(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023160252
(43)【公開日】2023-11-02
(54)【発明の名称】圧縮袋用排気バルブ
(51)【国際特許分類】
B65D 30/24 20060101AFI20231026BHJP
B65D 81/20 20060101ALI20231026BHJP
B65D 85/07 20170101ALI20231026BHJP
B65D 85/18 20060101ALI20231026BHJP
【FI】
B65D30/24 R
B65D81/20 B
B65D85/07
B65D85/18 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022070468
(22)【出願日】2022-04-22
(71)【出願人】
【識別番号】594146180
【氏名又は名称】中本パックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002354
【氏名又は名称】弁理士法人平和国際特許事務所
(74)【代理人】
【氏名又は名称】田中 政浩
(72)【発明者】
【氏名】小西 礼一
(72)【発明者】
【氏名】小田 雅一
【テーマコード(参考)】
3E064
3E067
3E068
【Fターム(参考)】
3E064AD30
3E064BA21
3E064BA27
3E064BA30
3E064BA54
3E064BB03
3E064EA12
3E064FA01
3E064HD10
3E064HN11
3E064HS07
3E067AB93
3E067BA12A
3E067BB15A
3E067BB16A
3E067BB25A
3E067CA24
3E067EA06
3E067EE56
3E067FB11
3E067FC01
3E068AA13
3E068AA40
3E068AB04
3E068BB16
3E068CC22
3E068CE03
3E068DD08
3E068DD11
3E068DD31
3E068DE02
3E068EE15
3E068EE16
3E068EE22
3E068EE31
3E068EE32
(57)【要約】
【課題】電気掃除機があればそれで吸引圧縮でき、電気掃除機がなくてもそれぞれの状況に対応して圧縮できる汎用性の高い圧縮袋の開発を目的としている。
【解決手段】上記課題は、排気口の外縁が突縁とされて、該突縁部に当接して排気口を閉止する弾性板よりなる逆止弁体が取付けられ、該突縁部の外側には吸引ポンプの吸引口部を嵌着させる取着部が設けられていることを特徴とする圧縮袋用排気バルブによって解決される。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
排気口の外縁が突縁とされて、該突縁部に当接して排気口を閉止する弾性板よりなる逆止弁体が取付けられ、該突縁部の外側には吸引ポンプの吸引口部を嵌着させる取着部が設けられていることを特徴とする圧縮袋用排気バルブ
【請求項2】
突縁が筒体よりなっている請求項1記載の圧縮袋用排気バルブ
【請求項3】
弾性板の中央に軸杆が設けられ、該軸杆がバルブ本体に固定されている請求項1記載の圧縮袋用排気バルブ
【請求項4】
嵌着が螺着である請求項1記載の圧縮袋用排気バルブ
【請求項5】
取着部の外側に電気掃除機の吸引口を当てつける平板部が設けられている請求項1記載の圧縮袋用排気バルブ
【請求項6】
排気口の不使用時に取着部のネジに螺着させるバルブ蓋体が設けられ、該バルブ蓋体の内面には、弾性板の排気口突縁部に対応する位置に先端が当接する筒体が設けられている請求項4記載の圧縮袋用排気バルブ
【請求項7】
請求項1記載の圧縮袋用排気バルブが取付けられている圧縮袋
【請求項8】
吸引ポンプが手動式ポンプ又はUSB式吸引器である請求項5記載の圧縮袋用排気バルブが取付けられている圧縮袋
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、布団や衣類を収納して脱気することにより圧縮してコンパクトな状態にできる、圧縮袋用の排気バルブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、布団等を収納保管する際に、袋に収納して袋内を電気掃除機で吸引することにより、袋内の空気に加えて布団等内の空気も吸引して、全体の嵩を減少させてコンパクトな状態で収納保管できる袋が開発されている。しかし、電気掃除機で吸引する場合には、布団等の収納物に掃除機のノズルを当てて行わないと袋体のフィルムが張り付いてうまく吸引できないことがあり、そのため、袋に吸引バルブを設けて、この吸引バルブに電気掃除機の吸引ノズルの先端を気密に被せて行っていた。
【0003】
例えば、特許文献1には、弁本体の中心部に設けた吸込穴を柔軟な樹脂材又はゴム材で形成された概略お椀型の弁で閉止し、電気掃除機で吸引するとこのお椀型弁が浮上して吸込穴が開き内部を吸引できる吸気弁が開示されている。吸引が終了すると内部の負圧によりお椀型弁が弁吸込穴に密着してエアーの侵入を防止する。
【0004】
また、電気掃除機を有しない単身世帯や旅行先などを考慮して、手押しで圧縮できるようにした圧縮袋も開発されている(特許文献2)。
【0005】
この圧縮袋は、袋の一端に脱気口を有し手で押して袋内の空気を排気する逆止弁部と、その外側に配置されて排気後に密封する第2のチャック部を有するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010-83505号公報
【特許文献2】特開2020-66470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、布団や衣類の圧縮収納袋は、種々の場合に使用されている。電気掃除機で吸引する袋は、電気掃除機がなければ吸引できず、また、手押しで脱気する袋は、大きな袋を押圧するため、力の弱い高齢者や女性が充分に圧縮するのは容易でないとの問題があった。
【0008】
本発明は、電気掃除機があればそれで吸引圧縮でき、電気掃除機がなくてもそれぞれの状況に対応して圧縮できる汎用性の高い圧縮袋の開発を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討し、まず、圧縮袋内の空気の排気口を手押し方式も含め各種の排気手段に対応できるものとすることを考えた。その結果、特許文献1に記載されているものは、手押しで間欠的に脱気を行う場合、特に初期段階では圧迫を終えた後の弁の戻りが悪く、空気の逆流が起こって、手押し方式には不適当であることを見出した。そこで、更に検討を進め、弁の開閉部材として弾性板を取付けて、手押しによる内圧が加わった場合、その変形で開口するようにすれば、圧迫後直ちに弁が閉止して圧縮袋内の脱気を効率よくできることを見出した。そして、更に、このバルブは、電気掃除機などの各種の吸引脱気手段でも効率よく脱気できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は、排気口の外縁が突縁とされて、該突縁部に当接して排気口を閉止する弾性板よりなる逆止弁体が取付けられ、該突縁部の外側には吸引ポンプの吸引口部を嵌着させる取着部が設けられていることを特徴とする圧縮袋用排気バルブを提供するものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明により、布団や衣類を収納した袋をその場に応じた各種の手段で脱気して圧縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図2】バルブ本体の排気口を開閉する逆止弁体の斜視図
【
図4】バルブ本体に逆止弁体を取付けた状態の側面部分断面図
【
図6】布団を収納して電気掃除機で吸引している状態を示す斜視図
【
図7】布団を収納してUSB式吸引器で吸引している状態を示す斜視図
【
図8】布団を収納して手動式ポンプで吸引している状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の排気バルブが取付けられる圧縮袋は、布団や背広、ジャンパー、トレーナー、下着類などの収納物を圧縮して気密状態で収納する袋である。
【0014】
収納物を収納する袋体はプラスチックフィルムで形成され、通常は4角形である。大きさは30~90cm×40~130cm程度であるが、収納物によって異なり、衣類であれば30~50cm×40~70cm程度、布団であれば70~90cm×100~130cm程度である。
【0015】
材質は、気密性、柔軟性、ヒートシール性およびコストなどから選択され、例えば、ポリプロピレン等の単層フィルムや、ポリアミドとLDPE等、ポリエステルとLDPE等の積層フィルムなどが使用される。厚みは、柔軟性や通常の使用で破損しない強度などの観点から定められ、20~100μm程度、好ましくは42~65μm程度である。ポリアミドまたはポリエステルとLDPEとの積層フィルムの場合は、ポリアミドまたはポリエステル層の厚みが12μm~15μm程度で、LDPE層の厚みが30μm~50μm程度のものが強度・圧縮保持性能として好ましい。
【0016】
そして、袋体の一辺には布団や衣類等の収納物を出し入れする出入口が設けられ、出入口には収納物を収納後に閉止するチャックが設けられる。チャックは袋内の気密性を維持できるものであり、通常、雄条と雌条を嵌合させる構造の物が用いられ、それを開閉するスライダーが取り付けられている。
【0017】
この圧縮袋に取付けられる排気バルブはバルブ本体と逆止弁体とバルブ蓋体よりなる。
【0018】
バルブ本体は、圧縮袋内の空気を排気する排気口とこれを閉止する閉止部材と、圧縮袋内の空気を吸引ポンプで吸引する場合の吸引口の取着部を有している。
【0019】
排気口の形状は問わないが、通常は円形でよく、大きさは直径で0.8~5cm程度、通常1~3cm程度、特に1.1~2.0cm程度でよい。排気口が円形でない場合は面積を円にした場合の直径から大きさを定めればよい。
【0020】
排気口の外縁は突縁として閉止部材の密着性を高める。密着性と空気の流通をしやすくする点から、突縁はある程度高さがあった方がよく、高さが0.5~10mm程度、通常1~5mm程度の筒体とするのがよい。この突縁の幅は0.5~5mm程度、通常1~2mm程度でよい。突縁の頂面は閉止部材を完全に密着できるように平面又は円弧状とするのがよい。
【0021】
このバルブ本体の材質は、ポリプロピレン又はポリエチレン製などとすることができる。
【0022】
逆止弁体は、排気口の突縁部に当接して排気口を閉止する弾性板と、それをバルブ本体に固定する連結部よりなる。
【0023】
弾性板は、通常は排気口を閉止しているが、圧縮袋に手押しや吸引ポンプによる力が加わった場合には、反り返って排気口を開口するものであり、特に手押しで加圧した場合に適するように、材質に応じて厚みを定める。例えば、アルケン類熱可塑性エラストマーを用いた場合、厚みは0.5~1mm程度とするのがよい。この弾性板は、原則として平板で排気口の全面を覆って、外縁を閉止できる形状をしており、通常は平面が排気口と相似形をしている。平面の大きさは、排気口の外縁の径の1~2倍程度、特に、1.1~1.7倍程度とするのがよい。また、厚みは0.2~5mm程度、特に0.5~2mm程度が好ましい。弾性板の材質はエラストマーやシリコンラバーが好ましいが、特にエラストマーが好ましい。
【0024】
連結部は、弾性板をバルブ本体に固定するものであり、弾性板の端部を排気口の端部に固定してもよいが、閉止を早く確実にするために弾性板の中央部に軸杆を設けて、この軸杆をバルブ本体に固定する形態が好ましい。軸杆は弾性板の変形部位を拘束しないように、あまり太くしないことが好ましく、例えば軸杆の径は弾性板の径の1/100~1/5程度にする。バルブ本体への固定手段は問わないが、例えば、軸杆に凸部又は凹部を設けるとともにそれに対応する部位をバルブ本体に設け、そこに嵌合あるいは掛合すればよい。連結部は弾性板と別体にしてもよいが、一体として同じ材質で形成することがコスト上好ましい。また、軸杆の凸部を変形可能とすることにより、バルブ本体との嵌合を容易にできる利点もある。
【0025】
バルブ本体の排気口周縁の突縁部の外側には、吸引ポンプの吸引口を嵌着させる取着部を設ける。この取着部は、排気口と吸引ポンプの吸引口の間を気密状態にする必要があり、通常は筒状にする。そして、吸引口部の嵌着は、吸引時に吸引口が外れないようにしっかり固定するものであり、螺合させることが好ましい。本発明では、吸引ポンプに手動式ポンプ、USB式吸引器および電気掃除機を使用できるようにするものであるが、手動式ポンプとUSB式吸引器は専用のものとすることを考えており、これらの吸引口部も筒状にして表面にネジ部を設け、バルブ本体の取着部と螺合させるようにするのがよい。取着部と吸引ポンプの吸引口部はいずれを雄ネジとしてもかまわないが、バルブ蓋体は一般に雌ネジとするので、その場合、取着部を雄ネジとすることになる。
【0026】
筒状の取着部は、排気口の突縁部との間を脱気する空気を通過させる必要があり、そのため、取着部の内面と突縁部の外面の間に空間を設ける必要がある。この空間の幅は実用上1~10mm程度でよい。
【0027】
吸引ポンプには、手動式ポンプとUSB式吸引器を用いる。手動式ポンプは、例えば自転車の空気入の吸排気構造を逆にしたものを用いればよい。
【0028】
USB式吸引器は、各種対応している給電口にUSBを差し込み電源を確保しスイッチを入れる事より自動的に脱気する事により圧縮作業が出来る。また、放置しても自動的に脱気する為作業効率に優れる特性が有る。USBとは、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)と言う規格の略称であり、コンピュータまたはその他電気機器と周辺機器とを接続する為の規格の1つである。このようにUSBハブを介して多数の機器を接続できる特徴を持っており、今回の機器については吸引作業を行うにあたりUSBハブを介し給電する事により圧縮作業が可能となる電源を確保する。
【0029】
その外、電気掃除機も吸引口部が合えばこの取着部に取着させてもよい。
【0030】
しかしながら、電気掃除機の吸引口部は種類が多いので、取着部の外側に電気掃除機の吸引口を当てつける平板部を設けるのがよい。圧縮袋は、この平板部にヒートシールして接着することができる。
【0031】
また、排気バルブは、圧縮袋内の空気を排気すると、袋内の負圧で収納物がバルブ本体の裏面に密着して空気の流通を阻害するので、裏面に突起を設けて空気の通路を残すようにするのがよい。突起の形状は問わないが、例えば突条を排気口から放射状に設ければよい。
【0032】
バルブ蓋体は、排気口への塵や埃の侵入を阻止するものであるが、それに加えて、排気して圧縮が完了した圧縮袋内への外気の侵入を阻止するものである。バルブ蓋体のバルブ本体への結合は、バルブ本体の吸引ポンプの吸引口部を取着する取着部へ結合させればよく、この取着部にネジ部が設けられていればそれと螺号させればよい。
【0033】
このバルブ蓋体には、バルブ本体への装着後、排気口の突縁部に接している弾性板の部位に圧接する内筒を設けることによって、弾性板による排気口の閉止機能を高めることができる。
【0034】
本発明の圧縮袋用排気バルブは、このような構成にすることにより、収納物を入れた圧縮袋を手押し、手動式ポンプによる吸引、USB式吸引器による吸引、電気掃除機による吸引の4つの手段による圧縮が可能になる。そこで、電気掃除機があればそれを用いて圧縮を進行させればよいが、力のある若い人の場合には手押しで圧縮でき、手動式ポンプを用いればさらに圧縮を確実に行うことができ、高齢者や女性のような場合でも、電気掃除機がなくても手動式ポンプや、特にUSB式吸引器を用いれば確実に圧縮できるという利点がある。
【実施例0035】
本発明の一実施例である圧縮袋用排気バルブの本体の正面と裏面の斜視図を
図1に示す。
【0036】
このバルブ本体1は直径55mmの円盤状をしており、その中央部に吸引ポンプの吸引口部を螺着させる筒状の取着部2が形成されている。
【0037】
この取着部2のなかには口径12mmの円形の排気口3が形成され、その周囲には厚さ1.5mm、高さ3mmの筒状の突縁部4が形成されている。突縁部4の頂面は丸められている。
【0038】
そして、裏面には空気の流通を確保するための6本の突条5が放射状に形成され、その排気口3側は排気口3内に侵入してその先端に逆止弁体6の軸杆7先端の掛止突起8を嵌合掛止する円環状掛止部9が設けられている。
【0039】
このバルブ本体1はポリプロピレンできている。
【0040】
逆止弁体6は、
図2に示すように、円盤状弾性板10とその中央部に形成された軸杆7とその先端に形成された逆円錐台上の掛止突起8からなっている。弾性板10は直径18mm、厚さ1mmであり、軸杆7は直径3mm、長さ6mmであって、掛止突起8は基端側の直径5mm、厚さ2mmである。逆止弁体6をバルブ本体の円環状掛止部9に掛合させた状態を
図4に示す。
【0041】
この逆止弁体6はアルケン類熱可塑性エラストマーできている。
【0042】
取着部2の外面は、吸引ポンプの吸引口を螺着させるネジ面となっており、内面は平面で、突縁部4の外面との間隔は2mmになっている。
【0043】
取着部の外側は平板になっていて、この平板部11には電気掃除機の吸引口を当てつけて圧縮袋を吸引、圧縮できるようになっている。また、この平板部11には圧縮袋をヒートシールして排気バルブを圧縮袋に結合させる。この平板部11の幅は16mmである。
【0044】
取着部のネジに螺着させるバルブ蓋体12の正面と裏面の斜視図を
図3に示す。
【0045】
このバルブ蓋体12の内面には、弾性板10の排気口突縁部4に対応する位置に、螺着時に先端が当接して圧縮袋内への外気の侵入を阻止する筒体13が設けられている。
【0046】
この排気バルブが取付けられている圧縮袋14の平面図を
図5に示す。
【0047】
この袋は、縦70cm、横50cmの長方形をし、3方がシール辺15となった3方シール袋であり、上辺には収納物を出し入れする出入口16が全長に亘って形成され、そこには出入口16を開閉するチャック17が取付けられている。このチャック17は2条の雄条と雌条が互いに対向して平行に形成されており、それを開閉するスライダー18も取付けられている。
【0048】
袋体は、ナイロン15μm/ポリエチレン40μmの厚さ55μmの積層フィルムからなっている。
【0049】
この圧縮袋に座布団を入れて電気掃除機で吸引している状態を
図6に、USB式吸引器で吸引している状態を
図7に、手動式ポンプを取付けた状態を
図8に示す。手押しの場合は、袋全体を圧縮していけばよい。
【0050】
本圧縮袋を用い脱気する事で嵩がおよそ3分の1に減らす事が可能であり、圧縮保持試験についても、脱気後30日間以上空気漏れ等の問題は見受けられなかった。
本発明は、簡便な手段で布団や衣類の嵩を減らして長期間安定して維持することができ、布団や衣類の輸送、保存、持ち運びの手間などの負担を軽減することができるので、幅広く利用することができる。