(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023152459
(43)【公開日】2023-10-17
(54)【発明の名称】自動車用ディスプレイ
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0482 20130101AFI20231010BHJP
G06F 3/0485 20220101ALI20231010BHJP
G06F 3/04842 20220101ALI20231010BHJP
G06F 3/14 20060101ALI20231010BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20231010BHJP
【FI】
G06F3/0482
G06F3/0485
G06F3/04842
G06F3/14 340B
B60R16/02 630L
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022062490
(22)【出願日】2022-04-04
(71)【出願人】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099623
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 尚一
(74)【代理人】
【識別番号】100125380
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 綾子
(74)【代理人】
【識別番号】100142996
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 聡二
(74)【代理人】
【識別番号】100166268
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 祐
(74)【代理人】
【識別番号】100217076
【弁理士】
【氏名又は名称】宅間 邦俊
(74)【代理人】
【識別番号】100169018
【弁理士】
【氏名又は名称】網屋 美湖
(74)【代理人】
【氏名又は名称】有原 幸一
(72)【発明者】
【氏名】寸田 剛司
(72)【発明者】
【氏名】石戸 正純
(72)【発明者】
【氏名】小木 理紗子
(72)【発明者】
【氏名】太田 帆乃佳
(72)【発明者】
【氏名】内海 純彦
【テーマコード(参考)】
5B069
5E555
【Fターム(参考)】
5B069AA12
5B069JA06
5E555AA02
5E555AA05
5E555AA24
5E555AA76
5E555BA23
5E555BB23
5E555BC04
5E555BC17
5E555BE10
5E555BE12
5E555CA13
5E555CB14
5E555CB16
5E555CB33
5E555CB34
5E555CB55
5E555CC03
5E555DA01
5E555DB14
5E555DC18
5E555DC21
5E555EA03
5E555EA07
5E555EA11
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】ユーザーの利便性がより高い自動車用ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】第1機能に関する第1画面と、第2機能に関する第2画面とが選択的に表示される。前記第1画面においては、前記第1機能に属するX個のサブ機能にそれぞれ対応するX個のボタンのうちY個のボタンが所定領域CRにカルーセル表示され、Yは2以上の整数であり、XはYよりも大きい整数である。Yが偶数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に(Y/2)個の前記ボタンが前記所定領域の第1部分領域CRaに表示されるとともに、使用頻度の高い順に(Y/2)個のボタンが前記所定領域の第2部分領域CRbに表示され、Yが奇数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に((Y-1)/2)個の前記ボタンが領域CRaに表示されるとともに、使用頻度の高い順に((Y-1)/2)個のボタンが領域CRbに表示される。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1機能に関する第1画面と、第2機能に関する第2画面とが選択的に表示される自動車用ディスプレイであって、
前記第1画面においては、前記第1機能に属するX個のサブ機能にそれぞれ対応するX個のボタンのうちY個のボタンが所定領域にカルーセル表示され、
Yは2以上の整数であり、XはYよりも大きい整数であり、
Yが偶数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に(Y/2)個の前記ボタンが前記所定領域の第1部分領域に表示されるとともに、使用頻度の高い順に(Y/2)個のボタンが前記所定領域の第2部分領域に表示され、
Yが奇数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に((Y-1)/2)個の前記ボタンが前記第1部分領域に表示されるとともに、使用頻度の高い順に((Y-1)/2)個のボタンが前記第2部分領域に表示される、
自動車用ディスプレイ。
【請求項2】
前記自動車用ディスプレイは車室内の車幅方向略中央に配置され、
前記所定領域においてY個のボタンが前記車幅方向に表示され、
前記第1部分領域は前記第2部分領域よりもドライバーに近い位置にあり、
前記第1部分領域においてはドライバーから遠ざかる方向に沿って前記ボタンが直近操作日時の新しい順に表示され、
前記第2部分領域においてはドライバーに近づく方向に沿って前記ボタンが使用頻度の高い順に表示される、
請求項1に記載の自動車用ディスプレイ。
【請求項3】
Yが偶数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に(Y/2)個の前記ボタンが前記所定領域の第1部分領域に表示されるとともに、前記第1部分領域に表示される(Y/2)個のボタンを除いた前記ボタンのうち、使用頻度の高い順に(Y/2)個のボタンが前記所定領域の第2部分領域に表示され、
Yが奇数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に((Y-1)/2)個の前記ボタンが前記第1部分領域に表示されるとともに、前記第1部分領域に表示される((Y-1)/2)個のボタンを除いた前記ボタンのうち、使用頻度の高い順に((Y-1)/2)個のボタンが前記第2部分領域に表示される、
請求項1又は2に記載の自動車用ディスプレイ。
【請求項4】
Yが奇数である場合、使用頻度の高い順に((Y-1)/2+1)個の前記ボタンが前記第2部分領域に表示される、請求項1又は2に記載の自動車用ディスプレイ。
【請求項5】
前記所定領域においてスクロールが行われた場合、前記スクロールの前に前記所定領域に表示されていなかった前記ボタンが使用頻度の高い順又は直近操作日時の新しい順に前記所定領域に順次表示される、請求項1又は2に記載の自動車用ディスプレイ。
【請求項6】
前記自動車用ディスプレイは車室内の車幅方向略中央に配置され、
前記所定領域においてY個のボタンが車幅方向に表示され、
前記所定領域において車幅方向に沿ってドライバーから遠ざかる方向にスクロールが行われた場合、前記スクロールの前に前記所定領域に表示されていなかった前記ボタンが直近操作日時の新しい順に前記所定領域に順次表示され、
前記所定領域において車幅方向に沿ってドライバーに近づく方向にスクロールが行われた場合、前記スクロールの前に前記所定領域に表示されていなかった前記ボタンが使用頻度の高い順に前記所定領域に順次表示される、
請求項5に記載の自動車用ディスプレイ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用ディスプレイに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、良好な視認性の実現、および操作性の向上を図った電子機器を提供することを目的として、アプリケーションの使用頻度を検出し、使用頻度に基づいて使用頻度の高いアプリケーションを表示させる技術が開示されている。また、アプリケーション(履歴)を検出して表示させても良いことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ユーザーの利便性がより高い自動車用ディスプレイ装置が求められていることに鑑み、斯かる自動車用ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る自動車用ディスプレイは、第1機能に関する第1画面と、第2機能に関する第2画面とが選択的に表示される自動車用ディスプレイであって、前記第1画面においては、前記第1機能に属するX個のサブ機能にそれぞれ対応するX個のボタンのうちY個のボタンが所定領域にカルーセル表示され、Yは2以上の整数であり、XはYよりも大きい整数である。Yが偶数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に(Y/2)個の前記ボタンが前記所定領域の第1部分領域に表示されるとともに、使用頻度の高い順に(Y/2)個のボタンが前記所定領域の第2部分領域に表示される。Yが奇数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に((Y-1)/2)個の前記ボタンが前記第1部分領域に表示されるとともに、使用頻度の高い順に((Y-1)/2)個のボタンが前記第2部分領域に表示される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ユーザーの利便性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】メディア画面の第1の例を示す説明図である。
【
図2】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図3】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図4】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図5A】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図5B】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図5C】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図5D】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図6A】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図6B】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図6C】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図6D】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図7】メディア画面の第2の例を示す説明図である。
【
図9】自動車用ディスプレイのコンピュータハードウェア構成の一例を示す説明図である。
【
図10】自動車用ディスプレイのソフトウェア構成の一例を示す説明図である。
【
図11】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【
図12】カルーセル表示における仮想的なリングを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。
【0009】
図1に、自動車の車室内に設けられたタッチパネル式の自動車用ディスプレイに表示されるメディア機能の画面KS1aを示す。この自動車用ディスプレイは、横長四角形状であり、上辺FU及び下辺FBと、左辺FL及び右辺FRとを有する。画面KS1aにおいて、その大部分を占める詳細表示領域D1と、4つのボタンBH及びB11~B13と、5個のボタンB14~B18とが表示される。
【0010】
詳細表示領域D1は略横長四角形状であり、上辺及び下辺が自動車用ディスプレイの上辺FU及び下辺FBにそれぞれ接している。詳細表示領域D1の左辺は、自動車用ディスプレイの左辺FLから間隔を置いて位置し、同領域D1の右辺は、自動車用ディスプレイの右辺FRから間隔を置いて位置している。
【0011】
詳細表示領域D1は、メディア機能を利用するための領域である。メディア機能には、オーディオ機能やラジオ機能といった複数のサブ機能がある。
図1の詳細表示領域D1は、オーディオ機能に関する表示がなされている。具体的には、詳細表示領域D1の左上部分に再生対象のジャケット写真が表示され、右上部分にはタイトル名及びアーティスト名が表示されている。
【0012】
詳細表示領域D1にはさらに、自動車用ディスプレイの下辺FBに近接して横長四角形状のカルーセル(carousel、回転台、回転木馬などの意)表示領域CRが設けられている。このカルーセル表示領域CRには、複数のサブ機能にそれぞれ対応した複数のボタンがカルーセル表示される。詳細は後述する。
【0013】
5個のボタンB14~B18は、いずれも略正方形状で略同寸法であり、画面の上から下に向かって隙間なく順に並んでいる。ボタンB14の上辺は自動車用ディスプレイの上辺FUに接し、ボタンB18の下辺は自動車用ディスプレイの下辺FBに接している。5個のボタンB14~B18の各左辺は、自動車用ディスプレイの左辺FLに接している。5個のボタンB14~B18の各右辺は、領域D1の左辺に接している。
【0014】
「Mode」という文字が付されているボタンB14は、車両の走行モードに関する個別画面を表示させるためのボタンである。
「Car Info」という文字が付されているボタンB15は、走行距離、航続可能距離、平均燃費、瞬間燃費、平均車速などの確認ができる情報確認機能に関する個別画面を表示させるためのボタンである。
「Assist」という文字が付されているボタンB16は、ADAS(先進運転支援システム)機能のオン・オフを設定したり、現在作動しているADASの機能が確認できる機能の個別画面を表示させるためのボタンである。
「Help」という文字が付されているボタンB17は、分かりにくい操作方法や、設定の内容をガイドする機能の個別画面を表示させるためのボタンである。
「Setting」という文字が付されているボタンB18は、各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのボタンである。
【0015】
ボタンBHとボタンB11とボタンB12とボタンB13とは、画面の上から下に向かって隙間なく順に並んでいる。ボタンBHは略縦長四角形状であり、上辺が自動車用ディスプレイの上辺FUに接し、左辺が詳細表示領域D1の右辺に接し、右辺が自動車用ディスプレイの右辺FRに接している。
3つのボタンB11、B12及びB13はいずれも、略正方形状で同寸法である。各々の左辺は詳細表示領域D1の右辺に接し、各々の右辺は自動車用ディスプレイの右辺FRに接している。ボタンBHの下辺とボタンB11の上辺とが接しており、ボタンB11の下辺とボタンB12の上辺とが接しており、ボタンB12の下辺とボタンB13の上辺とが接しており、ボタンB13の下辺は自動車用ディスプレイの下辺FBに接している。
【0016】
「Home」という文字が付されているボタンBHは、自動車用ディスプレイのホーム画面に移るためのボタンである。
「Media」という文字が付されているボタンB11は、オーディオやラジオなどのメディア機能のメニュー画面へ移るためのボタンである。
「Phone」という文字が付されているボタンB12は、電話機能のメニュー画面へ移るためのボタンである。
「Navi」という文字が付されているボタンB13は、自動車の現在位置の表示や、目的地までのルートの表示など、カーナビゲーション機能のメニュー画面へ移るためのボタンである。
【0017】
図1に示したメディア機能の画面KS1aにおいて、「Car Info」という文字が付されているボタンB15が操作されると、
図8に示す情報確認機能の画面KS2に切り替わる。画面KS2においても、画面KS1aと同様に、ボタンBH及びB11~B18が表示される。他方、メディア機能の画面KS1aの詳細表示領域D1に代わり、確認機能の画面KS2においては詳細表示領域D2が表示される。この詳細表示領域D2に、走行距離、航続可能距離、平均燃費、瞬間燃費、平均車速などの情報が表示されている。なお、画面KS2にはカルーセル表示領域CRは設けられていない。画面KS2に表示された、「Media」という文字が付されたボタンB11が操作されると、
図1に示すメディア機能のメニュー画面へ切り替わる。
【0018】
カルーセル表示領域CRについて述べる。
図2に示す、「1」~「10」の文字が付された10個のボタンをそれぞれ、「第1ボタン」から「第10ボタン」とも呼ぶ。第1ボタンから第10ボタンはそれぞれ、メディア機能における10個のサブ機能に対応している。第1ボタンから第10ボタンまでの計10個のボタンが全体としてリングRG1をなすように順に時計方向に沿って仮想的に並んでおり、そのうち4個のボタンがカルーセル表示領域CRに表示される。例えば、
図1のカルーセル表示領域CRにおいては、「1」~「4」の文字がそれぞれ付された4つのボタンが順に右から左に向かって並んで表示される。このカルーセル表示領域CRにおいて左方向又は右方向にスワイプ(あるいはスクロール)すると、仮想的なリングRG1が回転し、カルーセル表示領域CRにそれまでとは別のボタンを表示させることができる。
【0019】
カルーセル表示領域CRにおいて、紙面上右から左へ向かう方向のスワイプを左スワイプと呼び、紙面上左から右へ向かう方向のスワイプを右スワイプと呼ぶ。リングは、左スワイプにより紙面上時計方向に回転し、右スワイプにより紙面上反時計方向に回転する。また、リングにおいて隣り合う2つのボタンの間隔をピッチと呼ぶ。
【0020】
右スワイプがなされた場合、リングにおける第1ボタンから第10ボタンまでの並び順は、操作頻度の高い順に一致する。左スワイプがなされた場合、リングにおける第1ボタンから第10ボタンまでの並び順は、直近操作日時の新しい順に一致する。ボタンの配列については後述する。
【0021】
図1及び
図2に示したカルーセル表示領域CRにおいて、リングにおけるボタンの配列が変わらないことを前提に、4ピッチ分の右スワイプが行われると、仮想的なリングRG1が
図2の紙面上反時計方向に4ピッチ分回転する。その結果、
図3に示すように、カルーセル表示領域CRには、第5ボタンから第8ボタンまでの4個のボタンが右から左に向かって順に表示される。
【0022】
図3と同じ表示結果は、
図1に示したカルーセル表示領域CRにおいて、6ピッチ分の左スワイプが行われた場合にも得られる。このスワイプにより、仮想的なリングRG1は、
図2の紙面上時計方向に6ピッチ分回転する。
【0023】
図3に示したカルーセル表示領域CRにおいて、サブ機能「テレビ」に対応する第7ボタンが操作されると、
図1に示したメディア機能画面KS1a(サブ機能:オーディオ)から、
図7に示すメディア機能画面KS1b(サブ機能:テレビ)に切り替わる。メディア機能画面KS1bには、メディア機能画面KS1aと同様のボタンBH及びB11~B18並びに詳細表示領域D1が設けられている一方、メディア機能画面KS1bの詳細表示領域D1にはテレビ機能の表示がなされている。
【0024】
メディア機能画面KS1bにおいて、「Car Info」という文字が付されたボタンB15が操作されると、
図8に示した確認機能画面KS2に切り替わる。この確認機能画面KS2において「Media」という文字が付されたボタンB11が操作されると、
図1又は
図7に示したようなメディア機能画面が再び表示される。
【0025】
このとき、カルーセル表示に伴うリングは、
図2及び
図3に示したリングRG1から
図4に示すリングRG2に変化する。すなわち、第7ボタンが、リングRG1においては第6ボタンと第8ボタンとの間に位置していたが、リングRG2においては第10ボタンと第1ボタンとの間に位置している。そして、メディア機能画面の再表示直後のカルーセル表示領域CRには、第7ボタン、第1ボタン、第2ボタン及び第3ボタンが右から左へ順に並んで表示される。
【0026】
これは、10個のボタンのうち直近の操作がなされたのが第7ボタンであったことによる。リングRG1におけるボタン配列がリングRG2のボタン配列に変更され、かつ第7ボタンがカルーセル表示領域CRに表示される4個のボタンのうち、最も右に位置することとなる。
【0027】
左右方向にボタン4個分の領域を有するカルーセル表示領域CRにおいて右側のボタン2個分の領域CRaには、最初に、10個のボタンのうち直近操作日時の最も新しいボタンが右側に表示され、直近操作日時の二番目に新しいボタンが左側に表示される。また、カルーセル表示領域CRにおいて左側のボタン2個分の領域CRbには、最初に、10個のボタンから領域CRaに表示される2個のボタンを除いた8個のボタンのうち、使用頻度の最も高いボタンが左側に表示され、使用頻度の二番目に高いボタンが右側に表示される。使用頻度が同じボタンが複数存在する場合は、直近操作日時の新しい順に左から右に向かって表示される。
【0028】
<直近操作日時による並べ替え>
図5Aに、
図4に示したリングRG2を再び示すとともに、各ボタンの直近操作日時の新しい順番を括弧書きで示す。例えば、第7ボタンの上に「(a1)」とあるのは、10個のボタンの中で、第7ボタンの直近操作日時が一番新しいことを示す。また、第4ボタンの上に「(a10)」とあるのは、10個のボタンの中で、第4ボタンの直近操作日時が一番古いことを示す。
【0029】
図5Aに示したリングRG2において、カルーセル表示領域CRに表示されていない第4ボタン、第5ボタン、第6ボタン、第8ボタン、第9ボタン及び第10ボタンの6個のボタンは、(何ピッチ分かはともかく)左スワイプが行われた直後に、直近操作日時の新しい順に反時計方向に沿って並べ替えられる。
図5Bに、並べ替え後のリングRG31を示す。リングRG31においては、いずれも非表示の第9ボタン、第10ボタン、第8ボタン、第6ボタン、第5ボタン、第4ボタンがこの順に反時計方向に沿って並んでいる。なお、メディア機能画面の再表示直後のカルーセル表示領域CRに表示されている4個のボタンは並べ替えの対象外である。
【0030】
上述の左スワイプが2ピッチ分行われたとすると、リングRG31が時計方向に2ピッチ分回転する。その結果、
図5Cに示すように、カルーセル表示領域CRにおいて、右から左に向かって順に、第10ボタン、第9ボタン、第7ボタン及び第1ボタンが表示される。
【0031】
図5Cに示したカルーセル表示領域CRにおいて第9ボタンが操作された場合、当該ボタンに対応するサブ機能の画面に遷移する。カルーセル表示領域CRの表示は、スワイプがなされない限り、
図5Cに示した状態のままである。第9ボタンに対応するサブ機能の画面において、メディア機能以外の機能のボタン(ボタンBH、B12~B18)が操作されて当該機能の画面へ遷移したのち、再びメディア機能画面に遷移した場合のカルーセル表示領域CRの状態を
図5Dに示す。
【0032】
図5Dのカルーセル表示領域CRの領域CRaにおいては、直近操作日時の最も新しい第9ボタンが右側に表示され、直近操作日時の二番目に新しい第7ボタンが左側に表示される。また、領域CRbには、10個のボタンから領域CRaに表示される2個のボタンを除いた8個のボタンのうち、使用頻度の最も高い第3ボタンが左側に表示され、使用頻度の二番目に高い第2ボタンが右側に表示される。
【0033】
図5A~
図5Dを参照して、
図4に示した表示において右スワイプが行われた場合を説明した。続いて、
図4に示した表示において左スワイプが行われた場合を説明する。
【0034】
<使用頻度による並べ替え>
図6Aに、
図4に示したリングRG2を再び示すとともに、各ボタンの使用頻度の高い順番を括弧書きで示す。例えば、第7ボタンの上に「(b1)」とあるのは、10個のボタンの中で、第7ボタンの使用頻度が一番高いことを示す。また、第6ボタンの上に「(b10)」とあるのは、10個のボタンの中で、第6ボタンの使用頻度が一番低いことを示す。
【0035】
図6Aに示したリングRG2において、カルーセル表示領域CRに表示されていない第4ボタン、第5ボタン、第6ボタン、第8ボタン、第9ボタン及び第10ボタンの6個のボタンは、(何ピッチ分かはともかく)右スワイプが行われた直後に、使用頻度の高い順に時計方向に沿って並べ替えられる。
図6Bに、並べ替え後のリングRG41を示す。リングRG41においては、いずれも非表示の第9ボタン、第10ボタン、第5ボタン、第4ボタン、第8ボタン、第6ボタンがこの順に時計方向に沿って並んでいる。なお、メディア機能画面の再表示直後のカルーセル表示領域CRに表示されている4個のボタンは並べ替えの対象外である。
【0036】
上述の右スワイプが2ピッチ分行われたとすると、リングRG41が反時計方向に2ピッチ分回転する。その結果、
図6Cに示すように、カルーセル表示領域CRにおいて、右から左に向かって順に、第2ボタン、第3ボタン、第9ボタン及び第10ボタンが表示される。
【0037】
図6Cに示したカルーセル表示領域CRにおいて第10ボタンが操作された場合、当該ボタンに対応するサブ機能の画面に遷移する。カルーセル表示領域CRの表示は、スワイプがなされない限り、
図6Cに示した状態のままである。第10ボタンに対応するサブ機能の画面において、メディア機能以外の機能のボタン(ボタンBH、B12~B18)が操作されて当該機能の画面へ遷移したのち、再びメディア機能画面に遷移した場合のカルーセル表示領域CRの状態を
図6Dに示す。
【0038】
図6Dのカルーセル表示領域CRの領域CRaにおいては、直近操作日時の最も新しい第10ボタンが右側に表示され、直近操作日時の二番目に新しい第7ボタンが左側に表示される。また、領域CRbには、10個のボタンから領域CRaに表示される2個のボタンを除いた8個のボタンのうち、使用頻度の最も高い第3ボタンが左側に表示され、使用頻度の二番目に高い第2ボタンが右側に表示される。
【0039】
図9に、自動車用ディスプレイ100のコンピュータハードウェア構成例を示す。自動車用ディスプレイ100は、CPU11と、インタフェース装置12と、表示装置13と、入力装置14と、ドライブ装置15と、補助記憶装置16と、メモリ装置17とを備えており、これらがバス18により相互に接続されている。
【0040】
自動車用ディスプレイ100の機能を実現するプログラムは、CD-ROM等の記録媒体19によって提供される。プログラムを記録した記録媒体19がドライブ装置15にセットされると、プログラムが記録媒体19からドライブ装置15を介して補助記憶装置16にインストールされる。あるいは、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体19により行う必要はなく、ネットワーク経由で行うこともできる。補助記憶装置16は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
【0041】
メモリ装置17は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置16からプログラムを読み出して格納する。CPU11は、メモリ装置17に格納されたプログラムにしたがって自動車用ディスプレイ100の機能を実現する。インタフェース装置12は、ネットワークを通して他のコンピュータに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置13は、プログラムによるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)等を表示する。このGUIの例は先に述べたとおりである。入力装置14は、タッチパネル等である。
【0042】
図10に、自動車ディスプレイ100のソフトウェア機能の構成例を示す。自動車ディスプレイ1は、ユーザーの操作(スワイプ、スクロールなど)を受け付ける操作受付部21と、操作受付部21が受け付けた操作に応じて画面の表示を制御する表示制御部22とを有する。表示制御部22は、各ボタンの直近操作日時及び使用頻度に関するデータを取得し、そのデータに応じて画面の表示を制御することができるようにも構成されている。これまでに説明した各画面は、斯かる自動車ディスプレイ100の表示領域に表示される。
【0043】
以上の実施形態によれば、自動車用ディスプレイにおいて、ユーザーの使い方を考慮して利便性を向上させることができる。具体的には、スワイプ操作によりX個(例えば10個)のボタンのうちY個(例えば4個)のボタンをカルーセル表示させることができる。ただし、2≦Y<Xである。あるボタンが操作され、カルーセル表示領域の無い別の機能画面へ遷移した後に再びカルーセル表示領域を有する機能画面が表示される際に、Yが偶数であれば、カルーセル表示領域に表示されるY個のボタンのうち、Y/2個は前記ボタンの直近操作日時の新しいものから順番に表示され、残りのY/2個はボタンの使用頻度の高いものから順番に表示される。Yが奇数であれば、(Y-1)/2個はボタンの直近操作日時の新しいものから順番に表示され、残りの(Y+1)/2のうち、(Y-1)/2個はボタンの使用頻度の高いものから順番に表示される。
【0044】
このように、メディア機能画面が表示される度に、当該メディア機能画面においてカルーセル表示される複数のボタンの表示を、ユーザーの使い勝手に合わせて優先順位をつけて行う。
【0045】
これまでに述べた実施形態によれば、ユーザーが次回使用する可能性の高い、使用頻度の高いボタンと直近操作日時の新しいボタンとを、次回スタート時に表示させるため、ユーザーにとって、操作しようとするボタンをスワイプにより探すなどする手間を減らすことができる。ユーザーにとっての煩わしさを低減することができる。なお、次回スタートとは、現在表示されているメディア機能画面から別の機能画面に遷移したのち再びメディア機能画面が表示されることを意味する。
また、連続して使用する可能性の比較的高い、直近操作日時の新しいボタンは、次回スタート時に右ハンドル車両のドライバーにより近い位置に表示される。そのため、ドライバーにとって見やすく、ボタンの選択もしやすい。
加えて、カルーセル表示領域に表示されていないボタンも、スワイプ操作により、ユーザーの使用の可能性が比較的高いと考えられる順に並べ替えられてカルーセル表示領域に表示される。そのため、ユーザーの操作時間を短縮することができる。
【0046】
ユーザーの操作時間の短縮、煩わしさの低減により、自動車用ディスプレイへの不必要な入力が減少し、自動車用ディスプレイにおける演算負荷を減らすことができる。
【0047】
図11に、ボタン5個分の領域を有するカルーセル表示領域CR5を示す。同領域において、右側にある、ボタン2個分の領域CR5aには、直近操作日時の新しいボタンが表示され、左側にある、ボタン3個分の領域CR5bには、使用頻度の高いボタンが表示される。つまり、使用頻度が高いボタンがより多く表示される。使用頻度が高いボタンは将来においても使用される可能性が高いということを考慮した表示となっている。
【0048】
ただし、領域CR5a内のボタンが領域CR5b内のいずれかのボタンよりも使用頻度が高い場合は、領域CR5bにおいて最も右にある、ボタン1個分の領域CR5cに直近操作日時の新しいボタンを表示してもよい。
もしくは、領域CR5cにおけるボタン数を、領域CR5bにおけるボタン数の1/5以上か否かなどで増やすことも可能である。1/5以上の回数では使用頻度も大きいとして領域CR5cにも領域CR5aと同様に直近操作日時の新しいボタンを表示する。
【0049】
あるいは、領域CR5cに表示させるボタンを、使用頻度の高いボタンと、直近操作日時の新しいボタンと、常に表示させたいボタンとのいずれにするかをユーザーが選択できるようにしてもよい。これにより、ドライバーの好みで1つ以上のボタンを固定表示させることで、見栄え向上や、いざというときにすぐに使用できる安心感をドライバーに与えることができる。
【0050】
図12に、ボタン3個分の領域を有するカルーセル表示領域CR3を示す。同領域において、右側にある、ボタン1個分の領域CR3aには、直近操作日時の最も新しいボタンが表示され、左側にある、ボタン2個分の領域CR3bには、使用頻度の最も高いボタン及び二番目に高いボタンが表示される。つまり、使用頻度が高いボタンが直近操作日時の新しいボタンよりも多く表示される。使用頻度が高いボタンは将来においても使用される可能性が高いということを考慮した表示となっている。
【0051】
あるいは、領域CR3bにおいて右側にある、ボタン1個分の領域CR3cに表示させるボタンを、使用頻度の高いボタンと、直近操作日時の新しいボタンと、常に表示させたいボタンとのいずれにするかをユーザーが選択できるようにしてもよい。
【0052】
これまでに述べた形態に関し、以下の付記を開示する。
[付記1]
第1機能に関する第1画面と、第2機能に関する第2画面とが選択的に表示される自動車用ディスプレイであって、
前記第1画面においては、前記第1機能に属するX個のサブ機能にそれぞれ対応するX個のボタンのうちY個のボタンが所定領域にカルーセル表示され、
Yは2以上の整数であり、XはYよりも大きい整数であり、
Yが偶数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に(Y/2)個の前記ボタンが前記所定領域の第1部分領域に表示されるとともに、使用頻度の高い順に(Y/2)個のボタンが前記所定領域の第2部分領域に表示され、
Yが奇数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に((Y-1)/2)個の前記ボタンが前記第1部分領域に表示されるとともに、使用頻度の高い順に((Y-1)/2)個のボタンが前記第2部分領域に表示される、
自動車用ディスプレイ。
[付記1による効果]
ユーザーが次回使用する可能性の高い、使用頻度の高いボタンと直近操作日時の新しいボタンとが次回スタート時に表示されるため、ユーザーにとって操作対象のボタンを探すなどする手間を減らすことができる。使い勝手が良くなり、快適性を向上させることができる。
また、次回スタート時に非表示のボタンは、使用されない可能性が比較的高いものであるため、次回スタートには非表示になっていても不便さは比較的少ない。カルーセル表示領域に限られた数のボタンだけを表示することによりユーザーにとって見やすく、限られたスペースでボタン表示も大きくすることができる。その結果、操作もしやすくなる。
[付記2]
前記自動車用ディスプレイは車室内の車幅方向略中央に配置され、
前記所定領域においてY個のボタンが前記車幅方向に表示され、
前記第1部分領域は前記第2部分領域よりもドライバーに近い位置にあり、
前記第1部分領域においてはドライバーから遠ざかる方向に沿って前記ボタンが直近操作日時の新しい順に表示され、
前記第2部分領域においてはドライバーに近づく方向に沿って前記ボタンが使用頻度の高い順に表示される、
付記1に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記2による効果]
使用頻度の高いボタンと直近操作日時の新しいボタンとの双方を表示し、特に連続して使用する可能性の比較的高い、直近操作日時の新しいボタンは、次回スタート時に、ドライバーに近い側に表示されるため、見やすく選択もしやすい。
[付記3]
Yが偶数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に(Y/2)個の前記ボタンが前記所定領域の第1部分領域に表示されるとともに、前記第1部分領域に表示される(Y/2)個のボタンを除いた前記ボタンのうち、使用頻度の高い順に(Y/2)個のボタンが前記所定領域の第2部分領域に表示され、
Yが奇数である場合、前記第2画面から前記第1画面に遷移した際に、直近操作日時の新しい順に((Y-1)/2)個の前記ボタンが前記第1部分領域に表示されるとともに、前記第1部分領域に表示される((Y-1)/2)個のボタンを除いた前記ボタンのうち、使用頻度の高い順に((Y-1)/2)個のボタンが前記第2部分領域に表示される、
付記1又は2に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記3による効果]
直近操作日時の新しいボタンと使用頻度の高いボタンが同じであるときは、直近操作日時の新しいボタンの表示領域に表示させることで、使用頻度の高いボタンを少しでも多く表示させることができる。直近操作日時の新しいボタンは連続して使用する可能性が高いものの、直近操作日時が新しいボタンと使用頻度が高いボタンとでは、当然使用頻度が高いボタンの方が次に使われる可能性が高いため、後者をより多く表示することで利便性を高めることができる。
ドライバー側に直近操作日時の新しいボタンを表示する場合、ドライバーに一番近い位置に表示されるボタンが、直近操作日時が新しく、使用頻度の高いボタンとなるため、使い勝手を良くすることができる。
[付記4]
Yが奇数である場合、使用頻度の高い順に((Y-1)/2+1)個の前記ボタンが前記第2部分領域に表示される、付記1~3のいずれか一項に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記4による効果]
Yが奇数のときに、中央に表示されるボタンを使用頻度の高いボタンとすることにより、直近操作日時の新しいボタンと使用頻度の高いボタンとでは後者をより多く表示させることができる。
直近操作日時の新しいものは連続して使用する可能性が高いものの、直近操作日時が新しいボタンと使用頻度が高いボタンとでは、当然使用頻度が高いボタンが使われる可能性が高いため、後者をより多く表示することで利便性を高めることができる。
[付記5]
前記所定領域においてスクロールが行われた場合、前記スクロールの前に前記所定領域に表示されていなかった前記ボタンが使用頻度の高い順又は直近操作日時の新しい順に前記所定領域に順次表示される、付記1~4のいずれか一項に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記5による効果]
スクロール時あるいはスワイプ時に、規則性を持ってユーザーの使用の可能性が高いものを表示することができるため、利便性をさらに高めることができる。スクロールの操作時間を短縮することができる。
[付記6]
前記自動車用ディスプレイは車室内の車幅方向略中央に配置され、
前記所定領域においてY個のボタンが車幅方向に表示され、
前記所定領域において車幅方向に沿ってドライバーから遠ざかる方向にスクロールが行われた場合、前記スクロールの前に前記所定領域に表示されていなかった前記ボタンが直近操作日時の新しい順に前記所定領域に順次表示され、
前記所定領域において車幅方向に沿ってドライバーに近づく方向にスクロールが行われた場合、前記スクロールの前に前記所定領域に表示されていなかった前記ボタンが使用頻度の高い順に前記所定領域に順次表示される、
付記5に記載の自動車用ディスプレイ。
[付記6による効果]
使用頻度の高いボタン及び直近操作日時の新しいボタンという、ユーザーが使う可能性が高いものを順に表示し、さらにドライバー側にスクロールするか、反対方向にスクロールするかにより、ユーザーがどちらの順番で表示させるか選択できるため、利便性が向上する。
付記2以降で、表示部のドライバー側に直近操作日時の新しいボタンを表示し、反対側に使用頻度の高いボタンを表示させる場合は、それと合わせた方向のスクロールにより、使用頻度の高いボタンと直近操作日時の新しいボタンとを表示するため、表示に規則性を設け、ユーザーにとって分かりやすく使い勝手を向上させることができる。
【0053】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
【符号の説明】
【0054】
KS1a、KS1b 機能画面
CR、CR5、CR3 カルーセル表示領域
D1、D2 詳細表示領域
B11~B18 ボタン
100 自動車用ディスプレイ
21 入力受付部
22 表示制御部