特開2023-156643IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

菱形金網に関し、特に2枚の菱形金網を摺動自在に一体化してなる、軽量で衝撃吸収性能に優れた複合菱形金網

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】2枚の菱形金網を摺動自在に一体化してなる軽量で衝撃吸収性能に優れた複合菱形金網を提供すること。
【解決手段】本発明の複合菱形金網1は、各段において、同一形状の第1列線10と第2列線20をX方向にずらして並列し、上段の第1下突出部12が下段の第2上突出部21と係合せず下段の第1上突出部11に係合して第1係合部14を構成し、上段の第2下突出部22が下段の第1上突出部11と係合せず下段の第2上突出部21に係合して第2係合部24を構成し、X方向に隣り合う2つの第1係合部14の間に第2係合部24をX方向に摺動自在に拘束したことを特徴とする。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来技術の菱形金網は、隣り合う波型の線材を全ての交点で相互に係合しているため、落石や車両の衝突によって金網面が受撃する際、受撃エネルギーを分散して吸収することができない。このため、金網面の受撃部に応力が集中して破損しやすい。 また、金網面への受撃エネルギーが、フェンスの支柱や落石防護網の固定ワイヤ等の固定部材に直接伝達するため、固定部材を変形させやすい。特に固定部材の変形や破損の場合、金網面を張り替えるのに比較して修理に手間がかかり、修繕コストが嵩む。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の複合菱形金網は、X方向に延在する複数の波型の列線を、X方向と直交するY方向に接続してなる、菱形金網において、各段において、同一形状の第1列線と第2列線をX方向にずらして並列し、各第1列線は、Y方向の上方に突起する第1上突出部と、Y方向の下方に突起する第1下突出部と、第1上突出部と第1下突出部を連結する第1線状部と、からなり、各第2列線は、Y方向の上方に突起する第2上突出部と、Y方向の・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の複合菱形金網は以上の構成を備えるため、次の効果のうち少なくとも一つを備える。
<1>2枚の菱形金網を摺動自在に一体化した構造であるため、落石や車両の衝突による受撃時に、菱形金網の摺動により受撃エネルギーを分散して吸収できる。このため、衝撃吸収性能に優れ、金網面が破損しにくい。また、金網面への受撃エネルギーを金網面内で吸収することで、フェンスの支柱や落石防護網の固定ワイヤ等の変形や破損を防ぐことができる。
<2>従来技術の菱形金網と比較して、同一の網目寸法に対して列線の係合部の数が半分であるため、軽量で柔軟性が高い。このため、搬送や展開が容易で施工性が高い。
<3>2枚の菱形金網の相対位置を変更することで、網目寸法を任意に設定することができるため、汎用性が高い。
<4>2枚の菱形金網の相対位置を変更することで、網目形状を任意に変形することができるため、デザイン性が高い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る複合菱形金網の説明図(1)。
【図2】 本発明に係る複合菱形金網の説明図(2)。
【図3】 第1菱形金網及び第2菱形金網の説明図。
【図4】 網目形状の変形の説明図(1)。
【図5】 網目形状の変形の説明図(2)。
【図6】 網目形状の変形の説明図(3)。
【図7】 実施例2の説明図。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 複合菱形金網 1A 第1菱形金網 1B 第2菱形金網 1C 第3菱形金網 1D 第4菱形金網 10 第1列線 11 第1上突出部 12 第1下突出部 13 第1線状部 14 第1係合部 20 第2列線 21 第2上突出部 22 第2下突出部 23 第2線状部 24 第2係合部 30 追加列線 31 上突出部 32 下突出部 33 線状部 34 係合部 M 網目 X X方向 Y Y方向

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