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  • 特開-通信装置および情報処理方法 図1
  • 特開-通信装置および情報処理方法 図2
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  • 特開-通信装置および情報処理方法 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023158457
(43)【公開日】2023-10-30
(54)【発明の名称】通信装置および情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 60/04 20090101AFI20231023BHJP
   H04W 56/00 20090101ALI20231023BHJP
   H04W 4/38 20180101ALI20231023BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20231023BHJP
【FI】
H04W60/04
H04W56/00 110
H04W4/38
H04M11/00 301
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022068312
(22)【出願日】2022-04-18
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148275
【弁理士】
【氏名又は名称】山内 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100142745
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 世子
(72)【発明者】
【氏名】河野 正司
(72)【発明者】
【氏名】中原 正守
【テーマコード(参考)】
5K067
5K201
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067BB27
5K067DD30
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067FF05
5K067HH21
5K067JJ68
5K201BA02
5K201CC01
5K201CC04
5K201EC08
5K201ED09
(57)【要約】
【課題】効率的に基地局から現在時刻を取得することが可能な通信端末を提供する。
【解決手段】基地局300と通信するための無線通信モジュール120と、制御部110と、を備える通信装置100が提供される。制御部110は、所定の条件が満たされた際に、無線通信モジュール120にTAU(Tracking Area. Update)を実行するように指示する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局と通信するための無線通信モジュールと、
制御部と、を備える通信装置であって、
前記制御部は、所定の条件が満たされた際に、前記無線通信モジュールにTAU(Tracking Area. Update)を実行するように指示する、通信装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記無線通信モジュールを利用して所定のサーバに定期的にデータをアップロードし、
所定の期間が経過するたびに、あるいは所定の回数のアップロードのたびに、前記無線通信モジュールにTAUを実行するように指示する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記無線モジュールに、前記TAUの実行後に前記アップロードを実行させる、請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記無線モジュールに、前記アップロードの実行後に前記TAUを実行させる、請求項2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通信モジュールは、前記基地局からEMM情報を取得すると、その旨を前記制御部に伝達し、
前記制御部は、前記通信モジュールが前記基地局からEMM情報を取得すると、前記期間または前記回数のカウントをリセットする、請求項2に記載の通信装置。
【請求項6】
通信装置における情報処理方法であって、
制御部が、所定の条件が満たされた際に、無線通信モジュールにTAU(Tracking Area. Update)を実行するように指示するステップと、
前記無線通信モジュールは、前記指示を受け付けると、基地局に対してTAUを実行するステップとを備える情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置の技術に関し、特に検針結果や測定結果やその他の情報を無線通信によってサーバにアップロードするための通信装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、検針結果や測定結果やその他の情報を無線通信によってサーバにアップロードする通信装置が知られている。たとえば、特開2017-130846号公報(特許文献1)には、無線テレメータシステム及び中継装置が開示されている。特許文献1によると、メータが接続される複数の無線機、及び、複数の無線機と無線網を介して通信可能であると共に、無線網とは異なる通信網に接続された通信装置と通信可能である中継装置を備え、無線機に接続されたメータによる計測結果と、送信元を識別するメータの識別子とを含み、メータから前記通信装置へ送信されるべきパケットを無線機及び中継装置が中継する無線テレメータシステムにおいて、中継装置は、無線網内で各無線機を識別する無線機番号と、各無線機に接続されたメータの識別子とを関連付けて記憶する記憶部と、受信したパケットに含まれるメータの識別子を、識別子に関連付けて前記記憶部に記憶されている無線機番号に書き換えたパケットを生成するパケット生成部と、生成したパケットを通信装置へ送信する送信部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-130846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、効率的に基地局から現在時刻を取得することが可能な通信端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある態様に従うと、基地局と通信するための無線通信モジュールと、制御部と、を備える通信装置が提供される。制御部は、所定の条件が満たされた際に、無線通信モジュールにTAU(Tracking Area. Update)を実行するように指示する。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、効率的に基地局から現在時刻を取得することが可能な通信端末が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。
図2】第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の情報処理を示すしーケンス図である。
図3】第1の実施の形態にかかる通信装置の制御処理を示すフローチャートである。
図4】第3の実施の形態にかかる通信装置の制御処理を示すフローチャートである。
図5】第4の実施の形態にかかる通信装置の制御処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
【0009】
本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、通信装置100と、メータ200と、基地局装置300と、センタサーバ400とを含む。
【0010】
メータ200は、ガスや水道の使用量を検針するものである。メータ200は、測定結果を通信装置100に伝達する。
【0011】
通信装置100は、メータ200に接続されるものであって、メータ200の測定値を取得して、LTE(Long Term Evolution)などの無線通信によって測定値と測定日時とを基地局装置300に送信するものである。また、本実施の形態の通信装置100は、メータ200に後付けで接続可能な装置であって、バッテリーで駆動されるものである。特に本実施の形態においては、通信装置100の通信モジュール120は、定期的に、あるいは所定のタイミングで、基地局装置300に対してTAU(Tracking Area. Update)を実行することによって、現在通信可能な基地局装置300を特定したり通信装置100をサービスに登録したり、基地局装置300から正確な現在時刻情報を取得したりするものである。
【0012】
基地局装置300は、各種の通信キャリアが構築している移動体通信網の末端を構成するものであって、複数の通信装置100とLTEなどの無線通信を行うものである。本実施の形態においては、基地局装置300は、キャリア網やインターネットを介して、通信装置100からのデータをセンタサーバ400に伝達する。また、基地局装置300は、定期的に、所定のサーバなどから正確な現在時刻情報を取得して、通信装置100に提供したり、通信可能範囲内にある通信装置100を特定したりする。
【0013】
センタサーバ400は、インターネットやキャリア網を介して、水道やガスなどの各種のサービスで利用される複数の通信装置100からメータ200の検針結果を取得して、それらをデータベースに格納したり、ユーザ毎の利用料金を算出したりする。
【0014】
特に本実施の形態においては、通信装置100が、様々な理由によって、現在時刻の取得が長期間行われていない可能性があることを鑑みて、制御マイコン110が、所定の条件が満たされた際に、通信モジュール120にTAUを実行するように命令するものである。
【0015】
このように、本実施の形態に係る通信装置100に関しては、制御用のメインのコンピュータが、通信モジュール120にTAUの実行命令を与えるため、通信モジュール120による時刻の取得が正常に行われていない場合であっても、通信モジュール120が定期的に正確な時刻を基地局装置300から取得することができるものである。
【0016】
以下では、図2を参照しながら、本実施の形態にかかる、ネットワークシステム1全体における情報処理の流れについて説明する。
【0017】
まず初めに、通信装置100は、メータ200に取り付けられた際などに、サーバ400に対する開通処理を行う。より詳細には、通信装置100は、基地局装置300を介してLTE網に対する接続(Attach)処理を行う(ステップS102)。これによって、LTE網や通信装置100は、通信装置100に対応する基地局装置300を特定することができる。また、この時に、基地局装置300は、現在の日付や時刻が含まれるEMM情報を通信装置100に送信する。これによって、通信装置100は、時刻を同期することができる。
【0018】
続いて、通信装置100の指示に従って(ステップS112)、メータ200は検針値を通信装置100に伝達する(ステップS114)。
【0019】
通信装置100は、基地局装置300に接続することによって、今回の検針値と現在時刻とをサーバ400に発呼する(ステップS116,S118)。サーバ400は、検針値と現在時刻とを通信装置100やメータ200やユーザに対応付けてデータベースに格納する。
【0020】
その後、通信装置100は、第1の期間毎、たとえば、数時間毎などに、発呼処理を繰り返す(ステップS130)。すなわち、通信装置100やメータ200などは、定期的に、ステップS112からステップS118の処理を実行する。
【0021】
特に本実施の形態においては、前回のAttach処理から所定の期間が経過すると、通信装置100は、たとえばメータ200から検針値を取得した際などに(ステップS114)、基地局装置300にTAU(Tracking Area. Update)を実行する(ステップS142)。基地局装置300は、TAUの回答を通信装置100に送信し(ステップS144)、現在の日付や時刻が含まれるEMM情報を通信装置100に送信してから通信を切断する(ステップS146)。これによって、通信装置100は、時刻を同期することができる。
【0022】
通信装置100は、基地局装置300に接続することによって、今回の検針値と現在時刻とをサーバ400に発呼する(ステップS116,S118)。サーバ400は、検針値と現在時刻とを通信装置100やメータ200やユーザに対応付けてデータベースに格納する。
【0023】
その後も、通信装置100は、第1の期間毎に、発呼処理すなわちステップS112,S114,S116,S118の処理を実行する。そして、通信装置100は、第2の期間毎、たとえば数日毎などに、TAU処理すなわちステップS142,S144の処理を実行する。
【0024】
以下では、図3を参照して、本実施の形態にかかる、通信装置100の制御マイコン110の情報処理について説明する。より詳細には、マイコン110のプロセッサが、メモリの制御プログラムに従って、以下の処理を実行する。
【0025】
マイコン110は、前回の検針から第1の期間が経過したか否かを判断する(ステップS152)。
【0026】
前回の検針から第1の期間が経過した場合(ステップS152にてYESである場合)、マイコン110は、外部インターフェイスを介して、メータ200から検針値を取得する(ステップS154)。この時に、マイコン110は、第1の期間のためのタイマーをリセットする。
【0027】
マイコン110は、前回のマイコン110から通信モジュール120へのTAUの指示から、第2の期間が経過したか否かを判断する(ステップS158)。
【0028】
第2の期間が経過している場合(ステップS158にてYESである場合)、マイコン110は、通信モジュール120にTAUを実行するように命令する(ステップS160)。これによって、通信モジュール120は、無線インターフェイス121を介して基地局装置300にTAUを実行する。これによって、通信モジュール120は、基地局装置300から現在の日付情報と時刻情報とを含むEMM情報を取得して内部の時計やタイマーを更新する。なお、この時に、マイコン110は、第2の期間のためのタイマーをリセットする。
【0029】
第2の期間が経過していない場合(ステップS158にてNOである場合)、あるいは通信モジュール120によるTAU処理が完了した後に、マイコン110は、通信モジュール120に対して検針値をサーバ400にアップロードするように命令する(ステップS162)。これによって、通信モジュール120は、無線インターフェイス121を介して基地局装置300に検針値と現在日時とを送信する。なお、この時に、マイコン110は、第1の期間のためのタイマーをリセットしてもよい。
【0030】
本実施の形態においては、TAUを実行してから検針値の発呼を行うため、当該発呼の際に用いる送信時刻や検針時刻が正確になるというメリットがある。
<第2の実施の形態>
【0031】
上記の実施の形態においては、通信装置100がメータ200に対して後付け可能な装置であったが、通信装置100は、メータ200とは別の装置であって後付けが困難なものであってもよいし、そもそもメータ200と一体型の装置であってもよい。すなわち、通信装置100がメータ200の機能を搭載するものであってもよい。
<第3の実施の形態>
【0032】
上記の実施の形態においては、第2の期間が経過するたびに、制御マイコン110が、通信モジュール120にTAUの実行を命令するものであったが、所定の回数の検針を行うたびに制御マイコン110が通信モジュール120にTAUの実行を命令したり、所定の回数のサーバ400への発呼を行うたびに制御マイコン110が通信モジュール120にTAUの実行を命令したりしてもよい。
【0033】
たとえば、図4に示すように、マイコン110は、メータ200から検針値を取得すると(ステップS154)、検針回数を+1する(ステップS256)。
【0034】
マイコン110は、検針回数が所定値に達すると(ステップS258)、通信モジュール120にTAUを実行するように命令する(ステップS160)。これによって、通信モジュール120は、無線インターフェイス121を介して基地局装置300にTAUを実行する。すなわち、通信モジュール120は、基地局装置300から現在の日付情報と時刻情報とを含むEMM情報を取得して、自身の時計やタイマーを更新する。なお、この時に、マイコン110は、検針回数をリセットする。
<第4の実施の形態>
【0035】
上記の実施の形態においては、TAUを実行してから発呼を行うものであったが、発呼後にTAUを実行してもよい。以下では、図5を参照して、本実施の形態にかかる、通信装置100の制御マイコン110の情報処理について説明する。より詳細には、マイコン110のプロセッサが、メモリのプログラムに従って、以下の処理を実行する。
【0036】
マイコン110は、前回の検針から第1の期間が経過したか否かを判断する(ステップS152)。
【0037】
前回の検針から第1の期間が経過した場合(ステップS152にてYESである場合)、マイコン110は、外部インターフェイスを介して、メータ200から検針値を取得する(ステップS154)。この時に、マイコン110は、第1の期間のためのタイマーをリセットする。
【0038】
マイコン110は、通信モジュール120に対して検針値をサーバ400にアップロードするように命令する(ステップS356)。これによって、通信モジュール120は、無線インターフェイス121を介して基地局装置300に検針値と現在日時とを送信する。なお、この時に、マイコン110は、第1の期間のためのタイマーをリセットしてもよい。
【0039】
マイコン110は、前回のマイコン110によるTAUの指示から、第2の期間が経過したか否かを判断する(ステップS158)。
【0040】
第2の期間が経過している場合(ステップS158にてYESである場合)、マイコン110は、通信モジュール120にTAUを実行するように命令する(ステップS160)。これによって、通信モジュール120は、無線インターフェイス121を介して基地局装置300にTAUを実行する。すなわち、通信モジュール120は、基地局装置300から現在の日付情報と時刻情報とを含むEMM情報を取得して、自身の時計やタイマーを更新する。なお、この時に、マイコン110は、第2の期間のためのタイマーをリセットする。
【0041】
第2の期間が経過していない場合(ステップS158にてNOである場合)、TAUが行われずに、基地局装置300との通信が切断される。
【0042】
本実施の形態においては、通信装置100が検針値を送信してからそのままTAUを実行するものであるため、基地局装置300との通信接続が切断されることなく、発呼とTAUを実行することができる可能性が高い。より詳細には、基地局装置300は、通信装置100からのTAUを受けた場合は、通信装置100にEMM情報を送信した後、すぐに通信装置100との通信を切断してしまう可能性が高いが、通信装置100からサーバ400への接続がされた場合は、基地局装置300が通信装置100との通信をすぐに切断しないため、通信接続を開始する回数が少なくて済む。すなわち、本実施の形態においては、通信装置100が省電力でEMM情報を取得することができるものである。
<第5の実施の形態>
【0043】
上記の実施の形態に加えて、通信モジュール120は、基地局装置300からEMM情報を取得した際に、その旨の情報を制御マイコン110に伝える構成であってもよい。この場合は、制御マイコン110は、当該情報に基づいて、ステップS158の第2の期間のカウント値や、ステップS256の検針回数のカウント値をリセットすることが好ましい。
<第6の実施の形態>
【0044】
上記の実施の形態においては、通信装置100は、検針結果を取得する度に、サーバ400に検針値を発呼するものであった。しかしながら、このような形態には限られない。通信装置100の制御マイコン110は、所定の個数の検針結果が蓄積されるたびに、通信モジュール120に当該情報のアップロードを命令してもよい。
<第7の実施の形態>
【0045】
上記の実施の形態においては、メータ200や通信装置100が、ガスや水道の使用量を検針するものであった。しかしながら、上記の実施の形態の構成を利用できるのは、このような検針システムには限られない。たとえば、振動を検知したり、現在位置を取得したり、それらの情報を基地局装置300を介してサーバ400にアップロードしたりする盗難防止装置に適用することもできる。また、購入情報などを基地局装置300を介してサーバ400にアップロードするための飲料やお菓子やその他の商品の自動販売機などに適用することもできる。また、消耗品など残量や使用料を、定期的、または使用の度に測定して、サーバにアップロードするような装置にも利用することができる。
<まとめ>
【0046】
上記の実施の形態においては、基地局と通信するための無線通信モジュールと、制御部と、を備える通信装置が提供される。制御部は、所定の条件が満たされた際に、無線通信モジュールにTAU(Tracking Area. Update)を実行するように指示する。
【0047】
好ましくは、制御部は、無線通信モジュールを利用して所定のサーバに定期的にデータをアップロードし、所定の期間が経過するたびに、あるいは所定の回数のアップロードのたびに、無線通信モジュールにTAUを実行するように指示する。
【0048】
好ましくは、制御部は、無線モジュールに、TAUの実行後にアップロードを実行させる。
【0049】
好ましくは、制御部は、無線モジュールに、アップロードの実行後にTAUを実行させる。
【0050】
好ましくは、通信モジュールは、基地局からEMM情報を取得すると、その旨を制御部に伝達する。制御部は、通信モジュールが基地局からEMM情報を取得すると、期間または回数のカウントをリセットする。
【0051】
上記の実施の形態においては、通信装置における情報処理方法が提供される。方法は、制御部が、所定の条件が満たされた際に、無線通信モジュールにTAU(Tracking Area. Update)を実行するように指示するステップと、無線通信モジュールは、指示を受け付けると、基地局に対してTAUを実行するステップとを備える。
【0052】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0053】
1 :ネットワークシステム
100 :通信装置
110 :制御マイコン
120 :通信モジュール
121 :無線インターフェイス
200 :メータ
300 :基地局装置
400 :センタサーバ
図1
図2
図3
図4
図5