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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023154188
(43)【公開日】2023-10-19
(54)【発明の名称】電波吸収シールド
(51)【国際特許分類】
   H05K 9/00 20060101AFI20231012BHJP
   H05K 5/00 20060101ALI20231012BHJP
【FI】
H05K9/00 M
H05K5/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022063338
(22)【出願日】2022-04-06
(71)【出願人】
【識別番号】000005463
【氏名又は名称】日野自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【弁理士】
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100130052
【弁理士】
【氏名又は名称】大阪 弘一
(72)【発明者】
【氏名】柴野 赳雄
(72)【発明者】
【氏名】吉岡 育子
(72)【発明者】
【氏名】太田 英雄
【テーマコード(参考)】
4E360
5E321
【Fターム(参考)】
4E360AB02
4E360AB21
4E360BD02
4E360EA03
4E360ED02
4E360FA20
4E360GA28
4E360GA34
4E360GB99
4E360GC02
4E360GC08
5E321AA05
5E321AA11
5E321BB31
5E321CC22
5E321GG11
(57)【要約】
【課題】車両走行時の振動により亀裂や脱落が生じるのを抑制する。
【解決手段】車両2に固定される電波吸収シールド1は、電波を吸収する磁性粉体5を含む電波吸収部材3と、車両2に固定されて電波吸収部材3を収容する固定部材4と、を備える。固定部材4は、車両2に固定される固定部41と、電波吸収部材3を収容する収容部42と、を有する。固定部材4は、電波吸収部材3を収容する収容空間44と、収容空間3に対して電波吸収部材3を挿抜可能な挿抜口45と、収容空間44に収容された電波吸収部材3が挿抜口45から抜去されるのを阻止するロック部46と、を有する。
【選択図】図1


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に固定される電波吸収シールドであって、
電波を吸収する磁性粉体を含む電波吸収部材と、
前記車両に固定されて前記電波吸収部材を収容する固定部材と、を備える、
電波吸収シールド。
【請求項2】
前記固定部材は、磁性粉体を含まない、
請求項1に記載の電波吸収シールド。
【請求項3】
前記固定部材は、前記電波吸収部材を着脱可能に収容する、
請求項1又は2に記載の電波吸収シールド。
【請求項4】
前記固定部材は、
前記電波吸収部材を収容する収容空間と、
前記収容空間に対して前記電波吸収部材を挿抜可能な挿抜口と、
前記収容空間に収容された前記電波吸収部材が前記挿抜口から抜去されるのを阻止するロック部と、を有する、
請求項3に記載の電波吸収シールド。
【請求項5】
前記固定部材は、前記電波吸収部材の一部を露出させる第一窓を有する、
請求項1又は2に記載の電波吸収シールド。
【請求項6】
前記固定部材は、前記電波吸収部材に対する前記第一窓の反対側に位置して前記電波吸収部材の一部を露出させる第二窓を有する、
請求項5に記載の電波吸収シールド。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に固定される電波吸収シールドに関する。
【背景技術】
【0002】
側突防止等に用いるレーダが搭載された車両では、レーダの認識精度を向上するために、レーダの指向性を高めるとともに不要な電波成分を除去又は低減する電波吸収シールドが搭載されている。特許文献1には、レーダの指向性を高めるとともに不要な電波成分を除去又は低減するために磁性粉体及び炭素成分の含有割合を最適化した電波吸収体が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2020/230708号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電波吸収シールドは、車両に固定されることで、不要な電波を除去又は低減する。しかしながら、電波吸収シールドは、磁性粉体等の無機物が多く含まれているため、脆くなりやすい。このため、電波吸収シールドが車体に固定されると、車両走行時の振動により亀裂が入って脱落する可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、車両走行時の振動により亀裂や脱落が生じるのを抑制することができる電波吸収シールドを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電波吸収シールドは、以下の通りである。
【0007】
[1]
車両に固定される電波吸収シールドであって、電波を吸収する磁性粉体を含む電波吸収部材と、前記車両に固定されて前記電波吸収部材を収容する固定部材と、を備える、電波吸収シールド。
【0008】
この電波吸収シールドでは、電波吸収部材が電波を吸収する磁性粉体を含む。このため、電波吸収部材により電波を吸収することができるが、電波吸収部材は、脆く亀裂や脱落が生じやすい。しかしながら、車両走行時の振動により電波吸収シールドに発生する応力は、車両に固定される固定部分に集中し、固定部材とは別体となって固定部材に収容されている電波吸収部材には、大きな応力が発生しない。このため、車両走行時の振動により亀裂や脱落が生じるのを抑制することができる。
【0009】
[2]
前記固定部材は、磁性粉体を含まない、[1]に記載の電波吸収シールド。
【0010】
この電波吸収シールドでは、固定部材が磁性粉体を含まないため、固定部材が脆くなるのを抑制することができる。これにより、車両走行時の振動により発生する応力が固定部材に集中しても、固定部材に亀裂や脱落が生じるのを抑制することができる。しかも、固定部材に磁性粉体が含まれる場合に比べて、磁性粉体の使用量を減らすことができるため、原価低減及び軽量化を図ることができる。
【0011】
[3]
前記固定部材は、前記電波吸収部材を着脱可能に収容する、[1]又は[2]に記載の電波吸収シールド。
【0012】
この電波吸収シールドでは、固定部材が電波吸収部材を着脱可能に収容するため、電波吸収部材に亀裂や脱落が生じた際は、電波吸収部材のみを取り換えることができる。反対に、固定部材に亀裂や脱落が生じた際は、固定部材のみを取り換えることができる。これにより、交換に伴う材料費を低減することができる。
【0013】
[4]
前記固定部材は、前記電波吸収部材を収容する収容空間と、前記収容空間に対して前記電波吸収部材を挿抜可能な挿抜口と、前記収容空間に収容された前記電波吸収部材が前記挿抜口から抜去されるのを阻止するロック部と、を有する、[3]に記載の電波吸収シールド。
【0014】
この電波吸収シールドでは、固定部材が収容空間、挿抜口、及びロック部を有するため、収容空間に対して電波吸収部材を挿抜することができとともに、収容空間に収容された電波吸収部材が収容空間から脱落するのを抑制することができる。
【0015】
[5]
前記固定部材は、前記電波吸収部材の一部を露出させる第一窓を有する、[1]~[4]の何れか一つに記載の電波吸収シールド。
【0016】
この電波吸収シールドでは、固定部材が電波吸収部材の一部を露出させる第一窓を有するため、第一窓から電波を適切に吸収することができる。
【0017】
[6]
前記固定部材は、前記電波吸収部材に対する前記第一窓の反対側に位置して前記電波吸収部材の一部を露出させる第二窓を有する、[5]に記載の電波吸収シールド。
【0018】
この電波吸収シールドでは、電波吸収部材に対する第一窓の反対側に位置して電波吸収部材の一部を露出させる第二窓を有するため、例えば、固定部材が電波を反射する金属で形成されていたとしても、第一窓から電波を反射することなく適切に吸収することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、車両走行時の振動により亀裂や脱落が生じるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】実施形態に係る電波吸収シールドを示す正面図である。
図2図1に示すII-II線における断面図である。
図3】電波吸収部材の一部を拡大した模式図である。
図4】固定部材を示す断面図である。
図5】固定部材に対して電波吸収部材を着脱している状態を示す正面図である。
図6】変形例の電波吸収シールドを示す断面図である。
図7】変形例の電波吸収シールドを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0022】
図1は、実施形態に係る電波吸収シールドを示す正面図である。図2は、図1に示すII-II線における断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電波吸収シールド1は、車両2に取り付けられている。そして、電波吸収シールド1は、車両2に搭載されたレーダ(不図示)の指向性を高めるとともに不要な電波成分を除去又は低減するために、受けた電波を吸収する。電波吸収シールド1は、電波吸収部材3と、固定部材4と、を備える。電波吸収部材3と固定部材4とは、互いに分離可能な別の部材(別体)で構成されている。
【0023】
図3は、電波吸収部材の一部を拡大した模式図である。図1図3に示すように、電波吸収部材3は、電波を吸収する部材である。電波吸収部材3は、磁性粉体5をと、バインダー6と、含む。つまり、電波吸収部材3は、磁性粉体5がバインダー6に充填された構成となっている。磁性粉体5は、無機物の電波吸収材料である。磁性粉体5の材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、フェライト等の無機物の磁性材料とすることができる。このため、電波吸収部材3は、電波を吸収する機能を有するが、その反面、脆く、亀裂や脱落が生じやすい。バインダー6としては、特に限定されるものではないが、例えば、樹脂、炭素成分等とすることができる。バインダー6は、一種類の材料で構成されていてもよく、複数の材料で構成されていてもよい。
【0024】
図4は、固定部材を示す断面図である。図1図2、及び図4に示すように、固定部材4は、車両2に固定されて、電波吸収部材3を収容する。つまり、電波吸収シールド1では、固定部材4は車両2に固定されるが、電波吸収部材3は車両2に固定されない。固定部材4が車両2に固定されると、車両走行時の振動により電波吸収シールド1に発生する応力は、電波吸収シールド1を車両2に固定する固定部材4に集中する。このため、固定部材4は、車両走行時の振動に耐えうる材料により形成されていることが好ましい。つまり、固定部材4は、車両走行時の振動によっても亀裂や脱落が生じ難い材料により形成されていることが好ましい。固定部材4に磁性粉体5等の無機物が多く含まれていると、固定部材4が脆くなって亀裂や脱落が生じやすくなる。このため、車両走行時の振動により固定部材4に亀裂や脱落が生じ難くするために、固定部材4は、磁性粉体を含まないことが好ましい。固定部材4の材料としては、例えば、ポリプロピレン(PP)等の樹脂、鉄等の金属とすることができる。
【0025】
固定部材4は、車両2に固定される固定部41と、電波吸収部材3を収容する収容部42と、を有する。固定部41と収容部42とは、機能的に分離されていればよく、明確に分離されていなくてもよい。
【0026】
車両2に対する固定部41の固定方法は、特に限定されるものではなく、例えば、ボルト締め、溶接等とすることができる。図面では、一例として、車両2に対して固定部41がボルト締めされる場合を示している。車両2に対して固定部41をボルト締めする場合、固定部41は、例えば、車両2に固定部41を固定するためのボルト7が挿入されるボルト穴43が形成されている。
【0027】
収容部42は、電波吸収部材3を着脱可能に収容する。図5は、固定部材に対して電波吸収部材を着脱している状態を示す正面図である。図1図2図4、及び図5に示すように、収容部42は、収容空間44と、挿抜口45と、ロック部46と、第一窓47と、第二窓48と、を有する。
【0028】
収容空間44は、電波吸収部材3を収容する空間である。収容空間44は、例えば、電波吸収部材3の外形と略同一に形成されている。
【0029】
挿抜口45は、収容空間44に対して電波吸収部材3を挿抜可能な開口である。挿抜口45は、収容空間44に連通されて、収容空間44を電波吸収シールド1外に露出させる。挿抜口45の開口形状は、例えば、収容空間44に対する電波吸収部材3の挿抜方向Dと直交する方向における、電波吸収部材3の外形と略同一に形成されている。
【0030】
ロック部46は、収容空間44に収容された電波吸収部材3が挿抜口45から抜去されるのを阻止する。ロック部46が、収容空間44に収容された電波吸収部材3が挿抜口45から抜去されるのを阻止している状態を、ロック状態という。ロック部46は、例えば、収容空間44に収容された電波吸収部材3を挿抜口45側から係止する爪状に形成されている。なお、ロック部46を変形、移動等することにより、挿抜口45から収容空間44に電波吸収部材3を挿入することができ、また、ロック状態を解除して収容空間44に収容されている電波吸収部材3を挿抜口45から抜去することができる。例えば、ロック部46が上述した爪状に形成されている場合、電波吸収部材3を挿抜口45から収容空間44側に強く押してロック部46を収容空間44側に押し倒すことで、挿抜口45から収容空間44に電波吸収部材3を挿入することができる。一方、収容空間44に収容されている電波吸収部材3を挿抜口45側に強く押してロック部46を挿抜口45側に押し倒すことで、ロック状態を解除して収容空間44に収容されている電波吸収部材3を挿抜口45から抜去することができる。
【0031】
第一窓47は、電波吸収部材3の一部を露出させる開口である。つまり、第一窓47は、収容空間44に対する電波吸収部材3の挿抜を不能としつつ、収容空間44及び収容空間44に収容された電波吸収部材3を電波吸収シールド1外に露出させる開口である。
【0032】
第二窓48は、電波吸収部材3に対する第一窓47の反対側に位置している。つまり、第一窓47と第二窓48とは、収容空間44及び収容空間44に収容された電波吸収部材3の表裏面側に位置している。第二窓48は、第一窓47と同様に、収容空間44に収容された電波吸収部材3の一部を露出させる開口である。つまり、第二窓48は、収容空間44に対する電波吸収部材3の挿抜を不能としつつ、収容空間44及び収容空間44に収容された電波吸収部材3を電波吸収シールド1外に露出させる開口である。
【0033】
このように、本実施形態に係る電波吸収シールド1では、電波吸収部材3が電波を吸収する磁性粉体5を含む。このため、電波吸収部材3により電波を吸収することができるが、電波吸収部材3は、脆く亀裂や脱落が生じやすい。しかしながら、車両走行時の振動により電波吸収シールド1に発生する応力は、車両2に固定される固定部材4に集中し、固定部材4とは別体となって固定部材4に収容されている電波吸収部材3には、大きな応力が発生しない。このため、車両走行時の振動により亀裂や脱落が生じるのを抑制することができる。
【0034】
また、この電波吸収シールド1では、固定部材4が磁性粉体を含まないため、固定部材4が脆くなるのを抑制することができる。これにより、車両走行時の振動により発生する応力が固定部材4に集中しても、固定部材4に亀裂や脱落が生じるのを抑制することができる。しかも、固定部材4に磁性粉体が含まれる場合に比べて、磁性粉体の使用量を減らすことができるため、原価低減及び軽量化を図ることができる。
【0035】
また、この電波吸収シールド1では、固定部材4が電波吸収部材3を着脱可能に収容するため、電波吸収部材3に亀裂や脱落が生じた際は、電波吸収部材3のみを取り換えることができる。反対に、固定部材4に亀裂や脱落が生じた際は、固定部材4のみを取り換えることができる。これにより、交換に伴う材料費を低減することができる。
【0036】
また、この電波吸収シールド1では、固定部材4が、収容空間44、挿抜口45、及びロック部46を有するため、収容空間44に対して電波吸収部材3を挿抜することができとともに、収容空間44に収容された電波吸収部材3が収容空間44から脱落するのを抑制することができる。
【0037】
また、この電波吸収シールド1では、固定部材4が電波吸収部材3の一部を露出させる第一窓47を有するため、第一窓47から電波を適切に吸収することができる。
【0038】
また、この電波吸収シールド1では、電波吸収部材3に対する第一窓47の反対側に位置して電波吸収部材3の一部を露出させる第二窓48を有するため、例えば、固定部材4が電波を反射する金属で形成されていたとしても、第一窓47から電波を反射することなく適切に吸収することができる。
【0039】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
【0040】
例えば、上記実施形態では、第一窓及び第二窓を有するものとして説明したが、第二窓を備えないものとしてもよく、第一窓及び第二窓の双方を備えないものとしてもよい。図6は、変形例の電波吸収シールドを示す断面図である。図6に示す電波吸収シールド1Aでは、固定部材4Aの収容部42Aは、収容空間44と、挿抜口45と、ロック部46と、第一窓47と、を有する。つまり、電波吸収シールド1Aの収容部42Aは、上記実施形態の第二窓48を有しない。
【0041】
また、上記実施形態では、固定部材は電波吸収部材を着脱可能に収容するものとして説明したが、固定部材は電波吸収部材を着脱不能に収容するものとしてもよい。図7は、変形例の電波吸収シールドを示す断面図である。図7に示す電波吸収シールド1Bでは、固定部材4Bの収容部42Bは、収容空間44と、第一窓47と、第二窓48と、を有する。つまり、電波吸収シールド1Bの収容部42Bは、上記実施形態の挿抜口45及びロック部46を有しない。電波吸収シールド1Bでは、例えば、収容空間44に挿抜口に対応する開口を形成しておき、電波吸収部材3を収容空間44に収容した後、挿抜口に対応する開口を封止することで、固定部材41Bが電波吸収部材3を着脱不能に収容するものとすることができる。
【符号の説明】
【0042】
1…電波吸収シールド、1A…電波吸収シールド、1B…電波吸収シールド、2…車両、3…電波吸収部材、4…固定部材、4A…固定部材、4B…固定部材、5…磁性粉体、6…バインダー、7…ボルト、41…固定部、42…収容部、42A…収容部、42B…収容部、43…ボルト穴、44…収容空間、45…挿抜口、46…ロック部、47…第一窓、48…第二窓。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7