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特開2023-155092奇特な人に与えられ子供・配偶者も受賞できる特典付きの栄典マイナンバーカード
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023155092
(43)【公開日】2023-10-20
(54)【発明の名称】奇特な人に与えられ子供・配偶者も受賞できる特典付きの栄典マイナンバーカード
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/26 20120101AFI20231013BHJP
【FI】
G06Q50/26
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022064857
(22)【出願日】2022-04-10
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
(71)【出願人】
【識別番号】501451521
【氏名又は名称】松山 太
(72)【発明者】
【氏名】富田千之助
(72)【発明者】
【氏名】松山 太
(72)【発明者】
【氏名】デュモン デラクルーズ エリノア
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC35
(57)【要約】      (修正有)
【課題】マイナンバーカードの普及を具体的な対策を講じて促進させることを可能とする。
【解決手段】マイナンバーカードについて、1.国家財政破綻危機への貢献、2.家族(子供と配偶者)として行うカタチ、3.利便性あるマイナンバーカード、4.新概念とカタチのマイナンバーカード、5.スマートフォンとの融合、6.マイナンバーカードの普及、7.親子2代まで続く栄誉、8.自分で読めるカードリーダーとスマホアプリを提供して、マイナンバーカードの普及を図る。
【選択図】図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムとして篤志家が自分の年金や国債を国家のために寄贈(返上)し財政支援にマイナンバーカードと褒章を利用する栄典付マイナンバーカードとビジネスモデル
【請求項2】
システムとして国債の利息、満期後の償還をも返上又は棚上げし国家に寄贈し国家財政に寄与しようとする奇特な意思を実現可能にするマイナンバーカードとビジネスモデル
【請求項3】
公的なデジタル住民票ともいうべきマイナンバーカードに租税、年金、国債などの私財、不動産登記など新たな公的情報を組み入れた財産マイナンバーカード
【請求項4】
自分の情報であっても収載された内容を自分で見ること(閲覧)ができない不条理を解決できる自分で読めるマイナンバーカードのリーダ―並びにスマホ、モバイル端末並びにそのソフト・アプリケーション
【請求項5】
銀行・金融系クレジットカード並びにキャッシュカード機能を併用でき、その保有機能を分別して収載できるマイナンバーカード
【請求項6】
国債残高、年金記録、納税記録、銀行残高、ワクチン接種記録までも自らが選んで記録とメモリー可能なマイナンバーカードとその読み取りカードリーダーとスマホとアプリケーション
【請求項7】
磁気とカラー3DのQRがカード上にプリント又は蒸着され個人の特定と個人情報が守られる磁気とカラー3DのQR付マイナンバーカード
【請求項8】
年金、国債、不動産などの寄贈により特別な栄典付マイナンバーカードと親族(子供)姻族(配偶者)に配布される褒章マイナンバーカード
【請求項9】
上記の褒章付マイナンバーカードが奇特な寄贈者の死後においても2代に渡って特典等が生かされるビジネスモデルと2代世襲マイナンバーカード
【請求項10】
篤志家、奇特な志をもって老齢年金を返上し国家財政に寄与しようとされる志にお応えし、ご本人とそのご家族(子供と配偶者)に配布される国家印章、ご紋章入りのマイナンバーカード


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、今までにないマイナンバーカードに関するものである。
発明の目的は奇特な人々の、1.国家財政破綻危機への貢献、2.それを家族(子供と配偶者)として行うカタチを取ること、3.利便性あるマイナンバーカード、4.新概念とカタチのマイナンバーカードの出現、5.スマートフォンとの融合、6.マイナンバーカードの普及、7.親子2代まで続く栄誉、8.自分で読めるカードリーダーとスマホアプリの開発などが主旨である。
【0002】
具体的には、4000万人にも及ぶ年金受給者、受給候補者に余裕のある人は全額、余裕の少ない人には一部の年金返上を宣言していただき、それを栄典(叙勲)のようにマイナンバーカードにカタチとして表し、本のみならず親族(子供)と姻族(配偶者)にも栄典マイナンバーカード(仮称:桜花勲章マイナンバーカード)を配布して栄誉と得点に与かって貰い、国家財政と家族の絆強化の一石二鳥をはかるものである。
また国債保有者には、満期まで権利放棄をお願いしそれを申し出してくれた人には「名誉市民」「栄誉国民」としての栄誉を栄典マイナンバーカードで表すものする。これは本人のみならず遺産を受け取る近親者(親族/子供、姻族/配偶者)にも栄典マイナンバーカードとして配られ、国や自治体の決めた特典を得ることができるようにするものである。
また不動産の遺贈や、田畑、山林の国家への棋譜も同様に栄典マイナンバーカードの対象になる。国家の財政危機を奇特な国民の自主的な善意で乗り切ろうというものである。
【0003】
その新規性とは、親族(子供)と姻族(配偶者)との共有が可能であり、その理由として社会貢献を果たした本人と意思と利害を共有する点にある。QR型コードや磁気とカラー3DのQRコードのついたマイナンバーカードも未だ報告や記載はない。全く新しいアイデアの発明である。
【0004】
その進歩性とは、国家財政への寄与を身近なマイナンバーカードで行い、しかも春秋の叙勲のようなその場限りではなく本人の死亡後にも子供や配偶者にも社会貢献した家族としての栄誉が継続される点にある。また発明のマイナンバーカード(仮称:栄典カード/桜花勲章マイナンバーカード)は、生活のいろいろな場面でも使用可能であり、一定の特典が受けられるものとする。10億程度の情報量が収納されるという磁気QR型コードが個人情報を守る点やマイナンバーカードのモバイルへの収納も進歩的である。
【0005】
新産業への寄与とは、デジタル化への社会構造の変化促進に寄与する。まずは携帯端末へのインストール化である。お堅いイメージからの脱却と利便性の促進を図る。次には国家への家族としての貢献を「カタチにして表すこと」である。種々の受信側機器の発達や、個人でもマイナンバーカードリーダー機器の発展も興るだろう。
社会貢献の一環として、何度も先送りされた国家財政のプライマリーバランス(赤字国債の発行なしに収支のバランスを合わせる)達成のために、新たなマイナンバーカードのシステムを生かそうというものである。
【背景技術】
【0006】
本発明は、発明のマイナンバーカードの普及を具体的な対策を講じて促進させるものである。そのために日常的に使える機能をプラスさせる。
マイナンバーカードの普及が進まない原因は、1.魅力の欠如、2.安全性への信頼、3.話題性の欠如、4.閉鎖性、5.所得した場合のメリットが分からない、6.自身が利用するチャンスがない、7.自身の情報にも拘わらず読むにはカードリーダーやパソコンが必要であるなど利便性が実感できないことになる。
【0007】
本発明は、発明のマイナンバーカードの普及を制度として促進させるものである。そのために褒章に値する本人以外、(親族と姻族)にも希望があれば複数枚発行されるものとする。対象となる親族とは1親等の子供、姻族とは配偶者に限られる。その理由は、国や社会への寄付や遺贈寄付により大きく当人への減額が法律上予想される範囲に属するからである。
【0008】
本発明の、第一番目の特徴は個人が国家財政へへの貢献をしやすくするものである。現在では、公益のために私財を寄附した者を対象とする紺綬(こんじゅ)褒章、表彰されるべき者が死亡した場合に遺族に対して授与する遺族追賞がある。褒章条例により表彰されるべき者が死亡した場合には、そのご遺族に銀杯(桐紋)又は木杯(桐紋)若しくは褒状を授与して、本人が亡くなった場合は追賞している。
【0009】
本発明はその寄付を、1.年金の返上、2.固定資産の対象となっている不動産遺産の遺贈、3.田畑と山林の3点に集中し、査定金額と価値を第三者機関を設営し3種、3段階に区分けする。政府叙勲と区別しやすくするためにネーミングやシステムは分かりやすいことを主眼として定める。
【0010】
公的年金受給者数(延人数)は、令和元年度末現在で 7590万人となっており、前 年度末に比べて 47 万人(0.6%)増加している。 重複のない公的年金の実受給権者数は、令和元年度末現在で 4040万人であり、前 年度末に比べて 26 万人(0,6%)減少している。
【0011】
一方、2021年度予算の国の一般会計歳出106.6兆円は、主に、社会保障、
国債費、地方交付税交付金等に使われており、これらで約3/4を占めている。
(1)「社会保障」とは、年金、医療、介護、子ども・子育て等のための支出、(2)「国債費」とは、国債の償還(国の借金の元本の返済)と利払いを行うための経費、(3)「地方交付税交付金等」とは、どこでも一定のサービス水準が維持されるよう、国が調整して地方団体に配分する経費である。
【0012】
2021年度予算(一般会計歳出総額106.6兆円)における国債費は23.3兆円(22.3%)、社会保障は35.8兆円(33.6%)地方交付金は15.9兆円)15.0%)である。
【0013】
また日本の金利は0.2%と米国2.5%の10分の1以下であり円安を加速させている。理由は簡単で、1.円を持っているよりドルを持っている方が10倍金利が高いからである。円安はエネルギーや食糧を輸入に頼る日本には「物価高」を意味する。
【0014】
では、なぜ金利があげられないのかであるが、それには莫大な国債発行がある。国債とは国の借金であり、金利を払わなければならない。国債残高は1000兆円、国債費(金利)は年に24兆円である。資源のない国日本において、円安は全ての国内物価の値上げに直結する。
国の2021年度予算案は、一般会計の総額が106兆6097億円と、2020年度の当初予算を3兆9517億円上回って過去最大となり、3年連続で100兆円を上回る。歳出が大幅に膨らんだ背景には、高齢化に伴って「社会保障費」が2020年度より1507億円増えて過去最大の35兆8421億円となったことや「防衛費」が2020年度より610億円増えてやはり過去最大の5兆3235億円に上ったこと、それに新型コロナウイルスへの対応として、国会の承認を得ずに機動的に使いみちを決められる「予備費」として5兆円を計上したことなどがある。また2020年2月に起きたロシアのウクライナ侵攻は国際秩序を一変させ日本は、中国の台湾侵攻やインド洋進出、ロシアの北方領土の軍事化、北朝鮮の核兵器とミサイル開発にも備えねばならなくなり防衛予算の大幅増は、ウクライナ支援と相まって増額しなければならなくなった。
【0015】
一方、歳入では、税収が、新型コロナの影響による企業業績の悪化などを見込んで2020年度の当初予算より6兆650億円少ない57兆4480億円としている。
また、新規の国債の発行額は、歳入不足を補うための赤字国債が37兆2560億円、建設国債が6兆3410億円の合わせて43兆5970億円に上り、2020年度の当初予算の段階から11兆408億円増えている。
当初予算どうしの比較で、新規の国債発行額が前の年度を上回るのは11年ぶりで、歳入全体に占める国債の割合は40.9%となる。全体の3分の1を占め、2020年度の当初予算より1507億円増えて過去最大の35兆8421億円となった。
1.社会保障費
全体の3分の1を占め、2020年度の当初予算より1507億円増えて過去最大の35兆8421億円となる。
2.国債費
過去に発行した国債の償還や利払いに充てる「国債費」は、4072億円増えて過去最大の23兆7588億円となっている。
3.地方交付税
2020年度より1396億円増えて15兆9489億円となった。
4.公共事業費
2020年度より26億円増えて6兆695億円となった。
5.防衛費
2020年度より610億円増えて過去最大の5兆3235億円となる。
6.文化、教育、科学技術関連予算
2020年度より57億円増えて5兆3969億円である。
【0016】
仮に400万人の高額年金受給者が年間200万円の年金を返上した場合、年間8兆円の原資を生み出せるのである。年金受給者の20%の800万人なら年間16兆円となる。
同時に国債保有は企業や日銀であろうが、個人で持っている方のうち満期まで利息を返上したり、国債の権利そのものを返上される場合は「名誉市民」「栄誉国民」として栄典マイナンバーカードで親子2代引き継がれる。
【0017】
同時に固定資産税の徴収できていない、不動産、田畑、山林は国家のものとなり公売、競売物件として売却あるいは代替物件として利用可能である。これらは介護施設や高齢者向け保養施設して利用可能となる。
また風力発電や潮汐発電、バイオマス発電の資源、立地物件として利用や大規模農業などが可能となり、国家財政の大きな助け舟となる。これも栄典マイナンバーカードとして表し国家財政支援した方々へのご家族に報いるものとする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
出願 2015-096200 (2015/05/11) 公開 2016-212654 (2016/12/15)
国際特許分類(IPC): G06F21/31 G06F21/34 H04N1/00 B41J29/00 B41J29/38 B41J29/42
FI: G06F21/31 G06F21/34 H04N1/00 C B41J29/00 Z B41J29/38 Z B41J29/42 F
【0019】
出願 2015-247396 (2015/12/18) 公開 2016-129016 (2016/07/14)
国際特許分類(IPC): G06F21/62 G06Q10/00
FI: G06F21/62 345 G06Q10/00 140
【0020】
出願 2015-112927 (2015/06/03) 公開 2016-221917 (2016/12/28)
出願人検索
国際特許分類(IPC): B42D25/22 B42D25/342 G06F21/88 G09F19/12
FI: B42D15/10 220 B42D15/10 342 G06F21/88 G09F19/12 H
【0021】
出願 2013-219517 (2013/10/22) 公開 2015-082194 (2015/04/27)
国際特許分類(IPC): G06F21/32 G06F21/34 G06K17/00 G06K19/10
FI: G06F21/20 132 G06F21/20 134 G06K17/00 T G06K19/00 S
【0022】
出願 2014-041661 (2014/03/04) 公開 2015-166987 (2015/09/24)
国際特許分類(IPC): G07B15/00 G06K17/00 G06K19/00
FI: G07B15/00 M G06K17/00 L G06K19/00 T
【0023】
出願 2014-008051 (2014/01/20) 公開 2015-138294 (2015/07/30)
国際特許分類(IPC): G06K19/073 G06K17/00
FI: G06K19/00 P G06K17/00 E
【0024】
出願 2015-087587 (2015/04/22) 公開 2016-206926 (2016/12/08)
国際特許分類(IPC): G06K7/00 G06Q50/10 B42D25/305 B42D25/309 B42D25/485 B42D25/23
FI: G06K7/00 008 G06Q50/10 B42D15/10 307 B42D15/10 309 B42D15/10 485 B42D15/10 230
【0025】
出願 2015-166297 (2015/08/25) 公開 2016-048553 (2016/04/07)
国際特許分類(IPC): G06Q50/22
FI: G06Q50/22
【0026】
出願 2014-089071 (2014/04/23) 公開 2015-205667 (2015/11/19)
国際特許分類(IPC): B62J99/00
FI: B62J99/00 K
【0027】
出願 2015-032553 (2015/02/23) 公開 2016-157157 (2016/09/01)
国際特許分類(IPC): G07D9/00 G06Q20/18
FI: G07D9/00 401B G07D9/00 426Z G07D9/00 421 G06Q20/18 100
【非特許文献】
【0028】
【非特許文献1】文献マイナンバーカード普及に影響する主観的な情報システムの質評価に関する分析Analysis on subjective information system quality affecting popularity of My Number card著者: 渡邊真治 (大阪府大 現代システム科学域)資料: 経営情報学会全国研究発表大会要旨集(Web) 2017全文アクセス外部リンク被引用文献被引用特許
【非特許文献2】文献最新のNFC活用提案 マイナンバーカード対応NFC/FeliCaリーダー PaSoRi(パソリ)「RC-S380/S」業務用途専用モデル資料: 月刊自動認識 2016全文アクセス外部リンク被引用文献被引用特許
【非特許文献3】文献進化する糖尿病診療のIT化-その効果と課題-(日本医療情報学会合同シンポジウム)マイナンバーカードの健康保険証利用から見える新しい患者と治療者の関係著者: 山下護 (厚生労働省 保険局)資料: 糖尿病(Web) 2021全文アクセス外部リンク被引用文献被引用特許
【非特許文献4】文献マイナンバーカード等を活用した今後の医療分野におけるICT化の展望 オンライン資格確認の推進とデータヘルス改革著者: 水谷忠由 (厚生労働省 保険局)資料: 健康保険 2022全文アクセス外部リンク被引用文献被引用特許
【非特許文献5】文献マイナンバーカードの普及に対するソーシャルマーケティングの活用著者: 瓜生原葉子 (同志社大 商)資料: 同志社商学 2022
【非特許文献6】文献マイナンバーカード健康保険証利用のための課題解決に関する研究A Study on Problem Solving for Using Individual Number Card as a Health Insurance Card著者: 内藤希実 (名城大 都市情報), 安田大冴 (名城大 大学院都市情報学研究科), 酒井順哉 (名城大 大学院都市情報学研究科)資料: 病院設備 2021
【非特許文献7】文献「マイナンバーカードの普及促進について」(第6回FMMC研究会 2021年8月25日実施)著者: 田中良斉 (総務省 自治行政局)資料: ICT World Review 2021
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0029】
国民の力を借りて財政危機の回避する。その方法の一つとしてマイナンバーカードに栄誉と資格を付与し現在の財政状況を理解してもらった上で、新たな寄付と年金の返上と国債利息の寄付と権利放棄をお願いして国家財政改善の一助とする。
【課題を解決するための手段】
【0030】
新たなマイナンバーカードを作り、1.年金返上を申し出た方、2.国債の利息や権利の寄付を申し出た方、3.不動産・田畑・山林の寄付者に対し「名誉市民」「栄誉国民」的な栄典マイナンバーカードとして、本人以外の親族(子供)姻族(配偶者)にも配布しその善意を2代に渡って称える。
【発明の効果】
【0031】
コロナウイルス問題対策、ロシアのウクライナ侵攻による国際状況の激変、ロシアの北方領での軍拡、中国の台湾侵攻、北朝鮮の核兵器開発など平和で安全な日本を維持するには以前にも増して大きな資金を必要する。
一方、1000兆円にも上る国債の利払いが重荷になり金利を上げることができない。0.2%という超低金利は米国の10分の1以下であり円安が止まらない。円安は輸入品の値上げを招き食料やガソリン、電気代の値上げにつながる。
この悪循環を止めるためには、1.国民の財政状況に対する理解、2.具体的な財政援助が必要である。
この2大課題を解決することができるのが本発明の栄典マイナンバーカードである。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】マイナンバーカードの普及率はまだまだ低い
図2】日本国の2021年度の歳入の内容
図3】日本国の2021年度の歳出の内容
図4】2025年に政府が払う国債費の増加分(今にプラス3.7兆円)
図5】現在の24兆円にプラス3億7000億円≒27兆円
図6】米国の国債金利2.41%日本の国債金利0.22%危機に買われる「円」(円高)は逆なって「円安」(物価高騰)
図7】お堅いマイナンバーカードのデザイン発明はこれを持っていたら自慢できるデザインに変更
図8】マイナンバーカードの表と裏QRを単なる印刷からカラー又は磁気インクで情報量とセキュリティーを万全に
図9】地方自治体のマイナンバーカード作成の勧めパンフ
図10】こんな感じで栄典マイナンバーカードも持って歩く
図11】クレジットカードのゴールドカード
図12】マイナンバーカード作ろうのプロモ・アプリ
図13】レトロ風栄典マイナンバーカードデザインの1例
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下は発明を実施するために必要なフローチャートである。
1. 推進メンバーとタイムテーブルの策定
2. 危機的財政状況の広報活動(民間委託)
3. 栄典マイナンバーカードの法律、規則、基準、特典の具体的運用の策定
4. 先ずは年金寄付者(返上)への「名誉市民、栄誉国民」の褒章をパンフ発送
5. 子供、配偶者にも栄典があることの広報活動
6. 実際の栄典マイナンバーカードのデザイン
7. 一部自治体でテスト運用、その後全国に拡大
【実施例0034】
本発明は、政府や地方自治体など官公庁を中心にしたものには違いない。しかし事態は5年後、10年後にスタートするお役所仕事では意味を成さない。そこで大手銀行、証券会社、地方銀行が委託事業会社として機能することも可能である。
また、返礼品のないクラウドファンディングで年金や国債、不動産を保管することも可能である。
【実施例0035】
納税の際、控除や免税の証明が必要となる場合もある。その場合は公的な証明を準備し奇特な人々の行為に備える。
【実施例0036】
当該カードを保有する奇特な人々とそのご家族が、国民の皆さんから敬愛され尊敬されるような正しい認識を持てるような広報活動は絶え間なく続けなくてはならない。
【産業上の利用可能性】
【0037】
日本の産業機構を成長戦略に変換できる。なぜなら最も大事なものは研究費であり、教育費であるからである。現在、文教及び科学振興費は全予算の5%にしか過ぎない。これを倍増し、子供の教育費は海外諸国並みに、大学まで無料にすべきである。有名私学や超難関国立大学も研究費は増額するが貧しい家庭の子供でも自分の好きなことを大学で学べるように国の予算で行う。
それらの学校から新しい日本の産業の芽が出てくることに疑いはない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2022-08-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
年金受給資格をもつ高齢者が、自身の年金受給資格を返上し、将来受け取れる年金額を国庫に寄贈した場合、当該篤志家だけが受け取れる、マイナンバーカードの「ゴ-ルドカード」とも言うべき国章つきの特別デザインに加え、カードの本来機能たる健康保険証、運転免許証、納税証明やその詳細、ワクチン接種履歴、住民票や戸籍証明、さらにスマートフォンのカードリーダ―機能アプリによる個人情報の双方向受発信、備蓄機能、情報共有機能、カード保有者による確認機能などに加えて、褒章家族の特典として(配偶者と1親等以内の父母または子/養子と普通養子縁組で出た実子を含む/特別養子縁組で出た実子を含まない)それぞれに授与される、一部免税や割引がある家族特典付き国民栄誉章典たる家族栄典マイナンバーカード。
【請求項2】
請求項1の栄典マイナンバーカードの従属項として、奇特な人が保有する国債の利息寄付、満期後の国際償還の返上、または一定期間の棚上げなど、国家へ私財を寄贈し、国家財政に寄与しようとする奇特な高齢者を増やすために、広報宣伝活動に役立つ家族栄典マイナンバーカードと健全財政構築の一環たる国家と地方自治体のビジネスモデル
【請求項3】
請求項1の栄典マイナンバーカードの従属項として、公的なデジタル住民票ともいうべきマイナンバーカードに加え、簿記と勘定、租税、年金、国債、金融機関情報、私財、不動産登記など新たな公的情報を、スマホのカードリーダ―機能により自分の過去と現在の情報が双方向で確認できる家族章典マイナンバーカード
【請求項4】
請求項1の栄典マイナンバーカードの従属項として、自分の情報であっても収載された内容を自分で見ること(閲覧)ができない不条理を解決できる自分で読めるマイナンバーカードのコンテンツの表示が可能なカードリーダ―一体型スマホ、並びにモバイル端末、並びにソフト・アプリケーション
【請求項5】
請求項1の栄典マイナンバーカードの従属項として、全ての家族栄典マイナンバーカード固有の磁気とカラー3DのQRコードがスマホ画面に表示され、決済に使用される際、一定の特典ポイントが付与される家族栄典マイナンバーカードと金融システムのビジネスモデル
【請求項6】
請求項1の栄典マイナンバーカードの従属項として、奇特な方が亡くなられた場合でも、上記家族栄典マイナンバーカードについては、当該受賞家族本人に限り特典等が継承されるビジネスモデルと、遺産放棄家族栄典マイナンバーカード