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特開2023-154350通気管接続カバー部材とその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバー
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  • 特開-通気管接続カバー部材とその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバー 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023154350
(43)【公開日】2023-10-19
(54)【発明の名称】通気管接続カバー部材とその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバー
(51)【国際特許分類】
   E04D 13/14 20060101AFI20231012BHJP
   E04D 13/143 20060101ALI20231012BHJP
【FI】
E04D13/14 Z
E04D13/143
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022063635
(22)【出願日】2022-04-06
(71)【出願人】
【識別番号】000118590
【氏名又は名称】伊藤鉄工株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000150615
【氏名又は名称】株式会社長谷工コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110002011
【氏名又は名称】弁理士法人井澤国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100072039
【弁理士】
【氏名又は名称】井澤 洵
(74)【代理人】
【識別番号】100123722
【弁理士】
【氏名又は名称】井澤 幹
(74)【代理人】
【識別番号】100157738
【弁理士】
【氏名又は名称】茂木 康彦
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 光男
(72)【発明者】
【氏名】池上 一夫
(57)【要約】
【課題】
通気管の周囲に、臭気が漂うことを防止するためにその周囲から離れた位置にその臭気を排出するためのT字管と接続した通気管と接続する通気管を挿通させる通気管接続カバー部材とその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバーを提供する。
【解決手段】
T字管と接続する通気管を挿通させるために筒形状の一部を構成する第1筒部材と、筒形状の一部を構成する第1筒部材よりその径が大である筒形状の一部を構成する第2筒部材と、を有し、第1筒部材は、その下端部に配置した第1下端部と、第2筒部材は、その上端部に配置した第2上端部と、を有し、第1下端部と、第2上端部とを連結して配置する天井部と、を有し、第1筒部材と、前記天井部とに配置するとともに、それらの外方に突出した接続部と、を有するT字管と接続する通気管を挿通させるための通気管接続カバー部材である。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
T字管と接続する通気管を挿通させるために筒形状の一部を構成する第1筒部材と、
前記筒形状の一部を構成する第1筒部材よりその径が大である筒形状の一部を構成する第2筒部材と、を有し、
前記第1筒部材は、その下端部に配置した第1下端部と、
前記第2筒部材は、その上端部に配置した第2上端部と、を有し、
前記第1下端部と、前記第2上端部とを連結して配置する天井部と、を有し、
前記第1筒部材と、前記天井部とに配置するとともに、それらの外方に突出した接続部と、を有するT字管と接続する通気管を挿通させるための通気管接続カバー部材。
【請求項2】
前記第1筒部材の内周面は、前記通気管と密着する緩衝部材を収納するための溝状の溝部を有する請求項1記載の通気管接続カバー部材。
【請求項3】
前記第1筒部材は、その上端部に配置した第1上端部と、を有し、
前記第1上端部に突出するように配置した第1上端接続部と、をさらに有する請求項1または2記載の通気管接続カバー部材。
【請求項4】
前記請求項1に記載の通気管接続カバー部材を複数有し、
前記接続部同士を接続したT字管と接続するための通気管接続カバー。
【請求項5】
T字管と接続する通気管を挿通させるために筒形状の一部を構成する第1筒部材と、
前記筒形状の一部を構成する第1筒部材よりその径が大である筒形状の一部を構成する第2筒部材と、を有し、
前記第1筒部材は、その下端部に配置した第1下端部と、
前記第2筒部材は、その上端部に配置した第2上端部と、を有し、
前記第1下端部と、前記第2上端部とを連結して配置する天井部と、を有し、
前記第1筒部材と、前記天井部とを有するT字管と接続する通気管を挿通させるための通気管接続カバー部材を、複数有し、前記複数の通気管接続カバー部材を一体化した通気管接続カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、T字管と接続した通気管と接続する通気管接続カバー部材とその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
集合住宅における排水の円滑化のために、屋上を貫通する通気管を設置して屋上から給排気することが行われる。この場合に、屋上スラブを貫通するため貫通部分には防水処理が必要となる。この部分の施工方法について、屋上スラブを貫通する通気管を、防水カバーに覆い、その防水カバーと通気管が接する部分をカバーする必要がある。
【0003】
一方で例えば、集合住宅によっては、下の階の屋根を、上の階のバルコニーとして利用する場合がある。その場合に、下の階の排気をするために上の階のバルコニーに、上記通気立上管と、上記立上管保護部材を配置する場合がある。その場合に、「屋上通気装置」に使用する通気立上管の高さは、立上管保護部材の高さに制限されることから、通気立上管の高さをさらに高くして上方に排気することはできないという問題が生じる。すなわち立上管保護部材からの臭気を防ぐために、上の階のバルコニーの上方に、通気金具を配置することで、その立上管保護部材からの臭気を上の階に流入しないように排出したいという要請を充足することができないという問題がある。
【0004】
このような問題を解決するものとして本願発明者が発明した特開2020-2737号公報によると、「通気管の内側に挿入する中空状の鞘管と、その鞘管と接続するための筒状を呈する内筒部と、前記内筒部を覆い、筒状を呈する外筒部と、を具備するカバー部と、カバー部と接続し、前記通気管を通じて前記鞘管から内筒部に流入した排気を、下方へ排気するドーム状の天井部本体を有する天井部と、を有する通気金具」が開示されている。
【0005】
この発明は、立上管保護部材からの臭気を上の階に流入しないように排出するとともに、通気管の高さに制限のない、通気金具を提供することができるので、市場に好感を持って受け入れられている。しかしながら、臭気がドーム状の天井部本体を有する天井部付近から流出するために、通気管が配置されている上の階のバルコニーを使用する場合に、その通気金具の周囲に、臭気が漂うとの指摘がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2020-2737号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、通気管の周囲に、臭気が漂うことを防止するためにその周囲から離れた位置にその臭気を排出するためのT字管と接続した通気管と接続する通気管を挿通させる通気管接続カバー部材とその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の課題を解決する第1観点のT字管と接続する通気管を挿通させるための通気管接続カバー部材は、T字管と接続する通気管を挿通させるために筒形状の一部を構成する第1筒部材と、筒形状の一部を構成する第1筒部材よりその径が大である筒形状の一部を構成する第2筒部材と、を有し、第1筒部材は、その下端部に配置した第1下端部と、第2筒部材は、その上端部に配置した第2上端部と、を有し、第1下端部と、第2上端部とを連結して配置する天井部と、を有し、第1筒部材と、前記天井部とに配置するとともに、それらの外方に突出した接続部と、を有するというものである。
【0009】
また、第2観点の通気管接続カバー部材は、第1観点において、第1筒部材の内周面は、通気管と密着する緩衝部材を収納するための溝状の溝部を有するというものである。
【0010】
また、第3観点の通気管接続カバー部材は、第1観点または第2観点において、第1筒部材は、その上端部に配置した第1上端部と、を有し、第1上端部に突出するように配置した第1上端接続部と、をさらに有するというものである。
【0011】
また、第4観点の通気管接続カバーは、第1観点の通気管接続カバー部材を複数有し、接続部同士を接続したというものである。
【0012】
また、第5観点の通気管接続カバーは、T字管と接続する通気管を挿通させるために筒形状の一部を構成する第1筒部材と、筒形状の一部を構成する第1筒部材よりその径が大である筒形状の一部を構成する第2筒部材と、を有し、第1筒部材は、その下端部に配置した第1下端部と、第2筒部材は、その上端部に配置した第2上端部と、を有し、第1下端部と、第2上端部とを連結して配置する天井部と、を有し、第1筒部材と、天井部とを有するT字管と接続する通気管を挿通させるための通気管接続カバー部材を、複数有し、通気管接続カバー部材を一体化したというものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、通気管の周囲に、臭気が漂うことを防止するためにその周囲から離れた位置にその臭気を排出するためのT字管と接続した通気管と接続する通気管を挿通させる通気管接続カバーその通気管接続カバー部材を複数有する通気管接続カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本実施例の通気管接続カバーの斜視図である。
図2】本実施例の通気管接続カバーの正面図である。
図3】本実施例の通気管接続カバーの底面図である。
図4】本実施例の通気管接続カバー部材の斜視図である。
図5】本実施例の通気管接続カバー部材の内側の構成を示す背面図である。
図6図5のVI矢視図である。
図7】本実施例の通気管接続カバー部材の平面図である。
図8】本実施例の通気管接続カバーの使用状態図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図示の実施形態を参照して本実施例について説明する。図8において建造物である集合住宅の屋上のスラブ100を貫通するように通気管200が配置され、この通気管200に、本実施例の通気管接続カバー10を取り付けることができる。ここで、通気管200は、集合住宅における図示しない排水立て管に接続され、その排水立て管の排水の円滑化のために、屋上を貫通するように設置して屋上から吸気を取り入れている。なお、この通気管200は、防水層500に覆われており、ステンレス製のバンド600によって、通気管200と、防水層500とを締め付けるように配置することもできる。また、それらの端部501を閉じるようにシールを取り付け、水密性を保つようにし、雨水の浸入を防止することも好ましい。
【0016】
また、上記の通り、本実施例の通気管接続カバー10は、防水層500に覆われている通気管200を挿通するとともに、その通気管200はT字管300に接続されている。また、T字管300は、第2通気管400に接続され、その第2通気管400に通気金具600は接続され、その通気金具600から給排気を行っている。
【0017】
本実施例の通気管接続カバー10は、通気管接続カバー部材12を、複数個組み合わせて構成されている。すなわち、通気管接続カバー10は一体に構成された場合においては、合成樹脂製の通気管200と、合成樹脂製のT字管300とは接着することで接続しているが、通気管接続カバー10や、後述する通気管200と密着する緩衝部材150が劣化して交換する場合、防水工事を改修する場合は、その合成樹脂製の通気管200と、合成樹脂製のT字管300との接着を外さないと交換することはできない。しかしながら、複数個の通気管接続カバー部材12を複数組み合わせて構成されている通気管接続カバー10は、その複数の通気管接続カバー部材12をそれぞれ分解することで、合成樹脂製の通気管200と、合成樹脂製のT字管300とは接着したままの状態で容易に交換することができるというものである。なお本実施例の通気管接続カバー部材12を、2個組み合わせて構成することができるが、3個以上の部材を組み合わせて、本実施例の通気管接続カバー10を構成することができる(図示せず)。
【0018】
なお、図示しないが、2個の通気管接続カバー部材12を一体化して通気管接続カバーを構成することもできる。なおこの場合は、上述の接続部50は、必ずしも必要としない。したがって、この図示しない通気管接続カバーと、上述の通気管接続カバー10との差異は、接続部50を有しないというものである。
【0019】
通気管接続カバー部材12は、そのT字管300と接続する通気管200を挿通させるための筒形状の一部を構成する第1筒部材20と、筒形状の一部を構成するともに筒形状の一部を構成する第1筒部材20よりその径が大である第2筒部材30と、を有する。
【0020】
すなわち本実施例の通気管接続カバー部材12は、2個組み合わせることで、通気管接続カバー10を構成するが、その場合に第1筒部材20同士を組み合わせれば、筒形状を呈することから、第1筒部材20単独では筒形状の一部を構成するとしたものである。なお、第2筒部材30も同様である。なお、本実施例においては通気管接続カバー部材12を、2個組み合わせることから、第1筒部材20および第2筒部材30は、半円筒状を呈するものである。
【0021】
また、第1筒部材20同士を組み合せて筒形状を構成するときにその筒形状の直径である第1径K1よりも、第2筒部材30同士を組み合せて筒形状を構成するときにその筒形状の直径である第2径K2は、その径が大である。
【0022】
第1筒部材20は、その上端部に配置した第1上端部22と、を有し、第1上端部22から上方に突出するように配置された薄板状の第1上端接続部23を有する。第1上端接続部23は、後述するように通気管200およびT字管300と接続するための、ボルト孔23aを有している。
【0023】
また、第1筒部材20の内周面25に、通気管200と密着する緩衝部材150を収納するための溝状の溝部26を有する。また、第1上端接続部23は、後述する第1筒部材20の円弧である第1円弧部28に沿って配置されており、第1筒部材20の内周面25よりも、隙間Mを有するように配置されている。この隙間Mに、T字管300を配置することができる。すなわち、内周面25に、通気管200を挿通し、このこの隙間Mに、T字管300を配置し、ボルト孔23aにボルトで固定することによって後述するように通気管200とT字管300に接続することができる。なお、緩衝部材150は、例えば環状を呈するゴム製のものを使用することができ、通気管200と密着するためのものである。
【0024】
また、通気管接続カバー10は、天井部40を有する。天井部40は、第1筒部材20と第2筒部材30とを接続するものであり、第1筒部材20の下端部に配置した第1下端部21と、第2筒部材30の上端部に配置した第2上端部32と、を連結するように配置されている。
【0025】
また、通気管接続カバー部材12は、第1筒部材20と天井部40に、外方に突出した接続部50、50と、を有する。通気管接続カバー部材12は、平面視において円弧で囲まれた形状を呈しているが、接続部50、50は、通気管接続カバー部材12を平面視した状態において(図7参照)、第1筒部材20の円弧である第1円弧部28と、第2筒部材30の円弧である第2円弧部38との両端に配置した両端部45、45に配置している。また、接続部50、50は、薄板状を呈するとともに、その中心にボルトを挿通するための孔部51、51を有する。
【0026】
通気管接続カバー部材12は、背面視(図5参照)おいてその右端Rの右端部12aにリブ60を有する。リブ60は、右端部12aにおいて、天井部40の内周面46および第2筒部材30の内周面35に配置されており、図5において図面手前側に突出している。このリブ60は、組み合わせる他の通気管接続カバー部材12の、左端Lの左端部12bにおける天井部40の内周面46および第2筒部材30の内周面35の内側に入り込むように嵌合する。したがって、2個の通気管接続カバー部材12を組み合わせて本実施例の通気管接続カバー10を構成したときにその内部に水が浸入しにくい構成となっている(図3参照)。
【0027】
また、上記構成の通気管接続カバー部材12は、金属で作成することが好ましく、アルミニウム製であることが好ましい。また、鋼製、ステンレスあるいは、ABS、塩化ビニルなどの合成樹脂でもよい。
【0028】
上記構成の通気管接続カバー10を通気管200に取り付ける。まずは、通気管200を防水層500で覆い、その防水層500の端部501をシールする。このときステンレス製のバンド600でその部分を固定する。
【0029】
本実施例の通気管接続カバー10は、2個の通気管接続カバー部材12で構成することができるが、シールした端部501の上方に2個の通気管接続カバー部材12を取り付ける。このとき、溝部26に通気管200と密着する緩衝部材150を配置する。
【0030】
この後に、通気管200の上端部201が、上方に突出する位置に2個の通気管接続カバー部材12を取り付ける。具体的には、接続部50、50における孔部51、51にボルトBを挿通し、ナットあるいは、蝶ナットで螺合する。
【0031】
上方に突出した通気管200に、T字管300をかぶせるように取り付ける。第1筒部材20の第1上端部22に配置した第2接続部23のボルト孔23aにボルトを挿通し、通気管200およびT字管300と接続する。T字管300は、第2接続部23の内側に入り込むように配置され、通気管200はそのT字管300の内部に嵌合するように配置され、そのボルトで接続する。
【0032】
T字管300の一端部301には、十分な長さを有する排気管400が接続され、その先端には通気金具600が接続する。
【0033】
本実施例の通気管接続カバー10は、通気管200を挿通させるように配置したうえで、T字管300を接続することができるので、臭気を通気管200から離れた位置に排出することができる。よって、臭気が通気管200の周囲に漂うことを防止することができるので、通気管200を配置したバルコニーを使用することができる。
【0034】
また、T字管300の開口部302に配置した蓋350を取り去ることで、T字管300の内部と通気管200の内部の清掃が容易となる。
【0035】
また、本実施例の通気管接続カバー10は、通気管200の長さ(高さ)に依存することなく取り付けることができるために、通気管200の高さのいかんに関わらず、その通気管接続カバー10を配置することができる。
【0036】
また、通気管接続カバー10は複数の通気管接続カバー部材12で構成しているので、それを分解すれば、通気管200とT字管300とを取り外さなくても通気管接続カバー10を交換することができるので、更新工事のコストを削減することができる。とくに合成樹脂製であるいわゆる塩ビ管の通気管200とT字管300とを接着剤で接着して接続した場合にその接着を取り外すことなく通気管接続カバー10を交換することができるので、更に更新工事のコストを削減することができる。また、その際に緩衝部材150の交換も容易となる。
【符号の説明】
【0037】
10 通気管接続カバー
12 通気管接続カバー部材
20 第1筒部材
21 第1下端部
22 第1上端部
23 第1上端接続部
25 内周面
26 溝部
30 第2筒部材
32 第2上端部
40 天井部
50 接続部
100 スラブ
200 通気管
300 T字管
500 防水層
600 ステンレス製のバンド
K1 第1径
K2 第2径
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8