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特開2023-157651料金プラン特定装置、料金プラン特定方法、及び料金プラン特定プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023157651
(43)【公開日】2023-10-26
(54)【発明の名称】料金プラン特定装置、料金プラン特定方法、及び料金プラン特定プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/20 20120101AFI20231019BHJP
【FI】
G06Q50/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022067691
(22)【出願日】2022-04-15
(71)【出願人】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】原田 竜也
(72)【発明者】
【氏名】植田 裕太
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC34
(57)【要約】
【課題】申込者自身がアンケートに回答することで、希望する料金プランを自動的に特定できるようにして、サービス提供者及び申込者自身の負荷を軽減することが可能な料金プラン特定装置、料金プラン特定方法、及び料金プラン特定プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】本実施の形態に係る料金プラン特定装置は、設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理手段と、前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランデータを生作成する料金プラン処理手段と、を備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御部を備えた料金プラン特定装置であって、
前記制御部は、
設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理手段と、
前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランを特定する料金プラン処理手段と、
を備えたことを特徴とする料金プラン特定装置。
【請求項2】
前記制御部は、
設問番号、設問内容を関連付けて登録した設問マスタと、
設問番号、回答番号、回答内容を関連付けて登録した回答マスタと、
連番と、各設問の回答番号の組み合わせとを関連付けて登録したアンケートマスタと、
連番、料金プランを関連付けて登録した対象料金プランマスタと、
料金プラン、科目、単価を関連付けて登録した料金プランマスタと、
にアクセス可能に構成されており、
前記アンケート処理手段は、前記設問マスタと前記回答マスタを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面を提供し、
前記料金プラン処理手段は、前記アンケート画面での申込者の回答内容に基づいて、各設問番号の回答内容に対応する前記回答マスタの回答番号から前記アンケートマスタで連番を特定し、特定した連番をキーとして、前記対象料金プランマスタから料金プランを取得し、取得した料金プランをキーとして、前記料金プランマスタから科目及び単価を取得し、前記申込者について、科目及び単価を含む料金プランデータを作成する請求項1に記載の料金プラン特定装置。
【請求項3】
前記対象料金プランマスタは、前記連番及び前記料金プランに、さらに、適用可開始日と適用終了日を関連づけて登録しており、
前記料金プラン処理手段は、前記対象料金プランマスタから処理日が適用可開始日と適用終了日間の料金プランを取得することを特徴とする請求項2に記載の料金プラン特定装置。
【請求項4】
前記料金プランマスタにおいて、前記単価は、単価改定日、改定前単価、改定後単価を含み、
前記料金プラン処理手段は、前記料金プランマスタから処理日が改訂単価日前の場合は改定前単価を取得し、処理日が改訂単価日後の場合は、改訂後単価を取得することを特徴とする請求項2に記載の料金プラン特定装置。
【請求項5】
前記制御部は、
連番、予約コースを関連付けて登録した対象予約コースマスタにアクセス可能に構成されており、
さらに、前記特定した連番をキーとして、前記対象予約コースマスタから予約コースを取得し、予約コースデータを作成する予約コース処理手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の料金プラン特定装置。
【請求項6】
前記料金プランは、自動車教習所の料金プランを含むことを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の料金プラン特定装置。
【請求項7】
制御部を備えた情報処理装置が実行する料金プラン特定方法であって、
前記制御部において実行する、
設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理工程と、
前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランを特定する料金プラン処理工程と、
を含むことを特徴とする料金プラン特定方法。
【請求項8】
制御部を備えた情報処理装置に実行させるための料金プラン特定プログラムであって、
前記制御部において、
設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理工程と、
前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランを特定する料金プラン処理工程と、
を実行させるための料金プラン特定プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、料金プラン特定装置、料金プラン特定方法、及び料金プラン特定プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、自動車教習所においては、提供している料金プラン(オプションサービス・割引等)・予約コースに様々な種類があり、かつ時期により提供するサービスが増えたり、減ったりする事があるため、料金プランの内容を、教習生に説明し、特定することが非常に手間となっている。従来、自動車教習所の料金プランを作成するシステムとして、例えば、特許文献1のシステムがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-166669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、申込者自身がアンケートに回答することで、希望する料金プランを自動的に特定できるようにして、サービス提供者及び申込者自身の負荷を軽減することに関して何ら記載されていない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、申込者自身がアンケートに回答することで、希望する料金プランを自動的に特定できるようにして、サービス提供者及び申込者の負荷を軽減することが可能な料金プラン特定装置、料金プラン特定方法、及び料金プラン特定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた料金プラン特定装置であって、前記制御部は、設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理手段と、前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランを特定する料金プラン処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、設問番号、設問内容を関連付けて登録した設問マスタと、設問番号、回答番号、回答内容を関連付けて登録した回答マスタと、
連番と、各設問の回答番号の組み合わせとを関連付けて登録したアンケートマスタと、連番、料金プランを関連付けて登録した対象料金プランマスタと、料金プラン、科目、単価を関連付けて登録した料金プランマスタと、にアクセス可能に構成されており、前記アンケート処理手段は、前記設問マスタと前記回答マスタを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面を提供し、前記料金プラン処理手段は、記アンケート画面での申込者の回答内容に基づいて、各設問番号の回答内容に対応する前記回答マスタの回答番号から前記アンケートマスタで連番を特定し、特定した連番をキーとして、前記対象料金プランマスタから料金プランを取得し、取得した料金プランをキーとして、前記料金プランマスタから科目及び単価を取得し、前記申込者について、科目及び単価を含む料金プランデータを作成することにしてもよい。
【0008】
また、本発明の一態様によれば、前記対象料金プランマスタは、前記連番及び前記料金プランに、さらに、適用可開始日と適用終了日を関連づけて登録しており、前記料金プラン処理手段は、前記対象料金プランマスタから処理日が適用可開始日と適用終了日間の料金プランを取得することにしてもよい。
【0009】
また、本発明の一態様によれば、前記料金プランマスタにおいて、前記単価は、単価改定日、改定前単価、改定後単価を含み、前記料金プラン作成手段は、前記料金プランマスタから処理日が改訂単価日前の場合は改定前単価を取得し、処理日が改訂単価日後の場合は、改訂後単価を取得することにしてもよい。
【0010】
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、連番、予約コースを関連付けて登録した対象予約コースマスタにアクセス可能に構成されており、さらに、前記特定した連番をキーとして、前記対象予約コースマスタから予約コースを取得し、予約コースデータを作成する予約コース処理手段を備えることにしてもよい。
【0011】
また、本発明の一態様によれば、前記料金プランは、自動車教習所の料金プランを含むことにしてもよい。
【0012】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行する料金プラン特定方法であって、前記制御部において実行される、設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理工程と、前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランを特定する料金プラン処理工程と、を含むことを特徴とする。
【0013】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための料金プラン特定プログラムであって、前記制御部において、
設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供するアンケート処理工程と、前記アンケート画面での申込者の回答に基づいて、当該申込者の料金プランを特定する料金プラン処理工程と、を実行させるための料金プラン特定プログラムであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、申込者自身がアンケートに回答することで、希望する料金プランを自動的に特定できるようにして、サービス提供者及び申込者の負荷を軽減することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、本実施の形態に係る料金プラン特定装置の一例を示すブロック図である。
図2図2は、設問マスタの構成例を示す図である。
図3図3は、回答マスタの構成例を示す図である。
図4図4は、アンケートマスタの構成例を示す図である。
図5図5は、対象料金プランマスタの構成例を示す図である。
図6図6は、料金プランマスタの構成例を示す図である。
図7図7は、対象予約コースマスタの構成例を示す図である。
図8図8は、予約コースマスタの構成例を示す図である。
図9図9は、本実施の形態における料金プラン特定装置の制御部の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
図10図10は、本実施の形態における情報処理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
図11図11は、本実施の形態における情報処理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
図12図12は、本実施の形態における情報処理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
図13図13は、本実施の形態における情報処理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
【0017】
[1.概要]
例えば、自動車教習所においては、提供している料金プラン(オプションサービス・割引等)や予約コースに様々な種類があり、かつ時期により提供するサービスが増えたり、減ったりする事があるため、この料金プランや予約コースの内容を、教習生に説明し、特定することが非常に手間となっている。
【0018】
このため、入校の受付処理に教習所(サービス提供者)側・教習生(申込者)側共に多くの時間を要しており、事務作業の非効率化・サービスの低下につながっている。
【0019】
また、提供する料金プラン(オプションサービス・割引等)・予約コースは個社毎に異なり、かつ時期により変化するため、システム上で料金プラン(オプションサービス・割引)・予約コースを自動判断しようとすると、個社あるいは時期毎にシステム構築が必要となっている。
【0020】
そこで、本実施の形態では、申込者自身がアンケートに回答する事で、希望する料金プラン(オプションサービス・割引)・予約コースを自動的に特定(作成)できるようにして、サービス提供者及び申込者の負荷を軽減する。
【0021】
より具体的には、適用しようとする料金プラン(オプションサービス・割引)・予約コースは、いくつかのアンケートを繰り返す事で特定できることに着目し、かつこの設問をマスタデータで設定可能にすることで、個社または時期により変化するサービスの特定を汎用的にシステム上で自動判断できるようにした。
【0022】
これにより、自動車教習所側での説明の手間を省くことができるようになり、事務作業の効率化・サービスの向上につながった。また、料金プラン(オプションサービス・割引)・予約コースが変化した場合も、システム改修を行わず、マスタデータの設定のみで、対応が可能なため、新たにシステム構築を行う必要がなくなった。
【0023】
以下では、自動車教習所での料金プランの特定を一例として説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、カルチャースクール・フィットネスジム・学習塾・マッサージ等の他のサービスでの料金プランを特定する場合にも適用可能である。
【0024】
[2.構成]
本実施の形態に係る料金プラン特定装置の構成の一例について、図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、本実施の形態に係る料金プラン特定装置の一例を示すブロック図である。料金プラン特定装置100は、ワークステーションや市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、料金プラン特定装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ等のような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0026】
料金プラン特定装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。料金プラン特定装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0027】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、料金プラン特定装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、料金プラン特定装置100と端末400・・・とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。これにより、通信インターフェース部104は、ネットワーク300を介して、端末400・・・とデータ通信可能に構成されている。端末400・・・は、例えば、教習生のスマートフォン、携帯端末、タブレット、ラップトップPC、デスクトップPC等である。
【0028】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0029】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
【0030】
また、この記憶部106は、設問マスタ106aと、回答マスタ106bと、アンケートマスタ106cと、対象料金プランマスタ106dと、料金プランマスタ106eと、対象予約コースマスタ106fと、予約コースマスタ106gと、データファイル106hと、を備えている。図2は、設問マスタ106aの構成例を示す図である。図3は、回答マスタ106bの構成例を示す図である。図4は、アンケートマスタ106cの構成例を示す図である。図5は、対象料金プランマスタ106dの構成例を示す図である。図6は、料金プランマスタ106eの構成例を示す図である。図7は、対象予約コースマスタ106fの構成例を示す図である。図8は、予約コースマスタ106gの構成例を示す図である。
【0031】
設問マスタ106aは、図2に示すように、設問番号、設問内容、設問内容補足を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、設問番号「1」、設問内容「生協からの申し込みですか?」、2行目は、設問番号「2」、設問内容「オーダーメイドプランを選択されますか?」、設問内容補足「¥22,000」となっている。
【0032】
回答マスタ106bは、図3に示すように、設問番号、回答番号、回答内容、回答内容補足を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、設問番号「1」、回答番号「1」、回答内容「生協からの申し込みではありません。」、2行目は、設問番号「1」、回答番号「2」、回答内容「生協からの申し込みです。」となっている。
【0033】
アンケートマスタ106cは、図4に示すように、連番、設問1回答、設問2回答、設問3回答、設問4回答、・・・を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、連番「1」、設問1回答「1」、設問2回答「1」、設問3回答「1」、設問4回答「1」、2行目は、連番「2」、設問1回答「1」、設問2回答「1」、設問3回答「1」、設問4回答「2」となっている。
【0034】
料金プランマスタ106eは、図5に示すように、連番、料金プラン、適用開始日、適用終了日を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、連番「1」、料金プラン「001」、適用開始日「2022/01/01」、適用終了日「2999/12/31」、2行目は、連番「2」、料金プラン「010」、適用開始日「2022/01/01」、適用終了日「2999/12/31」となっている。
【0035】
料金プランマスタ106eは、図6に示すように、料金プラン、料金プラン名称、科目コード、科目名、単価改定日、改定前単価、改定後単価を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、料金プラン「001」、料金プラン名称「一般」、科目コード「101」、科目名「入学金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥50,000」、改定後単価「¥51,000」、2行目は、料金プラン「001」、料金プラン名称「一般」、科目コード「201」、科目名「技能料金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥4,000」、改定後単価「¥4,100」となっている。
【0036】
対象予約コースマスタ106fは、図7に示すように、連番、予約コースを関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、連番「1」、予約コース「001」、2行目は、連番「2」、予約コース「001」となっている。
【0037】
予約コースマスタ106gは、図8に示すように、予約コース、予約コース名称、予約可能数を関連付けて登録したテーブル等で構成することができる。同図に示す例では、1行目は、予約コース「001」、予約コース名称「一般」、予約可能数「4」、2行目は、予約コース「002」、予約コース名称「オーダーメイドプラン」、予約可能数「34」となっている。
【0038】
データファイル106hは、教習生料金プランデータや教習生予約コースデータ等の各種データを格納するためのファイルである。
【0039】
教習生料金プランデータは、教習生番号、科目コード、科目名、単価改定日、改定前単価、改定後単価を含んでいてもよい。
【0040】
教習生予約コースデータは、教習生番号、予約コース、予約コース名称、予約可能数を含んでいてもよい。
【0041】
図1に戻り、制御部102は、料金プラン特定装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
【0042】
制御部102は、記憶部106に格納されている、設問マスタ106a、回答マスタ106b、アンケートマスタ106c、対象料金プランマスタ106d、料金プランマスタ106e、対象予約コースマスタ106f、予約コースマスタ106g、データファイル106h等にアクセス可能に構成されている。なお、これらマスタ及びデータファイル106hは、他の場所(例えば、サーバ200)に設けられていてもよく、制御部102がアクセス可能な構成であればよい。
【0043】
制御部102は、機能概念的に、マスタメンテ部102aと、アンケート処理部102bと、料金プラン処理部102cと、予約コース処理部102dと、画面表示制御部102eとを備えている。
【0044】
マスタメンテ部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上での担当者の操作等に応じて、設問マスタ106a、回答マスタ106b、アンケートマスタ106c、対象料金プランマスタ106d、料金プランマスタ106e、対象予約コースマスタ106f、予約コースマスタ106gに対して、データの入力・追加・変更・更新等の設定を行う。
【0045】
アンケート処理部102bは、設問とその回答の選択肢を含むアンケート画面を提供する。アンケート処理部102bは、アンケート画面をモニタ114に表示し、教習生は、モニタ114に表示されるアンケート画面から回答してもよい。また、教習生の端末400からのアクセスに応じて、当該端末400にアンケート画面を提供し、教習生は端末400に表示されるアンケート画面から回答してもよい。
【0046】
具体的には、アンケート処理部102bは、設問マスタ106aと回答マスタ106bを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面を提供する。
【0047】
料金プラン処理部102cは、アンケート画面での教習生の回答に基づいて、料金プランを特定する。
【0048】
具体的には、料金プラン処理部102cは、アンケート画面での教習生の回答内容に基づいて、各設問番号の回答内容に対応する回答マスタ106bの回答番号からアンケートマスタ106cで連番を特定し、特定した連番をキーとして、対象料金プランマスタ106dから料金プランを取得し、取得した料金プランをキーとして、料金プランマスタ106eから科目及び単価を取得し、科目及び単価を含む教習生料金プランデータを作成して、データファイル106hに登録する。
【0049】
また、料金プラン処理部102cは、対象料金プランマスタ106dから処理日(アンケート回答日)が適用可開始日と適用終了日間の料金プランを取得することにしてもよい。
【0050】
また、料金プラン処理部102cは、料金プランマスタ106eから処理日が改訂単価日前の場合は改定前単価を取得し、処理日が改訂単価日後の場合は、改訂後単価を取得することにしてもよい。
【0051】
また、予約コース処理部102dは、前記特定した連番をキーとして、対象予約コースマスタ06eから予約コースを取得し、予約コースデータを作成することにしてもよい。
【0052】
画面表示制御部102eは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、マスタメンテ画面等)の表示及びその入力を制御する。
【0053】
[3.具体例]
本実施の形態に係る料金プラン特定装置100の制御部102の処理の具体例について、図1図14を参照して説明する。
【0054】
(3-1.全体の処理)
図9は、本実施の形態における料金プラン特定装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。図9を参照して、本実施の形態における料金プラン特定装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。
【0055】
アンケート処理部102bは、アンケート処理を実行する(ステップS1)。具体的には、アンケート処理では、アンケート処理部102bは、設問マスタ106aと回答マスタ106bを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面を提供する。
【0056】
料金プラン処理部102cは、料金プラン処理を実行する(ステップS2)。具体的には、料金プラン処理では、料金プラン処理部102cは、アンケート画面での教習生の回答内容に基づいて、各設問番号の回答内容に対応する回答マスタ106bの回答番号からアンケートマスタ106cで連番を特定し、特定した連番をキーとして、対象料金プランマスタ106dから料金プランを取得し、取得した料金プランをキーとして、料金プランマスタ106eから科目及び単価を取得し、科目及び単価を含む教習生料金プランデータを作成して、データファイル106hに登録する。
【0057】
また、料金プラン処理部102cは、対象料金プランマスタ106dから処理日(アンケート回答日)が適用可開始日と適用終了日間の料金プランを取得することにしてもよい。
【0058】
また、料金プラン処理部102cは、料金プランマスタ106eから処理日が改訂単価日前の場合は改定前単価を取得し、処理日が改訂単価日後の場合は、改訂後単価を取得することにしてもよい。
【0059】
予約コース処理部102dは、予約コース処理を実行する(ステップS3)。具体的には、予約コース処理では、予約コース処理部102dは、特定した連番をキーとして、対象予約コースマスタ106fから予約コースを取得し、予約コースデータを作成してデータする。
【0060】
(3-2.サンプルデータ)
図10図14は、本実施の形態における料金プラン特定装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図10図14を参照して、本実施の形態における料金プラン特定装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
【0061】
(アンケート画面)
図10を参照して、アンケート画面の画面遷移を説明する。図10は、アンケート画面の画面遷移を説明するための表示例を示す図である。図10に示す例は、図2図8に示す設問マスタ106a、回答マスタ106b、アンケートマスタ106c、対象料金プランマスタ106d、料金プランマスタ106e、対象予約コースマスタ106f、予約コースマスタ106gのデータ例を使用して、設問1~設問4についてのアンケート画面の例を説明する。
【0062】
アンケート処理部102bは、設問マスタ106aと回答マスタ106bを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面作成して提供する。図10において、図10(A)は設問1についてのアンケート画面の例を示しており、「Q.生協からの申し込みですか?」という設問と、設問について「詳しい説明を見る」ボタンと、「生協からの申込みです(回答番号1)。生協からの申込みではありません(回答番号2)。」の回答内容が表示されている。「詳しい説明を見る」ボタンを押すと、設問について詳細な説明を見ることができる。
【0063】
教習生は、生協からの申込みです(回答番号1)又は生協からの申込みではありません(回答番号2)を選択する。選択結果は、アンケート処理部102bに通知される。アンケート処理部102bは、選択結果を受け取ると、次の設問番号のアンケート画面を作成して提供する。図10(B)は設問2、図10(C)は設問3、図10(D)は設問4のアンケート画面を示している。
【0064】
アンケート処理部102bは、選択結果の確認画面を提供する。図10(E)及び(F)は、確認画面の例を示している。確認画面では、選択結果と、各選択結果についての「選びなおす」ボタンと、「登録」ボタンが表示される。「選びなおす」ボタンがおされた場合は、当該設問のアンケート画面を再度提示する。「登録ボタン」が押されると、選択内容を確定する。図10(E)及び(F)は、設問1について、「生協からの申込ではありません」、設問2について、「選択する」、設問3について、「選択しない」、設問4について、「学生割引 ¥-10,000」を選択した場合の確認画面の例を示す図である。
【0065】
「登録」ボタンが押されると、選択内容を確定し、料金プラン処理部102cは、料金プランの金額を算出し、アンケート処理部102bは、例えば、図10(G)に示すような料金プランの金額の通知画面を提供する。そして、通知画面で「次へ」のボタンが選択されると、教習生番号等の情報を入力するための画面を提供し、教習生は、教習生番号等の情報を入力する。
【0066】
つぎに、データフローを図11図13を参照して説明する。以下のデータフローは、図10のアンケート画面の画面遷移と対応している。
【0067】
(S1:アンケート作成処理)
図11を参照して、アンケート作成処理を詳細に説明する。設問マスタ106a、回答マスタ106b、アンケートマスタ106cを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面を提供する。
【0068】
図11(A)は、設問マスタ106aのデータ例を示す図である。設問マスタ106aは、設問番号、設問内容、設問内容補足の項目を含んでいる。
【0069】
図11(B)は、回答マスタ106bのデータ例を示す図である。回答マスタ106bは、設問番号、回答番号、回答内容、回答内容補足の項目を含んでいる。
【0070】
図11(C)は、アンケートマスタ106cのデータ例を示している。アンケートマスタ106cは、連番、設問1回答、設問2回答、設問3回答、設問4回答、・・・の項目を含んでいる。アンケートマスタ106cの設問1回答から順にグループ化し、回答が「0」でないデータが存在する場合に、その設問を表示する。回答が「0」でないデータが存在しない場合は、その設問をスキップする。
【0071】
以下では、アンケート画面において、設問1について、「生協からの申込ではありません(回答番号1)」、設問2について、「選択する(回答番号1)」、設問3について、「選択しない(回答番号2)」、設問4について、「学生割引 ¥-10,000(回答番号2)」が選択された場合について説明する。
【0072】
(S2:料金プラン処理)
図12を参照して、料金プラン処理を詳細に説明する。料金プラン処理部102cは、アンケート画面での教習生の回答内容に基づいて、各設問番号の回答内容に対応する回答マスタ106bの回答番号からアンケートマスタ106cで連番を特定し、特定した連番をキーとして、対象料金プランマスタ106dから料金プランを取得し、取得した料金プランをキーとして、料金プランマスタ106eから科目及び単価を取得し、科目及び単価を含む教習生料金プランデータを作成して、データファイル106hに登録する。
【0073】
すなわち、選択された回答の組み合わせに紐づく連番から、適用する料金プランを特定し、教習生料金プランデータを作成する。同一連番内の料金プランの特定については、適用開始日≦処理日≦適用終了日に該当するデータを対象とする。また、売上計上時の適用単価は、売上計上日と単価改定日を比較して決定する。
【0074】
アンケート画面において、設問1について、「生協からの申込ではありません(回答番号1)」、設問2について、「選択する(回答番号1)」、設問3について、「選択しない(回答番号2)」、設問4について、「学生割引 ¥-10,000(回答番号2)」が選択されているので、アンケートマスタ106cにおいて、設問1の回答番号1、設問2の回答番号1、設問3の回答番号2、設問4の回答番号2の組み合わせとなる連番「6」を特定する。
【0075】
図12(A)は、対象料金プランマスタ106dのデータ例を示す図である。対象料金プランマスタ106dは、連番、料金プラン、適用開始日、適用終了日の項目を含んでいる。同一連番内の料金プランの特定については、適用開始日≦処理日≦適用終了日に該当するデータを対象とする。例えば、処理日=2022/03/03の場合は、適用開始日=2022/01/01、適用終了日=2022/03/31のデータが対象となり、適用開始日=2022/04/01、適用終了日=2999/12/31のデータは対象外となる。
【0076】
連番「6」をキーとして、対象料金プランマスタ106dから料金プラン「001」、「010」を取得する。
【0077】
図12(B)は、料金プランマスタ106eのデータ例を示す図である。料金プランマスタ106eは、料金プラン、料金プラン名称、科目コード、科目名、単価改定日、改定前単価、改定後単価の項目を含んでいる。売上計上時に、売上計上日<単価改定日の場合は改定前単価を、売上計上日≧単価改定日の場合は改定後単価を適用する。
【0078】
料金プランマスタ106eから料金プラン「001」、「010」をキーとして、料金プラン名称「一般」、科目コード「101」、科目名「入学金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥50,000」、改定後単価「¥51,000」と、料金プラン名称「一般」、科目コード「201」、科目名「技能料金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥4,000」、改定後単価「¥4,100」と、料金プラン名称「オーダーメイドプラン」、科目コード「301」、科目名「プラン料金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥22,000」、改定後単価「¥23,000」と、を取得する。
【0079】
取得したデータに基づいて、図12(C)に示すような教習生料金プランデータを作成する。同図に示す例では、1行目は、教習生番号「00001」、科目コード「101」、科目名「入学金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥50,000」、改定後単価「¥51,000」、2行目は、教習生番号「00001」、科目コード「201」、科目名「技能料金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥4,000」、改定後単価「¥4,100」、3行目は、教習生番号「00001」、科目コード「301」、科目名「プラン料金」、単価改定日「2022/03/01」、改定前単価「¥22,000」、改定後単価「¥23,000」となっている。
【0080】
(S3:予約コース処理)
図13を参照して、予約コース処理を詳細に説明する。予約コース処理部102dは、特定した連番をキーとして、対象予約コースマスタ106fから予約コースを取得し、予約コースデータを作成してデータファイル106hに登録する。
【0081】
図13(A)は、対象予約コースマスタ106fのデータ例を示している。対象予約コースマスタ106fは、連番、予約コースの項目を含んでいる。連番「6」をキーとして、対象予約コースマスタ106fから予約コース「002」を取得する。
【0082】
図13(B)は、予約コースマスタ106gのデータ例を示している。予約コースマスタ106gは、予約コース、予約コース名称、予約可能数を含んでいる。連番「6」をキーとして、予約コースマスタ106gから予約コース「002」、予約コース名称「オーダーメイドプラン」、予約可能数「34」を取得する。
【0083】
取得したデータに基づいて、図13(C)に示すような教習生予約コースデータを作成する。同図に示す教習予約コースデータの例では、予約コース「002」、予約コース名称「オーダーメイドプラン」、予約可能数「34」となっている。
【0084】
以上説明したように、本実施の形態によれば、設問番号、設問内容を関連付けて登録した設問マスタ106aと、設問番号、回答番号、回答内容を関連付けて登録した回答マスタ106bと、連番、各設問の回答番号の組み合わせとを関連付けて登録したアンケートマスタ106cと、連番、料金プランを関連付けて登録した対象料金プランマスタ106dと、料金プラン、科目、単価を関連付けて登録した料金プランマスタ106eと、設問マスタ106aと回答マスタ106bを参照して、設問番号毎に、設問内容と回答内容を含むアンケート画面を提供するアンケート処理部102bと、アンケート画面での申込者(教習生)の回答内容に基づいて、各設問番号の回答内容に対応する回答マスタ106bの回答番号からアンケートマスタ106cで連番を特定し、特定した連番をキーとして、対象料金プランマスタ106dから料金プランを取得し、取得した料金プランをキーとして、料金プランマスタ106eから科目及び単価を取得し、申込者について、科目及び単価を含む料金プランデータを作成する料金プラン処理部102cと、を備えているので、
申込者自身がアンケートに回答することで、希望する料金プランを自動的に特定できるようにして、サービス提供者及び申込者自身の負荷を軽減することが可能となる。
【0085】
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
【0086】
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
【0087】
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
【0088】
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0089】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0090】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0091】
また、料金プラン特定装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0092】
例えば、料金プラン特定装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて料金プラン特定装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0093】
また、このコンピュータプログラムは、料金プラン特定装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0094】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0095】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0096】
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0097】
また、料金プラン特定装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、料金プラン特定装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0098】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【符号の説明】
【0099】
100 料金プラン特定装置
102 制御部
102a マスタメンテ部
102b アンケート処理部
102c 料金プラン処理部
102d 予約コース処理部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 設問マスタ
106b 回答マスタ
106c アンケートマスタ
106d 対象料金プランマスタ
106e 料金プランマスタ
106f 対象予約コースマスタ
106g 予約コースマスタ
106h データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
300 ネットワーク
400 端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13