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特開2023-159509プログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法
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  • 特開-プログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023159509
(43)【公開日】2023-11-01
(54)【発明の名称】プログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0234 20230101AFI20231025BHJP
【FI】
G06Q30/02 368
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022069197
(22)【出願日】2022-04-20
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001081
【氏名又は名称】弁理士法人クシブチ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大宮 広義
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 卓朗
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB07
(57)【要約】
【課題】サブスクリプションサービスのユーザの利便性を向上できるプログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法を提供する。
【解決手段】生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置のプロセッサを、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示する表示制御部として機能させる、プログラム。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置のプロセッサを、
前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示する表示制御部として機能させる、
プログラム。
【請求項2】
前記物品には、前記物品ごとに、前記物品の提供を受ける際に消費する消費ポイントが前記物品の価値として設定されており、
前記ユーザには、前記サブスクリプションサービスの利用料金に対応したポイントが付与されており、
前記表示制御部は、
前記ユーザに付与されたポイントである付与ポイントと前記消費ポイントに基づいて、前記ユーザに提供される前記物品を複数選択可能な前記選択画面を表示する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記表示制御部は、
前記選択画面において、
前記付与ポイントの残り以下の前記消費ポイントが設定された前記物品を、選択可能に表示し、
前記付与ポイントの残りを上回る前記消費ポイントが設定された前記物品を、選択不可に表示する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記物品は、家電機器と、前記家電機器に関連する商品とを含み、
前記表示制御部は、
前記選択画面において、
前記物品が選択された場合、選択された前記物品に対応する前記消費ポイントを前記付与ポイントの残りから減算し、
減算後の前記付与ポイントの残り以下の前記消費ポイントが設定された前記物品を、選択可能に表示し、
減算後の前記付与ポイントの残りを上回る前記消費ポイントが設定された前記物品を、選択不可に表示する、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記物品は、家電機器と、前記家電機器に関連する商品とを含み、
前記表示制御部は、
前記選択画面において、
前回選択された前記家電機器については選択された状態で表示し、
前回選択されていない前記家電機器については前記付与ポイントの残りに応じて表示し、
前記商品については前記付与ポイントの残りに応じて表示する、
請求項3又は4に記載のプログラム。
【請求項6】
生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置であって、
前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示する表示制御部を備える、
情報処理装置。
【請求項7】
生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスを提供するサービス提供システムであって、
前記サブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置と、前記情報処理装置と通信するサーバ装置とを備え、
前記情報処理装置は、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示し、
前記サーバ装置は、前記選択画面で選択された前記物品を前記ユーザに提供する、
サービス提供システム。
【請求項8】
生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスを提供するサービス提供システムの制御方法であって、
前記サブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置が、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示するステップと、
前記選択画面で選択された前記物品を前記ユーザに提供するステップと、を含む、
サービス提供システムの制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、家電機器のリース又はレンタルと、当該家電機器と関連する商品の定期提供とを組み合わせたサブスクリプションサービスを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許7033725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、サブスクリプションサービスのユーザの利便性を向上できるプログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示におけるプログラムは、生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置のプロセッサを、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示する表示制御部として機能させる。
【0006】
また、本開示における情報処理装置は、生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置であって、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示する表示制御部を備える。
【0007】
また、本開示におけるサービス提供システムは、生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスを提供するサービス提供システムであって、前記サブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置と、前記情報処理装置と通信するサーバ装置とを備え、前記情報処理装置は、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示し、前記サーバ装置は、前記選択画面で選択された前記物品を前記ユーザに提供する。
【0008】
また、本開示におけるサービス提供システムの制御方法は、生活に関連する物品の提供を含むサブスクリプションサービスを提供するサービス提供システムの制御方法であって、前記サブスクリプションサービスのユーザが使用する情報処理装置が、前記物品の価値に基づいて、提供を受ける前記物品を複数選択可能な選択画面を表示するステップと、前記選択画面で選択された前記物品を前記ユーザに提供するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示におけるプログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法は、サブスクリプションサービスのユーザが、生活に関連する物品について所望の組み合わせで提供を受けることができる。よって、サブスクリプションサービスのユーザの利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施の形態1におけるサービス提供システムの構成を示す図
図2】実施の形態1における情報処理装置、及びサーバ装置の構成を示すブロック図
図3】実施の形態1における情報処理装置、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
図4】実施の形態1における情報処理装置、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
図5】実施の形態1における第1選択画面の一例を示す図
図6】実施の形態1における第1選択画面の一例を示す図
図7】実施の形態1における情報処理装置、及びサーバ装置の動作を示すフローチャート
図8】実施の形態1における第2選択画面の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0011】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、家電機器のリース又はレンタルと、当該家電機器と関連する商品の定期提供とを組み合わせたサブスクリプションサービスがあった。しかしながら、従来のサブスクリプションサービスでは、1つの家電機器に対して提供可能な商品が定められている。そのため、従来のサブスクリプションサービスでは、サブスクリプションサービスのユーザが、生活に関連する物品について所望の組み合わせで提供を受けることができず、利便性向上に改善の余地があると言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、サブスクリプションサービスのユーザの利便性を向上できるプログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法を提供する。
【0012】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0013】
(実施の形態1)
[1-1.構成]
[1-1-1.サービス提供システムの構成]
図1は、サービス提供システム1000の構成を示す図である。
サービス提供システム1000は、サブスクリプションサービスを提供するシステムである。サブスクリプションサービスは、利用料金を支払うことで一定期間利用できるサブスクリプション方式のサービスである。
【0014】
本実施の形態のサブスクリプションサービスは、月額の利用料金を支払うことで、生活に関連する物品BPをひと月の間利用できるサービスである。本実施の形態のサブスクリプションサービスでは、ユーザPが利用料金を毎月支払うことで、物品BPの利用可能期間がひと月延長される。ここで、生活に関連する物品BPとは、施設Hでの生活に関連する物品BPである。図1では、施設HとしてユーザPの家を例示しているが、施設Hは、家に限定されず、ユーザPが生活する場所であればよい。本実施の形態における生活に関連する物品BPは、家電機器HP、及び家電機器HPに関連する商品Mを含む。商品Mは、家電機器HPにおける消耗品や、食品等の生活での消耗品などを含む。
【0015】
本実施の形態のサブスクリプションサービスでは、ユーザPがサービス提供システム1000から物品BPの提供を受ける。ユーザPは、リース又はレンタルの態様で家電機器HPの提供を受ける。また、ユーザPは、商品Mの購入によって商品Mの提供を受ける。サブスクリプションサービスにおいて提供される家電機器HPは、同一メーカの家電機器HPでもよいし異なるメーカの家電機器HPでもよい。サブスクリプションサービスにおいて提供される商品Mは、1つの小売業者が販売する商品Mでもよいし複数の小売業者が販売する商品Mでもよい。
【0016】
サービス提供システム1000は、サブスクリプションサービスのユーザPが使用する情報処理装置1を備える。図1に示す情報処理装置1は、スマートフォンなどの携帯型のコンピュータである。なお、情報処理装置1は、スマートフォンなどのタブレット型のコンピュータに限定されず、デスクトップ型のコンピュータでもラップトップ型のコンピュータでもよい。情報処理装置1には、サブスクリプションサービスを利用するためのアプリケーションプログラムがインストールされており、このアプリケーションプログラムの機能によってサーバ装置2と通信する。情報処理装置1は、施設H内に設けられたルータを介して、又は、施設H内に設けられたルータを介さずにサーバ装置2と通信する。以下、このアプリケーションプログラムを、「サービス利用アプリ」といい「111」の符号を付す。
サービス利用アプリ111は、本開示の「プログラム」に相当する。
【0017】
サービス提供システム1000は、サーバ装置2を備える。サーバ装置2は、公衆回線網や、専用線、その他の通信回路などで構成されたネットワークNWに接続する。サーバ装置2は、ネットワークNWに接続する情報処理装置1をクライアントとして、サブスクリプションサービスに係わる処理を行う装置である。なお、各図では、サーバ装置2を、1つのブロックによって表現するが、これは必ずしもサーバ装置2が単一の装置により構成されることを意味していない。
【0018】
ユーザPは、情報処理装置1を操作して、サブスクリプションサービスにおいて提供を受ける物品BPを選択する。物品BPの選択に際して、情報処理装置1は、選択画面SGを表示する。選択画面SGは、提供を受ける物品BPを選択するための画面である。選択画面SGは、後述する第1選択画面SG1と第2選択画面SG2とを含む。選択画面SGにおいて物品BPが選択されると、サーバ装置2は、配送業者に、選択された物品BPの配送依頼を行う。
【0019】
本実施形態のサーバ装置2は、第1配送業者SP1に、選択画面SGにおいて選択された家電機器HPの配送依頼を行う。例えば、サーバ装置2は、第1配送業者SP1宛てに、配送依頼の電子メールを送信する。第1配送業者SP1は、サーバ装置2から配送依頼を受けると、ユーザPが選択した家電機器HPをユーザPに配送する。
本実施の形態のサーバ装置2は、第2配送業者SP2に、選択画面SGにおいて選択された商品Mの配送依頼を行う。例えば、サーバ装置2は、第2配送業者SP2宛てに、配送依頼の電子メールを送信する。第2配送業者SP2は、サーバ装置2から配送依頼を受けると、ユーザPが選択した商品MをユーザPに配送する。
図1では、ユーザPが選択画面SGで冷蔵庫HP1、洗濯機HP2、牛乳M1、及び洗剤M2を選択し、ユーザPが冷蔵庫HP1、洗濯機HP2、牛乳M1、及び洗剤M2の提供を受けている場合を例示している。冷蔵庫HP1、及び洗濯機HP2は、第1配送業者SP1に配送され、牛乳M1、及び洗剤M2は、第2配送業者SP2に配送される。
【0020】
なお、本実施の形態では、家電機器HPを配送する配送業者と商品Mを配送する配送業者とが別の配送業者であるが、家電機器HPを配送する配送業者と商品Mを配送する配送業者とは、同じ配送業者でもよい。また、家電機器HPを配送する配送業者と商品Mを配送する配送業者との少なくともいずれかは、サーバ装置2を管理又は使用する主体でもよい。また、家電機器HPを配送する配送業者は、家電機器HPのメーカや家電機器HPの種類に応じて別の配送業者でもよい。また、商品Mを配送する配送業者は、商品Mの種類に応じて別の配送業者でもよい。
【0021】
[1-1-2.サーバ装置の構成]
図2は、情報処理装置1、及びサーバ装置2の構成を示すブロック図である。
まず、サーバ装置2の構成から説明する。
サーバ装置2は、第1制御装置20、及び第1通信装置21を備える。
第1制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などのプロセッサである第1プロセッサ200、第1メモリ210、及び他の装置やセンサ類が接続されるインターフェース回路を備える。
【0022】
第1メモリ210は、第1プロセッサ200が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第1メモリ210は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、第1メモリ210は、第1プロセッサ200のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。また、第1メモリ210は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置を含んでもよい。第1メモリ210は、第1プロセッサ200により処理されるデータや、第1プロセッサ200が実行する制御プログラム211、第1管理DB(Data Base)212、第2管理DB213、第3管理DB214、及び第4管理DB215を記憶する。
【0023】
第1管理DB212は、サブスクリプションサービスのユーザPに関するデータを管理するデータベースである。第1管理DB212が格納する1件のレコードは、ユーザID(Identification)112、通信情報、選択プラン情報、残りポイントNPを示す残りポイント情報、及び住所情報を有する。
ユーザID112は、ユーザPを一意に特定する識別情報である。
通信情報は、情報処理装置1と通信するための情報であり、例えば所定のアドレス情報である。
選択プラン情報は、選択プランを示す情報である。選択プランとは、ユーザPが選択した付与プランである。付与プランとは、月額の利用料金に応じて付与するポイントが規定されたプランである。ここで、ポイントとは、点数である。本実施の形態のサブスクリプションサービスにおいては、月額の利用料金に応じて付与するポイントが異なる複数の付与プランが設定されている。例えば、サブスクリプションサービスにおいては、月額30000円の利用料金で30ポイントが付与される第1プラン、月額20000円の利用料金で20ポイントが付与される第2プラン、及び月額10000円の利用料金で10ポイントが付与される第3プランの3つの付与プランが設定されている。
残りポイントNPとは、ユーザPに付与されたポイントである付与ポイントの残りを示す。残りポイントNPは、選択画面SGでの物品BPの選択に使用される。
即ち、ポイントは物品BPを引き換えるために利用される。
住所情報は、施設Hの住所を示す情報である。
【0024】
第2管理DB213は、選択画面SGにおいてユーザPが選択した家電機器HPに関するデータを管理するデータベースである。第2管理DB213が格納する1件のレコードは、ユーザID112、及び家電機器名情報を有する。
家電機器名情報は、家電機器HPの名称である家電機器名を示す情報である。
【0025】
第3管理DB214は、家電機器HPに関するデータを管理するデータベースである。第3管理DB214が格納する1件のレコードは、家電機器名情報、家電機器HPの画像データ、及び消費ポイントCPの情報を含む。
消費ポイントCPは、サブスクリプションサービスにおいて物品BPの提供を受ける際に消費するポイントである。物品BPには、物品BPごとに、消費ポイントCPが設定されている。消費ポイントCPは、物品BPの価値を示していて、物品BPの価値が高ければ高いほど数値が高く設定される。本実施の形態において物品BPの価値は、物品BPの価格で定められている。よって、本実施の形態において消費ポイントCPは、物品BPの価格が高ければ高いほど数値が高く設定される。
【0026】
第4管理DB215は、商品Mに関するデータを管理するデータベースである。第4管理DB215が格納する1件のレコードは、商品名情報、商品Mの画像データ、及び消費ポイントCPの情報を含む。
商品名情報とは、商品Mの名称である商品名を示す情報である。
【0027】
第1通信装置21は、所定の通信規格に従った通信回路などの通信ハードウェアを備え、情報処理装置1や配送業者が使用するメールサーバなどのネットワークNWに接続する機器と通信する。第1通信装置21の通信規格は、無線通信規格でも有線通信規格でもよい。
【0028】
第1プロセッサ200は、制御プログラム211を読み出して実行することにより、サーバ通信制御部201、登録部202、付与部203、ポイント管理部204、家電機器管理部205、依頼部206、及び通知部207として機能する。
【0029】
サーバ通信制御部201は、第1通信装置21を介して情報処理装置1と通信する。
【0030】
登録部202は、サブスクリプションサービスの利用登録を行う。登録部202は、第1管理DB212に格納するレコードを生成し、生成したレコードを第1管理DB212に格納することで、サブスクリプションサービスの利用登録を行う。
【0031】
付与部203は、ユーザPに利用料金に応じたポイントを付与する。付与部203は、ユーザPが月額の利用料金を支払った場合に、支払った利用料金に対応するポイントをユーザPに付与する。
例えば、ユーザPが月額の利用料金を支払った場合、付与部203は、利用料金の支払いを管理する外部サーバから利用料金を支払ったユーザPのユーザID112を取得する。次いで、付与部203は、外部サーバから取得したユーザID112のレコードを第1管理DB212から特定する。次いで、付与部203は、特定したレコードの選択プラン情報を参照し、特定したレコードが有する残りポイント情報が示す残りポイントNPを、選択プランが規定するポイントに更新する。すなわち、本実施の形態のサブスクリプションサービスでは、翌月に付与ポイントの残りを繰り越せない構成である。
【0032】
ポイント管理部204は、残りポイントNPを管理する。ポイント管理部204は、第1管理DBが格納するレコードの残りポイント情報を適切に更新することで、残りポイントNPを管理する。ユーザPが家電機器HPの提供を受けている場合、ポイント管理部204は、付与部203がポイントを付与すると、付与したポイントからユーザPが提供を受けている家電機器HPの消費ポイントCPを減算する。
【0033】
家電機器管理部205は、ユーザPが選択した家電機器HPを管理する。家電機器管理部205は、第2管理DB213が格納するレコードごとに、ユーザID112に紐付く家電機器名情報を適切に更新することで、ユーザPが選択した家電機器HPを管理する。
【0034】
依頼部206は、配送業者に配送依頼を行う。依頼部206は、家電機器HPの配送依頼については第1配送業者SP1に配送依頼を行い、商品Mの配送依頼については第2配送業者SP2に配送依頼を行う。例えば、依頼部206は、第1配送業者SP1が使用するメールサーバに配送依頼を示す電子メールを送信する。当該電子メールには、配送する家電機器HPの家電機器名情報、及び配送先の住所情報が記述されている。また、例えば、依頼部206は、第2配送業者SP2が使用するメールサーバに配送依頼を示す電子メールを送信する。当該電子メールには、配送する商品Mの商品名情報、及び配送先の住所情報が記述されている。
【0035】
依頼部206は、第1配送業者SP1に家電機器HPの回収依頼を行う。例えば、依頼部206は、第1配送業者SP1が使用するメールサーバに回収依頼を示す電子メールを送信する。当該電子メールには、回収対象の家電機器HPの家電機器名情報、及び回収先の住所情報が記述されている。
【0036】
通知部207は、サブスクリプションサービスの利用終了日(例えば、月末日)の所定日前に、残りポイントNPが1以上のユーザPに対して、残りポイントNPが0でない旨を通知する。通知部207は、所定の方法によって現在日時の情報を取得し、取得した現在日時がサブスクリプションサービスの利用終了日の所定日前に該当する場合、第1管理DB212の各レコードを参照する。次いで、通知部207は、0でない残りポイントNPを示す残りポイント情報を有するレコードの通信情報を参照して、残りポイントNPが0でない旨を通知する。通知部207は、電子メールやプッシュ通知などの所定の通知態様で通知する。
【0037】
[1-1-3.情報処理装置の構成]
次に、情報処理装置1の構成について説明する。
情報処理装置1は、第2制御装置10、第2通信装置11、及びタッチパネル12を備える。
【0038】
第2制御装置10は、情報処理装置1の各部を制御する装置である。第2制御装置10は、CPUやMPUなどのプロセッサである第2プロセッサ100、第2メモリ110、及び他の装置やセンサ類が接続されるインターフェース回路を備える。
第2プロセッサ100は、本開示の「プロセッサ」に相当する。
【0039】
第2メモリ110は、第2プロセッサ100が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第2メモリ110は、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、第2メモリ110は、第2プロセッサ100のワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。また、第2メモリ110は、HDD、SSD等の不揮発性の記憶装置を含んでもよい。第2メモリ110は、第2プロセッサ100により処理されるデータや、第2プロセッサ100が実行するサービス利用アプリ111、及びユーザID112を記憶する。
【0040】
第2制御装置10には、第2通信装置11、及びタッチパネル12が接続する。
第2通信装置11は、所定の通信規格に従った通信回路などの通信ハードウェアを備え、サーバ装置2と通信する。第2通信装置11の通信規格は、無線通信規格を例示するが、有線通信規格でもよい。
タッチパネル12は、表示パネルと、表示パネルに重ねて或いは一体に設けられたタッチセンサとを備える。
【0041】
第2プロセッサ100は、第2メモリ110に記憶されたサービス利用アプリ111を読み出して実行することによって、アプリ実行部101として機能する。
アプリ実行部101は、本開示の「表示制御部」に相当する。
【0042】
アプリ実行部101は、第2通信装置11を介して、サーバ装置2と通信する。
アプリ実行部101は、選択画面SGを、タッチパネル12に表示させる。
アプリ実行部101は、選択画面SGを介して各種入力をユーザPから受け付ける。
【0043】
[1-2.動作]
次に、サービス提供システム1000の各部の動作について説明する。
【0044】
[1-2-1.サブスクリプションサービスの利用登録に係わる動作]
まず、サブスクリプションサービスの利用登録に係わるサービス提供システム1000の各部の動作について説明する。
図3は、情報処理装置1、及びサーバ装置2の動作を示すフローチャートである。
図3において、フローチャートFAは情報処理装置1の動作を示し、フローチャートFBはサーバ装置2の動作を示す。
【0045】
フローチャートFAで示すように、アプリ実行部101は、ユーザID112を要求するID要求データをサーバ装置2に送信する(ステップSA1)。
【0046】
フローチャートFBで示すように、サーバ通信制御部201は、ID要求データを受信する(ステップSB1)。次いで、サーバ通信制御部201は、ユーザID112を生成し(ステップSB2)、生成したユーザID112を情報処理装置1に送信する(ステップSB3)。
【0047】
フローチャートFAで示すように、アプリ実行部101は、ユーザID112をサーバ装置2から受信する(ステップSA2)。ステップSA2で受信されたユーザID112は、第2メモリ110に記憶される。
【0048】
次いで、アプリ実行部101は、登録画面を表示する(ステップSA3)。登録画面は、サブスクリプションサービスの利用登録において登録すべき事項を入力するための画面である。本実施形態の登録画面は、付与プランを入力するための入力欄、住所を入力するための入力欄、及び各入力欄で入力された事項を確定する確定ボタンを有する。なお、登録画面に設けられる入力欄の種類は、これらに限定されず、他の入力欄が設けられてもよい。
【0049】
アプリ実行部101は、登録画面において、各入力欄で入力された事項を確定する確定ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップSA4)。
【0050】
アプリ実行部101は、登録画面において、各入力欄で入力された事項を確定する確定ボタンが操作されたと判定した場合(ステップSA4:YES)、登録要求データをサーバ装置2に送信する(ステップSA5)。登録要求データとは、登録画面で入力された事項の登録を要求するデータである。登録要求データには、登録画面に入力された付与プラン、登録画面で入力された住所、及びステップSA2で受信されたユーザID112が記述されている。
【0051】
フローチャートFBで示すように、サーバ通信制御部201は、登録要求データを情報処理装置1から受信する(ステップSB4)。
【0052】
次いで、登録部202は、ステップSB4で受信された登録要求データに基づいて、サブスクリプションサービスの利用登録を行う(ステップSB5)。
【0053】
ステップSB5について詳述する。
登録部202は、登録要求データに記述されたユーザID112、登録要求データに記述された付与プランを示す選択プラン情報、登録要求データに記述された住所を示す住所情報、残りポイントNPが0を示す残りポイント情報、及び通信情報を含むレコードを生成する。そして、登録部202は、生成したレコードを第1管理DB212に格納する。
【0054】
なお、ステップSB5の利用登録後、ユーザPが利用料金を支払うと、付与部203がポイントを付与する。
【0055】
[1-2-2.第1選択画面で物品を選択する場合の動作]
次に、サブスクリプションサービスの利用登録後におけるサービス提供システム1000の各部の動作について説明する。
まず、ユーザPが第1選択画面SG1で物品BPを選択する場合の動作について説明する。第1選択画面SG1は、サブスクリプションサービスの利用登録後、情報処理装置1が初めて表示する選択画面SGである。すなわち、第1選択画面SG1は、サブスクリプションサービスの利用登録後、ユーザPが初めて物品BPを選択する場合に表示される選択画面SGである。
【0056】
図4は、情報処理装置1、及びサーバ装置2の動作を示すフローチャートである。
図4において、フローチャートFCは情報処理装置1の動作を示し、フローチャートFDはサーバ装置2の動作を示す。
【0057】
フローチャートFCで示すように、アプリ実行部101は、第1選択画面SG1に係わる情報を要求する第1情報要求データを送信する(ステップSC1)。第1情報要求データには、第2メモリ110に記憶されるユーザID112が含まれる。
【0058】
フローチャートFDで示すように、サーバ通信制御部201は、第1情報要求データを情報処理装置1から受信する(ステップSD1)。
【0059】
サーバ通信制御部201は、ステップSD1で受信した第1情報要求データに基づいて第1選択画面SG1に係わる情報を取得する(ステップSD2)。ステップSD2において、サーバ通信制御部201は、第1選択画面SG1に係わる情報として、第1情報要求データに含まれるユーザID112に紐付く残りポイント情報を、第1管理DB212から取得する。また、ステップSD2において、サーバ通信制御部201は、第1選択画面SG1に係わる情報として、第3管理DB214、及び第4管理DB215から全てのレコードを取得する。
【0060】
サーバ通信制御部201は、ステップSD2で取得した第1選択画面SG1に係わる情報を情報処理装置1に送信する(ステップSD3)。
【0061】
フローチャートFCで示すように、アプリ実行部101は、第1選択画面SG1に係わる情報をサーバ装置2から受信する(ステップSC2)。
【0062】
次いで、アプリ実行部101は、ステップSC2で受信した第1選択画面SG1に係わる情報に基づいて、第1選択画面SG1を生成する(ステップSC3)。
【0063】
図5は、第1選択画面SG1の一例を示す図である。
【0064】
第1選択画面SG1は、第1表示領域HA1を有する。
第1表示領域HA1は、物品BPごとに、物品BPの画像である物品画像BPG、チェックボックスCB、及び消費ポイントCPの組み合わせKMを表示する領域である。第1表示領域HA1は、図中上下方向において組み合わせKMを2列で表示する。なお、上下方向に2列の表示態様は、あくまで一例であり、2列以上でも1列でもよい。図5に示す第1表示領域HA1では、表示可能な組み合わせKMの数に上限がある。そのため、第1表示領域HA1が表示する組み合わせKM以外は、第1選択画面SG1において非表示となる。なお、第1表示領域HA1においては、図中上下方向においてスクロール操作が可能である。アプリ実行部101は、第1表示領域HA1においてスクロール操作を受け付けると、受け付けたスクロール操作のスクロール量に対応させて、非表示にしていた組み合わせKMを第1表示領域HA1に表示する。
【0065】
図5に示す第1表示領域HA1は、冷蔵庫HP1の物品画像BPG1と、冷蔵庫HP1を選択するためのチェックボックスCB1と、冷蔵庫HP1の消費ポイントCP1との組み合わせKM1を表示している。また、図5に示す第1表示領域HA1は、洗濯機HP2の物品画像BPG2と、洗濯機HP2を選択するためのチェックボックスCB2と、洗濯機HP2の消費ポイントCP2との組み合わせKM2を表示している。また、図5に示す第1表示領域HA1は、テレビの物品画像BPG3と、テレビを選択するためのチェックボックスCB3と、テレビの消費ポイントCP3との組み合わせKM3を表示している。また、図5に示す第1表示領域HA1は、電子レンジの物品画像BPG4と、電子レンジを選択するためのチェックボックスCB4と、電子レンジの消費ポイントCP4との組み合わせKM4を表示している。また、図5に示す第1表示領域HA1は、牛乳の物品画像BPG5と、牛乳を選択するためのチェックボックスCB5と、牛乳の消費ポイントCP5との組み合わせKM5を表示している。また、図5に示す第1表示領域HA1は、洗剤の物品画像BPG6と、洗剤を選択するためのチェックボックスCB6と、洗剤の消費ポイントCP6との組み合わせKM6を表示している。
【0066】
アプリ実行部101は、第1選択画面SG1の生成において、ステップSC2で受信した第3管理DB214及び第4管理DB215が格納するレコードの各々について、組み合わせKMを生成し、生成した組み合わせKMを第1表示領域HA1に並べて表示する。
【0067】
第1選択画面SG1は、第2表示領域HA2を有する。第2表示領域HA2は、残りポイントNPを表示する領域である。ステップSC3で生成される第1選択画面SG1の第2表示領域HA2は、ユーザPが支払った利用料金に対応する付与ポイントが残りポイントNPとして表示される。
アプリ実行部101は、第1選択画面SG1の生成において、ステップSC2で受信した残りポイント情報が示す残りポイントNPを第2表示領域HA2に表示する。
【0068】
第2表示領域HA2が表示する残りポイントNPは、第1表示領域HA1が表示するチェックボックスCBにチェックが入るたびに、チェックが入ったチェックボックスCBに対応する消費ポイントCPを減算したポイントに更新される。なお、選択画面SGにおいて、選択された物品BPとは、チェックボックスCBにチェックが入った物品BPである。
【0069】
図6は、チェックボックスCBにチェックが入った場合の第1選択画面SG1の一例を示す図である。図6では、チェックボックスCB1、CB3の各々にチェックが入った場合を例示している。
【0070】
図6で示すように、アプリ実行部101は、チェックボックスCB1、CB3にチェックが入ると、第1選択画面SG1において、第2表示領域HA2が表示する残りポイントNPを30から5に更新する。さらに、アプリ実行部101は、更新後の残りポイントNPを上回る消費ポイントCPの物品BPについての組み合わせKMを選択画面SGにおいてグレーアウトし、当該物品BPを選択不可に表示する。図6では、アプリ実行部101は、選択画面SGにおいて洗濯機HP2を選択不可に表示している。
【0071】
図5を参照した第1選択画面SG1の説明に戻り、第1選択画面SG1は、絞り込みボタンB1を有する。絞り込みボタンB1は、第1表示領域HA1が表示する物品BPの種類を絞り込むためのソフトウェアボタンである。絞り込みボタンB1が操作されると、第1選択画面SG1は、第1表示領域HA1が表示する物品BPの種類を絞り込むための条件を選択可能に一覧表示する。例えば、第1選択画面SG1は、家電機器HPの種類で絞り込むための条件や、商品Mの種類で絞り込むための条件、消費ポイントで絞り込むための条件などの種々の条件を一覧表示する。アプリ実行部101は、条件が選択されると、選択された条件を満たす物品BPのみを第1表示領域HA1に表示する。
【0072】
第1選択画面SG1は、確定ボタンB2を有する。確定ボタンB2は、第1表示領域HA1における選択を確定するためのソフトウェアボタンである。確定ボタンB2は、少なくとも1つのチェックボックスCBにチェックが入ることによって、操作可能となる。
【0073】
図4のフローチャートの説明に戻り、アプリ実行部101は、ステップSC3で生成した第1選択画面SG1をタッチパネル12に表示させる(ステップSC4)。
【0074】
アプリ実行部101は、第1選択画面SG1において、確定ボタンB2が操作されたか否かを判定する(ステップSC5)。
【0075】
アプリ実行部101は、確定ボタンB2が操作されたと判定した場合(ステップSC5:YES)、第1配送要求データをサーバ装置2に送信する(ステップSC6)。第1配送要求データとは、第1選択画面SG1で選択された物品BPの配送を要求するデータである。第1配送要求データには、第1選択画面SG1で選択された物品BPの物品名情報、確定ボタンB2の操作時の残りポイントNPを示す残りポイント情報、及び第2メモリ110が記憶するユーザID112を含む。なお、第1選択画面SG1で選択された物品BPとは、第1選択画面SG1においてチェックボックスCBにチェックが入った物品BPを指す。
【0076】
フローチャートFDで示すように、サーバ通信制御部201は、第1配送要求データを情報処理装置1から受信する(ステップSD4)。
【0077】
次いで、依頼部206は、ステップSD4で受信された第1配送要求データに基づいて配送依頼を行う(ステップSD5)。配送依頼によって物品BPが提供されるため、ステップSD5は、物品BPをユーザPに提供するステップに相当する。
ステップSD5について詳述する。依頼部206は、第1配送要求データに含まれるユーザID112に紐付く住所情報を第1管理DB212から取得する。次いで、依頼部206は、第1配送要求データが家電機器名情報を含む場合、第1配送要求データに含まれる家電機器名情報、及び取得した住所情報を第1配送業者SP1に通知することで、第1配送業者SP1に配送依頼を行う。また、依頼部206は、第1配送依頼情データが商品名情報を含む場合、第1配送要求データに含まれる商品名情報、及び取得した住所情報を第2配送業者SP2に通知することで、第2配送業者SP2に配送依頼を行う。これによれば、ポイント内でユーザPが選択した家電機器HPや商品Mの提供を受けることができる。
【0078】
次いで、ポイント管理部204は、ステップSD4で受信された第1配送要求データに基づいて、第1管理DB212を更新する(ステップSD6)。ステップSD6について詳述する。ポイント管理部204は、第1配送要求データに含まれるユーザID112のレコードを第1管理DB212から特定する。次いで、ポイント管理部204は、特定したレコードの残りポイント情報を、第1配送要求データに含まれる残りポイント情報に更新する。
【0079】
次いで、家電機器管理部205は、ステップSD4で受信された第1配送要求データに基づいて、第2管理DB213を更新する(ステップSD7)。ステップSD7について詳述する。家電機器管理部205は、第1配送要求データに含まれるユーザID112及び家電機器名情報を有するレコードを生成し、生成したレコードを第2管理DB213に格納する。
【0080】
[1-2-3.第2選択画面で物品を選択する場合の動作]
次に、ユーザPが第2選択画面SG2で物品BPを選択する場合の動作について説明する。第2選択画面SG2は、第1選択画面SG1が表示された後に情報処理装置1が表示する選択画面SGである。第2選択画面SG2は、サブスクリプションサービスの利用登録後、二回目以降、ユーザPが物品BPを選択する場合に表示される選択画面SGである。
【0081】
図7は、情報処理装置1、及びサーバ装置2の動作を示すフローチャートである。
図7において、フローチャートFEは情報処理装置1の動作を示し、フローチャートFFはサーバ装置2の動作を示す。
【0082】
フローチャートFEで示すように、アプリ実行部101は、第2選択画面SG2に係わる情報を要求する第2情報要求データを送信する(ステップSE1)。第2情報要求データには、第2メモリ110に記憶されるユーザID112が含まれる。
【0083】
フローチャートFFで示すように、サーバ通信制御部201は、第2情報要求データを情報処理装置1から受信する(ステップSF1)。
【0084】
サーバ通信制御部201は、第2選択画面SG2に係わる情報を取得する(ステップSF2)。ステップSF2について詳述する。ステップSF2において、サーバ通信制御部201は、第2選択画面SG2に係わる情報として、ステップSF1で受信された第2情報要求データに含まれるユーザID112に紐付く残りポイント情報を、第1管理DB212から取得する。また、ステップSF2において、サーバ通信制御部201は、第2選択画面SG2に係わる情報として、ステップSF1で受信された第2情報要求データに含まれるユーザID112に紐付く家電機器名情報を、第2管理DB213から取得する。また、ステップSF2において、サーバ通信制御部201は、第2選択画面SG2に係わる情報として、第3管理DB214、及び第4管理DB215から全てのレコードを取得する。
【0085】
サーバ通信制御部201は、ステップSF2で取得した第2選択画面SG2に係わる情報を情報処理装置1に送信する(ステップSF3)。
【0086】
フローチャートFEで示すように、アプリ実行部101は、第2選択画面SG2に係わる情報をサーバ装置2から受信する(ステップSE2)。
【0087】
次いで、アプリ実行部101は、ステップSE2で受信した第2選択画面SG2に係わる情報に基づいて、第2選択画面SG2を生成する(ステップSE3)。
【0088】
図8は、第2選択画面SG2の一例を示す図である。第2選択画面SG2の説明では、第1選択画面SG1の構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を適宜に省略する。
【0089】
第2選択画面SG2は、第1表示領域HA1を有する。
第1表示領域HA1は、前回選択された家電機器HPについては選択された状態で表示する。選択された状態とは、チェックボックスCBにチェックが入り、且つ、組み合わせKMがグレーアウトした状態である。第1表示領域HA1は、前回選択された家電機器HPを前回選択されていない家電機器HP及び商品Mより上位にして表示する。上位にして表示するとは、第2選択画面SG2を表示したときからのスクロール量が少なくなるように表示することを意味する。選択された状態で表示された家電機器HPのチェックボックスCBのチェックが外されることで、第1表示領域HA1においては、選択された状態が解除される。
第1表示領域HA1は、前回選択されていない家電機器HPについては選択可能な状態で表示する。選択可能な状態とは、チェックボックスCBにチェックが入っておらず、且つ、組み合わせKMがグレーアウトしていない状態である。
第1表示領域HA1は、商品Mについては選択可能な状態で表示する。
【0090】
アプリ実行部101は、第2選択画面SG2の生成において、ステップSE2で受信した第3管理DB214及び第4管理DB215が格納するレコードの各々について、組み合わせKMを生成する。次いで、アプリ実行部101は、ステップSE2で受信した家電機器名情報が示す家電機器HPが前回選択された家電機器HPであるとして、当該家電機器HPに対応する組み合わせKMを選択された状態に変更する。次いで、アプリ実行部101は、選択された状態の組み合わせKMを上位にして、複数の組み合わせKMを第1表示領域HA1に表示する。
【0091】
第2選択画面SG2では、第1選択画面SG1と同様、チェックボックスCBにチェックが入ることによって、残りポイントNPが減算される。また、第2選択画面SG2では、第1選択画面SG1と同様、更新後の残りポイントNPを上回る消費ポイントCPの物品BPに対応する組み合わせKMをグレーアウトし、第2選択画面SG2において当該物品BPを選択不可に表示する。
【0092】
第2選択画面SG2は、第1選択画面SG1と同様、絞り込みボタンB1、及び確定ボタンB2を有する。
【0093】
図7のフローチャートの説明に戻り、アプリ実行部101は、ステップSE3で生成した第2選択画面SG2をタッチパネル12に表示させる(ステップSE4)。
【0094】
アプリ実行部101は、第2選択画面SG2において、確定ボタンB2が操作されたか否かを判定する(ステップSE5)。
【0095】
アプリ実行部101は、確定ボタンB2が操作されたと判定した場合(ステップSE5:YES)、第2配送要求データをサーバ装置2に送信する(ステップSE6)。第2配送要求データとは、第2選択画面SG2で選択された物品BPの配送を要求するデータである。なお、第2選択画面SG2で選択された物品BPとは、第2選択画面SG2においてチェックボックスCBにチェックが入った物品BPを指す。第2配送要求データには、第2選択画面SG2で選択された物品BPの物品名情報、確定ボタンB2の操作時の残りポイントNPを示す残りポイント情報、及び第2メモリ110が記憶するユーザID112を含む。なお、第2選択画面SG2で選択された物品BPとは、第2選択画面SG2においてチェックボックスCBにチェックが入った物品BPとの意味である。
【0096】
フローチャートFFで示すように、サーバ通信制御部201は、第2配送要求データを情報処理装置1から受信する(ステップSF4)。
【0097】
次いで、依頼部206は、ステップSF4で受信された第2配送要求データに基づいて配送依頼を行う(ステップSF5)。配送依頼によって物品BPが提供されるため、ステップSF5は、物品BPをユーザPに提供するステップに相当する。
ステップSF5について詳述する。依頼部206は、第2配送要求データに含まれるユーザID112に紐付く住所情報を第1管理DB212から取得する。次いで、依頼部206は、第2配送要求データに家電機器名情報が含まれる場合、第2配送要求データに含まれるユーザID112に紐付く家電機器名情報を第2管理DB213から取得する。次いで、依頼部206は、第2配送要求データに含まれる家電機器名情報の種類と、第2管理DB213から取得した家電機器名情報の種類とが相違する場合、第2配送要求データに含まれる家電機器名情報であって且つ第2管理DB213と相違する家電機器名情報が示す家電機器HPについて、配送依頼を行う。また、依頼部206は、第2管理DB213から取得した家電機器名情報であって且つ第2配送要求データが含まれない家電機器名情報が示す家電機器HPについて、回収依頼を行う。また、依頼部206は、第2配送要求データに商品名情報が含まれる場合、第2配送要求データが示す商品名情報が示す商品Mについて配送依頼を行う。これによれば、提供時期をユーザPが決めることが可能となる。具体的には例えば前の月に提供された商品Mが無くなりそうなタイミングで当月の商品Mの提供を受けることができる。
【0098】
次いで、ポイント管理部204は、ステップSF4で受信された第2配送要求データに基づいて、第1管理DB212を更新する(ステップSF6)。ステップSF6について詳述する。ポイント管理部204は、第2配送要求データに含まれるユーザID112のレコードを第1管理DB212から特定する。次いで、ポイント管理部204は、特定したレコードの残りポイント情報を、第2配送要求データに含まれる残りポイント情報に更新する。
【0099】
次いで、家電機器管理部205は、ステップSF4で受信された第2配送要求データに基づいて、第2管理DB213を更新する(ステップSF7)。ステップSF7について詳述する。家電機器管理部205は、第2配送要求データに含まれるユーザID112に紐付く家電機器名情報を、第2配送要求データに含まれる家電機器名情報に更新する。
【0100】
[1-3.効果等]
以上、説明したように、サービス利用アプリ111は、生活に関連する物品BPの提供を含むサブスクリプションサービスのユーザPが使用する情報処理装置1の第2プロセッサ100を、物品BPの価値に基づいて、ユーザPに提供される物品BPを複数選択可能な選択画面SGを表示するアプリ実行部101として機能させる。
【0101】
これによれば、サブスクリプションサービスのユーザPが、生活に関連する物品BPについて所望の組み合わせで提供を受けることができる。よって、サブスクリプションサービスのユーザの利便性を向上できる。
【0102】
物品BPには、物品BPごとに、物品BPの提供を受ける際に消費する消費ポイントCPが物品BPの価値として設定されている。ユーザPには、サブスクリプションサービスの利用料金に対応したポイントが付与されている。アプリ実行部101は、ユーザPに付与されたポイントである付与ポイントと消費ポイントCPに基づいて、ユーザPに提供される物品BPを複数選択可能な選択画面SGを表示する。
【0103】
これによれば、ポイントを利用して、サブスクリプションサービスのユーザPが、生活に関連する物品BPについて所望の組み合わせで提供を受けることができる。よって、サブスクリプションサービスのユーザの利便性を向上できる。
【0104】
アプリ実行部101は、選択画面SGにおいて、付与ポイントの残り以下の消費ポイントCPが設定された物品BPを、選択可能に表示し、付与ポイントの残りを上回る消費ポイントCPが設定された物品BPを、選択不可に表示する。
【0105】
これによれば、サブスクリプションサービスのユーザPが、選択可能な物品BPを容易に把握できる。よって、サブスクリプションサービスのユーザPの利便性をより向上できる。
【0106】
物品BPは、家電機器HPと、家電機器HPに関連する商品Mとを含む。アプリ実行部101は、選択画面SGにおいて、物品BPが選択された場合、選択された物品BPに対応する消費ポイントCPを付与ポイントの残りから減算し、減算後の付与ポイントの残り以下の消費ポイントCPが設定された物品BPを、選択可能に表示し、減算後の付与ポイントの残りを上回る消費ポイントCPが設定された物品BPを、選択不可に表示する。
【0107】
これによれば、選択画面SGにおいて物品BPが選択され付与ポイントの残りが減った場合でも、サブスクリプションサービスのユーザPが、選択可能な物品BPを容易に把握できる。よって、サブスクリプションサービスのユーザPの利便性をより向上できる。
【0108】
物品BPは、家電機器HPと、家電機器HPに関連する商品Mとを含む。アプリ実行部101は、選択画面SGにおいて、前回選択された家電機器HPについては選択された状態で表示し、前回選択されていない家電機器HPについては付与ポイントの残りに応じて表示し、商品Mについては付与ポイントの残りに応じて表示する。
【0109】
これによれば、サブスクリプションサービスのユーザPが、前回に選択された家電機器HPがどのような家電機器HPであるかを容易に把握でき、且つ、同じ家電機器HPがユーザPに提供されることを回避できる。よって、サブスクリプションサービスのユーザPの利便性をより向上できる。
【0110】
生活に関連する物品BPの提供を含むサブスクリプションサービスのユーザPが使用する情報処理装置1は、物品BPの価値に基づいて、ユーザPに提供される物品BPを複数選択可能な選択画面SGを表示するアプリ実行部101を備える。
【0111】
これによれば、上述したサービス利用アプリ111の効果と同様の効果を奏する。
【0112】
生活に関連する物品BPの提供を含むサブスクリプションサービスを提供するサービス提供システムは、サブスクリプションサービスのユーザPが使用する情報処理装置1と、情報処理装置1と通信するサーバ装置2とを備える。情報処理装置1は、物品BPの価値に基づいて、ユーザPに提供される物品BPを複数選択可能な選択画面SGを表示する。サーバ装置2は、選択画面SGで選択された物品BPをユーザPに提供する。
【0113】
これによれば、上述したサービス利用アプリ111の効果と同様の効果を奏する。
【0114】
生活に関連する物品BPの提供を含むサブスクリプションサービスを提供するサービス提供システム1000の制御方法は、サブスクリプションサービスのユーザPが使用する情報処理装置1が、物品BPの価値に基づいて、ユーザPに提供される物品BPを複数選択可能な選択画面SGを表示するステップと、選択画面SGで選択された物品BPをユーザPに提供するステップと、を含む。
【0115】
これによれば、上述したサービス利用アプリ111の効果と同様の効果を奏する。
【0116】
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する例示として、上記実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
【0117】
上述した実施の形態1では、生活に関連する物品BPとして、家電機器HPと商品Mとを例示した。しかしながら、生活に関連する物品BPには、家電機器HP及び商品Mの他に家具が含まれてもよい。
【0118】
上述した実施の形態1では、残りポイントNPを上回る消費ポイントCPの物品BPを、組み合わせKMのグレーアウトによって選択不可にする構成である。他の実施の形態では、残りポイントNPを上回る消費ポイントCPの物品BPについて、組み合わせKMを選択画面SGで非表示にすることで選択不可にする構成としてもよい。
【0119】
上述した実施の形態1では、残りポイントNPが翌月に繰り越せない構成である。他の実施の形態では、残りポイントNPを翌月に繰り越せる構成としてもよい。翌月に繰り越せる構成の場合、繰り越し可能な残りポイントNPについて時期的な制約が設けられてもよい。
【0120】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて、付与ポイントの残りを消費して家電機器HPの保険に入れる構成でもよい。
【0121】
他の実施の形態では、第2選択画面SG2において、前回選択した家電機器HPの選択が解除された場合、付与ポイントの残りから回収費用に対応するポイントが減算されてもよい。
【0122】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて、少なくとも、1の消費ポイントCPが設定された物品BPが1又は複数選択可能に表示される構成としてもよい。
【0123】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて、ユーザPがポイントを追加購入できてもよい。この構成においてユーザPがポイントを追加購入した場合、第2表示領域HA2が表示する残りポイントNPは、追加購入されたポイントが加算される。追加購入によって残りポイントNPが増えた場合、第1表示領域HA1は、増加後の残りポイントNP以下の消費ポイントCPが設定された物品BPを、選択可能に表示する。
【0124】
上述した実施の形態1では、物品BPごとに、物品BPの価値として消費ポイントCPが設定されている場合を例示した。他の実施の形態では、物品BPごとに、物品BPの価値としてランクが設定されていて、選択画面SGにおいて物品BPのランクに基づいて物品BPが選択できてもよい。例えば、Aランクから一品、Bランクから一品、Cランクから二品といったように選択できてもよい。また、他の実施の形態では、物品数が選択プランに基づいて予め決められていて、決められた物品数を選択画面SGにおいて選択できてもよい。
【0125】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて1つの家電機器HPが選択された場合、選択された家電機器HPに関連する商品Mが自動的に絞られて選択画面SGに表示される構成でもよい。また、他の実施の形態では、選択画面SGにおいて1つの家電機器HPが選択された場合、推奨欄が選択画面SG内に設けられ、推奨欄に選択された家電機器HPに関連する商品Mが表示される構成でもよい。
【0126】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて、残りポイントNPが0になるまで確定ボタンB2を操作できない構成としてもよい。
【0127】
他の実施の形態では、サーバ装置2が第1選択画面SG1を生成して、サーバ装置2が情報処理装置1に第1選択画面SG1のデータを送信してもよい。また、サーバ装置2が第2選択画面SG2を生成して、サーバ装置2が情報処理装置1に第2選択画面SG2のデータを送信してもよい。
【0128】
他の実施の形態では、第2管理DB213が、選択画面SGにおいてユーザPが選択した商品Mに関するデータを管理してもよい。この場合、第2管理DB213が格納する1件のレコードは、ユーザID112、家電機器名情報、商品名情報を有する。第2選択画面SG2において、第1表示領域HA1は、前回選択された商品Mについては選択された状態で表示してもよい。これによれば、商品Mに関してユーザの選択忘れを抑制し、ユーザの利便性を向上できる。
【0129】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて、家電機器HPのみを選択する、もしくは、商品Mのみを選択してもよい。
【0130】
上述した実施の形態1では、サブスクリプションサービスとして月額の利用料金を支払うことで、生活に関連する物品BPをひと月の間利用できる場合を例示した。他の実施の形態では、サブスクリプションサービスを利用できる期間を変更した構成でもよい。例えば6ヵ月の利用料金を支払うことで、生活に関連する物品BPを6ヵ月の間利用できる。この場合、毎月家電機器HPや商品Mを選択できるようにしてもよい。
【0131】
他の実施の形態では、選択画面SGにおいて、家電機器名や商品名を表示する構成としてもよい。また、家電機器HPのメーカか商品Mの小売業者の情報を表示してもよい。また、物品画像BPGを選択すると物品情報が記載された画面を選択画面SGに重畳して表示してもよい。なお、物品画像BPGを選択すると物品情報が記載された画面を別画面として表示してもよい。
【0132】
第1プロセッサ200、及び第2プロセッサ100は、単一のプロセッサにより構成されてもよいし、複数のプロセッサにより構成されていてもよい。これらプロセッサは、対応する機能部を実現するようプログラムされたハードウェアでもよい。すなわち、これらプロセッサは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成されてもよい。
【0133】
図2に示した情報処理装置1及びサーバ装置2の構成は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上述した実施の形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
【0134】
図3図4、及び図7に示す動作のステップ単位は、動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、動作が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本開示の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
【0135】
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0136】
以上のように、本発明に係るプログラム、情報処理装置、サービス提供システム、及びサービス提供システムの制御方法は、生活に関する物品の提供を含むサブスクリプションサービスの用途に利用可能である。
【符号の説明】
【0137】
1 情報処理装置
2 サーバ装置
100 第2プロセッサ(プロセッサ)
101 アプリ実行部(表示制御部)
110 第2メモリ
111 サービス利用アプリ(プログラム)
201 サーバ通信制御部
202 登録部
203 付与部
204 ポイント管理部
205 家電機器管理部
206 依頼部
206 家電機器管理部
207 通知部
210 第1メモリ
211 制御プログラム
1000 サービス提供システム
BP 物品
CP 消費ポイント
HP 家電機器
M 商品
NP 残りポイント(付与ポイントの残り)
SG 選択画面
SG1 第1選択画面
SG2 第2選択画面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8