(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023158783
(43)【公開日】2023-10-31
(54)【発明の名称】藍エキス製品
(51)【国際特許分類】
A61K 8/9789 20170101AFI20231024BHJP
A61Q 17/02 20060101ALI20231024BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20231024BHJP
A61Q 19/10 20060101ALI20231024BHJP
A61Q 15/00 20060101ALI20231024BHJP
A61Q 5/02 20060101ALI20231024BHJP
A61K 36/70 20060101ALI20231024BHJP
A61P 31/04 20060101ALI20231024BHJP
A61P 31/12 20060101ALI20231024BHJP
A61P 29/00 20060101ALI20231024BHJP
A61K 31/519 20060101ALI20231024BHJP
【FI】
A61K8/9789
A61Q17/02
A61Q19/00
A61Q19/10
A61Q15/00
A61Q5/02
A61K36/70
A61P31/04
A61P31/12
A61P29/00
A61K31/519
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022068768
(22)【出願日】2022-04-19
(71)【出願人】
【識別番号】516294610
【氏名又は名称】吉田 久幸
(71)【出願人】
【識別番号】516294643
【氏名又は名称】佐々木 健郎
(74)【代理人】
【識別番号】100110560
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 恵三
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 健郎
(72)【発明者】
【氏名】吉田 久幸
(72)【発明者】
【氏名】大友 寛行
(72)【発明者】
【氏名】古川 博志
(72)【発明者】
【氏名】三上 真衣
【テーマコード(参考)】
4C083
4C086
4C088
【Fターム(参考)】
4C083AA111
4C083CC03
4C083CC17
4C083CC20
4C083CC23
4C083CC38
4C083CC39
4C083DD11
4C083DD12
4C083DD23
4C083DD31
4C083EE12
4C083EE14
4C083EE18
4C086AA01
4C086AA02
4C086CB05
4C086MA01
4C086MA04
4C086MA63
4C086NA14
4C086ZB11
4C086ZB33
4C086ZB35
4C088AB12
4C088AC05
4C088BA10
4C088BA33
4C088CA06
4C088MA17
4C088MA28
4C088MA32
4C088MA57
4C088MA63
4C088NA14
4C088ZB11
4C088ZB35
(57)【要約】
【課題】 藍エキスの活用を促進しなければならないこと。
【解決手段】 トリプタンスリン含有藍エキスを用いて様々な製品を開発した。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
トリプタンスリン含有藍エキスを用いた藍エキス製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、藍エキスを用いた藍エキス製品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から特許文献1に開示されたトリプタンスリン含有藍葉エキス製造方法が知られている。当該製造方法では、タデ藍の天日乾燥葉にエタノールを加えてこれを2時間還流し、室温まで自然冷却した後、メッシュ状のフィルタにより葉を濾過する。このようにして得た濾液(藍葉エタノール抽出液)をロータリーエバポレーターにより減圧蒸留し、所定総量まで濃縮する。そして、当該濃縮濾液にブチレングリコールを加えて当該エキスを溶解させトリプタンスリン含有藍葉エキスを得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
藍エキスの活用はまだこれからである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る藍エキス製品は、藍エキスの特性を活用したものである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【発明を実施するための形態】
【0007】
虫よけミサンガ
藍染の糸を用いてネイビーのミサンガを製作する。藍エキスの成分のみを抽出して特定の着色を糸に施したものを用いても良い。
【0008】
にきびニードルパッチ
少なくともニードルの先端に藍エキスを含浸させる。抗炎症作用によりにきびを沈静化する。普通のパッチよりも藍エキスが内部に浸透しやすいものとなる。
【0009】
クッション下地
抗炎症作用の化粧下地である。藍エキスが含まれており、塗布しただけで十分な効果が得られる。日焼け止めの効果がある。また、色付きとすることでファンデーションが不要となる。
【0010】
布ナプキン、経血ショーツ
使い切りタイプのナプキンは蒸れが生じたり、かぶれが生じることがある。また経済的でない。肌に触れる面に藍エキスを含浸させておき、かぶれを防止する。藍の成分で匂いを防止する。また使いまわしができるので経済的である。
【0011】
アロマキャンドル・ストーンアロマ
ストーンに藍エキスを含浸させておく。徐々に揮発して空気中に藍エキスを放出することで部屋の環境を改善する。キャンドルは、燃焼中に空気中に藍エキスを放出することで消臭効果や精神的なリラックス感を生じさせる。また、香りを付与することもできる。
【0012】
抗菌ジェルハンドクリーム
藍エキスによる抗菌作用を期待できる。手あれを防止して抗炎症作用を得られる。
ジェルタイプはパソコンに触ったりできるため便利である。
【0013】
ボトル乾燥スティック
飲料水等を入れるボトルの中に挿入する。スティックはセラミックや珪藻土で表面に藍エキスを含侵させる。ボトル内の乾燥と、除菌抗菌効果が得られる。
【0014】
台所用洗剤、洗剤類に使用できる。これらの中に藍エキスの成分を入れる。
【0015】
お米当番
藍エキスを含む素材を米櫃に入れて米虫を忌避する。例えば紙の袋に藍エキスを含ませて、或いは木材等に含侵させたものを紙の袋に入れて、これを米櫃に配置する。
【0016】
絆創膏
絆創膏の傷部分に当てる布部分に対して藍エキスを含ませることで、傷の部分を抗菌し、治癒効果を高める。
【0017】
加湿器
加湿器のタンクに藍エキスを入れることで藍エキスを噴霧して部屋の内部環境を改善する。
【0018】
藍スプレー
手の消毒を行うスプレーに藍エキスを入れる。当該スプレーは、装置の下に手をかざすことで自動的に噴霧を行う一般的なものである。
【0019】
シロアリ対策テープ
このテープはホルダに巻かれておりテープは不織布からなり、表面には藍エキスが染み込まされている。裏面にはのりが設けられその裏面には離型紙が設けられる。
このテープを床下の柱や白蟻の移動箇所に貼り付けることで白蟻を防止できる。
白蟻は藍エキスの成分を忌避する性質がある。
このテープは定期的に交換してもよい。また床下のみならず倉庫の露出した柱などに貼り付けてもよい。
藍エキスは、特許6389492号に記載の方法により抽出したものを使用するのが好ましい。
【0020】
藍エキスの塗布具
ボトル内には所定の濃度に希釈された藍エキスが入っている。ボトルはPPTなどの素材で良い。先端には、刷毛が設けられる。刷毛の内側にはボトルから藍エキスが導入される。そして刷毛の毛に毛細管現象によりつたわる。このまま材木に塗布する。
例えば、家の構造材である材木の全てに使用できる。特に、無垢の木材に使用することで白蟻の被害や腐食菌による腐食防止できる。このような藍エキスを塗布または所定の深さまで染み込ませた木材は、耐腐食性が高いものとなる。
【0021】
ゴミ箱
ゴミ箱の蓋の裏側に不織布が設けられ、この不織布には藍エキスを噴霧できる。
藍エキスはスプレーにより塗布する。定期的に噴霧するようにする。このゴミ箱では、例えば生ごみを入れて蓋を閉じておくことで藍エキスが蒸発して匂いを防止する。
蓋にボトルを取り付け、先端から噴霧できるようにし、蓋の裏側からゴミ箱本体の中に藍エキスを噴霧する。噴霧は、ボトルを潰すように握って押し出す。これにより、生ごみの表面に藍エキスが噴霧されるので匂いを防止できる。
【0022】
藍エキス吐出装置
本体には藍エキスを入れる空間が設けられ、空間には吐出部に送る管が設けられる。管は、吐出用のインジェクターに接続される。インジェクターは積層型のピエゾによりノズル穴に対し藍エキスを押し、外部に噴出させる。ピエゾの動作は制御装置により制御する。塗布装置は、例えばりんごの所定箇所に対して藍エキスを塗布することができる。画像処理によりりんごの表面のダメージがあると思われる場所を特定し、または切り取った枝の端部を認識して特定しこの部分に位置決めを行い、吐出する。位置決めはアクチュエータで行いこれを制御装置で制御する。
【0023】
塗布ボックス
所定の大きさの塗布ボックスの入口と出口にフラップ式の開閉可能な出入り口が設けられる。または、当該出口にエアシャッターが設けられる。別に設けた希釈した藍エキスを入れる噴霧装置の本体があり、この本体は水槽になっており底面には圧電素子による振動装置が配置される。
本体で振動装置で水面から霧状の藍エキスを生成し、前記塗布ボックスに導入する。塗布ボックスには入口からコンベやにより果物が送られ、出口から出る。この間に、果物の表面に藍エキスを霧状に塗布される。
【0024】
藍エキスの導入方法
立木の表層に所定の深さの穴を開け、この穴に藍エキスを染み込ませた不織布などを詰める。その穴を外部から栓をする。立木の導管は表層に近い部分が主に水を運ぶ役割を果たすので、表層に穴を設けこの穴に藍エキスを染み込ませた布などを入れると、導管に藍エキスが導入されて立木の全てに藍エキスが運ばれる。藍エキスは、成長促進させる効果があるため、この方法では立木に効果的に藍エキスを供給できる。
【0025】
稲などの草に対する供給方法
生分解性プラスチックを繊維状に加工してこれを不織布として構成する。この不織布には藍エキスが含まれている。藍エキスはマイクロカプセルに封入されて不織布内に設けられる。不織布は板状に成形されこの不織布の中に多数のマイクロカプセルが含まれるものとなる。マイクロカプセルの素材は、ゼラチン等である。
この板状体を地面においてその上に種を蒔く。水を少しやることで根が出るとともにマイクロカプセルが溶けて藍エキスが染み出し、根から吸収される。これにより成長を促す。
【0026】
足先除菌装置
ドーム型の本体には足先を入れるための開口部が設けられている。本体の内部の上部にはセンサーが設けられる。センサーの信号は噴霧装置の制御部に送られる。噴霧装置は本体の外部に設けられる。噴霧装置には所定濃度に希釈した藍エキスを貯蔵するタンクが設けられる。本体に足先を入れるとセンサーがこれを検出して信号を制御装置に送信する。制御装置は駆動装置を動かしてタンクから藍エキスを送りノズル先端から噴出する。ノズル先端は本体内部の上部に設けてある。噴出した藍エキスは足先に噴霧される。これにより除菌が可能となる。
【0027】
純正トリプタンスリンの抽出
・既存藍エキスからさらにトリプタンスリンのみ抽出。
・千葉工業大学様の超臨界手法により純正トリプタンスリンのみ抽出することができる。
【0028】
あおもり藍の別抽出方法によるエキスの使用
・抽出溶媒をリモネン以外のものによる植物由来成分の抽出。
・お湯による抽出。
・その抽出物の効果について検証。
【0029】
あおもり藍エキスのトリプタンスリン以外の物質効果
・トリプタンスリン、リモネン、インディゴそれ以外の物質の分画
・分画した物質の効果
【0030】
繊維への染め(練りこみ)
・化学繊維への付着
・バインダーが必要となる。天然バインダーが見つからない場合、その開発を要する。
【0031】
トイレタンクへの藍エキス使用
・タンク内の水をきれいにする。便器内の洗浄につながる。排水がきれいになる。配管の細菌付着を防止する
・タンクからシャワートイレへ使用。水が綺麗になることで海外での使用可能性が高まる。
・シャワートイレタンクの開発とそれに藍エキスを混入させる。
【0032】
バナナへの藍エキス使用
・病害虫対策として有効である
・採取後は鮮度保持として有効である
・育成についても効果が期待できる
・輸出時の輸送においてセンドホジができる
【0033】
藍たばこの機能性
・タバコの葉ではなく藍の葉を煙草に活用することで健康効果を少しでも高める。
・肺炎等の炎症沈静化の機能のあるタバコとして期待できる
【0034】
・下水への活用
貯水槽タンクへの藍エキスの注入ことで水の劣化を防止できる。
トイレタンクへの使用により排水がきれいになる。悪臭の防止もできる。汲み取り式の場合、肥料に使用する際に藍エキスの作用が期待できる。
【0035】
・おやすみ手袋
藍染め、成分染め手袋を寝ている間に使用するもの。寝ている間に美容効果が得られる。
【0036】
・ハンドクリームへの配合
肌のトラブル防止、消臭・殺菌・抗ウィルス作用を有する。
・保存水
藍エキス配合により保存水となる。藍エキスは食することができるうえ、水の長期保存として有効である。無色、無味の藍エキスを持ちいることで一般家庭で災害用の保存水を長期間保持できる。また農業用の貯水として使用できる。温泉などの水質保持に使用することもできる。プールの水の水質維持に有効であり、水の交換頻度が低くなることで経済的となる。
・湿布への配合
藍の抗炎症作用で回復を促進する。
【0037】
・藍エキス配合粘土
粘土に含めることで子供の粘土遊びを安全に行える。
【0038】
・藍エキス配合リップ
藍の抗菌作用により口から侵入する雑菌の数を減少して病気になる確率を減らすことができる。
【0039】
子供のおもちゃ・知育玩具
特に木製の物などに藍エキスを含浸させることで複数の子供が触っても殺菌がされることから幼稚園等での感染拡大を防止できる。
【0040】
残渣
様々な残渣が世の中に存在するが、これらの残渣に藍エキスを噴霧ないし、含浸させて長期保存を可能とすることで、当該残渣の用途が広がるものである。
【0041】
ウッドチップ、砂場
ウッドチップに対して藍エキスを含浸させることによりウッドチップに虫がわいてしまうことを防止できる。また、抗菌作用により腐食菌の増殖を阻止できる。このため、ウッドチップが長持ちする。また、ウッドチップを燃焼させても有害物質が生じない。砂場は、猫の糞尿が多くあることから不潔であったが、藍エキスを砂場に撒いておくことで糞尿の有害な菌を除去すると共に虫の忌避等が可能となり、砂場の環境が改善される。これにより子供たちが安心して遊ぶことができる。
【0042】
インクジェットプリンター
インクジェットプリンターのヘッドから藍エキスを射出して所望の形状に藍エキスを塗布する。インクヘッドは藍エキスの粒子が吐出できる寸法とする。噴出方式は、ピエゾ方式が好ましい。インクタンク内に水に藍エキスを所定の濃度に希釈されるように入れておく。ポンプにより当該藍エキスの水がヘッドに運ばれ、制御部からの信号により駆動するピエゾ素子の動作によりノズルのチャンバーの水が先端から吐出して、被印刷物に対して射出される。インクジェットプリンターにより所定の形状のみに藍エキスを付着できる。細かい部分での印刷も可能となることから、機能性を持った構造を製作できる。例えば、衣類の抗菌効果を得たい部分にのみ藍エキスを塗布できる。更に、平面的な立体物に対しても吐出可能である。カッティングプロッターのヘッドに装着して、カットする部分にのみ藍エキスを付着させることができる。3Dプリンタのヘッドに当該インクジェットのヘッドを装着することで形成する立体物の内部な所望の部分に藍エキスを含ませることができる。
【0043】
藍染液を電気分解で作る
【0044】
魚の鮮度保持(氷に含ませる)スプレーしない
魚の鮮度を保持した状態で長時間保持することは難しく従来は魚の鮮度が落ちることから搬送時間等に制限があった。また、魚の表面に液体を撒くことは魚の品質保持の観点から好ましいものではない。
そこで、発泡スチロールの箱に氷を入れてその中に魚を入れて冷やし搬送する際、当該氷自体に藍エキスを含ませた状態で凍結させ、この氷を使用する。これにより、氷に触れた部分では藍エキスが魚に触れることになるが、抗菌作用等があるため細菌による品質劣化が生じない。またスプレーしないことから無用な水分を魚に与える必要がない。
更に、今まで通りに氷を使用すれば済むことから手間がかからない。更に溶けた水には藍エキスが含まれていることから雑菌の繁殖を押さえることができ、取り扱う人に手に付着した雑菌が存在していても水や氷に触れることで殺菌されるため、魚に雑菌が付着する可能性が低くなる。
また、藍エキスを含浸させた布を魚の上に被せることも有用である。
【0045】
上記方法は、肉や野菜の鮮度保持にも同様に使用できる。
【0046】
藍エキスを噴霧することでリンゴ皮の乾燥粉砕物の糖度を上げることができる。これによりリンゴ皮の再利用が促進される。
【0047】
大人用おむつに藍エキスを含めることで悪臭防止や雑菌の繁殖を防止できる。更に、かぶれなどを防止できることから介護の負担を軽減できるものとなる。
【0048】
家畜の餌に藍エキスを含めることで餌の品質が保持されると共に飼育動物の成長促進に寄与するものとなる。牛や豚の食肉の品質改善にも期待できる。病気に強くなり高品質の肉が得られる。鳥の餌に用いることで卵の品質が良くなる。
【0049】
あおもり藍エキスを用いた商品(抗菌、抗ウイルス、抗炎症等の機能性を活用した商品)
加湿器、アロマディフューザー、感染症予防剤噴霧器、院内感染防止装置、クリーンルーム、無菌室病室の環境設定装置とする。
藍エキスボトルをカセット式でセットし、点滴式により自動で抗ウイルスに適した希釈倍率でエキス水溶液をつくり、加熱式、加熱気化式、あるいは超音波式で自動噴霧する装置。
鳥インフルエンザ阻害装置、豚コレラウイルス阻害装置としても使用できる。
【0050】
・夜間用&リネン用ディフューザー
免疫の下がる夜間あるいは高齢者用に、上記加湿器を応用し、寝室、病室、介護施設などで使用するタイプ。枕や寝具の消臭効果も得られる。
【0051】
・食品製造用空間除菌装置
藍エキスのボトルをセットすることでワンプッシュにより抗菌に適した希釈倍率でエキス水溶液をつくり、自動で継続噴霧する装置。食品工場や業務用セントラルキッチンで使用。空間だけでなく従来調理時に使用されてきた除菌アルコール製剤の代替も兼ねる。
【0052】
・手袋・靴下・靴、ブーツの下敷き、ブーツインナー、スキー靴、スノボブーツ
藍エキスを含侵したもの/スプレーしたもので使用するもののインナーとして使用。面テープでずれを防止する。
【0053】
・身体用デオドラント用品、足用デオドラント用品、脇用デオドラント用品
藍エキス水溶液あるいはペースト状に加工したものをケースに入れ、ケースからメッシュや孔を通じて必要分押し出し、匂いの気になる部分に塗布。
【0054】
・美顔器
美顔ルーラーに藍エキスボトルを装着し、回転により少しずつ顔に塗布する。肌の状態が良くなる。
【0055】
・洗剤、オーガニック洗剤
藍エキスを水溶紙に印刷し、洗濯機に入れて使う。計量が不要な洗剤とする。印刷は、上記インクジェットプリンターで行うことができる。また、紙に対して、異なるものを印刷することでブレンドしたものを製造できる。洗剤を印刷すると共に藍エキスを印刷することで紙の洗剤となる。
【0056】
・おむつ、生理用品、介護用品、かぶれ防止テービング
おむつや生理用品の装着によるかぶれを防ぐため、摩擦の起こりやすい箇所に塗布あるいは予め含侵させた商品、または摩擦箇所となる身体に湿布様に直接貼るテープによりかぶれを防止し治癒も期待する。
【0057】
・ベビーオイル、ベビーパウダー
ボトルに柔らかな刷毛のヘッドを装着し肌へ塗る。同様にパウダーはポトルにメッシュを裏地とするパフのヘッドを装着し使用する。
【0058】
下記商品に藍エキスを含侵、あるいはスプレーし提供
・寝具、枕カバー、シーツ、布団カバー、布団マット
・テーブルクロス・コースター
・衣類、アンダーウェア、下着、汗疹予防アンダーウェア、脇汗パッド、ワイシャツ、ジャケット
【0059】
・うがい薬
コップー杯に1滴の割合で抗ウイルスに効果を定量するキャップ付きボトルで提供
・洗顔フォーム、スキンケア、ニキビ予防スティック
洗顔フォームは、下に向け握ることで出口のメッシュを通して泡になる仕組みのチューブ
ニキビ予防は、細めのスティックのり型で回転させることで押し出して塗るタイプ
【0060】
・シャンプー、リンス
シャンプーは、下に向け握ることで出口のメッシュを通して泡になる仕組みのチューブ。泡になることで髪の摩擦を防ぎ、すすぎ残りも防ぐ。
リンスはくし状のヘッドからオイル状のエキスが出る仕組みで髪をとかしながらリンスし、地肌にリンスが付くことを防ぐ。
【0061】
・アウトドアグッズ、テント、シュラフ、寝袋、エアーマット
藍エキス含侵、スプレーして提供/シュラフはパイロットスーツ型の着る又は歩けるシュラフで、フード後方に低反発ウレクンを装備し枕とする。
【0062】
・加湿マスク、加湿ジャケット、ペン型加湿器
マスクは、藍エキスを含侵させ、湿気を十分に帯びたパンチングフィルターをカセット型にマスク内部に配し、装着時常に抗ウイルス藍エキスが鼻腔、口腔内へ届くことで感染を予防する。加湿ジャケットはUSBで充電できるペン型の藍エキス入り加湿器を胸部あるいは上腕部に装着し、着用者が藍ミストに包まれることで、密の状況においてもウイルスからの感染を防止する。同様にペン型はフックによりポケットに刺せるタイプで専用ジャケット以外の衣類やポディバッグなどに固定することができる。
【0063】
・魚の鮮度保持剤、生鮮食品の鮮度保持剤、鮮度保持シート、鮮度保持フィルム
トレイやシートに藍エキスを印刷し、鮮魚をはじめ生鮮食品の鮮度を保持する。
【0064】
・製氷機、浄水器
製氷機への水取り口に藍エキスのメッシュフィルターをセットすることで除菌、抗ウイルスの氷を製造する。藍エキス入りの氷は、衛生を保つ必要性が高い料亭などの飲食店の厨房で使用すると効果的である。
同様に蛇口に取り付ける藍メッシュフィルターにより、除菌、抗ウイルス水を製造する仕組み。
・ストロー
藍エキスを食用印刷したストローで使用時に抗ウイルス効果を発揮。使いまわしても衛生的であり、使用中も滅菌等が行える。ストローないに藍エキスを含浸又は付着させたフィルターを設けても良い。
【0065】
・食品、健康食品、ピロリ菌予防食品、栄養補助食品
腸溶性コーティング剤を賦形剤に、腸に届く藍エキス食品
藍エキスをでんぶんを加えてパウダーとし、パウダーを腸溶性コーティング剤で包む。飲みやすさから1錠100mg の藍エキスパウダー入
【0066】
・テーピング、バンテージ、包帯、シップ、肩こり、炎症緩和剤
藍エキスを印刷/含侵/スプレーして使用。
・サポーター、ひじ、ひざ、ハンドサポーター、プロテクターインナー
藍エキスを印刷/含侵/ スプレーして使用。
・スポーツ用品、グロープ、ヘルメット、グリップ、剣道着、籠手、柔道着
藍エキスを印刷/含侵/ スプレーして使用。
・パイク用品、ヘルメットインナー、チークパッド、グローブ、グローブインナー
取り外して洗えるインナー。面テープでずれを防ぐ。
・医療用ガウン
藍エキスを印刷/含侵/スプレーして使用。
【0067】
環境に寄与する用途開発
河川、海洋の環境改善・排水処理装置
生活排水、産業排水の処理後排水口に藍エキスカセットフィルターを装着する。カセットフィルターは、排水口のフレームに挿入可能な形状であり、水を通過させるメッシュ状、格子状、不織布状、網状などのフィルター面を有するものであり、藍エキスを含浸又は付着可能なものである。
・農産物出荷用防カビ剤代替品、農産物輸出用防カビ剤代替品(ポストハーペスト農薬代替品)世界的なオーガニックの流れに対応し、ふくらし粉、クエン酸、塩でバスボム型に固形化したあおもり藍エキスを水に溶かし、農産物に噴霧、含侵させて使用。
・有機栽培資材・水質浄化剤・除菌剤・次亜塩素酸ナトリウム代替品(水道など)・業務用洗濯洗剤
上記同様ふくらし粉、クエン酸、塩でバスボム型に固形化したあおもり藍エキスを水に溶かして使用。
【0068】
・飼料(養殖用、養畜用)
藍エキスパウダーの応用。バナナやクマザサなどと混ぜて飼料とすることで、食品提供上で好ましくない抗生物質を使用しない飼料を提供する。
・除草剤・殺虫剤・忌避剤・殺線虫剤
高濃度の藍エキスを使用。環境負荷が少ない。