(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023155586
(43)【公開日】2023-10-23
(54)【発明の名称】ガスガバナ
(51)【国際特許分類】
F23K 5/00 20060101AFI20231016BHJP
F16K 47/02 20060101ALI20231016BHJP
F23N 1/00 20060101ALI20231016BHJP
【FI】
F23K5/00 301E
F16K47/02 D
F23N1/00 103A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022064996
(22)【出願日】2022-04-11
(71)【出願人】
【識別番号】000115854
【氏名又は名称】リンナイ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000305
【氏名又は名称】弁理士法人青莪
(72)【発明者】
【氏名】則竹 克哉
(72)【発明者】
【氏名】葛谷 廣太郎
【テーマコード(参考)】
3H066
3K068
【Fターム(参考)】
3H066AA01
3H066BA32
3H066BA33
3H066EA36
3K068AA01
3K068BB02
3K068BB14
3K068EA08
(57)【要約】
【課題】一次圧室11と二次圧室12との間の弁座13に形成した弁孔14に挿通される弁体部31を有するガバナバルブ3を備え、弁体部31からのびるガバナバルブ3の第1軸部32を弁座13とは反対側で一次圧室11に面するダイヤフラム2に連結したガスガバナにおいて、ガバナバルブ3の軸方向振動だけでなく径方向振動も減衰可能として、ガバナ鳴りを効果的に抑制できるようにする。
【解決手段】ガバナバルブ3の第1軸部32又はこれと反対方向にのびる第2軸部33に、筒状錘5を隙間を存して軸方向に遊動自在に外挿すると共に、ガバナバルブ3に筒状錘5が自重で着座可能な環状座面6を設ける。環状座面6と筒状錘5の下端面との一方に、周方向の一部のみに位置させて、凸部61を設ける。そして、凸部61が環状座面6と筒状錘5の下端面との他方に接触することで、筒状錘5が直立姿勢から傾いた状態で環状座面6上に支持されるようにする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一次圧室と、一次圧室の上方又は下方の二次圧室と、一次圧室と二次圧室との間の弁座とを有するケーシングと、弁座とは反対側で一次圧室に面するダイヤフラムと、弁座に形成した弁孔に挿通され、二次圧室側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部を有するガバナバルブとを備え、弁体部からダイヤフラム側にのびるガバナバルブの第1軸部をダイヤフラムに連結し、一次圧室内のガス圧変動に応じダイヤフラムを介してガバナバルブを変位させて、二次圧室内のガス圧変動を抑制するガスガバナであって、
弁体部からダイヤフラムとは反対側にのびるガバナバルブの第2軸部又は第1軸部に隙間を存して軸方向に遊動自在に外挿される筒状錘を備え、ガバナバルブに筒状錘が自重で着座可能な環状座面が設けられるものにおいて、
環状座面と筒状錘の下端面との一方に、周方向の一部のみに位置させて、凸部が設けられ、凸部が環状座面と筒状錘の下端面との他方に接触することで、筒状錘が直立姿勢から傾いた状態で環状座面上に支持されることを特徴とするガスガバナ。
【請求項2】
前記環状座面と前記筒状錘の下端面との前記一方の周方向の前記一部に、周方向に離隔させて前記凸部が複数設けられ、環状座面と筒状錘の下端面との他方に対する周方向両側に位置する2個の凸部の接触部間の周方向幅の中心角が30°~60°に設定されることを特徴とする請求項1記載のガスガバナ。
【請求項3】
請求項1又は2記載のガスガバナであって、前記環状座面に前記凸部が設けられるものにおいて、凸部は、環状座面の内周縁から外周縁に亘って延在するように設けられることを特徴とするガスガバナ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスバーナに対するガス供給路に介設するガスガバナに関する。
【背景技術】
【0002】
元来、この種のガスガバナは、一次圧室と、一次圧室の上方又は下方の二次圧室と、一次圧室と二次圧室との間の弁座とを有するケーシングと、弁座とは反対側で一次圧室に面するダイヤフラムと、弁座に形成した弁孔に挿通され、二次圧室側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部を有するガバナバルブとを備えている。そして、弁体部からダイヤフラム側にのびるガバナバルブの第1軸部をダイヤフラムに連結し、一次圧室内のガス圧変動に応じダイヤフラムを介してガバナバルブを変位させて、二次圧室内のガス圧変動を抑制するようにしている。
【0003】
ところで、上記の如きガスガバナでは、外部からの衝撃等がきっかけとなってガバナバルブが振動し、弁体部が弁座に衝突して、所謂ガバナ鳴りと称する騒音を生ずることがある。そこで、従来、弁体部からダイヤフラムとは反対側にのびるガバナバルブの第2軸部又は第1軸部に隙間を存して軸方向に遊動自在に外挿される筒状錘を設けると共に、ガバナバルブに、筒状錘が自重で着座可能な環状座面を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、ガバナバルブの軸方向振動を筒状錘の逆位相での軸方向振動で減衰させて、ガバナ鳴りをある程度抑制することができる。
【0004】
然し、ガバナ鳴りの原因は、ガバナバルブの軸方向振動だけでなく、ダイヤフラムに対する連結部を支点にしたガバナバルブの径方向の振動(横振れ)にもあることが突き止められた。上記従来例のものでは、ガバナバルブの径方向振動を減衰することはできず、ガバナ鳴りを十分に抑制するまでには至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、ガバナバルブの軸方向振動だけでなく径方向振動も減衰可能として、ガバナ鳴りを効果的に抑制できるようにしたガスガバナを提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、一次圧室と、一次圧室の上方又は下方の二次圧室と、一次圧室と二次圧室との間の弁座とを有するケーシングと、弁座とは反対側で一次圧室に面するダイヤフラムと、弁座に形成した弁孔に挿通され、二次圧室側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部を有するガバナバルブとを備え、弁体部からダイヤフラム側にのびるガバナバルブの第1軸部をダイヤフラムに連結し、一次圧室内のガス圧変動に応じダイヤフラムを介してガバナバルブを変位させて、二次圧室内のガス圧変動を抑制するガスガバナであって、弁体部からダイヤフラムとは反対側にのびるガバナバルブの第2軸部又は第1軸部に隙間を存して軸方向に遊動自在に外挿される筒状錘を備え、ガバナバルブに、筒状錘が自重で着座可能な環状座面が設けられるものにおいて、環状座面と筒状錘の下端面との一方に、周方向の一部のみに位置させて、凸部が設けられ、凸部が環状座面と筒状錘の下端面との他方に接触することで、筒状錘が直立姿勢から傾いた状態で環状座面上に支持されることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、筒状錘の下端は、凸部と凸部の周方向反対側で環状座面に接触する部分との間で環状座面から浮くことになる。そのため、筒状錘は、不安定になり、容易に径方向に揺れ動く。その結果、ガバナバルブの軸方向振動を筒状錘の逆位相の軸方向振動で減衰できるだけでなく、ガバナバルブの径方向振動を筒状錘の逆位相での径方向振動で減衰できるようになり、ガバナ鳴りを効果的に抑制することができる。
【0009】
尚、凸部が1個だけであると、筒状錘があまりにも不安定になり、ガバナ鳴りを生じない通常時にも筒状錘が径方向に揺れ動いて、二次圧室内のガス圧が不安定になる可能性がある。従って、本発明においては、環状座面と筒状錘の下端面との一方の周方向の一部に、周方向に離隔させて凸部が複数設けられ、環状座面と筒状錘の下端面との他方に対する周方向両側の2個の凸部の接触部間の周方向幅の中心角が30°~60°に設定されることが望ましい。これによれば、後述する如く、ガバナ鳴りを生じる状態では筒状錘が径方向に揺れ動くが、通常時には筒状錘が径方向に揺れ動かないように適度に不安定な状態で筒状錘を支持できる。
【0010】
また、本発明において、環状座面に凸部を設ける場合、凸部は、環状座面の内周縁から外周縁に亘って延在するように設けられることが望ましい。これによれば、筒状錘の位置が径方向にずれても、筒状錘の下端が凸部から外れることはなく、ガバナバルブの径方向振動の減衰効果を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の第1実施形態のガスガバナを用いて構成したガバナ付き比例弁装置の断面図。
【
図2】
図1のII-II線で切断した拡大切断平面図。
【
図3】本発明の第2実施形態のガスガバナを用いて構成したガバナ付き比例弁装置の断面図。
【
図4】
図3のIV-IV線で切断した拡大切断平面図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1を参照して、Aは、本発明の実施形態のガスガバナを用いて構成したガバナ付き比例弁装置を示している。この比例弁装置Aは、ガスバーナに対するガス供給路に介設されるものであり、ガス流入口11aに連通する一次圧室11と、一次圧室11の上方に位置しガス流出口12aに連通する二次圧室12と、一次圧室11と二次圧室12との間の弁座13とを有するケーシング1を備えている。弁座13には、一次圧室11と二次圧室12とを接続する弁孔14が形成されている。
【0013】
また、比例弁装置Aは、弁座13とは反対側、即ち、下側で一次圧室11に面するダイヤフラム2と、ダイヤフラム2に連結したガバナバルブ3と、ガバナバルブ3を上方の開き側に押圧する電磁ソレノイド4とを備えている。ダイヤフラム2の外周部分は、ケーシング1の下面に締結する押え板21により、一次圧室11の下面外周部に挟圧固定されている。そして、ダイヤフラム2と押え板21との間に、大気開放される背圧室22が画成されるようにしている。また、ダイヤフラム2の下側には、ダイヤフラム2の下面に座金23を介して接する上端のフランジ部24aを有する筒状のバルブホルダ24が設けられている。
【0014】
ガバナバルブ3は、弁孔14に挿通され、二次圧室12側の端部、即ち、上端部に向けて次第に外径を大きくした傘状の弁体部31と、弁体部31から下方にのびてダイヤフラム2に連結される第1軸部32とを有している。第1軸部32の下端部には、ダイヤフラム2の上面に接する肩面から下方に突出する小径軸部32aが突設されている。この小径軸部32aをダイヤフラム2の中心に形成した孔を通してバルブホルダ24に嵌合固定することにより、ガバナバルブ3をダイヤフラム2に連結している。尚、ガバナバルブ3には、弁体部31からダイヤフラム2とは反対側、即ち、上方にのびる第2軸部33も設けられている。そして、二次圧室12の上面を覆う蓋板12bに第2軸部33が当接することで、ガバナバルブ3の開き方向のストロークが規制されるようにしている。
【0015】
電磁ソレノイド4は、押え板21の下面に取付けられるヨーク41と、ヨーク41内のボビン42に巻回したコイル43と、ヨーク41の内周の筒状ガイド44に上下方向に移動自在に挿通したプランジャ45と、プランジャ45を上方に付勢してプランジャ45の自重をキャンセルするスプリング46とを有している。プランジャ45は、ガバナバルブ3の小径軸部32aの下端に当接し、コイル43への通電電流値に比例した押圧力でガバナバルブ3を上方の開き側に押圧する。そして、電流値を大きくするほどガバナバルブ3が開き側に変位して、弁孔14の周面と弁体部31との間の隙間(開度)が大きくなり、二次圧室12内のガス圧が増加する。従って、ガスバーナへの供給ガス量が電流値に比例して変化することになる。また、一次圧室11内のガス圧が変動すると、ダイヤフラム2を介してガバナバルブ3が変位して、ガス圧変動を吸収するように開度が変化し、二次圧室12内のガス圧変動が抑制される。そのため、一次圧室11内のガス圧変動を生じても、二次圧室12内のガス圧は電流値に応じた所定圧に維持される。
【0016】
ところで、外部からの衝撃等がきっかけとなって、ガバナバルブ3に軸方向(上下方向)の振動やダイヤフラム2に対する連結部を支点にした径方向の振動(横振れ)を生じ、弁体部31が弁座13に衝突してガバナ鳴りを生ずることがある。そこで、ガバナ鳴りを抑制するために、ガバナバルブ3の第2軸部33に隙間を存して軸方向に遊動自在に外挿される筒状錘5を設けている。また、ガバナバルブ3には、筒状錘5が自重で着座可能な上向きの環状座面6が設けられている。本実施形態では、ガバナバルブ3の弁体部31に環状座面6を設けている。
【0017】
環状座面6には、周方向の一部のみに位置させて、凸部61が設けられている。そして、凸部61が筒状錘5の下端面に接触することで、筒状錘5が直立姿勢から傾いた状態で環状座面6上に支持されるようにしている。そのため、筒状錘5の下端は、凸部61と凸部61の周方向反対側で環状座面6に接触する部分との間で環状座面6から浮くことになる。その結果、筒状錘5は、不安定になり、容易に径方向に揺れ動く。
【0018】
これによれば、ガバナバルブ3の軸方向振動を筒状錘5の逆位相での軸方向振動で減衰できると共に、ガバナバルブ3の径方向振動を筒状錘5の逆位相の径方向振動で減衰できる。そのため、ガバナ鳴りを効果的に抑制することができる。
【0019】
尚、凸部61は、環状座面6の内周縁から外周縁に亘って延在するよう設けられている。そのため、筒状錘5が径方向にずれても、筒状錘5の下端が凸部61から外れることはなく、ガバナバルブ3の径方向振動の減衰効果を確実に得ることができる。尚、本実施形態において、凸部61は、環状座面6の内周縁から外周縁に亘って径方向に延在しているが、径方向に交差する方向に延在させてもよい。
【0020】
また、凸部61が1個だけであると、筒状錘5があまりにも不安定になり、ガバナ鳴りを生じない通常時にも筒状錘5が径方向に揺れ動いて、二次圧室12内のガス圧が不安定になる可能性がある。そこで、本実施形態では、
図2に示す如く、環状座面6の周方向の一部に、周方向に離隔させて2個の凸部61,61を設けている。そして、筒状錘5の下端面に対する両凸部61,61の接触部、即ち、両凸部61,61の頂部間の周方向幅の中心角θが45°になるようにしている。ここで、両凸部61,61の頂部間の周方向幅の中心角θが60°を超えると、筒状錘5が安定して、ガバナ鳴りを生じたときに筒状錘5が径方向にうまく揺れ動かなくなる。一方、両凸部61,61の頂部間の周方向幅の中心角θが30°未満になると、凸部61を1個だけ設けるものと大差なく、ガバナ鳴りを生じない通常時にも筒状錘5が径方向に揺れ動きやすくなってしまう。従って、ガバナ鳴りを生じる状態では筒状錘5が径方向に揺れ動くが、通常時には筒状錘5が径方向に揺れ動かないように適度に不安定な状態で筒状錘5を支持するには、両凸部61,61の頂部間の周方向幅の中心角θが30°~60°になるようにすべきである。
【0021】
次に、
図3、
図4に示す第2実施形態について説明する。第2実施形態の基本的な構造は上記第1実施形態のものと特に異ならず、第1実施形態のものと同様の部材、部位に上記と同一の符号を付している。第2実施形態における第1実施形態との相違点は、筒状錘5を外挿する軸部を第1軸部32に変更したことと、第1軸部32に、筒状錘5の下側で止め輪6aを装着して、第1軸部32の外周面から外方に張出す止め輪6aの部分の上面で環状座面6を構成したことである。
【0022】
環状座面6たる止め輪6aの上面には、周方向に離隔させて2個の凸部61,61が設けられている。そして、筒状錘5の下端面に対する両凸部61,61の接触部、即ち、両凸部61,61の頂部間の周方向幅の中心角θが45°になるようにしている。そのため、第1実施形態と同様に、ガバナ鳴りを生じる状態では筒状錘5が径方向に揺れ動くが、通常時には筒状錘5が径方向に揺れ動かないように適度に不安定な状態で筒状錘を支持できる。
【0023】
尚、各凸部61は、第1軸部32の外周面から外方に張出す止め輪6aの部分を、周方向に沿う断面形状が上方にアーチ状に湾曲するようにプレス加工することで形成されている。そして、各凸部61は、第1軸部32の外周面から外方に張出す止め輪6aの部分の上面である環状座面6の内周縁から外周縁に亘って延在している。そのため、第1実施形態と同様に、筒状錘5が径方向にずれても、筒状錘5の下端が凸部61から外れることはない。尚、止め輪6aには、周方向1箇所に切欠き6bが設けられている。
【0024】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、環状座面6の周方向の一部に凸部61を2個設けているが、凸部を3個以上設けることも可能である。この場合、これら複数の凸部のうち周方向両側に位置する2個の凸部の筒状錘5の下端面に対する接触部間の周方向幅の中心角を30°~60°に設定すべきである。尚、上記実施形態では、2個の凸部61,61が周方向両側に位置する2個の凸部となる。
【0025】
また、筒状錘5の下端面の周方向の一部に凸部を設け、凸部が環状座面6に接触することで、筒状錘5が直立姿勢から傾いた状態で環状座面6上に支持されるようにしてもよい。更に、上記実施形態では、二次圧室12が一次圧室11の上方に設けられているが、一次圧室11の下方に二次圧室12を設けることも可能である。この場合、ケーシング1及びガバナバルブ3が
図1、
図3に示すものと上下反転して配置されることになる。そのため、ガバナバルブ3の弁体部31から上方にのびる第1軸部32に隙間を存して筒状錘5を外挿して、弁体部31の上面で環状座面6を構成し、或いは、弁体部31から下方にのびる第2軸部33に隙間を存して筒状錘5を外挿して、第2軸部33に装着する止め輪6aの上面で環状座面6を構成すればよい。また、上記実施形態は、電磁ソレノイド4を備えるガバナ付き比例弁装置を構成するガスガバナに本発明を適用したものであるが、電磁ソレノイド4を具備しない通常のガスガバナにも同様に本発明を適用できる。
【符号の説明】
【0026】
1…ケーシング、11…一次圧室、12…二次圧室、13…弁座、14…弁孔、2…ダイヤフラム、3…ガバナバルブ、31…弁体部、32…第1軸部、33…第2軸部、5…筒状錘、6…環状座面、61…凸部。