(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023157160
(43)【公開日】2023-10-26
(54)【発明の名称】吹き戻し及び吹き戻しシステム
(51)【国際特許分類】
A63H 5/00 20060101AFI20231019BHJP
A63H 33/00 20060101ALI20231019BHJP
【FI】
A63H5/00 W
A63H33/00 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022066893
(22)【出願日】2022-04-14
(71)【出願人】
【識別番号】507226053
【氏名又は名称】株式会社ルピナス
(74)【代理人】
【識別番号】100126561
【弁理士】
【氏名又は名称】原嶋 成時郎
(72)【発明者】
【氏名】山本 博一
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA05
2C150DE03
(57)【要約】
【課題】使用者が健康改善意識を高く持っていないと、徐々に飽きてしまう傾向にあり、そのため、楽しく、苦なく使用できる吹き戻しを提供する。
【解決手段】筒状の専管体3と、前記専管体3の一端側に設けられ筒状で変形自在な伸縮体2と、筒状で前記専管体3の他端側に接続され使用者がくわえて空気を吹き込む口吹体4と、を備え、前記口吹体4を使用者がくわえて空気を吹き込むと前記伸縮体2が伸び、空気を吹き込まないと前記伸縮体2が渦巻状に巻かれる吹き戻し1であって、前記伸縮体2の先端側にL字状部材25が設けられ、空気を吹き込んで前記伸縮体2を伸長したときに、前記伸縮体2の先端に伸長方向と略直交する直交端面26が形成される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の専管体と、前記専管体の一端側に設けられ筒状で変形自在な伸縮体と、筒状で前記専管体の他端側に接続され使用者がくわえて空気を吹き込む口吹体と、を備え、前記口吹体を使用者がくわえて空気を吹き込むと前記伸縮体が伸び、空気を吹き込まないと前記伸縮体が渦巻状に巻かれる吹き戻しであって、
前記伸縮体の先端側にL字状部材が設けられ、空気を吹き込んで前記伸縮体を伸長したときに、前記伸縮体の先端に伸長方向と略直交する直交端面が形成される、
ことを特徴とする吹き戻し。
【請求項2】
前記直交端面の前面に、外部から情報を読み取り可能な情報媒体が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の吹き戻し。
【請求項3】
請求項2に記載の吹き戻しと、
前記吹き戻しの情報媒体から情報を読み取って、ゲーム処理を含む所定の処理を行う情報処理装置と、
を備えることを特徴とする吹き戻しシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、吹き戻し及び吹き戻しシステムに関し、特に、健康促進や治療、美容などの目的に利用可能な吹き戻し及び吹き戻しシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
吹き戻しは、古くから吹き戻し玩具として知られている。この吹き戻しは、筒状の伸縮体(袋状部)の長手方向に沿って線状のバネ材が配設され、伸縮体の一端部から空気を吹き込むと伸縮体が伸び、空気を吹き込まない状態では、バネ材の弾性力によって伸縮体が渦巻状に巻かれるものである。
【0003】
このような吹き戻しは、従来、主に子供の玩具として使用されていたが、健康促進や治療、美容などの目的に利用可能な吹き戻しが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この吹き戻しは、抗菌性の柔軟材料から形成されたマウスピースを、吹き込み部に着脱自在に備えることで、長期間の繰り返し使用によっても衛生状態を良好に保ち得るものである。
【0004】
ところで、このような吹き戻しは、最初に伸縮体を伸ばすために、所定の吹く力(必要呼気力)が必要になるが、伸縮体に十分空気が吹き込まれて伸縮体が伸長した状態になると、伸縮体、専管体、及び口吹体に空気が充満してしまうので、この状態を維持するために要する必要呼気力は、あまり必要なくなってしまう。すなわち、最初に勢いよく空気を吹き込むと、あとは弱い力で維持できてしまうものであった。
【0005】
そのため、吹き戻しは、所定の呼気力で一定時間空気を吹き込むことが重要であるため、吹き戻しの内部の空気を外部に逃がす空気孔を設けたものがある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3137944号公報
【特許文献2】特開2018-201883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献2は、主に必要呼気力が強い若者などのために開発されたものであるが、逆に、必要呼気力が弱いお年寄りなどにあっては、必要呼気力を鍛えるために、空気を吹き込んだときに常に伸縮体が伸び切るようにトレーニングする必要がある。
【0008】
ところが、吹き戻しは、その伸縮体が空気を吹き込んで伸長したときに、その先端が見えづらく、先端まで伸び切っているのか否か分かりにくい。
【0009】
すなわち、吹き戻しaの伸縮体bは、細長い封筒状でその先端cが閉塞されており、口吹体を使用者がくわえて空気を吹き込むと、膨らんで断面が略円形になって伸び(約40cm以上)、先端c付近で先細になる(
図10参考)。このとき、吹き戻しaをくわえた口mの位置と目eの位置との間隔が約6~7cmであり、口元mから真っすぐに伸びた伸縮体bの先端cは、膨らんだ伸縮体bの中間部に隠れてしまうため、伸縮体bの先端cが見づらくなっており、伸び切らない状態でのトレーニングが行われてしまうことがある。
【0010】
また、このような吹き戻しは、主にトレーニング用として利用されることが多いが、トレーニングとなると、使用者が健康改善意識を高く持っていないと、徐々に飽きてしまう傾向にあり、そのため、楽しく、苦なく使用できる吹き戻しが期待されている。
【0011】
そこでこの発明は、空気を吹き込んで伸縮体を伸長させたとき、一目で伸長したことが分り、また、ゲーム感覚で楽しく、使用することができる吹き戻しを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、筒状の専管体と、前記専管体の一端側に設けられ筒状で変形自在な伸縮体と、筒状で前記専管体の他端側に接続され使用者がくわえて空気を吹き込む口吹体と、を備え、前記口吹体を使用者がくわえて空気を吹き込むと前記伸縮体が伸び、空気を吹き込まないと前記伸縮体が渦巻状に巻かれる吹き戻しであって、前記伸縮体の先端側にL字状部材が設けられ、空気を吹き込んで前記伸縮体を伸長したときに、前記伸縮体の先端に伸長方向と略直交する直交端面が形成される、ことを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載の吹き戻しにおいて、前記直交端面の前面に、外部から情報を読み取り可能な情報媒体が設けられている、ことを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、吹き戻しシステムであって、請求項2に記載の吹き戻しと、前記吹き戻しの情報媒体から情報を読み取って、ゲーム処理を含む所定の処理を行う情報処理装置と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の発明によれば、伸縮体の先端側にL字状部材を設けことで、空気を吹き込んで前記伸縮体を伸長したときに、前記伸縮体の先端に伸長方向と略直交する直交端面を形成するようにしたので、伸縮体が伸び切ったときには伸縮体の先端のL字状部材を視認することができ、よって、伸縮体が伸びているか否かを容易に判断することができ、適正な所定の呼気力(吐く力)や呼気量(吐く量)で伸縮体を伸ばすことができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の吹き戻しにおいて、前記直交端面の前面に、外部から情報を読み取り可能な情報媒体を設けたので、この情報媒体を読み取らせることで読み取り装置に連携したアプリケーションの操作を可能し、単なる子供の玩具や健康目的の吹き戻しにとどまらず、種々のアプリケーションと組み合わせて入力手段とすることができる。これにより、吹き戻しに空気を吹き込んだ状態、すなわち、適正な所定の呼気力(吐く力)、呼気量(吐く量)で伸縮体を伸ばした状態を維持することが必要になるため、遊びながら吹き戻しを使うことができる。
請求項3の発明によれば、請求項2に記載の吹き戻しの情報を読み取ることで、単なる子供の玩具や健康目的の吹き戻しにとどまらず、ゲーム処理などのアプリケーションの入力手段として吹き戻しを利用することができる。これは、使用者にとっては、吹き戻しを呼気訓練の道具としてだけではなく、ゲームなどの楽しい遊び具として、使用することができるため、遊びながら呼気力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】この発明の実施の形態に係る吹き戻しの巻かれた状態の左側面図である。
【
図2】
図1の吹き戻しの伸長状態の左側面図である。
【
図4】
図1の吹き戻しの空気を吹き込まない状態での先端部の分解斜視図である。
【
図5】
図1の吹き戻しの先端部の分解斜視図である。
【
図6】
図1の吹き戻しの先端部の拡大正面図である。
【
図7】
図1の吹き戻しの先端部の拡大側面図である。
【
図10】従来の吹き戻しの全体を示し、左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0019】
図1~
図9は、この実施の形態を示し、
図1および
図2は、この実施の形態に係る吹き戻しを示す左側面図、
図3は平面図、
図4~
図7は吹き戻しの先端部を示すもので、
図4および
図5は斜視図、
図6は拡大正面図、
図7は拡大側面図、
図8は使用している状態の全体の左側面図、
図9は吹き戻しを使用してゲーム処理などを行う吹き戻しシステムの回路図である。この吹き戻し1は、主として、伸縮体2と、専管体3と、口吹体4と、を備えている。
【0020】
伸縮体2は、筒状で変形自在な袋状部であり、空気が吹き込まれると膨らんで断面が略円形になることで伸びた状態になり、空気を吹き込まない状態では渦巻状に巻かれるように構成されている。この伸縮体2は、主として渦巻状部21と、線状体22と、自由端部23と、接続端部(専管体側端部)24と、を備えている。
【0021】
専管体3は、使用者が吹き戻し1を把持する箇所であり、伸縮体2の接続端部24に接続され、所定の材質を有する厚い紙材で略円筒状に形成された円筒体である。この専管体3は、伸縮体2側の端部である一端部(専管体一端側)31と、口吹体4側の端部である他端部(専管体他端側)32とを備え、一端部31が伸縮体2の接続端部24に挿入されて、ビニルテープ等で接続されている。この専管体3の内径と長さは、使用者が容易に持つことができ、かつ、口吹体4から伸縮体2に空気を吹き込みやすいように設定されている。
【0022】
口吹体4は、使用者が口にくわえて空気を吹き込む箇所であり、略円筒状で専管体3の他端部32に接続されている。この口吹体4は、例えば、プラスチック樹脂等により形成されている。なお、口吹体4には、例えば、使用者のくわえ心地を良好にして長期間繰り返し使用しても衛生状態を良好に維持するためのマウスピースが装着自在となっている。
【0023】
渦巻状部21は、空気の吹き込みにより渦巻状・コイル状に巻かれる箇所であり、所定の厚み、強度、密度(単位面積当たりの重量)、耐久性などの材質(特性)を有する紙材を素材として構成され、その外径が専管体3の一端の内径よりもやや大きくなるように設定されている。なお、渦巻状部21が渦巻状・コイル状に巻かれるのは、渦巻状部21の長手方向に渦巻状に巻かれた線状体22が伸ばされて貼着されるからである。
【0024】
この渦巻状部21の長さ、太さなどは、健康促進や治療、美容等の目的(吹き戻し1の使用目的)や、使用者の口腔機能状態や体調等の使用者状況などに応じて設定されている。すなわち、渦巻状部21を伸ばすのに要する空気量が、目的や使用者状況などに応じて予め設定された適正空気量になるように、渦巻状部21の長さが設定されている。
【0025】
線状体22は、弾性を有し伸縮体2の長手方向に沿って真っ直ぐに配設された線材、例えば、ステンレス製の針金で構成され、外力を加えない状態では、渦巻状に巻かれた状態となっており、これを伸ばした状態で渦巻状部21に貼着される。具体的には渦巻状部21を製作するとき、1枚の帯状紙材を幅方向に折り曲げて長手方向の端縁同士を重ねて糊付けする際に、伸ばした線状体22を両端縁の重なる部分に挟み込むようにして糊付けされる。そして、線状体22は、一端が自由端部23に、他端が接続端部24にそれぞれ固着されている。
【0026】
これにより、渦巻状部21に外力を加えない状態(伸縮体2に空気を吹き込まない状態)では、
図1に示すように、線状体22の弾性力により渦巻状・コイル状に巻かれた状態になっており、渦巻状部21に外力を加える(伸縮体2に空気が吹き込まれる)と、
図2に示すように、真っ直ぐに伸長した状態となり、この外力を除くと、また、渦巻状部21は渦巻状に戻ろうとする弾性力が線状体22により作用する。その弾性力(弾性係数)は、所定の値に設定されている。すなわち、伸縮体2を伸ばすのに要する必要呼気力が、使用目的や対象使用者の体力に応じて設定された適正値になるように、換言すると、口吹体4から空気を吹き込む力(呼気圧)が適正値(所定値)以上でないと、伸縮体2が伸びないように、弾性力が所定値に設定されている。
【0027】
ここで、1つの線状体22では所定値の弾性力を正確に得られない場合や、複数の線状体22によって所定値の弾性力をより正確かつ容易に得られる場合には、複数の線状体22が配設されている。すなわち、複数の線状体22が配設されることで、口吹体4から空気を吹き込む力が適正値(所定値)以上でないと、伸縮体2が伸びないようになっている。このような線状体22は、伸縮体2が渦巻状に巻かれる内輪側に、伸縮体2内に収容、配設されている。
【0028】
接続端部24は、伸縮体2の自由端部23と反対側の端部であり、専管体3との接続箇所である。接続端部24では、筒状に形成された渦巻状部21を専管体3の一端に外嵌して、例えば粘着テープにより固着される。このとき、前記線状体22の端部も同時に固着される。
【0029】
渦巻状部21の自由端部23は、
図2に示すように、伸縮体2が伸びた状態のときの先端である。この自由端部23は、袋状に形成された伸縮体2が閉塞されている箇所であり、例えば、長手方向に折り畳められ、さらに折畳められた端部にL字状部材25が貼りつけられている。
【0030】
具体的には、伸ばした状態の渦巻状部21の平らになった自由端部23に、L字状部材25の一方の片25aをそのアングル部分(内角)が伸縮体2の基端側を向く向きで貼着し、他方の片25bが平らにされた自由端部23に対して略垂直になるように取り付けられる。
【0031】
L字状部材25の他方の片25bの前面(直交端面)26には、QRコード(登録商標)のような情報媒体27が設けられている。
【0032】
これにより、L字状部材25の他方の片25bの直交端面26に設けられた情報媒体27が、伸縮体2が伸長されたときにその伸長方向と直交する向きで吹き戻し1の前面に位置することになる。
【0033】
このような構成の吹き戻し1では、使用者が口吹体4から空気を吹き込むと、
図2に示すように、空気が伸縮体2に流入して伸縮体2が伸び、空気を吹き込まない状態では、
図1に示すように、線状体22の弾性力によって伸縮体2が渦巻状に巻き戻る。この際、口吹体4から空気を吹き込む力(呼気圧)が、目的や使用者状況などに応じて設定された適正値(所定値)以上でないと、伸縮体2が伸び続けていかず、また、目的や使用者状況などに応じて予め設定された空気量だけ吹き込まないと、伸縮体2が全長にわたって伸びない。従って、このような吹き戻し1を使用して伸縮体2の伸縮(吹き戻し)を繰り返すことで、目的や使用者状況などに応じた適正な吹き込み力での運動、訓練が行えるものである。
【0034】
このように吹き戻し1の伸長した渦巻状部21の先端部に設けられたL字状部材25は、伸長方向に対して直交するように位置されるため、これを視認できれば、使用者は渦巻状部21が伸びた状態であると判断することができ(
図8参考)、所定の呼気力を使っていることが分かる。
【0035】
また、L字状部材25に情報媒体27を設けることで、吹き戻し1をゲームなどのアプリケーションの吹き戻しシステム5の入力手段とすることができる。
【0036】
吹き戻しシステム5は、吹き戻し1と、この吹き戻し1の情報媒体27から情報を読み取って、ゲーム処理を含む所定の処理を行う情報処理装置6と、を備える。
【0037】
情報処理装置6は、情報媒体27を読み取る読取装置7と、ゲーム処理を行う情報処理部8と、ゲームの画像を映し出すモニター9とを備え、モニター9に映し出される画像の所定の位置に吹き戻し1の情報媒体27を対向させると、情報媒体27を読取装置7で読み取り、情報処理部8は情報媒体27が所定の位置に対向したと判断してゲームを進行させることができる。
【0038】
このように、吹き戻しシステム5において、吹き戻し1の先端に設けた情報媒体27を入力手段として機能させることができる。
【0039】
以上のように、この吹き戻し1によれば、伸縮体2を伸ばした状態にする、渦巻状部21の先端部に設けたL字状部材25を、空気を吹き込んでいる使用者から視認することができ、これにより、伸縮体2が伸び切ったことを確認することができる。
【0040】
また、吹き戻しシステム5において、吹き戻し1の先端に設けた情報媒体27は入力手段として機能をすることとなり、使用者にとっては、吹き戻し1に空気を吹き続け、渦巻状部21を伸ばした状態に保ちつつ、L字状部材25の情報媒体27をモニター9の所定の位置に持って行くことで、ゲームを行っている感覚で呼気力のトレーニングを行うことができる。
【0041】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、L字状部材25の前面に情報媒体27としてQRコードを用いたが、これに限らず、他の2次元コードや1次元コード、あるいは、ICチップなどであってもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 吹き戻し
2 伸縮体
25 L字状部材
26 直交端面
27 情報媒体
3 専管体
4 口吹体
5 吹き戻しシステム
6 情報処理装置