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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023157308
(43)【公開日】2023-10-26
(54)【発明の名称】蓄電池収納箱
(51)【国際特許分類】
   H01M 10/6563 20140101AFI20231019BHJP
   H01M 10/615 20140101ALI20231019BHJP
   H01M 10/6571 20140101ALI20231019BHJP
   H01M 10/658 20140101ALI20231019BHJP
   H01M 10/613 20140101ALI20231019BHJP
   H01M 10/627 20140101ALI20231019BHJP
【FI】
H01M10/6563
H01M10/615
H01M10/6571
H01M10/658
H01M10/613
H01M10/627
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022067127
(22)【出願日】2022-04-14
(71)【出願人】
【識別番号】000124591
【氏名又は名称】河村電器産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078721
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 喜樹
(74)【代理人】
【識別番号】100121142
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 恭一
(74)【代理人】
【識別番号】100124420
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 清隆
(72)【発明者】
【氏名】高橋 典夫
【テーマコード(参考)】
5H031
【Fターム(参考)】
5H031AA09
5H031KK08
(57)【要約】
【課題】 一部の蓄電池が他の蓄電池と異なる温度になっても、その蓄電池に対して他の蓄電池と異なる温度制御を実施でき、的確な温度制御が可能な蓄電池収納箱を提供する。
【解決手段】 周囲4面が側板4或いは扉2,3により閉塞され、底部及び上部も閉塞された箱体内に、複数の蓄電池Bが収納され、内部の蓄電池収納空間Sを上下方向に複数に分離する棚板7と、棚板7により分離された分割収納部Sa毎に設けられた排気ダクト9と、排気ダクト9のそれぞれに設けられた排気ファン12とを有する。
【選択図】 図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
周囲4面が閉塞板或いは扉により閉塞され、底部及び上部も閉塞された箱体内に、複数の蓄電池を収納する蓄電池収納箱であって、
内部の蓄電池収納空間を上下方向に複数に分離する棚板と、
前記棚板により分離された分割収納部毎に設けられた排気ダクトと、
前記排気ダクトのそれぞれに設けられた排気ファンと、を有することを特徴とする蓄電池収納箱。
【請求項2】
収納された蓄電池を加温するために前記棚板に設置されたヒータと、
分割収納部毎に設置された温度センサと、
分割収納部毎に設置されて、前記ヒータ及び前記排気ファンを制御する制御部とを有し、
前記制御部は、温度が所定の範囲内になるよう前記ヒータ及び前記排気ファンを制御することを特徴とする請求項1記載の蓄電池収納箱。
【請求項3】
背部に前記排気ダクト及び排気ファンが配置されると共に、前面には前記扉、左右側面には前記閉塞板が配置され、
前記閉塞板の裏面は、断熱材で覆われて成ることを特徴とする請求項1又は2記載の蓄電池収納箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多数の蓄電池を収納する蓄電池収納箱に関する。
【背景技術】
【0002】
太陽光発電等の自家発電電力の蓄電や災害時の非常用電源として蓄電池の設置が普及している。このような目的で使用される蓄電池は、多数の蓄電池が一体化されて使用されるため、一括して収納する蓄電池収納箱が利用される。
従来の蓄電池収納箱は、例えば特許文献1に開示されているように、天板に換気装置を取り付けて、下部から外気を導入して蓄電池が発生する熱で暖められた暖気を天板の上方に強制排気するよう構成されている。蓄電池は、放電動作時或いは充電動作時に発熱を伴うため、このように外気を導入して冷却することで機能維持が図られた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-118609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の蓄電池収納箱は、上述したように下部から外気を導入して上部で排気する構造であるため、蓄電池全体の冷却ができても、空気の流れ或いは強さを部分的に変更することができなかった。そのため、蓄電池毎の発熱が一様でなく、一部の蓄電池が高温になるような場合、発熱場所に応じた良好な冷却ができなかった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、一部の蓄電池が他の蓄電池と異なる温度になっても、その蓄電池に対して他の蓄電池と異なる温度制御を実施でき、的確な温度制御が可能な蓄電池収納箱を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、周囲4面が閉塞板或いは扉により閉塞され、底部及び上部も閉塞された箱体内に、複数の蓄電池を収納する蓄電池収納箱であって、内部の蓄電池収納空間を上下方向に複数に分離する棚板と、棚板により分離された分割収納部毎に設けられた排気ダクトと、排気ダクトのそれぞれに設けられた排気ファンと、を有することを特徴とする。
この構成によれば、蓄電池収納空間を分割した分割収納部毎に排気ダクト及び排気ファンが設けられているため、分割された空間毎に温度管理することが可能となり、一部の蓄電池の温度が他の蓄電池より上昇しても、その蓄電池を収納した分割収納部のみ他と異なる温度制御を実施でき、的確な温度制御が可能となる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、収納された蓄電池を加温するために棚板に設置されたヒータと、分割収納部毎に設置された温度センサと、分割収納部毎に設置されて、ヒータ及び排気ファンを制御する制御部とを有し、制御部は温度が所定の範囲内になるようヒータ及び排気ファンを制御することを特徴とする。
この構成によれば、低温/高温の双方に対して温度制御を実施でき、分割収納部毎の温度を所定の範囲内に制御できる。よって、蓄電池毎の的確な温度管理を実施できる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、背部に排気ダクト及び排気ファンが配置されると共に、前面には扉、左右側面には閉塞板が配置され、閉塞板の裏面は、断熱材で覆われて成ることを特徴とする。
この構成によれば、左右側板の裏面が断熱材で覆われているため、周囲の環境温度の影響を受け難い。よって、効率の良い温度管理を実施できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、蓄電池収納空間を分割した分割収納部毎に排気ダクト及び排気ファンが設けられているため、分割された空間毎に温度管理することが可能となり、一部の蓄電池の温度が他の蓄電池より上昇しても、その蓄電池を収納した分割収納部のみ他と異なる温度制御を実施でき、的確な温度制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明に係る蓄電池収納箱の一例を示し、前面及び背面を開けた状態の斜視図である。
図2図1の蓄電池収納箱を後方から見た斜視図である。
図3】(a)は 図1の状態の正面図、(b)は背面図である。
図4】背部を閉じた状態の後方から見た斜視図である。
図5図3に示すA-A線の横断面図である。
図6】棚板を抜き出した蓄電池収納箱の部分斜視図である。
図7】棚板の断面説明図である。
図8】背板を取り外した蓄電池収納箱の後方から見た部分斜視図である。
図9】蓄電池収納箱内部の空気の流れを示す説明図である。
図10】温度制御部のブロック図である。
図11】温度制御の流れを示すフローチャートである。
図12】蓄電池の設定温度とファン、ヒータの動作温度を示す表図である。
図13】蓄電池収納箱の他の例を示し、前面及び背面を開けた状態の斜視図である。
図14図13の状態の後方から見た斜視図である。
図15】(a)は図13の状態の正面図、(b)は図13の状態の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1~4は本発明に係る蓄電池収納箱の一例を示している。図1,2は前面及び背面を開けた状態の斜視図であり、図1は前方から見た斜視図、図2は後方から見た斜視図である。また図3図1の状態の正面図及び背面図、図4は背面を閉めた状態の背面図をそれぞれ示している。
蓄電池収納箱1は、図示するように前扉2及び後扉3を有し前後面を開閉可能とし、左右側面には閉塞板としての側板4が配置されて、周囲4面を閉塞できるよう構成されている。また、屋根5の下に図示しない天板、下部に底板6を有し、全体は基台8上に設置されている。内部には複数の棚板7が配置され、蓄電池収納空間Sを上下方向に複数に分割している。Bは収納されている蓄電池を示している。
尚、ここでは棚板7は同一間隔で配置され、同一寸法の蓄電池Bが多数収納された構成を示している。
【0012】
また蓄電池収納空間Sの背部は、棚板7により分割された収納部(以下、「分割収納部」とする)Sa毎に、排気ダクト9が取り付けられた閉塞枠10が取り付けられている。この閉塞枠10に取り付けられた排気ダクト9により、分割収納部Sa毎に内部の空気を排出可能としている。また、排気ダクト9は下方に折り曲げられて、下方に排気するよう形成されている。
【0013】
一方、後扉3には、閉塞枠10から後方に突出している排気ダクト9を収容するダクト収容部3aが膨出形成されている。ダクト収容部3aは下部が開口され、排気ダクト9の排気が外部に放出されるよう形成されている。
また、底板6でもある基台8の天面には、複数の吸気ファン15が取り付けられており、基台8の周囲側面にスリット状に形成された吸気孔8aから蓄電池冷却のための外気が導入されるよう構成されている。
【0014】
図5は、A-A線断面図であり、蓄電池Bを一部取り外して棚板7を露出させた状態を示している。図5に示す11は蓄電池Bを加温するためのヒータであり、棚板7には板状のヒータ11が配置されており、このヒータ11に蓄電池Bが載置される。ヒータ11は、収納する蓄電池Bのサイズに合わせて形成され、蓄電池B毎に敷かれている。
また12は排気ファンであり、排気ダクト9の入口には強制排気するための排気ファン12が設置されている。更に、左右側板4の内側には、断熱材13が取り付けられている。断熱材13は、側板4のほぼ全体に亘り配設されている。
【0015】
図6は蓄電池収納箱1の部分斜視図であり、棚板7を前方に引き出した状態を示している。尚、前扉2、後扉3、側板4及び蓄電池Bは省略している。棚板7は前後に摺動操作でき、蓄電池Bの取り出し/収納をし易くしている。
図6に示すように、蓄電池収納箱1は4隅に支柱1aが立設されており、左右の側板4、閉塞枠10はこの支柱1aにネジ止めされて取り付けられている。また、前扉2、後扉3も支柱に蝶着されているし、後述するように、棚板7を載置して保持する支持板14も支柱1aに固定されている。
【0016】
図7は前方から見た棚板7の左端部の端面説明図であり、棚板7と側板4の関係を示している。左右側板4の内側には、棚板7を載置する支持板14が取り付けられている。支持板14は、側板4に密着するように前後方向に配置され、支柱1aにネジ止めされている。棚板7はこの支持板14に載置されて、前後に摺動可能となっている。
また棚板7の側部には、帯状のパッキン(スペーサ)7aが前後に亘り取り付けられており、側板4に取り付けられている断熱材13に対してズムーズに摺動するよう構成されている。
【0017】
図8は蓄電池収納箱1の後方から見た部分斜視図であり、閉塞枠10の1つを取り外した状態を示している。尚、後扉3は省略している。図8に示すように、排気ダクト9は分割収納部Saに合わせて形成された閉塞枠10に取り付けられている。この閉塞枠10は四角錐形状に形成され、円筒形状の排気ダクト9はその頂部に取り付けられている。
【0018】
図9は蓄電池収納箱1内を流れる空気の流れを示す説明図である。図4に示す左側のダクト収容部3aの中央部を縦に切断した側面視の断面説明図であり、1つの分割収納部Saを代表して空気の流れを矢印Pで示している。
図示するように、空気は底板6に設けられた吸気ファン15により、基台8の周囲に設けられた吸気孔8aから取り入れられ、前扉2と棚板7との間の空間を通って上昇して各分割収納部Saに供給され、分割収納部Sa内を前側から後方に流れて、各排気ファン12に吸引されて、排気ダクト9から外部に放出される。こうして蓄電池Bは冷却される。
【0019】
図10は分割収納部Saの温度制御を行う温度制御部20のブロック図を示している。この温度制御部20が排気ダクト9毎に、即ち各分割収納部Sa毎に設置されている。
温度制御部20は、図10に示すように分割収納部Saの温度を計測する温度センサ21、温度センサ21から温度情報を入手する監視部22、棚板7上の4箇所に設置された個々のヒータ11をオン/オフ操作するヒータスイッチ部23、排気ファン12及び吸気ファン15を制御するファンスイッチ部24、温度センサ21の情報を受けてヒータ11及び排気ファン12及び吸気ファン15を制御するCPUを備えた制御部25等を具備し、分割収納部Sa内の排気ファン12近傍に設置されている。
【0020】
この温度制御部20による蓄電池収納箱1の温度制御は以下のように行われる。
図11は制御の流れを示すフローチャートであり、温度制御部20の制御動作を図11を参照して説明する。制御は制御部25により実施される。
監視部22が温度センサ21から入手した温度情報(S1)を基に、温度が0℃以下かどうか判断する(S2)。0℃以下であったら(S2でYES)、ヒータ11をオンして温度を上昇させる。ヒータ11の制御は、共通する棚板7に設置された4枚に対して同一の制御が実施される。この制御は、0℃を超えるまで実施され、0℃を超えたら(S2でNO)、ヒータ11をオフする(S4)。
【0021】
温度が0℃を超えたら、次に30℃以上か未満か判断(S5)する。30℃以上であったら(S5でYES)、排気ファン12(及び吸気ファン15)をオンする(S6)。30℃未満であったら排気ファン12をオフする(S7)。
一定間隔で温度センサ21により温度が計測され、この制御が繰り返して実施される。そして、この制御は、分割収納部Sa毎に実施される。
尚、吸気ファン15は、複数ある排気ファン12のいずれかがオン状態にあればオンし、全ての排気ファン12がオフ状態にあればオフするよう制御される。
【0022】
図12の表図は、蓄電池Bの設定温度、ヒータ11、排気ファン12の動作温度の関係を示している。この図に示すように、蓄電池Bが良好に動作する温度が、例えば0℃~50℃に設定されると、この設定温度に対してヒータ11の動作温度、排気ファン12の動作温度が設定され、上記制御が実施される。
尚、ここでは、ヒータ11及び排気ファン12の制御を単純なオン/オフ制御としているが、ヒータ11の温度、排気ファン12の風力を変更する制御を加えて実施しても良い。
【0023】
このように、蓄電池収納空間Sを分割した分割収納部Sa毎に排気ダクト9及び排気ファン12が設けられているため、分割された空間毎に温度管理することが可能となり、一部の蓄電池Bの温度が他の蓄電池Bより上昇しても、その蓄電池Bを収納した分割収納部Saのみ他と異なる温度制御を実施でき、的確な温度制御が可能となる。
また、ヒータ11を備えるため、低温/高温の双方に対して温度制御を実施でき、分割収納部Sa毎の温度を所定の範囲内に制御でき、蓄電池B毎の的確な温度管理を実施できる。
更に、左右側板4の裏面が断熱材13で覆われているため、周囲の環境温度の影響を受け難く、効率の良い温度管理を実施できる。
【0024】
図13~15は上記蓄電池収納箱1の分割収納部Saの大きさを変更した構成を示している。蓄電池Bのサイズは複数種類あるため、大きな蓄電池Bを収納する場合は分割収納部Saを拡大することで収納が可能となる。図13,14は前扉2及び後扉3を開けた状態の斜視図であり、図13は前方から見た斜視図、図14は後方から見た斜視図である。また、図15(a)は図13の状態の正面図、図15(b)は図13の状態の背面図をそれぞれ示している。
上記実施形態に対して、ここでは棚板7を1枚外した構成として、中央の分割収納部Saを他の2倍のサイズとしている。そして、この分割収納部Saの変更に伴い対応する背部の閉塞枠10も変更して新たな閉塞枠10aとしている。
新たな閉塞枠10aは、上記形態の閉塞枠10と、この閉塞枠10と同一サイズで排気ダクトを持たない閉塞板17とで構成し、拡大された分割収納部Saを閉塞している。このように分割収納部Saの大きさを変更した場合、閉塞枠10の大きさも変更される。
【0025】
尚、ここでは図1の構成から単純に棚板を1枚削減して分割収納部Saを他の2倍のサイズとしているため、図1で使用している排気ファン12を備えた閉塞枠10を2枚使用して閉塞しても良い。この場合、排気ダクト9は共通する分割収納部Saに2つ配置されるが、同一の制御を実施すれば良い。
但し、分割収納部Saが他のサイズの場合は、そのサイズに合わせて閉塞枠10が作成される。
このように、蓄電池Bのサイズに合わせて分割収納部Saの大きさを変更できるし、変更しても引き続き良好な温度制御を実施できる。
【0026】
尚、上記実施形態では、左右の側板4のみに断熱材13を配置しているが、棚板7の裏面、更には前扉2の裏面等にも断熱材13を配置しても良い。
また、基台8から外気を導入する構成であるが、前扉2に吸気孔を設けて、前面から外気を導入しても良い。
【符号の説明】
【0027】
1・・蓄電池収納箱、2・・前扉、3・・後扉、4・・側板(閉塞板)、7・・棚板、8・・基台、9・排気ダクト、10・・閉塞枠、11・・ヒータ、12・・排気ファン、13・・断熱材、14・・支持板、15・・吸気ファン、20・・温度制御部、21・・温度センサ、25・・制御部、S・・蓄電池収納空間、Sa・・分割収納部、B・・蓄電池。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15