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▶ 伊藤 朋恵の特許一覧

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  • 特開-水力発電 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023156958
(43)【公開日】2023-10-25
(54)【発明の名称】水力発電
(51)【国際特許分類】
   F03B 13/08 20060101AFI20231018BHJP
【FI】
F03B13/08
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022086431
(22)【出願日】2022-04-13
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-04-06
(71)【出願人】
【識別番号】522126475
【氏名又は名称】伊藤 朋恵
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 朋恵
【テーマコード(参考)】
3H074
【Fターム(参考)】
3H074AA12
3H074BB30
3H074CC16
3H074CC28
(57)【要約】      (修正有)
【課題】原子力に代替するエネルギー開発が必要とされる近年、最も手つかずと言える水力発電の開発で、大量の電気エネルギーを生産する。
【解決手段】大きなダムを使用して、一度に大量の電気エネルギーを生産する、高低差を使って水力用タービンを多数稼働させる。最もシンプルな自然、クリーンエネルギーである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在使用されているダムを利用したいので、強度を保つため使用中のダムをそのままにして、外側にもう1枚壁をタービンをつけた壁を設置する、2枚仕立てにする事。
【請求項2】
水の放水口を水量の分量に応じて3ヶ所 上、中、下と設置し、水の分量によって放水口を開け閉め出来るようにする
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、どうすれば水力を利用して大量の電力を産み出す事が可能になるかに関するものである。
【背景技術】
【0002】
そもそも水力発電は昔から水車、風力は風車、そして火力はタービンすべて電力は回転式のものから生産されている。近年この中で1番あまり使われなくなってしまっているのが、水力(水車)なのではないか。ダムは世界中にたくさん存在するのに、それをなかなか活用しきれていないのではないのか。
そこで注目したのが火力で使用するタービンである。火力のタービンはわざわざ液体を蒸気に変えて、羽根を回転させて電力を生産している。ならば、最初から液体で羽根を回転させてしまってはどうなのか。ダムはその構造に最適である。高低差によって圧力で羽根を回転させる事が可能である。近年ネットで見かけるタービンは羽根が3個程ついているが、ダムは大きいのでもっと数を増やす事が可能であると考えられる。そしてそのタービンを縦に並べ、ダムの幅だけ設置出来れば、一度に大量の電力発電が可能である。さらに、この電力を蓄電して使用すれば、水の多い時は多いなりに少ない時には少ないなりに利用する事が可能である。
そしてもう1つこの水力発電に使用した水は再利用可能なものであるという事。クリーンエネルギーである。近年ダムのために水を止めすぎて川の水がかれてしまい、川の中の生体系が失なわれてしまっている川を見かけるが、電力のために水を定期的に放流すれば、川の水も回復し、そしてもちろん、農業用、生活用にも使用可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年原子力発電に変わるクリーンエネルギー開発が求められているが、それは、自然、科学、生物を融合したクリーンエネルギーである。
すべてにおいて安全で有益であること。原子力エネルギーに替わる代替エネルギーは、地力、火力、風力、太陽光、水力すべてを最大限に有効に利用する物でなければ、なかなか難しいと思われる。その中で、まだまだ手つかずの開発の余地があり、人々の生物の営みになくてはならない“水”の力を今一度見直さなければならない
【課題を解決するための手段】
今既に使用されているダムを使用する。風車の原理を利用して火力で使用されているタービンの原理を水力に使用して発電を行う、使用するダムは最大限に効果を発揮しやすいアーチ型か良いのではと思われるか設置か可能であれば、どの形でも大丈夫だと考える。
【発明の効果】
【0004】
1度の放流で多数のタービンを回転させる事により、大量発電が可能である。蓄電をすれば水の量か多い時は充電して少ない時は、充電してある電力を使用すれば、安定してエネルギー供給が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1】アーチ型のダムの外側にもう1枚タービンを設置した壁を作り、1枚目と2枚目の間に水をため、放水口から水を放水して下のタービンを回しながら川に放水する仕組みである。放水口は、上から3ヶ所くらい設置して水の多い時は上から少ない時は下から放水出来るようにする。放水口は、開け閉め可能にする。川に放流する水の勢いもゆるくなるので川下の住宅にも安全が確保できる。
図1
【手続補正書】
【提出日】2022-08-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
強度を保つために現在使用中のダムをそのまま利用した、現在使用中のダムの外側に図面のようにタービンを取り付けた構造の壁を設置した2枚仕立てのダム。そして、2枚仕立てにする方法。
【請求項2】
請求項1のダムの2枚目の壁の水の放水口を水量の分量に応じて、3ヶ所、上、中、下と設置したダム(図面参照)
水の分量によって開閉出来るダムの放水口。そして放水口を開閉出来る仕組み
【手続補正書】
【提出日】2022-10-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在使用中のダムをそのまま利用した、使用中のダムの外側に水力発電用タービンを上から水が流れる縦方向に1列に3個とりつけた列を横方向に可能な数の列を2枚目の壁の外側に設置した構造の壁をとりつけた2枚仕立ての水力発電をするダムの発明
【請求項2】
普通のダムの外側に水力発電用のタービンを上から水が流れる縦方向に1列3個とりつけた列のものを横方向に可能な数の列、2枚目の壁の外側に設置した構造の壁をとりつけた2枚仕立てのダムにして水力発電をする方法の発明.
【請求項3】
請求項1のダムの2枚目の壁に水の分量に応じて開閉できるダムの放水口を縦方向に3ヶ所、上、中・下と設置した列を横方向に取りつけ可能な列×3ヶ所設置する方法の発明
【請求項4】
請求項1のダムの2枚目の壁に水の分量に応じて開閉できるダムの放水口を縦方向に3ヶ所、上、中・下と設置した1列を横方向に取りつけ可能な列×3ヶ所設置したダムの発明
【手続補正書】
【提出日】2023-01-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
新規または使用中のダムの外側に、タービンを設置した2枚目の壁を作り、前記2枚目の壁に上から水が流れる縦方向の列に複数のタービンが取り付けられ、前記複数のタービンが取り付けられた列を、横方向にダムの幅だけ設置した、2枚仕立ての水力発電用ダム。
【請求項2】
新規または使用中のダムである1枚目の壁と前記2枚目の壁との間にたまる水の分量に応じて開閉できる放水口を、前記2枚目の壁の縦方向に3箇所、上・中・下と設置した列を設け、前記列を横方向にダムの幅だけ設置する、請求項1に記載の水力発電用ダム。
【請求項3】
新規または使用中のダムの外側に、タービンを設置した2枚目の壁を作り、前記2枚目の壁に上から水が流れる縦方向の列に複数のタービンが取り付けられ、前記複数のタービンが取り付けられた列を、横方向にダムの幅だけ設置する、2枚仕立ての水力発電用ダムを設置する方法。
【請求項4】
新規または使用中のダムである1枚目の壁と前記2枚目の壁との間にたまる水の分量に応じて開閉できる放水口を、前記2枚目の壁の縦方向に3箇所、上・中・下と設置した列を設け、前記列を横方向にダムの幅だけ設置する、請求項3に記載の水力発電用ダムを設置する方法。