(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023157816
(43)【公開日】2023-10-26
(54)【発明の名称】印刷回路基板及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
H01L 23/12 20060101AFI20231019BHJP
H05K 1/02 20060101ALI20231019BHJP
H05K 3/18 20060101ALI20231019BHJP
【FI】
H01L23/12 F
H01L23/12 Q
H05K1/02 J
H05K3/18 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022123389
(22)【出願日】2022-08-02
(31)【優先権主張番号】10-2022-0046788
(32)【優先日】2022-04-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】594023722
【氏名又は名称】サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】全 美貞
(72)【発明者】
【氏名】柳 泰熙
(72)【発明者】
【氏名】梁 玄錫
(72)【発明者】
【氏名】鄭 寅宰
【テーマコード(参考)】
5E338
5E343
【Fターム(参考)】
5E338AA01
5E338CD05
5E338EE31
5E343AA02
5E343AA13
5E343AA15
5E343AA17
5E343AA18
5E343BB23
5E343BB24
5E343BB25
5E343BB28
5E343BB34
5E343BB35
5E343BB44
5E343DD33
5E343DD43
5E343ER16
5E343ER18
5E343FF16
5E343GG08
(57)【要約】
【課題】本発明は、印刷回路基板の製造方法と、これを利用して製造される印刷回路基板に関する。
【解決手段】印刷回路基板の製造方法は、一面に第1金属層が配置された絶縁層を準備する段階と、上記第1金属層上に上記第1金属層を露出させる第1及び第2開口を有する第1及び第2レジストフィルムを形成する段階と、上記第1及び第2開口を通じて露出した第1金属層上に上記第1及び第2開口それぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層を形成する段階と、上記第1及び第2レジストフィルムを除去する段階とを含み、上記第1及び第2開口は、断面上で互いに異なる幅を有するように形成される。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一面に第1金属層が配置された絶縁層を準備する段階と、
前記第1金属層上に前記第1金属層を露出させる第1開口及び第2開口を有する第1レジストフィルム及び第2レジストフィルムを形成する段階と、
前記第1開口及び前記第2開口を通じて露出した第1金属層上に前記第1開口及び前記第2開口それぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層を形成する段階と、
前記第1レジストフィルム及び前記第2レジストフィルムを除去する段階とを含み、
前記第1開口及び第2開口は、断面上で互いに異なる幅を有するように形成される、印刷回路基板の製造方法。
【請求項2】
前記第1レジストフィルムは、非感光性材料を含み、
前記第2レジストフィルムは、感光性材料を含む、請求項1に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項3】
前記第1開口及び第2開口を有する第1レジストフィルム及び第2レジストフィルムを形成する段階は、
前記第1金属層上に第1レジストフィルム及び第2レジストフィルムを形成する段階と、
前記第2レジストフィルムを部分的に露光する段階と、
露光した前記第2レジストフィルムを現像して第2開口を形成する段階と、
前記第2開口を通じて露出する前記第1レジストフィルムを現像して第1開口を形成する段階とを含む、請求項2に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項4】
前記第1レジストフィルム及び前記第2レジストフィルムのうち少なくとも一つは、複数の層で構成される、請求項2に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項5】
前記第1開口及び第2開口を有する第1レジストフィルム及び第2レジストフィルムを形成する段階の前に、
前記第1金属層上に前記第1金属層を露出させる第3開口を有する第3レジストフィルムを形成する段階と、
前記第3開口を通じて露出した第1金属層上に前記第3開口の少なくとも一部を満たす第3金属層を形成する段階と、
前記第3レジストフィルムを除去する段階とをさらに含み、
前記第3金属層は、前記第2金属層よりも断面上における厚さが薄い、請求項2に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項6】
前記第3開口を有する第3レジストフィルムを形成する段階は、
前記第1金属層上に第3レジストフィルムを形成する段階と、
前記第3レジストフィルムを部分的に露光する段階と、
露光した前記第3レジストフィルムを現像して前記第3開口を形成する段階とを含む、請求項5に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項7】
前記第1レジストフィルム及び前記第2レジストフィルムは、それぞれ感光性材料を含む、請求項1に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項8】
前記第1開口及び第2開口を有する第1レジストフィルム及び第2レジストフィルムを形成する段階は、
前記第1金属層上に第1レジストフィルムを形成する段階と、
前記第1レジストフィルムを部分的に露光する段階と、
露光した前記第1レジストフィルム上に第2レジストフィルムを形成する段階と、
前記第2レジストフィルムを部分的に露光する段階と、
前記露光した第1及び第2レジストフィルムを現像して第1開口及び第2開口を形成する段階とを含む、請求項7に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項9】
前記第1開口及び第2開口を形成する段階において、前記第1レジストフィルムを貫通して前記第1金属層を露出させる第3開口と前記第2レジストフィルムを貫通して前記第3開口を露出させる第4開口とをさらに形成し、
前記第2金属層を形成する段階において、前記第3開口及び前記第4開口を通じて露出した第1金属層上に前記第3開口及び前記第4開口それぞれの少なくとも一部を満たす第3金属層をさらに形成する、請求項8に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項10】
前記第2金属層及び前記第3金属層を形成する段階の後に、
前記第2金属層及び前記第3金属層それぞれの少なくとも一部をエッチングする段階をさらに含み、
前記第3金属層は、前記第2金属層よりも断面上における厚さが薄い、請求項9に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項11】
前記第1レジストフィルム及び前記第2レジストフィルムを除去する段階の後に、
前記第1金属層の少なくとも一部領域をエッチングする段階をさらに含む、請求項1に記載の印刷回路基板の製造方法。
【請求項12】
絶縁層と、
前記絶縁層上に配置されたシード金属層と、
前記シード金属層上に配置された第1金属部及び前記第1金属部上に配置された第2金属部を含む金属ポストとを含み、
前記第1金属部及び前記第2金属部は、互いに境界なく一体化していて、
前記第1金属部及び前記第2金属部は、断面上における幅が互いに異なり、
前記シード金属層は、前記第1金属部と接し前記第2金属部と離隔している、印刷回路基板。
【請求項13】
前記シード金属層上に配置された金属パターンをさらに含み、
前記金属パターンは、前記金属ポストよりも断面上における厚さが薄い、請求項12に記載の印刷回路基板。
【請求項14】
前記第1金属部は、前記第2金属部よりも断面上における幅が広い、請求項12に記載の印刷回路基板。
【請求項15】
前記第1金属部は、前記第2金属部よりも断面上における幅が狭い、請求項12に記載の印刷回路基板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷回路基板及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
モバイルAP(Application Processor,アプリケーションプロセッサ)などの技術が発達するに伴い半導体技術も高集積化されている。これと関連して、印刷回路基板に微細工程を適用してダイ・トゥー・ダイ(Die to Die)インターコネクションを行う方式が費用を節減する方案として台頭している。一方、印刷回路基板の最外層にダイ連結のための微細回路を形成する際、最外層のバンプ連結領域に金属ポストを形成してバンプとパッドの間の信頼性を確保する構造が開発されている。しかし、従来の構造では、パッドの形成後にドライレジストを用いて金属ポストをさらに形成するため、金属ポストとパッドの間の整合力と関連したプロセス分散の限界により、慢性的な品質におけるリスクが存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の様々な目的の一つは、金属ポストとパッドの間の不整合リスクを改善することができる印刷回路基板及びその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明で提案する様々な解決手段の一つは、複数のレジストフィルムを用いる工法を適用して一度のめっき工程で金属ポストとパッドを同時に形成することで層間不整合リスクを改善することである。
【0005】
例えば、一例による印刷回路基板の製造方法は、一面に第1金属層が配置された絶縁層を準備する段階と、上記第1金属層上に上記第1金属層を露出させる第1及び第2開口を有する第1及び第2レジストフィルムを形成する段階と、上記第1及び第2開口を通じて露出した第1金属層上に上記第1及び第2開口それぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層を形成する段階と、上記第1及び第2レジストフィルムを除去する段階とを含み、上記第1及び第2開口は、断面上で互いに異なる幅を有するように形成されることができる。
【0006】
例えば、一例による印刷回路基板は、絶縁層と、上記絶縁層上に配置されたシード金属層と、上記シード金属層上に配置された第1金属部及び上記第1金属部上に配置された第2金属部を含む金属ポストとを含み、上記第1及び第2金属部は、互いに境界なく一体化され、上記第1及び第2金属部は、断面上における幅が互いに異なり、上記シード金属層は、上記第1金属部と接し上記第2金属部と離隔したものであることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の様々な効果の一つとして、金属ポストとパッドの間の不整合リスクを改善することができる印刷回路基板及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】電子機器システムの例を概略的に示したブロック図である。
【
図2】電子機器の一例を概略的に示した斜視図である。
【
図3】印刷回路基板の一例を概略的に示した断面図である。
【
図4a】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図4b】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図4c】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図4d】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図4e】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図4f】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図4g】
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図5a】
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図5b】
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図5c】
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図5d】
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図5e】
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図5f】
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図6】印刷回路基板の他の一例を概略的に示した断面図である。
【
図7a】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図7b】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図7c】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図7d】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図7e】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図7f】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図7g】
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図8a】
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図8b】
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図8c】
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図8d】
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図8e】
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図8f】
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図9】印刷回路基板のまた他の一例を概略的に示した断面図である。
【
図10a】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図10b】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図10c】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図10d】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図10e】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図10f】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図10g】
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図11a】
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図11b】
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図11c】
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図11d】
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図11e】
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【
図11f】
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、添付の図面を参照して本発明について説明する。図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために拡大縮小表示(又は強調表示や簡略化表示)がされることがある。
【0010】
電子機器
図1は、電子機器システムの例を概略的に示したブロック図である。
【0011】
図面を参照すると、電子機器1000は、メインボード1010を収容する。メインボード1010には、チップ関連部品1020、ネットワーク関連部品1030、及びその他の部品1040などが物理的及び/または電気的に連結されている。これらは、後述する他の電子部品とも結合して多様な信号ライン1090を形成する。
【0012】
チップ関連部品1020としては、揮発性メモリ(例えば、DRAM)、不揮発性メモリ(例えば、ROM)、フラッシュメモリなどのメモリチップ;セントラルプロセッサ(例えば、CPU)、グラフィックプロセッサ(例えば、GPU)、デジタル信号プロセッサ、暗号化プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラなどのアプリケーションプロセッサチップ;アナログ・デジタルコンバータ、ASIC(application‐specific integrated circuit)などのロジッグチップなどが含まれるが、これに限定されるものではなく、これ以外もその他の形態のチップ関連電子部品が含まれることができることは言うまでもない。もちろん、これらのチップ関連部品1020の組み合わせも可能である。チップ関連部品1020は、上述したチップや電子部品を含むパッケージ形態であってもよい。
【0013】
ネットワーク関連部品1030としては、Wi‐Fi(IEEE 802.11ファミリなど)、WiMAX(IEEE 802.16ファミリなど)、IEEE 802.20、LTE(long term evolution)、Ev‐DO、HSPA+、HSDPA+、HSUPA+、EDGE、GSM、GPS、GPRS、CDMA、TDMA、DECT、Bluetooth(登録商標)、3G、4G、5G及びその後のもので指定された任意の他の無線及び有線プロトコルが含まれるが、これに限定されるものではなく、これ以外にもその他の多数の無線または有線標準やプロトコルのうち任意のものが含まれることができる。また、ネットワーク関連部品1030がチップ関連部品1020と共に組み合わせ可能なことは言うまでもない。
【0014】
その他の部品1040としては、高周波インダクター、フェライトインダクター、パワーインダクター、フェライトビーズ、LTCC(low Temperature Co-Firing Ceramic)、EMI(Electro Magnetic Interference)フィルター、MLCC(Multi‐Layer Ceramic Capacitor)などが含まれる。但し、これに限定されるものではなく、これ以外にもその他の多様な用途のために使用されるチップ部品形態の受動素子などが含まれることができる。また、その他の部品1040がチップ関連部品1020及び/またはネットワーク関連部品1030と組み合わせ可能なことは言うまでもない。
【0015】
電子機器1000の種類によって、電子機器1000は、メインボード1010に物理的及び/または電気的に連結されるか又は連結されていない他の電子部品を含むことができる。他の電子部品は、例えば、カメラモジュール1050、アンテナモジュール1060、ディスプレイ1070、バッテリ1080などがある。但し、これに限定されるものではなく、オーディオコーデック、ビデオコーデック、電力増幅器、コンパス、加速度計、ジャイロスコープ、スピーカー、大容量ストレージ装置(例えば、ハードディスクドライブ)、CD(compact disc)、DVD(digital versatile disc)などであってもよい。これ以外にも電子機器1000の種類によって多様な用途のために使用されるその他の電子部品などが含まれることができることは言うまでもない。
【0016】
電子機器1000は、スマートフォン(smart phone)、個人用情報端末機(PDA,personal digital assistant)、デジタルビデオカメラ(digital video camera)、デジタルスチールカメラ(digital still camera)、ネットワークシステム(network system)、コンピュータ(computer)、モニター(monitor)、タブレット(tablet)、ラップトップ(laptop)型コンピュータ、ネットブック(netbook)、テレビ(television)、ビデオゲーム(video game)機、スマートウォッチ(smart watch)、自動車用(Automotive)機器などであることができる。但し、これに限定されるものではなく、これ以外にもデータを処理する任意の他の電子機器であることもできることは言うまでもない。
【0017】
図2は、電子機器の一例を概略的に示した斜視図である。
【0018】
図面を参照すると、電子機器は、例えばスマートフォン1100であることができる。スマートフォン1100の内部には、マザーボード1110が収容され、該マザーボード1110には、多様な部品1120が物理的及び/または電気的に連結されている。また、カメラモジュール1130及び/またはスピーカー1140のようにマザーボード1110に物理的及び/または電気的に連結されるか又は連結されていない他の部品が内部に収容されている。部品1120の一部は、上述したチップ関連部品であることができ、例えば、部品パッケージ1121であることができるが、これに限定されるものではない。部品パッケージ1121は、能動部品及び/または受動部品を含む電子部品が表面実装配置された印刷回路基板の形態であることができる。または、部品パッケージ1121は、能動部品及び/または受動部品が組み込まれた印刷回路基板の形態であってもよい。一方、電子機器は、必ずしもスマートフォン1100に限定されるものではなく、上述したように他の電子機器であることもできることは言うまでもない。
【0019】
印刷回路基板
図3は、印刷回路基板の一例を概略的に示した断面図である。
【0020】
図面を参照すると、一例による印刷回路基板100Aは、絶縁層110、絶縁層110上に配置されたシード金属層120、及びシード金属層120上に配置された第1金属部133と第1金属部133上に配置された第2金属部135とを含む金属ポスト130を含む。必要に応じて、一例による印刷回路基板100Aは、シード金属層120上に配置された金属パターン140をさらに含むことができる。
【0021】
一方、金属ポスト130の第1及び第2金属部133、135は、互いに境界なく一体化されることができ、断面上における幅が互いに異なることができる。例えば、一例では、第1金属部133の断面における幅W1が第2金属部135の断面における幅W2よりも広いことができる。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。また、シード金属層120は、第1金属部133とは接し第2金属部135とは離隔することができる。このような構造的特徴により、従来問題となった金属ポストとパッドの間の不整合リスクを改善することができる。
【0022】
一方、金属パターン140の断面上における厚さT2は、金属ポスト130の断面上における厚さT1より小さいことができる。このように、金属パターン140は、微細回路パターンであることができ、金属ポスト130は、微細回路パターンのうちパッド部分がポスト部分と一体化されて形成されたものであることができる。金属パターン140のうち一部は、金属ポスト130を形成するための複数層のレジストフィルムを整合するためのマークとして用いられることができる。
【0023】
一方、金属ポスト130の第2金属部135は、断面上においてテーパ状の側面を有することができる。例えば、第2金属部135は、断面上における上側の幅が下側の幅より広いテーパ状の側面を有することができる。但し、これに限定されるものではない。
【0024】
以下では、図面を参照して一例による印刷回路基板100Aの構成要素についてより詳しく説明する。
【0025】
絶縁層110は、絶縁材料を含むことができる。絶縁材料は、エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂、ポリイミドのような熱可塑性樹脂、またはこのような樹脂と共に無機フィラー、有機フィラー及び/またはガラス繊維(Glass Fiber、Glass Cloth、Glass Fabric)を含む材料を含むことができる。絶縁材料は、感光性材料及び/または非感光性材料であることができる。例えば、絶縁材料としては、SR(Solder Resist,ソルダーレジスト)、ABF(Ajinomoto Build‐up Film,味の素ビルドアップフィルム)、PPG(Prepreg,プリプレグ)、RCC(Resin Coated Copper,樹脂付銅箔)の絶縁材、CCL(Copper Clad Laminate,銅張積層板)の絶縁材などが用いられることができるが、これに限定されるものではなく、これ以外にもその他の高分子素材が用いられることができる。
【0026】
シード金属層120は、金属物質を含むことができる。金属物質は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、及び/またはこれらの合金などを含むことができる。シード金属層120は、金属ポスト130及び金属パターン140より相対的に薄いことができ、無電解めっき層(または化学銅)であることができるが、これに限定されるものではなく、銅箔(Copper Foil)などであってもよい。
【0027】
金属ポスト130は、金属物質を含むことができる。金属ポスト130の第1金属部133及び第2金属部135は、互いに同一の金属物質を含むことができる。金属物質は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、及び/またはこれらの合金などを含むことができる。金属ポスト130は、設計デザインによって多様な機能を行うことができる。例えば、グラウンドポスト、パワーポスト、信号ポストなどを含むことができる。ここで、信号ポストは、グラウンド、パワーなどを除いた各種の信号、例えば、データ信号などの電気的連結のためのポストを含むことができる。金属ポスト130は、電界めっき層(または電気銅)であることができ、この時、第1金属部133及び第2金属部135はめっきで同時に形成されることができる。
【0028】
金属パターン140は、金属物質を含むことができる。金属物質は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、及び/またはこれらの合金などを含むことができる。金属パターン140は、設計デザインによって多様な機能を行うことができる。例えば、グラウンドパターン、パワーパターン、信号パターンなどを含むことができる。ここで、信号パターンは、グラウンド、パワーなどを除いた各種の信号、例えば、データ信号などの電気的経路を提供するパターンを含むことができる。これらのパターンは、それぞれライン(line)パターン、プレーン(Plane)パターン及び/またはパッド(Pad)パターンを含むことができる。金属パターン140は、電界めっき層(または電気銅)であることができる。
【0029】
一方、一例による印刷回路基板100Aは、このような単層基板だけでなく、多層基板にも適用されることができ、例えば、上述した絶縁層110とシード金属層120と金属ポスト130と金属パターン140は、多層基板の最外層に適用されることができる。例えば、高集積化微細回路を含むマルチダイ間で信号連結用の多層印刷回路基板の最外層のバンプ連結領域に銅ポストを形成してバンプと銅パッドの信頼性を確保するマルチチップパッケージなどに適用されることができる。
【0030】
図4a~
図4gは、
図3の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【0031】
図4aを参照すると、一面に第1金属層121が配置された絶縁層110を準備する。第1金属層121は、無電解めっき(または化学めっき)で形成することができる。または、銅箔などを絶縁層110の一面に積層して第1金属層121を形成することもできる。次に、第1金属層121上に第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を形成する。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、ダブルラミネート工法で形成することができる。例えば、第1金属層121上に二つのドライフィルムレジスト210、220を連続で積層する方法で形成することができる。または、臨時フィルムを用いて二つのドライフィルムレジスト210、220を予め積層した後、これを第1金属層121上に一度で積層し、臨時フィルムは除去する方法で形成することができる。第1レジストフィルム210は、非感光性材料を含むことができ、第2レジストフィルム220は、感光性材料を含むことができる。第1レジストフィルム210は、例えば、アクリル樹脂を含む非感光性フィルムであることができるが、これに限定されるものではない。第2レジストフィルム220は、例えば、ネガ型のレジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。
【0032】
図4bを参照すると、第2レジストフィルム220を部分的に露光する。第2レジストフィルム220の露光工程にはマスクを用いることができる。例えば、第2レジストフィルム220がネガ型のレジストフィルムの場合、マスクで覆われていない領域が部分的に露光して選択的に硬化されることができる。
【0033】
図4cを参照すると、露光した第2レジストフィルム220を現像して第2開口220hを形成する。例えば、第2レジストフィルム220がネガ型のレジストフィルムの場合、現像工程によって非露光領域の現像が進行されることができ、現像の結果、第2レジストフィルム220を露出させる第2開口220hが形成されることができる。第2開口220hは、断面上においてテーパ状の側面を有することができる。例えば、第2開口220hは、断面上における上側の幅が下側の幅より広いテーパ状の側面を有することができる。但し、これに限定されるものではない。
【0034】
図4dを参照すると、第2開口220hを通じて露出する第1レジストフィルム210を現像して第1開口210hを形成する。第1レジストフィルム210は、例えば、炭酸ナトリウムのみに反応することができ、現像時間を制御して現像面積を調節することができる。例えば、第1開口210hは、第2開口220hと断面上における幅が異なって形成されることができる。例えば、第1開口210hは、第2開口220hより断面上における幅がより広く形成されることができるが、これに限定されるものではない。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。
【0035】
図4eを参照すると、第1開口210h及び第2開口220hを通じて露出した第1金属層121上に第1開口210h及び第2開口220hそれぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層131を形成する。第2金属層131は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第2金属層131は、第1開口210h及び第2開口220hを同時に満たすことができる。
【0036】
図4fを参照すると、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を除去する。例えば、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、剥離工程で除去することができる。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220が除去されると、第1金属層121上には第1金属部133及び第2金属部135が一体された形態の金属ポスト130が形成されることができる。
【0037】
図4gを参照すると、第1金属層121の少なくとも一部領域をエッチングする。例えば、第1金属層121のうち金属ポスト130が形成されていない領域をエッチングで除去することができる。その結果、絶縁層110と金属ポスト130の間にシード金属層120が形成されることができる。
【0038】
一連の工程を通じて、上述した一例による印刷回路基板100Aの金属ポスト130が形成されることができる。かかる工程を利用する場合、複数のレジストフィルムを通じた高い厚さのレジストフィルムの提供により露光マージンの不足を克服することができ、また、複数のレジストフィルムの現像後に一度のめっき工程で金属ポストの複数の金属部を同時に形成することができるため、従来の不整合問題も解決することができる。
【0039】
図5a~
図5fは、
図3の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【0040】
図5aを参照すると、一面に第1金属層121が配置された絶縁層110を準備し、第1金属層121上に第1金属層121を露出させる第3開口230hを有する第3レジストフィルム230を形成する。例えば、第1金属層121上にドライフィルムラミネーションの方法などで第3レジストフィルム230を形成し、マスクを用いて第3レジストフィルム230を部分的に露光した後、露光した第3レジストフィルム230を現像して第3開口230hを形成することができる。第3レジストフィルム230は、感光性材料を含むことができ、例えば、ネガ型のレジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。次に、第3開口230hを通じて露出した第1金属層121上に第3開口230hの少なくとも一部を満たす第3金属層141を形成する。第3金属層141は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第3金属層141は、第2金属層131よりも断面上における厚さが薄いことができる。
【0041】
図5bを参照すると、第3レジストフィルム230を除去する。例えば、第3レジストフィルム230は、剥離工程で除去することができる。第3レジストフィルム230が除去されると、第1金属層121上には金属パターン140が形成されることができる。金属パターン140は、金属ポスト130よりも断面上における厚さが薄いことができる。
【0042】
図5cを参照すると、第1金属層121上に第1金属層121を露出させる第1開口210h及び第2開口220hを有する第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を形成する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、金属パターン140の少なくとも一部を埋め込むことができる。金属パターン140の一部は、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を形成する際に整合用のマークとして用いられることができる。
【0043】
図5dを参照すると、第1開口210h及び第2開口220hを通じて露出した第1金属層121上に第1開口210h及び第2開口220hのそれぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層131を形成する。第2金属層131は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第2金属層131は、第1開口210h及び第2開口220hを同時に満たすことができる。第2金属層131は、第3金属層141よりも断面上における厚さが厚いことができる。
【0044】
図5eを参照すると、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を除去する。例えば、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、剥離工程で除去することができる。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220が除去されると、第1金属層121上には第1金属部133及び第2金属部135が一体された形態の金属ポスト130が形成されることができる。金属ポスト130は、金属パターン140よりも断面上における厚さが厚いことができる。
【0045】
図5fを参照すると、第1金属層121の少なくとも一部領域をエッチングする。例えば、第1金属層121のうち金属ポスト130及び金属パターン140が形成されていない領域をエッチングで除去することができる。その結果、金属ポスト130及び金属パターン140の下側にシード金属層120が形成されることができる。
【0046】
一連の工程を通じて上述した一例による印刷回路基板100Aが形成されることができる。上述したように、かかる工程を利用する場合、複数のレジストフィルムを通じた高い厚さのレジストフィルムの提供により露光マージンの不足を克服することができ、また、複数のレジストフィルムの現像後に一度のめっき工程で金属ポストの複数の金属部を同時に形成することができるため、従来の不整合問題も解決することができる。
【0047】
図6は、印刷回路基板の他の一例を概略的に示した断面図である。
【0048】
図面を参照すると、他の一例による印刷回路基板100Bは、絶縁層110、絶縁層110上に配置されたシード金属層120、及びシード金属層120上に配置された第1金属部133と第1金属部133上に配置された第2金属部135とを含む金属ポスト130を含む。必要に応じて、他の一例による印刷回路基板100Bは、シード金属層120上に配置された金属パターン140をさらに含むことができる。
【0049】
一方、金属ポスト130の第1金属部133及び第2金属部135は、互いに境界なく一体化されることができ、断面上における幅が互いに異なることができる。例えば、他の一例では、第1金属部133の断面における幅W1が第2金属部135の断面における幅W2よりも狭いことができる。すなわち、むしろ第1金属部133が第2金属部135よりも幅が狭くてもよい。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。また、シード金属層120は、第1金属部133とは接し第2金属部135とは離隔することができる。このような構造的特徴により、従来問題となった金属ポストとパッドの間の不整合リスクを改善することができる。
【0050】
一方、金属パターン140の断面上における厚さT2は、金属ポスト130より断面上における厚さT1より小さいことができる。このように、金属パターン140は、微細回路パターンであることができ、金属ポスト130は、微細回路パターンのうちパッド部分がポスト部分と一体化されて形成されたものであることができる。金属パターン140のうち一部は、金属ポスト130を形成するための複数層のレジストフィルムを整合するためのマークとして用いられることができる。
【0051】
一方、金属ポスト130の第2金属部135は、断面上においてテーパ状の側面を有することができる。例えば、第2金属部135は、断面上における上側の幅が下側の幅より広いテーパ状の側面を有することができる。
【0052】
それ以外に他の説明、例えば、上述した一例による印刷回路基板100Aで説明した内容は、矛盾しない限り、他の一例による印刷回路基板100Bにも適用されることができ、これに対する重複する説明は省略する。
【0053】
図7a~
図7gは、
図6の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【0054】
図7aを参照すると、一面に第1金属層121が配置された絶縁層110を準備する。第1金属層121は、無電解めっき(または化学めっき)で形成することができる。または、銅箔などを絶縁層110の一面に積層して第1金属層121を形成することもできる。次に、第1金属層121上に第1及び第2レジストフィルム210、220を形成する。第1レジストフィルム210は複数の層で構成されることができる。例えば、第1レジストフィルム210は第1-1レジストフィルム211と第1-2レジストフィルム212を含むことができる。この場合、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、トリプルラミネート工法で形成することができる。例えば、第1金属層121上に三つのドライフィルムレジスト211、212、220を連続で積層する方法で形成するか、または臨時フィルムを用いて三つのドライフィルムレジスト211、212、220を予め積層した後、これを第1金属層121上に一度で積層し臨時フィルムは除去する方法で形成することもできる。第1-1レジストフィルム211及び第1-2レジストフィルム212は、非感光性材料を含むことができ、第2レジストフィルム220は、感光性材料を含むことができる。第1-1レジストフィルム211及び第1-2レジストフィルム212は、例えば、アクリル樹脂を含む非感光性フィルムであることができるが、これに限定されるものではない。第2レジストフィルム220は、例えば、ネガ型のレジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。
【0055】
一方、必要に応じては、第2レジストフィルム220が複数の層で構成されることもできる。例えば、第2レジストフィルム220が第2-1レジストフィルムと第2-2レジストフィルムを含むことができ、第2-1レジストフィルム及び第2-2レジストフィルムは、ネガ型の感光性レジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。
【0056】
図7bを参照すると、第2レジストフィルム220を部分的に露光する。第2レジストフィルム220の露光工程にはマスクを用いることができる。例えば、第2レジストフィルム220がネガ型のレジストフィルムの場合、マスクで覆われていない領域が部分的に露光して選択的に硬化されることができる。
【0057】
図7cを参照すると、露光した第2レジストフィルム220を現像して第2開口220hを形成する。例えば、第2レジストフィルム220がネガ型のレジストフィルムの場合、現像工程によって非露光領域の現像が進行されることができ、現像の結果、第2レジストフィルム220を露出させる第2開口220hが形成されることができる。第2開口220hは、断面上においてテーパ状の側面を有することができる。例えば、第2開口220hは、断面上における上側の幅が下側の幅より広いテーパ状の側面を有することができる。但し、これに限定されるものではない。
【0058】
図7dを参照すると、第2開口220hを通じて露出する第1レジストフィルム210を現像して第1開口210hを形成する。第1レジストフィルム210は、例えば、炭酸ナトリウムのみに反応することができ、現像時間を制御して現像面積を調節することができる。例えば、第1開口210hは、第2開口220hと断面上における幅が異なって形成されることができる。例えば、第1開口210hは、第2開口220hよりも断面上における幅が狭く形成されることができるが、これに限定されるものではない。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。
【0059】
図7eを参照すると、第1開口210h及び第2開口220hを通じて露出した第1金属層121上に第1開口210h及び第2開口220hそれぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層131を形成する。第2金属層131は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第2金属層131は、第1開口210h及び第2開口220hを同時に満たすことができる。
【0060】
図7fを参照すると、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を除去する。例えば、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は剥離工程で除去することができる。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220が除去されると、第1金属層121上には第1金属部133及び第2金属部135が一体された形態の金属ポスト130が形成されることができる。
【0061】
図7gを参照すると、第1金属層121の少なくとも一部領域をエッチングする。例えば、第1金属層121のうち金属ポスト130が形成されていない領域をエッチングで除去することができる。その結果、絶縁層110と金属ポスト130の間にシード金属層120が形成されることができる。
【0062】
一連の過程を通じて上述した他の一例による印刷回路基板100Bの金属ポスト130が形成されることができる。このような工程を利用する場合、複数のレジストフィルムを通じた高い厚さのレジストフィルムの提供により露光マージンの不足を克服することができ、また、複数のレジストフィルムの現像後に一度のめっき工程で金属ポストの複数の金属部を同時に形成することができるため、従来の不整合問題も解決することができる。
【0063】
それ以外に他の説明、例えば、上述した一例による印刷回路基板100Aの金属ポスト130の製造の一例で説明した内容は、矛盾しない限り、他の一例による印刷回路基板100Bの金属ポスト130の製造の一例にも適用されることができ、これに対する重複する説明は省略する。
【0064】
図8a~
図8fは、
図6の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【0065】
図8aを参照すると、一面に第1金属層121が配置された絶縁層110を準備し、第1金属層121上に第1金属層121を露出させる第3開口230hを有する第3レジストフィルム230を形成する。例えば、第1金属層121上にドライフィルムラミネーションの方法などで第3レジストフィルム230を形成し、マスクを用いて第3レジストフィルム230を部分的に露光した後、露光した第3レジストフィルム230を現像して第3開口230hを形成することができる。第3レジストフィルム230は、感光性材料を含むことができ、例えば、ネガ型のレジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。次に、第3開口230hを通じて露出した第1金属層121上に第3開口230hの少なくとも一部を満たす第3金属層141を形成する。第3金属層141は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第3金属層141は、第2金属層131よりも断面上における厚さが薄いことができる。
【0066】
図8bを参照すると、第3レジストフィルム230を除去する。例えば、第3レジストフィルム230は剥離工程で除去することができる。第3レジストフィルム230が除去されると、第1金属層121上には金属パターン140が形成されることができる。金属パターン140は、金属ポスト130よりも断面上における厚さが薄いことができる。
【0067】
図8cを参照すると、第1金属層121上に第1金属層121を露出させる第1開口210h及び第2開口220hを有する第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を形成する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、金属パターン140の少なくとも一部を埋め込むことができる。金属パターン140の一部は、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を形成する際に整合用のマークとして用いられることができる。
【0068】
図8dを参照すると、第1開口210h及び第2開口220hを通じて露出した第1金属層121上に第1開口210h及び第2開口220hそれぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層131を形成する。第2金属層131は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第2金属層131は、第1開口210h及び第2開口220hを同時に満たすことができる。第2金属層131は、第3金属層141よりも断面上における厚さが厚いことができる。
【0069】
図8eを参照すると、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220を除去する。例えば、第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220は、剥離工程で除去することができる。第1レジストフィルム210及び第2レジストフィルム220が除去されると、第1金属層121上には第1金属部133及び第2金属部135が一体化された形態の金属ポスト130が形成されることができる。金属ポスト130は、金属パターン140よりも断面上における厚さが厚いことができる。
【0070】
図8fを参照すると、第1金属層121の少なくとも一部領域をエッチングする。例えば、第1金属層121のうち金属ポスト130及び金属パターン140が形成されていない領域をエッチングで除去することができる。その結果、金属ポスト130及び金属パターン140の下側にシード金属層120が形成されることができる。
【0071】
一連の工程を通じて上述した他の一例による印刷回路基板100Bが形成されることができる。上述したように、このような工程を利用する場合、複数のレジストフィルムを通じた高い厚さのレジストフィルムの提供により露光マージンの不足を克服することができ、また、複数のレジストフィルムの現像後に一度のめっき工程で金属ポストの複数の金属部を同時に形成することができるため、従来の不整合問題も解決することができる。
【0072】
それ以外に他の説明、例えば、上述した一例による印刷回路基板100Aの製造の一例で説明した内容は、矛盾しない限り、他の一例による印刷回路基板100Bの製造の一例にも適用されることができ、これに対する重複する説明は省略する。
【0073】
図9は、印刷回路基板のまた他の一例を概略的に示した断面図である。
【0074】
図面を参照すると、また他の一例による印刷回路基板100Cは、絶縁層110、絶縁層110上に配置されたシード金属層120、及びシード金属層120上に配置された第1金属部133’と第1金属部133’上に配置された第2金属部135’とを含む金属ポスト130’を含む。必要に応じて、また他の一例による印刷回路基板100Cは、シード金属層120上に配置された金属パターン140’をさらに含むことができる。
【0075】
一方、金属ポスト130’の第1金属部133’及び第2金属部135’は互いに境界なく一体化されることができ、断面上における幅が互いに異なることができる。例えば、一例では、第1金属部133’の断面における幅W’1が第2金属部135’の断面における幅W’2よりも広いことができる。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。また、シード金属層120は、第1金属部133’とは接し第2金属部135’とは離隔することができる。このような構造的特徴を通じて、従来問題となった金属ポストとパッドの間の不整合リスクを改善することができる。
【0076】
一方、金属パターン140’の断面上における厚さT’2は、金属ポスト130’の断面上における厚さT’1より小さいことができる。このように、金属パターン140’は、微細回路パターンであることができ、金属ポスト130’は、微細回路パターンのうちパッド部分がポスト部分と一体化されて形成されたものであることができる。金属パターン140’のうち一部は、金属ポスト130’を形成するための複数層のレジストフィルムを整合するためのマークとして用いられることができる。
【0077】
一方、金属ポスト130’の第1金属部133’及び第2金属部135’は、それぞれ断面上においてテーパ状の側面を有することができる。例えば、第1金属部133’及び第2金属部135’は、それぞれ断面上における上側の幅が下側の幅より広いテーパ状の側面を有することができる。制限されない一例として、第1金属部133’のテーパ状の傾きは、第2金属部135’のテーパ状の傾きより大きいことができる。但し、これに限定されるものではない。
【0078】
それ以外に他の説明、例えば、上述した一例による印刷回路基板100A及び他の一例による印刷回路基板100Bで説明した内容は、矛盾しない限り、また他の一例による印刷回路基板100Cにも適用されることができ、これに対する重複する説明は省略する。
【0079】
図10a~
図10gは、
図9の印刷回路基板の金属ポストの製造の一例を概略的に示した工程図である。
【0080】
図10aを参照すると、一面に第1金属層121が配置された絶縁層110を準備する。第1金属層121は、無電解めっき(または化学めっき)で形成することができる。または、銅箔などを絶縁層110の一面に積層して第1金属層121を形成することもできる。次に、第1金属層121上に第1レジストフィルム210’を形成する。第1レジストフィルム210’は、ドライフィルムラミネーションの方法などで形成されることができる。第1レジストフィルム210’は、感光性材料を含むことができる。例えば、第1レジストフィルム210’は、ネガ型のレジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。次に、第1レジストフィルム210’を部分的に露光する。第1レジストフィルム210’の露光工程にはマスクを用いることができる。例えば、第1レジストフィルム210’がネガ型のレジストフィルムの場合、マスクで覆われていない領域が部分的に露光して選択的に硬化されることができる。
【0081】
図10bを参照すると、露光した第1レジストフィルム210’上に第2レジストフィルム220’を形成する。第2レジストフィルム220’は、ドライフィルムラミネーションの方法などで形成されることができる。第2レジストフィルム220’は、感光性材料を含むことができる。例えば、第2レジストフィルム220’は、ネガ型のレジストフィルムであることができるが、これに限定されるものではない。
【0082】
図10cを参照すると、第2レジストフィルム220’を部分的に露光する。第2レジストフィルム220’の露光工程にはマスクを用いることができる。例えば、第2レジストフィルム220’がネガ型のレジストフィルムの場合、マスクで覆われていない領域が部分的に露光して選択的に硬化されることができる。第2レジストフィルム220’の露光時間は、第1レジストフィルム210’の露光時間と異なることができる。露光時間を制御して硬化面積を調節することができ、その結果、後述する現像工程で断面上における幅が互いに異なる開口210’h、220’hが形成されることができる。例えば、第2レジストフィルム220’の露光時間が第1レジストフィルム210’の露光時間より長いことができ、この場合、第2レジストフィルム220’の硬化面積がさらに広くなり、後述する現像工程後に断面上における第1開口210’hの幅が第2開口220’hの幅より広いことができる。一方、これと反対に露光時間などを制御する場合、後述する現像工程後に反対に断面上における第1開口210’hの幅が第2開口220’hの幅より狭くてもよい。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。
【0083】
図10dを参照すると、露光した第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’を現像して第1開口210’h及び第2開口220’hを形成する。例えば、第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’がネガ型のレジストフィルムの場合、現像工程によって非露光領域の現像が進行されることができ、現像の結果、第1金属層121を露出させる第1開口210’h及び第2開口220’hが形成されることができる。第1開口210’h及び第2開口220’hは、それぞれ断面上においてテーパ状の側面を有することができる。例えば、第1開口210’h及び第2開口220’hは、それぞれ断面上における上側の幅が下側の幅より広いテーパ状の側面を有することができる。制限されない一例として、第1開口210’hのテーパ状の傾きは、第2開口220’hのテーパ状の傾きより大きいことができる。但し、これに限定されるものではない。第1開口210’hは、第2開口220’hと断面上における幅が異なって形成されることができる。例えば、第1開口210’hは、第2開口220’hよりも断面上における幅が広く形成されることができるが、これに限定されるものではない。もし断面における幅が一定でない場合は、平均幅を比較することができる。
【0084】
図10eを参照すると、第1開口210’h及び第2開口220’hを通じて露出した第1金属層121上に第1開口210’h及び第2開口220’hそれぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層131’を形成する。第2金属層131’は、電解めっき(または電気めっき)で形成することができる。第2金属層131’は、第1開口210’h及び第2開口220’hを同時に満たすことができる。
【0085】
図10fを参照すると、第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’を除去する。例えば、第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’は剥離工程で除去することができる。第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’が除去されると、第1金属層121上には第1金属部133’及び第2金属部135’が一体化された形態の金属ポスト130’が形成されることができる。
【0086】
図10gを参照すると、第1金属層121の少なくとも一部領域をエッチングする。例えば、第1金属層121のうち金属ポスト130’が形成されていない領域をエッチングで除去することができる。その結果、絶縁層110と金属ポスト130’の間にシード金属層120が形成されることができる。
【0087】
一連の工程を通じて、上述したまた他の一例による印刷回路基板100Cの金属ポスト130’が形成されることができる。このような工程を利用する場合、複数のレジストフィルムを通じた高い厚さのレジストフィルムの提供により露光マージンの不足を克服することができ、また、複数のレジストフィルムの現像後に一度のめっき工程で金属ポストの複数の金属部を同時に形成することができるため、従来の不整合問題も解決することができる。
【0088】
それ以外に他の説明、例えば、上述した一例による印刷回路基板100Aの金属ポスト130の製造の一例及び他の一例による印刷回路基板100Bの金属ポスト130の製造の一例で説明した内容は、矛盾しない限り、また他の一例による印刷回路基板100Cの金属ポスト130’の製造の一例にも適用されることができ、これに対する重複する説明は省略する。
【0089】
図11a~
図11fは、
図9の印刷回路基板の製造の一例を概略的に示した工程図である。
【0090】
図11aを参照すると、一面に第1金属層121が配置された絶縁層110を準備する。次に、第1金属層121上に第1レジストフィルム210’を形成する。次に、第1レジストフィルム210’を部分的に露光する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。第1レジストフィルム210’を部分的に露光する際に、第1開口210’hだけでなく、後述する第3開口210”hのための露光も進行することができる。
【0091】
図11bを参照すると、露光した第1レジストフィルム210’上に第2レジストフィルム220’を形成する。次に、第2レジストフィルム220’を部分的に露光する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。第2レジストフィルム220’を部分的に露光する際、第2開口220’hだけでなく、後述する第4開口220”hのための露光も進行することができる。
【0092】
図11cを参照すると、露光した第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’を現像して第1開口210’h及び第2開口220’hを形成する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。第1開口210’h及び第2開口220’hを形成する際、第3開口210”h及び第4開口220”hも形成することができる。例えば、現像工程によって第1レジストフィルム210’を貫通して第1金属層121を露出させる第3開口210”hと第2レジストフィルム220’を貫通して第3開口210”hを露出させる第4開口220”hが形成されることができる。次に、第1開口210’h及び第2開口220’hを通じて露出した第1金属層121上に第1開口210’h及び第2開口220’hそれぞれの少なくとも一部を満たす第2金属層131’を形成する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。第2金属層131’を形成する際、第3開口210”h及び第4開口220”hを通じて露出した第1金属層121上に第3開口210”h及び第4開口220”hそれぞれの少なくとも一部を満たす第3金属層141’も形成することができる。めっき工程により、第2金属層131’と第3金属層141’は同時に形成されることができる。よって、従来に比べて工程数を減少させることができる。めっき工程により、めっき層の一部は、第2レジストフィルム220’の上面をカバーすることができる。
【0093】
図11dを参照すると、第2金属層131’及び第3金属層141’それぞれの少なくとも一部をエッチングする。エッチングとしてはクィックエッチング(Quick Etching)を用いることができ、これを通じてめっき層が一部除去されることができる。エッチングにより、第3金属層141’の断面上における厚さが第2金属層131’の断面上における厚さより薄くなることができる。
【0094】
図11eを参照すると、第1レジストフィルム210’及び第2レジストフィルム220’を除去する。これについては上述した金属ポストの製造工程を参照することができ、これに対する重複する説明は省略する。その結果、第1金属層121上には、第1金属部133’及び第2金属部135’が一体化された形態の金属ポスト130’及び金属ポスト130’より断面上における厚さが薄い金属パターン140’が形成されることができる。
【0095】
図11fを参照すると、第1金属層121の少なくとも一部領域をエッチングする。例えば、第1金属層121のうち金属ポスト130’及び金属パターン140’が形成されていない領域をエッチングで除去することができる。その結果、金属ポスト130’及び金属パターン140’の下側にシード金属層120が形成されることができる。
【0096】
一連の工程を通じて、上述したまた他の一例による印刷回路基板100Cが形成されることができる。上述したように、このような工程を利用する場合、複数のレジストフィルムを通じた高い厚さのレジストフィルムの提供により露光マージンの不足を克服することができ、また、複数のレジストフィルムの現像後に一度のめっき工程で金属ポストの複数の金属部を同時に形成することができるため、従来の不整合問題も解決することができる。
【0097】
それ以外に他の説明、例えば、上述した一例による印刷回路基板100Aの製造の一例及び上述した他の一例による印刷回路基板100Bの製造の一例で説明した内容は、矛盾しない限り、また他の一例による印刷回路基板100Cの製造の一例にも適用されることができ、これに対する重複する説明は省略する。
【0098】
本発明において、断面上における意味は、対象物を垂直に切断した際の断面形状、または対象物を側面から見た際の断面形状を意味することができる。また、平面上における意味は、対象物を水平に切断した際の形状、または対象物を上側または下側から見た際の平面形状であることができる。
【0099】
本発明において、「下側」、「下部」、「下面」などは、便宜上図面の断面を基準として有機インタポーザを含む半導体パッケージの実装面に向かう方向を意味するもので使用し、「上側」、「上部」、「上面」などは、その反対方向に使用した。但し、これは説明の便宜上方向を定義したもので、特許請求の範囲の権利範囲がかかる方向に対する記載により特に限定されるものではないことは言うまでもない。
【0100】
本発明で「連結される」という意味は、直接連結されたものだけでなく、接着剤層などを通じて間接的に連結されたものを含む概念である。また、「電気的に連結される」という意味は、物理的に連結された場合と連結されていない場合をいずれも含む概念である。また、「第1」、「第2」などの表現は、一構成要素と他の構成要素を区分づけるために使用され、当該構成要素の順序及び/または重要度などを限定しない。場合によっては権利範囲を逸脱しない限り、第1構成要素は第2構成要素と命名されてもよく、同様に第2構成要素は第1構成要素と命名されてもよい。
【0101】
本発明で使用された「一例」という表現は、互いに同一の実施形態を意味せず、それぞれ互いに異なる固有な特徴を強調して説明するために提供されたものである。しかし、上記提示された一例は、他の一例の特徴と結合して実現されることを排除しない。例えば、特定の一例で説明された事項が他の一例で説明されていなくとも、他の一例でその事項と反対または矛盾する説明がない限り、他の一例と関連した説明として理解されることができる。
【0102】
本発明で使用された用語は、単に一例を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとする意図ではなく、単数の表現は文脈上明らかに異なって意味しない限り、複数の表現を含む。
【符号の説明】
【0103】
100A、100B、100C:印刷回路基板
110:絶縁層
120:シード金属層
121:第1金属層
130、130’:金属ポスト
131、131’:第2金属層
133、133’:第1金属部
135、135’:第2金属部
140、140’:金属パターン
141、141’:第3金属層
210、210’:第1レジストフィルム
210h、210’h:第1開口
211:第1-1レジストフィルム
212:第1-2レジストフィルム
220、220’:第2レジストフィルム
220h、220’h:第2開口
230:第3レジストフィルム
230h:第3開口
1000:電子機器
1010:メインボード
1020:チップ関連部品
1030:ネットワーク関連部品
1040:その他の部品
1050:カメラモジュール
1060:アンテナモジュール
1070:ディスプレイ
1080:バッテリ
1090:信号ライン
1100:スマートフォン
1110:マザーボード
1120:部品
1121:部品パッケージ
1130:カメラモジュール
1140:スピーカー