(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023158624
(43)【公開日】2023-10-30
(54)【発明の名称】組立箱
(51)【国際特許分類】
B65D 5/66 20060101AFI20231023BHJP
B65D 5/20 20060101ALI20231023BHJP
【FI】
B65D5/66 311G
B65D5/20 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022183203
(22)【出願日】2022-11-16
(31)【優先権主張番号】P 2022068457
(32)【優先日】2022-04-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (1)2022年10月26日~同年10月27日に,SHIMANAMI PACK 2022 ~しまなみPACK2022~にて,広島県立ふくやま産業交流館 福山ビッグローズにて,株式会社コパックスが展示
(71)【出願人】
【識別番号】509157797
【氏名又は名称】マイボックス普及企業組合
(74)【代理人】
【識別番号】100110652
【弁理士】
【氏名又は名称】塩野谷 英城
(72)【発明者】
【氏名】栗林 秀之
【テーマコード(参考)】
3E060
【Fターム(参考)】
3E060AA03
3E060AB13
3E060AB18
3E060AB20
3E060BA05
3E060BB01
3E060CA01
3E060CA13
3E060CA26
3E060DA26
3E060EA06
(57)【要約】
【課題】側面部材の外側に折返し部材と耳部材とを重ねて固定する形態の組立箱において、必要な原反シートの面積を低下させること。
【解決手段】直交するX方向とY方向のXY平面に置かれた底面部材1と、当該底面部材1のX方向及びY方向の両側にそれぞれ延設された側面部材2-5とを備える。また、当該Y方向の側面部材2,3からY方向に延設された折返し部材6,7と、X方向の側面部材4,5からX方向に延設された蓋部材8,9とを有する。更に、当該蓋部材8,9のY方向に延設された耳部材11-14と、Y方向の側面部材2,3に形成され当該側面部材2,3の外側に折返した折返し部材6,7を係止する第1の係止部2a,3aと、耳部材11,12を係止する第2の係止部2b,3bとを備える。そして、折返し部材6,7のY方向の長さL1を耳部材11,12のY方向の長さL2以下に設定する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直交するX方向とY方向のXY平面に置かれた底面部材と、当該底面部材のX方向及びY方向の両側にそれぞれ延設された側面部材と、当該Y方向の側面部材からY方向に延設された折返し部材と、前記X方向の側面部材からX方向に延設された蓋部材と、当該蓋部材のY方向に延設された耳部材と、前記Y方向の側面部材に形成され当該側面部材の外側に折返した前記折返し部材を係止する第1の係止部と、前記耳部材を係止する第2の係止部とを備え、
前記折返部材のY方向の長さが前記耳部材のY方向の長さ以下である、組立箱
【請求項2】
請求項1に記載の組立箱において、
前記X方向の少なくとも一方の側面部材からY方向の両側にフラップを延設すると共に、当該各フラップは前記Y方向の側面部材とこれに係止した前記折返し部材との間に挿抜可能な形状に形成し、当該両側のフラップのY方向の長さを互いに異なる長さに設定した、組立箱。
【請求項3】
前記第2の係止部を前記Y方向の側面部材に形成した請求項1に記載の組立箱。
【請求項4】
前記Y方向の側面部材に形成した一つの係止部が前記第1の係止部と前記第2の係止部とを兼ねる、請求項1に記載の組立箱。
【請求項5】
前記第2の係止部が前記折返し部材のY方向の端縁である、請求項1に記載の組立箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、組立箱(包装容器)に係り、特に、1枚のシートを折って組み立てる、食品用に好適な組立箱に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の従来例として、本願出願人は特許文献1を出願し開示した。当該従来例を
図20及び
図21に示す。
図20は、折り畳み容器の展開シートを示し、組み立てた容器の主に外側に現れる表地を示している。図中実線は山折りを示し、点線は谷折りを示す。
【0003】
組立手順は次の通りである。折り代部材56-59を中央で折って側面部材52,54の外側に重ね、折返し部材63,64を外側に折り返す。これにより、折り代部材56-59を側面部材52,54と折返し部材63,64との間に挟持し、フック63a,64aをスリット52a,54aに係合する。この状態で底面部材51の四方に側面部材52-55が立ち上がり固定され、箱部分が形成される。更に、蓋部材61,62で箱の天面を覆い、耳部材62a,62bに形成されたフック621,621を折返し部材63,64に形成されたスリット63b,64bに係合する。これにより、
図21に示す容器が形成される。
【0004】
しかし、折返し部材63,64の図中Y方向にフック63a,64aとスリット63b,64bとを並べて設ける必要があり、折返し部材63,64のY方向の長さが比較的長くなる。このため、展開シートのY方向の長さが比較的長くなることから、必要とする原反シートの面積が大きくなり、材料費の増大に繋がる不都合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、側面部材の外側に折返し部材と耳部材とを重ねて固定する形態の組立箱において、必要な原反シートの面積を低下させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、以下の構成を採る。即ち、直交するX方向とY方向のXY平面に置かれた底面部材と、当該底面部材のX方向及びY方向の両側にそれぞれ延設された側面部材とを備える。また、当該Y方向の側面部材からY方向に延設された折返し部材と、X方向の側面部材からX方向に延設された蓋部材とを有する。更に、当該蓋部材のY方向に延設された耳部材と、Y方向の側面部材に形成され当該側面部材の外側に折返した折返し部材を係止する第1の係止部と、耳部材を係止する第2の係止部とを備える。そして、折返し部材のY方向の長さを耳部材のY方向の長さ以下に設定する。
【0008】
これによると、展開シートのY方向長さを従来よりも短くすることが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
よって、本発明によれば、側面部材の外側に折返し部材と耳部材とを重ねて固定する形態の組立箱において、必要な原反シートの面積を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、本発明の一実施形態を示す展開シートの構成図。
【
図7】
図7は、本発明の第1変形例を示す展開シートの構成図。
【
図8】
図8は、本発明の第2変形例を示す展開シートの構成図。
【
図9】
図9は、本発明の第3変形例を示す展開シートの構成図。
【
図10】
図10は、本発明の第4変形例を示す展開シートの構成図。
【
図15】
図15は、本発明の第5変形例を示す展開シートの構成図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である組立箱の展開シート構成図であり、組み立てた箱の主に外側に表れる表地(表面図)を示している。図中実線は山折りを示し、点線は谷折りを示す。展開シートの裏面図は表面図と左右対称に表れる。
【0012】
この展開シートは、直交するX方向とY方向のXY平面に置かれた底面部材1と、当該底面部材1のX方向及びY方向の両側にそれぞれ延設された側面部材2-5とを備えている。また、当該Y方向の側面部材2,3からY方向に延設された折返し部材6,7と、X方向の側面部材4,5からX方向に延設された蓋部材8,9とを有する。更に、当該蓋部材8,9のY方向に延設された耳部材11-14と、Y方向の側面部材2,3に形成され当該側面部材2,3の外側に折返した折返し部材6,7を係止する第1の係止部(スリット)2a,3a及び耳部材11,12を係止する第2の係止部(スリット)2b,3bとを備えている。そして、折返し部材6,7のY方向の長さL1が耳部材11,12のY方向の長さL2よりも短く設定されている。
【0013】
また、本実施形態において、X方向の側面部材4,5には、Y方向の両側にフラップ15-18が延設されている。このうち、フラップ17,18は側面部材2,3とこれに係止した折返し部材6,7との間に挿抜可能な形状に形成されている。当該両側のフラップ17,18のY方向の長さL3,L4は、互いに異なる長さに設定されている。
【0014】
これを更に詳述すると、本実施形態において、Y方向の側面部材2,3にはY方向に並んだ2つのスリット2a,2b,3a,3bが形成されている。また、折返し部材6,7には、フック6a,7aが形成されている。折返し部材6,7を折り返して側面部材2,3に重ねたとき、フック6a,7aとスリット2a,3aとがそれぞれ係合可能な位置になるように、それぞれ位置決めがなされている。
【0015】
また、耳部材11,12には、それぞれフック11b,12bが形成されている。耳部材11,12を側面部材2,3に重ねたとき、フック11b,12bとスリット2b,3bとがそれぞれ係合可能な位置になるように、位置決めがなされている。
【0016】
フック11b,12bが形成された側の側面部材4のフラップ15,16は、箱の上方に位置する側の端部が方形に形成され、箱の下方に位置する側の端部は略円弧状に形成されている。一方、反対側の側面部材5のフラップ17,18は、箱の上方に位置する側も、箱の下方に位置する側も、略円弧状に形成されている。フラップ17のY方向の長さL3は、フラップ18のY方向の長さL4よりも短く設定されている。
【0017】
符号19は取手である。本実施形態において、展開シートの材質は紙製であるが、プラスチック材料からなるシート素材や、石灰石からなるシート素材等でもよい。
【0018】
次に、
図1の展開シートの組立手順を説明する。まず、Y方向の側面部材2,3と、フック11b,12bを形成した側の側面部材4とを底面部材1から立ち上げ(図面では奥に山折り)、フラップ15,16を側面部材2,3の外側(箱の外側)に重ねる。この状態で折返し部材6,7を外側に折返し、フック6a,7aをスリット2a,3aに係合させる。これにより、フラップ15,16が側面部材2,3と折返し部材6,7との間に固定され、3枚の側面部材2-4が立ち上がった状態で固定される。この状態を
図2に示す。この状態で上方から又は側方からケーキやドーナツ等の食品を収納するとよい。
【0019】
続いて、X方向の反対側の側面部材5を立ち上げるが、このとき、Y方向の長さが長い方のフラップ18を先に側面部材3と折返し部材7との間に挿し入れ、Y方向の長さが短い方のフラップ17を後から側面部材2と折返し部材6との間に差し入れることができる。このため、両方のフラップを同時に差し入れる組立箱に比べ、組み立てやすい。また、フラップ17,18の箱の上方に位置する側の端部を略円弧状に形成したことから、折返し部材6,7を側面部材2,3に固定した後でも、フラップ17,18を挿し入れることができる。Y方向の長さが長い方のフラップ18を挿し入れた状態を
図3に示す。
【0020】
図3の状態からフラップ17を挿し入れて箱部分を完成し、続いて、フック11b,12bを形成した側とは反対側の蓋部材9を箱部分の開口に被せると
図4の状態になる。このとき、耳部材13,14は箱部分の外側に出す。
【0021】
続いて、フック11b,12bを形成した側の蓋部材8を箱部分の開口に被せ、耳部材11,12を側面部材2,3に重ねる。この状態で、耳部材11,12に形成されたフック11b,12bを側面部材2,3に形成されたスリット2b,3bに係合させる。これにより、蓋部材8が固定される。この状態を
図5に示す。図示のとおり組立箱が完成する。
【0022】
このとき、折返し部材6,7よりも長さが長い耳部材11,12は、折返し部材6,7の少なくとも一部を目隠しした状態で側面部材2,3に固定される。折返し部材6,7は裏地を外側に折り返すため、裏地が箱の外に露出した状態になるが、耳部材11,12によって少なくとも一部が目隠しされる。本実施形態では4枚の耳部材11-14により折返し部材6,7の全体を目隠しするように構成されている。例えば、展開シートの表地だけに意匠が施され裏地が白地のとき、折返し部材の白地の一部又は全部を耳部材で目隠しすることができる。
図11の従来例では、折返し部材63の白地が大きく露出する状態になっているが、本発明により改善される。
【0023】
箱に収納された食品等を取り出す場合、フック11b、12bを形成していない側の蓋部材9だけを開放することが可能である。この状態を
図6に示す。この状態で箱の側方から食品等を取り出すことができる。
【0024】
以上説明した本実施形態によれば、(1)折返し部材6,7のY方向の長さL1を耳部材11,12のY方向の長さL2よりも短く設定することにより、展開シートのY方向長さを従来よりも短くすることが可能となる。よって、側面部材2,3の外側に折返し部材6,7と耳部材11,12とを重ねて固定する形態の組立箱において、必要な原反シートの面積を低下させることができる。
【0025】
また、(2)上記のとおり、展開シートの表地だけに意匠が施され裏地が白地のとき、折返し部材6,7の白地の露出を耳部材11-14で目隠しすることができる。
【0026】
更に、(3)上記のとおり、フラップ17,18を互いに異なる長さにしたので、長い方のフラップ18を先に側面部材3と折返し部材7との間に挿し入れ、Y方向の長さが短い方のフラップ17を後から側面部材2と折返し部材6との間に差し入れることができる。このため、両方のフラップを同時に差し入れる組立箱に比べ、組み立てやすい。このように、種々の効果を奏するものである。
【0027】
図7は本発明の第1変形例を示す展開シートの構成図(表面図)である。展開シートの裏面図は表面図と左右対称に表れる。先の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して重複説明を省略する。この変形例では、先の実施形態から輪郭のデザインを変更している。また、一方の蓋部材8にフックを設けると共に、他方の蓋部材9に第3の係止部としてのスリットを設け、蓋部材同士を係止できるようになっている。このようにしても、上記実施形態と同一の作用効果を奏する。
【0028】
また、
図8は本発明の第2変形例を示す展開シートの構成図(表面図)である。展開シートの裏面図は表面図と左右対称に表れる。先の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して重複説明を省略する。この変形例では、各フラップ15-18の長さを同一に設定している。また、各フラップ15-18の箱の上方に位置する端部の形状を方形にしている。この場合、4枚の側面部材2-5を立ち上げ、すべてのフラップ15-18を側面部材2,3の外側に重ねた状態で折返し部材6,7を折り返し係止する。これにより、4枚の側面部材2-5が固定される。このようにしても上記(1)及び(2)の効果を奏する。
【0029】
また、
図9は本発明の第3変形例を示す展開シートの構成図(表面図)である。展開シートの裏面図は表面図と左右対称に表れる。先の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して重複説明を省略する。この変形例では、各フラップ15-18を隣り合う側面部材2-5の各間にL字状に繋ぐ構成とした。この箱を組み立てると、各L字のフラップ15-18が中折れして2重に重なる。この各フラップ15-18を側面部材2,3と折返し部材6,7の間に挟んで固定することにより、隣り合う側面部材2-5の各間の隙間が塞がれる。これによると、上記(1)及び(2)の効果に加え、収納した食品の粉等が側面部材2-5の各間の隙間から漏れるのを防止することができる。
【0030】
続いて、
図10は、本発明の第4変形例を示す展開シートの構成図(表面図)である。展開シートの裏面図は、表面図と左右対称に表れる。先の実施形態と同一の部分については、同一の符号を付し、重複説明を省略する。この変形例は、上記第3変形例を更に変形したもので、底面部材1のY方向に繋がる側面部材21,31の構造が、先の実施形態及び各変形例における側面部材2,3の構造と異なっている。
【0031】
図1に代表されるように、側面部材2,3には、第1の係止部2a,3aと、第2の係止部2b,3bとが、それぞれ独立した平行なスリットとして設けられていた。これに対し、
図10に示す第4変形例では、側面部材21,22には、それぞれスリット21ab,31abが一つずつ設けられている。そして、各スリット21ab,31abが、第1の係止部と第2の係止部とを兼ねる構造になっている。
【0032】
組立は、
図11に示すように、各側面部材21,31,4,5を底面部材1の周囲に立ち上げた後、
図12に示すように、箱の外に折り出したフラップ16,18を側面部材31と折返し部材7との間に挟み、折返し部材7のフック7aをスリット31abに挿し入れて係止する。反対側の側面部材21についても同様に組み立てる。これにより、
図12の状態となる。続いて、
図13に示すように、蓋部材8,9を閉じ、耳部材12,14を折返し部材7に重ねるが、このとき、耳部材12のフック12bを折返し部材7のフック7aを挿したスリットと同じスリット31abに挿し入れて係止する。反対側も同様に組み立てる。そして、蓋部材8,9のフックとスリットを係止すると、
図14の状態となる。
【0033】
このようにしても、第3変形例と同一の作用効果を奏するほか、側面部材21,31の各一つのスリット21ab,31abが第1の係止部と第2の係止部を兼ねることにより、箱の高さを抑えることが可能となる。
【0034】
続いて、
図15は、本発明の第4変形例を示す展開シートの構成図(表面図)である。展開シートの裏面図は、表面図と左右対称に表れる。先の実施形態と同一の部分については、同一の符号を付し、重複説明を省略する。この変形例は、上記第4変形例を更に変形したもので、第1の係止部(スリット)21a,31aをY方向の側面部材21,31にそれぞれ設けると共に、第2の係止部6b,7bを折返し部材6A,7AのY方向の端縁に切欠として設けている。
【0035】
組立は、
図16に示すように、各側面部材21,31,4,5を底面部材1の周囲に立ち上げた後、
図17に示すように、箱の外に折り出したフラップ16,18を側面部材31と折返し部材7Aとの間に挟み、折返し部材7Aのフック7aをスリット31aに挿し入れて係止する。反対側の側面部材21についても同様に組み立てる。これにより、
図17の状態となる。続いて、
図18に示すように、蓋部材8,9を閉じ、耳部材12,14を折返し部材7Aに重ねるが、このとき、耳部材12のフック12bを、折返し部材7Aの端縁に形成された切欠7bと耳部材14に形成された切欠14bとに引っ掛けて係止する。反対側も同様に組み立てる。そして、蓋部材8,9のフックとスリットを係止すると、
図19の状態となる。
【0036】
このようにしても、第3変形例と同一の作用効果を奏するほか、側面部材21,31に形成するスリットを各一つとし、第2の係止部6b,7bを折返し部材6A,7Aの端縁に設けるので、箱の高さを抑えることが可能となる。
【0037】
ここで、本発明の範囲は、上記各実施形態や変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲であり、当該範囲に該当するものが広く含まれる。
【符号の説明】
【0038】
1 底面部材
2-5,21,31 側面部材
2a,3a,21a,31a 第1の係止部(スリット)
2b,3b 第2の係止部(スリット)
6,7,6A,7A 折返し部材
6a,7a,11b,12b フック
6b,7b 第2の係止部(切欠)
8,9 蓋部材
11-14 耳部材
13b,14b 耳部材の切欠
15-18 フラップ
19 取手
21ab,31ab 第1及び第2の係止部(スリット)