれることもなく虫エサを針にセットする。
【解決手段】押さえ板を外した本体に箸やピンセット等で虫エサを放り込み、押さえ板
で虫エサを動けない状態にし、本体底部のスリットから虫エサに針を付け、底部の端に
ある穴から針ごと虫エサを引っ張り出すことで、簡単に且つ、手を汚すことなく、虫エサ
に針をつけることができる。指やピンセットなどで、1部分を強く押さえるのに比べ、
全体的に圧力を加えて虫の動きを封じるため、虫が弱ることなく、且つスムーズに虫エサ
に針を取り付けることができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
釣りで使用する虫エサを箸やピンセット等でつまみ、本体に入れて押さえ板を入れる
ことにより、虫エサが暴れるのを防ぎ、手を汚すことなく、誰でも簡単に虫エサをハリ
に付けることを可能にした虫エサ取付器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、誰でも簡単に手を汚すことなく、虫エサをハリに取付られるものである。
【背景技術】
【0002】
虫エサは魚釣りをする上で、釣果を上げる重要なものである。
【0003】
しかしながら、虫エサは活きが良ければ良いほど、ハリに取り付ける際、暴れまわる
上、ヌルヌルしていてハリに付けるのに苦労する。また、手も汚れる上に噛みつきもす
るのが問題であった。
【0004】
この改善策として、
図1の虫エサ取付器を使うことにより、虫エサが暴れることを防
ぎ、手を汚すこともなく、女性や子供でも簡単に虫エサを針に付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、虫エサを針に付ける際、虫エサが暴れてなかなか針にセッ
トできないことと、虫エサの体液で手が汚れること、また、虫エサが噛みつくことの3つ
である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は虫エサを型枠にはめ、動けない状態にして針をつけることを最も主要な特徴と
する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の虫エサ取付器は、箸やピンセット等を使って虫エサを本体に入れ、押さえ板で
虫を固定して針を取付けるため、付け易く、手も汚れない利点がある。
(2)
【図面の簡単な説明】
【0009】
【発明を実施するための形態】
【0010】
虫エサを暴れさせず、手も汚れないという目的を、虫エサの活きを損なわずに実現した。
【実施例0011】
図1は、透明なプラスチック素材で構成された、本発明の全体図である。
【0012】
図2のように、押さえ板をはずした状態で、箸やピンセット等を使って虫エサを本体に
放り込み、虫を押さえる部分にサンドペーパーを貼り付けた押さえ板をいれる。
【0013】
図3のように、親指で押さえ板を押さえながら、本体底部のスリットから虫エサに針を
付ける。針をつけたのち、針ごと虫エサを上部の穴から引っ張り出すことで、虫エサを針
に取り付けることができる。
図4は本体底部の図である。
しかしながら、虫エサは活きが良ければ良いほど、ハリに取り付ける際、暴れまわる上、ヌルヌルしていてハリに付けるのに苦労する。また、手も汚れる上に噛みつきもするのが問題であった。
解決しようとする問題点は、虫エサを針に付ける際、虫エサが暴れてなかなか針にセットできないことと、虫エサの体液で手が汚れること、また、虫エサが噛みつくことの3つである。