IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社丸エム製作所の特許一覧

<>
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図1
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図2
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図3
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図4
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図5
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図6
  • 特開-タッピンねじ及びその製造方法 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023015535
(43)【公開日】2023-02-01
(54)【発明の名称】タッピンねじ及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   F16B 25/04 20060101AFI20230125BHJP
   F16B 33/02 20060101ALI20230125BHJP
   F16B 39/30 20060101ALI20230125BHJP
   B23G 7/00 20060101ALI20230125BHJP
   B21H 3/06 20060101ALI20230125BHJP
【FI】
F16B25/04 B
F16B25/04 A
F16B33/02 B
F16B39/30 Z
B23G7/00 A
B21H3/06 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021119370
(22)【出願日】2021-07-20
(71)【出願人】
【識別番号】391006739
【氏名又は名称】株式会社丸エム製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100077791
【弁理士】
【氏名又は名称】中野 収二
(72)【発明者】
【氏名】川島 遼太郎
(57)【要約】
【課題】緩み止めないし戻り止め機能を具備したタッピンねじ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ねじ軸部(1)のねじ込み方向の先行側の領域(1A)にワークの下穴(3a)に挿入される螺旋条(2a)を設け、後行側の領域(1B)にワークの下穴(3a)に雌ねじを形成しながらねじ込まれるタップ用雄ねじ(2b)を設けており、タップ用雄ねじ(2b)により下穴に雌ねじを形成したとき、ワークの素材をタップ用雄ねじの谷部に向けて塑性変形させることにより下穴の内周面から盛り上がる隆起部(8)を形成するように構成されており、ねじ軸部のねじ込み方向(F1)と反対方向の戻り方向(F2)に関して、螺旋条(2a)が隆起部(8)に対向して接するように構成されている。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ねじ軸部(1)のねじ込み方向の先行側にワークの下穴(3a)に挿入される螺旋条(2a)を設け、後行側にワークの下穴(3a)に雌ねじを形成しながらねじ込まれるタップ用雄ねじ(2b)を設けており、
前記タップ用雄ねじ(2b)は、前記下穴の内径DWに対して、該タップ用雄ねじの山径D1と谷径D2をD1>DW>D2に形成し、下穴に雌ねじ(7)を形成したときに、ワークの素材を雌ねじからタップ用雄ねじの谷部に向けて塑性変形させることにより隆起部(8)を形成するように構成されており、
前記螺旋条(2a)は、前記隆起部(8)の内径D4に対して、該螺旋条の山径D3をD3>D4に形成し、ねじ軸部のねじ込み方向(F1)と反対方向の戻り方向(F2)に関して、螺旋条(2a)が前記隆起部(8)に対向して接するように構成されて成ることを特徴とするタッピンねじ。
【請求項2】
前記タップ用雄ねじ(2b)は、ねじ山の頂端に断面ほぼ台形の歯部(6)を形成しており、該歯部を下穴に食い込ませることにより雌ねじ(7)及び隆起部(8)を形成するように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載のタッピンねじ。
【請求項3】
前記螺旋条(2a)は、頂面に形成された平坦面(5)により該螺旋条の山径D3を規定しており、
前記山径D3に対応する部位におけるねじ軸の軸方向の厚さに関して、タップ用雄ねじ(2b)のねじ山の断面の厚さT1と螺旋条(2a)の平坦面(5)の厚さT2は、T2>T1に形成されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッピンねじ。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載のタッピンねじの製造方法であり、
第1転造ダイス(4a)のねじ加工溝により、ねじ軸部の外周面に、該ねじ軸部の先行側の領域(1A)と後行側の領域(1B)の両領域にわたり連続して延びる1本の螺糸から成る雄ねじ(2)を転造する第1転造工程と、
その後、第2転造ダイス(4b)により、先行側の領域(1A)における雄ねじ(2)のねじ山を縮径方向に塑性変形させることにより前記螺旋条(2a)を形成する第2転造工程とから成り、
後行側の領域(1B)における雄ねじ(2)は、タップ用雄ねじ(2b)として供するように構成されて成ることを特徴とするタッピンねじの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッピンねじ、特に、ワークの下穴にねじ込んだ状態で、緩み止めないし戻り止め機能を備えたタッピンねじと、その製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
タッピンねじは、金属材や樹脂材に雌ねじを形成しなくても、下穴をあけておくだけで、下穴に雌ねじを形成しながらねじ込むことができる利点がある。
【0003】
しかしながら、その一方で、タッピンねじは、一般的に戻しトルクが小さいので、容易に逆転し、緩みやすいという欠点がある。
【0004】
このため、従来から、緩み止めないし戻り止めのために、接着剤を使用しているが、コスト及び作業性の点に難点があるだけでなく、接着剤が乾燥硬化するまで待たなければならないという致命的な問題がある。
【0005】
そこで、ねじ自体の構成により、緩み止めないし戻り止めの機能を具備させたタッピンねじが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第3245464号公報
【特許文献2】特許第3909767号公報
【特許文献3】特許第4100692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1は、主ねじと外径及びピッチが相違する副ねじを設けることにより緩み止めを形成したタッピンねじを提案している。特許文献2は、非円形の雄ねじに窪みを設けることにより緩み止めを形成したタッピンねじを提案している。特許文献3は、ねじ山の両側のフランクの傾斜角度に工夫を加えることにより緩み止めを形成したタッピンねじを提案している。
【0008】
しかしながら、これらのタッピンねじは、製造のために特別な装置が必要とされ、生産性やコストの点に問題があり、量産に不向きである。
【0009】
本発明は、簡単な構成により優れた緩み止め機能を実現することができ、しかも、量産に適したタッピンねじとその製造方法を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記課題を解決したタッピンねじを提供するため、その手段として構成したところは、ねじ軸部のねじ込み方向の先行側にワークの下穴に挿入される螺旋条を設け、後行側にワークの下穴に雌ねじを形成しながらねじ込まれるタップ用雄ねじを設けており、前記タップ用雄ねじは、前記下穴の内径DWに対して、該タップ用雄ねじの山径D1と谷径D2をD1>DW>D2に形成し、下穴に雌ねじを形成したときに、ワークの素材を雌ねじからタップ用雄ねじの谷部に向けて塑性変形させることにより隆起部を形成するように構成されており、前記螺旋条は、前記隆起部の内径D4に対して、該螺旋条の山径D3をD3>D4に形成し、ねじ軸部のねじ込み方向と反対方向の戻り方向に関して、螺旋条が前記隆起部に対向して接するように構成された点にある。
【0011】
前記タップ用雄ねじは、ねじ山の頂端に断面ほぼ台形の歯部を形成しており、該歯部を下穴に食い込ませることにより雌ねじ及び隆起部を形成するように構成されている。
【0012】
本発明の好ましい実施形態において、前記螺旋条は、頂面に形成された平坦面により該螺旋条の山径D3を規定しており、前記山径D3に対応する部位におけるねじ軸の軸方向の厚さに関して、タップ用雄ねじのねじ山の断面の厚さT1と螺旋条の平坦面の厚さT2は、T2>T1に形成されている。
【0013】
本発明は、上記のようなタッピンねじの製造方法を提供するため、その手段として構成したところは、第1転造ダイスのねじ加工溝により、ねじ軸部の外周面に、該ねじ軸部の先行側の領域と後行側の領域の両領域にわたり連続して延びる1本の螺糸から成る雄ねじを転造する第1転造工程と、その後、第2転造ダイスにより、先行側の領域における雄ねじのねじ山を縮径方向に塑性変形させることにより前記螺旋条を形成する第2転造工程とから成り、後行側の領域における雄ねじは、タップ用雄ねじとして供するように構成された点にある。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、簡単な構成により優れた緩み止め機能を実現したタッピンねじを提供することができ、しかも、生産性が良く量産に適しているという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係るタッピンねじの実施形態を示す正面図である。
図2】タッピンねじの実施形態に関して、ねじ軸部を回転しながらワークの下穴に進入させた状態を説明しており、(A)はねじ軸部の先行側の領域を挿入した状態を示す説明図であり、(B)はねじ軸部の後行側の領域をねじ込んだ状態を示す説明図である。
図3】本発明に係る製造方法に関して、(A)は第1転造工程を示す説明図であり、(B)は第2転造工程を示す説明図である。
図4】製造方法の実施形態に関して、(A)は第1転造工程によりねじ軸部の先行側の領域と後行側の領域に連続して転造された雄ねじを示す断面図であり、(B)は第2転造工程によりねじ軸部の先行側の領域に形成された螺旋条を示す断面図である。
図5】タッピンねじの実施形態に関して、(A)はねじ軸に設けた螺旋条及びタップ用雄ねじとワークの下穴の関係を示す断面図であり、(B)はタップ用雄ねじによりワークの下穴に形成された雌ねじ及び隆起部を示す断面図である。
図6】本発明に係るタッピンねじのタッピング作用に関して、ねじ軸を正転させながらワークの下穴に進入したときの螺旋条とタップ用雄ねじの状態を示す断面図である。
図7】本発明に係るタッピンねじの緩み止め作用に関して、ねじ軸を逆転させたときにおける隆起部と螺旋条の関係を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
【0017】
図面は、1つの実施形態として寸切りボルトを例示しているが、これにより本発明が限定されないことは勿論であり、頭付きボルトや、ねじ釘や、ビス等、あらゆる形態のねじにおけるねじ軸部に実施可能であることを諒解されたい。
【0018】
(基本的構成)
図1に示すように、ねじ軸部1は、ねじ込み方向F1に関して、先行側の領域1Aと、後行側の領域1Bを備えており、先行側の領域1Aには螺旋条2aが設けられ、後行側の領域1Bにはタップ用雄ねじ2bが設けられており、タップ用雄ねじ2bにより、タッピンねじとして機能するように構成されている。
【0019】
図2に示すように、タッピンねじは、ねじ軸部1を矢印Rで示す正転方向に回転させながら、ワーク3の下穴3aにねじ込むことにより使用される。尚、下穴3aの内径をDWで示している。
【0020】
ワーク3は、例えば、建築材や構築材に関して、アルミニウムや合成樹脂等の塑性変形能力の高い素材により形成されていることが好ましく、このような素材のワーク3に本発明のタッピンねじを使用したとき、緩み止めないし戻り止めに関する本発明の効果が最も発揮される。しかしながら、塑性変形能力が比較的低い素材により形成されたワーク3でも、素材の塑性変形が可能であれば、本発明の効果は失われない。
【0021】
図2(A)に示すように、ねじ軸部1は、先ず、螺旋条2aを設けた先行側の領域1Aが下穴3aに挿入され、螺旋条2aが下穴3aの内周面に近接状態で回転することにより、下穴3aの軸方向に前進させられる。
【0022】
このように、螺旋条2aは、ねじ軸部1のガイドとして機能し、先行側の領域1Aを下穴3aに対して同心姿勢となるように軸心を位置決めすると共に、下穴3aの内周面に接することにより進入方向のスラスト力を発生する。
【0023】
引き続き、図2(B)に示すように、ねじ軸部1のタップ用雄ねじ2bを設けた後行側の領域1Bが下穴3aにねじ込まれ、タップ用雄ねじ2bが下穴3aの内周面をタッピングしながら該下穴3aの軸方向に前進させられる。この点に関する作用の詳細については後述する。
【0024】
(製造方法と螺旋条及び雄ねじの構成)
本発明に係るタッピンねじの製造方法に関して、図3は、ねじ軸部1に螺旋条2aとタップ用雄ねじ2bを転造する方法を示しており、図4は、転造された螺旋条2aとタップ用雄ねじ2bの断面形状を示している。
【0025】
(第1転造工程)
図3(A)に示すように、ねじ軸部1は、一対の第1転造ダイス4a、4aの間に挟まれた状態で該ダイスの表面に沿って回転させられ、ダイスに形成されたねじ加工溝(図示省略)により、ねじ軸部1の外周面に、先行側の領域1Aと後行側の領域1Bの両領域に連続して延びる1本の螺糸から成る雄ねじ2が転造される(第1転造工程)。
【0026】
第1転造工程により転造された雄ねじ2は、図4(A)に示すように、軸方向の全長にわたり山径D1と谷径D2が不変とされ、同一ピッチPで連続する螺糸を形成する。
【0027】
(第2転造工程)
引き続いて、ねじ軸部1は、図3(B)に示すように、先行側の領域1Aが一対の第2転造ダイス4b、4bの間に挟まれた状態で該ダイスの表面に沿って回転させられ、ダイスに形成された平坦面を圧接することにより、先行側の領域1Aにおける雄ねじ2のねじ山を縮径方向に圧縮して塑性変形させ、これにより螺旋条2aが形成される(第2転造工程)。
【0028】
2種類の転造ダイス4a、4bは、別個独立に構成したものを使用して良いが、ねじ加工溝を設けた第1転造ダイス4aから連続して平坦面を設けた転造ダイス4bを延設した装置を使用することにより、連続する一連のローリング工程により第1転造工程と第2転造工程を実行するように構成することが好ましい。
【0029】
これにより、図4(B)に示すように、第1転造工程で形成された雄ねじ2のうち、先行側の領域1Aにおける雄ねじ2は、縮径されることにより、頂面に平坦面5を有する螺旋条2aとなるように変形加工される。
【0030】
これに対して、第1転造工程で形成された雄ねじ2のうち、後行側の領域1Bにおける雄ねじ2は、そのままの状態で加工されることなく、上述したタップ用雄ねじ2bとして供される。この際、タップ用雄ねじ2bは、ねじ山の頂端に鋭利な切削刃は形成しておらず、断面ほぼ台形の歯部6を形成している。
【0031】
ところで、後行側の領域1Bにおけるタップ用雄ねじ2bは、雄ねじ2について上述したとおり、山径D1と谷径D2を有して同一ピッチPで連続する螺糸を形成している。これに対して、螺旋条2aは、平坦面5により山径D3が規定され、該山径D3は、D1>D3>D2に形成されており、しかも、上記の下穴3aの内径DWよりも若干小さくなるように形成され、DW>D3とされている。
【0032】
そして、前記山径D3に対応する部位におけるねじ軸1の軸方向の厚さに関して、タップ用雄ねじ2bのねじ山の断面の厚さT1と螺旋条2aの平坦面5の厚さT2は、T2>T1に形成されている。
【0033】
(タッピンねじの作用)
図2に基づいて上述したように、ワーク3の下穴3aに対して、ねじ軸部1を正転方向に回転させながらねじ込むと、先ず、螺旋条2aを設けた先行側の領域1Aが挿入された後、引き続いて、タップ用雄ねじ2bを設けた後行側の領域1Bが下穴3aに進入し、下穴3aの内周面をタッピングしながら前進する。
【0034】
図5(A)及び図6に示すように、タップ用雄ねじ2bは、鋭利な刃ではなく、鈍い台形の歯部6により下穴3aの内周面をタッピングするので、ワーク3の素材を主として塑性変形させながら雌ねじ7を形成する。つまり、本発明におけるタップ用雄ねじ2bによるタッピングは、素材の切削を伴うものでも良いが、切削だけでねじ切りを行うのではなく、ねじ込みに要するスラスト力を過大にしない範囲で、できるだけ素材の塑性変形を促進させるように構成されている。
【0035】
このため、ワーク3の素材は、歯部6の食い込みを受けることにより、雌ねじ7の両側からタップ用雄ねじ2bの谷部に向けて塑性変形され、その結果、下穴3aの内周面から盛り上がる隆起部8が形成される。
【0036】
そこで、図5(B)に示すように、隆起部8の内径D4は、螺旋条5aの山径D3よりも小さい、つまり、D3>D4となるように形成される。そして、雌ねじ7の両側に形成された一対の隆起部8、8を包含する厚さ方向の寸法T3は、上述のタップ用雄ねじ2bのねじ山の断面の厚さT1よりも大きく、螺旋条2aの平坦面5の厚さT2よりも小さい。つまり、T2>T3>T1に形成されている。
【0037】
上記の結果、下穴3aにねじ込まれたねじ軸部1は、その後、逆転等により戻り方向F2の外力を受けたとき、図7に示すように、螺旋条2aが隆起部8に対向して接する関係となるように構成されている。
【0038】
このため、ねじ軸部1は、螺旋条2aが順次ねじピッチP毎に形成された隆起部8を圧潰しながら雌ねじ7に沿って回転されない限り、戻り方向F2に移動することはない。つまり、緩み止めないし戻り止めされた状態が保持されている。
【0039】
本出願人において図示実施形態のタッピンねじに関して、第1転造工程だけを経て試作した比較品(図3(A)に示すもの)と、第1転造工程及び第2転造工程を経て試作した本発明品について、それそれアルミニウム製のワークに設けた下穴にねじ込んだ後、戻しトルクを測定することにより比較実験を行ったところ、比較品の戻しトルクが6.77N・mであるのに対して、本発明品の戻しトルクは15.50N・mであり、極めて良好な緩み止めないし戻り止めの効果が確認された。
【符号の説明】
【0040】
1 ねじ軸部
1A 先行側の領域
1B 後行側の領域
2 雄ねじ
2a 螺旋条
2b タップ用雄ねじ
3 ワーク
3a 下穴
4a、4b 転造ダイス
5 平坦面
6 歯部
7 雌ねじ
8 隆起部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7