(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023160343
(43)【公開日】2023-11-02
(54)【発明の名称】再生磁器製品の製造方法及びリサイクルモデル
(51)【国際特許分類】
C04B 41/80 20060101AFI20231026BHJP
A47G 19/00 20060101ALI20231026BHJP
C04B 41/86 20060101ALI20231026BHJP
【FI】
C04B41/80 A
A47G19/00 A
A47G19/00 G
C04B41/80 Z
C04B41/86 H
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022070659
(22)【出願日】2022-04-22
(71)【出願人】
【識別番号】505451741
【氏名又は名称】株式会社おぎそ
(74)【代理人】
【識別番号】100079050
【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 憲秋
(74)【代理人】
【識別番号】100201879
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 大輝
(72)【発明者】
【氏名】小木曽 順務
【テーマコード(参考)】
3B001
【Fターム(参考)】
3B001AA40
3B001CC36
3B001CC38
(57)【要約】
【課題】再生用磁器素材の原形を損なうことなく、素材ごとに新たに再生磁器製品を得ることができる採算性を有する再生磁器製品の製造方法及びそのリサイクルモデルを提供する。
【解決手段】破砕することなく原形を保持した再生用磁器素材を用いて再生磁器製品を製造する方法10であって、再生用磁器素材の縁部の損傷を研削により除去するグラインダー研削工程20と、再生用磁器素材の表面表示部をサンドブラストにより剥落するサンドブラスト研磨工程30と、グラインダー研削工程とサンドブラスト研磨工程後の再生用磁器素材を加熱焼成して、再生用磁器素材の表面の釉薬面を溶融させて無地表面に加工する焼成工程40と、無地表面に転写紙を貼着し、再生用磁器素材を加熱焼成して釉薬面の中に転写紙の顔料をイングレース加工でシンクインさせ新たな表示部とするイングレース加工工程50とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
破砕することなく原形を保持した再生用磁器素材を用いて以下の工程によって再生磁器製品とすることを特徴とする再生磁器製品の製造方法。
(1)前記再生用磁器素材の縁部の損傷を研削により除去するグラインダー研削工程、
(2)前記再生用磁器素材の表面表示部をサンドブラストにより剥落するサンドブラスト研磨工程、
(3)前記グラインダー研削工程と前記サンドブラスト研磨工程後の再生用磁器素材を加熱焼成して、前記再生用磁器素材の表面の釉薬面を溶融させて無地表面に加工する焼成工程、
(4)前記無地表面に転写紙を貼着し、前記再生用磁器素材を加熱焼成して釉薬面の中に前記転写紙の顔料をイングレース加工でシンクインさせ新たな表示部とするイングレース加工工程。
【請求項2】
前記再生用磁器素材がボーンチャイナ素材であってその焼成温度が1000~1150℃の温度域でなされる請求項1に記載の再生磁器製品の製造方法。
【請求項3】
前記再生用磁器素材が高強度磁器素材であってその焼成温度が1200~1280℃の温度域でなされる請求項1に記載の再生磁器製品の製造方法。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の再生磁器製品の製造方法によって委託先より提供された再生磁器素材から製造された再生磁器製品を前記委託先へ戻すことを特徴とするリサイクルモデル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、再生用磁器素材を用いた再生磁器製品の製造方法及びそのリサイクルモデルに関する。
【背景技術】
【0002】
飲食店等で使用される磁器製食器は、素材の種類によりボーンチャイナ(骨灰磁器)、ファインチャイナ(一般磁器食器)、高強度磁器食器(強化磁器食器)等に分類される。これらの磁器製食器は、店内の雰囲気や提供する料理の種類等に応じて適宜採用され、例えば、ホテルやレストラン等の比較的高価格で料理を提供する飲食店等では、透光性があり、高級感を呈するボーンチャイナが好ましく用いられている。
【0003】
ボーンチャイナは、他の素材の磁器製食器と比較して高価格帯の製品であるが、ホテル等では長期にわたって(例えば、20~30年)使い続けることが珍しくない。この種の食器の長期使用では、メタルマーク、表面の細かな傷付きの他、縁の米欠け、金線デザイン等の装飾部分の剥離、でんぷん反応を発生させる汚れの付着等が次第に目に付くようになる。そうすると、提供する料理の見栄えが損なわれたり、不衛生なイメージを与えたりして、食器としての使用が困難となる。そのため、これらの不要となった磁器製食器は適宜廃棄され、代わりに新規の食器が補充されているのが現状である。
【0004】
近年、資源保護や環境負荷低減等の観点から、各種業界で様々な製品のリサイクルが盛んに行われている。リサイクル食器事業の1つとして、出願人は先に廃棄されたアルミナを主原料とした高強度磁器製食器をエコマーク化するために、廃棄されてきた強化磁器製食器を回収しリサイクル高強度磁器食器へと置換することを提案した(例えば、特許文献1参照)。この磁器製食器は、廃棄された強化磁器製食器を粉砕して磁器原料に含有(例えば、16~20重量%)させて形成するため、廃強化磁器製食器が再利用でき、平成25年には環境負荷低減に貢献する広域認定事業へと仕上げた。また、このリサイクル高強度磁器食器は、学校給食の現場等で用いられ、食育や環境問題を指導する教育資材として活用されている。
【0005】
一方、ホテル等が使用するボーンチャイナ等の高価な磁器製食器では、不要となった食器は再利用されることなく保管されるか、あるいはそのまま廃棄されるのが一般的であり、リサイクルが行われていないのが現状である。出願人は、ホテル業界が大量に廃棄している食品廃棄物問題で「もったいない」を語る中、SDGsに参加できる事業を模索していることを察知し、ホテル側に再生磁器製品づくりを提案、結果、ホテル業界から不要な食器の試料提供を受け、リサイクルの輪づくりを始めている。
【0006】
そこで、発明者は、ボーンチャイナ等の高価な食器の利点を生かして再生磁器製品として新たに活用する手法を鋭意検討し、不要な磁器製食器を再生用磁器素材として使用しながらその原形を損なうことなく新たに再生磁器製品を製造する採算性を有する方法を発明するに至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記状況に鑑み提案されたものであり、再生用磁器素材の原形を損なうことなく、素材ごとに新たに再生磁器製品を得ることができる採算性を有する再生磁器製品の製造方法及びそのリサイクルモデルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、請求項1の発明は、破砕することなく原形を保持した再生用磁器素材を用いて再生磁器製品を製造する方法であって、前記再生用磁器素材の縁部の損傷を研削により除去するグラインダー研削工程と、前記再生用磁器素材の表面表示部をサンドブラストにより剥落するサンドブラスト研磨工程と、前記グラインダー研削工程と前記サンドブラスト研磨工程後の再生用磁器素材を加熱焼成して、前記再生用磁器素材の表面の釉薬面を溶融させて無地表面に加工する焼成工程と、前記無地表面に転写紙を貼着し、前記再生用磁器素材を加熱焼成して釉薬面の中に前記転写紙の顔料をイングレース加工でシンクインさせ新たな表示部とするイングレース加工工程とを備えることを特徴とする再生磁器製品の製造方法に係る。
【0010】
請求項2の発明は、前記再生用磁器素材がボーンチャイナ素材であってその焼成温度が1000~1150℃の温度域でなされる請求項1に記載の再生磁器製品の製造方法に係る。
【0011】
請求項3の発明は、前記再生用磁器素材が高強度磁器素材であってその焼成温度が1200~1280℃の温度域でなされる請求項1に記載の再生磁器製品の製造方法に係る。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の再生磁器製品の製造方法によって委託先より提供された再生磁器素材から製造された再生磁器製品を前記委託先へ戻すことを特徴とするリサイクルモデルに係る。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明に係る再生磁器製品の製造方法によると、破砕することなく原形を保持した再生用磁器素材を用いて再生磁器製品を製造する方法であって、前記再生用磁器素材の縁部の損傷を研削により除去するグラインダー研削工程と、前記再生用磁器素材の表面表示部をサンドブラストにより剥落するサンドブラスト研磨工程と、前記グラインダー研削工程と前記サンドブラスト研磨工程後の再生用磁器素材を加熱焼成して、前記再生用磁器素材の表面の釉薬面を溶融させて無地表面に加工する焼成工程と、前記無地表面に転写紙を貼着し、前記再生用磁器素材を加熱焼成して釉薬面の中に前記転写紙の顔料をイングレース加工でシンクインさせ新たな表示部とするイングレース加工工程とを備えるため、元の磁器製品の原形を生かした再生磁器製品が得られて、元の磁器製品の代替品として好適に再生利用可能であり、採算性を備えるとともに磁器製品のリサイクルに大きく貢献することができる。
【0014】
請求項2の発明に係る再生磁器製品の製造方法によると、請求項1の発明において、前記再生用磁器素材がボーンチャイナ素材であってその焼成温度が1000~1150℃の温度域でなされるため、ボーンチャイナ素材に対して適切に無地表面の加工やイングレース加工を行うことができる。
【0015】
請求項3の発明に係る再生磁器製品の製造方法によると、請求項1の発明において、前記再生用磁器素材が高強度磁器素材であってその焼成温度が1200~1280℃の温度域でなされるため、高強度磁器素材に対して適切に無地表面の加工やイングレース加工を行うことができる。
【0016】
請求項4の発明に係るリサイクルモデルによると、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の再生磁器製品の製造方法によって委託先より提供された再生磁器素材から製造された再生磁器製品を前記委託先へ戻すため、新しい磁器製品の補充コストの低減に寄与できて採算性に優れており、「三方良し」のサプライチェーンの維持に貢献でき、環境にも優しい事業を展開することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の一実施形態に係る再生磁器製品の製造方法を含むリサイクルモデルの概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係る再生磁器製品の製造方法を含むリサイクルモデル1の概念図である。このリサイクルモデル1は、本発明の再生磁器製品の製造方法10によって委託先より提供された再生磁器素材から製造された再生磁器製品を委託先へ戻すものである。以下、本発明の再生磁器製品の製造方法とともに、リサイクルモデルについて説明する。
【0019】
本発明の再生磁器製品の製造方法10は、再生用磁器素材を用いて再生磁器製品を製造する方法であって、グラインダー研削工程20と、サンドブラスト研磨工程30と、焼成工程40と、イングレース加工工程50とを備える。
【0020】
再生用磁器素材は、破砕されることなく原形が保持された各種磁器製品であり、再生磁器製品を製造するための磁器材料として使用される。再生用磁器素材となる磁器製品は、磁器製品を製造、使用、販売等を行う各種の使用者2から適宜提供される。なお、この再生用磁器素材から得られる再生磁器製品は、再生用磁器素材の原形に即した製品となる。
【0021】
再生用磁器素材として使用可能な磁器製品は、食器類や工芸品等の公知の磁器製品のうち、大きな破損個所がなく元製品の原形が残されたものが対象となる。特に、使用により損傷や汚れを有する磁器製品が好ましく用いられる。実施形態の再生用磁器素材は、ホテルやレストラン等の飲食店等で長期使用されたボーンチャイナや高強度磁器食器等の磁器製食器である。この磁器製食器は、長期使用により、メタルマーク、表面の傷、縁の米欠け、金線デザイン等の装飾部分の剥離等の外形の破損に至らない程度の損傷や、でんぷん反応を発生させる汚れ等の通常の洗浄で洗い流すことが困難な汚れ等が残っている食器である。これらの食器は、通常、製品としての使用を避けて不要品として廃棄や保管されるため、再生用磁器素材とすることにより、磁器製品のリサイクルに貢献することができる。
【0022】
グラインダー研削工程20は、再生用磁器素材の縁部に付着したメタルマークや損傷等を研削により除去する工程である。グラインダー研削工程20では、公知のグラインダー(研削盤)等の適宜の研削手段が使用される。縁部の損傷としては、米欠け等の微細な欠けや金線装飾等の剥離部分等が挙げられる。この研削手段により、メタルマークや微細な欠け、剥離していない装飾部分の金属付着等を除去することができる。
【0023】
サンドブラスト研磨工程30は、再生用磁器素材の表面表示部をサンドブラストにより剥落させる工程である。サンドブラスト研磨工程30では、公知のサンドブラスター等の適宜の研磨材吹付手段が使用される。再生用磁器素材の表面表示部とは、例えば、磁器製品の表面に上絵付けされた絵柄部分等である。上絵付けは、釉薬を塗って焼成した後に絵付けされるため、採算性を持つ工業化したサンドブラスト研磨により適切に剥落される。
【0024】
焼成工程40は、グラインダー研削工程20とサンドブラスト研磨工程30後の再生用磁器素材を加熱焼成して、再生用磁器素材の表面の釉薬面を溶融させて無地表面に加工する工程である。グラインダー研削工程20やサンドブラスト研磨工程30を経た後の再生用磁器素材は、表面が微細な凹凸状に形成された梨地状表面となっている。また、この他に、再生用磁器素材の表面には、微細な損傷やでんぷん反応を発生させる汚れが存在する。この再生用磁器素材を所定温度で加熱焼成することにより、再生用磁器素材表面の釉薬面が溶融されて、梨地状表面や微細な損傷等の凹凸や汚れ等が消失して無地表面が形成される。結果、資源活用できる安価な磁器素材に生まれ変わる。
【0025】
焼成工程40での焼成温度は、再生用磁器素材の種類に応じて適宜に設定される。例えば、再生用磁器素材がボーンチャイナ素材であれば焼成温度は1000~1150℃程度の温度域、ファインチャイナ素材や高強度磁器素材であれば焼成温度は1200~1280℃程度の温度域でなされる。このように、素材の種類に応じた焼成温度で加熱焼成することにより、各種類の磁器素材において、通常の磁器製品の無地のバージン素材と同等の磁器材料が得られる。
【0026】
イングレース加工工程50は、無地表面に転写紙を貼着し、再生用磁器素材を加熱焼成して釉薬面の中に転写紙の顔料をイングレース加工でシンクインさせて新たな表示部とする工程である。イングレース加工工程50における加熱焼成は、焼成工程40と同様に再生用磁器素材の種類に応じた焼成温度で行われる。すなわち、再生用磁器素材がボーンチャイナ素材であれば焼成温度は1000~1150℃程度の温度域、ファインチャイナ素材や高強度磁器素材であれば焼成温度は1200~1280℃程度の温度域である。また例えば、現状稼働している工業化されたイングレース加工を当該イングレース加工工程50で使用することで、採算性が得られる。なお、転写紙は、上記素材の種類に適した焼成温度で使用可能な公知の転写紙が適宜選択される。
【0027】
イングレース加工工程50では、加熱焼成により軟化された再生用磁器素材の釉薬面に転写紙の顔料を沈み込ませて発色させる。このようにイングレース加工によって磁器製品に絵付けされた絵柄は、食品衛生法を遵守し、鮮やかで艶や光沢感のある色合いが表現できるとともに、比較的色落ちしにくく耐久性に優れるものとなる。
【0028】
本発明の再生磁器製品の製造方法10は、傷や汚れがあって不要となった磁器製品を粉砕することなく原形を保持したまま再生用磁器素材として利用するものであって、グラインダー研削工程20、サンドブラスト研磨工程30、焼成工程40を経て再生用磁器素材から傷や汚れを取り除いて再生用磁器素材の表面を無地表面として修復させた後、イングレース加工工程50によって無地表面に装飾を施して新たな磁器製品(再生磁器製品)を製造するものである。そのため、元の磁器製品の外形を損なわずに、その外形を生かした採算性が得られた再生磁器製品を生産することができる。
【0029】
このような再生磁器製品を得る製造方法10は、例えば、ボーンチャイナ製の食器等の高価格帯の磁器製品等、外形や外観等に所定の価値が認められるような製品の再利用に好適である。すなわち高価格帯の磁器製食器等は、再利用に際して粉砕等をすると他の磁器製品と差異のない粉砕材料となってしまうが、原形を保持すれば元の磁器製品と同種で新たな磁器製品とすることができる。そのため、元の磁器製品の代替品として好適に再生利用可能となり、磁器製品のリサイクルに大きく貢献することができる。
【0030】
そこで、本発明の再生磁器製品の製造方法10では、例えば、ホテルやレストラン等の飲食店を委託先5とし、傷や汚れが残って不要となった高価格帯の磁器製食器等を再生用磁器素材として活用できることを提案した場合、委託先5から提供された不要な磁器製食器(再生用磁器素材)を新たな磁器製食器(再生磁器食器)に修復して委託先5へ戻すリサイクルモデル1を確立することができる。そのため、従来、ホテルやレストラン等で活用されていなかった高価格帯の磁器製食器を無駄なく新たに活用することが可能となる。
【0031】
このように、本発明の再生磁器製品の製造方法10を利用したリサイクルモデル1では、委託先5から提供された不要な磁器製食器等の磁器製品を修復してそのまま委託先5へ戻して再利用可能とするため、新しい磁器製品の補充コストの低減に寄与でき、結果「三方良し」のサプライチェーンの維持に貢献できて新しい磁器製品の補充コストの低減を図ることができるとともに、環境にも優しい事業を展開することができる。
【0032】
なお、本発明の再生磁器製品の製造方法及びそのリサイクルモデルは、前述の実施形態のみに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、実施形態では、グラインダー研削工程の後にサンドブラスト研磨工程を行ったが、グラインダー研削工程とサンドブラスト研磨工程は焼成工程の前であればどちらを先に行っても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の再生磁器製品の製造方法は、不要となった磁器製品の原形を保持したまま修復して新たな磁器製品を製造するものであるため、元の磁器製品の原形を生かした再生磁器製品が得られて、元の磁器製品の代替品として好適に再生利用可能であり、磁器製品のリサイクルに大きく貢献することができる。また、委託先から提供された不要な磁器製食器を磁器製食器として修復して委託先へ戻す新たな採算性を有するリサイクルモデルを確立することができる。
【符号の説明】
【0034】
1 リサイクルモデル
2 使用者
5 委託先
10 再生磁器製品の製造方法
20 グラインダー研削工程
30 サンドブラスト研磨工程
40 焼成工程
50 イングレース加工工程