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特開2023-157004音源推薦方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータ装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023157004
(43)【公開日】2023-10-25
(54)【発明の名称】音源推薦方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータ装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0282 20230101AFI20231018BHJP
【FI】
G06Q30/0282
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023063252
(22)【出願日】2023-04-10
(31)【優先権主張番号】10-2022-0045743
(32)【優先日】2022-04-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】516014409
【氏名又は名称】ライン プラス コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】LINE Plus Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ スヒョン
(72)【発明者】
【氏名】ユ デチョン
(72)【発明者】
【氏名】パク ドヨン
(72)【発明者】
【氏名】ハン ジウク
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB01
(57)【要約】
【課題】ショートフォームコンテンツプラットフォームで人気音源を推薦する音源推薦方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータ装置を提供する。
【解決手段】音源推薦方法は、ショートフォームコンテンツプラットフォームに表示可能な音源プールを構成し、各音源に対するユーザログとして当該の音源を利用してショートフォームコンテンツが生成されたコンテンツ生成回数に基づいて前記音源プールから一部の音源を選別して人気プールとして構成し、ターゲットユーザを対象にして前記人気プールに含まれた音源のうちの少なくとも一部を人気音源として推薦する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置で実行される音源推薦方法であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記音源推薦方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、ショートフォームコンテンツプラットフォームで表示可能な音源プールを構成する段階、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、各音源に対するユーザログとして、当該の音源を利用してショートフォームコンテンツが生成されたコンテンツ生成回数に基づいて前記音源プールから一部の音源を選別して人気プールを構成する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、ターゲットユーザを対象にして前記人気プールに含まれた音源のうちの少なくとも一部を人気音源として推薦する段階
を含む、音源推薦方法。
【請求項2】
前記人気プールを構成する段階は、
前記コンテンツ生成回数を点数化し、点数を基準にした音源ランキングに基づいて前記人気プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項3】
前記人気プールを構成する段階は、
各音源が前記音源プールに入った時点を基準にして当該の音源に最新性加重値を付与する段階
を含む、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項4】
前記人気プールを構成する段階は、
各音源に対するユーザログとして、前記コンテンツ生成回数とともに、当該の音源のお気に入り登録回数および当該の音源が追加されたショートフォームコンテンツの再生回数のうちの少なくとも1つを点数化し、点数を基準にした音源ランキングに基づいて前記人気プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項5】
前記点数化のための前記コンテンツ生成回数に対する単位点数は、前記お気に入り登録回数および前記再生回数に対する単位点数よりも高く策定されること
を特徴とする、請求項4に記載の音源推薦方法。
【請求項6】
前記点数化のための前記コンテンツ生成回数、前記お気に入り登録回数、および前記再生回数に対する単位点数は、前記ターゲットユーザの行動タイプに応じて異なるように適用されること
を特徴とする、請求項4に記載の音源推薦方法。
【請求項7】
前記人気プールを構成する段階は、
前記音源プールに含まれた音源全体を対象に、一定の周期で前記ユーザログに基づいた前記人気プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項8】
前記推薦する段階は、
前記人気プールに含まれた音源のうち、音源ランキングの上位の一定数の音源またはランダムに選定された音源で人気音源リストを構成して提供すること
を特徴とする、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項9】
前記音源プールを構成する段階は、
少なくとも1つのコンテンツ提供者が提供する音源のうち、前記コンテンツ提供者ごとに定められた比率の音源で前記音源プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項10】
前記音源プールを構成する段階は、
前記ショートフォームコンテンツプラットフォームのCMSによって設定されたアップデート周期と各コンテンツ提供者の音源選定率によって前記音源プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載の音源推薦方法。
【請求項11】
請求項1~10のうちのいずれか一項に記載の音源推薦方法を前記コンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項12】
コンピュータ装置であって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
ショートフォームコンテンツプラットフォームで表示可能な音源プールを構成し、
各音源に対するユーザログとして当該の音源を利用してショートフォームコンテンツが生成されたコンテンツ生成回数に基づいて前記音源プールから一部の音源を選別して人気プールとして構成し、
ターゲットユーザを対象にして前記人気プールに含まれた音源のうちの少なくとも一部を人気音源として推薦すること
を特徴とする、コンピュータ装置。
【請求項13】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記コンテンツ生成回数を点数化し、点数を基準にした音源ランキングに基づいて前記人気プールを構成すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
各音源が前記音源プールに入った時点を基準にして当該の音源に最新性加重値を付与すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
各音源に対するユーザログとして、前記コンテンツ生成回数とともに、当該の音源のお気に入り登録回数および当該の音源が追加されたショートフォームコンテンツの再生回数のうちの少なくとも1つを点数化し、点数を基準にした音源ランキングに基づいて前記人気プールを構成すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項16】
前記点数化のための前記コンテンツ生成回数に対する単位点数は、前記お気に入り登録回数および前記再生回数に対する単位点数よりも高く策定されること
を特徴とする、請求項15に記載のコンピュータ装置。
【請求項17】
前記点数化のための前記コンテンツ生成回数、前記お気に入り登録回数、および前記再生回数に対する単位点数は、前記ターゲットユーザの行動タイプに応じて異なるように適用されること
を特徴とする、請求項15に記載のコンピュータ装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記人気プールに含まれた音源のうち、音源ランキングの上位の一定数の音源またはランダムに選定された音源で人気音源リストを構成して提供すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
少なくとも1つのコンテンツ提供者が提供する音源のうち、前記コンテンツ提供者ごとに定められた比率の音源で前記音源プールを構成すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ショートフォームコンテンツプラットフォームのCMSによって設定されたアップデート周期と各コンテンツ提供者の音源選定率によって前記音源プールを構成すること
を特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、音源推薦方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在は多様なオンライン音楽サービスが登場しているが、一般的なものとしては、音源やストリーミングサービスなどをユーザ端末に提供する方式により、オンライン接続するユーザにリアルタイムで音源を提供している。
【0003】
オンライン音楽サービスの一例として、特許文献1(登録日2006年8月17日)には、内容に基づいて音楽コンテンツを分類し、ネットワーク接続するユーザに音楽コンテンツを提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国登録特許第10-0615522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ショートフォームコンテンツプラットフォーム(short-form content platform)でショートフォームコンテンツと関連する人気音源を推薦することができる音源推薦方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータ装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
コンピュータ装置で実行される音源推薦方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記音源推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、ショートフォームコンテンツプラットフォーム(short-form content platform)で表示可能な音源プールを構成する段階、前記少なくとも1つのプロセッサにより、各音源に対するユーザログとして当該の音源を利用してショートフォームコンテンツが生成されたコンテンツ生成回数に基づいて前記音源プールから一部の音源を選別して人気プールを構成する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、ターゲットユーザを対象にして前記人気プールに含まれた音源のうちの少なくとも一部を人気音源として推薦する段階を含む、音源推薦方法を提供する。
【0007】
一側面によると、前記人気プールを構成する段階は、前記コンテンツ生成回数を点数化し、点数を基準にした音源ランキングに基づいて前記人気プールを構成してよい。
【0008】
他の側面によると、前記人気プールを構成する段階は、各音源が前記音源プールに入った時点を基準にして当該の音源に最新性加重値を付与する段階を含んでよい。
【0009】
また他の側面によると、前記人気プールを構成する段階は、各音源に対するユーザログとして、前記コンテンツ生成回数とともに、当該の音源のお気に入り(bookmark)登録回数および当該の音源が追加されたショートフォームコンテンツの再生回数のうちの少なくとも1つを点数化し、点数を基準にした音源ランキングに基づいて前記人気プールを構成してよい。
【0010】
また他の側面によると、前記点数化のための前記コンテンツ生成回数に対する単位点数は、前記お気に入り登録回数および前記再生回数に対する単位点数よりも高く策定されてよい。
【0011】
また他の側面によると、前記点数化のための前記コンテンツ生成回数、前記お気に入り登録回数、および前記再生回数に対する単位点数は、前記ターゲットユーザの行動タイプに応じて異なるように適用されてよい。
【0012】
また他の側面によると、前記人気プールを構成する段階は、前記音源プールに含まれた音源全体を対象に、一定の周期で前記ユーザログに基づいた前記人気プールを構成してよい。
【0013】
また他の側面によると、前記推薦する段階は、前記人気プールに含まれた音源のうち、音源ランキングの上位の一定数の音源またはランダムに選定された音源で人気音源リストを構成して提供してよい。
【0014】
また他の側面によると、前記音源プールを構成する段階は、少なくとも1つのコンテンツ提供者(content provider)が提供する音源のうち、前記コンテンツ提供者ごとに定められた比率の音源で前記音源プールを構成してよい。
【0015】
さらに他の側面によると、前記音源プールを構成する段階は、前記ショートフォームコンテンツプラットフォームのCMS(content management system)によって設定されたアップデート周期と各コンテンツ提供者の音源選定率によって前記音源プールを構成してよい。
【0016】
前記音源推薦方法を前記コンピュータ装置に実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される、コンピュータプログラムを提供する。
【0017】
コンピュータ装置であって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、ショートフォームコンテンツプラットフォームで表示可能な音源プールを構成し、各音源に対するユーザログとして当該の音源を利用してショートフォームコンテンツが生成されたコンテンツ生成回数に基づいて前記音源プールから一部の音源を選別して人気プールとして構成し、ターゲットユーザを対象にして前記人気プールに含まれた音源のうちの少なくとも一部を人気音源として推薦することを特徴とする、コンピュータ装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図2】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。
図3】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができる方法の一例を示したフローチャートである。
図4】本発明の一実施形態における、ショートフォームコンテンツサービスの一部過程を説明するための例示図である。
図5】本発明の一実施形態における、ショートフォームコンテンツサービスの一部過程を説明するための例示図である。
図6】本発明の一実施形態における、ショートフォームコンテンツサービスの一部過程を説明するための例示図である。
図7】本発明の一実施形態における、ショートフォームコンテンツサービスの一部過程を説明するための例示図である。
図8】本発明の一実施形態における、音源プールと関連する運営者管理画面の一例を示した図である。
図9】本発明の一実施形態における、音源プールと人気プールを説明するための例示図である。
図10】本発明の一実施形態における、音源人気ロジックを説明するための例示図である。
図11】本発明の一実施形態における、音源人気ロジックを説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0020】
本発明の実施形態は、人気音源を推薦する技術に関する。
【0021】
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、ショートフォームコンテンツを生成して共有するプラットフォームにおいて、ショートフォームコンテンツと関連する人気音源を推薦することができる。
【0022】
本発明の実施形態に係る人気音源推薦システムは、少なくとも1つのコンピュータ装置によって実現されてよく、本発明の実施形態に係る人気音源推薦方法は、人気音源推薦システムに含まれる少なくとも1つのコンピュータ装置によって実行されてよい。このとき、コンピュータ装置においては、本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムがインストールされて実行されてよく、コンピュータ装置は、実行されるコンピュータプログラムの制御にしたがって本発明の実施形態に係る人気音源推薦方法を実行してよい。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合して人気音源推薦方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が図1のように限定されることはない。また、図1のネットワーク環境は、本実施形態に適用可能な環境のうちの一例を説明したものに過ぎず、本実施形態に適用可能な環境が図1のネットワーク環境に限定されることはない。
【0024】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、PC(Personal Computer)、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットなどがある。一例として、図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することのできる多様な物理的なコンピュータ装置のうちの1つを意味してよい。
【0025】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(Personal Area Network)、LAN(Local Area Network)、CAN(Campus Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)、BBN(BroadBand Network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0026】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140にサービス(一例として、ショートフォームコンテンツサービスなど)を提供するシステムであってよい。
【0027】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。上述した複数の電子機器110、120、130、140それぞれやサーバ150、160それぞれは、図2に示したコンピュータ装置200によって実現されてよい。
【0028】
このようなコンピュータ装置200は、図2に示すように、メモリ210、プロセッサ220、通信インタフェース230、および入力/出力インタフェース240を含んでよい。メモリ210は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ210とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータ装置200に含まれてもよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ210とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ210にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピードライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワーク170を介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータ装置200のメモリ210にロードされてよい。
【0029】
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信インタフェース230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0030】
通信インタフェース230は、ネットワーク170を介してコンピュータ装置200が他の装置(一例として、上述した記録装置)と互いに通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータ装置200のプロセッサ220がメモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース230の制御にしたがってネットワーク170を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク170を経てコンピュータ装置200の通信インタフェース230を通じてコンピュータ装置200に受信されてよい。通信インタフェース230を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ220やメモリ210に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータ装置200がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0031】
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイク、キーボード、またはマウスなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置250は、コンピュータ装置200と1つの装置で構成されてもよい。
【0032】
また、他の実施形態において、コンピュータ装置200は、図2の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータ装置200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0033】
以下では、ショートフォームコンテンツプラットフォームで人気音源を推薦する方法および装置の具体的な実施形態について説明する。
【0034】
本明細書において、ショートフォームコンテンツとは、制限された長さ(例えば、10秒~5分以内)のショートフォームビデオ形式のコンテンツを意味してよく、ショートフォームコンテンツプラットフォームとは、ショートフォームコンテンツを著作および共有することができるソーシャルネットワークサービスを意味してよい。
【0035】
本実施形態に係るコンピュータ装置200は、クライアント(client)を対象に、クライアントの端末上にインストールされた専用アプリケーションやコンピュータ装置200と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続によってショートフォームコンテンツサービスを提供してよい。コンピュータ装置200には、コンピュータによって実現された音源推薦システムが構成されてよい。一例として、音源推薦システムは、独立的に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン-アプリ(in-app)形態で構成されて前記特定のアプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0036】
コンピュータ装置200のプロセッサ220は、以下の人気音源推薦方法を実行するための構成要素によって実現されてよい。実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、選択的にプロセッサ220に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、プロセッサ220の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0037】
このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、以下の音源推薦方法に含まれる段階を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。例えば、プロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令(instruction)を実行するように実現されてよい。
【0038】
ここで、プロセッサ220の構成要素は、コンピュータ装置200に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ220によって実行される、互いに異なる機能(different functions)の表現であってよい。
【0039】
プロセッサ220は、コンピュータ装置200の制御と関連する命令がロードされたメモリ210から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、プロセッサ220が以下で説明する段階を実行するように制御するための命令を含んでよい。
【0040】
以下で説明する音源推薦方法に含まれる段階は、図に示したものとは異なる順序で実行されてもよいし、段階のうちの一部が省略されたり追加の過程がさらに含まれたりしてもよい。
【0041】
図3は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することができる方法の一例を示したフローチャートである。
【0042】
図3を参照すると、段階310で、プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォームに表示するための音源プール(sound pool)を構成してよい。プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォームと関連するデータベースシステム(例えば、音源ハブなど)上に登録された音源に基づいて音源プールを構成してよい。一例として、プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォームとの連動が可能な少なくとも1つのコンテンツ提供者(content provider)が提供する音源のうち、ショートフォームコンテンツプラットフォームのCMS(Content Management System)を利用して運営者が選別した音源で音源プールを構成してよい。他の例として、プロセッサ220は、事前に定められたコンテンツ提供者それぞれの比重に基づいて音源プールの構成を自動化してもよい。ショートフォームコンテンツプラットフォームの運営者は、CMSによって、音源プールのアップデート周期(update period)と各コンテンツ提供者の音源選定率を設定してよい。プロセッサ220は、運営者設定によって定められた周期で音源プールを自動で構成およびアップデートするが、このとき、コンテンツ提供者それぞれに定められた比率で音源を選別して音源プールを構成してよい。したがって、プロセッサ220は、コンテンツ提供者が提供する音源のうち、ショートフォームコンテンツプラットフォームを通じてサービスしたい音源をバインディング(binding)して音源プールとして管理することができる。
【0043】
例えば、ショートフォームコンテンツ運営者は、CMSによる音源プールのアップデート周期を一週間に選定してよい。また、コンテンツ提供者それぞれの音源選定率は、コンテンツ提供者ごとにそれぞれ1/nで選定されてよい。
【0044】
段階320で、プロセッサ220は、音源プールに含まれた音源全体から音源それぞれに対するユーザログに基づいて音源プールから一部の音源を選別して、個別の音源プール(以下、「人気プール」とする)を構成してよい。プロセッサ220は、音源プールをベースとし、各音源のユーザログと音源の最新性を点数化して人気音源を選別することによって、人気プールを構成してよい。ここで、ユーザログは、コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数のうちの少なくとも1つであってよい。以下、ユーザログの具体的な実施形態について説明する。
【0045】
プロセッサ220は、音源を利用してショートフォームコンテンツが生成された回数(以下、「コンテンツ生成回数」とする)を点数化して、点数を基準にした音源ランキングを決定してよい。他の例として、プロセッサ220は、音源のお気に入り(bookmark)登録回数を点数化して音源ランキングを決定してよい。また他の例として、プロセッサ220は、音源が含まれたショートフォームコンテンツの再生回数(以下、「コンテンツ再生回数」とする)を点数化して音源ランキングを決定してよい。さらに他の例として、プロセッサ220は、音源のコンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数のうちの2つ以上の点数を合算して音源ランキングを決定してもよい。コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数は、1回あたりに付与される単位点数がそれぞれ異なるように定められてよい。例えば、コンテンツ生成回数に対する単位点数は、お気に入り登録回数およびコンテンツ再生回数よりも高く策定されてよい。実施形態によっては、コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数に対する1回あたりの単位点数は、固定的でなく、推薦ターゲットユーザまたはサービスの流入経路などに応じて可変的に適用されるようにしてよい。例えば、推薦ターゲットユーザのサービス利用パターンやサービス要請時間帯のような行動タイプに応じて、コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数に対する単位点数が異なるようにしてよい。
【0046】
プロセッサ220は、ユーザログを利用した消費偏向に基づく音源ランキングを補うために、各音源が音源プールに入った時点(すなわち、ショートフォームコンテンツプラットフォーム上の音源として表示が始まった時点)を基準に最新性加重値を付与して音源ランキングを決定してよい。言い換えれば、プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォーム上に表示されてから一定の期間(例えば、一ヶ月)が経過していない音源に対して最新性加重値を付与してよい。言い換えれば、プロセッサ220は、各音源に対するユーザログ(コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数のうちの少なくとも1つ)と音源の最新性を点数化し、点数に基づいて上位の一定数(例えば、30曲)の音源を選別して人気プールを構成してよい。プロセッサ220は、音源プールを利用して、一定の周期(例えば、毎日午前0時に一度)にユーザログに基づいた人気プールをアップデートしてよい。
【0047】
段階330で、プロセッサ220は、推薦ターゲットユーザを対象にして、人気プールを利用して人気音源リストを推薦してよい。プロセッサ220は、ユーザ要請にしたがって、人気プールに含まれた音源のうちの少なくとも一部の音源を人気音源として推薦してよい。このとき、プロセッサ220は、人気プールに含まれた音源のうち、音源ランキングの上位の一定数の音源またはランダムに選定された音源を人気音源リストとして構成して提供してよい。
【0048】
図4~7は、本発明の一実施形態における、ショートフォームコンテンツサービスの一部の過程を説明するための例示図である。
【0049】
図4~6は、ショートフォームコンテンツを著作する過程のインタフェース画面を示している。
【0050】
図4を参照すると、プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツ著作ツールとしてカメラインタフェース画面410を提供してよく、カメラインタフェース画面410には、生成するショートフォームコンテンツに音源を追加するための音源追加インタフェース411が含まれてよい。
【0051】
プロセッサ220は、ユーザがカメラインタフェース画面410で音源追加インタフェース411を選択する場合、音源選択画面420に移動してよい。プロセッサ220は、音源選択画面420を通じて、音源プールに含まれる少なくとも一部の音源を提供してよい。音源選択画面420は、サービスカテゴリ別に分類された音源リスト(例えば、人気音源リスト、最新音源リスト、推薦音源リスト、ダンス音源リストなど)が含まれてよい。
【0052】
特に、プロセッサ220は、音源選択画面420に含まれたカテゴリのうちの1つとして、人気プールの少なくとも一部の音源である人気音源リスト421を提供してよい。このとき、人気音源リスト421は、上述したように、ユーザログ(コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数のうちの少なくとも1つ)と音源の最新性に基づいた音源ランキングによって決められてよい。
【0053】
プロセッサ220は、ユーザが音源選択画面420で特定の音源を選択する場合、図5に示すような音源編集画面530に移動してよい。音源編集画面530には、ユーザが選択した音源のタイトル、ミュージシャン名、歌詞などが表示されてよく、音源の利用区間を選択するための区間編集インタフェース531が含まれてよい。
【0054】
区間編集インタフェース531は、選択された音源の全体長さ内をスクロールしながら、固定的な単位の長さまたはユーザが所望する長さで区間を選択することができる機能を支援する。
【0055】
音源編集画面530上に選択された音源の歌詞が表示される場合、区間編集インタフェース531のスクロールとの連動により、区間編集インタフェース531によって選択された区間に対応する部分の歌詞が強調して表示されてよい。
【0056】
プロセッサ220は、音源編集画面530で選択音源の編集が完了すれば、カメラインタフェース画面410に移動してよい。このとき、音源が選択された状態のカメラインタフェース画面410には、音源追加インタフェース411の代わりに選択音源情報412が表示されてよい。
【0057】
プロセッサ220は、カメラインタフェース画面410で映像撮影が完了すれば、図6に示すようなコンテンツ後編集画面640に移動してよい。コンテンツ後編集画面640は、映像と音源を編集するためのインタフェース画面であって、音源を変更および編集するための音源メニュー641、ボリュームを調整するためのボリュームメニュー642、映像にテキストを追加するためのテキストメニュー643、映像に絵文字を追加するための絵文字メニュー644などが含まれてよい。
【0058】
プロセッサ220は、ユーザがコンテンツ後編集画面640で音源メニュー641を選択する場合、音源選択画面620または音源編集画面530に移動してよい。
【0059】
プロセッサ220は、ユーザがコンテンツ後編集画面640でボリュームメニュー642を選択する場合、ショートフォームコンテンツに含まれたサウンドボリュームを調整するためのボリューム調整インタフェース645を提供してよい。
【0060】
ショートフォームコンテンツは、ショートフォームコンテンツプラットフォームで提供する音源として追加されたミュージックサウンド、カメラによる映像撮影時にマイクに入力されたカメラサウンド(オリジナルサウンド)、個別のダビングによって入力されたダビングサウンドなどを含んでよく、ボリューム調整インタフェース645によって各サウンドが選択的に調整されてよい。
【0061】
ユーザは、上述したカメラインタフェース画面410で音源を選択してから映像を撮影してショートフォームコンテンツを著作してもよいし、これとは反対に、映像を撮影してから音源を選択してショートフォームコンテンツを著作してもよい。
【0062】
プロセッサ220は、ユーザが著作したショートフォームコンテンツをショートフォームコンテンツプラットフォーム上にアップロードしてよい。
【0063】
図7は、ショートフォームコンテンツを消費する過程のインタフェース画面を示している。
【0064】
図7を参照すると、プロセッサ220は、ユーザがショートフォームコンテンツプラットフォーム上にアップロードされたショートフォームコンテンツを選択する場合、コンテンツビューア画面750を通じて当該のショートフォームコンテンツを再生してよい。
【0065】
コンテンツビューア画面750にはショートフォームコンテンツに追加された音源情報751が表示されてよく、プロセッサ220は、ユーザがコンテンツビューア画面750上の音源情報751を選択する場合、当該の音源のタイトルやミュージシャン名などを含んだ音源詳細画面752を提供してよい。
【0066】
音源詳細画面752には、当該の音源をお気に入りに登録するためのインタフェース、当該の音源を利用したショートフォームコンテンツ著作環境に移動するためのインタフェースなどが含まれてよい。
【0067】
図8は、本発明の一実施形態における、音源プールと関連する運営者管理画面の一例を示した図である。
【0068】
図8を参照すると、運営者管理画面800は、音源プールのアップデート周期を設定するためのアップデート周期インタフェース810、音源を提供するコンテンツ提供者それぞれの音源プール構成率を設定するためのCP率インタフェース820などを含んでよい。
【0069】
プロセッサ220は、運営者管理画面800による運営者設定(アップデート周期、各コンテンツ提供者の音源率など)に基づいて、ショートフォームコンテンツプラットフォームで提供する音源プールを自動で構成してよい。
【0070】
図9は、本発明の一実施形態における、音源プールと人気プールを説明するための例示図である。
【0071】
図9を参照すると、プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォームと連動可能な、少なくとも1つのコンテンツ提供者が提供する音源のうち、コンテンツ提供者ごとに定められた比率の音源で音源プール910を構成してよい。
【0072】
プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォームを通じて、音源プール910に含まれた音源を提供してよい。
【0073】
プロセッサ220は、音源プール910に含まれた音源それぞれのユーザログに基づいて音源プール910から一部の音源を選別して人気プール920を構成してよい。
【0074】
プロセッサ220は、各音源に対するユーザログを点数化し、当該の点数が高い順に一定数の音源を選別して人気音源としてよい。
【0075】
図10は、各ユーザログタイプの単位点数を示した表である。例えば、コンテンツ生成回数は1回あたり3点、お気に入り登録回数は1回あたり0.3点、コンテンツ再生回数は1回あたり0.2点が付与されてよい。
【0076】
各音源の人気点数(SCORE)は、数式(1)のように定義されてよい。
【0077】
数式(1)は、各音源に対するユーザログのうち、コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数すべてに対する点数を合算して音源ランキングを決める場合に該当する。
【0078】
SCORE=Cscore+Fscore+Pscore・・・(1)
【0079】
ここで、Cscoreはコンテンツ生成回数×3、Fscoreはお気に入り登録回数×0.3、Pscoreはコンテンツ再生回数×0.2に該当する。
【0080】
また、上述したように、プロセッサ220は、音源のコンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数のうちのいずれか1つに対する点数を合算して音源ランキングを決める場合には、該当する項目に対する点数によって音源ランキングを決めてよい。また、プロセッサ220は、音源のコンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数のうちの2つ以上に対する点数を合算して音源ランキングを決めてもよい。
【0081】
さらに、プロセッサ220は、各音源に対するユーザログとともに音源の最新性を点数化し、点数が高い順に一定数を選別した音源を人気音源としてよい。
【0082】
例えば、各音源の人気点数(SCORE)は、数式(2)のように定義されてよい。
【0083】
SCORE=Cscore+Fscore+Pscore+W
【0084】
ここで、Wは最新性加重値を意味するものであり、ショートフォームコンテンツプラットフォーム上に表示されてから一定の期間(例えば、一ヶ月)が経過した音源には0が、一定の期間を経過していない音源には1が付与される。
【0085】
実施形態によっては、ユーザログ(コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数)に対する単位点数は、推薦ターゲットユーザに応じて異なるように適用されてもよい。
【0086】
プロセッサ220は、ショートフォームコンテンツプラットフォーム上の行動タイプやプロフィールなどに基づいてユーザを複数のグループに分けてよく、ユーザグループごとにそれぞれ異なるロジックを利用して人気プール920を構成してよい。
【0087】
例えば、図11を参照すれば、プロセッサ220は、第1ユーザグループに対する人気プール920を構成するためには、ユーザログに対する単位点数として第1点数表1110を適用する反面、第2ユーザグループに対する人気プール920を構成するためには、ユーザログに対する単位点数として第2点数表1120を活用してよい。
【0088】
プロセッサ220は、コンテンツ生成頻度が高いユーザ群に対しては、コンテンツ生成回数に対する単位点数がお気に入り登録回数およびコンテンツ再生回数よりも高く策定されたロジックを適用して人気プール920を構成してよく、コンテンツ生成頻度が低いユーザ群に対しては、コンテンツ生成回数、お気に入り登録回数、およびコンテンツ再生回数に対する単位点数がすべて等しいロジックを適用して人気プール920を構成してよい。
【0089】
プロセッサ220は、ユーザログに基づいた人気プール920を利用することで、音源選択画面420上で人気音源リスト421を推薦することができる。
【0090】
このように、本発明の実施形態によると、ショートフォームコンテンツプラットフォームで各音源に対するユーザログを点数化して人気音源を選別することができ、最新性を考慮した加重値を付与することで、ユーザの消費偏向に基づいた音源ランキングを補うことができる。このため、ショートフォームコンテンツプラットフォームでショートフォームコンテンツと関連する人気音源を推薦することができる。また、各音源のユーザログ(user log)を点数化して人気音源を選別することができる。また、最新性を考慮した加重値を付与することで、ユーザの消費偏向に基づいた音源ランキングを補うことができる。
【0091】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(Arithmetic Logic Unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLU(Programmable Logic Unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者であれば、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0092】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0093】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0094】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0095】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付の特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0096】
910:音源プール
920:人気プール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
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